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生活の合理化(一)-香川大学学術情報リポジトリ

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(1)

商工軽臍研究 弟五巻発表 ︵諾鮎費紳︶

生活合理化の本論に入るに先ち、生活とは何ぞ、合理化とは何ぞ、合理化は如何にしてなすペきかに就き大鰐 を述べむ。 惟へ、ぼ生命といふ現象位奇妙不思議なものはあるまい、之が如何にして起ったか、如何なる目的を有するかに 就いては、只主観的な意見としては如何様にも解繹がつかうが、料率的に何人も首肯し得るやうな解決は出来な い謎である。只、吾人は此の奇妙不思議な生命を縛擬する蔑めに、あらゆる生物が動き働いて居るといふ事蜜だ けは認め得るのみである。 凡ての生物は、水中のアミバーより最高等生物たる人間に到る迄、日夜歯完とLて生命持班の絡めに働いて居 埴活¢合理化

生 活 の 合 理 催 ︵こ

− 緒 田 ︵こ 一

(2)

第五番第一族

︵二︶ 二 る。而して生物が高等になればなる程其の活動が複雑化するが、其の最も原本的な活動原因は、自己保存と柾族 保存との二つの衝動である。二鱒日己自腰の隼命維持の馬め、他は其の種族、其の子孫の持苺の焉めになさるゝ 析動である。此の二柾の活動は何等教へらる1虚なくLて而も巧妙を極め、.よく目的に適して居ることは宮人を して常に驚咲せしむる慶である。今仙二の例をとつて見やう。 三凶歳の子供に母乳を吸はせると、彼等は俸に力を入れ、乳塚の喘を堕するだけであるから乳はあまり出ない。 即ち、子供が梢々生長すると乳を吸ふことを忘れてしまふのである。然るに嬰児は音を乳富に巻きつけるやうに して乳豆の根元を抑へて吸ひ出すから、うまく乳が出る。其の吸ひ方は賛に巧妙を極めたものである。 葡蜜蜂の生活を叫管しやう。二問の奥の中には両匹の女王と若干の雄蝉と無数の働蜂とが居る。女王は其の叫 困の蜜蜂の播植並に統制を司り、雄蜂は只授精の馬めのみに生まれ、交尾期を過ぐれぼ或は殺され或は自ら死す る。働蜂は朝夕遭巣及び探蜜の馬めに皆々と働いて居る。其の迫農法の巧妙なる、賛に建簡単老を驚すに足り、 其の生活の秩序統∵鱒吾人をして驚嘆せしむるものである。 嬰児の吸乳や蜜蜂の生活方法には次の如き共通鮎が存する。第二、それ等は何者からも教へられず、生れなが らにして知れる、極めて巧妙な動作である。第二、其の柾族の党租以東殆ど欒化がない、思らく嬰児の吸乳法や 蜜蜂の生活方法は千年前も百年後も今日と欒るまい。琴ニ、比等の活動をなすに雷つては何等其の目的を意識し て居ない。只或る盲目的な衝動に動かされて居るのである。麟の如き活動を本能的活動と柄するのである。

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(3)

此の本能的活動は生物の椀族それ自身に於ては子々孫々欒化しないが、郁族進化の段階が高まると共に其の方

法が次第に複雑化し、且つ、感情的、意的、知的要素が派生し附加して氷るのである。

例へぼ最下等生物たるアミーバは、其の何倍が成熟すれば二つに切れ、吏豊ハの二伸が各々成熟して閤偶の猫

立個鰭となる。即ち、下等生物に於ては未だ垂然雌雄の別がないのである。生物がや1進化するに従ひて雌雄の

別が生じ、更に進化すれば本能的な生殖作用に情的要素が伴って来る。例へば犬猫などに於ては巳に人間の擾愛

に類するものさへも存するのであるっ

人間特に高等なる人類の生活に於ては、本能的要素よりも寧ろその派生的或は附加的な要素の方が締着にあら

はれて来る。生坤畢者は、人間はこれ′1の水分と蛋白質と糖分と脂肪とビターミンとがあれば十分に生活招来

るといつて居るが、吾々は賢際にはかく生命保存に直接必要なるもの以外のものを却ってより多く欲求トて屠る

のである。例へば松茸や鯛が賞味せらる1のは、松茸や鯛の柴蕃偶の篭めにあらすして、直接自己保存に必妥な

き香気或は味ひなどの薦めである。即ち、本釆発着慣の指梗なりし唄覚や味費の快感が却って追求の主目的とな

ったのである。

かく、生物が高等になるに従って自己保存並に解放保存の活動は漸次欒形して複雑化するが、高等な人類に至

ってはもはや自然的な本能的生活に止まることが出来ず、其深みや贋さを増す馬めに努力するやうになるのであ

る。即ち、宗教、哲畢、文革、蟄術、科挙など直接自2又は軽焼の丑命維持に関係なき、其の慣値搾みを増す烏 生活の合理化 ︵三︶ 三

(4)

「 めの活動は、高等人類に至りて初めてあらはれて来るのである。 か′、一方に本能満足の手段方法が複雑に孜少、他方珪命の直接的保存の手段以外に其の泥み廃さを増さむとす る欲求が多くなるに従って、其の生活鱒益々多忙になつて来る。渇すれぼ瑛流に飲み、飢ゆれぼ某質草根をあさ る原始生活の時代と、米変を作り、之を拇き、之を炊き、或は調味して食する時代とを比するれぼ、雷々の努力 と時間との必要の虔に甚しき菱があるのである。更に人類の敢合的生活が始まり、自然に他と協同せんとする欲 求と他よりも優越せんとする欲求とが盛になつて多方面的な文化の向上を促すに至りて、嘗々の時間と努力とは 益々多くを要するに至るのである。 かぐ生命の碓持並に嫌大、深化の馬めに有目的な努力を強らるれば強らる1程、何等の弘制なき、粂然自由な 活動を欲して来るd即ち娯楽の必要が起って来るのである。 かく、人間が高等になるに従って、なさねぼならぬ活動と、なすことを欲する活動とが共に増加するにより、 時間とエネルギーとは益々不足する。鼓に於て生餌合珊化の必要が起って来る。即ち、生活の方法を合理化し、 身髄的並に精神的努力並に時間の浪費を省き、有効なる活動に全力を拝ぐ必要が起って来る。約言すれぼ珪活々 動の能率を増進することが必要となる。 合理化といふことは、床紫綬皆上・に初めて桐ひられたる語であつて、機械設備の能率を増進するに常り、今迄 の如き倦琉約手探り的な経営方法を改めて、客観的な標準を投光し、此の概準に合致せざる場合には其の快格を 第玉食 鮮 血 兢 ︵四︶ 四

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(5)

精査し、改善し、時間と努力のムダを省きて英機械の最高の性能を畿印するやうにすることである。例へぼ白働

串技師が−嫌の嘩蟄油により剛百二十哩を蓮り得る自働串を設計した、然るに其の自働串の試遷抽をして見ると

嘗際には産廃嘉って叫錬の池む渦痩したとする。然るときは此の自働申は六分の五の能率しか奉げ得ないのであ

る。そこで其の原因を精査す驚その精査も勿論手探り的ではならない、其の運輔車の披縦の方法の適否、磯紺

の摩擦の程度等を精密に科箪的軋検査して其の快隋を改め、其の仝能力を嚢ぐる棟改吏するのである。

隼活の合理化といふも之と同様にして、吾等の賓際生活をよく観察精査して人類の車幅増進の目的に合せざa

瓢を蔑見し、之が改善をなす仁科畢的方法恕とり、以て生活上の努力及び時間のムダを省き、生活の贋さ及び探

みを増さんとするのである。

惟ふに日本人位よく働く民族は少なからう。盤柑に於ては農夫は虚に盛を戴きて出で、夕べに星を戴きて締る。

市椅正於ても靭は七時頃より開店し、夜は十毒或は十二時、遅き竺時頃までも開桔して居

の祭日の外年中殆ど休暇なく働き輯けて居る。之を欧米人の生前に比すれぼ甚しき差異がある。彼地の商店は普

通九時に開店し、牛後諒闇乃至二時間休憩し、午後五時叉竺ハ時に閉店する。親祭日は勿論、日曜日全日、土

曜日寧日は休み、銀行及銀行と取引の密接なる商店は水曜日の午後も休んで居る。之等の休業日に於て店を開い

て屠るは唯、カ三、踊窄劇場、旗館等のみである。只タバコはカ三が蒜の口餞をとつて分けてくれ、薬

屋は五軒に∴軒位交代に店布を遣いて危急の需要に應じて居る。

亜括の合理化 ︵五︶ 五

(6)

此の差は勿論工場の設備、技術の熟練の程度などの蔑めもあらうが、其の最も主賓なる原因は日本の戯エにグ ラシのないことである。彼等欧米人は執努と休養との割合せ合甥化し、勤労時間には専心作発し、休養時間には 専ら休養する。日本人に於ては劫穿と休養の聞に判然たる区別なき焉め、たとひ共の就業時間は長くとも、眞元 働く時間は甚だ短かいのである。 大正十年頃、東京堅剛の丸の内ビルディングが建てられた。其のエ事は米国の建築昏敢が請負ひ、技師もエ事 監督員も凡て米固より派遣し、其の主要材料も凡て米綿より輸塗し来り、只日本に於ては職エと人夫とを慮った のみであつたっ此のエ事に靡はれたる日本人は他のエ事に靡はる∼より五二楢牛乃至二倍の給料を輿へられ、而

第玉食 第一班

︵六︶ 六 斯の如′\、欧米人は、日本人に比して極めて僅かな時間勤労して然も日本人より以上に大なる効果を撃げて居 るのである。今、試忙、日射、イギリス、北米合衆図の全図工場に於ける製品偵格を其の職工数忙よりて割り葬 る数字、︵即ち職工一人平均製産高︶を示して見やう。

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も琴似時間は他よりも少く正八時間であつね。然るに始菜時間に叫分の遅刻も許されず、且つ就業中は喫朋も談

笑も禁じたる蔑め、其の規律正しさに堪えられすして屈はるゝことを止めた者も少くなかったさうである。米閑

人が斯く遠隔の地より材料を運び、態々技師や監督員までも派迫し、其の上、人夫には他よりも高僧な貸金を支

梯ひ、作薫時間は少くして、尚且つ日本の速報発着よりも安倍に速に完成し得たる理由は、其の経営方法の宜を

得たるが政に外ならぬっ就中、作発と休覿、勤労と娯発とを判然慣別したること、作菜時間と休憩時問との割合

を合理的に規定したること、作発上ムダな努力を省きたることは最も主要なる鮎である。我々の日常生活に於て

も、之等の鮎につき考慮を梯へば、如何に昏々の珪活が容易になり、飴裕が出来、欒しくなり、向上が出来るか

は苦し意想外のものであらう。

〓.作業と波螢及休憩

前蓮の如く、作発と休憩との時間を合甥的に按配し、判然院別すること娃、事業の能率を拳ぐるに極めて重要

なると共に生活の改善にも亦欲ぐペからざるものであるから、余は生活合硬化を逓ぶるに先ち、疲弊の性質、作

業と疲労との関係、休憩時問の間醤等に就きて暫く述べねばならない。

自然科挙的立場から見れば、身鰻の活動は蒸気磯路の逢樽と攣らない。蒸気磯閲の違輔近石淡や石油が必要な

る如く、身櫻の活動には澱勅、脂肪、二軍冒質等の常養物が必要であ・り、・石淡石油の燃焼によりて熱が出で且つ石

敏活の合理化 ︵七︶ 七

(8)

琴五準 第一鱗

︵八︶∵ 八 茨ガラや二酸化決東などの如く燃焼を阻宿する老壇物が出来ると同様に、人慣内の螢着物の酸化によりて倦嘘が 出で、石決ガラに比すべき乳酸二酸化淡素等の蟄墟物が出ずるのである。委しくいへば、膏々が色々の食物史学 ぺると胃や傷が其の中から螢蕃物を吸収し、ふ液が之を各部の筋阿及び肝臓の中へ運搬してグリコーゲンとして 貯滅する。此の筋肉内のグリコーゲンは血液中の酸素と化合して低唱魔の燃焼をなし、菟に身餞活動の干ネルギ ーが生するのである。身鰐の活動が激しくなると仙肋肉内に蓄積せられたる干ネルギー後生物質は非常に急激に消 費せられ、漸次不足を告げる。そこで血液は活如中の筋肉の周囲から之を補給するが、それも又足なくなると、 途に螢蕃物の肝臓朗たる肝臓から其の補給を仰ぐ。併し、身鰻の活動が偽激しく結けぼ、螢養物の滑費は益々姦 しく、肝臓に於ける貯減も少くなつて共の補給が出水なくなり、途に筋肉は其の活動をなす髄はぎるに至るので あーる○ 妹分は﹂方、上述の如く、干ネルギー獲什物質の窮乏より起る、と共に、他方、老境物が堆積することに依りて も起るのである。即、筋肉が活動するときは、チネルギ一巻生物質が血液中の酸素と加合して低適度の燃焼を琴 し此ハの結兼として二酸化栄泰、乳酸等の者療物が出来る。此等の老境物は、其の襲生があまり激しくないときは 血液及び淋氾の流によりて心臓其他へ遊ばれ、呼吸、尿、汗となりて鰭外へ排泄せらる1のであるが、筋肉の活 動激しく、老境物の排除が其の嶺珪に及ばざるときは、老境物は段々堆械せられ、神経末梢に勤して有毒な作用 を及ぼし、之を魔帰せしめ、遽に其の活動を中かせしむる。

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此の老焼物の中毒的作周は筋肉の極度の疲労に陥ることを防止する馬め快くべからざるものである。若し、此 の作用なかりせば、或場合には、筋肉は身牒中のあらゆるチネルギー資源が渦渇するまで活動すべく、.従って、 営番吸牧の能力さへも失ひ遽に死に至ることもあるべく、それまで極端姦らすとも、其の恢復は極めて困難であ らう。故に、老廃物の中毒的作用は櫛墟の疲労を防lヒするものである。 身膿の活動が始まると其のネエルギー獲井の焉めに血液内の酸素の需要が急に増加する。従って、或る作柴を 開始したる直後血液を検すれば、其の中に含有さる1酸素の蚤は常態よりも減少して居る?然るに暫く其の仕事 をなしたる後には、血液内め駿東は却って平素よりも増加する。これアドレナル腹の内分泌に刺戟せられて、血 管、肺、心臓などの所動が旺盛になる馬めである。此の時仕事は壊も艮く出来るのであつて、所謂Wa∃iコ幻亡匂の 現象の起る所以である。War∋ニ古upとは恰も蒸気汽錐が温まると同じやうに、人が﹁其の仕事をする束持﹂に なることである。其後漸次此の危急的興奮は消えて、血液が平常の状態に復し、仕事は普通の能率を以て行はる 1が、漸次疲労が起り、能率は減退する。然るに、共の仕事を休止することを頚骨さる1場合には、再び身鰭の 各級能が異常なる興奪をなし、能率が急に上って乗るっこれを終末興奮といふ。競走などに於けるラスト、ヘビ ーとは此のことであつて、今迄は身機内の各桝閲はエネ几ギーを滑轟することを旛って差損へて居たが、もう活 動の休止が近きにせまり、エネルギーを保留して遅く必要がなくなつたので、全能力を其の仕事に集中するので ある。 壁活の合理化 ︵九︶ 九

(10)

第義巷 第一航

︵一〇︶一〇 かく、作発したる璃め、身餞のエネルギー教生物が拘費され、且つ老焼物が蓄積したから、血液及把淋をして 筋肉へ発着物の補充並に老癖物の排泄をせしむる馬めに休憩を必要とする。而Lて、活動が激しけれぼ激しいだ け比鮫的長き休憩時間を聾するのである。其の正確なる割合を研究するにはエルゴクラス︵力量計︶といふ器械を 用ゆる。力量計には郁々の租顆があるが、其の汲も有名なのはモツリウ氏式力畳計である。即ち、右手の四本の 指は固定し、中指だけを屈伸して或重畳を何回もひきあげることを反榎するのである。此の鰭横によりて田中寛 叫博士が次の如き驚験を行って居る︿即ち、此の空風を三◎七五キログラムとし、指を屈伸する速度を仙分間三 十同とした。かくて、十五回屈伸して得たる疲労を完全に快復するには十分問の休憩を要し、三十回の屈伸により て起る疲労を快復するには二十分間の休憩む要し、四十先回の屈伸による疲労を快復するには四十分問の休憩を 要し、六十回の屈伸による疲弊を快復するには八十分間の休憩を蟄し允。即ち、次表の如く、屈伸度数︵仕事濃︶ が等差級数で増加すれぼ、それによりて起る疲労快復に必要なる休憩時間は等比級数で増加するのである。 −小 岩 念 nO 蕊 毒 取 替 望 会 00○ 熟嘩斉薄市梱ヰか昂召 ; 此の表によりて明なる如く、例へぼ十五回屈伸しては十分宛休みて以て合計六十同属伸し其の疲労藍完全に恢 筏する焉めには、休憩時問の合計囲十分問なるに反し、六十回篤けて屈伸するときは其の疲弊快復に茸に八十分 問を要するのである。

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(11)

米園の有名なる能率技師テ一口ア氏は、巳に五十年前に、嘗際的作業に関して作業と休憩の按配の必姿なるこ

とに着脱し、作柴過程につきて種孟︵昧ある改良を行って居る。今其の一例としてべスレヘム鎖工所に於ける餓

塊運搬方法の改艮を記さむ。

テーラ。ブは其の改良に着手するに懲り、先づ、其の作東の賛際状態を精細に観察して、優艮なる人夫は言

に何時問働くが適切であるかを考究した。その結果、九二ポンド︵約十貫目︶の餓塊を運ぶ坂合には既発時間の四

≡〆だけ働き、五七〆は休憩に常てゝ疲弊を快復せしむるを質す、而して甚の鎖塊が軽けれぽ軽い程荷を負ふて

居る時間虻長くし、休憩時問を短かくしてよい、即ち聖ハポンドの鋲塊を運ぶときは就共時閉会偲の五八%働か せ、嘩二%休ますれぼよいといふ結論む得た。然し、疲れきるまで働かすと疲労快復が容易でないから、作柴と

休憩時問との割合を適度忙扱配しなけれぼならない。之についての賛助の結果、ティロアは、九二ポンドの餓塊

を運ばす場合に正七分問働かせて十分問の休憩を典へ、讐ハポンドの絨塊を運ばす場合には十分閏働かせて七分

問の休憩を輿ふるが傲も避雷なることを知った。彼は庸、餓塊を地上よりとりあげる仕方、歩行の速度等に就き

最良の方法を考案し、且つ通苫な労働者を撰放して規律1Eしく行はしめた。其の結英、従東二人言十二噸牛の

塊鍍を蓬ぶごとが出釆たのが、新法によりて平均言二人由十七噸運ぶやうになり、能率は約四倍打上ったので

ぁる。テーロアの餓塊運搬方法の改艮より得たる能率増進には前述の如く秤々の原因が弔するのであるが、共の

放も主なる鮎は、作業と休憩とを判然区別したる磨に有するのである。

噴活の合理化 ︵一ニー一

(12)

第五巷 第一耽 ︵、一二︶一二 我国のエ場に於ても労働時間短縮、夜業厳止の聾は左方喧しく、巳に仙般に八時糊労働制も蜜施きれつ∼ある のである。これ、単に労働者に有利なるのみならず、雇傭妻側にとつても甚だ利益あること望削蓮によりて明な ることであるが、従来の如く作業と休憩とが判然種別せられざる限り、雇主にとりては何等益する磨なく、徒ら に生産高を減少するに止まるであらう。 休養の方法中故艮なるものは陸睨である。勿論匝眠中と雑も、心臓や肺、血管其の他の内臓諸繹紺は活動して 居り、神経も低度の活動をなす。従ってエネルギーは断へす滑費せられて居るけれども、其の蓄積の方が多いか ら、疲労が十分恢復するのである。 尤も、湧き睡眠に於ては、眼、耳、口、皮膚などの感労が外部の刺戯を受けて活動して低壁の意識作用を生じ 夢を見てエネルギーを費すから、洗い睡眠の如く完全な疲弊快復が出来ない。故に、家の構造、位置等の通常に して睡眠を妨げざるやうにせねばならぬ。これに就きては後に論述したい。 常態の人は夜眠りついて後一時間位経過したる後最も深い睡眠に陥り、其の後二時間乃至二時間位深い睡眠を なし、其の後は精々浅くなつたり、深くなったりして遮に覚醒に至るのである。而して此の最初の輝き睡眠中将 は主として老厳物の除去が行はれ、精々璃くなりて後初めてエネルギー教生物質の蓄積が行はるゝものである。 故に淡い睡眠後に起る嘩い睡眠も亦疲弊恢後に必要なるものである。 睡眠時間と精神的作業の能率に絹しては先年淡路園次郎博士が苦心して研究した。即ち、氏は全然睡眠せぎる

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八舶㌧へ/ ノ\竹\ 生活の合砲化  ̄一“、、ノ訂、′′一へ 、 六均ガ 讐こ ニ朝一 6 7 と ? OI且 3 年 5 6 丁 8 q101101え ∂ 叫 5 ・」 、 . ._ 一・ヽ Il 年後 帝 年・ 場合、一時睡眠したる場合、二時間、三蛭間、四時間、五時問、. 六時問、七時間、八時間睡眠したる場合、各党醍領一時間を経て 二枚の数の掛算を十分閤行ひ、後蕊十分間中常通りの仕苺をなし 更に十分聞二位数の掛算を行って次に五十分間平常通りの仕事を するやうにして、其の掛野の速度と一誤謬とによりて其の成践を槍 した。之によりて夜間に示す如き結果を得た。︵此固に於ては二時 間、三時間、五時問、七時間陸舵の彼の周算の成績は省暮した︶ 此固に於て明なる如く、睡眠時間が燥かい程其の日の掛算の威蹟 は惑いのである。 夜晩くまで仕事をして居ると熟眠の出釆ない場合が屡々ある。 之れ、脳髄申に老境物が過度に堆積され、それが紳経に勤して中 毒的作用をなし、神経に病的な興奮を輿ふる焉である。故に、か 1る状態が歴々起れば、遽に神経衰弱に偽り、其の翌日の能率は 非常に低下する。 睡眠は斯く仙般の人間に必嬰なるものであるが、特に幼少の兄 ︵﹂三︶一三

(14)

第義春 第一拡

︵蒜︶一四

韮には極めて必蟄なもわである。尭釆人間は幼少なる程其の相封的な身心蟄達が甚しく、従ってそれだけ多くの

言ルギーを治安し、嬉野を生する。健鹿なる嬰兄は只乳を吸ふ時と、之を消化する馬めに泣く時とのみ兜醒し

他の時間は殆ど眠って居る。成長するに従ひ睡眠時間は漸次減少するが、葡、健全なる子供は五六才頃までは夜

の明けると共に起き、日の暮れると共に眠るのである。単騎以後の睡眠時問に就等は、スヱーヂン▲の堺校衛生

単著アキセル易イ氏が次表の如きものを以て最も通常なるものといつて居る。︵未完︶

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