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現地調査(計測)

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Academic year: 2022

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(1)VI‑337. 土木学会第58回年次学術講演会(平成15年9月). 走行式コンクリート点検システムの実用化(その 2) ―サーモグラフィによる表層部欠陥検知技術の検証 竹中土木. 正会員 ○松尾 和彦 福本 忠浩 森 信智 中西 弘. 市川 晃央. 1.はじめに トンネルの覆工コンクリートの通常点検手法として、筆者ら. 現地調査(計測). は走行式コンクリート点検システムの基礎的研究1)を行ってき. 実用化に至った。本報告は、道路トンネルの覆工コンクリート 点検にサーモグラフィを適用するにあたって実施した各種検討 結果について報告する。 2.与熱方法の検討. 温度データ合成. ひび割れ展開図. 部(ハイビジョン、サーモグラフィ)を利用した調査を実施し. ︵ ハ イ ビ ジ ョ ン 調査 ︶. た。この度、供用中の道路トンネルにおいて、本システムの一. 不良箇所検出. 健全度評価. サーモグラフィ調査概要を図−1 に示す。サーモグラフィ調査 は、コンクリートの健全部と欠陥箇所との温度変化の違いを検. 図−1 図−1 サーモグラフィ調査概要. 知する調査法である。このため、トンネルのような温度変化の. 表−1 表−1 サーモグラフィの仕様. 少ない構造物に対して走行しながらサーモグラフィ調査を行う. 項目. 場合、熱源によって調査面を与熱し温度変化を起こす必要があ る。 道路トンネルにおいて走行しながら調査を行うにあたり、使. 仕様. 総画素数. 65,536画素. 観測温度範囲. -40~900℃. 用する熱源の仕様と作業熱条件を室内実験より決定した。室内. 最小温度分解能 0.025℃以下. 実験及び現地調査で使用したサーモグラフィの仕様を表−1 に. 測定距離. 30cm~∞. 示す。. 視野角. 水平14.6°,垂直13.7°. (1)熱源種類の検討. 表−2 表−2 熱源種類評価表. 熱源を選定するため、基礎的研究1)の結果を踏まえ、3 種 耐久性. 安全性. 遠赤外線ヒータ. ◎. ○. ○. 赤外線ヒータ. ×. △. ○. ジェットヒータ. ○. △. ×. 熱源. 置より表面温度を 4℃上昇させるのに必要な与熱時間を検討 し、表−2 のような結果を得た。これより、熱源は遠赤外線 ヒータ(表−3)を適用することとした。 (2)点検台車の走行速度の検討. 項目. 与熱時間. 類の熱源に対してコンクリート供試体から 50cm離した位. 表−3 表−3 遠赤外線ヒータの仕様. 点検台車の走行速度と熱源長さ、与熱時間との関係は、以 下の式で表される。. 項目. v=(L×3600)/(1000×t) ここで、v:点検台車の走行速度(km/h)、L:熱源長さ(m)、 t:与熱時間(秒)とする。 室内実験より、t=5.0(秒)と求められており、点検台車に搭載 するために、L≦3.0(m)という条件を設定し、v=2.0(km/h)と. 仕様. 電源電圧. 3相200V. ヒータ容量. 5kW×6台. 寸法. H1030×W2700×D325. 重量. 約120kg. した。. キーワード: 連絡先:. トンネル点検, トンネル点検,調査診断, 調査診断,サーモグラフィ, サーモグラフィ,覆工コンクリート, 覆工コンクリート,与熱, 与熱,遠赤外線 東京都中央区銀座 8‑21‑ 21‑1,TEL03‑ 1,TEL03‑3542‑ 3542‑6321,FAX03‑ 6321,FAX03‑3248‑ 3248‑6545. ‑673‑.

(2) VI‑337. 土木学会第58回年次学術講演会(平成15年9月). 3.現地調査 道路トンネルに使用する点検台車は、多様なトンネル断面に対応するため、熱源及びサーモグラフィを伸縮 回転可能なブームに固定する構造にした。 熱源の設定を検証するため、現地調査前に熱源通過前後のコンクリート表面温度の計測を行った結果、与熱 により表面温度が約 4℃上昇した。これは室内実験より求めた目標与熱量と同等であり、熱源種類と点検台車 の走行速度の設定が適当であることを確認した。 サーモグラフィ調査は、進行方向側ブームに熱源を、後方側ブームにサーモグラフィを取り付けた点検台車 をトンネル縦断方向に 2km/h で走行させ、与熱、計測を行った。1回の走行で幅 75cmの範囲を調査し、こ れを繰り返すことにより調査面全面を調査した。 4.調査結果 ひび割れの状況を写真−1 に、角度検知を行った調査結果を写真−2 に示す。角度検知は、周辺の温度分布 より、 表面から内部に進展するひび割れの角度を検知する手法1)である。写真−2 のひび割れに直交する線は、 傾斜角度を色で、傾斜方向を向きで表している。 漏水・付着物(すす)の状況を写真−3 に、調査結果を写真−4 に示す。漏水箇所は低温部として、付着物 のある場所は高温部として検出できた。漏水部については、目視で確認できない部分(写真−4 左上部)も検 出できた。 補修箇所の状況を写真−5 に、調査結果を写真−6 に示す。補修箇所が高温を示していることより、この部 分が浮いていると考えられる。. ひび割れ角度 0 20 45 60. 写真−1 写真−1 ひび割れ状況. 写真−2 写真−2 ひび割れ調査結果 漏水. 漏水. 付 着. 付 着. 写真−4 写真−4 漏水、付着物調査結果. 写真−3 写真−3 漏水、付着物状況. 写真−5 写真−5 補修箇所状況. 写真−6 写真−6 補修箇所調査結果. 5.まとめ 1)熱源について事前検討した結果、目標どおりの与熱量を得ることができた。 2)道路トンネルでも表層部の欠陥を検出でき、走行式コンクリート点検システムの実用化ができた。 3)今後、打音検査結果との照合を行い、検査結果の整合性を確認する。 (参考文献)1)大野ら:走行式トンネルコンクリート調査・診断システムの概要、セメント・コンクリート、No.656、pp68‑73、2001. ‑674‑.

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参照

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