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雑誌名 技術報告集

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Academic year: 2021

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平成13年度東海・北陸地区国立学校等教室系技術職 員合同研修「電気・電子コース」実施担当報告

著者 安藤 誠, 上坂 秀雄, 漆崎 美智遠, 岡井 善四郎,  酒井 孝則, 坪川 正和, 辻 正晴, 橋谷 茂雄, 林  庄司, 松山 幸雄, 山田 隆昇

雑誌名 技術報告集

巻 7 (2001年度)

ページ 91‑94

発行年 2002‑04

URL http://hdl.handle.net/10098/7524

(2)

平成 1 3 年度東海・北陸地区国立学校等教室系技術職員合同研修

「電気・電子コース」実施担当報告

福井大学技術部

安藤 誠・上坂秀雄・漆崎美智遠・岡井善四郎・酒井孝則・坪川正和 辻 正晴・橋谷茂雄・林庄司・松山幸雄・山田隆昇

電気・電子コー

の福井大学担当は 2 回目であり、まず、技術部の中に世話人会を構成した

「福 井大学技術部として何ができるか」を検討した結果、実習については前回に引き続き「回路の製作」

を実施することとした。製作回路として、実用性のあるもの、一日で完成できる規模のもの、今日 的なもの、電子回路技術の基礎的な事柄の修得が図れるものなどを考慮、して、デジタル回路には「赤 外線リモコン送受信回路の製作とその応用 J を、アナログ回路には、前回と同様「半導体レーザ駆 動回路の製作と基礎実験」の 2 つを実習課題とした。専門講義については実習内容を考慮、しながら 講師の交渉にあたるなどにより 3 日間の研修日程が決まった

以下に実習課題の概要を記す

平成 1 3 年度東海・北陸地区国立学校等教室系技術職員合同研修(電気・電子コース)日程表

福井大学

9:00  4 

10:00  11 ・ 00 12:00  13:00  14:00  15:00  16:00  17:00 

第 1 日目

端晴樹齢鞠 義陶環澗切田川 出掛醐長榔

日μ

釦剛勇

エンテーョン写真織影開講式

受付

55  25 35  19:00 

講義 講義 講義

I公務員倫理・ 「光センサーの 「レーザーと クシュアルハ

動作原理」 その応用」

ラスメト l Jデ可、

福井大学

総務課長 福井大学工学部 福井大学工学部 岩越俊1台 教授中川英之 助教授仁木秀明 d=与=  30  I  40 

8 月 2 2 日 (水)

第 2 日目

実習

(l) r赤外線リモコン送受信回路の 製作とその応用 J (2) r半導体レーザー駆動回路の

製作と基礎実験」

福井大学妓術部

安藤紘、上坂秀雄、漆崎美智透、岡井善四郎、酒井孝員IJ 、坪川正和 辻正晴、橋谷茂雄、林庄司、松山幸雄 山田隆昇

8 月 23 日 (木)

実習

(1) r赤外線リモコン送受信回路の 製作とその応用 j (2) r半導体レーザー駆動回路の

製作と基礎実験」

第 3 日目

25  35  30 

講義 講義 施設見学

「電力ステムの 「ナノテク

最適化」 ジーの世界J 若狭湾エネノレギー研究セター |講 (福井県敦賀市長谷64-52-1)

福井大学工学 部 11 福井大学 工学部 │ 

助教綬林泰弘 助教授橋本明弘 1 式

8 月 24 日

い し

一一上一一 一一ー一一一←一一ー___L_jーーー一一一一--一一一一一一

(  1 

)赤外線リモコン送受信回路の製作とその応用

本実習では、私達がテレビやYrR、エアコンなど身近な家電製品で普段何気なく使っている赤外 線リモートコントロール(以下、リモコンと略)の変調方式 (PPM ( p u l s e  P o s i t i o n  M o d u l a t i o n )   方式)と動作原理を理解するとともに、リモコン専用集積回路素子を用いた簡単な送信回路(写真

1 ,図 1 )と受信回路(写真 2 ,図 2) を受講者 1 人ひとりが製作し、今後の技術業務に役立てても

らう目的で計画・実施した。

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(3)

ミD E、コ

LED (赤) FIJl 白日目

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図1赤外リモコン送信器の製作回路図

Voo  Voo  図2赤外リモコン受信器の製作回路図

(4)

写真 1 赤外リモコン送信器の製作例 写真 2 赤外リモコン受信器の製作例 当合同研修では専門技術分野以外の方も受講することから、実習テキストは可能な限り詳細に記 述するよう努めた。 このため、参考資料を含め 60 ページの冊子となった。このことから、当日に テキストの全てを説明している時間的余裕がないことを予測し、初日の受付で配布してもらい、受 講者には予備知識を持って実習に臨んでもらう方法を採った。

実習内容は、送信回路の部品点数 29 個、受信回路の部品点数 33 個をユニバーサルプリント基板 上に回路図に基づきハンダづけ作業で実装する、いわゆる、回路製作というそノづくりが伴うため に、受講者は完成するまで帰れないことのプレッシャーを背に真剣な眼差しで製作に取り組んだ。

当日は、最初に回路製作上の注意と部品チェックを行い、午前中に送信回路を製作完成し、午後か らは受信回路を製作完成できるような時間配分で進めた。その結果、ほぼ全員が回路チェックから 動作確認までを済ませ予定通り製作実習は完了した。その後、応用回路の一例として赤外リモコン 操作の調光器(松山幸雄氏の製作品)を紹介し、受講者から好評を得た。

実習全般を振り返ると、回路製作に精通していない方にはやや時間不足だ、ったかと思われるが、

スタッフの指導によりハンダ付けや回路上のトラプ、ルはなかった。しかし、受講者がどれほど理解 をして製作していたかは疑問が残ることから、もう少し実習テキストの説明時間をとるべきであっ たかと思われる。

(2 

)半導体レーザ駆動回路の製作と基礎実験

平成 10 年度に実習テーマとして「半導体レーザ駆動回路の製作と基礎実験」を行っているが、

好評であったので、 13 年度も採用することにした。今回はその時の担当者でなく、新たなメンバ ーで世話することになった。

半導体レーザについて、詳しくない人も多いため、 5 月頃から半導体レーザについての適切な参

‑ 9 3  ‑

(5)

考書を輪読することから始めた。

当時使用した半導体レーザはすでになく、代替品として (EL-65 ・ 18・1)を採用した。発振波長 (650nm) 、出力 (5mW) は同じだが、若干仕様 (LD 動作順電流、光モニター電流)が異なるた め、抵抗定数を下記の回路図のように変更した。

+Vc 

9v 

..サジ

c, l:馴

47μ

Tr:2SC2235  ZD:RD5A 

VLD:EL65‑18‑1  (650no 赤色) OP1,OP2:LM358N

GND 

図 3 レーザダイオード駆動回路 (APC 回路)

写真 3 レーザダイオード駆動回路の製作例

また前回の研修では、パワーメータがなかったため、半導体レーザの出力測定を行う際、簡易的 方法として、フォトダイオードでレーザ光を検知し計算で求めた。今回はパワーメータが、担当者 の研究室から借りることかできたので、出力が直読でき、簡単でしかも正確な測定が可能となった。

最近、半導体レーザが比較的手に入りやすく、ポインターとして販売されている。しかし使い方 を誤るとたいへん危険である。このことからレーザの安全管理について、テキストにまとめるとと もに、実習の官頭で説明を行った。製作した半導体駆動回路をポイターとして使用する際は、出力 を 1mw 以下に設定するようお願いした。

nU

参照

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