蚕豆謹言壷;真読、ノ0」.6
抄録
のうちでも,石炭を対象としたものが多い。
まじスタッキング(横付け)とは,コンベアで運ば
れて来た材料をストックヤードにストックパイル(石炭
の場合,貯炭)として貯蔵する作業であり,リクレーミ ング(払出し)とは,このストックパイルの材料を再び コンベアに載せ適宜取出す作業である。
第1部では,鮒け用機械としての各種スタッ九払 出しに用いられるバケットホイールリクレーマの重要性,
レール及びタローラ搭載型のバケットホイールリクレー マとスタッカ・リクレーマ(横付け・払出し兼用機)並 びにトレンチタイプリクレーマ等について総括的に概説
し,ストックヤードと関連したこれら各種榛械の選択基 準に触れている。また,バケットホイール払出し設備の
北米における小史を付している。3 第4部(ぱらものの混合と均質化)の概
要
本書には,ハンドリング設備についての各施設計基 準及び発達小史など各種報文が混清しているが,特に第
4部には,本書の根幹とい、える二つの主要な論文が含
まれている。
その一つはバッチ理論(TheBatchTheory)で簡 明な小論文である。ここで′ヾッチとは,各村科が混在し ているパイルから払出しする際,所定の組成此でその中 に全成分が含まれている最小量と定義される。スタッカ
で材料を山形断面状に何層も横付ける場合(シェブロンタイプのパイル,F海.1),材料の粒径等が異なれば法面 の息角も一般に変化し,更にスタッカブームの上下換作
による誤差も加わるので,各層は必ずしもお互に純粋に平行ではなく,また,左右対称になるとは限らない。そ
れ故払出しの晩リクレーマの型式によって,バッチの
石炭ハンドリング技術について
伊勢 賢郎*
Kenro Ise
石油代替エネルギー源の有力な一つと目される石炭に
ついて,その有効利用や輸送などの取扱いに関しての新 技術の発展は,特に海外において著しい。このうち石炭
ヤードで行われるハンドリング技術等について,総合的 な立場で編集された外国文献を技術研究部等で共同訳出したので,その内容を御紹介すろ。
1原著の紹介
題名 StackingBlendingReclaimingofBulk
Materials(ばらものの横付け,均質混合,払
出し)
編者 R.H.W8hlbier(西独)
著者 HeinzAlthof他49名
発行者 TransTechPublications(1977年初版)
内容 概要は次の通り(カツコ内数字は含まれる報
文数を示す)
○第1部 ばらもの貯蔵ヤードの計画(9)
第2部 スタッカ・リクレーマの設計基準(8)
第3部 電動システムと自動調節(6)
○第4部 ばらものの混合と均質化(10)
第5部 火力発電所における石炭ハンドリング(5)
第6部 港湾ハンドリング諸施設の歴史(7)
第7部 船舶からの荷卸し(6)
第8部 環境対策(1)
以_上のように8部に分れているが,このうち第1部,
第4部及び第8部の15報文について訳出したので,これ
について概要を説明する。2 第1部(ぱらもの貯蔵ヤードの計画)の
概要
本書のタイトルに掲げたBulkMaterialsとは,ばら 材料又はばらものなどと訳すが,石見鉱石,肥札穀 物などがこの範ちゅうに入り,現在確立されつつある粉 体工学の分野でも取扱われている。本書では,ばらもの
Fig.1シェブロン型式横付けによるパイル断面図
●技術研究部建築技術課課長
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≡−」王室…云;王董卓 ∨O」.5 抄録
公式を誘導している。パイルの混合効率は,これら二つ の標準偏差の比として定義される。また,これらの公式
を用いて所要データを人力した場合の,パイルの必要層 数を求めるグラフを提示しでいる。
以上は単一材料の均質化についてであるが,数種の材 料から成るパイルの均質化についても,すなわち混成の 場合の混合効率についても解析を行っている。これにつ
いては,本論の末尾に計算例を付してある。
層状混合理論による徹底的な分析を行ったあと,ブレ ンディング機能のより改善された,よく知られたロータ
リーバケットリクレーマ,ドラム型式のリクレーマ,マ ルチバケットホイールの発展型式であるスクリューケー
ジリクレーマ,更に最も新型でバッチの出ない払出しの できるディスクリクレーマなど,開発された各種設備に
ついて記述を進めている。
ヰ.あとがき
以上概要を紹介したが,本書では,それぞれの分野の 専門家により,かなり詳細な技術水準にわたって論じら れている。限られた条件の中では,主要な部分の抄訳に
とどまってしまったが,幸いにして出版社の了解を得て いるので内容と体裁を整えて,他日公開し,諸賢のお
役に立てたいと思っている。
Fig.2 横付けと払出し
組成と量の大きさは当然異なってくる。結論的には,大
きな払出し能力が必要な場合,1バケットホイール型式 のリクレーマでは作業量不足に起因する工程上の問題が 起こり,この点マルチバケットホイールやドラム型式のリクレーマが有利になるという主旨である。
もう一つは層状混合理論(BedBlendingTheory)
で,歯ごたえのある長論文である。ここでは,確率理論
を用いた混合効率の解析が行われている。層状混合システムは,スタッキングマシンの前進と後 進を交互に繰返すことにより,連行方向に幾重もの層を 形成する横付けシステムと,この横付けパイルの長手方 向に対して直角に操作を繰返すことで掃出時に混合を行 う払出しシステムの二つから成立っている(F喧.2)。
この層状混合システムの主要な機能は,
・緩衝(Buffering);供給の連綬性を保証するための
中間貯蔵
・混成(Composing):物性の異なる数種の材料の混
入 Iコ
・均質化(Homogenizing)
である。
均質化横能は,パイルの全般にわたって各材料々層状
均等に伸ばし広げて,沢山の層を形成する作業により達 成される。この作用により,材料の化学的又は物理的な 特性値の,パイルの連続する横断面に関する平均値から
の偏差は,流入しつつあるパイルについての,同じ梓性
値の平均値からの偏差に比べ減少する。すなわちより均 質化される。
本論文では,確率理論に基づいて,パイルの横付けに 関する標準偏差と,パイルの払出しに関する標準偏差の
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