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福岡県工業技術センター

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(1)

Fu ku ok a Prefe ct u re

福岡県工業技術センター

概要と成果

F ukuoka Industrial Technology Center

平成27年度

福岡県

(2)

ご挨拶

福岡県の製造業は、緩やかな景気回復基調にありますが、長年の景気停滞やグローバル化の影響 で、中小企業にとってはまだまだ厳しい環境にあります。しかし、これまでとは産業構造が大きく変化し、

現在は極めて大きな転換期にあると感じています。中小企業でも開発能力をもち、独自のコア技術を活 かした事業展開が必要で、特に「技術開発」とこれを担う「人材育成」が重要であると考えています。

福岡県工業技術センターの使命は、県行政機関として地域の中小企業や産業を先導し、発展させる ことです。常に企業発展を目標に、「研究開発」「人材育成」「技術相談」「情報収集・提供」「技術交流」

「試験分析」「コーディネート」を基本業務として、4つの研究所が各担当分野の技術支援を行っていま す。具体的には、年間100件程の研究開発や10,000件の技術相談・指導、試験機器の開放利用、研 究会・講習会などを行っています。

一方、国などによる中小企業支援策が手厚く講じられるようになり、大変強い追い風が吹いています。

これらの支援策を有効に活用しながら企業発展が実現できるように、総合的なコーディネートや必要に 応じて他の支援機関への「つなぎ」や「連携」も行っています。

今回、これらの支援業務を通じて、新たに製品化や事業化できた成果を加え、平成27年度版「福岡 県工業技術センター 概要と成果」を取り纏めました。概要部分では、各組織が担当する技術分野や支 援機能を掲載しておりますので、その内容をご理解いただき、少しでも多くの県内中小企業の方々にご 活用いただきたいと思っています。是非とも、内容をご覧いただき、技術開発などを行うためのご参考と していただければ幸いです。

私ども福岡県工業技術センターは、「地域企業の発展を支援する実践的研究開発機関」として、常に 地域産業の中核を担い、県内中小企業の発展を目標とした実践的な支援を行っておりますので、遠慮 なくご相談いただくと共に、各種支援機能をご活用いただくように、お願い申し上げます。

平成27年10月

福岡県工業技術センター 所長 神谷 昌秀

(3)

福岡県工業技術センター

概要と成果 目 次

概 要

ページ 主な業務・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 組織、沿革・・ ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 福岡県工業技術センター各研究所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 新たな製品開発支援・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 新規導入備品・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 人材育成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

成 果

工業技術センターの研究開発に基づく実用化事例 ページ 1. 無溶剤で使用可能な加硫接着フィルムの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 2. まろやかしょうゆ

3. 適切な筆記姿勢に導く手置き具の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12 4. 低コストLED照明器具の開発

5. 使用済みの消火器薬剤粉末から「顆粒状肥料」へのリサイクル技術の開発・・・・・・・・ 13 6. 粕屋町・町花バラを使用した飲むお酢「ローズビネガー」

7. 高級天然だし(しゃこ、あかざえび、ずわいがに)

8. 錫めっき廃棄物からの錫回収装置及び錫リサイクルモデルの開発

9. プラスチック金型用冷却促進構造の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14 10. GFRP製下水道補修管穿孔用工具の開発

11. 高潤滑性を発揮する自動車用ゴム製品の開発 12. グリーストラップ浄化システムの開発

13. 高級浴室向け木製グレーチング部材の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 14. 新しい細胞培養容器「ガラスボトムMSA」製造技術の開発

15. 適切な姿勢に導く、持ち運べる学習台の開発

16. 3Dターニングマシーンを利用した国産木材の一体成形「独楽(コマ)」の開発と生産

17. 3次元の凹凸を持つ不燃化粧ボードの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 18. 高容量発電機負荷試験装置の開発

19. 転写金型製造技術を利用したLEDレンズ金型の開発 20. シャコを飼料として活用した高付加価値養殖うなぎの開発

21. トウビシの皮を利用したティーバッグの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 22. 新構造低コストステンレス製氷板の開発

23. 小径管内検査ロボットの開発 24. 木質系バイオマス燃焼ボイラの開発

25. デザイン敷瓦製造における低コスト成型加工技術の開発・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 26. ニッケルめっき排水の工場内リサイクル技術の開発

27. 高アスペクト比を有する小径深穴加工技術の開発 28. 福岡・相島産アコヤガイ貝殻を利用した有機石灰の開発

29. カキ殻を利用した有機石灰の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 30. 高意匠性マグネシウム合金用化成処理剤の開発

31. 高耐久性新型レールボンドの開発

32. クラウドサービスによるデジカメ三次元計測システム「デジカメ計速」の開発

33. 軽量熱可塑性ウレタンゴムフィルムによる自動車用部材の開発・・・・・・・・・・・・・ 20 34. 若摘み巨峰を用いた白ワインとコンフィチュールの開発

35. 座り心地を追求した木製ダイニングチェアの開発 36. 電池レス無線式温度監視装置の開発

37. 微生物を利用した防カビスプレーの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 38. 遺伝子導入試薬“ NeoFection”の開発

39. 柿甘味料とこれを原料とした食品の開発 40. 福岡オリジナル焼酎の開発

あいのしま

(4)

工業技術センターの研究開発に基づく実用化事例 ページ 41. 筑後川潟土を活用したエコロジー屋根断熱材・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 42. 超音速湿式ジェットミル

43. マグネシウム合金部材への環境対応型高耐食性化成処理技術の開発 44. EMC対策支援ソフトウェアの開発

45. 久留米絣手ぬぐいの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 46. 耐光性を向上させたウレタンフィルムの開発

47. コンクリートのひび割れを軽減するプラスチックスペーサの開発 48. 福岡・相島産真珠貝の貝殻を利用した装飾品(螺鈿細工)

49. 生菌選択的蛍光染色キット“–Bacstain- CTC Rapid Staining Kit”の開発 ・・・・ 24 50. 電解式スケール除去装置の開発

51. 電力損失低減に優れた永久磁石発電機の開発 52. 機上計測式研削盤の開発

53. 配管内検査ロボットの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 54. チタン酸バリウムナノ粒子分散液

55. 石灰乾燥剤を再利用した造粒型消石灰の開発 56. 福岡オリジナル吟醸酒の開発

57. 大きな博多人形の実現に向けた粘土材料の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26 58. 微生物検出キット “Microbial Viability Assay Kit-WST” の開発

59. 超精密洗浄ノズルの開発 60. 総木製防火ドアの開発

61. 土壌汚染評価システムの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 62. プラズワイヤー溶射によるAl-5mass%Mg皮膜の開発

63. TiO2光触媒溶射技術の開発

64. 撥水性を付与できる木材のソープフィニッシュ処理液の開発

65. 遺伝子導入試薬“HilyMax (ハイリーマックス)”の開発 ・・・・・・・・・・・・・ 28 66. BT菌を用いた土壌改良剤の開発

67. 海水氷製氷機の開発

68. 紫外線高透過率マイクロリアクターの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29 69. マグネシウム合金のスタッド溶接技術の開発

70. 高性能耐摩耗・耐食金属複合管の製造開発 71. 耐食性Zn-Al溶射皮膜の開発

72. 廃棄樹脂微粉を活用した導電性微粒子の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 73. 床ずれ予防用メンタルマットレスの開発

74. 染料を使わない動物繊維着色技術の開発 75. (高分子/液晶)複合膜の開発

76. 福岡オリジナルソフト清酒の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 77. 無電解めっき用前処理剤の開発

78. 巡回警備ロボットの開発

79. プラスチック減容化プレス装置の開発

工業技術センターの技術指導に基づく実用化事例 ページ 1. ドロワータイプインキュベーターの開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 2. いちご栽培用 葉よけピン

3. エコキャップアダプターの開発 4. 櫨蝋を用いた保湿クリームの開発

5. 医療用薬液容器の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33 6. 保冷容器の開発

7. 無電極ランプ照明の開発

8. 特殊防水シート「マジカルカバー」の開発

9. 木材薄板を用いた容器類の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34 10. 木工技術を利用した木のおもちゃの開発

11. 超精密加工支援ラボを活用した精密部品の開発 12. 作業者接近検知システム

もくろう

あいのしま で ん

(5)

工業技術センターの技術指導に基づく実用化事例 ページ 13. シコン配合美容製品の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35 14. ガムタック粘着剤の開発

15. 医療用眼撮影装置の開発 16. 洗濯のりの商品開発

17. 福岡オリジナルスパークリング清酒の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36 18. 大入熱溶接部の靱性を向上させた490Nクラス厚板の開発

19. シェーバー用新型内刃 ドラムレザー刃の開発

20. 球体キャラクターロボット“光が大好き!「たまロボ」”の開発

21. セリシン絹パイル織商品の開発・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 22. 亜硝酸分解菌を利用した観賞魚用水質改善剤の開発

23. 環境に優しい鉄道レール用ハンダ材の開発

24. 保湿性ペプチドの不快臭を抑制したスキンケア用品の開発

25. 天然の原材料を用いたハミガキ剤の開発 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38 26. 室内飼育ペット用排泄物吸収シートの開発

27. 肌質改善効果を有するコラーゲン配合ゼリーの開発 28. 麹ドレッシングの開発

工業技術センターからのご案内

技術相談のご案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39 福岡県工業技術センタークラブのご案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 メールマガジンのご案内・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41 関係機関・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42 お問い合わせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42

(6)

新たな製品化、事業化につながる試験分析を行います。機器を利用することもで きます。

福岡県工業技術センター

「地域企業の発展を支援する実践的研究開発機関」

をキャッチフレーズに、県内中小企業からの技術相談や試験分析の受託、および実 用化を目指した共同研究の推進を通じ、地域企業の発展を支援します。

主な業務

市場や企業のニーズを踏まえ、新技術の開発 から企業での事業化までの実践的研究開発を 推進します。

地域産業のニーズを踏まえ、競争力のあるコ ア技術の形成を図り、それを核に実用化技術 の開発を行い産業への展開を図ります。

地域企業の生産現場のものづくりを担う人材 や新たな技術を開発する人材の育成を目指し、

関係団体等とも連携し、研修などを行います。

企業が抱える課題やニーズを把握し、研究開発事業や試験分析などへの展開を含 めた細やかな支援を行います。また、相談によっては関係職員が連携・分担し的確 な支援を進めます。

技術研究会の運営、産学官交流・連携の促進により、研究開発プロジェクトの創出 や関連機関との連携を図ります。

企業等と工業技術センターとの間で十分に理解を深めるために、企業現場への積 極的な訪問等により企業ニーズや業界状況を把握するとともに、技術や研究成果、

補助金やセミナー等の情報発信も行います。

※メールマガジンは、ホームページから登録できます。(P41 お知らせ参照)

研究開発だけにとどまらず、それぞれのステージに合った支援や調整を行い、企 業の事業化までの支援を行います。

人材 育成 研究

開発

試験 分析

技術 相談

情報収集

・提供

技術 交流

地域企業の

発展

(7)

細胞機能開発チーム ナノセラミック材料チーム

沿 革

大正 14 (1925)年 4月 福岡県福岡工業試験部、久留米工業試験部、福島工業試験部発足 昭和 2 (1927)年 4月 各試験部を試験場に改称

昭和 13 (1938)年 8月 福岡県金属工業試験場設立(昭和56(1981)年 廃庁)

昭和 23 (1948)年 8月 久留米工業試験場を国へ移管

昭和 29 (1954)年 6月 福岡県直方鉱業試験場設立(昭和56(1981)年 廃庁)

昭和 29 (1954)年 11月 福岡県福岡工業試験場久留米分場設置(昭和53(1978)年 廃庁)

昭和 32 (1957)年 3月 福岡県福島工業試験場大川分場設置(昭和37(1962)年 大川木工指導所に改称)

昭和 40 (1965)年 4月 福岡県福島工業試験場大川木工指導所を福岡県大川木工指導所に改称 昭和 53 (1978)年 5月 久留米分場を福岡工業試験場に統合(新庁舎を筑紫野市に設置)

昭和 56 (1981)年 6月 金属工業試験場と直方鉱業試験場を統合し福岡県北九州工業試験場設立 昭和 57 (1982)年 4月 福岡県大川木工指導所を福岡県大川工業試験場と改称

平成 2 (1990)年 4月 統合により4研究所体制の福岡県工業技術センター設立、4試験場を改称 (化学繊維研究所、材料開発研究所、インテリア研究所、機械電子研究所) 平成 7 (1995)年 4月 材料開発研究所を廃庁し、福岡県工業技術センター生物食品研究所設立

現在に至る

福岡県工業技術センターは、企画管理部、化学繊維研究所、生物食品研究所、インテリア研究所、

及び機械電子研究所から構成されています

組 織

センター所長

企 画 管 理 部

副所長(技術) 副所長(事務)

総 務 課 研究企画課 情報交流課

インテリア研究所

技術開発課 技術総合支援室

デザイン・システムチーム 木材科学・室内環境チーム 化学繊維研究所 繊維技術課

化 学 課 技術総合支援室

機能材料チーム 高分子材料チーム

生物食品研究所

生物資源課 技術総合支援室

機能材料開発チーム

機械電子研究所

庶 務 課 材料技術課 生産技術課

電子技術課 機械技術課 技術総合支援室

表面プロセスチーム 金属プロセスチーム 精密加工チーム 生産システムチーム 材料強度評価チーム 熱エネルギーチーム EMC・3次元設計チーム

光・センシングチーム 生物機能開発チーム

機能材料課 食 品 課

食品開発支援チーム 食品機能性チーム 微生物・発酵チーム

(8)

企画管理部

生物食品研究所

バイオテクノロジー、食品、および抄造関連技術

総 務 課

予算、財務会計、人事、庶務

技術総合支援室 (技術相談窓口 TEL 092-925-7402)

技術総合支援室 (技術相談窓口 TEL 0942-30-6213)

福岡県工業技術センター 各研究所

電界放射型走査電子顕微鏡

アミノ酸分析装置 低荷重万能試験機

化学繊維研究所

繊維系、有機および無機系材料技術

(主要設備)

電界放射型走査電子顕微鏡(FE-SEM)、蛍光X線分析装置、X線回折装置、赤外分光光度計、

元素分析装置、熱分析装置、万能試験機、高温摩耗試験機、低温高温衝撃試験機、粘度計、

加圧式ニーダー、環境試験室、射出成形機、絶縁抵抗測定器、水分定量装置、蛍光光度計 無機材料、高分子材料

(主要設備)

孵卵器、実体顕微鏡、位相差生物顕微鏡、分光光度計、マイクロプレートリーダー、電気恒温器、

遠心分離機、電気泳動装置、卓上超遠心分離機、飛行時間型質量分析計、DNAシーケンサー、

フローサイトメトリー

バイオテクノロジー

(主要設備)

高 速液体 クロマ トグラ フ、分光 光度計 、安全 キャビ ネット、 オート クレー ブ、凍 結乾燥機 、 位相差生物顕微鏡、レトルト殺菌機、マルチプレート用発光分析装置、マイクロアレイ解析装置、

GC-FID、清酒メーター、アミノ酸分析装置、卓上電子顕微鏡、ウイレー式実験常用粉砕機、

マスコロイダー(電子石臼)

食品材料、食品加工技術

(主要設備)

赤外分光光度計、曲げ試験機、リファイナー、シートマシン、コンクリートミキサー、電気るつぼ炉、引っ張り試験機、

白色度測定機、紫外線可視分光装置

抄造技術を利用した材料関連技術

機 能 材 料 課 機能材料開発チーム

技術交流の企画・調整、研究成果の普及促進、

技術交流の総合窓口

情報交流課

試験研究の総合企画・調整、産学官連携 試験研究の成果の管理

研 究 企 画 課

DNAシーケンサー (主要設備)

耐光試験機、恒温恒湿槽付属万能試験機、デジタルマイクロスコープ、走査電子顕微鏡、

テーバー形摩耗試験機、カストム式摩耗試験機、摩擦帯電圧測定装置、風合計測装置(KES)、

精密迅速熱物性測定装置、低温恒温恒湿機、接触角測定装置、可視紫外分光光度計、色差計、

通気度試験機

繊 維 技 術 課 機能材料チーム 繊維材料の機能、染色加工技術

ナノセラミック材料チーム 高分子材料チーム

化 学 課

生 物 資 源 課 細胞機能開発チーム生物機能開発チーム

食 品 課

食品開発支援チーム 食品機能性チーム 微生物・発酵チーム

(9)

電 子 技 術 課 光・センシングチームEMC・3次元設計チーム

機 械 技 術 課 材料強度評価チーム熱エネルギーチーム

生 産 技 術 課 精密加工チーム生産システムチーム

インテリア研究所

木質材料技術、及び生活・住環境関連技術

技術総合支援室 (技術相談窓口 TEL 0944-86-3259)

(主要設備)

3 次 元 CAD/CAM シ ス テム 、 デジ タ ル マ イ ク ロ ス コ ー プ 、比表 面 積 ・ 細 孔 分 布、

キャピラリーガスクロマトグラフ、三次元表面粗さ測定機、蒸気吸着量測定装置、

脳波計、フーリエ変換赤外分光光度計、家具強度試験機、VOCガス測定システム、

チャンバーセット、体圧分布測定装置、EMG測定器、赤外線熱画像装置、生体情報測 定装置、恒温恒湿室、恒温恒湿器、オートグラフ、丸鋸盤、自動鉋盤、卓上ボール盤、

広幅型ホットプレス、鋸盤

機械電子研究所

金属材料・機械及び電子技術

技術総合支援室 (技術相談窓口 TEL 093-691-0231)

家具強度試験機

ナノ金属組織解析システム

非接触三次元測定機

熱膨張係数測定装置

超高精度3次元造形機

家具、木竹製品、木質材料、CAD/CAM、

NC加工技術、人間工学的視点からの住環境・家具設計

技 術 開 発 課 デザイン・システムチーム 木材科学・室内環境チーム

(主要設備)

ナノ金属組織解析システム、塩乾湿複合サイクル試験機、高周波溶解炉、電子線マイクロ アナライザー、ガス雰囲気炉、X線回折装置、高感度顕微鏡システム、蛍光X線分析装置、

グロー放電発光分析装置、塩水噴霧試験機、炭素硫黄分析装置、ICP発光分析装置、プラズ マ放電シンタリング装置

材 料 技 術 課 金属プロセスチーム表面プロセスチーム 金属材料

(主要設備)

非接触三次元測定機、表面形状測定システム、三次元測定機、高精度三次元加工機、

MC加工機、NC放電加工機、微細形状測定装置

金属材料の加工技術、

NC加工技術

(主要設備)

万能試験機(2000kN、1000kN、100kN)、マイクロフォーカスX線CTシステム、

熱膨張係数測定装置、熱定数測定システム、超音波探傷装置、マイクロビッカーズ硬度計、

ビッカーズ硬度計、ロックウェル硬度計、非接触式熱計測システム

材料・構造物の強度、

エネルギーの高効率利用

(主要設備)

超高精度3次元造形機、LED照明特性評価システム、EMC対策支援システム、3次元造 形機、電磁ノイズ測定室、雑音総合評価試験機、雷サージ許容度試験機

財務会計、庶務

庶 務 課

メカトロニクス、EMC、照明評価

(10)

新たな製品開発支援

ふくおか食品開発支援センター

(平成26年11月 生物食品研究所内に開設)

CAE支援ラボ

(平成27年9月 機械電子研究所内に開設)

生食研

加工 試作開発を 乾燥

希望する企業 試作開発品

粉砕 抽出

分級 殺菌

商品 企画

助言

開発支援 指導 分析結果に

基づく評価

助言

○食材ライブラリ等、生食研 保有技術シーズの提供

○機器操作の技術指導

○試作開発品の成分・機能性分析

○商品企画や食品加工等の 幅広い相談に対応

○他の県内食品企業との マッチング 等

食品開発 プロモータ

○概要

・加工及び分析機器を整備し、食品の加工から評価・助言まで一連の試作開発支援を行います。

・「食品開発プロモータ」を配置し、商品企画や食品加工等に関する幅広い相談等に対応します。

○連絡先:0942-30-6215(直通)(生物食品研究所・食品課)

〒839-0861 福岡県久留米市合川町1465-5

○概要

・CAE(シミュレーションによる設計、製造支援)のためのソフトウエア及び評価機器等を 整備し、製品開発の一連の過程を支援します。

・担当職員が、CAEを活用したものづくりに関する幅広い相談等に対応します。

また、CAEに関する人材育成事業を実施します。

○連絡先:093-691-0260(代表)(機械電子研究所・機械技術課)

〒807-0831 北九州市八幡西区則松3-6-1

・引張圧縮試験

・熱伝導率測定

・熱膨張率測定 等

・三次元デジタイザー

・LED評価システム 等

・プレス成形解析

・熱流体解析

・光学設計解析 等

物性評価 設計 CAE 試作 機能評価

物性評価、CAE、機能評価までの製品開発の一連の過程を支援

・3Dプリンタ 等

試作回数・

開発期間を低減

(11)

新規導入備品

【平成27年度導入】

非構造格子系熱流体解析システム 担当課:機械技術課(機械電子研究所)

○装置概要

熱流体解析ソフトと解析用のワークステー ションから構成されています。非構造格子 を用いてシミュレーションするため、複雑 な形状での流れや熱の伝わりを解析するこ とができます。

【非構造格子系熱流体解析システム】

大型凍結乾燥機 担当課:食品課(生物食品研究所)

○装置概要

真空凍結乾燥機は、食品原料を凍結させて真空中で水分を昇華さ せることにより、低温(常温以下)で乾燥させることができる装 置です。熱に弱い成分(ビタミン類など)の変化を抑えることが できるため、高品質な乾燥物が得られます。各種フリーズドライ 食品の試作が可能です。

○メーカー・型式

日本テクノサービス(株)・真空凍結乾燥機FD-20BU

○仕様・性能

処理量:3~10 kg(3~10 L)/回

※素材の形状や状態によって処理量は異なります。

コールドトラップ容量:20 kg 乾燥時棚温度:-40 ~ +40℃

予備凍結時棚温度:-50℃以下

制御方式:棚温度及び真空度制御によるプログラム運転が可能

【大型凍結乾燥機】

【平成26年度導入】

○メーカー・型式 熱流体解析ソフト:

(株)ソフトウェアクレイドル・

SCRYU/Tetra

解析用ワークステーション:

日本ヒューレット・パッカード(株) ・ HP Z840 Workstation

○仕様・性能 モデル読込み形式:

Parasolid、STEP、STLなど 格子作成:非構造格子

流れ解析:非圧縮性流体、圧縮性流体、

非ニュートン流体

乱流モデル:標準k-εモデル、RNG k-εモデル、SST k-ωモデル、

線形低レイノルズ数k-εモデル(AKN)、DES、LESなど

(12)

変位計測機 担当課:技術開発課(インテリア研究所)

○装置概要

レーザー変位計を用いて非接触で変位の測定を行う計測機です。試験体 の寸法変化の測定のほか、5個のセンサを同時に用いることで、ドアな どの面材料の長さ方向と幅方向の反りを評価可能です。

○メーカー・型式

オプテックス・エフエー(株) ・

C-MOSレーザ変位センサ CD33シリーズ

(センサヘッドCD33-85NV)

○仕様・性能 測定ch:5 ch

測定距離:85±20 mm 繰返精度:10 μm

【変位計測機】

○装置概要

本システムは、蛍光X線分析装置およびX線回折装置で構成され、

X線により簡便かつ迅速に金属材料・製品の化学成分や結晶構造、

残留応力等の測定・解析ができます。

○メーカー・型式 ブルカーAXS(株) ・

(1)蛍光X線分析装置〔XRF〕:S8 TIGER 4 kW (2)X線回折装置〔XRD〕:D8 DISCOVER with XRD

○仕様・性能

(1) 蛍光X線分析装置〔XRF〕

波長分散型

測定可能元素: Be~U

分析法: 検量線法、FP法、薄膜FP法 試料室雰囲気: 真空またはHe 試料自動交換機構付き

試料サイズ(固体の場合): 51 mmφ、47 mm高さまで 測定径: 5~34 mmφ

(2) X線回折装置〔XRD〕

X線管球: Cu, Cr, Co 測定径: 0.05~2 mmφ 試料最大重量: 5 kg

θ-2θ測定(定性分析、定量分析)

残留オーステナイト量測定 残留応力測定(2D法、sin2Ψ法)

極点図測定

平行ビーム薄膜測定(視斜角入射測定、X線反射率測定)

【蛍光X線分析装置〔XRF〕】

金属材料X線解析システム 担当課:材料技術課(機械電子研究所)

※(公財)JKA補助物品

※その他の保有設備機器はホームーページからご覧頂けます。

(URL:http://www.fitc.pref.fukuoka.jp/kigyo_shien/setsubi/setsubi.htm)

※保有設備は企業の皆様へ原則開放しております。

料金など詳しいことは各研究所の技術総合支援室にお問い合わせください。

【X線回折装置〔XRD〕】

(13)

1.ゴム技術者育成講座 化学繊維研究所 概要

加硫ゴムの異常原因を解析するための手法・各種分析方法を習得する ことを目的としたゴム技術者の育成を行っています。

正常品及び物性異常を生じさせたサンプルについて次の実習を実施。

・物性(引張、硬さ等)の差異を確認後、異常原因の推定

・推定原因を実証するための各種分析

(抽出操作、赤外分光、蛍光X線、熱分析等)

・第三者に分かり易く説明するためのプレゼン資料の作成

: ゴムの実践技術講座 実行委員会

(日本ゴム協会九州支部・久留米工業高等専門学校 化学繊維研究所 化学課)

2.酒造技術者育成講座 生物食品研究所

3.熱処理技術者育成講座 機械電子研究所

: 毎年8月下旬・7時間×3日 時 期 ・ 期 間

: 2名(平成26年度) 受 講 実 績

: 企画・運営、講師 センターの役割

概要

清酒製造責任者の育成を目的に、講義と実習による酒造技術者の育 成を行っています。

・基礎コース:清酒製造に必要な分析項目である日本酒度、アルコール 分、総酸度・アミノ酸度についてサンプリングや器具の取り 扱い方法等について講義と実習

・製造責任者養成コース:微生物実習、きき酒実習、酒米分析実習

: 日本酒造組合中央会(製造責任者養成コース)

九州酒造研究会(基礎コース)

: 製造責任者養成コース:毎年6月・5時間×3日 基礎コース: 毎年7月・ 6時間×1日

時 期 ・ 期 間

: 製造責任者養成コース:10名(平成26年度) 基礎コース:17名(平成26年度)

受 講 実 績

: 企画・運営、講師 センターの役割

: 日本熱処理技術協会九州支部 九州金属熱処理工業会 機械電子研究所 概要

金属熱処理に関する技術者の育成を目的に、基礎教育セミナー、技能 検定準備講習会等を開催しています。

・基礎教育セミナー:材料の製造法、熱処理、材料組織、機械的性質等 についてのセミナー

・金属熱処理技能検定準備講習会:学科および実技試験対策

時 期 ・ 期 間

受 講 実 績

センターの役割 : 企画・運営支援、講師

: 基礎教育セミナー:毎年9、10月・7時間×3日 準備講習会:毎年7月・7時間×2日

: 基礎教育セミナー:46名(平成26年度)

準備講習会:48名(平成26年度)

人材育成

(14)

4.金型技術者育成講座 機械電子研究所

5.省エネ技術者育成講座(福岡県CAE重点事業) 機械電子研究所

6.EMC技術者育成講座 機械電子研究所

: 福岡県金型研究会

(事務局:機械電子研究所 生産技術課)

福岡県 概要

金型関連企業の新規採用者及び初心者の人材育成を目的に、金型設 計・製作に関する基礎的な講義と実習を行う「FKKスクール」を開催し ています。

・対象者:福岡県金型研究会会員企業の新規採用者及び初心者

・内容:社会人としての基礎教育、金型の概要、金型の設計・分解・

組立、測定器具、切削加工、研削加工、仕上げ等に関する講義 と実習、工場見学等

時 期 ・ 期 間 受 講 実 績

センターの役割 : 企画・運営、講師

: 毎年4月・8日間

: 8企業 25名(平成26年度)

: 機械電子研究所 機械技術課 概要

省エネルギー機器設計に関する技術力向上を目的に、講義と実習によ る省エネ技術者育成を行っています。

・温度計測の実践講座:

温度の測定原理と測定方法に関する講義、熱電対およびサーモ グラフィを用いた温度測定および熱損失計算に関する実習

・熱流体解析に関する講座:

熱流体解析を用いた省エネルギー機器設計についての講義およ び熱流体解析ソフトを用いた実習

時 期 ・ 期 間

受 講 実 績

センターの役割 : 企画・運営、講師

: 温度計測の実践講座:12名(平成26年度)

熱流体解析に関する講座:51名(平成26年度)

: 温度計測の実践講座:毎年6月・4時間×1日

熱流体解析に関する講座:毎年10月・2時間×1日、1月・4時間×1日

: (一財)直鞍情報・産業振興協会 ふくおか電子技術ネットワーク

(事務局:機械電子研究所 電子技術課)

概要

EMC技術者の育成と実践力向上を目的に、座学や実習を行う「福岡 EMCスクール」を開催しています。

・EMC測定入門(座学・実習)

・EMC対策実習(実習)

・EMC対策講座(基礎講座、設計基礎講座)(座学)

時 期 ・ 期 間 受 講 実 績

センターの役割 : 企画・運営、講師

: 8月~2月の間に全4講座を実施

: 81名(平成26年度)

(15)

7.デザインブラッシュアップ講座 インテリア研究所

8.3Dモデリング・造形入門(実習) 機械電子研究所

: 福岡県工業技術センタークラブ デザイン部会 (事務局:インテリア研究所 技術開発課)

概要

受講企業が抱える自社商品の課題に対し、企画、デザイン、販売 面での“魅せる仕掛け”の支援を行うことを目的とした講座です。こ れまで計20社が受講し、12社の商品が展示会出展、及び商品化 に繋がっています。九州産業大学芸術学部の青木幹太研究室と連 携して実施しています。

【講座の特徴】

・デザインの工程を体験・習得でき、自社の人材育成にも寄与

(マンツーマン対応でデザインの工程も学べます)

・社外からの新しく若い発想も取り込むことが可能

時 期 ・ 期 間 受 講 実 績

センターの役割 : 企画・運営、講師

: 毎年10月~翌年9月、 1社当たりの講座回数:約5回✕2時間

: 4企業 9名(平成26年度)

: ふくおか電子技術ネットワーク

(事務局:機械電子研究所 電子技術課)

概要

3次元設計・造形を可能とする技術者の育成を目的に、無料で使える3 次元CADソフトを用いたモデリング実習と設備見学を開催しています。

・モデリング実習:無料で使える3次元CADソフトを用いて、四角形など の簡単な形状から複雑な図形のモデリングを行います。

・設備見学:機械電子研究所に設置された3次元造形機と造形サンプ ルの見学を行います。

時 期 ・ 期 間 受 講 実 績

センターの役割 : 企画・運営、講師

: 5企業 6名(平成26年度)

: 年2回程度不定期で実施(各回4時間)

(16)

■製品名・実用化企業

ACULAH・中島ゴム工業(株) 久留米市 URL : http://www.nakashima-rubber.co.jp/

■連携契機

本研究開発は自動車産業への参入・受注拡大を目指す企業の技術 支援を目的に、免振ゴム製造の工程を改良し、高品質で低コストな部品 製造を実現するための接着フィルムを企業と共同で開発したものです。

■技術課題

免振ゴムは金属とゴムを接着し製造されますが、従来のスプレー塗布 法では接着剤の歩留りが悪いうえに厚みムラの発生やVOC発生等の 解決すべき課題がありました。

■解決方法

開発した接着フィルムは、金属とゴム間に挟み込み加熱することで強力に接着するものです。また本フィルムはVOC 量を極限まで削減できるように、作業の直前まで成分が揮発しないよう保護シートで処理されています。

■関連研究

加硫接着工程でVOCを排出しない新規接着フィルムおよび新規接着工法の開発

[平成23~25年度 戦略的基盤技術高度化支援事業/経済産業省]

■共同研究機関

久留米工業高等専門学校、中島ゴム工業(株)

1.無溶剤で使用可能な加硫接着フィルムの開発 化学繊維研究所

【開発概要】 免振ゴム製造に必須の金属とゴムの接着において、有機溶剤が揮発(VOC)しない接着フィルムを 開発しました。本フィルムの接着層厚さは均一であることから安定した接着強度も実現しています。

加硫接着フィルム

(保護シート付き)

■製品名・実用化企業

まろやかしょうゆ・アサヒ醸造(株) 柳川市 URL : http://www.yanagawa-asahi.com/

■連携契機

ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金

(国H24補正予算)にて、アサヒ醸造(株)が採択を受けて、

受託研究を実施しました。

■技術課題

今まで、麹を用いた醤油の味付けを行ったことがなく、

2次発酵に使用する麹の製造条件の確立および2次発酵 の際の最適配合条件の検討が必要でした。

■解決方法

・麹原料の水分調整を行い、各種水分で麹を試作した結果、最適な水分量を設定しました。

・2次発酵時の配合条件を試作し、最適な配合条件を決定しました。

■関連研究

2次発酵を利用した甘味料・うま味調味料不使用の九州醤油の試作開発

[平成24年度補正ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金/経済産業省]

■共同研究機関

福岡県醤油醸造協同組合、食品総合研究所(独・農研機構)、九州産業大学、九州造形短期大学、アサヒ醸造(株)

2.まろやかしょうゆ 生物食品研究所

【開発概要】 九州醤油は「甘み・旨み」の特徴を持ち、添加物で味をつけています。しかし、添加物は敬遠される 傾向にあります。そこで、麹を加えて、醤油を2次発酵させることで、「甘み・旨み」をつけた九州醤油を開発しました。

工業技術センターの研究開発に基づく実用化事例

まろやかしょうゆ

(17)

3.適切な筆記姿勢に導く手置き具の開発 インテリア研究所

■製品名・実用化企業

低コスト高効率LED照明・(株)コーセイジャパン 苅田町 URL : http://www2e.biglobe.ne.jp/~neolux/

■連携契機

県内LED照明器具メーカーの(株)コーセイジャパン からの技術相談をきっかけに技術支援を行いました。

■技術課題

県内LED照明器具メーカーの競争力強化には、LED 照明器具の低コスト化およびコンパクト化が必要であり、

そのためには、放熱性能の高いヒートシンクの開発、LED照明の配光特性(光の強さと広がり)の設計が課題でした。

■解決方法

熱流体解析CAEを活用したヒートシンク(放熱部品)の最適設計(フィンの枚数、高さ、位置、ヒートシンクの厚み)

により放熱性能が向上しました。また、照度・配光特性に関する照明解析CAEおよび照明特性実験を行い、配光特性 を評価することによって、既存製品と同等の性能を有する低コストのLED照明器具を開発しました。

■関連研究

電子機器の省エネ放熱設計技術の開発

[平成24~26年度CAE活用型先端自動車部品設計技術開発事業(福岡県重点)]

■共同研究機関

(株)コーセイジャパン

■関連実用新案および意匠

「発光ダイオードを用いた発光ダイオード照明器具」実用新案第319790号、 「天井灯」意願2015-6677

4.低コストLED照明器具の開発 機械電子研究所

【開発概要】 熱流体解析CAEを活用したヒートシンク(放熱部品)の最適設計、照明解析CAEおよび照明特性実験 により、低コストのLED照明器具の開発を行いました。

■製品名・実用化企業

ぐっポス・独楽工房 隈本木工所 八女市 URL : http://www.yamegoma.jp/

■連携契機

木製コマや木製玩具を製造販売する独楽工房隈本木工所 に対して、子どもの学習姿勢に関する研究を行って得られた シーズをインテリア研究所が提供し共同開発を行いました。

■技術課題

子どもの筆記時の姿勢は、体力が続かないため身体ごと

机に預ける悪い姿勢をとりがちです。この姿勢は疲れやすく、集中力の低下にもつながります。

■解決方法

子どもの筆記時の姿勢の良し悪しは鉛筆を持たない側の手の置き方に左右されます。適切な位置、カタチで机上に 置くことにより、その手は良い姿勢になるように身体を支えることができるのです。開発した手置き具は身体を支える 役割を果たすための鉛筆を持たない側の手の補助具として開発され、教育現場で姿勢を良くすることを実証しました。

■関連研究

適切な筆記姿勢に導く手置き具の開発 [平成26年度/共同研究]

■共同研究機関 独楽工房 隈本木工所

【開発概要】 子どもの筆記時の姿勢の良し悪しは鉛筆を持たない側の手の置き方に左右されますが、手を適切な 位置に置き、さらにその手と腕で上半身をラクに支えることができる手置き具(教習具)を開発しました。

手置き具(製品名:ぐっポス)(左)とその使い方(右)

ヒートシンク 低コストLED照明器具

※ 第16回福岡デザインアワード 大賞受賞

(18)

7.高級天然だし(しゃこ、あかざえび、ずわいがに) 生物食品研究所 開発概要

「ボイルしゃこ」の剥き殻及び頭部を有効利用した粉末だしを開発しました。

乾燥法及び粉砕法を検討し、旨味や栄養を損なうことなく粉末化が可能に なりました。様々な料理の調味料としてご利用いただけます。この他、「ず わいがに」や「あかざえび」の剥き殻等を使用した天然だしもあります。

6.粕屋町・町花バラを使用した飲むお酢「ローズビネガー」 生物食品研究所

開発概要

バラの部位別成分分析を実施し、バラの花にポリフェノールが特に多く含まれ ていることを明らかにしました。(有)九州酢造にてバラの花を原料に商工会と 連携して商品開発を行い、販売を開始しました。お酢による酸味とバラの香り が特徴の飲むお酢。冷水または炭酸水で4倍程度に希釈してお召し上がりく ださい。

: 粕屋町独自の健康素材を見つけることで粕屋町の未来を育もう 粕屋町の特産「バラとブロッコリー」を使って粕屋町の未来創生

(平成24年度、 26年度 地域力活用新事業∞全国展開 プロジェクト事業 : 粕屋町商工会/中小企業庁)

粕屋町の特産品を活用した機能性豊かな特産品加工の開発

(平成25年度福岡県小規模事業経営支援事業費/粕屋町商工会)

: (有)九州酢造 粕屋町

: http://pr.gnavi.co.jp/promo/iimononippon2014/syoukoukai_id08.html (粕屋町商工会)

https://ja-jp.facebook.com/kyushusuzo (九州酢造)

: 食品製造業開発高度化支援事業

(平成26年度 食品製造業開発高度化支援事業)

: (株)西日本冷食 福岡市東区

: http://www.nishirei.co.jp/product11.html

5.使用済みの消火器薬剤粉末から「顆粒状肥料」へのリサイクル技術の開発 化学繊維研究所 開発概要

使用期限を過ぎた消火器から取り出される消火器薬剤粉末はリン及び窒素分を豊富に 含むため、肥料に適していますが、撥水処理が施されているため水に浮き、そのままで は肥料として使えません。本研究では、消火器薬剤粉末を加熱及び加圧処理することで 水に沈む顆粒を製造する技術を開発し、肥料登録を取り商品化しました。

高級天然だし(しゃこ)

・フレンチローズ

・イングリッシュローズ (2本セット)

: 消火器薬剤の肥料への効率的なリサイクル検討

(平成24年度 可能性調査(FS)事業/久留米地域産業技術振興基金)

: 兼定興産(株) 久留米市

: http://urban-green.jp/ 消火器薬剤リサイクル肥料

「兼定NP1号」

関 連 研 究 実 用 化 企 業 U R L

関 連 研 究 実 用 化 企 業 U R L 関 連 研 究

実 用 化 企 業 U R L

8.錫めっき廃棄物からの錫回収装置及び錫リサイクルモデルの開発 機械電子研究所 開発概要

従来、廃棄されていた錫めっき排水を分別して、中和沈殿処理 することにより高濃度な水酸化錫を回収する、安価でコンパクト な装置を開発しました。回収した水酸化錫は錫製錬原料として 有価で販売できる品質を有しています。

: 錫めっき排水からの錫リサイクル技術の開発

(平成25~26年度 環境リサイクル技術開発促進 対策事業/(公財)宮崎県産業支援機構)

: 吉玉精鍍(株) 宮崎県

: http://www.yoshitama.co.jp/

レール

関 連 研 究

実 用 化 企 業 U R L

錫回収装置(左)と回収錫(右)

(19)

12.グリーストラップ浄化システムの開発 生物食品研究所 開発概要

飲食店等に設置が義務付けられているグリーストラップ中の廃油は酸 性になりやすく、酸性下では、油脂分解菌の増殖能が低下するため、

廃油処理が進みにくく悪臭等を発生させる課題がありました。酸性下で も高い増殖能と油脂分解能をもつ新規油脂分解菌を用いたグリースト ラップ浄化システムを開発しました。

11.高潤滑性を発揮する自動車用ゴム製品の開発 化学繊維研究所

開発概要

撥水処理を施した自動車用ガラスに適したワイパーゴムの開発を目的に、

ゴム配合、コーティング材等の開発を行い、既存の撥水ガラス用ワイパー よりも払拭性、静音性に優れるワイパーを開発しました。

: 高潤滑性を発揮する自動車ゴム製品の開発

(平成19~20年度 地域資源活用型研究開発事業/経済産業省)

: 中島ゴム工業(株) 久留米市

: http://www.nakashima-rubber.co.jp/

: 新規微生物を用いたグリーストラップ浄化製剤の開発

(平成22~23年度 福岡県新製品・新技術創出研究開発支援事業/

(株)久留米リサーチ・パーク)

グリーストラップ内廃油分解菌微生物製剤および添加システムの開発

(平成24年度補正 ものづくり中小企業・小規模事業者試作開発等支援補助金/経済産業省)

: (有)SGラボラトリー 小郡市

: http://www.sglabo.com

10.GFRP製下水道補修管穿孔用工具の開発 機械電子研究所

開発概要

老朽化した下水管の補修にはGFRP材(ガラス繊維入り樹脂)が使用さ れています。下水管補修後、各家庭からの接続管への穿孔に、超硬の ろう付け工具を使用していますが、 加工時間、耐久性の面で多くの課 題が生じていました。今回、切れ刃交換式で、従来品に比べ穿孔時間 1/2、工具寿命200%向上した下水補修配管穿孔用工具を開発しました。

微生物資材 高分散グラファイトを均一コートした 高潤滑性ゴムを使った自動車ワイパー

: GFRP製下水道補修配管穿孔用工具の開発

(平成23年度 共同研究)

: 環境開発興業(株) 北九州市八幡西区

: 「穿孔工具」特願2015-013253 GFRP製下水道補修管穿孔用工具

関 連 研 究 実 用 化 企 業 関 連 特 許

関 連 研 究

実 用 化 企 業 U R L 関 連 研 究 実 用 化 企 業 U R L

9.プラスチック金型用冷却促進構造の開発 機械電子研究所

開発概要

金型温度調節機や冷却回路を変更することなく、射出成形時の冷却時 間を短縮可能とする冷却促進構造を開発しました。冷却孔に設置する ことで、冷却水の熱伝達を上昇させるもので、試作実験では冷却時間 を15%短縮する効果が得られました。

: 樹脂金型内の最適冷却設計技術の開発

(平成24~26年度 県単独事業)

: シバタ精機(株) 朝倉市

: http://homepage3.nifty.com/shibata-seiki/

: 「金型の冷却構造」特願2015-072802

プラスチック金型用冷却促進構造

関 連 研 究 実 用 化 企 業 U R L 関 連 特 許

(20)

15.適切な姿勢に導く、持ち運べる学習台の開発 インテリア研究所 開発概要

小学校低学年時の児童は集中力を養うための適切な姿勢教育・養成 が必要です。また、家庭内の学習は親と一緒にリビングなどで学習する スタイルが増えています。そこで、適切な学習姿勢に導くことができると 同時に、任意の場所で効率よく学習ができる、インテリア性に優れた学 習台を開発しました。

14.新しい細胞培養容器「ガラスボトムMSA」製造技術の開発 機械電子研究所 開発概要

観察性に課題があった、微細穴を有する細胞培養容器について、放 電加工にて狭ピッチな微細凸形状を有する金型製作を行いました。こ れを用いて直径1 mm以下の微小な貫通穴を有する樹脂シートを成形 し、これを薄いガラス板と組み合わせることにより、高精細な蛍光画像 観察が可能となりました。

: 細胞培養マイクロウェルプレート成形技術の開発

(平成22~24年度 県単独事業)

: STEMバイオメソッド(株) 大野城市

: http://stem-biomethod.co.jp/

13.高級浴室向け木製グレーチング部材の開発 インテリア研究所・生物食品研究所 開発概要

本物の木材を用いた業界初の高級浴室向け木製グレーチングを 開発しました。防カビ塗料とその塗装方法の組み合わせについて 検討し、木質感を維持した表面性状と防カビ性能を両立する加工 技術を確立しました。

ガラスボトムMSAの外観(左)

細胞培養容器部拡大(右上)

高精細な蛍光画像観察(右下)

: 高級浴室向け木製グレーチング部材の開発

(平成24年度 (財)久留米地域産業技術振興基金に

係わる可能性調査事業(FS事業)/(株)久留米リサーチ・パーク)

: (株)シマブン 佐賀県

: http://shimabun.jp/

木製グレーチング

(RAFFINE)

関 連 研 究

実 用 化 企 業 U R L

関 連 研 究 実 用 化 企 業 U R L

16.3Dターニングマシーンを利用した国産木材の一体成形「独楽(コマ)」の開発と生産 インテリア研究所

レール

: 多様な姿勢において学習を可能とする学習机の研究開発 学習台

(平成23〜24年度 県単独事業)

: (有)ヨコタウッドワーク 大川市

: http://yokotaww.com/

関 連 研 究 実 用 化 企 業 U R L

開発概要

胴体にらせん状の溝を形成することでヒモが巻き易くなり、既存品より 回し易くした「らせんコマ」を開発しました。コマの生産で使用する木工 旋盤はらせん状に加工できないため、NC制御で複雑な加工が可能な

「3Dターニングマシーン」を導入し、らせん状に加工するプログラムを 作成し加工することで、開発に成功しました。

: 3Dターニングマシーンによる切削加工における 加工条件の最適化

(平成25~26年度 ものづくり中小企業・小規模事業者 試作開発等支援補助金/経済産業省)

: 独楽工房 隈本木工所 八女市

: http://www.yamegoma.jp/

商品化した、らせんコマ≪ラクコマⅡ≫

関 連 研 究

実 用 化 企 業 U R L

参照

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