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すべて 平成22年度教育行政重点施策|岡山市|学び・生涯学習|教育・文化

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岡山市教育行政重点施策は、岡山市市民協働による自立する子どもの育成を

推進する条例(愛称:岡山っ子育成条例)を基盤に、岡山市都市ビジョン(新

・岡山市総合計画)をふまえ、教育行政のより一層の充実を図るために、単年

度ごとに見直し

策定しているものです

都市ビジョンの政策

プロジェクト

をもとに

その政策を実現するため

重点的に進める施策と事務事業を設定し

体系的にまとめました。

基本政策・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

重点施策・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

自立する子どもの育成・・・・・・・・・ 2

教育環境の整備・・・・・・・・・・・・・ 1 0

生涯学習の充実・・・・・・・・・・・・ 1 3

文化力の育成・・・・・・・・・・・・・ 1 5

(3)

子どもたちの確かな学びと豊かな心、健やかな体を育むための教育内容の充実 と家庭や地域社会の教育力の向上を図るとともに、教育、保健、福祉、医療の各 分野の連携を進め、子どもの育成に関する相談支援体制の充実を図ります。

市民協働による地域に開かれ信頼される学校を実現するため、適正な規模の教 育環境づくりを図るとともに、多様な学習活動に対応できる安全な学校施設の 整備や魅力ある教職員の育成に努めます。

市民が生涯にわたって主体的に学習できるよう学習情報の提供や生涯学習施設 の整備などに努めるとともに、市民のための幅広い学習支援環境づくりを推進し ます。

歴史遺産や伝統文化の保護・継承に取り組むとともに、子どもたちをはじめ、 広く市民に活用される文化空間の形成を目指します。

(岡山っ子育成プロジェクト)

自立する子どもの育成

(教育環境プロジェクト)

教育環境の整備

(生涯学習プロジェクト)

生涯学習の充実

(魅せる歴史と文化プロジェクト)

文化力の育成

(4)

子どもたちの確かな学びと豊かな心、健やかな体を育むための教育内容の充実 と家庭や地域社会の教育力の向上を図るとともに、教育、保健、福祉、医療の各 分野の連携を進め、子どもの育成に関する相談支援体制の充実を図ります。

自ら学び考える力の育成・豊かな心の育成

○ 豊か な人 間性を 身に つけ 、自 分を 高め 、共に 生きる ことの できる 自立す る子 ども を育成します。

○ 岡山型一貫教育の推進により、子どもたちの確かな学びと豊かな育ちを支援し一人 一人の能力と学力の可能性を伸ばします。

○ 子どもたちが思いやりや感謝の心など、社会の一員として生きる上で大切なものを 身につけられるように努めます。

基礎 ・基 本の確 実な習 得

【習熟度別サポート事業】

学習につまずきの生まれやすい小学校2∼4年生の授業において、習熟度別 の授業を行う中で、さらに10人以下の小さな集団による授業を行うことで基礎 ・基本の確実な習得を図り、児童一人一人の学力向上を目指す。

新学 習指 導要領 の重 点事 項と今日的 課題 の解 決

【学力・授業力アップ支援事業】

児童生徒に共通する学力面の今日的課題の解決に向けて、日々の授業の質的 な向上と小・中の9年間を見通した系統的な学力の育成を図る取組を展開する ため、教科・学校種を超えた研究体制の強化を図る。また、大学教授等から、 校内研究の視点の持ち方,課題設定の在り方等について指導・助言を得ること で、校内研究において核となる教員の授業力の向上と教科研修における企画・ 調整力を高める。

・「いきいき学校園づくり」を2年後に控えた学校は原則参加。 【外国語(英語)教育の推進】

岡山市の英語教育の体系化を図り、新たに加わる小学校における外国語活動 の実施を含め、子どもたちが一貫した流れのなかで英語教育を受けることがで きるように枠組みを整理するとともに、外国語指導助手等の活用を推進するこ とができるよう教育環境を整える。そのことにより、異文化を理解し、英語や 外国の文化にふれる・慣れる・使える子どもたちを育成することができる魅力 ある授業づくりを推進する。

(5)

豊か な心の 育成

【はぐくむ心・あったかハート事業】

心をはぐくむ豊富な教材や資料と出会う機会、社会的な課題への対処や人間関 係について考える機会、様々な価値を実感を持って捉えるための体験的な活動の 機会を充実させることで、岡山っ子の「豊かな心」の育成を目指す。

・資料集『あったかハート』(小・中学校版)の作成 ・「あったかハート推進講師」の派遣

(6)

岡山 型一 貫教育 の推 進

【授業で変わる!いきいき岡山っ子育成事業】

教育委員会と大学とが連携し、発達の各段階を貫く共通課題や学校種間の接 続の課題の解決を効果的に図りながら、学校園全体の教育実践や中学校区で取 り組むべき改善方策を提供・検証する。この過程を通して、子どもの学びを中 学校区で考える岡山型一貫教育を実現し、確かな学力を身に付けた自立する子 どもの育成を目指す。

・毎年9中学校区で実施予定

・特色ある授業や保育づくりのための講師派遣

健康 教育 ・体育 教育 の充 実

【小・中学校体育・保健体育の充実】

岡山市内の各小・中学校をブロック順に体育・保健体育の研究推進校を指定 し、教科研究を推進すること等により、体育・保健体育の充実・発展を図る。

<平成22年度研究発表校>

小:岡山市立高田小学校 中:岡山市立岡輝中学校 【学校給食の充実】

(7)

【スクールヘルスリーダー派遣事業】

経験の浅い養護教諭の1人配置校に、退職養護教諭を「スクールヘルスリー ダー」として派遣し、メンタルヘルスなど多様化する現代的な健康課題への対 応についての指導助言を行うなどの支援を行い、学校保健の充実を図る。

・本年度派遣対象校:4校(1日4時間 月2回程度)

体験 活動 の充実

【わくわく冒険キャンプ】

少年自然の家周辺の自然環境を生かした長期のキャンプ生活の中で環境学習

、 、

や自然体験を通して 仲間とともに協力して活動する喜びや楽しみを感じさせ 生きる力を育てる。

・全行程7日間(前3日:少年自然の家、後4日:牧山クラインガルテン) 【子ども体験活動推進事業】

自然体験や集団宿泊研修等の活動を通して、自然の偉大さや美しさを感じさ せるとともに、子どもたちが他者との関わりの中で心身ともにたくましく生き る力を育てる。

・わくわく探険隊 ・わくわく子どもまつり 【自然の中での学習会】

岡山市内の小学生を対象に、普段の学校とは違う環境の中で、ボランティア 先生(小学校や大学の教師)と共に体験活動を行うことで、学校の枠を越えて の交流や自然の素晴らしさを体感させる。

読書 活動 の振興

【絵本の読み聞かせ事業】

絵本の読み聞かせの楽しさと大切さを保護者に伝え、家庭で実践してもらう ことにより、子どもが自然に本にふれ、読書に親しむことができる機会をつく ることを目指す。

【子ども読書活動の推進】

子ども読書活動推進計画に基づき図書館が中心となり、社会全体で子どもの 読書活動を推進する環境をつくり、岡山市の未来を担う子どもたちが、読書を 通じて自ら学び、自ら考えることができる人間として成長していけるようにす ることを目指す。

・児童書の充実と団体貸出の推進

(8)

家庭・地域社会の教育力の向上

○ 子どもたちが愛されていると実感できるように、教育の基盤である家庭の教育力の 向上を図ります。

○ 地域の子どもは地域で育てる気運を醸成するため、地域全体で子どもの育成に関わ る環境づくりに取り組みます。

子育 てに関 する情 報提 供・相 談・支援 体制の 充実

【子育て支援情報の提供】

子育て中の保護者に向けて、各地域に所在する子育て支援を行っている様々 な施設や組織によるサービス、市民グループなどによる自主的な子育て活動に

、 、 、

ついて 幅広く情報提供することにより 保護者が気軽に有意義な情報に触れ 安心して子育てができるよう支援する。

【子育て支援「のびのび親子広場」事業】

幼稚園が子育て支援のセンター的役割を果たし、地域の子育て支援に寄与す る。

安心 できる居場 所づくり

【放課後子ども教室推進事業】

児童・生徒を対象として、平日の放課後や学校休業日に、学校施設等を活用

「 」

した安全・安心な体験学習・交流活動・学習活動を主体とした 子どもの居場所 づくりを推進する。

【夏休みフリー塾の開催】

公民館で夏休み中の子どもたちを対象に、様々な体験活動ができる居場所を 提供し、仲間づくりを支援する。こうした取組を通じて、異年齢の子どもや高 齢者を含めた地域の大人たちとの出会いの中でふれあいを深める。

青少 年の 健全育 成

【青少年育成センターの活動】

市内青少年の保護育成を図るため、岡山市青少年育成協議会、警察、学校そ の他関係機関及び団体等と青少年育成センターとが連携するとともに、岡山市 青少年育成委員の協力を得て、補導・相談、啓発・広報・研修活動等、青少年 の非行防止、健全育成に必要な業務を総合的に行う。

【青少年育成地区活動促進事業】

青少年の健全育成に重点的に取り組む岡山市青少年育成協議会・各地区青少 年育成協議会が行う補導、環境浄化、健全育成に係る地区活動を奨励・支援す ることで、青少年の健全な育成を図る。

【子ども会育成研修事業】

(9)

養成を行うとともに、地域での情報交換が進められるようネットワークを強化 する。また、子ども会活動を活性化するための情報の発信や指導者の派遣を行 う。

【少年リーダー育成事業】

地域団体の主体である子ども会で主体的に活動する子ども自身のリーダー 「インリーダー」とサポートすることのできる中学生・高校生のボランティア リーダー「ジュニアリーダー」を養成し、子ども会活動を活性化させる。 【新成人の集い】

新成人自身が新成人の集い(成人式)を企画・運営することを通じて、自ら の意思による行動の責任を負う人格を持つようになったことと地域社会から祝 福されることで社会を担う一員となった自覚を促す。

【岡山市ジュニアオーケストラ運営事業】

音楽を通じて、情操豊かな青少年の育成と市民文化の向上を図るため、定期 演奏会活動や岡山市の代表としての岡山市内外の文化交流・国際親善活動を行 う。

子どもの育成に関する相談支援体制の充実

○ 保健・医療・福祉の分野との連携を深め、子どもの育成に関する相談体制を強化し ます。

○ 特別な支援を必要とする子どもの自立を目指すとともに、教育機会の均等を図りま す。

特別 支援 教育の 充実

【共に生きる子どもを育てる発達障害児支援事業】

幼稚園及び小・中学校における発達障害児の自立や一人一人の実態を踏まえ たきめ細やかな指導を支援するために、発達障害を専門とする大学教授、臨床 心理士、発達障害児相談主事等からなる「専門家支援チーム会議」の機能を充 実させ、学校園の指導力向上を目指す。障害のある子どもの自立を支援する特 別支援教育支援員(特別支援教育補助員を改称)を適切に配置する。また、教 育相談室に発達障害相談員を置き、保護者や学校からの相談に応じる。このよ うな機能を強化し、岡山市発達障害者支援センター(仮称)が構築しようとし ているライフステージに応じた切れ目のない支援体制へとつないでいく。

・「専門家支援チーム会議」(訪問相談)の開催

・特別支援教育支援員(特別支援教育補助員を改称)の配置 ・発達障害相談員の配置

(10)

総合 的な相 談体制 の充 実

【子ども相談主事配置事業】

多様化する問題行動の解決に向けて、生徒指導上の課題解決に必要な専門性 をもつ子ども相談主事が、学校園や保護者等の相談に応じたり、事例協議やケ ース会議の場で学校園内の支援体制や福祉等の関係機関との連携体制を構築し ていくための指導助言を行ったりすることによって、学校園の問題解決力の向 上を図る。

【教育相談室運営事業】

(11)

対象に、学校や家庭等で抱えた教育上の課題(不登校や長期欠席,集団適応等 よる悩みなど)に関する教育相談を行い、改善を図る。また、家庭に引きこも っている児童生徒に対し、訪問相談員を派遣し、学校復帰に向けた各種の支援 を行う。

【適応指導教室運営事業】

岡山市適応指導教室(中央適応指導教室・トラングル一宮・ラポート牧山の 3施設)において、さまざまな体験的な活動等を通して不登校児童生徒の自立 に向けての支援を行い、学校復帰を目指す。また、市教育相談室や子ども相談 主事、こども総合相談所等との連携を一層進めることで円滑な入室と的確な支 援を行う。

【子どもの自立を応援!学校適応支援事業】

問題行動や不登校等、学校不適応状態の児童生徒への早期対応や学校復帰の 支援を教職員と連携して行うための要員を小中学校に配置することにより、子 どもの自立を応援する協働体制を確立する。

・スクールカウンセラーの配置 ・不登校児童生徒支援員配置事業 【であいチャレンジ事業】

(12)

市民協働による地域に開かれ信頼される学校を実現するため、適正な規模の教育 環境づくりを図るとともに、多様な学習活動に対応できる安全な学校施設の整備や 魅力ある教職員の育成に努めます。

安全快適な教育環境づくり

○ 今日的課題に対応した多様な学習活動を展開できるように学校施設を整えるととも に適正な規模の教育環境づくりに努めます。

○ 地域の防災活動の拠点など多様な役割をもつ、学校施設の安全性や利便性に配慮し た整備と適切な維持管理を図ります。

安全 で魅力 的な教育 環境 づくり

【学校園の耐震化事業】

大規模災害時には、地域住民の避難拠点ともなる学校園、特に小中学校体育 館の耐震化を最優先に推進し、平成23年度までに全体育館の耐震化完了を、校 園舎についてもI s 値0. 3未満の校園舎から順次耐震化を進め、安全・安心な学 校園づくり、教育環境の向上を図る。

【教育情報通信ネットワークの整備】

学校園における情報通信ネットワークを充実させ、事務効率の向上や行政コ ストの低減を図る。また、平成20年度に機器更改を行った教育サーバセンター で各学校のコンピュータウィルス対策、有害サイト閲覧規制、ユーザ認証など 集中管理することで、管理負担・費用を軽減するとともに教育情報ネットワー クの安定稼働を目指す。

【校舎等の増改築事業】

児童・生徒数の増加に伴う教室不足及びプレファブ教室を解消するため、校 舎の増築を行うとともに、施設の老朽化及び狭小化に対応し、体育館等の新築 ・改築等を行い、教育環境の充実を図る。

・岡山市立瀬戸中学校体育館改築工事<設計> ・岡山市立西小学校校舎増築工事等

【足守地区学校教育環境づくり】

小学校での過小規模化とそれに伴う複式学級の解消に努め、学校が様々な教 育活動に取り組んだり、子どもたちが多くの友だちと豊かな人間関係を築いた りできるように、教育上望ましい集団活動が実践できる教育環境とする。

中高 一貫 教育の 充実

【岡山後楽館中・高等学校施設整備事業】

全国初の併設型の中高一貫教育校である岡山後楽館中学校・高等学校の施設 整備を行う。本年度は体育館棟、校舎棟建設に着工。

(13)

市民協働による学校づくり

○ 市民協働によって、地域に開かれ信頼される学校を実現します。

地域 の創 意工夫 を生かした特色 ある学 校園 づくり

【学校支援ボランティア事業】

岡山市立幼稚園・小学校・中学校・高等学校での教育活動に、あらかじめ登録 した保護者や地域住民の様々な特技や趣味などを活かした支援活動を導入し、 地域の教育力の学校教育への活用を図る。

地域 住民 ・保護 者の 学校 運営へ の参 画

【地域協働学校の推進】

地域協働学校に指定した学校園に「運営協議会」を設置し、保護者や地域住 民が学校運営に参画することで、学校園を開き、学校運営を活性化して、家庭 や地域社会の教育力向上を図るシステムを作る。また、中学校区内に存するす べての学校を「地域協働学校」として同時に指定するように努め、幼・小・中 の連携を強化するために「連絡会」を開催し、就学前から義務教育修了までの 子どもの育ちを連続的に支援できるシステムを作る。

学校 評価 の充実 による学校運 営の 活性 化

【学校評議員制度の発展と学校評価の推進】

(14)

の参画と協力を進め、学校運営の改善と組織の活性化を図る。また、学校評 議員による学校関係者評価の実施の条件整備を行うことで、学校評価の充実 を図る。

魅力ある教職員の確保と支援体制の充実

○ 専門的知識だけでなく、教員としてふさわしい資質や使命感・意欲・適性などにつ いて総合的に評価し、採用します。

○ 指導力向上に向けた研修や評価の充実を図ります。

○ 教師が子どもたちと向き合う時間を確保できる条件を整えます。

魅力 ある教 職員 の採 用と一貫 した教職 員研 修

【教職員研修事業】

「我がまちで育てる 我がまちの先生」をコンセプトに、経験豊かな地元教 員を講師とし、岡山市の子どもや学校の実態に即した研修や、子どもの学びを つなぎ幼小中連携を深める研修など、我がまち単位の規模であることを生かし た研修を採用時から一貫したライフステージに合わせて実施し、情熱と力量豊 かな魅力ある教職員としての資質能力及び指導力の向上を図る。

【総合教育センター整備事業】

「我がまちで育てる 我がまちの先生」を実現し、推進していくための、研 究・研修機能を備えた施設として、西大寺公民館の一部を新教育センターとし て整備する。

【魅力ある教員の確保事業】

(15)

市民が生涯にわたって主体的に学習できるよう学習情報の提供や生涯学習施設の 整備などに努めるとともに、市民のための幅広い学習支援環境を推進します。

多彩な学習機会の提供

○ 市民が年齢にかかわらず主体的に学ぶことができる環境を整えるため、生涯学習施 設の整備と活用、ネットワーク化を進めます。

○ 魅力ある学習プログラムの提供や情報発信など市民の生涯学習の支援を図り、学び の成果の地域づくりやまちづくりへの循環を目指します。

生涯 学習 環境の 整備

【生涯学習支援システム(マナビネット岡山)の運営】

市民がインターネットを利用してパソコンや携帯電話などから、生涯学習に 関する情報を受発信できる生涯学習支援システム「マナビネット岡山」の円滑 な運用を図り、各種の生涯学習情報を提供するとともに、公共施設の空き状況 の案内や、予約・抽選受付を行い、市民の幅広い生涯学習活動を支援する。

魅力 ある学 習プログラムの提 供

【公民館講座の充実】

公民館が取り組むべき6分野(子育て・子どもの体験学習支援,高齢者の学 習支援,環境問題,健康づくり,男女共同参画,共生のまちづくり)の重点事 業を充実させ、地域の懸案や市民の生活課題などの解決に向けた学習機会を提 供し、市民が課題解決力を習得できるよう、支援する。

、 、

また 重点事業の推進役でもある公民館プロジェクトチームの活動を通じて 今後、公民館が取り組むべき事業の内容や実践方法などを研究することによっ て、公民館事業に新たな展望を拓く。

特色ある学習資源の創出

○ 歴史文化豊かな岡山の魅力を掘り起こし、特色ある学習資源の創出と時代の要請に 応じた魅力ある学習資源の拡充に努めます。

魅力 ある学 習資 源の 拡充

【環境学習事業】

(16)

【公民館でのESD推進】

環境問題を入り口として身近な問題を関連づけながら学ぶ機会を提供するこ とにより、岡山市ならではの豊かな自然と共生し、政令指定都市岡山の持続可 能なまちづくりに繋げるとともに、市民による実践活動を拡げる契機とする。 【子育て講座の開催】

子育て中の親を対象に、子育てについての学びの場を公民館で提供し、子ど もたちの豊かな発達と成長を促す子育てのあり方を身に付けられるよう、支援 するとともに、子育ての楽しさや悩みを共有できる仲間づくりを進める。

生涯スポーツの推進

○ 市民が生涯にわたって、気軽に多様なスポーツに親しめるように、地域主体のスポ ーツ活動の振興を図ります。

スポーツに親 しむ環境 づくり

【スポーツ振興の計画策定の推進】

国・県のスポーツ振興基本計画を参考に岡山市スポーツ振興計画を策定す る 。計 画 の策 定にお いて は、「岡 山市 都市 ビジ ョン 」に沿 って 、子 供か ら高 齢 者まで、全ての市民が生涯にわたってスポーツに親しみやすい環境の実現を目 指す。

・本年度は計画案の検討、パブリックコメントの実施、計画策定 【スポーツ環境の整備】

市民のスポーツ環境に資するためテニスコートの張り替えや陸上競技場の芝の 張り替えを行う。

・岡山市牟佐スポーツ広場テニスコート(砂入り人工芝全面張替え) ・小串スポーツ広場 ( 〃 )

・御津スポーツパーク( 〃 ) ・神崎山公園競技場(芝全面張替え)

(17)

歴史遺産や伝統文化の保護・継承に取り組むとともに、子どもたちをはじめ、広 く市民に活用される文化空間の形成を目指します。

岡山カルチャーゾーンの魅力向上

○ 全国に誇りうる文化の集積エリアであり、観光などの資源である、岡山カルチャー ゾーンの魅力向上を図ります。

文化 空間 の形成

【オリエント美術館特別展】

人類最古の文明であるオリエント地域に関する特別展を開催し、貴重な美術 や歴史資料に直にふれることで、市民一人一人や家庭における文化意識の高揚 に寄与する。

・UAEシャルジャ首長国展 ・サーサーン朝ペルシャ展 【美術館体験講座】

オリエント美術館学芸員による講座や展示品の再現体験をするジュニアオリ エント教室等を実施し、我が国でも数少ないオリエント専門の美術館であるオ リエント美術館に興味・関心をもってもらう。

・学芸員によるギャラリートーク開催 ・古代エンマー小麦の栽培体験等 【オリエント美術館耐震化】

オリエント美術館の耐震化と太陽光パネル設置を進めることで、魅力アップ を図り、来場者と収蔵品の安全、環境にやさしい美術館をアピールし、より一 層の魅力アップを図る。

・H22年度耐震設計 ・H23年度耐震・太陽光パネル設置工事(予定) 【岡山城跡の整備】

岡山市の象徴的モニュメントであり、観光資源でもある岡山城跡の史跡とし ての適切な保存及び城郭としての歴史的環境整備や破損個所などの保存修理を 実施し、史跡本来の景観の復元と活用を図り、岡山カルチャーゾーンの核の一 つとして歴史を生かしたまちづくりを進める。

(18)

歴史文化資源の保存と活用

○ 史跡や有形・無形の文化財を保存し、次代へ継承していきます。 ○ 歴史文化資源を学校教育や生涯学習などに積極的に活用します。

文化 財の 保存・周辺 整備

【造山古墳群・千足古墳の保存調査と分析】

吉備文化繁栄の象徴である造山古墳群の中で特徴的存在の千足古墳において 石室内の石障の破損が認められ、破損の進行を防止するための様々な調査・分 析を実施する。

【史跡指定と公有化の推進】

市域の文化財を教育や学習の場として活用を図るため、史跡指定に向けた調 査(湊茶臼山古墳など)を進める。また、史跡指定されたもの(大廻小廻山城 跡,彦崎貝塚など)は公有化を図り、すでに公有化が進んだ史跡(岡山城跡な ど)は環境の整備を行う。

学校 教育 ・生涯 学習 への 活用

【文化財及び埋蔵文化財の発掘調査成果の活用】

発掘調査現地説明会,発掘調査速報展,埋蔵文化財センターでの展示などを 通して、文化財及び埋蔵文化財に親しむ機会をつくり、保護意識普及のための 啓発を図る。

(19)

人権が尊重される明るい社会の実現に向けて、市民の人権意識の高揚を図り、 様々な人権問題の解決を目指す人権教育を総合的に推進します。

人権意識高揚と仕組みづくり

○ すべての人の人権が守られる環境づくりと意識啓発を進めます。

人権 が守 られ る環境づくりと意識啓 発

【人権教育推進会議の推進】

各個別の人権課題を担当する教育委員会内各課を対象に企画及び施策の総 合調整を図る機能を持つ「岡山市人権教育推進会議」を設置し、人権教育行 政を総合的かつ効果的に推進する。

・関係各課長を委員とする人権教育推進会議の開催

・人権教育推進会議幹事会を開催し、定期的な研修と施策の策定及び推進を 図る。

岡山市 人権教育 推進会 議

人権教育の総合的な推進

個別課題 担 当 部 署

女 性 保健体育課、指導課、生涯学習課 中央公民館、総合教育センター

子ども 指導課、生涯学習課、総合教育センター 高齢者 中央公民館

障害者 指導課、総合教育センター 同和問題 指導課人権教育室

在住外国人 指導課、総合教育センター 患 者 保健体育課

人権全般 教育企画総務課、人事財務課、学事課 就学課、指導課、生涯学習課、 総合教育センター、指導課人権教育室

(20)

表紙(平成22年度中に教育長室に掲示している絵画) (左上)「おひさまのおたん生日をいわおう」

(21)

平成22年度

岡山市教育行政重点施策

岡山市教育委員会

発行

〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 086 803-1571

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