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雑誌名 共立女子大学・共立女子短期大学総合文化研究所紀

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(1)

神保町周辺における歩行時の感覚時間に関する研究 と韓国清渓川の景観調査

著者名(日) 藤本 麻紀子

雑誌名 共立女子大学・共立女子短期大学総合文化研究所紀

巻 19

号 3

ページ 53‑71

発行年 2013‑02

URL http://id.nii.ac.jp/1087/00002923/

Creative Commons : 表示 ‑ 非営利 ‑ 改変禁止

http://creativecommons.org/licenses/by‑nc‑nd/3.0/deed.ja

(2)

共立女子大学総合文化研究所紀要 第 1 9 号 ( 3 ‑ 3 )   ( 2 0 1 3 )  

神保町周辺における歩行時の感覚時間に関する研究 と韓国清渓川の景観調査

藤本麻紀子串

M a k i k o  FU ] I MOTO 

1 . はじめに

近年東京では地下鉄が発展し地下通路を利用して.地上の目的地または目的付近まで行くこと が可能である。しかし地下道は地上に比べ単調な景色でつまらなく,地上で同じ目的地に向かう よりも先が長いと感じることがある。地上では街路樹などの植栽が豊かであったり.ピルや庖舗な どの変化が見られる景観.また自然光や風を感じられると 地下空間を歩行するよりもあっという 聞に時間が過ぎると感じる。それに比べ,地下空間でいくら進んでも変化の見られない無機質な京 観が続いたり.地下ならではの薄暗く冷たさを感じるような場合は.まだ清かないのかと時間の経 過を遅く感じる。この時間の経過に対する差異に関して.どのような要因が影響するのか疑問を感 じる。以上のことから,地上と地下で場を構成する要因により感じるイメージをアンケートにより 調査.また時間の長さ(感覚時間)がどのように異なるか実験を行い,研究を進め検証していく。

一連の研究 1 )

3 ) で.人と場の関わりを評価する新たな手法として.人間の持つ時間の感覚を提案 してきた。先行研究 1 1 ) では, 2 2 名の学生被験者を市街地の 2 つの歩行コースに歩行させ.コー ス上の 1 8 箇所で感覚時間を計測した。結果として.安らぎや快適さが感じられる環境.好ましい 景観であれば時間を短く感じ.居心地の悪い空間.早く立ち去りたい景観であれば,長く感じてい ることがわかった。このように 感覚時間が場所と人との交感作用を計測する尺度となりうること が示された。先行研究 2 2 ) では,実験場所をさらに住宅や商庖なと都市内の様々な 8 箇所の歩行 空間に広げ.実際に歩行している人を被験者(各場所につき 1 0 0 名)とし.実験を行った。結果と して.落ち着いている人ほど感覚時間の短い人が多く出現し雑然とした場所ほど感覚時間の長い 人が多く出現する。しかし落ち着いてはいるが楽しくはなく心が沈んでいる人にとっては.雑然、

とした寂しい場所に来ると感覚時間の長い人の出現はむしろ減って 短い人の出現が増してくるこ

となと'がわかった。先行研究 3 3) では.環境条件を統ーした場において.感覚時間と場所の関わり

を更に検討する必要があると考え.実験室実験を行った。実験は.様々な場所 1 9 箇所を選定し

現地で視覚情報.聴覚情報を収録し実験室で被験者 30 名にそれぞれ提示した。その結果.実験

室においても.現場における先行研究と同様な結果であったが.被験者それぞれの自己の感情状態

と感覚時間との直接の関わりを見ることは出来なかった。既存研究では.全て直立したまま実験

を行ってきたが,我々は普段屋外にいるとき.単に直立しているだけではなく「歩行する jという

行為も行っている。よって.本研究では,歩行している時の感覚時間の変化を探るため.歩行空間

において一定距離を歩行させて実験を行う。歩行空間での実験としては.物理的には同じ距離が場

(3)

神保町周辺における歩行時の感覚時間に関する研究と韓国清渓川の景観調査

所によって,また人によって異なるという,人間の距離知覚に関する様々な研究 4 ) ‑5)がなされて いる。しかし,いずれも入が歩行した距離に焦点を当てており,複数の要因が混在している実際の 歩行空間において. r 感覚時間 J を扱った研究はされていなし=。本研究では.歩行空間で実際に歩 行している動作の中での感覚時間の変化を探り.評価指標としての妥当性を検討するものである。

また. 8 月には景観調査の一環として,韓国ソウル市にある清渓川の調査を行った。後半に清渓 川調査の結果も追記する。

2 . 実験方法 2 ‑ 1 . 実験概要

実験は. 2 0 1 1 年 9 月 1 3 日 ‑10 月 2 1 日まで計 1 0 日間実験を行った。実験時間は被験者 l 人につ き約 1 時間行った。被験者は共立女子大学学生 2 0 名とした。感覚時間実験は他者の影響を受ける と思われ. 1 回の実験につき,実験者 l 人に対し被験者 l 人を引率した。被験者には.地上空間・

直線経路 4箇所,地下空間・直線経路 4箇所.曲り角を含む経路 2箇所,地下空間・階段の上り下 りを 2 箇所ずつ.計 1 4 箇所の実験場所を決められた順序に従って歩行してもらい.各実験場所に ついてその場のイメージ評価と感覚時間実験を行った(表 1 ) 。歩く順序による結果の偏りをなく すために 2つのルートを考え.半数の被験者ずつルートを変えて実験を行った。

2 ‑ 2 .   実験の流れ

実験は,①フェイスシート,②イメージ評価.③感覚時間実験.④物理的要因の調査.の 4 つで 成り立っている。

①フェイスシート

集合場所において.性別,年齢,実施日,健康状態(良好・普通・悪い).出身環境,在住環境.

好きな空間.嫌いな空間などの項目からなるフェイスシートを記入してもらう。

①イメージ評価

各実験場所(表 1 ) において.形容詞選択によるその場のイメージ評価アンケートに答えてもら った。これによって,被験者が実験場所をどのように評価しているかを見ることができる。加え て同じシート上に,各実験場所に訪れたことがあるかどうか.実験場所について感じること・思 うことを自由に記入してもらった。

②感覚時間実験

異なる歩行空間において.感覚時間の変化を調べるための実験を行った。被験者自身にストップ ウォッチを持って歩行してもらい.既定時間 3 0 秒経ったと思ったらストップウォッチを止めて もらう。なお.実験中は時間経過を意識させないために,時計を見ないこと.頭の中で数を数え たりしないこと.頭を空にしてポーッとしてもらうこと等を事前に指示する。実験終了の度に被 験者のストップウォッチでの数秒を見せないように控え.実際の経過時間も同時に記載した。な お.感覚時間が長いということはあっという聞に時間が経ったということである。

‑54‑

(4)

①皇居沿い

② 一ツ橋

共立女子大学:総合文化研究所紀~

t i }   1 9

号・

( 3 ‑ 3 )  ( 2 0 1 3 )  } ̲ { : .   1  J : , j

登場所

地上/直線経路 │皇居内の緑とお郷が目に入か気持ちの良い 騒音 6 0 . 6dB 

緑視率 33.9%

天空率 4 7 . 4%

i

z t 色が広がっている 。空も開けていて.自然 と開放感を感じられる場所である 。 . 1 : ; の姿が 見られ .Hlb き戸が聞こえる。ランニング ・ 散 歩をしている人やベンチで休 憩 している人の 姿も多く見られる 。 1 1 1 通りは多いが.歩道の 柏栽によりあまり視界に入らず.気にならな い。騒音もあまり気にならない。

地上/直線経路 I  1 1 1 通りが多く .首都高下ということもあ り駁 騒音71. 9 d B 

緑視率 7 . 1 %  天空率 2 . 4 %

音が大きい。首都市下を流れる川は汚く不快 な匂いがする 。山梨下なので日│塗であり. 空 も見えない。人通りは多くない。 自転車やバ イクが止め られていることもある 。

③東京パークタワー J J 私 地上/直線経路 1 話路樹などに植栽がされていて,緑の泣かな

④ タリーズ前

騒音 6 0 . 7 dB  I 通りである 。ベンチで休憩や読自:をしている 緑視率 3 1 . 0 % I 人の姿も見られる。飲食庖・生花庖などの!苫 天空率 4 1 . 8% 舗が並んでいる 。

道路はレンガ ・ タイルで整備されている 。J 1 I

J i l l り 人通りともに多くない。 しかし l 時 r l l J

? 1 7 によっては駐車している自動車が目立つ。

地上/直線経路 │向かつて左側には問舗 ・ オフィスなどが片側 騒音 6 5 . 6 d B

緑視ネ 6.9%

天空率 5 . 6 %

に並んで いる 。 向か つて右側には 6 車 紘一方 通行の道路がある 。 (両側は駐車している自 動車があるため.実質 4 車線)

駐車している自動車 ‑ 自転車が多数ある 。人

通りは少ない。街路樹は少ないが整備されて

いる。

(5)

神保町 j 川辺における歩行時の感覚時 1 1 1 1 に│刻する研究と怖い l i t ' i m 川の ; ; t l J l 調 査 信児島神保町駅地下通路①

ø@布II~町駅j血ド通路②

@竹怖駅①

@竹橋駅②

地下/直線経路 ・ 山角経路

$ l i i.Dは広く .天井市も高い。節屯のため 蛍 光灯は減らされていて暗い ( 実験当時) 。 タ 騒音 6 8 . 7 dB  I イル仮り略 l (iiに装飾はなく.ページュや白を 幅貝 4 ∞ Omm I 基調としていて ' j i.凋である。空調の管が大き 天井山 3 0 ∞ mm I .JE J J i f が響く

地下/直線経路 ・ │控ーには広行 ・ ポスターなど H を ヲ │ くものが多 山角経路 │い。 ま た 路 線 の 家 ; 1 人 ! など大きな文字も円に 騒音 6 7 . 5 ds 

幅只 3 0 ∞ mm 天井白 2 5 ∞ mm

入る。改札や m' ( l の昔が聞 こえる 。人通りが 多いため. ',L> I(?~lf 時などは足音 ・ 訴し声な ども I H J こえる

地下/杭線経路 │無機質な此蝕色の控.床 l まタイ ル。上部にダ 騒音 6 5 . 3dB 

幅日 2 9 ∞ mm

天井市 2 4 ∞ mm

クトがむき/1',しにな っている

人通りは多くないが.電車到着時は人の波が ある I l ' f f , : . I があまりされてなく.排水併が汚 れている

地 下 前 線 経 路 │竹橋駅①に J ' i J じ 。 騒?寺 6 3 . 0dB 

幅只 2 5 0 0mm  p i さ 2 9 ∞ mm

幅只が炊い }ぷは紙のタイル.壁にはタイル で木の絵が . J 1 t i かれている。節屯のため.蛍 ・ 光 灯が J 友かれていて I I i "fく!惑じる。人通りは少な い 狭い通路のため.足骨 . d 8 し声が響く。

‑ 5 6 ー

(6)

) 1 ;

立次子大学総合文化研究所紀袋 第

1 9 8 .   ( 3 ‑ 3 ) ( 2013 ) 

@地) 神保町駅 A8 ! l ¥ 1 : 1

1 3   I4'>神保町駅 A9 山 1 1

① 物 I ‑ I I ¥ ( i ( j   ' k   1 1 , 1 の訓作

地下 / 1 終段 L1 ;   騒音 7 0 . 5 d 

幅只 4 0 0 0 m m  

Z 1 i さ 2 5 0 0 m m  

地下/附段 1 . . f  騒音臼.2 dB 幅只 2 4 0 0 m m   尚さ 32 ∞ mm

,jíj ,ì~述

.

京)~(メトロ

都営地下鉄

伊 I I W J l r 駅 地下通路① l こ I , ; J じ

│併段は 7 i く汚れている 。雨漏りや上部のダク

トがむき w しになっている

時r:n7i~; によって 人通りが1j~ なる

j i j 記述.東以メトロ I 1 蛍地下鉄 神保町駅

地下通路① に同じ

~{J;{パークタワーに併設しているlI\

1  1  被 f J i i i されてきれいな W a 段。途中壁而に j よ ; 1 7 がみら れる 出1 1 付近では街路樹など外の ; i t 色が比 える 上りエスカレーターが併設されている 点点パークタワーへ向かう会社只など人

j

りはそれなりにある 。

実験場

l!Jrの物理的些 Ikf~山長のために.実il!lJ

,JI,J1f.を行った。 1ln"I,ìhl!lJ したものは.温度

i!IJI主

!!H

1 文 ・ 騒 ‑ 1 1 ‑ . 

J!瓜ブJ である

:)_J~前に iitil!リしたものは jぐっ号本

緑税率である

実験中は周問の環境(

' I (  

の定行状態

-

利川者

)g~等)を0'1'0米る m~ り,:êHした

3 . 実験結果

3 ‑ 1.イメージ評価分析

被験‑?i.の実験場ー所に対するイメージ評価を把保する為.形容詞評価を使 m して因子分析 (   i : : I k I " r ‑

法 ・ パリマックス I n l 転)を行った。 イメージ"刊 H i においては同有他 l以上の因子は 3f l 閥 抗 " 1 1 ' , : され,

そこまでの寄与半は 6 8 . 8 % であり .関辿する 1 J i けから第一│尽下は「肝‑ましいj

第二|苅チは

r

I'lr.~

が多い」第三 因子は「うるさい J を示す紡処とな った(ぷ 2 ) 。

3 ‑ 2 . 感覚時間・物理置とイメ ージ因子相関

! ぷ 北 H 寺 I B J.物君 l t l とイメージ評価 I Jq子のデータを J J I いてキ 1 1 1 則分析を行 ったと ころ.

r~[. ましい」

│刈了‑とは 「感覚 i 時 n J l J r 緑税率 Jr 天空率j と 1 1‑:の村"仰があり. r 騒行 Jr i M I 支 J と負の相聞があった 。

r n 然が多い J 因子‑とは「緑視率 J r 天空中 J r i J I I U i J  r ! ! ¥ O 立 Jr h f t U J J と J E の相闘があった。「うるさ い J 1 刈下とは 「 温度 J r ! ! ¥ t 皮 Jr 騒 ‑ i 1 . J と 1 1 ' : の 中 1 1 1 則があり

「紋"tJ~lが J

r  J : : . ' 倍率」と負の十 1 1 聞があった。

~[-ましいと忠われる I必所.自然が多い場所で lよ.あ

と今に JI,~IIlJ が過ぎる結 .!.R となった

紙が多く .

(7)

神保町周辺における歩行l 待の感覚時 1 1 日

に│則する研究と総同

i ' J f 渓川の

}

j

(

観 凋 査 炎 2 イメージ評価の関子分析

好ましい ド i 然が多い うるさい│

税しみやすい

1 3 2 7   1 6 9  

一 似

4 1 美しい . 7 7 2   . 4 0 7  

2 E 凶 主 L

が良い

. 7 6 5   . 4 邸

. 0 9 7

好ましい

. 7 5 2   . 4 4 5 

. 0 6 1

あたたかな

. 6 9 1  . 0 6 2   . 0 0 8   I l f i l " 1 い . 6 0 4   . 5 9 2  

. 0 5 5 広々とした .

1 . 4 6 5  0 1 4   l f !

j

るい . 5 '

. 4 7 8   . 2 7 8  緑が多い . 3 ∞  . 8 2 4  

一 例

l

自然な . 3 5 6   . η2 

. 0

変化に とんだ . 4 1 5   . 8 . 1 0 6  

うるさい

. 1 3 7 . 1 6 2   . 8 0 1 

務ち,vきの無い

‑ . 2 8 8   ‑ . 4 0 7   . i l 4  

ぎやかな . 1 9 3   . 4 0 5   . 邸4 i ! 足 い . 1 3 8   ‑ . 3 9 2   .

7 : 九 与. ' 名 (%)  4 7 . 7 1  1 4 . 3 2   6 . 7 2  

品~.fi'l?f'・}

t t 1 (%)  4 7 . 7 1  6 2 . 0 3   6 8 . 7 7  

説明率

6 8 . i 7   閃 イ j ! J !

1以上

t <   3  感覚礼子1111 . 物理i止と ~tJ'i . イメージ閃 Fの相l刻 好ましい t1然が多い うるさい 感 覚i 時 I

lJ

l . 1 1 3 '  

ー.似

8 . 0 8 3  

i b U 変 ‑ . 1 1 4   . 1 9 1 "  . 0 2 4   i M J ! ! :   ‑. 1 1 9 '   ‑ . 2 7 0   . 1 3 7 '  

m O J !   ∞ . 4  . 4 4 3 "  . 1 3 3 '  

~出九

ζ1

1 ‑ r 1 ‑

. 1 7 0 " . 0 1 2  . 4 7 5 "  

J!~ブJ 0 4 2   . 2 4 3 " 

0 . 8 9

Uì見~t" . 3 5 4   •• . 6 7 8 "   ‑ . 1 5 9 "  

x 空 本 . 3 7 5 "   6 3 5 "  ‑ . 2 0 6 "  

(

"相

l

刻関係

1 ; 1 l '

地点機でイf.l!.

捌間関係は

5%

水憎で有意)

空 が 聞 か れ て い る と 好

しく

.

う る さ い と 好 ま し く な い 結果 と な っ た。

白 然 が 多 い 場 砂 ? で は . 実 際

の 緑 の i 訟 も 多 い 結采 と な っ た 。

‑ 5 8 ‑

(8)

共立女子大学総合文化研究所紀要

1 9 サ ( 3 ‑ 3 )  ( 2 0 1 3 )  3 ‑ 3 . ク ラ ス タ 一 分 析

各 笑 験 場 所 の イ メ ー ジ 評 価 因 子 得 点 を 元 に. 実 験 場 所 1 4 筒 所 を ク ラ ス タ ー 分 析 ( Word 法 ) を 行 い . 以下の 4 グループに分類された(凶 1 ) 。分類したグループ侮の特徴を述べる 。

2 . 0   1 . 5  1 . 0  5 

ー . 5 ー 1 . 0

Wa r di 去を使用するデンドログラ ム

1耳1IlI~された ll?魁クラス空結合

1 0 

15 

I t J ) j l 9 r ごとのクラスター分析

グルー プ 1

好ましい 自然が多い うるさし、

2 グループ 1

:弘}~f

東京パークタワー脇

好ましく.自然が多く.静かな場所である 。悦 貯 に 入 る木々や純物 な ど が多 い た め. 他の グルー プよりも「自然、が多い J 国子が格段に 1 1 j ! l 動 車 な ど の駁?干は多少あ る も の の , 自然が多いこと

も)*~響してか.騒音を!ぷじる「うるさい」囚ずーが低い。 そのため.総合的に見て「好ましい」因子

が山く .一 番良い許制 i l がされている 。 皇 居 沿 い ・ J l t 京パークタワーは感覚時 間 も長く . 心理的にも 胞 や か に 感 じ 日 制B j の経過をあっと言う 川に感 じるという詩人裂が刊 ら れ て い る。被験者アンケート の白 山記 述によ る と. r~詳手 四気が良い J r h  

つたりしている J r きれしい、づ」という声が共 i 通邑して多く 間かれた。

(9)

神保町周辺における歩行時の感覚時間に関する研究と韓国消渓川の景観調査

グループ2

2 . 0   1 . 5   1 . 0   . 5   . 0   ー . 5

好ましい 自然が多い うるさい

‑ 1 . 0  

図 3 グループ 2 : 一ツ橋・タリーズ前

自然が多いがうるさく.あまり好ましくない場所である。このグループは視野に入る自然は比較 的多く「自然が多い J 因子が高い。しかし同時に周囲の交通量が多く騒音が大きいため「うるさ い」因子も高い。被験者アンケートの自由記述によると, i うるさい J i 落ち着かない」という声が 共通して多く聞かれた。

グループ3

2 . 0  

1.

1.

0  . 5   . 0   ー . 5

好ましい 自然が多い うるさい

‑ 1 . 0  

図 4 グループ 3: 神保町駅②・ A9 階段

好ましいが.少しうるさい場所である。地下空間のため自然、を感じられず「自然が多い J 因子は マイナスである。人通りが多いことや機械音が聞こえることから, i うるさい」と感じている。地 下空間の中でも整備されている空間で.広告など目を引くものが多数あり, i 好ましい」因子がプ ラスになっていると考えられる。

‑60 一

(10)

J~ 、'Lf;: 子大学総合文化研究所紀要 ~ 1 9 号 ( 3 ‑ 3 )  ( 2 0 1 3 ) 

グル ー

7

0

4

2 . 0  

1 . 5 

1 . 0 

. 5  

‑ . 5 

好ましい 自然が多い うるさい

ー 1 . 0

1'~15

グ ル ー フ

4

・神

i

栄町駅

I.  A8

階段

竹 僑 駅

I .

竹焔駅

2 )

般かだが. 自然、の -~7f~ が!盛じられず ~ïてましくない場所である

地下情 1 1 1 1 のため人工的な宅 1 1 1 1 で.

1 '1然は!感じられず「円然が多い」閃子はマイナスである。 また人通りも少なく.静かな通路なので

「うるさい J 因子もマイナスである

。 lìt

i~:'1 で人 1: 的

.また !ml立も低いこ

とからか

. r 好ましい」閃子

I,il 燥にマイナスになったと思われる 。

被lh免

,~.アンケートの 1111 1 記述によると . r 陥い J r 怖い J

刊誌しい J r 不安を感じる J r 鉱山 i 公が良くない J という声が共通して多く I H I かれた 。 3 ‑ 4 . 分類したグループごとの感覚時間

グル ー プご と の感 覚 時 間

好ましい

2 . 0  

自然が多いE うるさいー感覚時間

1 . 5 

1 . 0  5  . 0  

ー 目

5

グループ1 グループ2 グループ3 グループ4

‑ 1 . 0 

I ' X I 6  

グ ル

プ似の感覚時)l1j

分却したグループを.感覚 1 1 . ¥ = I H I   J m に並べ ると閃 6 の結果とな った。

36 . 00  35 ∞ 

34 . 00  33 . 00  3 2 . 0 0   3 1 . 00  3 0 . 0 0   29.00  2 8 . 00 

地 l 二の笑験場所であるグループ 1 ・ 2 が感覚 H 、 ¥ ' 1 1 1 1 が長く .地下よりも

j

也卜.の ) i が H 年 1 1 1 1 をあ っと いう I H I に!感じるということが分かる。 地上では紙が見えたり典なる i l l 物が見えたりと.視覚的に碍 られる

j'

, ' i 幸 R が多いためか!ぷj:f: 1 時 1 1 1 1 も民<,あ っという問に時間が

j

E ! i ぎる という結果にな った 開放 感もあるためか 「 好ましいj問チも山い 地ドでは地上と異なり. r うる さいj悶子が向く.にぎ

やかに!:t;じるほど!ぷ j:tI~.J lIlI ;を以く!ぷじている

(11)

神保町周辺における歩行 u 寺の感覚 l

1 1 1 1 に i 刻する研究と般国消渓川の景観調査

3 ‑ 5 . 感党時間分析 3 ‑ 5 ‑ 1 . 地上空間

地上/感覚時間順

好ましい 自 然 が 多 い ・ う る さ い ー 感 覚 時 間

2 . 0 0  

1 . 5 0  1 . 00 

3 6 . 0 0   3 5 . 0 0   34.00  33.00  32 . 00  3 1 . 00  30 . 00  29 . 00  2 8 . 0 0  

関 ∞

ω

‑ 1 . ∞  

皇居沿い 東 京パ

17 9

ワl

タリ

l

ズ前

'Y  橋

1 7 地上 !感覚時間順

図 7は地上空 間に おいて .感覚時1 I ] I ) m に表わしたものである 。「 好ましい J 因子と 「 自然が多 い J

因子 が 高 < . r うるさい」因子が低いほど感覚時間は長くな っている 。皇居沿いでは「自然が多い J

因子が一千昨日くなっている 。一 ツ橋はタ リーズ前よ りも「 自然、が多い」因子は高いが.それ以上に

「うるさい J 因子がt~"、。 「うるさい」と感じるほど感党時間が短くなる

。 3 ‑ 5 ‑ 2  地下空間

地下/感覚時間順

好ましい 自 然 が 多 い 園 うる さ い ー感銘時間

1 . 00 

80  60  . 40  . 2 0  00 

‑ . 20 

40

‑ . 6 0 

‑ . 8 0  

‑ 1 . 00 

‑ 1 . 20 

3 5 . 0 0   34 . 00  33.00  32 . 00  31 . 00 

30.00  29.00 

図 8 1 也下感覚時 U I J 順

図 8 は地下空間において .感覚1 時間順に表わしたものである 。地下空間では.神保町駅→階段上 り→竹橋駅→下りの!阪で感覚時 1 1 1]が短いという結果にな った。神保町駅は幅員も広く. 天井高も高 いの で地下空間としては│井 j 放!必があり .地下空n ; l の中では好印象なのだと考えられる。

‑ 6 2

(12)

共立女子大学総合文化研究所紀~ ~ll9 号・

( 3 ‑ 3 )  ( 2 0 1 3 )  3 ‑ 5 ‑ 3 . 直線経路

地下直線/感覚時間順

nunυnununununυ 

nvR Junu

J

u n v R J u n V 2 1 1

田 好ましい 自 然 が 多 い 四 う る さ い ー 感 覚 時 間

一一 司 3 2

ー ~t ~~.~~

.  ¥ー一一一一 ~ 3 i : o o  

‑ J  L . . I . ̲ ' ι l '   U  . ̲ 4 3 z  

g z s z a a  

線 医 線 g g  g 

1 > 1 1 9   地下直線 ! ぷ : r . f : l 時 1 1 刊 百

地下空 lfi] では.前線~空路

. 1 1 1 1 が り f r J を合む経路.階段の上り ・下 りと実験を行った 。凶 9 は地下 京 I / l J の直線経路において.感覚 H 引 l ¥ J l l l r i に表わ したものである 。「好ましい J , J j 1 子が高いほ ど! 感覚時

I l I J が長くなっている 。神保町駅②前線経路では. r うるさしづ因子が山く .にぎやかさを感じてい る。神保町駅②に付近は改札があり人通りが多い。 うるさいといっても .11':の騒音ではなく .人の 7 1 7 や足音‑といった?日以である。地下空川では静かで物背がなく .人通りがないと気味が悪く感じ 多少の音がある方が許制 l i が良いこ とが分かる。また . ' 1 1 1 1 1 丸 山 I r 駅② は壁の広作が多く見られ.悦 1 1 : 的

に~~トられる情報が多いことや.地下空 IIIJ 独特の単剰で冷たいイメージをあまり感じないということ

も関係していると考えられる 。神保町.駅① は単調な地下通路であるが.竹橋駅① ・ 竹橋駅② に比べ.

天井 ~':Î

. 帽貝が広く . IJ~J1&感を符られていると考・えられるため.比較的感j:よ時 I/lJ を長く!ぷ

じている

。 竹紙駅① ・ ② のイメ ー ジ 、許制 i l . 感覚 I I ; ¥ ' : I I I J ともにほぼ等 しい結来になった 。地下通路では.悦覚的 ‑

l隠jì 的に得られる附キ~iが多いほど.感覚時!日j が長くなるということが言える。

3 ‑ 5 ‑ 4 . 直線経路 ・幽がり角を含む経路

地下直線 ・曲角 /感覚時間順

ー 好ましい 自 然 が 多 い 圃 う る さ い一一感覚時間

2 . 0 0   3 6 . 0 0 

1 . 50  3 5 . 00 

3 4 . 0 0  

1 . 00  33.00 

. 5 0   32.00 

3 1 . 00 

30.00 

‑ . 5 0   29.00 

‑ 1 . 0 0   2 8 . 0 0  

② a 直 s

{ 呆 富 程 {

富 角 震

町 町

│ 刈 1 0 J 血 n i ' . L f f J i !. 

IIII~~~

! a < ; j 1 : 1 1 寺 I I I J f f l n

同 101 立地下空 IIIJ の n'(itJ~経路と 1111 がり frJを含む経並行において

感覚Ir.'j:

I I ¥ J  1 m に表わしたものである 。

この実験結采では.感覚時間はほとんど差はなかった。今 1 I!lの制査は!必党 H 寺問実験が 30 秒 と 短

(13)

神保町周辺における歩行時の感覚時間に関する研究と韓国清渓川の景観調査

かったのが原因だとも考えられる。

3 ‑ 5 ‑ 5 . 階段

階段/感覚時間順

圃国好ましい

ι

」 自 然 が 多 い ・ ・ う る さ い 一 一 感 覚 時 間

2 . ∞ 

A 9

階段

上 り A 8

階段

上 り A8

階段下り

3 6 . 0 0   3 5 . 0 0   3 4 . 0 0   3 3 . 0 0   3 2 . 0 0   3 1 . 0 0   3 0 . ∞ 

2 9 . 0 0   2 8 . 0 0  

∞ 回

∞ 印

A9

階段下り

図 U 階 段 感 覚 時 間 順

図 1 1 は地下空間の階段において,感覚時間順に表わしたものである。上りの方が下りよりも感 覚時聞が短くなると予想していたが.階段 2 か所とも下りよりも上りの方が感覚時間が長くなった。

被験者実験で.上りの実験を先に.下りを後に実験したことが影響していると考えられる。

4 . まとめ

全体的にみると.地下空間よりも地上空間の方が評価が良く.感覚時聞が長くなりあっという聞 に時間が経つという結果となった。地上空間では, r 好ましい J r 自然、が多い J と感じるほど感覚時 間が長く,また騒音などの音で「うるさい」と感じるほど,感覚時間が短くなる結果となった。

地下空間では「好ましい」と感じると感覚時間は長くなるが,人の声や足音などの多少の騒音が あるほうが,感覚時間が長くなる結果となった。また単調な空間よりも.視覚的な情報が多く.天 井高.幅員が広く.明るい方が感覚時間が長くなる結果となった。

場所評価はその場における感情に結びついているため,良い感情を生み出すことが良い空間を作 り出すための必要条件となる o 特に地下空間では,ゆとりを感じられるような工夫,視覚的・聴覚 的に得られる情報を増やすなどの工夫,できる限り自然、や外の気配を感じられるような窓や出入口 を作ることや.温度や照度を調整するなどの工夫を施すことで評価が上がると考えられる。

感覚時間は.環境要因を含めた人の心理を総合的に捉えて場所を評価する.新しい評価指標と言 える。従来の画一的な評価方法では図れない部分,特に人間の心理的な部分を更に詳しく見る事が 出来る。元来の評価指標と組み合わせて使用する事で.より良い環境が提案出来ることを期待した

し、D

5 . 清渓川調査

神保町周辺の調査では.美しい皇居などの景観が広がる反面.高速道路によって景観が破壊され

‑64 一

(14)

共立女子大学総合文化研究所紀要 第 1 9 号 ( 3 ‑ 3 )   ( 2 0 1 3 )  

ていることが分かった。大都市の河川の上を這うように建設された高速道路。騒音とともに.景観 を悪くしている。そんな中.韓国ソウル市にある清渓川復興事業を知った。ソウルは近代になって 急激に変容しており.その中でソウル中心に流れている清渓川は都市づくりの重要な要素である。

そのような清渓川再生による都市空間構成について.視覚的.聴覚的に分析を行い,東京の景観と の比較をし今後の都市空間の景観のあり方について調査した。比較研究との意味もあったので.

感覚時間実験も行う予定であったが滞在時間の関係で今回は調査することはできなかった。清渓 川とは韓国ソウル市内を約 6kmにわたって・流れる川である。 2 0 0 3 年まで清渓J I I は高速道路によっ てふさがれていた。清渓川周辺地域は高速道路の老朽化による危険.スラム化による経済の立ち遅 れ.悪臭.大気汚染による都市環境の悪化.埋め立てによる文化の喪失があり,ソウル市民にとっ て近寄りたくない場所として扱われていた。しかしイ・ミョンパクが(大統領就任以前のころに 高速道路を撤去し清渓川を復元させる必要性を発表すると.急速に市民の意識は高まり,国を挙 げて清渓川を復元することとなった。イ・ミョンパクはここに着目し.大統領就任後の公約として 復元による環境改善を提案した。 2 年 7 カ月というハイスピードの工事で. 2 0 0 5 年には完全に復元 されていた。このように 消渓川の復元には政治的要因もあり 大々的に進められることとなった。

その成果として.周辺開発による経済の発展川の復元による環境再生ソウルの歴史性.文化性の回 復アートやイベントによる利用者の増加.他国に対する広告効果 などがあげられる。現在,清渓 川には 2 2 の橋が架けられている。清渓川はソウル市内の業務地域,住居地域,郊外地域にわたり 流れており.消渓川もそれに伴い大まかに 3区間に分割されている。各区間には,それぞれの特徴 があり.川はその特徴を生かし工夫がなされている。

5 ‑ 1 . 調査方法

2 0 日 年 8 月 1 7 日(水) ‑ ‑ 2 0 日(土)に調査を行った。 1 日目は川の上流から下流まで.韓国の ガイドと供に説明を受けながら歩き.現地調査を行った。 2 日目は上流 中流,下流ごとに物理量 調査を行った。物理量としては.温度.湿度.風速,照度.騒音をそれぞれ計測した。

上流.中流.下流ごとの景観の特徴.写真と物理量結果は表 4 のとおりである。

5 ‑ 2 . 物理置調査結果

図 1 2 から図 1 6 まで.物理量のグラフを示す。

上流から下流に行くにしたがって.気温が若干高くなっていた。湿度は下流に行くにしたがって.

低くなっている。風速は上流のほうが高かった。照度を見てみると.下流の方が照度が高く明るい ことがわかる。下流に行くにしたがって.周辺の建物の高さも低くなることが影響している。騒音 は.下流に行くにしたがって低くなっている。

5 ‑ 3 . アンケー卜調査

現地の利用者の利用目的.川をどのように捉えているのかを把握するため,韓国語に訳したアン

(15)

上 流

対 J f 栄町 J

,',]辺における歩行時の感覚l時

1 1 1 1

に│測する研究と続同

i J f

渓川の

J F ;

観 調 査

1 <   4  i t ' i i J 1 川 , 凋 盆

i 品位 ・ 3 0 . 7 t 温度 .  5 6 . 1 9 6  

j

孔述 ・ 0 . 9 ‑ 1 . 7 m / s 

照 度 ・ 1 2 0 5 1 x I 出府ピ J レやオフィスが立ち並ぶソウルの け 1

騒 音 ・ 7 0 . 4 dB  I 心 街 で. ここは消 渓 川 の中で 訟 も 賑 わ う 業

1 )5地域である 。アート を中心としてソウ J レ 市民や観光客を楽しませている。川 の r j l で

も一番人が多く集まっていた。家族述れ.

カップJ レなど幅広い年齢層の人々がいた 川が勝国の地形をあらわしている

I j l i " E   I  i 品位 ・ 3 1 . 3 < C !照度 .  1 1 4 1 1 x  I 京大門市場を中心とする.庶民的な d i 坊も

下 流

i a V 究 ・ 5 7 . 2 % 騒 音 . 6 3 . 4   dB  I 多い住居地域である。過 去 の 洗 出 場 を 彼 元

111~述

・ 0 . 0 ‑ 0 . 8m l s I す る な ど 市民に密着した環境をお 1 1 り 1 1 ¥ し

j 品J ! r • 3 1 . 7t  i ! l l l J ! [   .  5 1 . 2 9 6  

風 述 ・ 0 . 3 ‑ 0 . 6 m / s 

.ている 。上 流 に 比 べ . 歩 行 し て い る 人 が 減

った。上 流 よ り も 緑 が増 えた。周 辺 に j 也冗

で税しまれている商応街!照明 J~. ファッ

シヨン ピルがあ った 。

!限度 ・ 1 7 6 0 l x I  r i 然性かな郊外地域である。 J I I の 制 が j よく.

騒 ì~.

. 6 1 . 5  dB  I 裸 足になって川遊びができる場‑所や.涼し

‑ 6 6 ー

げな沌や

I

噴水が見られる。感覚的にもだい

ぶ 静 かにな った。 } I I 幅 が 広 く な っ た。 2 3 j 主

道路の名践があった 。

(16)

( 3 ‑ 3 )   ( 2 0 1 3 ) 

~

1 9 号

J t

! t : ( ‑ 大 1 1 1 : 総介文化研究所紀袋

. .   m 

5aも

5 6 " ; "  

手 54%

、 ・ '

S 5 m  

5 0 0

:

: l . L 

4go~。

γ 

下総

中総

上流 中流

‑ W λ  

t b

1 : ; ( 11 3 

d

.'1..1

メ~11ÍIl

I ' g J  1 2  

. .  

7 2  

70  68 

合 間

64

S   2 8

6 0   5 8   56  1 . 8 

1 . 6  1 . 4  1 . 2 

0 . 8   0 . 6  

0

.

0 . 2  

B

占山

積話

υK

中 f た 上総 上総

E 長 } 1 I : ; ( J   1 5 

故 大}:frl.

I~ 1 4 

中総

3 ; ; ; ; ‑

g l ; j j ド .

上椛 下}定

m o 立

[ ' g J  1 6 

(17)

神保町周辺における歩行

H

寺の感覚

l

則的に附する研究と税│玉

l i l ' I i i

尖川の景観溺資

ケート 川紙を 作成 し 実 際 に 通 行 し て 人 に ア ン ケ ー 卜 を行 った。アンケー ト は 2 0 1 1 年 8 ) ‑ J  1 8 日

( 木)の 1 2 時 ‑ 1 5 時半で.調査実施人数は 2 6 人であった。淵査場所は H 町長川広場から 1 7 例目の 橋までとした。アンケー卜の調査項目を 表 5 に示す。

年荷台

同行者

i l ' f i 呆 川 l

に対する満足度 滞在予定時

I I I J

I l t

渓川に*'る

l i i l

にいたところ 整備施設に│刻する不満は何か

衣 5

アンケート調査lJi

I d  

1 0

代 ②

2 0

代 ①

3 0

代 ①

4 0

@5 0  

代以上

l

人①夫婦 ①恋人 @親族 ⑤友述.知り合い

①とても尚Ji ②満足 ①多少

i 尚昆

@多少不満 ⑤不満

‑ 1 5

@1 5 ‑ 3 0

@30‑ 1 1 時 1 1 1 ] ( 1 ) 1 ‑2

時間

2

間以上

①自宅 ② 会社 ①学校•

"f!;~

①ft'i

i

(l施設 @ソウ

J

レ以外の地域

@近場での)lJ1J~

①!~現IYJ ②通路が狭い @ 階段/平

1 1 m

可能施設の不足 @場所の情報がない

⑤ 不 満はない

5 0

代 以 上

3 1 % 

8 0

8 0

年 齢 1 0 代

1 7

年 紛

訪問者は 1 0 代と 2 0 代 が半 数以上を占めていた。 5 0 代以上も 3 i ! i l J 近くいた。 5 0 代 以上 の訪問者 は散歩やジョギングなどの趣味のために来ている人が多かった。

親族 ll o o  

友達/ 知 り合い

8 0

同行 者

1 5 0

1 8

同行者

一人で来て いる人 が 3 5 % . 夫 M . 恋人が 23% . 親 族 が 1 1 % 目友 達.知 り 合 い が 3 1 % であった。

一 回 一

(18)

)1<立女子大学:総合文化研究所魚~~ 第

1 9 り . ( 3 ‑ 3 )   ( 2 0 1 3 ) 

係々な状態の人々が j 昆{ tしていた。観祭,,J.¥j査では.上流では組数人で来ている人がほとんどで. ] "  

流では l 人で来ている人が多かった 。観察調査では.カッフルがとても多く.友人と来ている学 l [ : ̲ も比られた。

︒ 少 足 タ 多 1

満 足 度 不満

: 3 8 00 

1 x : 1 1 9   i i

j ι H t

ほとんどの人が満起していた 。 対ttJl.環境.手

IJ

川 1 m で i 前記している人が多かった。不満として の:U":比とは. r 道が狭い」が挙げられた。

1 . . . . . . . . 2 時 間 2 : 3 00 

. . . . . . . . 1 5 分 1 5 0

2 : 3 0

1 5 . . . . . . . . : 3 0   分 : 3 5 0

1 x : 1 2 0   H~1E~y 定H年 IIIJ

1 5 分 以 内 が 15%. 1 5 ‑30 分 が 35%. 30‑ 1 1 1 寺 1 1 1 ] が 2 3 9 6 .1 ‑21 時間 が 2 3 %.2 1 時間以上が 4%

であった 。休恕ス ペースとして 利用する人が多いので. 2 1 1 キI I I J 以上は少ないが. 1 ‑2 時間が 2 \'~J近

くいた。滞在時 I I I J が鋭い人は .会社の{ 本恕にヰ I J j l J している人や.上流に立ち寄った人だった。

(19)

t

I l i f 泉町周辺における歩行 H 与の!感覚 i 時 I I I J に │ 刻する研究と仰い l i t'ii采川の来観調資

訪問前滞在地 近場で

の用事 ¥

ソウル 以外の ー

地 域 . ) ‑ 0

調

~,

1 " ; ( 1 2 1   , j } i l I I J l i i J 滞住地

自宅

会 社

‑ 1 0

学 校 塾 8 0

「自宅 J が 2 3 9 6 . r 会主 I : J が 1 5%. r 学校 / : 熱 J が 8 9 6 . r 術泊施設」が 4% , r ソウ J レ以外の地域」

が 2 7 % . r 近場での川司l. J が 23% であった。予想よりも観光客が少なく.地元の人が手 j I 川してい た。

不満な し

場所の 情報が 少 な い 1 2 0 0  

設備に対する不満 ‑ ‑ ‑ ‑ ア 照

~/ー 通路が ‘ u

~ 狭 い

階 段 利 用可能 戸ーー一施設の 不 足

‑ 1 6 0

1 " ; ( 1 2 2  

ぷ I~l に対する不満

I!保明 j が 4 9 6 . r 通 路 が 狭 い J が 1 1 % . r 階段/利用可能施設の不 hU が 46%. r 場 所 の 情 報 が 少ない」が 1 2%. r 不満なし J が 27% であ った 「 階 段 利 用 可能施立の不足 J が 5 ',1~j 近くで.多 くの人が不満に思っていた。景観のために意同的になくしているという.ゴミ箱やトイレなどの施 設の不足に対する不満も多かった。 その他.刑判 i の不足があげられた。

6 . 清渓川調査まとめ

神保町周辺の,J,¥ j 査では.高速道路によって景観が破壊されていることが分かった 今 1 " 1 はその高 述道路をなくして j F ; 観を取り戻した i N 渓川の現状がと ' うなっているのかを把握するために. i l i ' i 長川 を調査した。 I ' i j じ 川 で も 上 流 " ' i A E.下流の迎いにより. j;t ftJlも辿

ていた

。 上流は í~'~^'1 ピルに閉

まれていて正辿!盛はあるが.人も多くにぎわっていた。寸 1 流からド流の " ‑ , 低層複合地域は I ; : , j 肱的で あった。駁 1 T もなくなり .静かになる しかし人の数も減って他校の手入れもされておらず.殺伐

‑ 7 0 一

(20)

共立女子大学総合文化研究所紀要 第 1 9 号 ( 3 ‑ 3 )   ( 2 0 1 3 )  

とした印象を受けた。

また.市民へのアンケートの結果より.さまざまな地元の人に利用されており.多少の使い勝手 の不満はあるものの かなりの部分で満足していたことがわかる。

不満としては,ごみ箱やトイレなどの施設の不満の声が多く聞かれていたが,これは 1 ; t 観面に配 厳して.あえてなくしていることも分かつた。

消渓川調査では.満足との回答を多く得たが.良い面ばかりでもないこともわかった。とりわけ 道路と建物で固まれた環境の下では コンクリートで固められた人工的な川に過ぎないとの評価も ある。また都市再生事業により 大型複合施設が建設されはじめ.消渓川周辺の環境は快適性が失 われる可能性がある o

東京の景観を考えるうえでも. i 青渓川調査を行ったことは有意義であった。今後の消渓川がどう なっていくのか.東京の景観とも比較しながら見守っていきたい。

参考文献

1 )   矢川麻紀子.田村明弘:感覚時間による場と人との交感作用の指標化.日本建築学会技術報告集.第 8号.

p p . 1 5 5 ‑ 1 5 8 .   ( 1 9 9 9 . 6 )  

2 )   矢川麻紀子.田村明弘:人と場の関わりと!感覚時 1 1 1 ) に関する基礎的考察 屋外におけるインタビュー調査 による検討‑日本建築学会計画系論文集. N O . 5 4 0 .   p p . 7 3 ‑ 7 8 .   ( 2 ∞ 1 .   2 )  

3) 

藤本麻紀子.田村明弘:実験室における感覚時間実験による検討 人と場の関わりと感覚時間に関する基 礎的考察 その 2‑. 日本建築学会環境系論文集. NO. 5 8 9 .   p p .  6 7 ‑ 7 4 .   ( 2 0 0 5 .  3 )  

4 )   片山めぐみ.大野隆造.

i桑田昌志:歩行移動時の距離知覚に及ぼす経路の形状と周辺環境の l*~科.日本建

築学会計画系論文集. NO. 5 8 0 .   p p .  7 9 ー 8 5( 2 0 0 4 .  6 )  

5 )   丹羽俊介.西出和彦:渉行時における空間の距離認知に閲する研究. F I 本建築学会大会学術講話 i 梗概集.

E ‑ 1 分冊. p p .  7 7 3 ‑ 7 7 4   ( 1 9 9 9 )  

6 )   松岡文子.調枝孝治他:心理的時間その広くて深いなぞ.北大路市 : j j j . (東京. 1 9 9 6 )   7 )   R .   E . オーステイン若 本田時雄訳:時間体験の心理.岩波学術出版社. (東京. 1 9 7 5 )  

8 )   神宮英夫.大山正.今井省吾.和気典二制:時間知覚新編感覚・知' j ;t心理学ハンドブック. p p . 1 5 5 3 ‑ 1 5 7 9 .   (東京. 1 9 9 4 )  

9 )   ポール・フレッス著.原吉雄.佐藤幸治訳:時間の心理学ーその生物学・生理学一.創元社. (東京.

1 9 6 0 )  

1 0 )   安倍三郎:時間意識の心理.東宛書房. (東京. 1 9 3 6 )  

11) 

五十嵐太郎:美しい都市・醜い都市ー現代対観論.中公新書ラクレ. (東京. 2 0 0 6 )  

1 2 )   貨棋淵(著.原:若).維泰俊(著 原若 D . 過美盟(著.原著).リバーフロント張備センター(監修). 

金光鎧(原著).周藤利一(翻訳):消渓川復元 ソウル市民葛藤の物語ーいかにしてこの大事:業が成功

したのか.相模書房.

(2

6) 

参照

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