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養護学校教育における生涯学習 甲 斐邦子*

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Academic year: 2021

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(1)

養護学校教育における生涯学習

甲 斐邦子*

生涯学習とは

 平成4年7月29日生涯学習審議会の答申が提出され,その中で3っの留意点が改めて示されている。

 (1)生涯学習は,各人の自発的意思に基づいて行なうことを基本とする。

 (2>生涯学習は,必要に応じ,可能な限り自己に適した手段・方法を自ら選びながら生涯を通じて   行うものである。

 (3>生涯学習は,学校教育,社会教育はもとより,文化活動,趣味,レクリェーション活動,ボラ   ンティア活動等の中で行われる。

 上記の留意点をどう受け止め,推進して行くかは,今後の学校教育,社会教育に期待されることが 多いと記載されている。そこで,養護学校教育(精神薄弱者)の中で,生涯学習をどう受け止め対応

して行くべきかを,学校として教育活動全般において検討する必要がある。

 また,児童生徒の学校生活を見直し検討することにより,養護学校の生涯学習のあるべき方向が出 てくるはずである。

1 養護学校教育における生涯学習

1.生涯学習とは

 生涯学習審議会答申の3っの留意点を,本校の児童生徒に当てはめて見た時,(1)の自発的意思に よる活動が個としてどれだけできるか。(2)の手段・方法が自らとれるか。㈲の場に参加することは できるが,活動そのものを行うことができるか。

 どの項目をとっても問題点や課題が出てくる。また,一人一人の特性や能力に応じて見た時,更 に詳細な課題が出てくる。

 そこで,養護学校(精神薄弱者)の生涯学習とは何か,どうあるべきかを考えるとき「自立」に 向かっての学習である学校教育・家庭教育・社会教育等の教育場面,また児童生徒を取りまくすべ ての環境(人・物・自然等)に対して,子供自身がかかわり働きかけをすること自体を生涯学習とと らえていく必要がある。「自立」の定義は多々あるが,ここでは「子供自身が持っている力を発揮 し生活すること,すなわち生活力」としてとらえる。

 本校の子供達にとって,生まれた時から生命を全うするまで「自立」に向けての生涯学習の毎日 である。また自らの力だけでの自立は難しく,なんらかの形で周囲の人達の援助により自立が達成 できる。

 すなわち,毎日毎日の学校教育そのものが生涯学習であり,それらの教育内容が大きな柱となり,

小学部教育から中学部教育,更に高等部教育へつながり,学校卒業後の生活へと発展していく。

*茨城大学附属養護学校

(2)

2.養護学校の役割

 本校の児童生徒とって,基本的生活習慣の確立・集団参加能力の育成・学習意欲態度・基礎基本的 内容の習得・生活経験の広がり等が重要な学習内容となっている。また,これらの内容については,

卒業後の生活にも大きな課題を占めているのが現状である。そこで生涯学習の基礎基本作りの場と  しての学校教育の役割を押さえ,生涯学習機関としての,学校教育の内容をより充実させていくこ  とが大切であろう。

  今まで,学校教育の申で児童生徒を指導することに主眼を置いてきたが,併せて,この機会に本 校の児童生徒・卒業生の「生きがいとは何か」を生涯学習の面から追究することにより,永年の課 題である「自立すなわち生活力」を,今までと違った観点からとらえることできるはずである。

  また学校入学以前の幼児教育の場(家庭・保育所・幼稚園・通園施設e教育相談所),学校教育の場

(小学部・中学部・高等部)・卒業後教育の場(社会教育)と子供の発達の場を通して縦の系列から子 供の生活を見直すことによっても,その時々の生涯学習の観点を把握することができるはずである。

3.本校教育のねらい

  学齢期の子供にとっての学校は「楽しい所・友達がいる所・先生がいる所・自分の好きなことが出 来る所・勉強する所」等の自分を受け入れ許容してくれる場である。親にとっても同じ受け止め方 のできる場であり,生涯の中で援助や指導をたえず受けられる時でもある。

  子供達の毎日の状況を見ても病気や親の都合での欠席はあるが,登校拒否的な欠席は皆無である。

子供達にとっての学校は何かを考えた時,「楽しい所である」のイメージを大切に,子供の将来に むけての「自立」すなわち生きる力を育てる場でありたいと考える。

  しかし,楽しいだけの学校生活では,学校教育の意図する目的とずれてくる。そこで,学校教育 の目的達成のために教育課程はどうあるべきか,指導はどうあるべきかを,児童生徒の実態に基づ  き教育計画を編成している。これらの目標を達成した時,楽しさに充実感と満足感を持ち,次の活

動の意欲となり生きる力が育まれるはずである。

(1)教育目標

  上記事項をふまえ本校の教育目標(表1教育目標)を設定している。また本校のめざす人間像  (表2本校のめざす入間像)を掲げている。

  これらの教育目標は学齢期に限らず,将来社会人として生活していく上でも不可欠の要素であ  る。豊かな心・健康な身体・生活の充実・社会生活の適応等は,生涯学習との関連が強く,明るく  ・強く・たくましく生きぬく力と,本校のめざす人間像が結びついてくる。

  また,本校の研究テーマである「生活力を高める指導法の探究」にも直結している。

② 各学部経営方針

  本校教育の特性として,小・中・高等部を通した12年間の一貫教育が揚げられる。各学部の特性

〈表1教育目標〉 〈表2本校のめざす人間像〉

 一人一人の能力特性に応じた教育を行い,その可能性を開発 し,豊かな心と健康な身体を育て,個人生活の充実を図り,社会 生活に適応できる明るく,強く,たくましく生きぬく力をもっ た人間を育成する。

  本校のめざす入間像

。からだのじょうぶな 明るい子

。自分のことは 自分でする子

。すなおな心で仲よくする子

。きまりを守り れいぎ正しい子

。しんぼう強く やりとおす子

(3)

を生かした教育により,一人一人の発達に応じた教育を行い,児童生徒の生活力をいかに高める かを目標に,各学部におき日々の実践研究を進めている。部経営方針は,学校教育・家庭教育・社 会教育の3分野に分け,学部の児童生徒の発達に応じ目標を設定している。また3分野が相互の連 携を持ち教育目標に迫る。〈表3部経営方針〉参照。

〈表3 部経営方針〉

学部 学部目標 学校教育 家庭教育 社会教育

個の特性の把握

W団適応力の伸長

身辺処理能力 W団生活の基礎

保護者との連携 地域社会への理解啓発

調和統一入格形成

W団適応

人格形成 W団適応 社会参加と自立 社会参加と自立

i路指導

4.教育課程の編成

(1)指導の形態(表4指導の形態と授業時数参照)

  指導の形態は領域・教科を合わせた指導,教科別,領域別の指導による。

  ・小学部の指導の形態 領域・教科を合わせた指導(日常生活の指導・生活単元学習・遊びの指導)

       教科・領域別指導(国語・算数・図画工作・音楽・体育)

      (クラブ・朝会)

  ・中学部の指導の形態 領域・教科を合わせた指導(日常生活の指導・生活単元学習・作業学習)

       教科別・領域別の指導(国語・数学・美術・保健体育)

      (朝会・委員会・クラブ)

  ・高等部の指導の形態 領域・教科を合わせた指導(特設生活単元学習・課題学習・作業学習)

       教科別・領域別の指導(音楽・美術・保健体育・職業家庭)

      (学級活動・委員会活動・クラブ)

(2) 週舞寺蒙呈表

  週時程表は,児童生徒一人一人が学校生活の流れに適応し,一週間のリズムで生活することよ  り,一日の生活の見通しが持て自主的活動が出来ることをねらい各学部で週時程表を編成する。

 〈表5小学部週深江表〉小学部では集団生活適応と基本的生活習慣の確立を目指し,H常生活学  習を重視する。登校時に担任とかかわることにより,情緒的に安定した状態で一Hの生活を開始  する学級集団から2学級合同・全体と活動の形態を一日の流れの中で変え変化を持たせる。

  午後の日課として低学年に遊び,中・高学年にクラブを位置付け,一人一人が興味関心をもち自  主的に活動する場面を設定する等を考慮している。

 〈表6中学部週時程表〉中学部では一週闇を帯状に位置付けることにより,一一一・ Hの活動に見通し  を持たせ自主的に活動出来るようにする。1単位時間は50分であるが,生徒の興味関心を持続さ  せ,成就感を持たせるために時間配分に変化を持たせる。

 〈表7高等部当時程表〉高等部では生徒が主体的に学習に取り組むために一週間を帯状に位置付  ける。午前と午後の時間帯を考慮し活動内容に変化を持たせ,毎時間集中して活動に参加する場

(4)

〈表4 指導の形態と授業時数〉  (時間) 〈表5 小学部面時程表〉

小 学 部 曜日

      部

@    学年指導形態名 1,2,3年 4,5,6年 申学部 高等部 学級 正234 1234 1234 1234 1234 1234

全校朝会 日生  日生  B生  日生  EI生 日常生活の指導

カ活単元学習

V び の 指導

? 業 学 習 ロ 題 学 習

19.25

T.0 S.0

19.25 T.0

鼈鼈

11.4 R.2

l2.4一 ︸一一7.05.0

日生 国算 国算 音楽 体育 図工

日生 生単  猛単  生単  生単  生単

下  校

国      語

Z数 ・数学

ケ      楽 }画工作・美術 フ育・保健体育 E 業 家 庭

}2・

@1.0

@1.0

@1,0

@一

2.0

Q.0 P.0 Q.0

1.2

k2

Q.0 P.0 R.0

︸﹃1.51.53.51.5

9:◎◎

X:1(}

X:30 X:40 P0;20 P0:50 P1:30

P2:40 P3:GO P3:10 P3:20 P3:40 P4:10 P穫:20

給食  給食  給食  給食  給食

日生

遊 クラブ 遊び 体育遊びクラブ 遊び 音楽

下  校

特 別 活 動 0.5 2.5 3.5 11.0 日生  日生  臼生 日往

合   計 33.75 33.75 2&9 31.0

下  校

※ 1単位時間:小学部40分,中学部・高等部50分

〈表6 中学部零時程表〉 〈表7 高等部週時程表〉

 曜臼  曜日 学   級   活   動

全校朝会 清       掃

清       掃 学  部  朝  会

全校朔会 体      育 i学部朝会委員会

マ   ラ   ソ   ン

学  級  活  動

クラブ 職業

ニ庭

課  題  学  習

委員会 国  語 ・ 数  学

学級活動 8:45

X:00 X:15 X:25 X:35 X二50 P0:10

P0:40 P1:00

P1:40 P2:00

P3:10

P4:◎0 P4:30

作業学習 生活単元学習 学活

8:40 X:05 X:30 X:55 P0:30 P10:45 氏F10

P1:35 氏F45 P2:00

P2:35 P3:00 P3:20

P4:35 P5:00

作  業  学  習

(昼食)

下校 下校

給        食 給       食

学活 学級活動

下校 下校

音楽 美術 音楽 体育

クラブ 謬華 体育 美徳i罵1・2i3

学  級  活  動 学活 学  級  活  動 学級活動

下   校         下校 下   校         下校

 を設定する。

⑧学校研究

  昭和52年本校開設と同時に,養護学校の教育はいかにあるべきかの基礎研究を進めた。児童生  徒が,社会生活に適応するためには何が必要かが討議の中心を占めた。社会生活の中で自立し生  きていく力, すなわち「生活力」に焦点が絞られた。

  それらを基に昭和54年度より「生活力を高めるための学習指導法の探究」昭和61年度より「生  活力を高めるための教育課程の編成」,昭和63年度より「一人ひとりに即した指導法の探究」に

(5)

 取り組んできている。

  精神薄弱者教育のねらいは,「児童生徒の社会適応をはかり,自立的な生活を営むことが出来る  ようにする」である。自立的な生活を営むための「生活力」=「社会で生きていく力」を付けるた  めに「生活力」をどうとらえるかに視点置き研究を継続して進めて来ている。

 〈表8生活力〉により生命力・適応力・環境の力の観点よりとらえ,学校教育のなかでは適応力か  ら生活力に迫って来ている。日々の実践に基づき,学習指導法の探究・教育課程の編成・指導法の  探究に迫り,生活力の育成を図っている。

5.学校行事

 各年度の多くの行事を通して地域社会の人々とのかかわりや,公共の施設や交通機関の利用等を 通し生活経験の拡大を図り,将来の社会生活に適応するための,ルール等を理解させ身に付けさせ        く表8生活力〉

       身体的な力 生命力(医学)

適応力(教育)

環境の力(社会)

学校

環境に同化する力 環境を操作する力 家庭,地域,国家

自立

知的,・技能的内容 人間関係

ることをねらう。また自ら場に応じた活動や行動力の育成をねらい,学校全体の行事・各学部の行 事を活動内容に変化を持たせ,多様な経験の場を設定する。

 更に各行事をとおして経験したことを,総合的な社会生活の中での諸行事に参加することにより,

主体的に活動する態度の育成を図り,生活の向上をねらう。

(D 学校全体の行事

 ・儀式(始業式・入学式・卒業式・終業式・終了式・修了式)

 ・教育実習(年3回・主専攻生・副専攻生・特別専攻生)

 ・運動会・特体連・プール開き・納め  ・交通安全教室e避難訓練

 ・保護者会・父親参観日・バザー  ・研究会・学習発表会

(2)各学部行事

  各学部の児童生徒の発達に応じ行事を計画し,各年度の内容が次年度の内容へ系統性と関連を  持ち発展させて行くようにする。

 ・小学部(校外学習6・宿泊学習2・卒業遠足)

 ・中学部(校外学習4・宿泊学習2・修学旅行・津田小交流学習・手をつなぐ子らの学習発表会・ク  リスマス会・作業班反省会)

 ・高等部(校外学習2・現場実習3・宿泊学習2・修学旅行・作業班反省会・卒業生を送る会)

II地域社会における生涯学習

1.幼児期の地域社会における生涯学習の場

 障害児の親にとって,子供を障害児としとらえるかどうかの姿勢より,場が限定されてくる。

生活の場が,家庭の中での家族を中心とした生活・自宅を中心とした近所・町内の人達とのかかわ りと狭い限られた生活圏ではあるが,障害児にとっては最も大切な「地域の中で育つ・育てられる

(6)

時期」である。ただ,親にとっては子供を障害児として促えた上でどう地域社会の中に入り対応し て行くかが,大きな課題となる。親の姿勢が,以後子供がどう社会生活に適応していくか,将来の 自立に結びついていくかの鍵となる。実際には近年の子供数の減少等により,子供同士のかかわり より,大人とのかかわりが多くなってきているため,援助され,愛護される傾向が見られる。

(1)自宅・近所の人達とのつながり

  家族同士の付き合いによる子供同士の遊びや近所の大人とのかかわり,近くの遊園地・学校等の  遊び場・日常の買物等での地域を中心とした人々との出会いとかかわりを通し,生活経験の広がり  がもてる。現状では,子供が社会人となった時,子供だけでの社会参加活動が難しいことが子供  の実態から予想される。早い時期に親自身が子供をどう援助していったらよいか取得するにも大  切なことである。

(2)幼稚園・保育所・通園施設等の集団生活への参加

  同年齢の子供との集団生活経験は,個々の発達の差はあっても集団生活の基盤として経験させ,

 遊び・友達とのかかわり等はもちろんであるが,同年齢の子供の中に入ることだけを見ただけでも  集団適応のためには大切である。

(3)地域参加の問題点

  障害児自身の集団参加能力の問題と,親の社会に対する心理的負担等により,親が子供を抱え  込み社会生活から離れていくことも見られる。障害児の親の立場としては,当然のことであるが  地域社会の中に子供と共に出ていくことに対する緊張を,周囲の人達の声かけ等で解消もできる。

 ただ,障害者自身の問題については,時間をかけ理解していく方法が最善であるが,最終的には  親の姿勢にかかってくる。

2.学齢期

  養護学校入学により,地域の小・中学校の友達や行事との関係が希薄になることが多い。親が積 極的に地域の活動に参加しない限り,子供の地域での存在がなくなっていくことが多い。

 学年が進行する程その傾向は強くなる。反面,学校を通した親同士の結びつきが強くなり,障害 児を核とした社会生活となり,同年齢の小学校・中学校の親や友達とのかかわりが少なくなる傾向 がある。

(1>地域の行事への参加

  学校週5日制実施に伴い,地域社会での行事が計画実施される事が多くなってきているので,「障  害児も地域の子」の発想で,参加する場ができてきた。ただ,1人で参加することには,活動上無  理が予想される。親またはそれに代わる者の援助が必要になってくる。

(2)学校関係者や障害者親の会とのつながり  養護学校の友達・親・家族との外出や旅行・遊び  障害者の親の会等への参加

 子供の年齢が大きくなる程障害者同士のつながりによる活動傾向が強くなってくる。

(3)社会教育

  as eおけいこ・○○スクール等も子供の活動場面生活場面の拡大ととらえ,社会教育の一貫とし  て位置付ける。幼児期と同様に周りの環境や人々との関わりを,社会参加・集団参回忌とらえる。

 学童保育(健常児とのかかわりの場として)

 スイミングスクール(障害者対象),ピアノ・リズム教室(障害者対象),ジャズダンス教室,サマー

(7)

 キャンプ,運動会,マラソン大会(勝田マラソン),バザー 3。社会人(卒業後)

 本校卒業生13回生116名,第1回卒業生は年齢が31−32歳となるはずである。<表9卒業時の 進路〉の進路先に表記されているように・就職73名・施設17名・作業所18名と約95名の卒業生が なんらかの形で社会とかかわりをもっている。ただし,これは卒業時の進路先であり,卒業後時間 が経過すればするほど離職し,施設・作業所への入所数が増加してくる傾向がある。

(1)卒業後の生活

 卒業生の生活を見た時,家庭と職場,家庭と施設・作業所,家庭のみ等と限られた生活圏での活動 が主となっている。学校生活の中で経験した様な行事等への参日活動は少なくなってきている。

①学校を母体とした同窓会・運動会等の行事参加者は年々多くなる傾向にある。

②在校生・卒業生の父親を中心とした父親の会(レクリェーション)

③地域の親の会の行事,福祉作業所・更生施設の行事,職場行事

④趣味のスクール,スイミングスクール,ジャズダンス教室

  本人が社会の行事や地域社会の行事に参加の意欲はあっても,なんらかの形での補助を必要と  することが多く社会活動に参加が限定されてしまうことが多いようである。

(2)地域社会の行事参加

  「子供を理解して欲しい6地域の子として受け入れて欲しい。」の要望は親の願いである。それ  にはまず親自身が,積極的に地域活動に取り組み多くの人々と交流をもつことであろう。学校週        く表9 卒業時の進路〉

  年度

i路先 55〜61 62 63 平成元 平成2 平成3

製   造   業 36i 6i囁6i

サ 一 ビ ス 業 4i

就職 卸売小売業 =1i42

4i

盾奄

i50

奄盾

il 奄盾奄U0ioi io

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io 奄U0

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70i

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Qi V31i   務   員 1 Ri

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生 施 設 産 施 設 7

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   宅 7

高   学 校(全日 ァ普通科) 1* O

8 8 1 10 11 11

(8)

5日制の実施に伴い市町村での行事も多くなり充実してくるはずである。周囲の人達に援助され活 動に参加すること自体を生涯学習と考えれば,親の精神的負担も少なくなるはずである。とにか

く一人でも多くの人々と接することが大切である。

皿学校週5日制

 学校週5日制が本年度9月12日に第1回目が実施された。本校としては検討に検討を重ねた上での 実施であった。まず生涯学習のとらえ方の定義づけを,子供が学校を離れて楽しく過ごす日・家族の 人達との触れ合いの日・様々な人達との交流の日・自分の好きな遊びの日・地域や家庭での体験・経験 の日と幅の広い多くの内容を含んだものととらえた。

 また,家庭教育の役割は何かを再考することにより,子供の教育は親・家庭と学校と地域の三者が 連携することの大切さと,各々の役割の特性を認識できた。まず家庭教育の役割として,家庭は子 供の成長発達にとって大切な場である・子供を育み育てる場である・子供が精神的に安定する場であ

り,安らぎの場である・子供の躾や教育の場である等が掲げられた。

 更に地域の活動,学校外の活動の場を通して,学校では経験できない活動をする。または,今まで の学校生活の中での活動体験を基に地域や家庭で様々な体験をすることにより,活動の内容を拡大 する等が考えられる。それらの活動を通して生活習慣の広がり,人間関係の充実,社会奉仕の心,自 然環境との触れ合い,人々との交流公共の施設の利用等の多くの内容にかかわることが出来る。

 前述のことから見ても学校週5日制は,子供達の自立に向けての活動そのものであることがわかる。

ただ,本校の子供達においては,地域や社会にゆだねるばかりではなく,学校教育の中の一つの場 としてとらえ適切な指導と援助が必要で毒る。そのたあには,学校での活動内容を親に知らせると 同時に協力体制を組み,それを地域での活動に戻して行くことも大切であろう。

 また,学校教育においての基礎基本とは何かを押さえ,身につけさせることが将来の自立に向かっ ての生活力となる。そのためにも教育課程の充実を図る必要がある。

N今後の課題

 平成4年7月の生涯学習審議会答申の中で,生涯学習社会構築のための視点として①ライフスタイ ルの確立②潜在的学習顕在化③関係機関間の促進④学習成果を生かす場の確保の4点をあげている。

 これらの4点については,学校教育の中での生涯学習の起点から,子供一人一人の発達特性に応じ た指導はいかにあるべきかに取り組むことができるし,今まで子供達への指導の内容として実践研 究を進めてきた内容でもある。生涯学習が大きな教育の動向となっている今,もう一度見直し確認

.することにより,子供達の生きる力となって行くはずである。今後の指導の一層の充実を図ること により成果のあるものとして行きたい。

引用文献 文部時報(文部省H2.2Nα1357)

       u (ii H4.IONo.1390)

     平成4年度学校要覧(茨城大学教育学部附属養護学校)

     研究集eq IO〜13集(      〃      )

参照

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31 Ⅱ 教 育 活

10

適切な方法を,事前に学生に周知しておくこ

社会教育と学校教育の連携の重要性は,これまで にも論議されてきた。特に近年は,学校を中心とす

これまでセンターを支えてきたひとびとには、以上のほ かに、各学部や研究科の代表とセンターの教員とで組織す

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 大学時代及び大学という学習環境において、外国語という「ことば」を学ぶ意義とは何か。そし