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サンシン演奏ロボットの研究開発 : 主にハード面について: University of the Ryukyus Repository

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Title

サンシン演奏ロボットの研究開発 : 主にハード面につい

Author(s)

伊波, 善清; 山城, 毅

Citation

琉球大学工学部紀要(60): 79-87

Issue Date

2000-09

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12000/1472

Rights

(2)

琉球大学工学部紀要第60号.、2000年 79

サンシン演奏ロボットの研究開発

_主にハード面について-

伊波善清*山城毅*

DevelopmentResearchonPerfbnnanceRobotontheSANSHmJ

-AbouttheHardwareoftheSystem-ZenseilHA*andTsuyoshiYAMASHIRO* SUMMARY

ThedifferencefromtheindllstrialrObot,theamusementrobotsaIemoreusemMorthe

people,wholiveinhardandstressfUlwoIld,giveapeacefilllifeSANSHINisahetless

3-stringsmusicalinstmmentandtlansmittedtoRyukyu(O1dnameofOkinawaiSland)homⅦ

Chinamorethen600yearsbefOre、Themusicalinstlumentsuchasstringedandpemussion

instmmentsarealsoveryusefUlandnecessaryfbrOkinawanmusicanddance、SoSANSHIN

isverymuchintertwinedwithOkinawantmdition,andthesoundofSANSHINmakes

OkinawanpeoplepeaceofmindandfeelverywellcomfOrtable・

ThesystemstructuresarecomposedmainlyelectmmagneticactuatorsandstepPing

motorsThissystemiscontmlledbythecomputerandcanplayonetempomo正higher

speedthanlOOmillisecondsandthisspeedisenoughtoperfOrmSANSHIN・Perfmmeris

di伍culttomovehisfingersuchhighspeedlnthispaperiswnttenaboutthehaldwaIeof

thesystem

KeyWords:Okinawantradition,Sanshin,Syamisen,Amusementmbots,MusicalinstrUment

能の中心的役割を果たして来た。[4]~[6] 本研究では琉球芸能に欠かせない代表的な楽器 であるサンシンを演奏するロボットを開発し,観

光地沖縄の文化を興味深く紹介し,老人ホーム等

では安らぎを,青少年には科学と文化に対する好

奇心と創造性への刺激を与える事を目的とした。

今回は,これまでに改良を加えてきたハード面

について記述する。[7]~[11]

なお,本ロボットは0号機の形や動作から蜘蛛

(=あがさ_:沖縄方言)が巣を創っている様子に見

えた所から「あがさ-」と命名したが伽琉球古典音

楽に「あがさ-節」なるものがありj蜘蛛が》巣を創

る様子を機織りに例えた教訓歌である.lJi2]睡班

1.はじめに

人手不足に対処し労働の代替装置として1980年

から急速に導入された工業用ロボットは,低コス

トで高品質な製品を生み出し,人間社会に貢献し

てきた。近年,このような生産のためのロボット

から人の心を癒し安らぎを与えるアミューズメン ト&エンターテイメントロボットが注目されるよ うになってきた。[l]~[3]

一見感情を持っているように思えるペットロボ

ットも極々開発されているが,1999年7月にソニ

ーが発売した「AIBO」が有名である。このように人

々の興味を引くロボットとして楽器を演奏するロ

ボットが有り,1995年11月にロボット音楽シンポ

ジウム(日本ロボット学会主催)とロボット音楽会

が明治大学中央校舎で開催され,好評であった。

なお,内容についてはロボット学会誌(VoL14,

No.2.1996年3月)にロボット音楽特集号として掲

載された。このように労働の代替装置である生産

機械のための堅いイメージのロボットと趣向を変

え,人と遊び,楽しませ,一緒に行動する人間共

存型のロボットは,人々の好奇心を刺激し,関心

を持たれるようになった。

サンシン(三味線)は明の時代に中国から琉球に

伝わったと言われ,600年の歴史を誇り,琉球芸

受理:2000年6月26日 日本ロボット学会学術講演会において1996年11月発表済み *工学部電気鬮子工学科 (DePt,ofE1ectricalandE1ectmnicB屯imeeril壇hF3c,ofEng)

(3)

伊波・山城:サンシン演奏ロボットの研究1刑発一水にハード面について- 80 2.あがさ-0号(写真1) 固定鉄心

、。

最初に製作した0号機は,主に電磁アクチュエ ータとレリーズから構成される。電磁アクチュエ ータはコイルに電流を流すと可動鉄心が真輸円筒 の中に入り込む方向に力を受ける。この力を押弦 部と弾弦部の駆動源として使用し,可動鉄心と連 動したレリーズを出し入れする。以下に押弦部と 弾弦部の詳細を述べる。 コイル端子 真鐘円筒 可動鉄心 (アマチャ) 図1.駆動装置(電磁アクチュエータ) 2.1厘励装■(図1) 蝋磁アクチュエータは,コイルに電流を流すと 可動鉄心が真鍛円筒の中に入り込む方向に力を受 ける。この力を押弦部と弾弦部の駆動源として使 用している。

,_」L

F1F

壷} ̄

2.2伝達装置(図2) PU ワイヤレリーズは,電磁アクチュエータの力を 受けて,押弦部ではその先端に取り付けたゴムで

弦を押さえ,弾弦部では突出ピンを出し入れして

弦を弾く。 図2.伝達装置(ワイヤレリーズ) ワイヤレリーズ 2.3押弦部の構造(図3) 3個の電磁アクチュエータとワイヤレリーズを

1個のホルダで固定し,これを勘所の数(4箇

所)セットしてある。

レリーズの先端には弦をソフトに押さえる為ゴ

ムを取り付け,電磁アクチュエータの下部には緩

衝ゴムを取り付けてある。 2.4押弦部の動作

電磁アクチュエータのコイルに電流を流すとア

マチャによりレリーズのワイヤを押し上げ押弦

し,電流を切るとワイヤレリーズの復帰用スプリ

ングで押し戻され開弦する。なお,押弦時のワイ

ヤ先端と弦との雑音や開弦時のアマチャと電磁ア

クチュエータとの追突音を防ぐために,緩衝ゴム

を取り付けて,これを低減している。

押弦用の電磁アクチュエータは,ワイヤレリー

ズを1個のホルダで固定し,4箇所の勘所にそれ

ぞれ3個セットずつ設置してある。

ETBP 図3.押弦部の構造 ヤ 2.5弾弦部の構造(図4)--●←L

仰向けにしたサンシンの3本の弦の上に3本の

ワイヤレリーズの先端を配置し,ピン突出用の3

個の電磁アクチュエータ(P1~P3)と弦に突出ピ

ンを横から押し当てる2個の電磁アクチユエータ

(SLs2)で構成される。s1,s2のアマチャは鉄

の棒を削って作った一体型となっているため,左

右の動きをスムーズにするには,S1,S2の組立は

精度を要する。

厘竺i癖講評團璽

サンシン 図4.;単弦部の構造

(4)

峨峨大学I:学部紀鍵第60号,2000年 81 26弾弦部の動作(図5) ① FZP:

l2312 PPPSS 初期状態でS2:OFF,S1:ONでピンP1~P3は右側 ト:方に位置している。次のタイミングで目的の弦 (図5では第二弦)に対応したピン突出用の電磁ア クチュエータ(P2)のコイルに電流を流し,そのピ ンを突出させた後,スライド用電磁アクチュエー タSlをOFF,S2をONにして弦にピンを押し当てる。 押し当てた電磁アクチユエータ(P2)をOFFにし,ピ ンを引き上げると弦が振動し音を出す。これらの 動作を繰り返し演奏させるが,演奏タイミングの 詳細については,後に述べる。 FFFF FFFNF 00000

》鐸

酉■ ̄ 弦弦弦 ② PlOFF P20N P30FF SlON S20FF

匡藪dilllii嵐

2.7押弦部駆動回路(図6) 4bitの押弦データはパソコン(MZ80B)のI/Oポー トからデマルチプレクサ74LSl54のABCDへ入力さ れ,選択された出力だけLOWレベルになりインバー タで反転されてトランジスタがONする。ONしたト ランジスタは電磁アクチュエータのコイルに電流 を流すので選択された勘所を押弦する。 ③ P10FF P20N P30FF S10FF S20N

P10FF P20FF P30FF S10FF S20N

PaPZP

2.8弾弦部EEnli回路(図7,8) レリーズ駆動用電磁アクチュエータはP1~P3で スライド用電磁アクチュエータはSLS2である。 図8に示すタイミングで駆動する。①の状態か ら目的の弦に対応した電磁アクチュエータP、(P1~ P3のどちらか1個)をONにし,Tlの時間経過後に押 弦変更を行い,T2の時間経過後にP、をOFFにして弾 弦する。T3の時間経過後にS1,S2を元の状態にし て,次の弾弦動作を行う。 第二弦の弾弦 図5 +12V 電磁アクチュ エータコイルイルイルイルイルチュチュチュチュ デ マルチプレクサ 74LSl54

 ̄7ギヒビ:

サ サ サ サ

薯薯|尺

乙|上’五|老|中 乙|上’五|老|中 乙|上’五|老 七 乙|上’五 乙|上 一ハ一ハ ノ NC NC NC NC 、 ABCD叩、蛇

mm、、耐

IIC IiC 合四工 号機のみ) LED表示用(1 図6.あかさ-C

(5)

伊波.u」城:サンシン減奏ロポノトの研究1111発-1tにハードmiについて- 82 +12V

、R'鰯#”衿十

P3

⑤FTに)rT短)ruTに)rK

図7,_あかさ-0号弾弦部駆動回路 押弦変更 押弦データ 弾弦 1231 PPPs 弾弦部 S2 電磁アクチュエータ A1=復帰用アマチャ A2=押出用アマチャ IT11T21T31 ①|②|③I④I Cl=復帰用コイル c2=押出用コイル 図9.-あがさ_1号の弾弦部 .`8.かさ-0号弾弦部駆醐 3.あがさ-1号(図10,12) F 回国0口図面町nF

0号機がサンシンを仰向けにした状態で演奏す

るのに対し,1号機はサンシンを人が弾くように

約30度位斜めに立てて演奏する状態にした。0号

機のSl,S2のアマチャは鉄の-体型で,スムーズ

な動作をさせるには,その組立精度を精密にする

必要が有った。この問題を解決するために1号機

では図9に示すようにS1,S2それぞれのアマチャ

とホルダ間を太さ1.5mmのワイヤで繋ぎ,遊びを

作ることにより動作もスムーズになり,組立も容

易になった。また,演奏形態変更により弾弦の方

向が上下方向で重力の影響を受けるため,電磁ア

クチュエータはパワーの有るものを使用した。ワ

菫朧

図10.あがさ-1号全体構成

イヤレリーズは復帰用スプリングを取り去り,ピ

ン突出用と復帰用の電磁アクチュエータを2個使

用して弾弦の動作であるピンの復帰力を強くし

た。なお,押弦部と弾弦部の動作は0号機と特に

変わりない。図10に全体構成を示す。パソコン(P

C9801DA)のI/Oポートから押弦部及び弾弦部電磁

アクチユエータ駆動回路へ制御信号を送り,図8

1こ示す駆動タイミングで演奏を行う。

町11㎡ 4.あがさ-2号(図11)

0号機,1号機が3本のワイヤレリーズのピン

を,それぞれの弦に対応させ弾弦させたのに対

し,2号機はステッピングモータMにより弦選択

を行わせ,より人の演奏に近い奏法にすると共

に、と>雑音減少のための改良も試みた。

図11.あがさ-2号の全体構成

(6)

琉球入学上学部紀要第60号.2000年 83 4.1押弦部(図13) +12V 0号機と1号機はワイヤーレリーズがスプリン グの力で復帰する時,電磁アクチュエータの下部 にアマチャが当たって雑音を発生する〔、この雑音 を除去するため2号機の押弦部では,開弦用(Cl, Al)と押弦用の電磁アクチユエータ(C2,A2)を併 川|し,開弦と押弦を行い,ワイヤレリーズの復帰 )11スプリングは取り去った。これにより重量は増 えたが,アマチャがぶつかる部分がなくなり雑音 を減少できた.また,高速動作も可能である。 31

⑪FY-C

Sl S2 Pl P2 P3 GND 30

⑤「鏑T⑤「聯T《0

4.2弾弦部(図14) ステッピングモータMを駆動源として使用する ことにより,任意の位置にバチを移動する事がで き,弦の選択が可能となった。弾弦は,選択され た弦上で電磁アクチュエータS1,S2を弦に対して 45度の角度でバチを移動して行い,バチは実際に 使用されるプラスチック製のバチをカットして使 用した。 弾弦の様子を以下に示す。(図15) (1)ステッピングモータMにより,目的の弦の位 置にバチを移動する。①→② (2)電磁アクチュエータS1をOFF,S2をONにして 弦に対し45度の傾きでバチを移動させ弾弦する ③ (3)バチを復帰させるとき,再度弦に触れないよ うステッピングモータMによりパチを数mm (約3mm)右へ移動する。④ (4)電磁アクチュエータSlをON,S2をOFFにして バチを復帰させる。⑤ 図12.あかさ-1号弾弦部駆動回路

バツi鱗

● ● ●

#二三鶚

弾弦方向 ② バチ移動 (弦選択) 図13.あがさ-2号の押弦部 、

ハ轍『辮職一戯》一一

。-復・一・一

一動一帰一 一移一復一

③鰍一④齢一⑤好一

1IIl10II0IIII0000I0IIIII」

図14.ihZZiSさ〒2号の弾弦部iL1

図15.弾弦の様子

(7)

伊波・山城:サンシン演奏ロボットの研究開発一主にハードmiについて- 84 乙0~八O=開弦用 乙1~八1=押弦用 乙01上0乙0 上01五01老0老Ol中0中01六01下老0

ヂマルチプレクサ 74LS154 ⑤

両方冠商両市市葡南面両

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丁 丁 +l2V

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遇】 上】 五1 老】11中] 六1 下老1 句ニ ヴ『

⑪L鰯Tに)し翻すに

PawerON/OFFControl J+ 図16.あがさ-2号押弦部電磁アクチュエータ駆動回路 4.3押弦部厘助回路(図16) PCからのデータ転送インターフェース(D-FFな ど),バチ設定スイッチ,出力側にバチ移動距 離,速度,方向,押弦データなどの出力(D-LATCH) で構成される。 RESETスイッチでCPUをリセットするとZ80アセ ンブラで書かれたROMの演奏プログラムが起動す る。PCのプリンタインタフェースから演奏速度や 演奏タイミング等のパラメータをRAMへ送り,操 作スイッチでバチを第1弦と第2弦の中間に移動 して初期位置設定行う。なお,オートチューナ (調弦器)を使ってサンシンの調弦をする。PCから 音符,拍子などの演奏データをRAMへ入力し,ス テッピングモータのパルス数,周波数,S1,S2, 押弦データなどのデータに変換してパルス発信器 およびパワーダウン回路へ送り演奏を行う。 また,1号機との同時演奏も可能である。 コントロール回路から出力される押弦データ(P DO~PD3)はデマルチプレクサに入力され,A+B+C+ D≠Oの場合は,押弦用(乙1~八1)の-箇所の勘 所だけONにし,その他は開弦用(乙0~人O)をONに する。A+B+C+D=0の場合はすべて開弦用がONで 開放弦を弾く(合,四,工)ときである。また,電磁 アクチュエータの電源をコントロールする回路を 構成し,パワーダウン機能にも対応している。 4.4パルス艶I凰器およびパワーダウン回路 (図17) ステッピングモータのパルス数,パルス幅,正 転逆転1弾弦用電磁アクチュエータSLS2のデー タをコントロール回路より受け取り,モータと電 磁アクチユエータを駆動する。ステッピングモー タの駆動はROMのデータによりスルーアップスル ーダウンも可能であるが,バチの移動距離が小さ いため,その効果はあまり見られない。また,駆 動信号が終了してから数十秒後にステッピングモ ータドライバーのHOLDOFFと押弦部のパワーダウ ンを行い,待機時のモータと電磁アクチュエータ の温度上昇を防ぐ。 5.あがさ-3号(図20) マイクロステップ駆動のステッピングモータを 使用し,弦選択と弾弦を行うアルミ製のアームを ステッピングモータの軸と直結して,強弱の演奏 ・連弾も出来るようにした。なお,バチの出し入 れを行うために電磁アクチュエータSLS2を支点 で自由に動くプラスチックのアームに取り付けた が,遊びの部分は音の柔らかさに影響を与える。 マイクロステップ駆動のモータは基本ステップ角 を最大255分の1まで小さくでき,振動が非常に 小さく,軸直結でギヤーを使用しないので雑音が 少ない。 4.5コントロール回路(図18) コントローラーに4[MHz]駆動のCPU(Z80A)と25 6KbitのROMおよびRAMなどのワンボードマイコン 入力側に起動時モード/選曲スイッチ(DSW1,2)

(8)

琉球大学工学部紀要第60号,2000年 85 仰弦伽 コン 】C ]C PO

減gg2-j

-oPDO 1..---1 図17.あがさ_2号パルス発信器およびパワーダウン回路 tDPCPrinte「化成(LPT)

LT脚

、皿亟函四殴函、、 卜6127己盈盟-西IIJdPP凹詑BC-l5L 卜帆27⑥塞睡-雪 ⑭・・・、硬 汗 9 ,0..m

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(9)

伊波・IU城:サンシン演奏ロボットの研究間発一痕にハード【Biについて- 86 PCPrinterPort(LPT) 00~07BUSYmGMD --------つむつ・二つ○○○一・dD-----②--□----- ̄ ̄-- ワンボード▼イコン(7℃-80 2S) マイク、ゴン)ローラ 坐川功利圏料翻劉圏刺爵弧愚師恩⑩Ⅱ30607:⑪Ⅱ肥Ⅱ脚矧‐刺卿‐‐Ⅱ劇剣而碆捌

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囹囹

+5V

蝋|]1コ:fLf:

+5V X,上al■19.660餌Hニ システムCK=9.8009回12 図19.あがさ-3号コントロ 一ノレ回路 5.1コントロール回路(図19) STEPPING MOTOR

Z80互換の高速処理マイクロコントローラを使用

し,システムクロックが約10MHzでZ80A(4UHlz)の約

10倍のスピードがあり,ステッピングモータの駆

動パルスをプログラムで発生させ,パルス発信器

を別回路で構成しなくても良い。モード&選曲ス

イッチは,起動時にモードスイッチで起動後はROM

モード時の選曲スイッチになる。

操作スイッチはシステムのリセット,パチの初

期位置設定,第1~3弦の弾弦テスト,曲目の登

録演奏中断,など演奏に必要な各操作を行う。

562動作原理と演奏タイミング(図20,21,22)

(1)ステッピングモータにパルス(PS)を入力し

これに直結されたアルミ製のアームにより弦選

;択と弾弦を行う。Z[ms]の時間をかけて弾弦の

-JT位置まで移動するが,Zは演奏速度と拍子(、)

によって変化し(1)式により得られる。

Z=TMP/n-T1-T2-1D-T3[ms]…(1)

図20.あがさ-3号弾弦部の構造

&]|&’

Tまた,TD[ns]時間をかけてステッピングモー

タにパルス(SP)を入力し弾弦する。

~なお,バチの移動は0.1[1,m/step]であり,初

期位置は,|まぽ第1弦と第二弦の中間にセット

する●毎

_図21.バチの制御

S1 S2 動作説明 ON OFF バチUP(弦選択時バチが弦に触れない) OFF ON 弾弦(バチを深く挿入し通常の音を出す〉 ON ON 弱音(パチを浅く挿入し弱い音を出す)

(10)

琉球入学工学部紀要第60号.2000年 87 (2)弦選択後,電磁アクチユエータSLS2により バチを弦の問に挿入するがS1,S2のON,OFFの組 合せにより,挿入の深さを変える事で音の強さ (強音・弱音)を変えることが出来る。 電磁アクチュエータ(弾弦部:SLS2,押弦部: PS)の動作は,RL時定数と鉄心の慣性のため どうしても時間遅れが発生し,演奏速度にも影 響を与える事になる。Tl,T2,T3の待機時間は このために必要となるが使用電圧を操作してス ピードアップを図っており,現在100[、s/音]の 演奏が可能である。 なお,TMPは演奏速度,nは拍子(1=1拍,2=l/2 拍,3=l/3拍…)でありTl,T2,TD,T3[ms]は曲に よって与えられる固定の値である。 演奏は,初期位置から始まり,弦選択,バチ 挿入,押弦,弾弦,バチ復帰,弦選択の操作を 繰り返して行われるが,特殊な奏法として,打音 (押弦のみで音を出す),掛音(弦を下から上へ弾 く),列弾(複数の弦を弾く)などが可能である。 弦選択 弾強 弦選択 SP S2 S1 PS  ̄Z-÷Tl+T2牛一TD-キーT3-寸一Z-CF‐ --,匹/、 図22.演奏タイミング 割は果たしていると思われる。なお,実用化のた めには,低価格化,操作法の簡略化,軽量化(搬 送のしやすさ)など考慮する必要がある。 6.まとめ 1M辞 近年,生産のためのロボットと種を異にし,人 を楽しませるアミューズメントロボットが注目さ れるようになってきた。本論文では,琉球芸能の 中心的役割を果たしてきた代表的な楽器であるサ ンシンを演奏するアミューズメントロボットのハ ード部分について細述してある。 0号機は演奏ロボットが,どの程度演奏可能で あるか,とにかく演奏をさせてみようと製作した もので,サンシンを仰向けにして,その上に押弦 部と弾弦部を配置した。1号機は人が演奏するよ うにサンシンを約30度立てて演奏させた。2号機 は弾弦部の弦選択用にステッピングモータとギヤ ーを使い,人と同じようにバチで弾くようにした。 3号機はマイクロステップ駆動のステッピングモ ータでギヤーを使わずにアームと直結した。0~ 3号機は,かぎやで風節(ゆたりした曲)からカチ ヤシー(早弾き曲)まで幅広い曲の演奏が可能であ る。0号機から3号機にかけて主に弾弦部の構造 を改良してきたが,押弦部についても改良を加え 雑音についてもかなり改善されてきた。演奏技術 としては強音,弱音,打音,掛音,列弾などが可能で 演奏速度は100[msec/音]まで弾く事ができ,拍数 の変更も可能である。1号機と2号機は同時演奏 が可能で,1995年11月に日本ロボット学会主催の 「ロボット音楽会」で各演奏ロボット(バイオリン フルート,トランペット,サックスフオンなど)と 「蛍の光」の同時演奏など共演した。[9]

なお,本ロボットは技術の民間移転の形で製品

化第1号機を製作し,那覇市の沖縄ホテル(那覇

市観光ホテル旅館事業協同組合)に納品・設置さ

れ(1996年11月)沖縄観光の目玉として一役を担っ

ている。「サンシンの日」の番組出演,「沖縄県産

業まつり」「青少年科学作品展」など様々なイベ

ントで興味の的であり,アミューズメントロボッ

トとして「人を楽しませ,安らぎを与える等」の役 この研究の一部は平成5年度から9年度までの 文部省科学研究費補助金による。 参考文献 特集:感性とロボット,日本ロボット学会誌 Vol、17N07,1999年10月 特集:21世紀の玩具とロボティクス 日本ロボット学会誌,Vol、18,No2,2000年3月 井口信洋:アミューズメントマシン オーム社,1994年 山城,伊波:沖縄&サンシン演奏ロボット 支部のページ,電気学会誌Vol、118-9,P-541 1998年9月 田辺尚雄:三味線音楽史,柏出版,1975年 矢野輝雄:沖縄芸能史話,椿樹社,1993年4月 伊波,山城:サンシンの自動演奏に関する研究 (1),電気関係学会九州支部連合大会 1202,1992年10月 伊波,山城:サンシン(沖縄三味線)演奏ロボッ トに関する研究(1),日本ロボット学会学術講 演会,2337,1994年11月 伊波,山城:サンシン(沖縄三味線)演奏ロボッ トに関する研究(2),ロボット音楽シンポジウ ム,5A2-0-2,PP17-18,1995年11月

伊波,山城:「サンシン演奏ロボットについて」

解説,日本ロボット学会誌PP18=21.Vol、14

No2.1996年3月 伊波,山城:サンシン(沖縄三味線)演奏ロボッ トに関する研究(3)甑日本ロボット学会学術講 演会,2A2-1-4,1996年11月 見里朝慶:琉歌の研究,文教商事,1989年7月 宮城嗣周:「嗣周・歌まくら」,那覇出版社 1987年2月 [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13]

参照

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