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タイトルライターになろう

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Academic year: 2021

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第3学年

国語科学習指導案

1 単元名

「タイトルライターになろう」

2 指導観

○ 国際学力比較テストPISA(Programme for International Student Assessment) の成績が発表され た。調査内容は各国の学力が 21 世紀の社会にふさわしいレベルに到達しているかどうかを見る もので、国語は読解リテラシーの調査であった。読解リテラシーとは「自らの目標を達成し、自 らの知識と可能性を発達させ効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用 し、熟考する能力」である。つまり、現在の国際化、情報化社会の中で生徒に求められている国 語の力とは「資料を正しく理解し活用する能力」であると言える。その結果が前回の8位から14 位に大きく後退した。この原因の一つに、生徒の読書離れとともに、資料から必要な情報を的確 に読み取る能力の低下が大きく影響していると考えられる。そこで、最も身近な情報源である新 聞の読者の投書欄を題材に取り、その要点をタイトルとして限られた字数の中で表現し、また自 らも情報の発信者として新聞に投書し広く世に自分の考えを問うという一連の学習は内容の読み 取りだけでなく、様々な考えにふれ、自分の考えを深め広げさせる上で意義のある学習である。 ○ 本学級の生徒は、文学的文章の学習では文章からのイメージの広がりを韻文を通して学び、限 られた音数の中でより適切な言葉を選び感動を表現する俳句の世界に触れた。説明的文章の学習 では各場面の要点を「見出し」として表現する学習を行ってきた。しかし、教科書を通しての学 習であるので、教材の量が極端に少なく身につけた力を実践の場として表現する機会がなかった。 したがって、要点を読みとる力を生徒自身に身に付けたという実感を味わわせるまでには至って いない。 ○ そこで、「タイトルライターになろう」という単元を設定し、新聞の投書欄を用いることによ って、数多くの投書に目を通し、現代に生きる同世代の人々がどのようなことを考えているのか、 そして、それをどのように表現しているのかを知り、内容を読み取って制限された字数の中で読 み手を意識し的確にタイトルを付けるという学習を行うことによって、情報から必要な要旨を読 み取り自らの考えを広げていく学習の場としたい。 本単元では、様々な文章に触れ、文章の展開に即して内容を的確に捉え、内容の理解や自分の 表現に役立てることができるようになることをねらいとする。指導にあたっては新聞の投書欄を 用いる。まず、「つかむ段階では」同世代の人々が投書した新聞の投書欄に着目させ、タイトル がすべて12文字でまとめられていることに気づかせる。そして、早速実際にタイトルを隠した 投書を読み、タイトルを付けさせる。その際に自分がつけたタイトルとプロの記者が付けたタイ トルを比較させることによって、読み取りのポイントに気づかせる。ここでは、数多くの投書に タイトルを付けさせることで、読み取りのスキルアップを図りたい。次に、事前に、夏休みの間 に新聞の投書欄を意識して読ませる学習を通して、社会問題や国際問題等にも意識を高めさせて おき、タイトルの付け方のポイントを確認させておいた上で夏休みを挟んで、「追求の段階では」 2学期には実際に自分の考えを投書として発信させる学習を行う。その際に、タイトルが主張の 中心であることに気づかせ、タイトルから取材し構成を組み立てる学習を行う。最後に「解決の 段階」では大きな行事がすべて終わった後に「一生残るアルバムのタイトルを付けよう」という 学習の場を設定する。ここでは、「○組とは」という簡単な紹介文を書かせ、それにタイトルを 付けさせる。その際に字数制限を設け、限られた字数内でより的確に学級の紹介を行っているタ イトルを学級全体で話し合い、代表作品としてアルバムのタイトルに決定する。

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3 単元の目標 ○文章の展開に即して内容をとらえ、読み手を意識したタイトルを付けることができる。 (C読むことの指導事項 内容把握や要約イ) ○根拠を明らかにし、決められた字数内でより的確な語句を選びタイトルを付けることができる。 (B書くことの指導事項 記述エ) ○書き手の論理の展開の仕方を的確に捉え、内容の理解や自分の表現に役立てることができる。 (C読むことの指導事項 構成や展開イ) ○決められた字数内の投書という形態に応じて読者を意識した適切な構成を工夫することができ る。 (B書くことの指導事項 構成ウ) ○アルバムのクラスタイトルという意図に応じた適切な語句を選択し、効果的なタイトルを作り出 すことができる。 (A話すこと・聞くこと 語句や文ウ) ○タイトル作成に向けて、目的を持って新聞を読むことができる。 (関心・意欲・態度) 4 単元の計画 過程 学習内容・活動 指導上の留意点 評価規準 配時 ○どんなタイトルが読み手 ○新聞の投書欄のタイトル ○決められた時数内でタ の意図を正確に伝え、イン に着目させる。 イトルが付けられてい る 本時 つ パクトを与えるかを考え、 ○同年代の若者が投書した ことに気づくことが でき 1 自分なりの課題を持つ。 記事を教材とする。 る。 /2 か ○自分が考えたタイトルと ○タイトルが内容を要約し タイトルをつける プロの記者が付けたタイト たものであり、かつ筆者の 2 む ポイントは何だろう ルとを比較させることによ 主張を含んだものであるこ ってようやくの着眼点に気 とに気づくことができる。 生徒がつかむ課題 づかせる ○身の回りのことや社会の ○新聞の投書欄に継続的に ○広く題材を身の回りや社 追 状況に目を向け、自分の考 目を向けさせる。 会問題に求める事ができた えを投書として発信する。 ○タイトルが主張の中心で か。 求 あることに気づかせる。 ○読み手を意識して文章を 6 ○タイトルから取材し、構 構成することができたか。 す 成を立てさせる。 ○限られた時数内で自分の 主張をまとめることができ る たか。 ○学級の歴史を振り返り、 ○一生残るアルバムのタイ ○根拠を明らかにして、自 解 学級アルバムにタイトルを トルを自分たちで付けると 分の主張をまとめることが 付ける。 いう場を設定することで、 できる。 決 学習意欲を喚起する。 ○「○組とは」というテー す マで文章を書き、代表作品 4 を選定させる。 る ○代表作品に付けるタイト ルを考え交流させる。

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5 本時の指導観 本時はタイトルライターになろうという単元の1時間目である。ここでは、タイトルを付ける際の ポイントについて自分なりの仮説を立てることができることをねらいとする。そのために、まず、生 徒と同世代を取り上げた新聞の投書欄を示し、タイトルがすべて 12 文字で付けられていることに気 づかせる。その際に、新聞の性質上どの記事から読みたいかと言うことも同時に考えさせることによ って、より読者を意識したインパクトのあるタイトルが必要であることにも気づかせたい。次に、実 際にタイトルが隠された投書に自分なりのタイトルを付ける。その際にプロが付けたタイトルと比較 させることによってタイトル作りのポイントを自分なりにつかませる。さらに、新しい投書でタイト ルを付けさせる。ここではグループで交流することによって、他者の考えと自分の考えを比較させ、 自分が立てた予想をさらに深めさせる。最後に、各班の発表を聞くことによって、自分なりのタイト ル作りに向けたポイントを明確な自分自身の仮説としてつかませる。 6 本時の主眼 ○文章の展開に即して内容をとらえ、目的をもって文章を読むことができる。 7 本時の展開 展開 主な学習活動 発問・ねらい 評価規準 配時 つ 1投書欄のタイトルの付け ・新聞の投書欄のタイトル 5 か 方について知る を見て、気づいたことは む ありませんか? (すべて12 文字でまとめら れていることに気づかせる) 2投書にタイトルを付ける ・早速この作品に12 文字で 7 タイトルを付けてみよう。 3プロのタイトルの付け方 ◎プロがつけたタイトルは ○タイトルを付けるポイン 7 と自分が付けたタイトル 自分と違ってどんな工夫 トに気づくことができる の違いについて考える がなされているでしょう か? めあて:タイトルの付け方のポイントをさぐろう 追 4自分が立てた仮説に従っ ・次の作品でさらにタイト ○自分が気づいたポイント 7 求 て、もう一度別の作品で ルセンスを磨いてみよう。 に従ってタイトルを付け す タイトルを付ける ることができた る 5グループでタイトルを交 ・グループ内で最も適切な 10 流し、最も適切なタイト タイトルを付けてくださ ルを選出する い 6グループの代表タイトル ・なぜそのタイトルが最も 10 を交流し合う 適切か理由とともに説明 してください 解 7プロが付けたタイトルと ○本時の最初に立てた予想 ○自分なりに仮説を設定す 4 決 学級代表のタイトルとを を自信を持って「こうだ」 ることができた。 す 比較し、自分自身の仮説 と言える自分の仮説とし る を設定する てまとめましょう。 生徒がつかむ課題

参照

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