• 検索結果がありません。

1111....導入導入導入導入

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "1111....導入導入導入導入"

Copied!
3
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

46th International Chemistry Olympiad Hanoi, Vietnam - 2014

Preparatory Problems

問題

問題 問題

問題31 31 31. 31 . .オイゲノキシ . オイゲノキシ オイゲノキシ オイゲノキシ酢酸 酢酸 酢酸の 酢酸 の の合成 の 合成 合成 合成

1..導入導入導入導入

オイゲノキシ酢酸(IUPAC名:2-メトキシ-4-(2-プロペニル)フェノキシ酢酸)は無臭、無色の 細胞毒性を有しない化合物である。抗ウィルス、抗細菌性があり、それ故食品産業において保 存のための酸化防止剤として使われている。最近、オイゲノキシ酢酸とそのメチルやエチルエ ステル誘導体は脂質上昇を阻害する性質、即ち高脂血症の人への処方への応用の可能性が見出 されている。加えて、オイゲノキシ酢酸はオーキシン(アリールオキシ酢酸)構造の性質によ り植物成長促進因子として働く。

オイゲノキシ酢の自然や生物に優しい性質は、酢の成分である酢酸部位とグローブ油(丁子 油)から得られる精油の主成分であるオイゲノール部位の合わさった結果である。

グローブは南国に自生し広く栽培されているシソ科の香草である。ベトナムには有害性のない 多くの伝統医薬に用いられているOcimum sanctum L. と Ocimum gratissimum L.の二つのグローブ がある。

この実験問題として、オイゲノキシ酢酸を下記の図に示すようにオイゲノールから合成しよ う。

2. 試薬試薬試薬試薬

-グローブ製油,

-モノクロロ酢酸, -水酸化ナトリウム,

(2)

46th International Chemistry Olympiad Hanoi, Vietnam - 2014

Preparatory Problems

-炭酸ナトリウム -塩酸,

-蒸留水.

3. 実験器具実験器具実験器具実験器具ととガラスガラスガラス器具ガラス器具器具器具 -三角フラスコ: 50 mL,

-加熱装置付マグネチックスターラー,

-攪拌子,

-ビーカー: 100 mL,

-ビーカー: 250 mL,

-グラスフィルター: 25 mL,

-グラスフィルター: 50 mL,

-真空ろ過装置 (真空ポンプ, 真空ろ過用ロート),

-滴下ロート, -スパチュラ, -ガラス棒

4. 実験手順実験手順実験手順実験手順:

段階 段階段階 段階1.

1. 50 mLの三角フラスコで蒸留水3.0 mLに0.6 gのNaOHを溶かし、そこに2.0 mLのグローブ の精油を加える。マグネチックスターラーを用いて攪拌しながら湯浴で80-90°Cに保つ。

2. 25 mLのビーカーで蒸留水5.0 mLにモノクロロ酢酸1.0 gを注意して溶かす;スパチュラ

で溶液をかき混ぜる。Na2CO3をゆっくり加え、溶液をアルカリ性にする。(溶液A) 段階

段階 段階 段階2

1. 溶液Aをゆっくりと三角フラスコに加え、かき混ぜながら反応液を60分間90-95°Cに保つ。反

応混合物を水浴で室温まで冷やし、1:1塩酸(訳注;6 M塩酸)で反応溶液を酸性にする(試験 紙で調べる(訳注;原文はリトマス試験紙ですが、現在では万能試験紙がほとんどです))

(溶液B)。

(3)

46th International Chemistry Olympiad Hanoi, Vietnam - 2014

Preparatory Problems

2. 少量の砕いた氷(5-10 g)を溶液Bに加え、黄色い油滴部分が固体になるまでかき混ぜる。固体

をグラスフィルターで吸引濾過して取り出す。固体を水で洗い、粗生成物を淡い黄色固体とし て得る。

段階段階 段階段階3

1. 生成物を次のようにして精製する。:粗生成物を250 mLのビーカーに移し、ビーカーに熱湯

(およそ90 )80-100 mLを加え、5-10分沸騰させる。次いで、溶液を水と氷水で冷却する。

2. グラスフィルターを用い生成物を吸引濾過し、数回洗うことで白い針状結晶として得る。乾

燥機で60分乾燥する。乾燥した生成物を秤量せよ。

5. 質問質問と質問質問とデータデータデータ分析データ分析分析分析:

1. 段階1a,1b2において起こっている反応を書きなさい。

2. 反応の収率を計算しなさい。

3. 段階2の反応機構を提示しなさい。

4. 何故反応をアルカリ性溶液の中で行わなければならないか?反応に過剰量のアルカリを使う

べきか?

5. 置換反応において、モノクロロ酢酸の塩素原子とアルキルクロリドの塩素原子の反応性を比

較しなさい。

6. 上記の実験にて得られた精製物(mp. 72°C)をベンゼンを用いて再結晶を行うと、その融点は

100.5°Cまで上昇する。この現象の説明を提案し、その説明を調べる方法を提案せよ。

7. オイゲノキシ酢酸をKOH溶液中で還流し、1:1塩酸で酸性にしたとき、オイゲノキシ酢酸の

異性体であるイソオイゲノキシ酢酸が、二つの立体異性体として得られる可能性がある。二つ の異性体の構造をかき、適当な反応機構でイソオイゲノキシ酢酸の生成を説明せよ。

参照

関連したドキュメント

バモイル基である5一ニトロ.2−(ρ一カルバモイ   これら化合物のうち1・LIyは従来の方法に

CD1分子はMHC class Icに分類され,古 典的MHC class Iaやclass IIと異なり多 型性に乏しい分子である。脂質/糖脂質 抗原の疎水鎖と結合しその抗原をT cell

Jurkat-PCS

各 種リ ン脂 質誘 導体 にっ いて 機能 性評価 を行 った 。特 にヒ ト癌 細胞 株を 用い た増 殖抑 制試 験やDPPH ラジカル捕捉能、酸化安定性を指標に、抗癌作用

多価不飽和脂肪酸は活性酸素種/フリーラジカル による酸化を受けやすい。例えば,ヒドロキシラジ カル(OH

分離テクニック 揮発性 – ガスフェーズ 不揮発性 – リキッドフェーズ 高い 揮発性 低い 親水性 極性 疎水性 揮発性 カルボン酸 アミノ酸

ミトコンドリア活性(MTT)測定、lactate dehydrogenase(LDH)測定、酸 化ストレス作用として reactive oxygen species (ROS)及び細胞膜リン脂 質過酸化の測定、さらに細胞内 Ca 2+

 脂肪毒性とは,脂質環境あるいは細胞内の脂 質代謝の異常によって有害な脂質が蓄積し,細 胞の機能不全,細胞傷害,細胞死が起きること である