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義歯に定着したカンジダ菌種の評価 ―オゾン水を用いた義歯洗浄効果―

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Academic year: 2021

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(1)〔 日口粘膜誌 第 17 巻 第 2 号:44 〜 49,2011,12 月 〕. 原 著. 義歯に定着したカンジダ菌種の評価 —. 山 後. 崎 藤. オゾン水を用いた義歯洗浄効果 — 裕 隼. 佐 大. 藤 内. 淳 学. 秦 浩 北 川 善. 信 政. 抄録:カンジダ性の義歯性口内炎では,義歯がカンジダ菌の温床になるため,再燃を繰り返すことが知られている。 今回,義歯に定着したカンジダ菌種の調査と,オゾン水の義歯洗浄効果を評価した。 カンジダ性口内炎疑いの患者 149 人における 248 義歯の義歯床粘膜面からカンジダ培養検査を施行し 168 義歯(68%) にカンジダ菌が検出された。菌種別では C.albicans が最も多く 55%を占め,次いで  C.glabrata が 37%に認められた。 C.glabrata の多くは C.albicans とともに分離された。120 義歯に対し,4 ppm のオゾン水で超音波洗浄を 10 分間行っ たところ,洗浄前と比較し,有意なカンジダ菌数の減少を認めた。C.albicans と C.glabrata の混合菌は C.albicans 単 独よりも有意にオゾン水の洗浄効果は悪かった。 以上より,義歯では C.glabrata の検出率が高く,オゾン水による義歯洗浄は,カンジダ菌の除菌に有用であった。 C.albicans と C.glabrata の混合菌種は C.albicans 単独よりもオゾン水洗浄に対し抵抗性を示した。 キーワード:義歯性口内炎,Candida albicans,Candida glabrata,カンジダ菌種,オゾン水. 緒. 言. 境にもやさしい天然の消毒剤 10)と言われている。 今回,義歯に定着したカンジダ菌の菌種および菌数を評. 口腔カンジダ症は,一般に抗真菌薬の適切な使用により. 価し,オゾン水を用いた義歯洗浄効果を検討したのでその. 軽快治癒するが,カンジダ性の義歯性口内炎では,義歯が. 概要を報告する。. カンジダ菌の温床になることで再燃を繰り返すことが知ら. 対象および方法. れている1,2)。したがって義歯使用者に対しては,口腔粘 膜のみならず,義歯に対するカンジダ菌対策が重要にな . 1.対象. る3)。義歯でも口腔粘膜と同様に C.albicans は最も多く検. 2008 年 4 月から 2009 年 3 月までの 1 年間に当科を受診. 出されるが,それに次いで C.glabrata が検出され,その. した外来患者のなかから,義歯床粘膜面からカンジダ培養. 占める割合も高くなる4,5)ことが指摘されている。また近. 検査を施行した 149 例,248 義歯(上顎 128 義歯,下顎. 年,C.glabrata は ア ゾ ー ル 系 抗 真 菌 薬 に 耐 性 傾 向 を 示 . 120 義歯)を対象とした。なお,上顎義歯は床が口蓋部を. す 6,7)ことが報告されている。義歯に定着したカンジダ菌. 広範に被覆するタイプで,下顎義歯は両側の欠損部に対す. 種を把握することは,口腔カンジダ症の治療や予防の観点. る床を有するタイプとし,金属床は除外した。149 例の内. からも重要と思われる。しかし,本邦における従来の研究. 訳は男性 25 例,女性 124 例,平均年齢は 74 歳であった。. では,義歯床粘膜面のカンジダ菌種に関する詳しい検討は. 2.方法. ほとんど行われていない。. 1)カンジダ培養検査. 従来より義歯に対する清掃法は義歯ブラシなどを用いた. オゾン水による義歯洗浄の前後にカンジダ培養検査を施. 機械的な除去法と,義歯洗浄剤を用いた化学的方法の併. 行した。滅菌綿棒の先を少量の生理食塩水に浸し,それを. が行われてきた。カンジダ菌は義歯の粘膜面から深. 歯槽堤に相当する義歯床粘膜面の陥凹部に軽く接触する状. 層にまで定着する8)ことが知られており,一度定着したカ. 態で,10 回擦過して検体を採取し,クロモアガー培地(関. ンジダ菌は,従来の方法では完全に除去することが困難と. 東化学,東京)に画線塗抹し,35 度 48 時間培養した。. される9)。一方,オゾン水は強力な殺菌力を有し,耐性菌. 2)培養の判定方法. の出現や残留性が一切ないことから生体に安全で,地球環. クロモアガー培地は,カンジダ菌の色調と形態から菌種. 用. 3). 北海道大学大学院歯学研究科口腔病態学分野  口腔診断内科学教室(主任:北川善政教授) 〔受付:2011 年 9 月 15 日,受理:2011 年 12 月 12 日〕. を 同 定 す る こ と が 可 能 11) で, 本 研 究 で は,C.albicans,  C.glabrata,C.tropicalis,C.parapsilosis を 同 定 し た。 培 養 後 の コ ロ ニ ー 数 を 測 定 し て Colony  Forming  Units.

(2) 17 巻 2 号. 義歯に定着したカンジダ菌種の評価. (CFU)とし,コロニーが認められた場合を陽性とした。. 45. 比較した。. コロニー数を CFU 値から以下の 4 つに分類した Grade 0:. 5)統計学的分析. 0(CFU),Grade  1:1 〜 99(CFU),Grade  2:100 〜. 2 群の比較は χ2 検定を用い,義歯に対するオゾン水洗. 999(CFU),Grade 3:1000 〜(CFU)。. 浄の効果は Wilcoxon の符号付順位検定で解析した。いず. 3)オゾン水による義歯洗浄. れの検定も,p<0.05 を有意差ありとした。. Quick  Ozone30(アイ電子工業 , 静岡)を用いて精製し. 結. た 4 ppm のオゾン水 500ml と義歯を,500ml の滅菌ビー. 果. カーに容れ,超音波洗浄(KS-606N,28KHz,共和医理科,. 1.義歯の培養検査(図 1,表 1). 横浜)を 10 分間行った。. 義歯床粘膜面の培養検査を施行した 248 義歯中,カンジ. 4)義歯洗浄の効果判定. ダ陽性であったのは 168 義歯(68%)であった。そのうち. カンジダ菌数の Grade を数値化(Grade  0:0,Grade . 上顎義歯は 75%(96/128),下顎義歯は 60%(72/120)が. 1:1,Grade  2:2,Grade  3:3)し,オゾン水の洗浄前. 陽性で,両者の間に有意な差を認めた(p<0.05)。. 後で比較した。また,カンジダ菌種別における比較では,. カ ン ジ ダ 菌 種 別 で は,C.albicans:55%(131 義 歯 ),. 洗浄後 G0 になった義歯の割合を単独菌種,混合菌種,. C.glabrataga:37%(87 義 歯 ),C.parapsilosis:6%(15. C.albicans,C.glabrata,C.albicans+C.glabrata で 算 出 し. 義歯),C.tropicalis:2%(5 義歯)であった(図 1)。単 独菌種は 101 義歯(60%),混合菌種 67 義歯(40%)に認 められた。単独菌種のなかでは,C.albicans が 67 義歯と 単 独 菌 種 の 66% を 占 め, 次 い で C.glabrata が 27 義 歯 (27%) で あ っ た。 混 合 菌 種 の な か で は C.albicans+ C.glabrata が 54 義歯 と混 合菌 種の 81%を 占め, 次い で C.albicans+C.parapsilosis の 7%であった(表 1)。検出さ れたカンジダ菌種と菌数の関係では,単独菌種群全体,混 合菌種群全体ともに,明らかな傾向は認められなかった。 2.オゾン水による義歯洗浄効果(表 2 〜 4) カンジダ陽性であった 168 義歯中,120 義歯に対し,オ ゾン水による義歯洗浄を行った。オゾン水による義歯洗浄 前の Grade は Grade 1:45 義歯,Grade 2:26 義歯,Grade  3:49 義歯であった。オゾン水の洗浄後は,Grade  0:38 義 歯,Grade  1:50 義 歯,Grade  2:15 義 歯,Grade  3:. 図 1 義歯床粘膜面に定着したカンジダ菌種(248 義歯中 168 義歯でカンジダ陽性) C.albicans:55%,C.glabrata:37%,C.parapsilosis:6%, C.tropicalis:2%であった。. 17 義歯であった。洗浄後に Grade が高くなった症例は認 めなかった。洗浄後 Grade が 1 段階以上減少した義歯は, 66%(79/120)に認められた(表 2)。. 表 1 義歯から検出されたカンジダ菌種と菌数 カンジダ菌種(義歯数). 菌 数 Grade 1. Grade 2. Grade 3. 単独菌種 (101). C.albicans (67) C.glabrata (27) C.parapsilosis (4) C.tropicalis (3). 31 19 2 1. 8 4 0 0. 28 4 2 2. 混合菌種 (67). C.albicans+C.glabrata (54) C.albicans+C.parapsilosis (6) C.albicans+C.tropicalis (2) C.glabrata+C.parapsilosis (3) C.albicans+C.glabrata+C.parapsilosis(2). 16 1 0 3 2. 12 3 1 0 0. 26 2 1 0 0. 75. 28. 65. 合計.

(3) 46. 山  崎  裕・他. 日口粘膜誌 2011 年. オゾン水による義歯洗浄効果を統計学的に解析した。カ. の 3 群間で比較したところ,C.albicans  47%(18/38)と. ンジダ菌数の Grade の平均値を洗浄前後で比較したとこ. C.glabrata 35%(7/20)の間には有意な差は認めなかった. ろ,C.albicans,C.glabrata,C.albicans+C.glabrata,単独. が,C.albicans+C.glabrata  20%(10/50) は,C.albicans . 菌種,混合菌種のそれぞれにおいて洗浄後には有意な減少. 47%(18/38)と比べ有意にオゾン水洗浄に対し抵抗性を. が確認された(表 3)。. 示した(表 4)。. 洗浄後,Grade  0 になりカンジダ菌が検出されなかった. 考. 義歯は全体で 32%(38/120)に認められた。これを菌種. 察. 別に比較すると,単独菌種は 43%(26/60),混合菌種は. 1.義歯に定着したカンジダ菌種. 20%(12/60)に認められ両群間に有意な差を認めた(p<. 従来から口腔カンジダ症の優勢菌種は,C.albicans とさ. 0.01) 。また,C.albicans,C.glabrata,  C.albicans+C.glabrata. れカンジダ菌全体の 7 〜 8 割を占めるとされてきた 4)。近 年,C.glabrata は C.albicans に次いで 2 番目に多く分離さ れ,特に義歯床粘膜面や床下粘膜からは高頻度に検出され. 表 2 オゾン水の義歯洗浄効果. ることが指摘されている4,5)。また C.glabrata は高齢者に. 洗浄前 洗浄後. Grade 1. Grade 2. Grade 3. 合計. Grade 0. 27. 4. 7. 38. Grade 1. 18. 16. 16. 50. Grade 2. 0. 6. 9. 15. Grade 3. 0. 0. 17. 17. 合計. 45. 26. 49. 120. 多 く 分 離 さ れ,Lockhart ら 12) は,80 歳 以 上 の 29% に C.glabrata が保菌され,そのなかでも義歯所有者は 58% に達することを報告している。C.glabrata が義歯に関連し て多く検出される理由として,C.glabrata は C.albicans に 比べ細胞表面の疎水性が 4 倍高く,アクリルレジンとの付 着力も 2 倍高い 13) ことから,義歯粘膜面により強固に付 着し,唾液による洗浄効果や唾液中に含まれる抗真菌物質. 表 3 オゾン水洗浄前後のカンジダ菌数の変化 オゾン水洗浄前 (Meana±S.D.). オゾン水洗浄後 (Meana±S.D.). p 値b. 2.03±0.94 1.45±0.69 2.24±0.85 1.83±0.91 2.23±0.83. 0.84±1.00 0.75±0.64 1.32±1.02 0.83±0.92 1.35±1.02. 0.0001 0.0005 0.0001 0.0001 0.0001. C.albicans (n=38) C.glabrata(n=20) C.albicans+C.glabrata (n=50) 単独菌種(n=60) 混合菌種(n=60). カンジダ菌数の Grade の平均値 bWilcoxon の符号付順位検定. a. 表 4 カンジダ菌種別のオゾン水の義歯洗浄効果 洗浄前 カンジダ  菌種. 洗浄後. 単独菌種 C.albicansb C.glabrata C.tropicalis. a b. G1. G2. G3. G0. G1. G0. G1. G2. G0. G1. G2. G3. 13 5 1. 3 8 0. 1 2 0. 3 3 0. 1 0 0. 4 0 0. 6 0 0. 3 2 0. 4 0 1. 洗浄後 G0 に なった割合. 26/60(43%). 混合菌種 C.alb+C.glabb C.alb+C.para C.alb+C.trop C.glab+C.para. p<0.01a 7 0 0 1. 6 0 0 1. 0 1 0 0. 9 1 0 0. 3 1 1 0. 3 0 0 0. 9 1 0 0. 3 0 1 0. 10 1 0 1. 12/60(20%). 合計. 27. 18. 4. 16. 6. 7. 16. 9. 17. 38/120(32%). 単独菌種全体:43%(26/60) vs. 混合菌種全体:20%(12/60),p<0.01 C.albicans:47%(18/38) vs. C.albicans+C.glabrata:20%(10/50),p<0.01.

(4) 17 巻 2 号. 義歯に定着したカンジダ菌種の評価. の影響を受けにくいことが関係していると推測されてい. 47. ゾン水洗浄の結果であるため,カンジダ菌が完全に消失し. る。本研究では,C.albicans は最優先菌種で全体の 55%. た義歯は 32%にしか認められなかったが,以後繰り返し. を 占 め,non-albicans は 45% で そ の な か で は C.glabrata. 洗浄することで多くの義歯が完全に除菌されると思われ. が約 8 割に認められ,従来の舌などの口腔粘膜からの培養. る。以上より,オゾン水による義歯洗浄の有用性が示され. 結果 14) に比べ明らかに C.glabrata の占める割合が高かっ. た。このように優れた特性を持つオゾン水であるが,最大. た。. の欠点は,半減期が短いため,オゾン水を精製後すぐに使. 本研究では C.glabrata は単独菌としてよりも,C.albicans との混合菌種として多く認められた。Coco ら. 15). も,. 用しなければならず保存が効かないことである。 3.カンジダ菌種別のオゾン水による義歯洗浄効果. 義歯性口内炎の進展に伴い,混合菌種としての C.albicans. 本研究でのオゾン水を用いた義歯洗浄では C.albicans+. と C.glabrata の割合が高くなることから,これらの混合. C.glabrata の混合菌種は,C.albicans の単独菌種よりも有. 菌種によるバイオフィルムは義歯性口内炎の重症化に重要. 意に洗浄効果が悪い結果であった。これがオゾン水のみに. な役割を果たす可能性を示唆した。また,近年 HIV 患者. 特徴的な所見か他の義歯洗浄剤にも共通する所見かは今後. や癌患者における口腔咽頭カンジダ症では,C.albicans 単. の課題である。. 独 よ り も,C.glabrata 単 独 あ る い は C.albicans と C.gla-. C.glabrata の動物モデルはいまだ確立されていない 4)こ. brata の混合感染症例の方が,アゾール系抗真菌薬に抵抗. ともあり,C.albicans に比べその生物学的特性は不明な点. 性を示すことが多くの論文で報告されている. 。このよ. 6, 7). が多く,今後のさらなる研究が望まれる。. うに,C.glabrata がアゾール系抗真菌薬に耐性傾向を示す. 結. ことから,高齢者,義歯所有者,免疫抑制状態患者,癌患. 論. 者などにおける C.glabrata の増加は,口腔カンジダ症の. カンジダ菌が定着した義歯に対しオゾン水洗浄を行い,. 治療においても重要な問題になると思われる。. その前後でカンジダ培養検査を実施して以下の結論を得. 2.オゾン水による義歯洗浄効果. た。. は C.albicans を付着させた実験的レジンプ. 1)義歯表面からは C.albicans が最も多く検出され,次. レートに対し,本研究と同じ 4 ppm のオゾン水で 1 分間. いで C.glabrata が検出され,この 2 菌種で全体の約. Arita ら. 16). の超音波洗浄を行ったところ,コントロールの水と比較し て有意に C.albicans が減少し,カンジダ菌の除菌に効果 のある市販の義歯洗浄剤と同等の洗浄効果が認められたこ. 9 割を占めた。 2)オゾン水による義歯洗浄は,カンジダ菌の除菌に効 果的であった。. とを報告した。また,電顕像でも生菌状態の C.albicans. 3)義歯に定着した混合菌種は,単独菌種よりも,オゾ. はほとんど認めなかったことから,オゾン水による義歯洗. ン水洗浄に対し抵抗性を示した。混合菌種の C.albi-. 浄は,レジン床義歯に定着した C.albicans の除菌に有効. cans+C.glabrata と単独菌種の C.albicans で比較し. であると述べている。. た場合も,同様の結果であった。. 本研究ではオゾン水の洗浄効果を評価するためのコント ロールは設定しなかったが,洗浄前後で,有意にカンジダ 菌数の減少が確認された。また Arita ら 16)よりも長い 10 分間の超音波洗浄を行っており,水よりも有意にカンジダ 菌が減少していた可能性は高い。現在,米国では義歯の最 も有効な洗浄剤は次亜塩素酸である3)とされているが,こ れは塩素系の消毒剤であるため金属の腐食の問題があり, 消毒可能な義歯に制限がある。近年,電子レンジを用いた 除菌法 17)が報告されるようになったが,これは強力な殺 菌力を有するものの,義歯本体の変形を起こす危険性が指 摘されている3)。一方,オゾン水は細菌,真菌,ウイルス に対し強力な殺菌効果を有するが,金属の腐食作用はな く,pH は中性で残留性がないため,人体や自然環境にも 安全である10)。また,オゾン水は細菌や真菌の細胞壁を酸 化しその構造を破壊する他に,細胞内部の酵素活性を消失 させて菌体そのものを溶菌せるため,繰り返し洗浄を行っ ても耐性化の問題はないとされる18)。本研究は,1 回のオ. 引用文献 1) Cross  LJ,  Williams  DW,  Sweeney  CP,  et  al :  Evaluation  of  the recurrence of denture stomatitis and Candida colonization in a small group of patients who received itraconazole.  Oral  Surg  Oral  Med  Oral  Pathol  Oral  Radiol  Endod    97: 351︲358, 2004. 2) Bissell V, Felix D and Wray D : Comparative trial of fluconazole and amphotericin in the management of denture stomatitis. Oral Surg Oral Med Oral Pathol  76:35︲39, 1993. 3) Felton D, Cooper L, Duqum I, et al : Evidence-based guidelines  for  the  care  and  maintenance  of  complete  dentures :   a publication of the American College of Prosthodontists. J  Prosthodont  20:S1︲S12, 2011. 4) Li  L,  Redding  S  and  Dongari-Bagtzoglou  A :  Candida glabrata : an emerging oral opportunistic pathogen. J Dent Res   86:204︲215, 2007. 5) Pereira-Cenci  T,  Del  Bel  Cury  AA,  Crielaard  W,  et  al :  Development  of  Candida-associated  denture  stomatitis :  new  insights. J Appl Oral Sci  16:86︲94, 2008. 6) Redding SW, Kirkpatrick WR, Dib O, et al : The epidemiol-.

(5) 48. 山  崎  裕・他. ogy of non-albicans Candida in oropharyngeal candidiasis in  HIV patients. Special Care Dent  20:178︲181, 2000. 7) Redding  SW,  Dahiya  MC,  Kirkpatrick  WR,  et  al :  Candida glabrata is an emerging cause of oropharyngeal candidiasis  in  patients  receiving  radiation  for  head  and  neck  cancer.  Oral  Surg  Oral  Med  Oral  Pathol  Oral  Radiol  Endod    97: 47︲52, 2004. 8) 中村千春,古賀千尋,久原佐知子,他:義歯装着口腔カンジ ダ症におけるミコナゾール(フロリードゲルⓇ経口用)の使 用経験.歯界展望 97:1117︲1123,2001. 9) Jose  A,  Coco  BJ,  Milligan  S,  et  al :  Reducing  the  incidence  of  denture  stomatitis :  Are  denture  cleansers  sufficient?.  J  Prosthodont  19:252︲257, 2010. 10) 中村俊彦,板橋家頭夫,小川雄之亮:NICU におけるオゾン 水による手洗いの有用性―他剤手洗いによる手荒れとの比較 検討―.日未熟児新生児学会誌 12:205︲208,2000. 11) Odds FC and Bernaerts R : CHROMagar Candida, a new differential  isolation  medium  for  presumptive  identification  of  clinically  important  Candida  species.  J  Clin  Microbiol    32: 1923︲1929, 1994. 12) Lockhart  SR,  Joly  S,  Vargas  K,  et  al :  Natural  defenses  against Candida colonization breakdown in the oral cavities  of the elderly. J Dent Res  78:857︲868, 1999. 13) Luo G and Samaranayake LP : Candida glabrata, an emerging  fungal  pathogen,  exhibits  superior  relative  cell  surface . 日口粘膜誌 2011 年. hydrophobicity  and  adhesion  to  denture  acrylic  surfaces  compared  with  Candida albicans.  APMIS    110:601︲610,  2002. 14) Liguori G, Di Onofrio V, Lucariello A, et al : Oral candidiasis :  a comparison between conventional methods and multiplex  polemerase  chain  reaction  for  species  identification.  Oral  Microbiol Immunol  24:76︲78, 2009. 15) Coco  BJ,  Bagg  J,  Cross  LJ,  et  al :  Mixed  Candida albicans  and Candida glabrata populations associated with the pathogenesis of denture stomatitis. Oral Microbiol Immunol  23: 377︲383, 2008. 16) Arita M, Nagayoshi M, Fukuizumi T, et al : Microbicidal efficacy of ozonated water against Candida albicans adhering  to acrylic denture plates. Oral Microbiol Immunol  20:206︲ 210, 2005. 17) Ribeiro  DG,  Pavarina  AC,  Dovigo  LN,  et  al :  Denture  disinfection  by  microwave  irradiation :  a  randomized  clinical  study. J Dent  37:666︲672, 2009. 18) 神力就子:MRSA 院内感染に対するオゾン殺菌法の有用性 オゾンによる殺菌機構と褥瘡等潰瘍に対する治療の実際. Mebio 10:138︲143,1993. 別冊請求先:山崎 裕 〒 060︲8586 北海道札幌市北区北 13 条 西 7 丁目 北海道大学大学院歯学研究科口腔診断内科.

(6) 17 巻 2 号. 義歯に定着したカンジダ菌種の評価. 49. Assessment of Candida Species Colonization on Denture Surface —. The Effect of Denture Cleaning with Ozonated Water — Yutaka YAMAZAKI, Jun SATO, Hironobu HATA, Jun GOTHO, Manabu OOUCHI, and Yoshimasa KITAGAWA. Oral Diagnosis and Medicine, Department of Oral Pathobiological Science,   Graduate School of Dental Medicine, Hokkaido University (Chief : Prof. Yoshimasa KITAGAWA) J. Jpn. Oral Muco. Membr., 17:44 〜 49, 2011 Abstract:In Candida associated denture stomatitis, dentures may serve as reservoirs of Candida species and relapses  may occur when adequate management of dentures is not achieved.  The purpose of this study is to examine oral Candida species colonization on denture surface in denture wearers and to elucidate the anti-fungal effect of ozonated water. Fungal cultures from denture surfaces were performed from 248 dentures of 149 patients with suspected Candida stomatitis, and 168 dentures(68%)were positive for Candida culture.  Candida albicans was the most prevalent species ;  it was isolated from 55% of positive dentures.  Candida glabrata was the next most prevalent (37%).  Many C.glabrata were found in combination with C.albicans.  One hundred twenty dentures were treated with ozonated water at 4 ppm  in  combination  with  ultrasonication  for  10  minutes.    This  treatment  resulted  in  significant  reduction  in  the  number  of  Candida species.  Mixed C.albicans+C.glabrata responded significantly poorer to ozonated water than did single species  C.albicans. In conclusion, C.glabrata is frequently isolated from acrylic denture surfaces of denture wearers.  Ozonated water is  effective in reducing the number of Candida species on dentures.  Mixed C.albicans+C.glabrata demonstrated more resistance to ozonated water than single C.albicans. Key words:denture stomatitis, Candida albicans, Candida glabrata, Candida species, ozonated water Reprint requests to Yutaka YAMAZAKI, Oral Diagnosis and Medicine, Department of Oral Pathobiological Science, Graduate School of  Dental Medicine, Hokkaido University, Kita 13 Jo, Nishi 7 Chome, Kita-ku, Sapporo-shi, Hokkaido, 060︲8586, Japan. 〔Received September 15, 2011:Accepted December 12, 2011〕.

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