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実であれば このように人命を盾にとって脅迫をするということは誠に許しがたく 強い怒りを覚えているという旨を発言をし そして防衛省としましても 防衛駐在官等を通じまして 情報収集に万全を期す所存である旨を伝えたところでございます そして わが国としてもテロに屈することなく 日英で協力をして 国際社会に

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Academic year: 2021

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件 名: 日外務・防衛大臣共同記者会見概要

1 発表事項 (岸田外務大臣) 本日、中谷防衛大臣と共に訪英し、世界の安全保障に対して共に責任を果 たしてきた日英両国で外務・防衛閣僚会合を初めて開催しました。この「2 +2」は、日英協力の長い歴史に新たな一章を加えるものであると受け止め ています。今回の会合では、ISILによる邦人2名の人質事件やパリの銃 撃事件について、いずれも卑劣なテロであり、断固非難すること、テロとの 闘いに日英が協力し、国際社会と連帯して対応することを確認いたしました。 また、アジアの安全保障への英国への関与、国連平和維持活動、災害救援・ 人道支援活動等を想定した共同訓練の強化に向けた協力、安保理改革への英 国の支持等を確認するなど、大きな成果を得ることができました。本年は戦 後70年です。日本は70年の間、先の大戦の反省に立ち、不戦を誓い、平 和国家として世界の平和、安定、繁栄のために大きく貢献してきました。そ の年頭に当たり、「積極的平和主義」を実践する上で重要なパートナーである 英国から、「積極的平和主義」あるいは安全保障法制の整備等の取り組みにつ いて今回も強い支持を示していただきましたが、安全保障・防衛協力をより 具体的に発展させることにより、国際社会の平和と繁栄に貢献する姿をしっ かり示していきたいと考えています。私からは以上です。 (中谷防衛大臣) 本日、初めて英国において「2+2」が開催されたわけでありますが、日 本の防衛・安全保障の面におきましても、これの日英の協力強化に向けまし て、忌憚のない意見交換を行い、大変有意義な会合でございました。まず私 の方から、シリアにおける邦人殺害予告事案、これに関して、これがもし事 日 時 平成 27 年 1 月 22 日 0035~0057 (日本時間) 担 当 大臣官房広報課 場 所 ドーチェスターホテル オーキ ッド・ホール 備 考 中谷大臣英国訪問 (日英外務・防衛閣僚会合)

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2 実であれば、このように人命を盾にとって脅迫をするということは誠に許し がたく、強い怒りを覚えているという旨を発言をし、そして防衛省としまし ても、防衛駐在官等を通じまして、情報収集に万全を期す所存である旨を伝 えたところでございます。そして、わが国としてもテロに屈することなく、 日英で協力をして、国際社会によるテロとの戦いに貢献をしていくべきであ るということを申し述べました。ハモンド外務大臣及びファロン国防大臣と の間で、この認識が共有をされまして、両大臣からは、英国としても最大限 の協力をしていきたいという主旨の言葉がございました。第2に、私の方か ら日本の安全保障法制の整備に係る取組を中心とした日本の防衛政策につい て説明をいたしました。まず、わが国の平和国家としての歩み、これは不変 であると。そしてこの安全保障法制の整備により、日本の重要なパートナー 国である英国との協力関係が、更に高まることを期待する旨を述べました。 両大臣より、この点について強く支持をいただいたということです。次に、 防衛分野における両国の協力については、防衛装備技術協力の進展を確認を するとともに、サイバー、海洋安全保障の分野をはじめとするグローバルな 安全保障上の課題で協力を強化をしていくことで一致をいたしました。防衛 装備協力については、今後、オフセット契約方式、これは、ただ単に一つ一 つの装備を購入をするというのではなくて、両国共にニーズの話し合いをし て、相互に契約を行う事でありますが、このオフセット契約方式などを含む 両国の防衛装備品に係る調達方法についても今後検討をして、意見交換を行 っていくということで一致をいたしました。また、今月上旬のパリでの銃撃 事件、これに関して今後対テロ分野で緊密に情報交換をしていく。特に東京 でのオリンピックの開催等もありますけれども、わが国の対テロ分野の充実 のために、英国からのいろいろな協力をいただくということも確認をいたし ました。今後、日英間で緊密に連携をいたしまして、日英関係の進展のモメ ンタム、これを失うことがないように、本日議論した内容を着実に進展をさ せ、日英の防衛協力を更に強化をするとともに、国際社会の平和と安定及び 繁栄のために、わが国とこの英国、法の支配、民主主義、人権、透明性のあ る市場といった普遍的価値を共有する英国とともに取り組んでまいりたいと いうことを深く認識をさせられました。以上です。

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3 2 質疑応答 Q:邦人の拘束事案についてですけれども、今両大臣の方から英国の方に協 力を依頼されて、英国の方からは全面的に協力という、そういうお返事で あったということを伺いましたけれども、具体的に、日本側からはどのよ うな提案というか、どのような依頼をし、それから英国の方からは全面的 な協力の内容、具体的にどのようなやり取り、回答があったのかというこ とをできるだけ詳しく知りたいと思います。それから、岸田大臣はG7各 国に情報収集など、電話会談などでいろいろ依頼をされておりますけれど も、今回、敢えて英国、英国は情報機関が非常に発達しているというふう に伺っているのですけれども、敢えて英国に期待できる協力の内容をお伺 いしたいと思います。これは岸田大臣にお願いします。 A(岸田外務大臣):二つ御質問をいただきました。まず、邦人拘束事案につ いてのやりとりについては、日英外相戦略対話においても、キャメロン首 相表敬においても、ヘイグ院内総務(前外相)との会談においても、そし て午後の日英「2+2」のいずれにおいても取り上げさせていただきまし た。日本側からは、テロに屈することなく、国際社会によるテロとの闘い に貢献していくとの立場を伝えるとともに、先般、安倍総理が発表した2 億ドルの支援は、難民支援を始め、非軍事的な分野でできる限りの貢献を 行うためのものであることを説明しました。その上で、事件の事実関係に 関する情報収集と、拘束されている邦人の早期解放に向けた支援について 協力を要請しました。これに対して英国側からは、日本の対応を高く評価 するとともに、関連情報の提供を含め、事件の早期解決に向け、英国政府 全体で、全面的に協力したいとの回答がありました。そして、さまざまな 情報収集の中で、特に英国に期待するものは、そもそも、事件の解決のた めには、可能な限り、様々なチャンネルを活用した情報収集が必要と考え ています。よって昨日から、米国以外にも、仏、独、NATO、本日午前 中も伊といった各国外相に協力を要請している訳ですが、その中にあって 英国は、歴史的にも中東地域との強いつながりを持っています。今回の事 案についても、人質とされている方に関する情報はもとより、事件の背景 や犯行グループの動向、今後の見通しを判断するのに役立つ情報の共有を 特に期待したいと考えています。

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4 A(中谷防衛大臣):私の方も、昨日の英国の国防大臣との会合、本日、午前 中の会合等を通じまして、そのシリアの問題、率直に日本の現状について お話をさせていただきました。もう既に英国は、こういった事案を経験し ておりまして、国防大臣の立場からアドバイスとして「今から取る行動が 次にどう影響するのか、その次のことを考えておく必要がある」と。そし て、「今どう動くかということは、この国際社会と日本は共にある」という こと。そして、「やはり強くこれを対応しておかないと、非常に後々いろい ろな問題も出てくる」というようなアドバイスをいただきました。具体的 な状況等についてはまだ十分に把握できておりませんが、そういった事案 が発生して、経験をした英国の国防大臣としてのアドバイスをいただいた ということです。 Q:アジア方面で最大の安保上の脅威となっている中国の問題について、ど のような話を具体的にされたのかというようなことを両大臣にお尋ねした いと思います。もちろん中国に対してだけではなくて北朝鮮ですね。一番 最大の脅威である中国についてどのような話をされたのかお願いします A(岸田外務大臣):今回の「2+2」においては、国際情勢、地域情勢につ いて戦略認識を共有するということも大変重要なポイントでありました。 その中にあって、ウクライナ情勢等様々な意見交換を行いましたが、その 中の一つとしてアジアの情勢について意見交換を行い、その中の大変大き なポイントが中国の情勢でありました。中国の情勢については、日本と中 国の二国間関係、世界第2と第3の経済大国の関係なので、この2つの国 の関係が安定するということは国際社会にも大きな影響がある、2つの国 は大きな責任を担っているという認識の下に、わが国は二国間関係の安定 に努力をしてきている訳ですが、昨今難しい状況も発生する中で、昨年1 1月のAPECで久方ぶりに首脳会談及び外相会談を行うことができまし た。これを一つの大きな一歩と捉えているということ、こうした首脳会談 を通じて様々な具体的な案件において対話が進みつつあるという状況、こ んなことについても説明をさせていただきました。ただ一方で、中国公船 による領海侵入は引き続き続いていること、我々は引き続き毅然と冷静に 対応しているということを説明させていただきました。いずれにしても、 わが国として中国との関係について対話を重視しながら、戦略的互恵関係

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5 に基づき、未来志向で関係を改善すべく努力をしているとの基本的な姿勢 について説明をさせていただきました。 A(中谷防衛大臣):私の方からは、現在の東アジア情勢、特に中国の軍事に 関する動向としましては、昨年も2桁の伸びを示したように、この26年 間で40倍に国防費が増えてきた状況であるということ。そして、東シナ 海や南シナ海をはじめとする海空域において、既存の国際秩序と相いれな い独自の主張に基づいて、様々な活動を急速に拡大・活発化をしている。 特に、海洋におけるものにおいては、力を背景として現状変更の試みを繰 り返しているということで、わが国の対応等の話をいたしました。特に新 しいこととしては、この1月12日に、日中防衛当局間の海上連絡メカニ ズムの協議がありまして、これに対して早期の運用開始を目指したいとい うことを説明をいたしまして、日中間の様々なレベルで対話を重ねるし、 関係改善に向けた取組も継続していきたいというようなことで、現状のお 話をさせていただきました。これに対して英国からは、やはり地域の安定 というのは非常に大事なことであって、安全保障面でも対話を日英間で更 に発展をさせていくこと。また共同訓練とか相互協力、こういったものも 強化をしていきたいということでございました。英国では、9月に装備に おける展示会等もあるということで、これに対する御招待もいただいたと ころでございます。 Q:今回、日英の「2+2」を開催できた意義。中でも様々な安全保障面で の協力を強化することで一致されたということで、このことの意義を改め て端的に教えてください。 A(中谷防衛大臣):日英は戦略的パートナー国であるということ。そして、 自由主義、資本主義、法による統治、非常に似た政治制度を持つし、価値 観の共有をいたしておりますので、そういう面において、戦略的な対話が できたということは非常に有意義であったと思います。それから、個々具 体的にもこれまでに、日英間で協力を実施するというようなことを再確認 をし、今後更に、それを進展させていこうということ。特に、私が印象に 残るのは、ACSAですね。これを早期に実現をしてもらいたいという要 望がありました。これにつきましては今、協議をしておりますが、特にこ の夏、安全保障に関する基本的な、国会での議論等もありますので、それ

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6 も踏まえてですね、ACSAにおいても検討していきたいというお話をい たしましたが、このような個々の事例や対話の組織、在り方、また装備・ 研究、こういった面においても、割と具体的に議論ができたと、非常に良 かったというふうに思います。 以 上

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