中学校における生徒指導主事のリーダーシップに関する研究
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(2) ることがわかった。. 認識に比べて現実の平均点が特に低い項. 第3章生徒指導主事のリーダーシッ. 目として、マネジメントのr生徒指導に関す. プに関する量的分析. る専門的知識に精通している」という項目、. ①生徒指導主事のリーダーシップの構成要. 同僚性については、r教員の一人ひとりの長. 件. 所を生徒指導に活かすことができる」という. 方法 県内公立中学校の生徒指導主事(122. 項目、問題対応については、r生徒指導上の. 名)と他の教師(403名)に対して生徒指導主事. 問題解決過程の動向を把握する」という項目. のリーダーシップについての質問紙調査を. があげられた。. 行う。. 生徒指導主事は、リーダーシップを発揮す. 生徒指導主事と他の教師を対象に、生徒指導. るうえで、生徒指導上の目標達成をめざして、. 主事がリーダーシップを発揮する上で必要. 指導に関する専門的知識、生徒指導に関する. とされる要件について検討した。主因子法に. 研究・計画的な取り組み、同僚の個性を把握. よる因子分析の結果。第1因子は生徒指導目. しお互いが協力できる関係づくり、問題解決. 標の推進や協働的研究等から成る「マネジメ. 過程を把握して適切かつ迅速な対応を行う. ント」(α=.868)、第2因子は同僚の失敗をフ. マネジメント、および同僚性の重要性を強く. ォローする等から成るr同僚性」(α=.869)、. 意識している。しかし、現実にはそれらが実. 第3因子は問題対応について明確な指示を. 現できずに苦悩している。. 与える等から成る「問題対応」(α=.793)、第. 第4章 総合考察と今後の課題. 4因子は恐そうな雰囲気等から成るr個人的. 生徒指導主事は連携を推進するために全. 資質」(=.634)と命名された。. 体を見通すrマネジメント」や、その前提と. ②生徒指導主事と他の教師の意識の差. しての他の教師の個性の理解と個々の教師. 抽出され4因子に関して生徒指導主事と. の専門性の活用によるr同僚性」が重要だと. 他の教師との意識の差についてのt検定を打. 考えている。しかし、他の教師は「マネジメ. つだ。. ント」や「同棲性」よりも、重大事案におけ. Tab1e1 生徒指標主■と他の教師別平均得仁とSDおよ誠検定の絡黒. る問題対応についてのみリーダーシップを 求める傾向がみられる。そのことが、生徒指. 生. SD SD t. マ ジメント 39,68 3.1フ1 30j王1 4.809 6.84榊. 同僚性 35,96 3.他2 32切 4−024 7.1羽軸 間1一対日; 23」01 1.324 22,51 2−206 3,105納. 賃人的貫賃 10−45 2.242 1α09 2−355 1.45. 導主事のリーダーシップに関する他の教師 との認識のズレを生み、協働的生徒指導体制. 生徒指導主事がリーダーシップにおいて. の構築を困難にしていると考えられる。問題. 「マネジメント」と「同僚性」を重要と考え. 解決的な生徒指導に終始せず、開発的・予防. ているのに対して、他の教師は、生徒や保護. 的な生徒指導を推進していくためには、生徒. 者への問題対応の成否を重要視している。こ. 指導目標や問題行動への対応についての方. の認識のズレが、協働的機能に影響を及ぼし. 針や対策を立てることが重要である。その不. ていると考えられる。. 可欠な前提として、生徒指導主事と他の教師. ③生徒指導主事自身のリーダーシップに関. との間で、生徒指導主事のリーダーシップに. する認識と現実との養. ついての認識と共通理解を図る必要がある。. 生徒指導主事自身がリーダーシップに必要. そのためには、生徒指導の内容や協働的体制. と考える要件について認識と、それが実際に. に関する共通認識を得るための研修体制の. 発揮されているかどうかという現実との差. 整備が求められる。. についてt検定を行った。. 主任指導教員 小林 小夜子. Tab1e2 生徒指導主裏の認識と現実の平均得値とSDおよびt検定の結集. ___跳__ __」魁_ SD SD. マ ジメニ’ト 39,68 3・一丁一 33・84 4・9−9 14・05榊. 同僚性 35,96 3.432 30.45 4316 14・2恥林 間田対応 23,07 1.324 1舳2 2.8万 13。頸榊 信人的資質 10.45 Z242 1皿68 2.121 1.11. 一69一. 指導教員 新井 肇.
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