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論文内容要旨

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Academic year: 2021

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論文内容要旨

Analysis of occlusal contact during gum-chewing motion: Occlusal forms of maxillary and mandibular teeth, jaw movement, and their impact on maxillofacial morphology

(ガム咀嚼運動時における咬合接触解析:上下顎の歯の咬合面形態と顎運 動が顎顔面形態に及ぼす影響について)

ANGLE ORTHODONTIST(投稿中)

歯科矯正学 峯村英一郎

[目的及び諸言] 軟骨性成長を主とする顎顔面領域の形態形成においては 咀嚼や咬合状態などの顎口腔機能の成長と密接に関連し合い、相互に影響 を及ぼしていると考えられる。しかしながら、現在まで顎顔面形態と顎運 動等の顎口腔機能との関連性について言及している文献は多くない。そこ で本研究では本講座と東京工業大学大学院理工学研究科とで開発された 顎運動表示システムおよび関連プログラムを利用し、上下顎の歯列の接触 に焦点を当てた際の顎顔面形態と顎口腔機能、主に顎運動との相互に及ぼ す影響と関連性について検討することを目的とした。[対象及び方法] 対 象は昭和大学歯科病院矯正歯科を来院した著明なパラファンクション、ブ ラキシズムやクレンチング等の習癖を有さない永久歯列期の患者 5 名と し、顎運動表示ステム及び関連プログラムを用い、ガム咀嚼運動中の運動 路、上下顎の歯の接触状態、咀嚼筋の起始・停止相当部の二点間距離の解 析・計測を行った。[結果] 被験者 5 名にガム咀嚼運動中に作業側の上下 顎の歯の接触が生じる前後もしくはそれと同時期に平衡側臼歯での歯の 接触が認められた。また、その際の咀嚼筋の起始・停止相当部の二点間距 離の変化には顎顔面形態ごとで違いが見られた。[考察] 咀嚼運動におけ る食物粉砕時には平衡側に上下顎の歯の接触を生じることがあり、その際 には顎顔面形態によって、下顎運動に違いが生じている可能性がある。ま た、咀嚼運動時の食物粉砕の際における咬合接触、顆頭運動は作業側に比 較して平衡側がより影響を受けている可能性があり、それが顎顔面形態の 形成に関与する可能性がある。加えて、本研究で用いた顎運動解析システ ムおよび関連プログラムが生体に対する機能時における上下顎歯列の接 触解析、下顎運動解析に関して有用である。

参照

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