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遺 跡 ・ 遺 物 の 保 存(2 ) 平 城 宮 跡 発 掘 調 査 部

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Academic year: 2021

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遺 跡 ・ 遺 物 の 保 存(2 )

平 城 宮 跡 発 掘 調 査 部

保 存 修 復   平 城 宮 跡 出 上 の 木 製 造 物 , 土 製 造 物 , 金 属 製 造 物 等 を は じ め , 外 部 調 触 訓t う 遺 跡 ・ 造 物 の 保 存処 川 を 実 施 し た。 以 下 , そ の 主 な 物 件 で あ る。 げ 城寓 跡 第73次 光 掘 地│ぺ の 術 石 の 強 化 処理 , 和 獣 山 県井 辺 遺 跡出 土 の 木 製造 物20 余 点 の凍 結 乾 嬬 二よ る 保 仔 処理 , 難 波 宮 跡 出 土 の 木mj のfMf 処理 , 加 賀II卮 皇山 隅 穴 群 の 合成 闘 咄こよ る 崩壊 防││戔 理, 刺 介 氏 顫 跡 築 地 基 底 部・ 礎 石・ 庭 石 のhlj強 処理 , 薬 師 寺 金堂 礎 石 保 作 処理 , 他)

考 古 資 料 の 材 質 研 究   考 古 資 料 の 材 質 分 析 が , そ の 考 古 学 的 な 研 究 や 資 料 の 保 存 を お こ な う う え で き わ め て 重 要 か つ 基 礎 的 な 課 題 と な っ て く る。そ れ ゆ え , 保 作 汁 冫 で は 次 の よ う な 要 領 で 考 古 資 料 の 自 然 仲 冫 的 方 郎 こ よ る 材 質 分 析 を は じ め て い る 。

a , 木 材 の 化 学 分 析  平 城 宮 跡 出 土 の 木 材 に つ い て そ の 化 学 分 析 を 実 施 , 次 の よ う な 分 析 結 児 を 得 て い る。① 出 土 木 材 の 含 水 率 は , 新 材 の60 % 前 後 に 対 し て120% 〜980 % に も 及 ぶ。

さ ら;こ同 一 地 点 か ら の 出 土 木 材 で あ っ て も 樹 種 の ち が い で 大 き な 差 を 示 す こ と が わ か っ た。

す な わ ら 針 葉 樹 の120 〜480 % に 対 し て , 広 葉 樹 は350 〜980% と な っ て い る。② 木 材 の 主 要 成 分 で あ る セ ル ロ ー ス 分 は , 元 の10 分 の 1 以 下 に 減 少 し て い る も の が 多 い 。 さ ら に , そ の 減 少 III:は 剣・葉 固 よ り も 広 葉 陶 の 力 が 多い。こ の こ と か ら , 同一・条 件 で 埋 没 し て い た 木 材 は 剣・柴 固 よ り も 広 柴 崗 の 方 が 腐 敗 が 激 し 廴ヽこ と が わ か る。

b , 土 器 の 分 析  平 城 宮 跡 出 土 の 土 器 に っ い て, そ の 生 産 地 決 定 を│」 的 と し て お こ な っ た も の で あ る。 今 川 は , ず 城 宮 跡 出 土 の 須 恵 器 第I  , II,Ⅲl 臼ユ 器 を 試 料 に 供 し た 。 こ れ ら は ,

籵 ス

?S μj

・ I 川 − 

木 仮 

広 葉 カ

仙j

う面目日

木 阪 匿ぐ

第 1 閥  一1!i 材 の 閙 微 鏡 写 真 (X 100)

−54

(2)

遺 跡 ・ 遺 物 の 保 存 (2 )

第 ︱

第 Ⅲ

第2図 土器片 の蛍 光X線分析チャート

形 態 ・ 製 作技 術 な ど を 中 心 に 分 類 さ 扛 だ もの で あ る。,

第31:4 土 器片 顕 微鏡 写 攻 ( ×100)

最 初 の 試 み として, 比 重 と右 孔 度( P omsi・y )の 測定,x 線 同折, 螢 光x 線 分析, 顕 徴 鏡に よ る観察 を中 心 とし た。写 莫は 各 部の 代表 郎 こつ いて の叭1微 鏡 写 真 と,螢 光x 線 分 沂 装置 に よる 微昂:元 素 の 分 析チ ャート であ る。 こお ら の 分 析結 米が 唯産 」 也 決 定へ の 打効な 要 素 と な る こ と は 必至 で あ る。 さら に, 他の 分 析 方法 を も加味 させて ,こ の よ・バc 形で の 令国的 なll;帯 の 分 析を 続け , そ のデ ータ ーの 収 渠・ 整理 を お こな っ て λ ヽ く こ とに す る。

c, 金屈 製 遺 物 の 分 析  古代 金 属 の製 錬 法や, そ の 技 銜 輪 人に つ1 ヽ て の解 明 を 日的 と して お こ な った。 多く の場 合,非 破壊 的 方 法に よ る 分 析が 要 求さ れ,特 別 な 型 の螢 光x 線 分析装 置 な どを 利用 し なけ れ ば な らな い。 ま た,長 年 月 のr.i. 上中 に 埋 没 し て い た 金屈 製 遺 物 は,

そ の大 半が さびて L まって い るので , 金 属その もの の 化学 分析に は1=11 当 の 難 問 をか かえ る こ とに な る。し た 力≒ て , 分 析 力 法; こつ い て の研 究 も深 め られなけ,れ ば な ら た い

考古資料保存法の指導   元 興 寺仏 教民fM 豺1 研 究 所の 保r訐1・学 活 動 に 対し て, そ の具 体的 な指 導を お こな 似 特 に 木製 造 物 , 金属 製造 物 のCμf 法に つい て は, 実 地 に 指 導 をお こなー,

た。 ま た佐 賀 県 立│引 勿 館 , 広 島 大学 をは じめ とす る 令岡 名・ 地の関 圈 畿 関にI 対l̲ て も, 鉄製辿 物 のf呆俘法 に つ 廴ヽ て 指 導 を お こ な 。た。        (沢Ⅲilモ 昭)

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参照