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編集後記

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Academic year: 2021

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編集後記 “はじめに"のところでも述べたが、耐震実験センターができて早15年、研究内容のレベノレも 世界最高水準に達し、特に水平2方向ハイブリッド実験に関しては、他の研究機関では本学 のような高荷重、高性能の載荷、実験設備がないことにもよるが、他の追従を許さないところま で来たように思われる。さらに実験結果をベースにした、水平2方向地震力に対する銅製橋脚 の数値解析シミュレーションも完成しつつあり、近いうちに国際学術誌に登稿予定である。これ らは本学と姉妹校の関係にある中国東南大学からの優秀な大学院博士留学生の研究成果で ある。 ところで、当初から耐震実験センターを立案、設立に関わってきた耐震実験センター長青木 徹彦は、今年度末で定年退職する。ここまで大きな事故もなく、また高い評価を受けて活動し てこられたのは、後藤淳理事長、後藤泰之学長、本学の教職員の方々ほか、多くの方々のご 協力、ご支援がなくては不可能で、あった。アクチュエータなどの開発に当たっては、理研製機 (当時)の五十嵐秀一氏他に相当無理なことをお願いしたにもかかわらず、真剣に対応してい ただいた。三弘(当時)の佐藤一平氏他、学外の方々にも、振り返ると本当に皆様からよくして いただ、いたと感じる。ここに心より厚く感謝申し上げたい。 本実験施設は、我が国の大学としては他に比類を見ない最高水準の高性能、大型実験施 設であり、学術研究はもとより、ボーイング社 787旅客機のカーボンファイバー機体材料の主 要疲労試験、旧運輸省船舶技術研究所からのエネルギー吸収型銅製船舶船首の破壊実験、 ]R東海の新幹線フレーム耐震実験等の陸海空の主要交通機関、 1000tクラスの大型免震ゴ ム支承の疲労および破断実験、各種構造物、機器の耐震実験などなどの圏内外の社会的実 験にも大きく寄与してきた。またこれらの実験使用料を設備の改善および維持更新費に充て てきたため、一部を除き 15年を経た現在も設備の主要設備は高い性能を維持している。実験 を行うためには、人的資源が必要であるが、今後もこのすぐれた設備を有効に活用していくこ とを望むものである。最後に、そのためには、若い専属の教員の配置を是非お願いしたい。 221

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