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5 先に認定こども園に移行した園から 認定こども園に移行するための大阪市への応募書類の量が多いし内容も難しい と聞いて 移行を躊躇している 認定こども園になると 大阪市への毎月の報告など園の事務負担が大幅に増える と聞いて 移行を躊躇している 一般的に 認定こども園に移行すると説明していますが 法的

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№ 質問 区分 回答 1 認定こども園に移行した場合の収入見込みを知り たい。 1 認定こども園等の「公定価格試算ソフト」を国が公表していますので、各園・各法人で試算できます。 ・「子ども・子育て支援新制度 公定価格試算ソフト」で検索してください。 ・試算ソフトには、園児数や各種加算項目等がありますので、各園で実態を踏まえた試算を行われることを お奨めします。試算に関しては本市もできるだけ協力します。 ・なお、公定価格の試算は収入面だけですが、認定こども園移行に伴う職員の増配置が必要になることもあ りますので、支出面にも留意してください。 ※内閣府作成の試算ソフト 内閣府>内閣府の政策>子ども・子育て本部>子ども・子育て支援新制度>よくあるご質問>事業者の皆様 へ>子ども・子育て支援新制度に係る公定価格の試算ソフト(平成29年度版) ※別添「公定価格試算用資料」を参照してください。 2 認定こども園に移行した場合に必要な職員数を知 りたい。 1 認定こども園の職員(教育・保育従事者等)の必要人数等は、国基準を基に本市は条例等で規定していま す。 ※別添「必要職員数試算用資料」を参照してください。 3 幼保連携型認定こども園になると、今まで実施し てきた幼稚園教育・幼児教育ができなくなるの か。 1 幼保連携型・幼稚園型、どちらの類型の認定こども園も、学校教育を提供する施設です。 ・幼保連携型認定こども園は、教育基本法上の「法律に定める学校」(教育基本法第6条)と児童福祉施設 の位置付けを併せ持ち、学校教育と保育をともに提供する施設です。 ・幼稚園型認定こども園は、学校教育法に定める幼稚園(学校)に保育機能が付加されたものです。 4 認定こども園になると幼稚園ではなくなる(幼稚 園認可がなくなる)ので、認定こども園移行に踏 み切れない。 1 ・幼稚園型認定こども園に移行しても、幼稚園認可はなくなりません。幼稚園に保育機能が付加されたもの が幼稚園型認定こども園です。 ・幼保連携型認定こども園になると幼稚園認可はなくなりますが、認定こども園法に基づく学校としての位 置付けがあります。教育基本法上の「法律に定める学校」(教育基本法第6条)と児童福祉施設の位置付け を併せ持つ施設です。

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№ 質問 区分 回答 5 先に認定こども園に移行した園から、『認定こど も園に移行するための大阪市への応募書類の量が 多いし内容も難しい』と聞いて、移行を躊躇して いる。 1 ・一般的に、認定こども園に移行すると説明していますが、法的には新たな認可(幼保連携型認定こども 園)、認定(幼稚園型・保育所型)を大阪市が行うことになります。いずれも法的手続きですので、移行応 募及び正式な認可・認定に際して申請者に書類作成等の事務負担が生じるのは事実です。 ・認定こども園に移行する際の申請書類や添付書類、記載事項の殆どは法的に決まっています。そのため、 書類の量も多く記載に迷う事項もあると思いますが、大阪市の判断で不要にできないことをご理解くださ い。 ・大阪市では、申請手続き等の参考にしていただく意味でも、本日のような説明会や各園からの個別相談を 活用してください。 6 認定こども園になると、『大阪市への毎月の報告 など園の事務負担が大幅に増える』と聞いて、移 行を躊躇している。 1 ・給付費(毎月払い)及び補助金(随時払い)事務の仕組みなどから、毎月、大阪市への書類提出(月報な ど)が必要になるのは事実です。 ・提出書類については、給付費等の算定に必要な内容に限定し、できる限り容易に作成しうる様式となるよ う努めておりますが、公金の適正執行やコンプライスの観点から、限界があります。 ・なお、毎月の大阪市への書類提出などは、認定こども園だけではなく、保育所や新制度の幼稚園も同様で す。 7 他の幼稚園から、認定こども園への移行について 大阪市に相談したが、きちんと教えてもらえな かったと聞いたので、不安になっている。 1 大阪市は、幼稚園等からの認定こども園移行を促進しています。そのため、認定こども園制度等の説明会と ともに、各園からの個別相談にも対応しています。各園の現状等が異なる中、説明会では個別のご質問に答 えられませんので、個別の相談などを遠慮なく申し出てください。 8 認定こども園になった場合、保育料は大阪市が決 めるが、保育料の金額を知りたい。 1 1号認定子どもと2・3号認定子どもで保育料金表が異なります。 ※別添「今年度の大阪市の保育料金表」を参考にしてください。ただし、来年度以降、変更になる可能性が あります。 なお、保育料を本市が決定するのは新制度の仕組みで、認定こども園だけでなく、保育所や新制度の幼稚園 も同様です。

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№ 質問 区分 回答 9 認定こども園に移行しようとしても、大阪市の審 査に合格しないと移行できないと聞いた。審査は どのような方法で行われるのか。また、移行を希 望しても認められないことがあるのか。 2 ・認定こども園に移行される場合、最終的には正式な認可あるいは認定申請等が必要ですが、大阪市ではそ の前の早い段階で、移行の申し込みを受け付けて事前審査しています。早い段階で事前審査することで、認 定こども園への移行準備・保護者への説明・秋の園児募集を認可・認定前に円滑に実施することを可能にし ています。なお、認定こども園への移行だけではなく、保育所や地域型保育事業所の新設等に際しても同様 に事前審査を行っています。 ・事前審査は、応募書類の内容や法人代表や園長へのヒアリングを外部有識者で構成する審査会により行い ます。これは、認定こども園や新制度のルール・仕組み等を正しく理解されてるかや、認定こども園移行後 に適正な事業運営が可能か等を確認するものです。 ・本日の制度説明会は、この事前審査に向けて各園の準備に資することを目的に平成27年度から開催してい るものです。 10 幼保連携型認定こども園は、幼稚園認可がなくな るので、幼稚園と名乗れないと聞いたがそのとお りか。 2 ・幼保連携型認定こども園に移行しても、「幼稚園」という文字を継続して使用できます。 ・このことは、認定こども園法附則第7条に明文の規定があります。 11 新制度には移行したいと思うが、新制度の幼稚園 に移行すべきか、認定こども園に移行すべきか 迷っている。同じ新制度でも、幼稚園と認定こど も園はどのような違いがあるのか。どちらに移行 すべきか。 2 ・幼稚園と認定こども園の最大の違いは、保育認定子ども(2号認定・3号認定)の受け入れの有無です。 認定こども園は、2号認定子どもの定員設定が必須(3号認定子どもの定員設定は任意)です。 ・本市としては幼稚園からの認定こども園移行を促進したいと考えていますが、新制度に移行しない(私学 助成の幼稚園のまま)ことも含め、各法人・園で判断してください。 ※詳しくは、本日の配付資料(こども園移行基本資料等)で確認してください。

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№ 質問 区分 回答 12 平成31年度末(32年4月1日)までに認定こ ども園に移行しないと、その後に、認定こども園 に移行しようとしても認められないと聞いたが本 当か。 2 ○認定こども園法や子ども・子育て支援法などで、平成31年度中(平成32年4月1日含む)までに認定 こども園に移行しないと、それ以降は認定こども園に移行できない等の規定はありません。 ○ただし、新制度では認定こども園等の施設の認可に際して「需給調整の仕組み」がありますが、既存の幼 稚園・保育所が認定こども園へ移行する場合は、認定こども園への移行を促進する観点から、需給調整に関 する特例(※)があり、その特例は平成31年度末までとなっています。 (需給調整に関する移行特例) ●新制度における自治体計画の基本  需要(量の見込み)>供給(確保の状況)→原則認可・認定(基準を満たす場合)  需要(量の見込み)≦供給(確保の状況)→認可・認定を行わないことができる(=需給調整) ※「できる」ですので、この状態になっても全く認可できないわけではありません。 ●既存の幼稚園・保育所が認定こども園へ移行する場合←受給調整の特例  需要+「都道府県計画(※)で定める数」>供給 ※つまり、特例とは「計画における需要に、計画に定める数を積み、需要が供給を越えるようにすることに より、認可・認定を認める」こと。当然ですが、認可基準等に適合していることが前提です。 13 幼保連携型認定こども園に移行するか、幼稚園型 認定こども園に移行するか迷っている。2つの類 型の違いや共通点を教えてほしい。 2 幼保連携型認定こども園と幼稚園型認定こども園は、法的位置づけが異なります。また、保育・教育に従事 する職員の資格要件等も一部異なります。一方、教育・保育の提供や実施運営面は基本的に同じです。 14 幼保連携型認定こども園に移行するか、幼稚園型 認定こども園に移行するか迷っている。2つの類 型の施設数などを知りたい。 2 ○全国の状況   平成29年4月1日時点(内閣府調査)  ・幼保連携型認定こども園 3,618 園  ・幼稚園型認定こども園   807園  ・保育所型認定こども園   592園 ○大阪市の状況  平成29年4月1日時点  ・幼保連携型認定こども園   33園(幼稚園から15園、保育所から18園)  ・幼稚園型認定こども園     16園  ・保育所型認定こども園     2園

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№ 質問 区分 回答 15 幼保連携型認定こども園に移行するか、幼稚園型 認定こども園に移行するか迷っている。大阪市 は、どちらの類型を奨めているのか教えてほし い。 2 ○認定こども園制度は新制度施行前からありましたが、幼保連携型認定こども園については新制度施行時に 法的位置づけ等が変更(国資料では制度改善)されました。国資料では、この幼保連携型認定こども園を政 策的に推進するとされています。 ○大阪市としては、幼保連携型認定こども園と幼稚園型認定こども園について、教育・保育の提供や実施運 営面は基本的に同じですし、待機児童解消に向けて保育枠が設定されることも共通ですので、どちらの類型 への移行も推進しています。 16 新制度に移行したいと考えているが、新制度の幼 稚園、幼保連携型認定こども園、幼稚園型認定こ ども園で、収入(公定価格)は違うのか、公定価 格の単価が高い類型などはあるのか。 2 ○新制度では、認定こども園・幼稚園・保育所を通じた共通の給付である「施設型給付」が創設されまし た。施設型給付の基本構造は、給付費は「内閣総理大臣が定める基準により算定した費用の額(公定価 格)」から「政令で定める額を限度として市町村が定める額(利用者負担額)」を控除した額です。 ○公定価格は、大きく教育認定(1号認定)・保育認定(2・3号認定)の別がありますが、認定こども園 の類型による差は設けられていません。 17 幼保連携型認定こども園は、土曜日の開園が必須 などルールが厳しいが、幼稚園認定こども園は幼 稚園なので土曜日休園も可能など幼稚園とあまり 変わらないと聞いたが、本当か。 2 ・幼保連携型認定こども園も幼稚園型認定こども園も、保育認定子どもが利用することに違いはありませ ん。そのため、保護者の就労状況等で保育認定(2号・3号認定)子どもが1人でも土曜日の利用が必要な 場合は開園する必要があります。 ・開休園日をはじめ、施設の運営面では幼保連携型と幼稚園型に違いはなく、幼稚園型認定こども園だから 幼稚園と同様でいいという認識は間違いです。幼稚園型認定こども園は法的位置づけは幼稚園ですが、保育 認定を受けた子どもが利用する施設であることを十分認識してください。 18 現在、空き教室が全くないが、この状態では認定 こども園に移行できないか。 3 ・空き教室が全くない場合でも、現行の幼稚園の児童数に余裕がある場合などは、認定こども園に移行でき る可能性もあります。例えば、1号認定と2号認定だけの定員設定であれば、歳児ごとに1・2号認定を合 わせてクラス編成を行い、現在の3歳児から5歳児クラスの部屋をそのまま使うことも考えられます。 ・なお、認定こども園(幼保連携型・幼稚園型ともに)は、地域子育て支援事業を行うことが必須ですの で、その実施場所も確保する必要があります。 19 認定こども園に移行するには、建物の耐震性は必 要か。 3 ・幼稚園型認定こども園は、園舎の耐震性が認定の要件にはなっていませんので、現行の幼稚園舎が非耐震 でも、その建物を使用して認定こども園に移ることは可能です。 ・幼保連携型認定こども園は、園舎の耐震性が認可の要件となっているため、耐震性が必要です。 ※「大阪市幼保連携型認定こども園の認可に関する審査基準」第6の2項に規定しています。

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№ 質問 区分 回答 21 幼稚園の教室は、幼稚園設置認可基準で1階・2 階にしか設けられないが、認定こども園の保育部 分(3歳未満児の保育室)は3階以上でも可能 か。現在の使用状況から、3階以上なら部屋の確 保がしやすいのだが。 3 ・幼保連携型認定こども園の場合、保育室は1階が原則ですが、3歳未満児は3階以上も可能です。また、 屋上園庭の面積参入の要件等を満たせば3歳児以上の3階以上の保育室の設定も可能です。 ・この規定は、幼稚園型認定こども園には適用されません。 22 認定こども園の返上園だが、3号認定子どもの給 食について、現在は、同一敷地内にある保育所内 の調理室で調理して幼稚園で提供している。認定 こども園に移行しても継続して問題ないか。 3 ・認定こども園移行後は、認定こども園の給食提供ルールが適用されます。 ・認定返上で分かれた幼稚園と保育所が再び一体となり、認定こども園(幼保連携型・幼稚園型ともに)に 移行すれば、認定こども園という単一の施設になりますので、現在と同様の方法を継続して問題ありませ ん。 23 幼稚園舎の建替を考えている。認定こども園にな る前提であれば、設備基準等に関して大阪市にだ け相談すればよいか。 3 ・幼保連携型認定こども園は、認可・確認ともに大阪市が行いますので、建替に関すること(建替後の建 物・設備や定員設定)、運営面など、大阪市へ一元的に相談していただけます。 ・幼稚園型認定こども園は、認定及び確認は大阪市が行いますが、幼稚園認可が継続しますので、認定こど も園に移行後も、幼稚園認可に関わることは大阪府の権限です。したがって、建替やその後の運営等に関し ても大阪府・大阪市双方に相談が必要です。 ・1号定員設定については、事前に大阪府との協議が必要です。 24 現在、幼稚園の土地・建物を賃貸している。正式 な賃貸契約で、この状態で大阪府から認められて いるが、認定こども園に移行してもこの状態で問 題ないか。 3 認定こども園の土地・建物の所有関係は、設置主体の自己所有が原則ですが、学校法人の設置する幼保連携 型認定こども園については、幼稚園(幼稚園型認定こども園も含む)と同様に、「校地・校舎の自己所有を 要しない小学校等設置事業の全国展開について」に準じた取り扱いとなります。したがいまして、質問の ケースについては問題ありません。 20 認定こども園に移行すると調理室が必ず必要か。 現在の幼稚園に調理室がなく、工事するにも場所 が取れない。調理室がないと認定こども園になれ ないのか。 3 ・認定こども園になって、3号認定子ども(保育が必要な0~2歳児)を受け入れる場合は、給食の自園調 理が義務(外部搬入は不可、調理業務の委託は可)のため、基本的に調理室が必要です。ただし、給食を提 供する児童が20人未満の場合は、調理室までは求めず調理設備で可となっています。 ・なお、3歳以上児については、保育認定子どもについても一定の要件の下で外部搬入が可能です。3歳未 満児は、自園調理(調理業務委託は可能です)が必須です。

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№ 質問 区分 回答 25 認定こども園になると、地域子育て支援事業を行 うことが必須と聞いたが、その実施場所の条件は あるか。例えば、普段、会議室として使っている 部屋を、事業の日だけ使用するなどは可能か。 3 ・認定こども園では、地域の子育て支援が必須の役割となります。地域子育て支援事業は所定の5事業のう ち1事業でよいので確実に実施する必要があります。5事業それぞれ実施方法や最低実施頻度などの条件が ありますので、各園が実施する事業(どの事業を実施するかは各園の判断)が確実に実施できる実施場所の 確保が必要です。 ・なお、例えば週1回実施が要件の事業であれば、その他の日やその時間帯以外は、会議室等として使用す ることは差しつかえありません。 26 現行の幼稚園に小規模保育事業所(新制度の認可 事業)を併設している。その幼稚園が認定こども 園に移行した後も、その認定こども園に小規模保 育事業所の併設で問題はないか。 3 ・国の自治体向けFAQ(平成29年3月8日版)№248によると、認定こども園に地域型保育事業を併設 するのではなく、認定こども園に3号認定子どもの定員を設定するのが基本と記載されています。 ・なお、幼稚園型認定こども園の単独型(1号・2号のみ)については理論上可能としておりますが、一体 的運営を行うのであれば、接続型や並列型へ移行し、小規模保育事業を廃止の上、認定こども園として運営 いただくようお願いします。 27 認定こども園に移行後、同一敷地内に新たに地域 型保育事業所を併設するこは可能か。 3 ・国の自治体向けFAQ(平成29年3月8日版)№248によると、認定こども園に地域型保育事業を併設 するのではなく、認定こども園に3号認定子どもの定員を設定するのが基本と記載されています。 ・なお、幼稚園型認定こども園の単独型(1号・2号のみ)については理論上可能としておりますが、一体 的運営を行うのであれば、接続型や並列型へ移行していただくようお願いします。 ・また、幼稚園に併設して小規模保育事業を実施することは可能とされています。ただし、専用部分を区分 して必要面積を確保するなどそれぞれの認可基準を満たして運営することが必要です(FAQ247)。 28 現行の幼稚園の定員等について、大阪府から幼稚 園認可に適合するよう強く指導されている。認定 こども園に移行すれば、大阪市からの新たな認 可・認定になるので、改めて大阪市に相談できる のか。 3 ○幼稚園が幼保連携型認定こども園に移行する場合、新たに大阪市が認可及び確認を行います。そのため、 認可定員・利用定員の設定ともに改めて行うことになります。 ○幼稚園型認定こども園の場合は、幼稚園としての認可は継続しますので、認可定員をはじめ幼稚園認可に 関することは引き続き大阪府の権限となります。利用定員については新制度の「確認」事務の中で大阪市が 確認しますが、利用定員は認可定員を超えることはできません。

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№ 質問 区分 回答 29 認定こども園の教員(あるいは保育者)は、幼稚 園免許と保育士資格の両方が必要か。既に当園で 働いている教員も、保育士資格の取得が必要なの か。 4 ・幼保連携型認定こども園の場合、園児の教育及び保育をつかさどる者を保育教諭と呼びますが、保育教諭 は幼稚園教諭の免許状と保育士資格を併有する必要があります。ただし、経過措置があり、幼稚園教諭免許 状と保育士資格のどちらか一方しか有していない場合も、新制度施行後5年間(平成27年4月1日~平成 32年3月31日)は保育教諭になることができます。なお、国として免許・資格の併有促進のための特例 措置も設けられています。 ・幼稚園型認定こども園においては、幼稚園教諭の免許状と保育士資格の併有は努力義務とされています。 30 認定こども園に移行する機会に、これまでの実費 徴収などを見直したい。今までが低すぎたので、 できれば値上げしたいが可能か。 5 ・新制度は、国として新たな財源も投入し、教育・保育の量的拡充と質的向上を目指すものですので、認定 こども園への移行を機会に実費徴収額を値上げすることは、慎重に検討していただく必要があります。 ・なお、子ども・子育て支援新制度では、基本的な保育料の額は市町村が決定しますが、それ以外の保護者 負担金についてもルールがあります。 (上乗せ徴収) 教育・保育の質の向上を図る上で特に必要であると認められる対価について保護者に負担を求めるもの。例 えば、公定価格上の基準を超えた特別な教育を行うために必要な教員配置や、平均的な水準を超えた施設整 備など、公定価格で賄えない費用を賄うために徴収するもの。この上乗せ徴収については、書面による保護 者の同意が必要です。 (実費徴収) 教育・保育施設の利用において通常必要とされる経費であって、保護者に負担させることが適当が認められ るもの。例えば、文房具代、制服代、遠足代、行事参加代、給食費・食材費、通園バス代など。実費徴収に ついても保護者の同意が必要です(書面同意までは要件になっていません)。 ・具体的な実費徴収の金額については、適切な実費額とする必要があります。 31 新制度には、認可定員、利用定員、実利用人数と いうよく似た用語がある。それぞれの定義などを 教えてほしい。 6 ・認可定員…施設や各保育室の面積等を基にした、当該施設の最大利用可能な人数。 ・利用定員…認可定員の範囲内で、実際に受け入れ可能な人数です。認可定員=利用定員が基本ですが、実 際の利用状況の見込みや保育教諭、保育士、教員の確保状況等により、認可定員≧利用定員も可能です。認 可定員を超える利用定員の設定はできません。利用定員は、公定価格の適用の基準となりますので、設定の 歳は十分ご注意ください。 ・実利用人数…実際の利用人数です。

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№ 質問 区分 回答 32 認定こども園になって、乳児(0歳児)などを保 育するのは不安が大きい。 6 ・認定こども園は、制度上3号認定こども(0歳から2歳までの保育認定子ども)の受入は必須ではありま せん。大阪市としても、移行に際して全ての歳児の受け入れを義務付けていません。 (ただし、整備補助金を活用される場合は、募集条件として2・3号子どもの定員設定が必要です。) ・認定こども園になると、2号認定こども(3~5歳の保育認定子ども)の受け入れは必須ですが、3号認 定子どもについては、全く定員を設けない、2歳児だけ、1・2歳児だけなどとすることも可能です。 33 認定こども園になると標準の11時間保育に加え て、さらに延長保育も必須なのか。 6 園が設定した保育時間帯(11時間及び8時間)の時間帯を超えて、保育提供を行う場合は延長保育となり ます。保護者の就労時間や地域のニーズ等を踏まえて、延長保育もできるだけ実施していただきたいです が、延長保育は義務ではありません。 34 現在、2歳児を対象に就園前保育を行っている。 認定こども園に移行しても継続できるか。 6 ・大阪市としては、認定こども園に移行したことで、現在実施している事業・取組が後退するようなことは 避けるべきと考えています。そのため、現在「2歳児を対象に就園前保育」を実施されている場合、認定こ ども園の認可・認定、確認基準に抵触しなければ基本的に継続は可能です。 ・なお、幼稚園型認定こども園の場合は、幼稚園認可にも関わりますので、大阪府にもご相談ください。 35 現在、幼稚園への入園テストを実施して選考して いる。認定こども園に移行しても、入園テストに よる選考を継続できるか。 6 ・新制度のルールで、認定こども園に移行しても、1号認定子どもは幼稚園と同じく各園で入園を受け付け て園で内定を行います。 ・新制度では、定員を上回る入園希望がある場合、園の定める方法で選考できますが、1号認定子どもにつ いても利用応諾義務がありますので、「入園テスト」についてはこの利用応諾義務との関係で実施趣旨や実 施方法等を検討していただきたいと考えます。 ・なお国によるQ&Aでは、「定員を上回る利用の申し込みがあった場合は、各園で選考を行うことが可能 ですが、①抽選、②先着順、③建学の精神等設置者の理念に基づく選考等の方法により、あらかじ選考方法 を明示したうえで行うことが求められます。」と記載されていますので、入園テストに際しては、定員を上 回る申込があることと選考方法の明示をしておくことが必要と考えられます。 ・保育認定子ども(2号認定・3号認定)については、児童福祉法附則の規定により、市町村(本市の場合 は区役所)が利用調整を行いますので、各園では入園決定(内定も含む)ができず、「入園テスト」による 選考は不可能です。

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№ 質問 区分 回答 36 幼稚園の場合、運動会などの翌日は代休とするこ とがあるが、認定こども園になって保育認定(2 号・3号認定)子どもが保育を必要とすれば、代 休は取れず開園しなければならないのか。 6 認定こども園の2・3号認定子どもは、保育認定を受けた子どもが利用しますので、運動会等の代休で休園 することは基本的にはできません。 37 現在、当幼稚園では預かり保育も含めて、7:30~ 18:30の11時間開園している。認定こども園に なっても、同じ時間帯の開園で可能か。 6 ・認定こども園の場合、1号認定子どもは平日4時間程度の教育提供が必須ですが、2・3号認定の子ども については、基本的に月~土まで11時間(保育短時間認定は8時間)の保育提供が必要です。 ・なお、11時間の保育標準時間、及び保育短時間の8時間の時間帯は、各園が独自に決定できますので、 現在の開園時間での認定こども園への移行も可能です。 38 認定こども園になった場合の、保育認定子ども (2号認定子ども、3号認定子ども)の利用定員 はどのように設定すればよいのか。 6 ・幼稚園から認定こども園に移行する場合、新たに2号認定子どもの定員設定が必須となります(3号認定 の設定は任意)。 ・2号認定子どもの利用定員を何人と見込むかは、現在の幼稚園の利用に余裕があるか、現在の幼稚園利用 児童のうち保育認定に何人ぐらいが移るかなどにより、まず各園で検討していただき、本市が認可・認定、 確認基準(面積基準等)に抵触しない範囲で認めることになります。 ・なお、幼稚園型認定こども園の認可定員は大阪府の権限です。 39 幼稚園型認定こども園は、法的に幼稚園なので3 号認定(3歳未満)の設定ができないのか。 6 幼稚園型認定こども園においても、3号認定(0~2歳の保育認定子ども)の定員設定ができます。 40 認定こども園に移行する機会に、現在の幼稚園定 員から定員数を減らしたい。大阪市と相談すれば 認めてもらえる可能性はあるか。 6 ・幼保連携型認定こども園は、認可・確認ともに大阪市が行いますので、認可基準・確認基準を満たす必要 はありますが、定員(認可定員・利用定員)も改めて設定することになります。 ・幼稚園型認定こども園は認定は大阪市が行いますが、幼稚園認可が継続しますので、認定こども園に移行 後も1号認定子ども(幼稚園として利用)の認可定員については大阪府の権限のままです。 ・なお、認可定員≧利用定員ですので、留意してください。 ・いずれの場合も、移行にあたっては事前に大阪府へご相談ください。

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№ 質問 区分 回答 41 認定こども園は、幼稚園と保育所の機能を併せ持 つので、1号認定子どもとして入園して、すぐに 2号認定に切り替えることができると聞いたが、 それは正しいか。 6 ・認定こども園は、幼稚園と保育所の機能と特長を併せ持ち、保護者の就労状況が変わっても継続して利用 が可能な施設です。 ・ただし、2号認定を受けるためには区役所で保育認定を受ける必要があり、認定を受けるための要件を満 たす必要がありますので、認定こども園を利用している1号認定子どもが、保護者の申し出だけで自動的に 2号認定に移れるわけではありません。 ・なお、2号認定子どもについては、区役所の利用調整によって入所決定となる(入所保留になるケースも あります)多くの保護者がおられることを認識していただき、入所後すぐに2号認定に切り替えることを事 前に決めておきながら、形式的に1号認定として入園するような行為は行わないでください。国のFAQに基 づき、区役所から、1号認定から2号認定に切り替わったことについての状況の変化が確認できる、客観的 な挙証資料を求めることがあります。 42 認定こども園は、例えば3歳児の場合、1号認定 子どもとして、又は2号認定子どもして利用でき るが、1号認定・2号認定のどちらで申し込むか は親が決めるのか。 6 ・認定こども園の場合、3歳児以上については1号認定子どもとして利用するか、2号認定子どもとして利 用するかは、保護者の意向によります(ただし、2号認定は保育認定の要件があります)。 ・なお、1号認定と2・3号認定では入所決定に至る事務手順等が異なりますので注意してください。 43 園舎の建替を検討している(現在の幼稚園舎が老 朽化・非耐震など)。施設整備に関する補助金は あるか。 7 ・大阪市では、現在、待機児童解消に向けて保育所等の施設整備補助金の制度があります。待機児童が発生 している区において、2・3号定員こどもを50人以上設定し、幼保連携型認定こども園に移行する場合に保育 所部分の整備に対する補助を行うものです。この条件に加え、園舎に耐震性がなく、保育所部分と一体的に 既存園舎の建替えを行う場合にのみ、幼稚園部分の整備に対する補助も行います。 ・ただし、平成30年度以降の予算に関することは現時点で未定です。 ・なお、大阪府には認定こども園への移行を予定する幼稚園の耐震化の促進を目的とした「幼稚園耐震化整 備(大阪府認定こども園整備補助金のメニューのひとつ)」などの補助制度がありますので、早めに大阪府 に相談・問い合わせされることをお奨めします。

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№ 質問 区分 回答 44 平成27年4月の新制度移行時の認定返上園だ が、認定こども園に戻りたいと考えている。現 在、元認定こども園の幼稚園と保育所だが、幼稚 園型認定こども園で0~5歳まで受け入れて、保 育所は廃止して一本化できるか。その場合、保育 所への整備補助金の返還を求められないか。 7 ・新制度施行時に認定こども園の認定を返上した園が再び認定こども園になることは、当時、本市が認定返 上を承認する条件としていました。それも踏まえ、改めて認定こども園に移行する方向で検討いただきた い。 ・ただし、認定返上園が再び認定こども園に移行(戻る)する場合も、通常の幼稚園・保育所からの認定こ ども園移行と同じ事務手続きを行い、事前審査等も改めて行います。 ・認定返上園が改めて認定こども園になる場合、返上に別施設となっている幼稚園と保育所を一体化して幼 保連携型認定こども園になることが基本的に想定されます。 ・以前に交付を受けられた認定こども園整備(保育所設置)補助金について、保育所認可を廃止する場合、 大阪市において財産処分の手続きが必要になります。 ・幼保連携型認定こども園に移行される場合は、財産処分にかかる国の承認基準の特例により補助金返還は 不要となります。 ・幼稚園型認定こども園の場合は、現在、大阪府を通じて厚生労働省に確認中です。 ・なお、幼稚園園舎の建設にあたり整備補助金を受けており、幼保連携型認定こども園に移行する場合、大 阪府において財産処分の手続きが別途必要になりますので、大阪府あてご相談ください。 45 認定こども園も、幼稚園教諭の実習対象園になれ るのか。 8 制度上可能です。 「幼保連携型認定こども園」および「幼稚園型認定こども園」の幼稚園としての機能を果たす部分における 教育実習を、幼稚園教諭免許状を取得するための教育実習に含めることができる、とされていますが、各大 学によって、単位として認めるかどうかに差がありますので、実習生を受け入れる際に、在籍している大学 に念のためご確認ください。 (教育職員免許法で、幼保連携型認定こども園の保育教諭等も「教育職員」と規定されている。) 46 現在、地域型保育事業所の連携施設になってい る。認定こども園になった場合、連携施設合意は 継続になるのか。 8 ・連携施設になっていただけるのは、幼稚園・保育所・認定こども園ですので、認定こども園移行後も連携 施設として継続していただきます。是非、継続していただきますようお願いします。 ・なお、認定こども園移行後は、2号認定子ども(保育認定子ども)としての受け入れも可能になりますの で、現在、地域型保育事業所を利用されている保護者・子どもにとっては、よりスムーズに利用ができると 思います。 47 3歳児から5歳児までのこども園(1・2号のみ) に移行して、地域型保育事業の連携施設になるこ とは可能か 8 ・地域型保育事業所の連携施設になっていただけるのは、幼稚園・保育所・認定こども園です。 ・認定こども園は0~2歳児の受入れは必須ではありません。したがって、認定こども園としては1号認定 子ども・2号認定子どもだけを受入れ、地域型保育事業所の連携施設になっていただくことも可能です。こ の方法も有力な選択肢として検討してください。 ・認定こども園の場合、地域型保育事業の卒園児を2号認定子ども(保育認定子ども)として受け入れるこ とが可能になりますので、現在、地域型保育事業所を利用されている保護者・子どもにとっては、よりス

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