一般財団法人
日本産業協会
問 題 用 紙
(第 2 時限)
消費者問題
消費者のための行政・法律知識
(制限時間 60 分)
第 21 問 〜 第 35 問
(受験上の注意)平成28 年度 消費生活アドバイザー資格試験
(平成 28 年 10 月 2 日実施) 1. 受験中は、受験票を必ず机上に出して下さい。 2. 筆記用具は、鉛筆、シャープペンシル、消しゴムを使用して下さい。 なお、鉛筆、シャープペンシルの芯の濃さは、HB以上とします。 3. 受験中は、2. で記載の筆記用具以外の使用を禁じます。 4. 解答用紙に受験番号と氏名を必ず記入して下さい。 5. 試験内容に関する質問には一切お答えいたしません。 6. 途中退席する場合は、解答用紙を係員に提出して静かに退席して下さい。 7. 受験中は、携帯電話等の通信機器の電源を必ず切って下さい。消費生活アドバイザー資格試験は、消費生活相談員資格試験を兼ねて実施します。
第21問 次の文中の の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで解答欄 に番号で記入しなさい。 情報通信技術を利用し、多様かつ大量の情報を相互に交換することによって、様々な 分野の活動を電子ネットワーク上で行える高度情報化社会では ア が顕著となり、 年代や都市の規模、収入における格差が生じ、情報のバリアフリー化への配慮が求めら れている。誰でもいつでも自由に情報技術が使える イ ネット社会が現実のものと なり、消費者は時間や空間に関係なく、簡単に人やモノとつながることができるように なる一方で多くの情報に翻弄されないよう、情報を主体的に取捨選択することができる ウ が必要となっている。あわせて、消費者として目的を果たすために最適な選択 をする エ や、注意深く冷静に分析して、新たな判断や行為を決定するための オ といった生活環境醸成型の消費者教育が重要となっている。 【語 群】 1 .合意形成能力 2 .デバイス 3 .ユビキタス 4 .批判的思考力 5 .ウェアラブルコンピュータ 6 .デジタルディバイド 7 .情報リテラシー 8 .情報セキュリティー 9 .ブロードバンド 10.デジタルネイティブ 11.共生型 12.意思決定能力 13.デジタルサイネージ
第22問 次の消費者基本計画(2015(平成27)年 3 月24日閣議決定)からの抜粋について、 文中の の部分に、下記の語群のうち正しいものを選んで解答欄に番号で 記入しなさい。 消費者が、自らの消費行動が環境、社会、文化等の幅広い分野において他者に影響を 及ぼし得ることへ理解を深めていくことが必要である。リサイクルの推進、適正な ア 及び食品ロスの削減に向けた取組のほか、被災地の復興に対する理解を深める ことなどにも貢献する イ ( ウ 開発のための教育)の普及啓発に努める。また、 地域の活性化や雇用なども含む、人や社会・環境に配慮した消費行動( エ )や、開 発途上国の生産者と先進国の消費者を結び付けることで、より公正な取引を促進し、開 発途上国の労働者の生活改善を目指す「 オ 」の取組にも関心が高まっている。こ うした(ウ)ライフスタイルへの理解を促進するため、消費者庁において、(エ)等に関 する調査研究を実施する。 【語 群】 1 .フェアトレード 2 .環境家計簿 3 .加工 4 .カーボンフットプリント 5 .グリーンコンシューマー 6 .ESD 7 .EED 8 .倫理的消費 9 .ライフサイクルアセスメント 10.環境配慮型 11.持続可能な 12.環境問題 13.フードマイレージ 14.廃棄 15.エコロジカル消費
第23問 次の事項は、消費者教育について説明したものである。正しいものを 2 つ選ん で解答欄に番号で記入しなさい。 1 学校教育で消費者教育が本格導入されたのは2000年代以降であり、小学校、中学校、 高校の順に導入された。 2 消費者教育の推進に関する国の責任を最初に明記した法律は、2004(平成16)年制 定の「消費者基本法」である。 3 消費者教育は、家庭科や社会科などの特定の教科・科目を通じて行われる必要が ある。 4 「消費者教育の推進に関する法律」では、消費者教育の自主的な活動や、従業員に 対して研修を実施し、消費生活に関する知識や理解を深める努力義務が企業に課せら れている。 5 「消費者教育の推進に関する法律」では、都道府県・市町村に消費者教育推進地域 協議会を組織するよう努めなければならないと規定されており、消費者教育の担い手 による様々な情報交換が期待される。 第24問 次の事項は、今日の消費者行動・意識と消費者問題について説明したものであ る。誤っているものを 2 つ選んで解答欄に番号で記入しなさい。 1 2014(平成26)年度の消費生活相談件数を商品・サービス別でみると、「金融・保険 サービス」に関わる相談が突出して多く、次いで「運輸・通信サービス」、「教養娯楽 品」の順となる。 2 「表示を十分確認したり、トラブルに備え対処方法を予め準備・確認しておく」(消 費者庁「消費者意識基本調査(2014(平成26)年度)」)など、積極的な行動を心掛けてい る消費者は、横バイあるいは減少傾向にある。 3 近年、「食品ロス」は資源・環境などの観点から大きな問題となっており、2012(平 成24)年に「食品ロス削減関係省庁等連絡会議」を消費者庁に設置した。 4 消費生活相談件数は、2004(平成16)年度をピークに2005(平成17)年度から減少傾 向にあったが、2013(平成25)年度、2014(平成26)年度と増加した。 5 2014(平成26)年度「生活者の企業観に関する調査」(一般財団法人経済広報セン ター)によると、消費者が企業を評価する際の情報源は、新聞、企業以外(マスコミや 情報提供会社、生活者など)のインターネットサイト、テレビの順となっている。
第25問 次の文中の の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで解答欄 に番号で記入しなさい。 2014(平成26)年度の高齢者の消費生活相談件数は前年度をやや下回ったものの、 ア に関連した相談の減少を除けば、全体的には増加傾向にあり、高齢者の消費生 活相談件数は依然と高水準にある。特に イ に関連した相談は、高齢者を含め相談 する年齢層は幅広くなっている。また、内閣府「平成27年版高齢社会白書」によれば、 65歳以上の高齢者人口は ウ 万人を突破し、今後も増加するとされる。こうした高 齢者人口の増加とともに、高齢者の消費者被害の防止および救済のために、近年、内閣 府では、関連団体と協力しながら エ を作成している。さらに、 オ を活用して 高齢者被害・トラブルの防止および救済に向けた整備も進められている。 【語 群】 1 .金融商品 2 .訪問販売 3 .5,000 4 .見守りガイドブック 5 .後見支援制度 6 .アダルト情報サイト 7 .健康食品の送り付け販売 8 .4,000 9 .消費者ガイドブック 10.見守り後見制度 11.ゲーム関連商品 12.無店舗販売 13.3,000 14.障害者ガイドブック 15.成年後見制度 第26問 次の文中の の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで解答欄 に番号で記入しなさい。 全国自治体の消費生活センターは、2015(平成27)年 4 月 1 日時点では、 ア カ所 あり、その他、すべての市町村に イ が設置されている。 ウ の制度は、消費生 活センターなどの存在や連絡先を知らない消費者が、全国共通の番号に電話すれば、近 くの(イ)を案内するものである。 エ 7 月より、(ウ)の 3 桁化が実施され、110番 (警察)や、119番(消防)と同様に、全国どこでも、 3 桁の番号 オ をダイヤルすれば、 (イ)が案内されるシステムとなった。 【語 群】 1 .2009(平成21)年 2 .1742 3 .消費者ホットライン 4 .消費生活相談窓口 5 .184(イヤヨ) 6 .消費者相談員 7 .188(イヤヤ) 8 .消費者情報ダイヤル 9 .187(イヤナ) 10.786 11.2016(平成28)年 12.消費者被害救済センター 13.2015(平成27)年 14.67 15.消費者110番
第27問 次の文中の の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで解答欄 に番号で記入しなさい。 地域の見守りネットワークの整備は消費者行政においても重要な課題となっている。 2014(平成26)年に改正された ア では、高齢者、障害者など消費者被害に遭いやす い人の見守り活動などを行う組織として イ を規定している。また、(ア)では、地 方公共団体の消費者安全に関する行政と連携して活動を行う民間の団体または個人を消 費生活協力団体または ウ として委嘱することができるとしている。 消費者庁は、消費者基本計画を踏まえ、どこに住んでいても質の高い相談・救済を受 けられ、安全・安心が確保される地域体制を全国的に整備することをめざして エ を展開しているが、この中では、見守りネットワークの中核となる( イ)に関して、人 口 オ 万人以上の全市町で組織することを当面の目標としている。 【語 群】 1 .消費生活相談員 2 .公民館 3 .消費者安全確保地域協議会 4 .消費者契約法 5 .消費者基本法 6 .消費者安全法 7 . 2 8 .消費者実施計画 9 .消費生活協力員 10.地方消費者行政推進要綱 11. 5 12.消費生活連携スタッフ 13.地方消費者行政強化作戦 14.10 15.消費者見守りネットワーク
第28問 次の文中の の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで解答欄 に番号で記入しなさい。 消費者団体訴訟制度は、 ア の認定を受けた消費者団体が、事業者の不当な行為 に関して差止請求を行ったり、不当な事業者に対して被害 イ を請求したりする仕 組みである。「消費者契約法」に基づき、(ア)により認定される適格消費者団体は、不 特定多数の消費者の利益のために差止請求権を行使することができる。適格消費者団体 は、「消費者契約法」の他、「特定商取引に関する法律」、「不当景品類及び不当表示防止 法」、「 ウ 」の規定に基づいて事業者の行為に関して差止請求を行うことができる とされており、2016(平成28)年 3 月末時点において、全国で エ 団体が認定されて いる。また、消費者の財産的被害の(イ)を行う オ は、「消費者の財産的被害の集団 的な(イ)のための民事の裁判手続の特例に関する法律」に基づき、(ア)が適格消費者 団体のうちから認定することとなっている。 【語 群】 1 .金融商品取引法 2 .裁判所 3 .補償 4 . 8 5 .割賦販売法 6 .内閣総理大臣 7 .認定消費者被害救済ネットワーク 8 .食品表示法 9 .賠償 10.14 11.特定適格消費者団体 12.法務大臣 13.47 14.回復 15.指定適格消費者団体
第29問 「特定商取引に関する法律」が、適用対象となる各種の取引において、事業者に 対して消費者への交付を義務付けている書面(申込みの内容を記載した書面、契 約の内容を明らかにする書面など。以下、「申込み書面など」とする。)に関する 次の事項のうち、法律上正しいものを 2 つ選んで解答欄に番号で記入しなさい。 1 事業者が法律に違反して消費者に申込み書面などを交付しなかった場合、消費者 はその契約を取り消すことができると定められている。 2 事業者が消費者に交付するためにあらかじめ印刷して作成した申込み書面などの 内容と異なる特約を、事業者の販売員と消費者とで合意した場合、たとえその内容を 申込み書面などの余白に手書きして販売員が署名捺印しても、その特約部分は無効で あると定められている。 3 クーリング・オフ期間の起算日は、申込み書面などが消費者に交付された日とす る取引と商品が引き渡された日とする取引がある。 4 申込み書面などには、契約当事者(事業者と消費者)双方の署名または記名捺印が 法定の記載事項の 1 つとされている。 5 事業者が消費者に虚偽の記載のある申込み書面などを交付した場合、刑罰が科さ れるとされている。
第30問 次の基本事例について、各事項のうち、法律上正しいものを 2 つ選んで解答欄 に番号で記入しなさい。(なお、各事項内に記載されている内容以外の法令違反 も、適用除外事由も、免責される事由もなかったものとする。また、各事項は、 それぞれ独立したものである。) [基本事例] 突然、消費者 A の住居(戸建木造建築)に住宅リフォーム業者 B の販売員が訪れ てきて、「お宅の屋根瓦はかなり傷んでいます。まもなく雨漏りします。軽くて 台風にも地震にも強い丈夫な瓦に葺き替えませんか」と勧誘した。消費者 A は 販売員による説明を聞いた結果、屋根の全面的な改修工事を B に申し込んだ。 工事代金は350万円で代金はクレジット(個別信用購入あっせん)で10カ月後に一 括払いすることにした。 1 リフォーム業者 B は、消費者 A 宅を訪問して契約の締結について勧誘することに つき、あらかじめ A の承諾を得ていなかった。「特定商取引に関する法律」は、消費 者からの契約締結についての勧誘の要請がないのに消費者宅を訪問して勧誘すること を禁止しており、A はこの法令違反を理由に契約を取り消すことができる。 2 消費者 A は「雨漏りして家が傷んでは大変ですから」とリフォーム業者 B の販売 員に伝えて、契約を締結した。しかし屋根瓦は古くても高級であるため全く傷んでい ないことが分かった。A は、契約締結時から10日を経過しているが、「特定商取引に 関する法律」の定める不実告知を信じて契約したとしてリフォーム契約を取り消すこ とができる。 3 契約書面には、「地震対策特別キャンペーン割引のため着工後はクーリング・オフ による契約の解除はできません」との赤字のゴム印による記載がされていて、消費 者 A はこの説明を受けており納得していた。この場合、A は、着工後はクーリング・ オフによる契約の解除ができない。 4 工事が完了して10日目に雨が降ったところ住宅のあちこちから雨漏りして、天井、 壁、家財道具などにシミが発生した。欠陥工事が原因であると判明したので、消費者 A はその10日後に補修工事と損害賠償を求めたが、リフォーム業者 B はこれに応じ ず、その後倒産した。個別信用購入あっせん業者(クレジット会社)C から工事代金相 当額を支払うように請求されたが、 1 回払いであっても支払いを拒否できる。 5 工事が完了してから 2 年後に雨漏りし始めた。契約書には「工事に欠陥があった 時は工事完了から 1 年間は無料で、それ以後は有料で補修工事をおこないます」と記 載されていた。「住宅の品質確保の促進等に関する法律」により屋根の工事に関して 請負人は工事完了から10年間の瑕疵担保責任を負うと定められているので、消費者 A はリフォーム業者 B に対して無料で修理するように請求できる。
第31問 未成年者が法定代理人(両親など)の同意を得ずに単独で結んだ契約に関する説 明について、次の事項のうち、正しいものを 2 つ選んで解答欄に番号で記入し なさい。 1 満18歳以上に選挙権が与えられる法律が施行された後は、18歳は成人とみなされ るので、19歳の大学生が法律の施行後に結んだ上記の契約は取り消せない。 2 19歳の大学生が大学の授業料として両親から受け取っていたお金を使って35万円 のバイクを購入する契約を結んだ場合、成人後に追認や法定追認に当たる事情がなけ れば、同人は、卒業間際の22歳の時点でもその契約を取り消すことができる。 3 19歳の大学生が両親の同意を得て結婚し、その後に結んだ契約であっても、その 契約について同意を得ていない以上、同人は、その契約を取り消すことができる。 4 19歳の会社員が自ら稼いだ給料で100万円の指輪を購入する契約を結んだ場合、同 人も法定代理人もその契約を取り消すことができない。 5 19歳の無職の者が、父親から500万円の起業資金の援助を受けて個人営業を開始し、 営業のために200万円の不相応な応接セットを購入する契約を結んだ場合、同人も法 定代理人もその契約を取り消すことができない。
第32問 次の文中の の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで解答欄 に番号で記入しなさい。 契約は、契約の内容を示してその締結を申し入れる意思表示( ア )に対して相手 方が無条件に応じる意思表示( イ )をした時に成立する。つまり、(ア)と(イ)の意 思表示が合致すれば、それだけで契約は有効に成立するのが原則である。それゆえ、法 令に特別の定めがある場合を除いて、有効な契約の成立には、 ウ の作成や申込金 の支払いなどの方式を必要としない。民法上の唯一の例外として、 エ 契約は、(ウ) でしなければ無効である。 「消費者契約法」においても、(ウ)は契約の成立の要件ではない。「特定商取引に関 する法律」などでは、事業者に契約内容を明らかにする(ウ)の交付が義務付けられる 場合があるが、その場合においても、(ウ)は契約の成立要件ではない。 消費者契約の多くの場合には、事業者が予め定型的な条項を定めた内容で契約が結ば れる。これを オ による契約という。(オ)は、交通・運輸・ガス・電気・保険など 大量の取引を画一的・効率的に処理する利点がある。一方で、( オ)には消費者にとっ て不利な条項が一方的に挿入される危険がある。そこで、一定の事業については、認可 制度や行政指導によって内容の規制が行われてきた。「消費者契約法」には、一定の条 項を無効とする規定が置かれているが、(オ)全般を規律する法令は、わが国にはまだ 存在しない。 【語 群】 1 .定款 2 .請負 3 .告示 4 .承認 5 .実印を押した書面 6 .同意 7 .書面 8 .公正証書 9 .保証 10.消費貸借 11.申込み 12.賃貸借 13.約款 14.公示 15.承諾
第33問 次の事項は、民事法上の損害賠償請求について説明したものである。正しいも のを 2 つ選んで解答欄に番号で記入しなさい。(なお、各事項内に記載されてい る内容以外の法令違反も、適用除外事由も、免責される事由もなかったものと する。) 1 英会話学校が英会話レッスン契約で約束した日時に講師を手配できなかったこと により生徒が損害(たとえば無駄になった当日の交通費)を被った場合、その損害の賠 償を請求するには、生徒は学校に故意または過失があったことを証明しなければなら ない。 2 友人から借りた服をクリーニングに出したところ、仕上がった服が破れていた場 合、その服の所有者がクリーニング店に対して損害賠償を請求するには、クリーニン グ店に故意または過失があったことを証明しなければならない。 3 賞味期限内の国産缶詰を食べた人が食中毒にかかった場合、被害者がその缶詰の 製造業者に損害賠償を請求するには、製造業者に故意または過失があったことを証明 しなければならない。 4 購入した建売住宅に耐震基準をみたさない材料が使われていることがわかった場 合、買主が耐震補強に必要な工事費用相当額について、損害賠償を請求するには、建 物を建築販売した業者に故意または過失があったことを証明しなければならない。 5 買主が購入した電気製品を据え付ける工事をした業者の従業員が工事の際に買主 の家の壁に傷をつけてしまった。買主が販売店に損害賠償を請求しようとしたところ、 販売店が倒産してしまったので、工事業者に損害賠償を請求したい。被害者が工事業 者に損害賠償を請求するには、工事業者の従業員に故意または過失があったことを証 明しなければならない。
第34問 「割賦販売法」によるクレジットカード(以下、「カード」という)取引の規制に ついて、次の事項のうち、正しいものを 2 つ選んで解答欄に番号で記入しなさい。 1 包括信用購入あっせん業者(カード会社)は、消費者にカードを交付する時は取引 条件に関する一定事項を記載した書面を交付しなければならない。 2 カードの紛失盗難などでカード会員(消費者)以外の者によってカードが不正使用 された場合のカード会員の支払責任の内容は、「民法」および「消費者契約法」によっ て無効とならない限り、包括信用購入あっせん業者(カード会社)は約款(会員規約)に よって自由に定めることができる。 3 カード会員が販売業者など(加盟店)に対して生じている事由を持って包括信用購 入あっせん業者(カード会社)に対抗できる抗弁権の制度は、カードを利用した代金の 総額が 1 万円に満たない場合は適用されない。 4 カード会員が販売業者など(加盟店)でカードを利用して購入した商品の欠陥が原 因で負傷したなど損害が発生した場合、会員はカード会社に対して損害賠償を請求で きるとされている。 5 リボルビング払の場合にカード会員(消費者)が包括信用購入あっせん業者(カード 会社)に支払う手数料率は実質年率20%を超えてはならないとされている。
第35問 食品の安全性に関する法制度について、次の事項のうち、正しいものを 2 つ選 んで解答欄に番号で記入しなさい。 1 「食品安全基本法」は、基本理念を定め、食品の安全性の確保は国民の健康への悪 影響が未然に防止されるようにすることを旨として行わなければならないとしている。 2 「食品安全基本法」は、「何人も販売されている食品の安全性に疑いがあり国民の健 康が脅かされていると認識する時は、内閣総理大臣に申し出て、適切な措置をとるよ う求めることができる」としている。 3 食品安全委員会の委員は、消費者委員、事業者委員および学識経験者委員によっ て構成されるとされている。 4 内閣総理大臣が「食品表示法」に基づく食品表示基準を定めようとする時は、あ らかじめ食品安全委員会の意見を聴かなければならないとされている。 5 食品安全委員会は、関係各大臣からの諮問がなくても、自ら食品健康影響評価(人 の健康に悪影響を及ぼすおそれがある食品が摂取されることにより人の健康に及ぼす 影響についての評価)を行い、その結果に基づき内閣総理大臣を通じて関係各大臣に 対して講ずべき施策について勧告することができる。