道路階層の組み合わせを考慮した適切な道路整備に関する研究
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(2) 土木学会東北支部技術研究発表会(平成26年度). 3. 移動時間の計算結果と考察. 例). 都市 アクセス口. まず,都市間距離が東北地方のものを参考にした 時の 1OD あたりの平均移動時間(図-4),距離帯別の. 道路. 移動時間減少率(図-5)結果を示す.. 図-3 アクセス口数の例. 図-4 より,段階 2 では高階層道路,段階 3,4 では では中階層道路を整備する組み合わせが,移動時間 が最短になるとわかった.アクセス口数に関しても, 多いほど交通量を効率よく捌けると考えられるが, 移動時間の減少には影響が少ないとわかった.. この例では,アクセス口数は 「2」となる. ※色が濃いもの →移動時間が最短の整備. 時間[min] 600.0 500.0 400.0 300.0 200.0 100.0 0.0. 段 階 1. 距離帯別の移動時間減少率をみると,図-5 より, 段階 2 は段階 2.1 が長距離移動に対して効果が高いと. 段 階 2 . 1. 段 階 2 . 2. 段 階 2 . 3. 段 階 3 . 1. 段 階 3 . 2. 段 階 3 . 3. 段 階 4 . 1. 段 階 4 . 2. アクセス口数 100 80 60 40 20 0 段 階 4 . 3. アクセス口数. 1ODあたりの移動時間. わかった.よって,高階層道路整備は長距離移動に. 図-4 1OD あたりの移動時間比較(都市間距離一定でない). 効果があるといえる.また,中階層道路を整備した. 減少率[%]. 段階 2.2 と段階 3.2 をみると,すべての距離帯に対し て効果があることがわかる.段階 4 においても,中 階層道路を整備した段階 4.2 の移動時間が最短であ ることから,中階層道路を整備することが有意義と 考えられる. 図-6 は,都市間距離が一定(20km)の 1OD あたりの 平均移動時間,図-7 は都市間距離が一定(20km)の距 離帯別の移動時間減少率を示したものである.図-6 より,都市間距離を 20km と一定にしても,低階層道 路 1 本,中階層道路 2 本,高階層道路 1 本という組 み合わせが適切だとわかった.図-7 より,段階 2 の. 50% 40% 30% 20% 10% 0% 段 段 段 階 階 階 2 2 2 . . . 1 2 3 短距離・・・180km以下. 時間[min] 250.0 200.0 150.0 100.0 50.0 0.0. ※色が濃いもの →移動時間が最短の整備. 段 階 1. ことがわかった. すでに存在する階層の道路を整備するが,その効果 は低いと考えられる.今回は,両方の都市間距離パ ターンで段階 4 では中階層道路を 2 本整備するのが 適切と判断された.しかし,その差は 1%程度であり, 他の道路整備との差が明確になるよう条件を変化さ せて検討することも必要である.. 4. おわりに. 段 段 段 階 階 階 4 4 4 . . . 1 3 2 長距離・・・350km以上. 図-5 距離帯別の移動時間減少率(都市間距離一定でない). 移動時間の減少率は,距離が一定の方が大きくなる また,図-5 と図-7 より,段階 4.1 から 4.3 までは,. 段 段 段 階 階 階 3 3 3 . . . 1 2 3 中距離・・・190~340km. 段 階 2 . 1. 段 階 2 . 2. 段 階 2 . 3. 段 階 3 . 1. 段 階 3 . 2. 段 階 3 . 3. 1ODあたりの移動時間. 段 階 4 . 1. アクセス口数 100 80 60 40 20 0 段 段 階 階 4 4 . . 3 2. アクセス口数. 図-6 1OD あたりの移動時間比較(都市間距離すべて 20km) 減少率[%] 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 段 段 段 階 階 階 2 2 2 . . . 1 2 3 短距離・・・100km以下. 段 段 段 階 階 階 3 3 3 . . . 1 2 3 中距離・・・110~200km. 段 段 段 階 階 階 4 4 4 . . . 1 2 3 長距離・・・210km以上. 図-7 距離帯別の移動時間減少率(都市間距離すべて 20km). 本研究で用いた都市配置では,都市間距離を変化 させても低階層道路 1 本,中階層道路 2 本,高階層 道路 1 本という組み合わせが最良とわかった.段階 4 は,同じ階層の道路を整備する段階である.段階 4.1 から 4.3 が僅差だが,中階層道路整備が適切となった.. み合わせが適切と判断したが,他の状況も考慮する 必要がある.今後の課題としては,交通量が多い場 合など,道路状況別の適切な道路階層の組み合わせ を導く必要があると考えられる.. まとめると,最も有効と考えられるのは,異なる階 層の道路を整備することである.しかし,どれか同 じ階層の道路を整備するとした場合,中階層道路を 整備するのが有効であるとわかった. 今回のネットワークでは,以上のような階層の組. 参考文献 1) 下川澄雄:道路の階層区分を考慮した性能照査手 法の意義と課題,土木計画学研究・講演集,vol.45, no108.
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