【研 究 論 文】 UDC :624
.
042,
7:620,
1:624.
131.
55 日本建築学 会構造系論文報告集 第 35] 号・
昭和 60 年 5 月強 制 振 動 実験
に
お け る
解 析 法
への
ア
プ
ロー
チ
(
その2
)
常 時微 動 影響
を考 慮
し た一
質点
系
回
帰
分
析
の誤
差
評価
5 正 会 員広
松
猛 §1,
まえ がき 構造 物の 固有 振 動 数,
減 衰 定 数 等の動 力 学 特 性 を調べ る一
つ の方法 と して,偏 心モー
メ ン ト型起 振 機 による強 制 振動実験が従来よ’
り盛ん に行わ れ てい る。
筆 者は, こ れ まで実験手法や得ら れ たデー
タの解 析 手 法に関す るい くつ かの報告5).
e・
7 )に お いて, 実験の省力 化, 高精度化, 信頼性等につ いて考 察し て き た。
前 報 告1) (その 1)では, 強制振 動 実 験で計 測され た応 答 振 幅 デー
タ集 団に対して 計測機器の特 性 を 自動 補正 する手 法を述べ,
さら・
に そ の 補 正され た デー
タ集 団 を一
質 点 系の共 振 曲 線に回 帰 分 析 する ことに より,
試 験 構 造 物の 固有 振 動 数,
減衰 定 数 等 をよ り精 度よ く求め る一
手 法を示した。 本報 告は常 時 微 動が一・
質点系 回帰 分 析の 目的 変 数で あ る固 有 振 動 数,
減 衰 定 数 等に与え る影 響 度を定量的に把 握する こと を目的とし て,
感 度 分 析を行っ た結 果につ い て述べ たもの で ある。 まず一
質 点 系モー
ダル 円に つ い て 幾 何 学 的 考 察 を加え,
設 定 振 動 数の デー
タ サンプリング 法を導い た。
次に起 振 機と常 時 微 動に よ る応答振幅比 を 定 義 して モ ン テカルロ法に よる誤 差 解 析を行っ た。 パ ラ メー
タに は起 振 機と常 時 微 動に よ る各応答SIN
比,
試 験 構 造 物の持つ 減 衰量,
回帰デー
タ 数 お よ び 同一
振 幅の 計 測 回数の 4種 類を設定 して い る。
§2.
誤差 解 析の た め の シミュ レー
ションモデルの設 定2
.
1.擁
動モデル設 定の基 本 仮 定 強 制 振 動 実 験で実 際に計 測さ れ る応答ベ ク トル x は,
起 振 機に よる応 答ベ ク トル Xc に対 し,
常 時 微 動 等の雑 振 動に よる応 答ベ ク トル XM が不 規 則 雑 音とし て合 成9} さ れ たもの である と考えられ る。 この状態モ デル を 図化 す る とFig.
1の ように な る。
実 際に計 測さ れ る応 答 振 幅はFig.
1 (C
)の縦 線 部の範囲に存 在する こ と に な り,
これ を一
質点系理論に よる回帰 分 析 を行p た場 合, そ の 固有振 動数,
減 衰 定 数に実 験 誤 差と して表れ る。 こ の モ デルの設定に あた り,
誤差 発 生 ジミュ レー
ショ ンを感 度 よく行うため,
次の ような基 本 仮 定を設けた。 本論は,
参 考 文 献 (2),
(3 )を 改 訂 し,
ま と め直し た もの で あ る。 掌 竹 中 技 術 研 究 所 主 任 研 究 員 〔昭 和 58 年 1】月 15 日原 稿 受理日,
』
昭 和59年5月26日改 訂 原 稿 受理 日,
討 論 期 限 昭 和 60 年 8 月 末日},
(仮 定一
1):振 動モ デル は粘 性 減 衰を持つ一
質点系と する。
実 際の試 験 構 造 物は無 限質点 系であ る が,
本 手 法は一
質 点 系と考え た分析法であ る。 そ の ため 多 質 点 系で起こ るモー
ド間干 渉に よる理論 誤 差は な い と し た。
な お,
回帰モデル を一
質 点 系か ら多 質 点 系へ 拡 張 す る場合に は,
こ の 理論 誤 差を除 去 することが目的と な る。
(仮 定一
2):常 時 微動に よ る 応 答は定 常 確 率 過程と す る。 常 時 微 動に関す る研 究は従来よ り種々行わ れて き て いるが,
特に地 盤にお け る地 震 動との相関性や時刻 変 動につ い て は い ま だ完 全に解明 され てい る とは云い 難い 。 しか し減 衰の比 較 的 小さい構 造 物 上 部で は その 固有振 動 数 附近で明 瞭なピー
クが表れ る。.
す な わち常 時 微 動に よ る応 答ス ペ ク トル の大き さ は外 部 環 境に よ り刻々 と変 動 するが,
その形 状は相 似 的にな る。一
方, 起振 機のみによ る応 答は そ の大き さ,
形 状 共に 不 変の はずである。
し たがっ て今回の 目的の範囲では,
常 時 微 動による応 答ス ペ ク トル は適 時その平均化を行うこ と がで き るもの とし て定 常 確 率 過 程と仮 定す る。
(仮 定一
3 ):任 意の設 定 振 動 数で起 振 機に よる.
定 常 加 振状態で の応 答ベ ク トル と,
常 時 微 動によ る応 答ベ ク (a) t⊃) (c♪ で R一
Σ 皐一
竺 t 十 【XG
’
ReSPS〕nse VectorExcited by Generato
XM
.
Response Vectordueヒo
Microtremo
X
=
:
XG十XM.
Rea氓esp。nse Vector{し
=
f〆fo) tFig
.
1 Model of resonance curveトル の位 相 差 θ は両 者 間の偶 然 性によっ て決ま る と 仮 定し
,
こ れ を0≦θく2π の一
様分布と す る。 2.
2 設 定 振 動 数の サンプ リング 粘性減 衰を持つ一
質 点 系の起 振 機に よる強 制 振 動 方 程 式の定常応答 解 Xc は,
(1) 式で与え られ る。
Xc
一
咢
・
f
:.
ノ・∫
;
焔7
・ ・ … n; Zc
・
ei’
2π 「t…・
・
…・
・
…・
・
……・
………
(1 ) こ こ で m :質 点 系の質 量f
。:質点 系の 固有 振 動 数h
:質 点 系の減 衰 定 数 m。
r :起 振機の偏心 モー
メ ン トf
:起 振 機の設 定 振 動 数 (1 )式の 変位 応 答ベ ク トル 厩 をf
で除 算し た もの を 読(f
)と すれば読(/)
;
豌/∫=A
(ノ)+B
(f
)・
i・
…一 ・
・
……・
・
(2) こ こ でA
(f
)一
架
・
(fl
.
タ
〔鋸
1
〃 ,・一 ・
……
(・)・・∫・一
嬰
・
、/、{
鬻
島
,,…………
…(1)式 お よ び (2) 式を複 素 平 面上 に ペク トル 表 示 する とFig
.
2
の 関係と なっ て い る。 設 定振 動数f
をパ ラメー
タにする と (3
),
(4 )式の関 係は圃
2+【
・(ノ)・咢
・
、耘
}
2一
(
視 07 1m 4んノb
)
’…………・
・
…・
・
…・
(・) と な り,f
が変 化し て も (A
(/),B
(f
))の ガ ウス 平 面上で の軌跡は真円上にある こと を示して いる。
同様に し て減 衰 定 数をパ ラメー
タ にすると (3 ),
(4) 式の関 係は[
A(ノ)一
器
・
ノ≠
尸}
2 +IB
(f
》}
2 1m 1m一
(
m 。rf2
豌f3
−
f
’)
t………・
(・) とな り,
九 のいか んにか か わ らず (4
げ),B
(f
))は 真 円上に あ ること が わ か る。
これ らの関係は モー
ダル円 と よ ば れ る.
もの で ある。
共振曲 線の一
質点 系 回 帰 分 析で は,Fig.
2における1icL
と計測振 幅デー
タの 大き さ につ い て全デー
タの総 和を問題にする た め, 理想 的に は設定振 動数 をパ ラメー
タ と し た点 (A(f
),
B (ノ ))が円 周上に等 分布す るこ と が望ま しい。
その ため確 率密度 関数S
(t)を計算す る とG]s
(t)=
2
−
Lh
π (1−
3te }[(1−
tt)2−
(2
九t
)2 }十4
t2
(1− t2X
ユー
t: 十2h )1
(1− t2
)’ +(2ht
)2}’ こ こ で t =f
/fo
・
・
…………・
…・
…・
・
…・
…・
…・
…
(7) とな る。 最 近で は実際の計測 時 点で応 答 振 幅がリアル タイム に グラ フ化7)さ れ る よ うに なっ て きて お り,
(7) 式で示 さ れ る よ う な設 定 振 動 数の分 配 方 法は現 実 的に可 能と なっ て い る。 こ の 場 合,Fig.
3 (a)に示 し たモー
ダル 円中心 0 よ りIm
正 軸か ら時 計 回り に定 義し た角 度 a (t
)は, (3),
(4),
(5) 式に よ りA
(f
) α(t)=
tan−
1・(
f
)・咢
・
、翫
一 ・an
−
i (諜
雉
……・
…・
一 …
(・・ とな る。
(8
)式よ り逆に振 動 数 比t
(h,
a)=
f
/f
。を 計 算する と Reh
。
sin α一
ht・
sin!a 十(cos a−
1)tt(
h,
a)=
COS a−
1・
・
・
…
−t・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
一
・
・
…
(9) ただ’
し1
3
百π≦α≦ 百π が得 ら れ る
。
t{h
;a)と a(t)は Fig.
3に示す よ うに a3 OaEt
…
Re潭
atllIII ー , ー 1 − 1ー
」
一
\「
o 墨 t層
Xc 〔fjFig
.
2
Transform to response vecterし
_一一
_
_
__
一_
一
一一
一
_
一
一
一
一
9
:t , ・
tl・
t
・L
−
[
≒
ヨ
_
」
(a)Modal Circle (b)Resonance Curve
Fig
.
3 Samphng of exitingfrequencies
一
t写像の関係に あり
,
減 衰 定 数 を 持つ 振 動 系で a が決 定 さ れ た ら (9)式に より振 動 数 比t
が一
義 的に定ま る。
一
質 点 系 理 論に よる回 帰 分 析では,
振 幅 が 大きい とい.
う 理由か ら主と し て共 振 点近傍のデー
タ を 使 うこと が多 い。 今 回,
偶 然 誤 差の シ ミュ レー
ショ ン解析に 用いた設 定振勤 数 ∫の サ ンプリン グはFig.
3 (a)に おいて,
π/2≦ a ≦3π/2の間でサ ンプリング回数によ り等分割し て, (9)式か ら振 動 数 比 を 計 算し,
こ れ に固 有 振 動 数 を乗 算して生 成 し た。
2.
3 起 振 機と常 時 微 動に よ る応答のベ ク トル表示 起 振 機に よ り 円振動数 ω で定 常正弦 波 外 力P
を受 け る試 験 構 造 物の変 位 応 答ベ ク トル x は仮 定一
3に よっ て x=
XG 十XH………・
…・
・
……・
…・
…・
・
…・
(10 ) こ こでP
=1P1
・
・
eiyt・
・
…・
・
…・
……・
………・
…・
t・
・
・
…
(11 ) :正弦波 外 力 エu=
ぽσ1
・
e“wt’
P }一 ・
……・
・
…・
…・
…・
・
……・
(12 ) :起 振 機のみに よ る応 答ベ ク トル XM=
1x
”1
・
ettwt−
ip−
a・
t・
t− ・
………
(13) :常 時微 動によ る応 答ベ ク トル で表さ れる。
これ らの関 係 を複 素 平 面 上に ベ ク トル表 示 す ると Fig.
4の よ うに な る。
常 時 微 動に よる応 答XM が 起振 機に よ る応 答 Xc に対し一
定 位 相θを持つ ベ ク トル で あ れ ば斜 線を施し た 三角 形OGM
の 形 状は不 変 とな り,
Xc ベ ク トル に位 相 epだ け先 行し た起 振 力P と共に 角 速 度 ω に より 0 点を中 心に回転する。 しか し な が ら 実際に計測さ れ る時系列 応 答は,
ベ ク トル x の み であ り Xc と XM の位 相 差 θを知る ことは できない。
こ の相 対 位 相 差 θ は起 振 機に よる応 答ベ ク トル とは統計 的に 独 立と考え ら れ,
確 率 変 数 とし での θ は0
≦ θ≦2
π の 範 囲で一
様 分 布す る (仮 定一
3)と思わ れ る。
そこ で誤 差 評 価シミュ レー
ショ ンの ための偶 然 誤 差 発 生モデル と して は,
θ を 疑似乱数で与え その 時々 の合 成 振 幅lxl
ωt0
イP
/
! 〆 / ! 〆
Fig
.
4 Relationship between force and response vectorsを 回 帰 分 析 用 振幅デ
ー
タ と し た。
2.
4
応答振幅S
々N
比 の定義一
質点系の起 振機に よ る強制振 動実験の定常応答変位 Xc は (1)式 か ら。、− m ・「
. ・
t2.
,一.
.
.
_.
(、4) m (1一
置2 )2+(2醐 2 こ こ でー
−
2ht ¢=
tan−
11− t2
’
と な る。
同 様に して常 時 微 動によ る地 動 変 位 Xe を 入力 と し て,
起 振機 設 定 振動数比 tの成分を持つ 応答 変 位 は仮 定一
1,
2によっ て下 式か ら計 算でき る。x・
一
・・ 、1
ヨ
嬲 詠
・
・一・
・
…・
……
・・5・・
こ こで2ht3
ξ=tan−
1 1−
(1−
4h2)t2
(14
),
(15
>式よ り起 振機と常時 微 動に よ る応答変 位 振 幅比R
(t,h
)を 定 義する とR
・t・
h
・一
磊
一
器
・
1
毒
。・
・
一
・16・ (16) 式より共振点での振 幅 比は減 衰 定 数h
を用い て一
義 的に表 現され,dB
単 位で示せば下 式と な る。
・一 ・・
1
・gR
・1
・h
・一
・・1・9
胱
・
1
…一
(・7・常 時微動に よ る応答
1XM
1
は,
固有
振 動 数f
。に お ける フー
リェ 振幅と して推定す ること がで き る。
ま た等 価 減 衰 定 数h
も回帰分析に よ り算 出さ れ,
その結 果 (17
) 式よりS
/N 比の 値’
が直 接 求め ら れ る。
今回の シ ミュ レー
シ ョ ン か ら そ の誤差評 価 関数 を 導 くにあ た り,
起 振 機の み による応 答を“
信 号”
と し,
常 時微動 に よ る応 答 を“
雑 音”
とし た両 者のSIN
比 を最も重 要なパ ラメー
タ とし て設 定し た。
§3、
モン テ カル ロ法に よ る 誤差 解 析 3.
1’
パ ラメー
タの選 定 と解 析 方 法 前 報 告で用い た一
質 点 系 回帰 分 析に よ れ ば,
設 定 振 動 数, 応 答 振 幅 量の 2次 元 デー
タ集 団か ら固有 振 動 数,
減 衰 定 数 等の最 確 値を知ること がで き’
る。
し か し な が ら, こ の分 析 手 法は本 質 的には非線型 で あ る た め 固有振 動 数, 減 衰 定 数 等の 目 的 変 数の信 頼 度を求め る場 合, 統計 学の 直接 検 定 問 題とするには理 論 的に不備が伴うS) 。 そこ で,
誤 差 発 生の要 因とし て起 振機と常 時微 動に よ る応 答 位 相 差θを一
様 分 布とする確 率 変 数とみ な し,
モ ン テカル ロ シミュ レー
シ ョ ンLωによっ て,
誤 差 解 析を 行っ た。
パ ラ メー
タ に は以 下の 4種を選び,
これ らが回 帰 分 析 結 果と し て固 有 振 動 数f
,
減 衰 定 数h
の 信 頼 度 に与え る感 度 分 析を し た。S
:起 振機と常時微 動に よ る応 答 振 幅 比 (dB
)一
67
一
Y・・S
_
Fig
.
5 Block diagram of Monte Carlo SimulationH :質 点系の持つ 減衰定 数 (%)
N
:回 帰 分 析に用いた デー
タ集団の数 M ;同一
振 幅デー
タの計 測回数 以上の解 析過 程 を 流れ 図 と して Fig.
5に示 し て いる。
は じ め にS.H .N
お よびM
を与え,
π/2≦ θ丿≦3π/2
の 間をN
個の等 分 布に な るよ うに して,
その時の設 定 振 動 数fi
を (9) 式より求め る。 ま た,
0≦e
,≦2
π の一
様乱 数e
,とS,H
および N を使っ て (14 ), (15 )式か らXc とXM をそれ ぞ れ計 算して (10
)式の x を求める。 こ れをM 回 繰 り返 し て その 平均 x、
を求めて,一
組の デー
タ (f
‘,
x[)が生 成さ れ る。 以 上の 手 順 をN 回 踏 むこ とにより回 帰 分 析デー
タ の一
集 団が得ら れ る。 誤 差 評 価に は目的 変 数の固 有 振動数,
減 衰 定 数 をそれぞ れAf
−
(
玄
一
1)
・1・・(%)−
tt…
……・
・
…
(・8)・・
一
(
ん一
1 んo)
・ … (・)一 ……・
…・
…・
…
(・9) こ こでf
:回帰 分 析 結 果の固 有 振 動 数涜:回 帰 分 析 結 果の減 衰 定 数 とし て それ ぞ れ相 対誤 差の基 本 統計量 を 求 めた
。
一 68 一
Tabie l Frequency test of randDrn number
TestKind ef Test D’me
呈
1
。。1
D・・i・… Degree ofFreedom φ Sign…fieance Level α ConAdence Limit x2(φ,
a>11
10110 」 llO
・
05116.
913
2 z・−
110
、
D5114,
11
・ 4 ・・−
11 ・…180
.
o”
N・
20 ID xl(9.
0.
05》=
16.
9 olOt20 10 IOOhk50 1ヨ
….
v160 〔〕 TEST−
/’
_
_
− 10・
IO5 COUNT1Gi los 10
°
LOslO
:
103Fig
.
6 Relationshlp between the randem number and x「−
value104 ios COUNT number of generating 3
.
2 解析精 度の検 討 シ ミュ レー
ショ ン モ デル が 決 定 され た後の コ ン ピュー
タによ るモ ンテ カル ロ法の精 度は,
すべ て擬 似 乱 数の 発 生 法に依 存 する11) 。 こ こで は10
数 種の乱 数 発 生 法の調 査 検 定を行っ た結果 rn=511Xrn−
1(mod232 }・
・
・
…
tttt
…
一
・
・
一
…
tt…
(20 ) が今 回の 目 的に も最 も優れて い ること が わ かっ た、 1 質 点系回帰分析で は目的 変 数が3
個で あ り, し た がっ て統 計学的には自 由 度3
で あると 考え られ るの で,
(20) 式 に お け る乱数の頻 度につ い てTable
ユ の ごとく 3種の 検 定 をし た。
なお,
こ こ で は シ ミュ レー
シ ョン の最 終 結 果 として全 体の確 率 分 布や分 散 を知ること が目的であ る の で, 連, ギャ ップ, ポー
カ等の検 定は行っ て い な い 。 乱 数 発 生 回 数を100−
50,
000
回に わた り,xa
値との 関係を各手法ご とに示す とFig,
6
の よ う に な る。 手法 では7,
000回 以上で棄 却 域に入 る ところもあるが,
手 法,
共に そ れ ぞ れ限 界 内にお さ まっ て い るこ と が わ か る。
こ の検 査 結 果 より,
今 回の乱 数 発 生に よる個々 の 試 行 回 数 は すべ て 1,
600回 と し た。
換 言 する と,
モ ンテ カル ロシ ミュ レー
シ ョ ンに用い た 乱数の一
様 性は有意水 準5
% で 保障さ れ,
解析結果 に与え るバ イ アス は ほ と ん ど ない と考え てよい。
§4
,
誤 差 解 析 結 果の考 察 前 章までに,
強 制振 動実験時に常 時 微 動が偶 然 誤 差と し て実 際の応 答に混入 す る メ カニ ズム につ いて考 察し た。 そ し て こ の誤 差が回帰 分 析の目 的変数にどの よ うに 影 響を及ぼすの かを検 討する手 段 とし て起 振 機と常 時 微 動の両 者 間の応 答 位 相 差を確 率 変 数とみ な す ことに よ る,
モ ン テ カ ル ロ シ ミュ レー
シ ョ ンの適用手順につ い て 述べた。
これまでの考 察か ら目的変数の精度に関与す る パ ラメー
タはS,H ,IV
お よ び M と し た。
』
今 後は こ れ らのパ ラメー
タ を示す簡便な方 法と してP =
=
P
(S ,
H ,
N ,
M
)……・
…
∴……・
・
……・
…
(21
) の ような表 現を する。
4.
1 重相 関 係 数と SIN 比の関 係 推 定 振 幅th
‘は,
実 験で採 集され た デー
タ集 団 (振 勤tw
f
‘,
変位 振 幅 丁‘冨三
1〜
N )の 回 帰 分 析を
行っな後,
回 帰 方 程 式に再 びfs
を代入 す るこ とにより求め られる.
ので下 式を用い て観 測 振 幅と推 定 振 幅の重 相 関 係 数 ρ を算 出でき る。
・
‘
C
[Xi,
命‘]…………・
…・
…・
…・
・
…
(22
) ρ=
v[Xt]・
y[岔‘] こ こ で ‘蕎
1〜
押C
[ ]:共分散を表すV
[ ]:分散を表す ρ の値は, 実 験 精 度 を 定 量 的に評 価す る指 標と して重 要 視し,
こ れ ま でも 用いて き た が偶 然 誤 差と の関 連は不明であっ た
。
今 回4個の パ ラヂー
タに よ る ρ の感 度 分 析 を行っ た結 果.SIN
比のみ が圧 倒 的に ρ を支 配して お り ほ か の 3個の パ ラ メー
タ H,
N,
M に よ る影響度は ほと ん ど検 出で き ない ほどに小さい こと が明ら かになっ た。 そこ で ρ とパ ラ メー
タS
と を関連づ け る た め に, まず ρ=
1−
(O.
1
)n・
………・
……・
…・
………・
・
……・
・
(23) と 表 現す る とn はρの値の小数 以 下にh
個の数 字9が 並ぶ ことを 意 味す る。Fig.
7にはこ の n と S の関 係 を.
示 して お り, ほ ぼ直
線の関 係にあ る。S
と n の回 帰 直 線を求め る と t’
”
・
一
盍
s − 1 − …・
・
・
…………
1
−
・
…・
・
…・
・
(24)8
CO 4 2 q の 国 鑑 DO一
隅 」 O 餌 国異
00
20
40
60
80
S
/NRATIO (dB
)Fig
.
7Relationship
between
multiple eorelation factorρands/Nratio = ぐ 匡 O 餌 餌 国 国 〉
[
’
r く 』 国 匡 また は,S ==
10(η一
十一
1)・
・
…
t−・
・
・
・
・
・
・
…
t−・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(25
) とな る。
実 験 時に常 時 微動 との応答でS
/N 比 が求ま れ ば,
(24),
(23)式の順で偶 然 誤 差に よりρが どの 程 度 にな る か予 想さ れ る。
逆に実 験 解 析 後に重相 関 係 数 ρ が求め られた ら (23),
(25) 式の順
でS
/1V比の上限 値 が推 定さ れる。 もっ ともこ の関 係は 2.
1節で述べ た仮 定・
−
1−
3を前 提 とし た場 合であり,
実 際 問 題 を すべ て説 明できる わ けで は な いが, 偶 然 誤 差による精 度へ の影 響 度 を知る一
つ の尺 度 となる であ ろ う。 4.
2
回帰 分 析の目 的 変 数の独 立 性一
質 点 系 回 帰 分 析を行っ た場 合,
目的 変 数とし て は固 有 振 動 数,
減衰 定 数が同 時に求ま る が,
こ こ で は両 者の 相 関 度につ い て考 察を す る。Fig.8
はP
(60,
1,
6,
ユ)に お ける Af とAh の相関 図 を 示 し た もの で あ る。
3.
2
節 で述べ た よ うに パラメー
タの一
つ の組み合わ せ に対する シ ミュ レー
ショ ン回数は 1,
600 回 で あ り 母数 間の傾 向は 明 確に 現れ て い る と 思わ れ る。
この例で の相関係 数は一
〇.
04
であ る。
厳密に は独 立 性の検 定 を 行う必 要が ある が,
ここで は偶然誤差に よ る両者の相 対誤 差は統 計 的に 独 立であ る と考えて も さ しつ かえない。
す なわち ∠Lf
⊥∠lh・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
tSt
−tS−tS−一一・
・
tSt
−・
一・
t・
・
(26 ) こ の こと か らAf ,
Ah
の検討は別々 に行うこと が で き ること がい え る。
4.
3 誤差 評 価 関 数の算 出 モ ンテ カル ロ シ ミュ レー
ショ ン にお ける パ ラメー
タと して は4種選 んで い るが, こ のう ち’
パ ラメー
タ S,
H は実験条 件 等の制約で あり, パ ラ メー
タ N , M はむ し ろ実 験 労 力 等の制 約である’
と考えられる。 そ こ で各パ ラ メー
タが目的 変 数の信頼 度に寄与す る比率を定 量 化で き れば実 験 計 画,
実 施,
解 析,
検 討の 各フェー
ズで それ ぞ れ の要 因 間 を同一
次元 で直接 比 較す ることも可 能で あ 0一
〇、
RELATIVE ERROR △fFig
.
8 Retationship between Af and Ah協
0
1
} 〈 山OZO
同 ← 〈 冖 〉 国O
〔[
図 く ∩ 之謡
の1
.
O
!蹇
、暑
i
睾
10⇔1000
(
%)
100
広 く] 匡oz9
鬢
10
匿
鶤
10
り1
つ晃
ミ 1診
゜診
診
ミ畆
奪
“
“ 〜0
20
40
60
80
(
dB
)
.
1
0
20
40
60
80
(
dB
S
/NRATIO
FLg
.
g ReiatiQnshipbetween
sta 皿dald deviation Qf [elativeerroT △∫and S/N Ta 吐o
る
。
た とえ ば目的 精 度と実 験 条 件か ら実 験 労 力が定量的 に算出さ れ る こ と に もな る し,
その逆の手 順 も 踏 むこと もできる の で最 適な実 験 計 画を行うこと がで き る。
各パ ラメー
タの動きによる相対誤差の平均値は ほ ぼ0
に な る こ とがわ かっ て お り, 実 験 解 析 誤差 を 評 価 す るには すべ て標 準 偏 差 D に よっ て 表 すこ と がで き る。 す なわ ちA
/,Ah
の誤 差 評 価 式は (21
)式の表現を使っ て そ れ ぞ れヱ)[△∫]
=D
[△∫(∫,H
,N ,
ル
f
}】・
・
・
・
・
・
・
…
一
・
曁
・
(27
)D
[Ah
];1
)[Ah(S,
H,
1V,
M
)]・
……t・
……
(28
) と す る。
ま ず 実 験 条 件に類 するパ ラメー
タS,H
に っ い て目 的 変 数の誤差Af ,
Ah
につ い て考 察す る。
Fig.
9は,
P (S,H ,
3,
1)に 関 し0
≦ S≦80,
0.
5≦H ≦100 にお け るD
[Af
〕を示して お り,
Fig.
10は同 様に D【Ah ]を 示 し た もの で あ る。
横 軸に S,
縦 軸にD
[4f ],
D
[Ah
] を そ れ ぞれ対 数 軸で表 し て い る。 両者と もにSIN
比が 20dB
以 上,
す な わ ち起 振 機に よ る 応答量 が常時 微動 応 答 量の 10倍 以 上に なるとこ ろでは誤差は すべ て直線的 に減少す る。
逆にS
/lv比が 20dB
以 下にな る と急 激に 誤 差が増 加す る が, さ らに 10dB 以 下で は また減 少す ること が わ か る。 こ の理由は回帰 デー
タ数 N=
3に してS
/NRATIO
Fig
.
10 Relatio皿ship between standaTd deviation of relativeerror △h and 5/ハJ ratio
い る た めに
SIN
比が小さ く な り過 ぎ る と共 振曲線が 下 に凸とな る確率が増加 し て,
目的 変 数の 固有振 動 数,
減 衰定 数等を求め るこ と ができ な く なるこ と が あっ たため で,
この場合は シ ミュ レー
ショ ン回数 内で無視し た た め に,
見か け上の 誤差が減少し た と考え ら れ る。N
を増 大さ せ れ ば この傾向は な く な る が,
算出 に あ たっ てSIN
比が20
dB
以 上ct)条 件をつ け ること に す る と10g
D [Af ],
log
D [Ah ]はパ ラ メー
タS
とこ う配Ll の一
次 関 数と なる こと が推 定さ れ る。D
[Af ]は 減衰定 数H
に よっ て大き な幅 を 有 する が D [Ah ]は き わ めて小さい。 また両 者の大き さをS =
40dB ,
H
==】%で比較す る とP
[△∫(40,
1,
3,
1)]≒0.
01
%D
[Ah
(40.1.3
,1
)]≒L8
% でD
[Ah
]がD
[Af
]の実に 180倍と なり,
同一
条 件では Af がAh より2桁 程 度 精 度が良い こ と もわ かる。 同一SIN
比に おい て D[Ah ]とパ ラメー
タH
との 関 係を み てみ る と,log
[D
[Af
]はlog
H
と こう 配 が一1
の一
次 関 数の関 係にあり,
パ ラ メー
タS
との 交互作用 は ない と結 論で き る。一
方,D
[Ah
]に対す るパ ラメー
タH の影 響は,H
≦50
の範 囲で は ほ ぼ…
定と み な せ る。
すなわ ち D [Ah ]は パ ラ メー
タH
を無 視し てもよい であ ろ う。一
70
一
〔% )
.
003 F昌
話
』
o°生自
.
伽5 の.
oeOl 10g D(△D=一
唱τlog〔N十1,十Crx 1%13一
}
ぐ 言、
〉 国 O$.
。5 Fig.
11 Tog Drムh}∈一
去[og〔N十5)十ChS 345816 。U繍
FD論
つ1 … 8116NU愚
R諮
、A楔
、.
(a)D[△f〔60,
1,
N.
1>1・
(b)D〔△h(60,
1,
N、
D】Relationship beIween standard devation of πelative er【
6r
△∫,
△ん and the number ofregression dataハ1 次に実 験 労 力に類するパ ラメ
ー
タN,
M につ い て考 察する。Fig.
11 (a)はP
(60,
1.
N,
ユ)にっ き N=
3〜
!28に お い て横軸に1V
, 縦軸にD
[Af
]を と り その両 者の関 係 を 太 線で対 数 軸 上に示し た もの であ る。N
が 小さい所ではこう配がや や 緩 やか で あるが,木
き く な る にっ れて こう配一
1/2の細い実 線に漸 近する。
N にすべ て 1を加えて両 者 を 再び.
Fig.
lI (a>の上にプロ ッ トす』
る とこ の漸 近 線上に一
致 する。
こ の こ とか らlog
D
[Af
] と10g
(N +1)は こ う配一
1/2の一
次関数の関係にあ る と推 測される。 Fig.
11 (.
b)のD
[Ah
]に っ いても同様 な操 作を行え ばlogD
[Ah]と10g
(N
+5
)は こう 配一
1/2の一
次 関 数で ある こ と もわ か る。
パ ラメー
タM
に つ い ては中 心 極 限 定 理に よりlogD
[Ax
]と10gM
はこ う配一1
/2の一
次 関 数 関 係が あ る こ と と,
D匚Af],
D [△h
]の それぞれ と D[Ax]が 比例の関 係が ある こ とを 考え合わせ れば,
結局log
D
[Af
],
log.
D [Ah
]と ]og M はこう配一1
/2
の一
次関数で表さ れ るこ と も わ か る。 以 上の 事柄 か ら,
全パ ラメー
タS,H ,
N
お よ びM
の間に統 計 的な交 互 作用は ほ とん ど ない と推 測さ れ るの でlog
D[Af
],
log
D
[Ah
]は各パ ラ メー
タの一
次 結 合で 示すこと がで きる。
す なわち10gP
[△∫(S,H ,A
厂,
M
)]=
(− S
十C
/s)十(− log
H 十C∫ ”)・
(
一
壱
1
・9(N +1)・ ・ tN)
・(
・S
・・9 M)
(29 )こ こ で
む
!∫,C
. .,
Ssk
:定 数.
D[△/]=
2・
10
−
s/z°
・
HIV
(N
−
IFiJ
:一
]ii
−
・
……・
…
(31)D[Ah ]
=5・
10:−
s/2° /vaVtw
−
…
一
・
・
・
・
・
・
・
…
(
32
) た だ しS
≧20,
H
≦50 が算 出される。
(31)
,
(32)式 によっ て,
各パ ラ メー.
タの実 験 解 析精
度へ の影 響 度を若 干 考 察す る 。 まず (31) 式の D[△f
] と (32 >式の D [Ah ]’
に一
般的な実 験で扱 うパ ラメー
タ 値を 代 入 して比較する とD[Af ]方がP [Ah ]よ り100−
200
倍 程 度の精 度が期 待で きる こと がわ か る。 っ ぎに起 振 力が2 倍に あ がる と S/N 比は 6dB 増 加する の で精 度も2倍に 向上 す ること が わか る。 起 振 力は そ の ま ま で これ と同じ精 度を保つ には,D
[Af
]に関して は (N
+ 1) とM の積を 4 倍に し,
D [Ah ]に関 し て は (N 十 5)とM
の積を 4倍にす る 必要が あ る。
す な わ ち起 振 力の パ ワー
アップは 回帰デー
タ個 数と 同一
振 幅の平均回 数のほ ぼ 2 乗に 相当する。 また回帰デー
タの個 数N
と平 均 回 数M
とを比較してみ る とN が少ない 範囲で は解 析精度 向 上へ の寄与 率 はM
の方が高く特に減衰定数の精 度に.
は顕 著に現 れ る。 §5.
実 験 誤 差評価の実 際 例 5.
1 減 衰の大きい巨 大 構 造 物の実 験 誤 差前章で導い た誤 差 評 価 関 数に より, 実 際に得ら れ た デ
ー
タに対してそ の精 度 を検 討した。
こ.
こ では ;減衰 が 振 動エ ネルギー
地下逸散の ために大き な値を持つ 巨 大 構109D
[Ah (,
s,
H,
N,
M
)]一
(− S
・ChS
)・(C
。・)・(
一
者
1
・9
(N ・5
)・C
・ ・)
・(
−
il
・gM
)
・
…・
…………・
・
一 ……・
・
(・・) こ こでChS,
ChH
,ChN
:定 数 と な る。
(29
), (30) 式 を 整 理 し て それぞれ の実 数 を 求 め る と,
結 局全パ ラメー
タによる’
Af ,
Ah
の標 準 偏 差睿
あ るD
[Af
],
D
[Ah ]を表す誤 差評価式とし て は守
ゆ.
嚊マ
卜
.
りH
R巳acLD「Bu[ldil19十
F
「u「lihe
Bu1[dlng囎
GE罷 O 良’
G、
1 640 霧.
詞 005 610マ
.
O unit:mRgj2
・
section of react6r and t皿rbinebuiiding
(North−
south)造 物の
一
例と して,
原 子 炉 建 屋の振 動 実 験 解 析 結 果の精 度にっ い て評 価する。 Fig.
12は原 子 炉 建 屋 (R/B )およ び タ
ー
ビン建 屋 (TIB
>の 断 面を示 して い る。 実 験時の
R
/B ,TIB
の重 量は そ れ ぞ れ15
万ton,10
万 tonであ る
。
実 験は,R
/B
の 5階に 起振 機 (最 大起振力 3 ton)を 2台 設 置し,
両 起 振機を連 動 運 転して行っ た。RIB
では 並 進,
ね じ れ の 分離の た め,
各 階に2
台づっ の 換 振 器 を 設置し た。TIB
を含む各点で の共 振 曲 線の一
次 領域における回帰 分析 結 果で は,
すべ て固 有 振 動 数 が約5Hz ,
減 衰定数が約20
% で あっ た。 ま た起 振機を 停 止 し た 状 態で常 時 微 動 を 計 測 して フー
リェ 振 幅 も求め た。
Table
2は,
実 験 結 果の一
部lz) をSIN
比に注目 して,
起 振 機に ょる一
次 共 振 振 幅お よび一
次領域 (3〜
8Hz ) で の常 時 微 動 振 幅の最 大 値を示し て い る。
縦 方 向 列はRIB ,
TIB
の計 測 位 置 を示し,
横 方 向配 列は起 振 機 振 幅,
微動振幅お よ び両者のSIN
比を示し,
さら に (31},
(32 )式の D[△/】,
D [Ah ]を計 算 し て それぞれ示し て いTable2 Estirnatio皿 of error oロ vib 【ation test of 出e nuclear power pla皿t Symbol
(umt >
ゆ
31
!
驚
1総
D豚
〕ρ號
〕LeeationW3
.
2.
049360.
121.
4G RFE3,
2.
110290.
273.
14 RW
1,
8006500.
030,
30 / 5FBE2
.
2006510.
020
.
25 W0,
3.
005360.
131.
52 B2FE0.
3.
OO5360.
工31.
52!
・Fl一
い
・卜
・・sl ・61 ・・
1311・
52 BIFH ・・
15レ
…1
・・1
…11
.
82 る。
Af
の精 度が Ah より 10倍 程 度し か な い の は試験体 の減 衰 量がか な り大きい た めと考え られ る。 いずれに し て もD[Af ]がO.
02〜
O.
27
%,1
)[Ah
]がO.
25〜3.14
% で あり, 高 精 度の実 験 解 析が行わ れ たこ とにな る。
た だ し, こ の試 験 体の振 動 性 状が完 全に一
質 点 系と して の性 質 を持つ (仮 定一
1)と し た場 合の誤 差 評 価で あ るの で,
実際に は さ ら に精 度が落ちる。
事 実,
こ の一
次領域 と考 え た共 振 曲線にはい くつ か の反 応 点が認 め られてお り,
そ れ ぞ れの山につ い て も 回帰 分析を行っ て い る】2) 。 5.
2 減 衰の小さ い模 型 構 造 物の 実 験 誤 差 Fig.
13は鉄 骨フ レー
ム にプレキャ ス ト版を載せ た高 さ9.
5m
の4
層 試験 体の立面図 であり,
構造物と地 盤 との動的相互 作 用 効 果 を 実 験 的に把 握 す るこ と を 目的と してこ の試験体を上部架構と する振 動実験が行わ れ た13 ,。
試 験体の重 量は約36
しである。Table
3に は最 上 階 (4 層〉に起 振 機 (最 大 起 振 力 lton)を設 置し て加 振した 柱 脚固定時の実 験結果 を示し て ある。 前 節で行っ た のと 同様にS
/1V
比 等か ら評 価 した D[Af
],
D[Ah ]を併 記 して い る。
D
[Af
],
P
[Ah ]と も計 測 点が 下る に従い精 度も低下 して いるの は興 味 深い。
特に基 礎 部では 上層 階 に比 較して 1/10程 度 精 度が落ちて い る。 そ し て各 階で のIXcl
とIx
細1
を比 較して み る と Fig.
.
14にな り,
両者 は明 瞭に一
次 関 数の関 係になっ て いるのが わ か る。
こ の回 帰 式を求 める と1
・・1
一
纛
1
・・1
… 24−
・
………・
…・
・
(・3
) とな り一
次 式の切 辺 0.
24μが認め ら れ る こ と は (15) 式の CH を絶 対 変 位と して定 義し たことの一
つ の妥 当 性 を示 して い る。 ま た1Xc
1
の増加比率は1XM
1
の 増加比 率より常に大き く,
し た がっ て同一
構造 体の一
次 振 動領 域におい て は起 振 機の応 答 振 幅の大きい ところ が解析精 度 も良い こと が わ か る。
〇一
RF 4F 3F → Porcedpり1ntby gener昌
ヒ
ur PC−
31ab Ste∈1Frame 2F BASE 〆
Table 3 Estimation of error on vibration test of the model structure
O
固
OO
.
N O.
四
の
O 琶 o 日 已 o り\
Symbo1 (unir )LgiL
」
・
i・「
mFig
.
13 Elevation of the mQdelstructure ¢ O
甲
θ
眄
90 一 RF4F3F2FBHse」
o 辷 国 }…
り
孱一
り
匡.
> O 〔【
,
口 區り
UO 」 2」
国 〉一
“「
O 匡,
〉 ([
.
口 弱一
UO一
部、
R一
9
で 主 ε O}
一
磁 畄嶋
\
り」
OCFO 」り
Oh り一
謡2
ω , ¶ ℃ 口 泄【
色 日 く」
〇一
邸
」
の 翼り
O 盈 ℃ 。 言 × 国 唱羣
山 巨 く 的 目唱
国 馬」
O 》 く } O h 嘩 ρ一
= コ ウ【
凶 ‘甲
一
畠 Eσ
コ
gQ一
〇」
O ρ F鬥
コ 7嗣
o…
琶 出 ぎ 五 ∈・
− O ℃ OO 一 = 訟甲
日 ご5
呂 o 歳【
田 ヨ 岡 Z 噂 OO 一旧
【
図旧
「
】
^
ノ H5.
15125.
15005.
15335.
14965.
1513 一ト
1511 海 % 078330,
77250.
78440.
79720.
8258 0 ) 1 μ M 黝 ラ N一
3332293025101010T101
剛
,晶
、 319・
31L ・8 248.
6167.
668,
85.
1 1.
2皇 0,
830.
500.
28「
一團
1・卜
61・
・1
… 46.
746.
246.
142.
825.
1卜
・ ・ 」 〇一
曷 」 に O旧
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劇
一
〇」
」
OQ 2 ロ甲
ニ コ 〜臼
留
〕陶
・1
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、.
OOO39.
ooen2.
(XOO45.
DOO66.
oo5661
’ … 4ew 0.
1250.
1340.
1430,
2061.
713.
9953.
9933.
9959.
9962、
99且8「
・…1
’・
・… 拿 : Multiple Average一
72
一
0 蔦 ω
α5
αo 鑑 O 芝 国 匡 ← O 餌 〇
一
Σ O ← 国 ⊇ 〇 三 逡一
Fig,
14 100.
200 3001XGI
EXCITED BY GENERATOR〔μ)
Re
且atienship be【weenlxc
}andi
コ匚闇
1
各 層 間で の
f
,h
の ばらつ きをみ てみ る とf
は有 効 4桁 目,
h は有効2 桁目 か ら表れてい る。
この理 由は減 衰 量 がO.
8
% と 非 常.
に小さい た めに起っ て お り, ちな みにD
[ムノ].D
[Ah
]の精 度に は 上部階計測 点では300
倍 程 度の開 き’
が ある。 もっ と も,
精 度の悪い D[Ah]で さえ も 常 時 微 動 影 響に’
よ る誤 差が0.
2%以 内に納ま っ て お り,
本 実 験が高精 度で行わ れ たことが わか る。 上 部 階で (わS
/1V
比 は 42〜
46 dB で あるが 重 相 関 係 数 ρ は 0.
991−
O.
996の範 囲に あ り Fig.
7の関 係をほ ぼ 保っ て い る。
以 上の考 察により,
実 際の振 動 実 験で得ら れ た デー
タ か ら4.
4節で算 出し た誤 差 評 価関数の妥 当 性 を ある程 度 検 証する ことができ た。』
§6
.
む す び本報告で は, 強 制 振 動 実 験におい て常時微 勤に よる偶 然 誤 差の発 生が
,
前 報で提案し た一
質点系回帰 分析に よっ て求め ら れ る目 的 変 数に及ぼ す影 響の度 合に着 目し て, モ ンテカ ル ロ法に』
よる誤 差 解 析を行っ た結果につ い て述べた。
パ ラメー
タには実 験 条 件に関するもの と して 起 振 機と常 時 微 動に よ る応 答 振 幅SIN
比,
試 験 構 造 物 の持つ 減 衰 定 数を 選 び,
実験パ ワー
につ い て は回 帰 分 析 デー
タ数,
同一
振幅の計 測平均回数を 選 び,
合 計4種の パ ラメー
タを種々 に変 化させ る ことによ り目 的 変 数へ の 感 度 分析を行っ た。
各パ ラ メー
タ間に は交互作用 は認め られず, 目的 変 数とし て固 有振動 数,
減衰定 数等の相 対 誤 差の標 準 偏 差 (変 動 係 数 ) を求め る誤 差 評 価 関 数 を算 出し た。
今 回報 告し た の は偶 然 誤 差につ い て の みであ り, 回帰 分析で仮 定し た振 動 系モ デルの理 論的な誤 差は考慮し て いない。
た とえば構 造 物を一
質 点系モ デルと す ること や 常時微動による応 答を計 算する場 合,
シ ミュ レー
ショ ン モ デルと して扱い やすくするため に変 位入力 波振幅を一
定と
仮 定してい る こ と等である’
e しか し適用例で も述べ た ご とく, 評 価 関数 が実 際の実 験 精 度 と一
応の対 応がつ く との結 論 を得ること がで きた。 電 子計算 機等によ る耐 震 解 析の技 術 向 上は 目 を見 張る ものが あ る が,
投入 デー
タの適 合性等に関し て は実現象 との対応の上に多くの難問を 抱 えて いるのが現状であ ろ う1
強制振動実験に よっ て構 造 物や地盤の動特性を 正確 に評 価す る ことは耐 震 設 計 上 重 要な課題であっ て,
その 意 味か ら も種々な手 法が研究開 発 されつ つ ある。
近年の 実 験 計測や その解 析は膨 大化の一
途を た ど り非 常に多く の デー
タ集 団が必 要とな り,
かつ デー
タの品 質にもかな りの精 度が要 求さ れ て い る。
本 論 文の主 旨 もこうし た一
連の研 究の一
環 として とらえ たもの である。今 後は回 帰モ デルを
一
質 点 系か ら多質
点 系へ 拡 張 する こどにより振 動 性 状 分 析 法の精 度 向 上 を計る と と もに,
仮 定一
ユー
3の検 討 をさ らに加え ることによ り分 析 誤 差 の評 価 手 法 を確 立したい と考えてい る。
謝 辞 振 動 実 験に関し ご支 援いた だ き ま し た中部 電 力 (株 ) 水 野 教 宏 氏は じめ関 係 者の方々 に謝 意 を表し ま す。 参考文献’
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9一
73
一
SYNOPSIS
UDC:624.042.7:620,1:624.131.55
AN
APPROACH
TO
THE
ANALYSIS
OF
FORCED
VIBRATION
TESTS
(Part
2)
Estimation
of errorsdue
to microtremorin
regression analysisby TAKERU HIROMATSU, Chief Research Engineer,
Technlcal
Research
Laboratory,Takenaka Kornuten Co., Ltd., Member of A.I.J.
For
the examination ofdynamical
characteristics of structures and their elements, we use a method offorced
vibrationgenerators
tofind
naturalfrequencies
anddamping
ratios,A
large
amount ofdata
which includes experimental errors, so tosay sensitive error and physicalerror, shouldbe
gatheredfrom
vibration tests,
Described
in
detail
in
the author's previous paper, "AnApproach
to theAnalysis
ofForced
Vibration
tests(Part1)
Regression
Analysis
ofResonance
Curves
by
theTheory
ofOne-Degree
Systems",
was how to excludethe sen$itive error using a statistical method.
Physical
error canbe
devided
into
twokinds
of errors.One
islineage
error whichis
causedby
thedynamical
characteristics of measuringdevices
and itwas alsodescribed
inthe
previou$
pFperhow toautomatically correct amplitudes thatinclude
lineage
error.The
other is chance error which isinevitabiyinduced inall of the mea$urements, This chance error, which islargerthanthe lineageerror, mightbe
introduced
intothe actual vibration tests influencedby
microtremorsfor
smallerforce
of a vibrationalgenerator.
The
purpose of thisstudyis
twofold:1)
To
seach out thedistributions
of Ax,Aip,
Af
andAh
influencedby
microtremors, using Monte Carlosirnulation technique,
Where
Ax
:Relative
error of measuring amplitude.Adi
:Error
of phaselag
of response vector against the forcevector of a generator.
Af,
Ah:Relative
error of naturalfrequency
and damping ratio, respectively, obtainedby
thereqression analysis.
2)
To
obtain theevaluatingfunctions
of relative errors, such asAf,
Ah,
and so on, which are pa[ameteredwith
S,
H,
N
andM.
Where
S:
SIN
ratio of response amplitudes causedby
agenerator
to response amplitudesdue
tomicrotremor.
H :
Damping
ratio of the teststructure,
N
:The number of regression data,
M
:The
number of measurements ofan amptitude.Finaly,the author obtained theresults as follows:
1)
It
i$
necessary thatSIN
ratio shouldbe
atleast
20dB
for
a precise vibration test2) The relative error of natural
frequency,
Af, ismuch smaller thallthatofdamping
ratio,Ah
thatis,
Af
=<1110-11300)・Ah.
3) Thers is no relationship
between
Af
andAh,
and Af isinproportionto thedamping
ratio of the teststructure,
but
Ah
is
in'dependent
ofit.
4)・The accuracy ofthismethed
is
nearlyin
propotrion tothesquare root of the product of the number(N)
of regression
data
and thenumber(M)
of measurements of an amplitude,5)
Then,
the required accuracy canbe
reachedby
investigating
thesenumbers(N,
M)
in
thedesign
of-74-expenments.
STANDARD DEVIATION OF RELATIVE ERROR IN REGRESSION ANALYSIS
Natural
frquency
:D[Af]=2・lo(-syiO]-H7V(]V
F-IJI'M'
Damping ratio :
D[Ah]=s+lo(2-Sl!O}IV(N-lrgJ:-M'
These
paiameters,
S, H and N, M, aie conserned with experimental environments and experimentalresources, respectively,
Using
thesefunction$
of relative errors,f,
h,
we could select thenumber of N and Min
relation tothevalue of S!N ratio(S)
anddamping
ratio(H)
of theteststructure. The author applied theseresulEs to