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ことばあそび

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Academic year: 2021

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特別支援学校(聴覚障害)幼稚部第3学年 自立活動指導案 1 単元名 ことばあそび 2 指導観 ○ 本児は、人とかかわるのが大好きで、生活に身近な内容を手話や身振りを用いてやり取りするこ とはできる。手話や身振りで表現できる語い数は約 90 語である。その手話や身振りはその概念が形 成されており、本児が伝えたい内容は手話や身振りで指導者や友達に伝わる。しかし、その 90 語の 中で書き言葉と関連付けられているものは無い。 人工内耳を装用して聴力検査室のような静かな場所で集中すれば音に気付くという段階で、音声 を聞き取って模倣したり、指導者が話すのを見て口形を模倣したりすることが難しい。 平仮名の読み書きはまだ学習中であるが、指文字を見て書くことができない平仮名も手本を見れ ば模倣して書くことができる。指文字については、指導者の指文字表現を正しく模倣することがで きる。しかし、平仮名の「る」を見て「ろ」と認識し、指文字の「ろ」で表現するなど、形の似て いる平仮名とそれぞれに合う指文字とのマッチングがあいまいなところがある。友達の名前(3文 字程度)は何の手掛かりがなくても指文字で表現することができる。 学習の集中時間は 10~20 分程度であり、難しい課題が続くと、学習意欲を無くすことがある。 ○ 本単元は、言葉遊びを通して書き言葉の存在を知り、読んで意味理解ができるようになったり、 書けるようになったりするための学習である。5歳という年齢は文字に興味を持ったり、文字の形 の弁別ができるようになったりする時期である。本児にとっても指文字と平仮名がマッチングでき るようになり、平仮名で書かれた語に興味を持ち始めたこの段階は、書き言葉に意味があるという ことを知り、手話や身振りで理解・表現できる語と書き言葉を関連付けられる時期だと考える。本 単元では言葉遊びをしながら、単語を構成する文字を認識させたり、文字の並びなどを意識させた り、単語をまとまりとしてとらえさせたりすることができる。また、その言葉遊びで学習した単語 を一文字ずつシールを貼って作ったり、絵に合う単語シールを貼ったりして自分で言葉カードを作 り、絵カードと一緒にファイルに収納して絵辞典を作ることで、言葉遊びの中でも用いることがで きる。本児が書き言葉に慣れ、理解・表現できる書き言葉が増えることは、来年から小学生になり、 教科書による学習が始まるこの時期には重要な指導である。 ○ 指導に当たっては、言葉遊びを行いながら、学習した語を絵カードと言葉カードからなる絵辞典 にまとめていく。さらに、作成した絵辞典を次時の言葉遊びで活用したり、新しく学習した語を取 り入れたりして絵辞典に収録する語を増やしていくことで、学習の高まりを感じさせていく。 まず書き言葉の存在を意識し、学習への意欲を持つ段階では、平仮名カードと絵カードを使って 文字が集まると本児が使っている手話や身振りを表す日本語となることを理解させる。 次に単語を構成する平仮名を知る段階では、絵辞典を活用しながら平仮名積木を並べて単語を作 らせたり、手遊び歌に合わせて指文字で単語を表現させたりして、一文字ずつ意識させる。 そして、単語を構成する平仮名の並びを知る段階では、しり取りや平仮名迷路で遊びながら単語 の語頭や語尾の文字や単語を構成する文字の並びを意識させる。文字の並びを認識できたら、学習 した単語を表す単語シールを選ばせ、絵辞典の言葉カードを作らせる。 最後に単語を書き言葉で覚える段階では、絵に合う単語かるたを取ったり、単語カードに合う絵 を選んだりさせることで語を書き言葉で慣れることができると考える。 3 単元の目標 ・ 平仮名が集まると意味のある単語となることを知る。 ・ 指文字や指文字フォントを活用して、単語を構成する平仮名やその並びを理解することができる。 ・ 手話や身振りで理解・表現できる単語を書き言葉でも理解・表現することができる。

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4 指導計画(全9時間) ねらい 時 学習活動 言葉遊び 絵辞典作成 第1次 書き言葉の存 在を意識し、単 語を構成する平 仮名を知る。 2 時 間 「言葉の変身」 ・平仮名が集まると、単語ができることを知る。 「積木取り」 ・提示された絵に合った単語を作るための積木を 選んで、並べる。 「トントンな~に?」 ・手遊び歌に合わせて、提示された絵を手話や身 振り、指文字で表現する。その後、指文字で確 認しながら単語カードを選ぶ。 「絵辞典1の作成」 ・平仮名シールを貼って単 語を作り、言葉カードを 作る。 ・絵カードと一緒に言葉カ ードをファイルに入れ る。 第2次 単語を構成す る平仮名の並び を知る。 2 時 間 「しり取り」 ・絵辞典1を用いて次に当てはまる言葉を考え、 単語カードを探し、ボードに貼る。 「平仮名の迷路」 ・絵辞典1を用いて提示された絵に合う単語を指 文字で表現し、平仮名の並びを意識しながら順 番どおりに通ってゴールまで行く。 「絵辞典2の作成」 ・指文字シールを手掛かり にして単語シールを貼り 言葉カードを作り、ファ イルに収納する。 第3次 単語を書き言 葉で覚える。 5 時 間 「かるた取り」 ・絵辞典2を用いて、絵に合った指文字かるたか 単語かるたを取ってくる。 「おつかい」 ・おつかい用紙を見て、書かれている単語を指導 者に指文字で伝える。 「言葉のビンゴ」 ・絵カードに合うビンゴブロック(絵の面、単語 の面)を選ぶ。 「絵辞典3の作成」 ・平仮名を書いて言葉カー ドを作り、ファイルに収 納する。 5 本時指導の考え方(9/9時間) 前時は、かるた取りや言葉のビンゴをして単語をまとまりとして書き言葉で認識する学習を行った。 単語が分からないときには絵辞典2を活用し、かるたを探したり、ビンゴブロックを探したりするこ とができた。学習のまとめとしてワークシートで絵に合う単語を書かせたが、6単語中2単語は覚え て書くことができた。 そこで本時は、より単語の定着を図るためにかるた取りや言葉のビンゴの学習を通して、単語かるた 等を探すことで単語を構成する文字の数や並びを認識させ、絵と指文字・平仮名の関連を意識させる。 本時に学習した単語は本児がカードに書き、言葉カードとする。そして言葉カードはラミネートして ファイルに収納して絵辞典3とし、今後の学習で用いるようにする。 6 本時のねらい ・ 単語をまとまりとして書き言葉で認識することができる。 ・ 単語を覚え、指文字で表現することができる。 ・ 単語を見て、そのものをイメージすることができ、その単語に合う絵を選ぶことができる。 ・ 単語を覚えて、平仮名で書くことができる。 7 準備物 ① ワークシート、②絵カード、③かるたボード、④絵辞典2、⑤単語かるた、⑥ビンゴボード ⑦ビンゴブロック(絵の面、単語の面)、⑧単語カード、⑨言葉カード、⑩ラミネート用紙

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⑪ラミネーター 8 学習展開 配 時 学習活動・内容 指導者の支援 評価 準 備 1 分 6 分 8 分 14 分 1初めの挨拶をする。 2ワークシートをする。 おに、くも、はち、ねずみ かえる、おおかみ ・ワークシートに書かれた6枚 の絵を見て、それぞれに合う 単語を書く。 ・書いた単語を指文字で表現す る。 3「かるた取り」をする。 おに、くも、はち、ねずみ かえる、おおかみ ・かるた取りをする絵カードを 6枚から1枚選ぶ。 ・絵カードを見て、単語を指文 字で表現する。 ・分からない時は絵辞典2を活 用する。 ・かるたを取ってくる単語を指 文字で表現し、構成する文字 やその並びを確認する。 ・単語かるたを取ってくる。 ・取って来た単語かるたをかる たボードに貼る。 ・単語を指文字で表現する。 ・順次6単語について実施す る。 4「言葉のビンゴ」をする。 おに、くも、はち、ねずみ かえる、おおかみ <絵カードに合うビンゴブロッ クを選ぶ。> ・単語が書かれた面を上にして ビンゴブロックを並べる。 ・絵カードを引く。 ・絵を見て単語を指文字で表現 する。分からない時は絵辞典 2で調べる。 ・指文字で表現した単語のビン ゴブロックを裏返す。 <単語カードに合うビンゴブロ ックを選ぶ。> ・絵が描かれた面を上にしてビ ンゴブロックを並べる。 ・単語カードを引く。 ・書かれている単語を指文字で 表現する。 ・単語に合う絵が描かれている ・手話も使って挨拶する。 ・書けない時は空欄のままでよ いことを告げる。最後まで書 きたがるときは、単語を指文 字で提示し、それを見て書か せる。 ・書き順を間違えていたら正し い書き順を教える。 ・絵カードを見せて、手話で 「これは何?」と尋ね、指文 字で表現するように促す。 ・指文字で表現できない時は絵 辞典2を活用するよう促す。 ・単語を指文字で表現できるか 確認する。 ・正しい単語かるたを探せない 時は、もう一度単語を指文字 で表現して見せる。 ・単語かるたを隠して、単語を 覚えて指文字で表現できるか 確認する。 ・絵カードを見て、単語を指文 字で表現するように促す。分 からない時は絵辞典2を活用 させる。 ・裏返す単語が分からなくなっ たときは指文字で表現して教 える。 ・引いたカードは単語を見せて 伝えるのではなく、必ず指文 字で伝えさせる。 ・単語に合う絵が分からない時 は絵辞典2を活用させる。 ・単語を覚えて指文字 で表現することがで きる。 ・単語を正しく書くこ とができる。 ・絵を見て単語を指文 字で表現することが できる。 ・絵辞典2を活用して 単語を調べることが できる。 ・正しい単語かるたを 選ぶことができる。 ・単語を覚えて指文字 で表現することがで きる。 ・絵カードを見て単語 を指文字で表現する ことができる。 ・絵辞典2を活用して 単語を調べることが できる。 ・指文字表現に合うビ ンゴブロックを選ぶ ことができる。 ・単語カードを見て指 文字で表現すること ができる。 ・単語に合う絵のビン ゴブロックを選ぶこ とができる。 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ② ④ ⑥ ⑦ ⑧ ④

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8 分 1 分 ビンゴブロックを裏返す。単 語に合う絵が分からないとき は絵辞典2で調べる。 5言葉カードを作り、絵辞典3を 作る。 ・絵カードに合う単語を指文字 で表現する。 ・単語を言葉カードに書く。分 からないときは指文字で教え てもらい、覚えて書く。 ・言葉カードを絵辞典2に収納 して、絵辞典3を作る。 6終わりの挨拶をする。 ・単語を指文字で正しく表現で きるか確認する。 ・単語が書けない時は、分から ない部分だけ指文字で表現し て教える。 ・書き順を間違えていたら正し い書き順を教える。 ・本児が書いた言葉カードはラ ミネートし、耐久性のあるも のにする。 ・一緒に手話で挨拶する。 ・絵辞典2を使って単 語を調べることがで きる。 ・絵に合う単語を指文 字で表現することが できる。 ・単語を正しく書くこ とができる。 ・指文字を見て単語を 正しく書くことがで きる。 ② ⑨ ⑩ ⑪ ④ かるた取り・言葉のビンゴの学習活動 かるた取り 言葉のビンゴ(絵カード) 言葉のビンゴ(単語カード) かるた取りをする 絵カードを選ぶ。 絵カードを引く。 絵カード合うビンゴブ ロックを選ぶ。 ビンゴブロックを裏返 し、確認する。 単語カードを引く。 単語カードに合うビン ゴブロックを選ぶ。 ビンゴブロックを裏返 し、確認する。 かるたボードに絵カードをはる。 単語・指文字かるた <前時> 単語かるた <本時> かるた取りをして、取って来たかるたをボード にはる。 絵辞典作成 絵辞典1 子どもが指文字フォントに合わせて、 一文字ずつ平仮名シールをはる。 絵辞典2 子どもが絵に合う単語の指文字シー ル、単語シールを選んではる。 絵辞典3 子どもが絵に合う単語を書く。 鬼の イラスト 鬼の イラスト 鬼の イラスト

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