表現することを通して読む力を育てる学習指導に関する研究 : 複数の登場人物の立場から手紙を書く言語活動
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(2) ①登場人物の立場から手紙を書く練習と「よい. るようになった。. 書き換えのポイント」の生み出し. 第三章. 既習教材を用いた「書き換え」の練習を行い、. 【四つの留意点の有効性 授業実践との関係一】. 言語活動について具体的なイメージをもった。. ①『書き換え」の形式の工夫. また、練習として書いた「書き換え」作品の良. 複数の登場人物の立場から手紙を書くという. いところを伝え合って「よい書き換えのポイン. 「書き換え」学習活動を通して、叙述を手掛か. ト」を生み出し、「書き換え」学習活動を通し. りに登場人物の心情を読むカを身に付けた。ま. て付けたい力や「書き換え」学習活動の方法を. た、複数の登場人物の立場からの読みを基に手. 理解した。その後は、常に「よい書き換えのポ. 紙を書く中で、自分なりの読みを生み出すこと. イント」を意識して学習に取り組んだ。. ができた。. ②女の子とおばあさんの往復書簡. ②具体的な学習の見通し. r女の子」とrおばあさん」の両方の立場か. 単元の始めに「書き換え」の練習を行うととも. ら往復書簡に取り組んだ。女の子とおばあさん. に、「書き換え」学習活動を通して付けたいカや. の手紙を関連させたり、伝え合いを通して他の. 「書き換え」学習活動の方法を確認し、学習に具. 学習者の読みを取り入れたりして、女の子の心. 体的な見通しをもたせた。学習者は、付けたい. 情やおぱあさんとのつながりについて読み深め. 力や方法を常に意識して「書き換え」学習活動に. ることができた。. 取り組み、物語を読む力を高めることができた。. ③白うさぎと女の子の往復書簡. ③連続性をもった単元を貫く言語活動. 「白うさぎ」と「女の子」の両方の立場から. 「書き換え」を単元を貫く言語活動として位. 往復書簡に取り組んだ。さらう側とさらわれる. 置付け、場面の読み取りの段階から繰り返し行. 側という相反する関係にある白うさぎと女の子. った。学習者は、登場人物の心情を読む力を身. の両方の立場から手紙を書くことによって、多. に付けるとともに、手紙の中心となる内容とそ. 様な立場から出来事を捉えることができた。. れを支える内容との関係を考えることができる. ④学びの振り返り. ようになった。. 学びの振り返りにおいては、「書き換え」学. ④伝え合いと学びの振り返り. 習活動を通して、登場人物の心情を読む力が付. 伝え合いを通して、他の学習者の読みを取り. いたことなどを、自分の言葉によって振り返る. 入れたり、自分の読みを深めたりすることがで. ことができた。. きた。また、学びの振り返りによって、「書き換. 【「書き換え」学習活動における「よい書き換 えのポイント」の使用率の変化と考察】 「書き換え」や伝え合いにおい一て学習者が使. え」学習活動を通して物語を読む上で付いた力 を、学習者自身が明確に確認することができた。 【今後の課題】. ったポイントの使用率の変化について考察する. ①年間指導計画的な視点をもち、多様なr書き. ことを通して、「書き換え」と伝え合いとを相. 換え」学習活動を取り入れる。. 互に関連させながら読むカを高めていったこと. ②「書くこと」以外の領域との関連を図る。. を確認した。学習者は、最初は出来事に着目し. 主任指導教員 堀江 祐爾. ていたが、徐々に登場人物の心情にも目を向け. 指導教員 堀江祐爾.
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