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鵜住居地区祈りのパーク

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鵜住居地区津波伝承施設

展示運営検討結果報告書

【 別 冊 】 各 委 員 会 資 料

平成 30 年 3 月 26 日

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第1回 釜石市鵜住居地区津波伝承施設展示運営委員会

議事録

日 時:平成 29 年 9 月 28 日(木) 午後 6 時から 8 時 場 所:釜石市役所 第 4 庁舎 3 階 第 7 会議室 出席者: 〔委 員〕森本晋也 委員、市川淳子 委員、佐々木憲一郎 委員、佐藤健 委員、鈴木匠 委員、柏﨑 未来 委員、山口里美 委員、細江絵梨 委員、横澤京子 委員、瀬戸元 委員 ※福成菜穂子委員は欠席 〔釜石市〕野田武則 市長、山崎秀樹 副市長、正木隆司 総務企画部長、村井大司 教育次長、村上 純幸 生涯学習文化スポーツ課長、佐々木勝 総合政策課長、臼澤渉 震災検証室長 〔事務局〕釜石市総合政策課 千田典信 係長、宮嵜将太 主任、松村明 主任 パシフィックコンサルタンツ㈱ 佐藤勝幸、星山宣之、山崎義勝 配布資料: 【次第】 【資料 1-1】釜石市鵜住居地区津波伝承施設展示運営委員会要綱 【資料 1-2】釜石市鵜住居地区津波伝承施設展示運営委員会名簿 【資料 1-3】釜石市鵜住居地区津波伝承施設展示運営委員会の進め方 【資料 1-4】鵜住居地区防災学習施設「津波伝承施設」の概要について 【資料 2-1】鵜住居地区津波伝承施設整備計画(案) 【資料 2-2】震災メモリアルパーク施設配置(案)の変遷 1.委嘱状交付 ・釜石市長より、委員を代表して森本委員へ委嘱状の交付。 ・総務企画部長より、出席委員、欠席委員及び市出席者の紹介。(資料 1-2) 2.開会 ・総務企画部長より、第1回委員会の開会宣言。 3.市長挨拶 ・大雨でまだまだ落ち着いていないが、集まって頂きお礼申し上げる。 ・震災から6年6ヶ月が経ち、大分住宅整備等も進んでいる。鵜住居地区では津波伝承施設、祈り のパーク等の整備が予定されており、全体については、まちなか再生計画等で議論しているとこ ろである。 ・3.11の慰霊が大事であり、祈りのパークがやっと一定の形になった。委員会の中では色々な 資 料 1-1 釜石市鵜住居地区津波伝承施設 展示運営委員会(第 2 回)資料 平成 29 年 12 月 19 日

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意見があったが、委員会の総意として、ここまでまとまった。色々なところで説明させてもらい、 市民の了解を頂いたと思っている。 ・津波伝承施設は、まだ具体的なところまで出来ていないので、委員会を立ち上げて進めることと した。伝承施設については子どもを中心としたもの、子どもが理解できるもの、子どもが広く発 信出来るものとしていきたい。 4.委員長及び副委員長の互選 ・総務企画部長より、委員会設置要綱第5条の規定に基づき、委員の互選により委員長、副委員長 を選出することを説明。(資料 1-1) ・委員より「事務局一任」の声があり、委員長に森本晋也委員、副委員長に佐々木憲一郎委員を推 薦する事務局案を提案し、事務局案のとおり了承された。 5.委員長挨拶 ・東日本大震災の教訓をどのように伝えていくか、非常に大事な施設なので、皆様のご協力をいた だきながら考えていきたい。 6.説明事項 (1)委員会の進め方について (2)震災メモリアルパーク整備基本計画の概要について ・震災検証室長より、資料に基づき続けて説明。(資料 1-3、1-4) ・(市川委員)展示計画のところに、対象として、「釜石の子どもたち」と書いてある。他のところ は「鵜住居の子どもたち」とある。混乱するので、個人的には「釜石の子どもたち」という大き な括りが良いと思う。 ・(事務局)施設が鵜住居地区になるので、「鵜住居の子どもたち」を中心に展示していきたい。あ る程度特化したものとしているため、「鵜住居の子どもたち」としている。 ・(市川委員)意味は分かるが、防災の成果をあげたのは釜石小学校にもあるため、ここは広域的な 釜石を使ったほうが良いと思う。 ・(事務局)津波伝承施設は、東部と鵜住居に作るために役割分担をしている。(基本計画の策定に あたり)鵜住居は被災者が多いということがあり、鵜住居を中心にするべきという意見があった。 東部は中心部なので、釜石全体とするべきという意見であった。よって、鵜住居の展示としては 「鵜住居の子どもたち」を中心とし、展示を見る対象を釜石市全体の子どもとしているものであ る。絶対ではないので議論してもらって良い。 ・(鈴木委員)表現の問題であり、展示として釜石小学校のことまで入れろという意味ではないと思 う。 ・(市川委員)成り行きが分かる人はスッと入るが、そうでない人は分からない。表に出すのは「釜 石の子どもたち」として出した方が分かりやすい。 ・(事務局)今後、表現を直していくという方針で結論が出れば、そのように修正していく。

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・(鈴木委員)委員会を3回予定しているが、内容の幅が広く、色々な意見があるのを3回でやるの は難しいのでは。途中に2時間ぐらいのWS をやることも必要ではないか。 ・(鈴木委員)専門的に考えられる人もいるが、そうでない人もいる。既に出来ているもの、中越の 回廊や他の東日本の実施例などを見る必要もある。その上で、各事例の異なっているところを見 て、検討することで良くなっていくと思う。お願いであるが、WS、見学の機会を作って欲しい。 ・(事務局)今後、委員長と相談し、話を深める視察等も検討していく。 ・(鈴木委員)柏﨑龍太郎氏(所属NPO 代表。震災メモリアルパーク整備検討委員会副委員長、鵜 住居地区祈りのパーク整備推進委員会委員長等を歴任。)の思いを伝える使命がある。経費的に大 変であるなら、NPO で出しても良い。それだけ深めていきたいという思いである。 ・(鈴木委員)運営の団体が明確になっていないと思うが、質の高い議論を行っても、誰が運営する かで内容が変わってくる。運営に関わる人たちが議論に加わらないと、思いが繋がっていかない のではないか。 ・(副市長)委員会の進め方だと思う。まずは展示内容等を話していただきたい。その上で、決意の 程という話であるが、施設を作って何を伝えていくのかということである。 ・(副市長)市としては、検証作業は永遠に終わらないと思っているので、今の段階で作るものと、 将来作っていくものがあると思う。継続して内容を充実させていく必要がある。 ・(鈴木委員)将来の必要性が変わっていくのは良いが、(基本計画策定までの)4年間で議論した ものが、これにどのように反映されているのか。運営に携わっていく人が関わってくれると、安 心して任せられる。 ・(委員長)運営に関わる人が委員会に参加することが可能なのか、ということだと思う。 ・(事務局)管理運営に携わる人を委員会に入れるということだと思うが、まだ体制は固まっていな い。委員会で体制の案を検討して欲しい。 ・(事務局)委員会の意味として、皆さんにも運営に関わって欲しいと思って集まってもらっている。 委員の人が運営に携わる可能性もあるので、そういう意味で、内容が継続されると思っている。 7.協議事項 (1)鵜住居地区津波伝承施設計画案について ・震災検証室長より、資料に基づき説明。(資料 2-1、2-2) ・津波伝承施設のイメージ模型周辺に集まり、設計者より施設内の各機能等の説明。 ・(委員長)概ね施設の配置等はご理解いただけたようなので、展示の方針等について意見を伺いた い。 ・(瀬戸委員)鵜住居を中心とした展示だと思うが、市民目線として全体的な展示が必要になってく ると思う。釜石市民なので釜石全体の話をしたくなる。 ・(事務局)釜石の被害状況等も展示する計画としている。津波が来たこと、救助活動等、全体を展

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示する計画となっている。 ・(佐藤委員)東部地区の防災学習施設はどうなっているのか伺いたい。 ・(事務局)釜石の子どもたちに関わってくる話だと思うが、東部地区は総合的に展示することを考 えている。東部地区の施設は、庁舎の検討にあわせて検討することとしているので、また具体的 な話は決まっていない。戦災の話も含めて検討しようとかと考えている。 ・(事務局)鵜住居に作る津波伝承施設で、釜石全体の被害状況にも触れるため、釜石小学校の行動 についても触れることができるので、意見を受けながら検討していきたい。 ・(市川委員)ぜひ検討して欲しい。三原則については、釜石小学校も触れるべき成果だと思う。 ・(委員長)釜石小学校の件についても、入れて検討していくということ。防災教育を学ぶというこ とでは、ばらばらにしないほうが良い。 ・(瀬戸委員)釜石小学校は1年生を先頭にして走った。鵜住居は、詰まらないように6年生が先頭 で走った。鵜住居の小学校というところで取り上げられると良い。展示のボリュームはスペース との関係かと思う。 ・(山口委員)情報量を整理しないと伝わるものも伝わらない。他の情報等については記憶のゾーン でも良いと思う。震災記録文書は、いろいろなコンテンツが集まっており、毎回新しいものに触 れることができると思うので、記録のゾーンは何かに特化したほうが良い。 ・(山口委員)鵜住居の展示は、子どもが明確になっているのが良い。特に、子どもの目線で整理し たほうが良い。ただ、子どもたちが防災センターの記録を見に行くのか分からない。展示内容は、 子どもたちが体感できる内容にしていくと良い。 ・(委員長)情報は絞りこみ、記憶のゾーンのコンテンツで触れる仕組みが良い。そして、体感でき る仕組みということ。 ・(瀬戸委員)スペース的には狭いのでは。 ・(委員長)スペースは予算で決まっているということか。 ・(事務局)予算的には厳しい。この中でどのように充実させるかを議論してもらえると良い。 ・(細江委員)山口委員の意見に賛成である。子どもたちに何が残るかを考えると、いろいろ情報が あると伝わらないと思う。子どもたちが自分のこととして捉えるためには、仕組みが必要だと思 う。 ・(委員長)子ども目線、自分のこととして捉えることは非常に大事だと思う。震災を経験していな い年代が成長するなかで、自分のこととして捉えられるようにすることは非常に大事。 ・(細江委員)広島の原爆の体験について子どものころから勉強しているが、写真を見て始めて体感 できた。文字で勉強するよりも、体感できる情報が良い。 ・(市川委員)津波伝承施設が何故祈りのパークに隣接したかという住民の思いも入れていきたい。 ・(柏﨑委員)子どもたちがいずれ語り部になっていく。地元の子どもたちの総合学習の時に語り部

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を行うなどができると良い。 ・(柏﨑委員)東部と伝えることは違うかもしれないが、繋がりも必要。全体を知ってから鵜住居に 行くとか、又は防災学習については鵜住居に行くなど、単独の施設としてではなく、繋がりがあ ると良い。 ・(事務局)語り部については、体制作りを継続的に続け、研修を深めていきたい。組織を作りなが ら持続的にできれば良い。 ・(市川委員)展示の視点は、1・2・3と出ている。この視点の絞込みをみんなで話せば良いので はと思う。 ・(瀬戸委員)大人は教訓となるものを残せなかった。1000 人以上が亡くなった中で、大人が多かっ た。子ども達が聞きたがっているのは「釜石の奇跡(釜石の出来事)」である。哀れみや悲しみを 語るのは教訓ではない。命を守ることを伝えるのが教訓である。 ・(瀬戸委員)報道は亡くなったことだけを伝えている。何故亡くなったかを伝えていない。子ども 達が聞きたいのは、何故助かったかである。 ・(委員長)何故助かったかを強く残していくことが大事ということだと思う。 ・(副委員長)ハードはどうしようもないので、寄付等による改善を将来考えれば良い。みんなが言 われていることは、ソフトの問題で、来訪した人にどうやって伝えるかである。 ・(副委員長)釜石に関する展示は、まだ曖昧なので、もっと広げても良い。釜石小学校の人はどう したのか、ソフトで対応できることなので、来た人に合ったメニューを示し、それを話せる人に 話してもらう。 ・(副委員長)ここに示されている内容は、どこにでもある内容である。展示にはインパクトのある 一枚が重要であり、たくさん示すよりも良いと思う。みんなで選んで、それを言葉で補充する。 ・(副委員長)この震災の違うところは、奥尻は夜だったため映像が残っていないが、今回はリアル タイムの映像が残っているところである。明治三陸津波よりはるかに多くの映像がある。写真も スライドショーとして活用すれば良いツールになる。映像を重要視し、目に訴える、耳に訴える 展示としていく。 ・(副委員長)震災を知らない世代が増えていくので、インパクトのあるものを委員会で選んで柱を 作っていくことが必要である。あれもこれもではうまくいかない可能性がある。 ・(委員長)今日の点を踏まえて、また具体的な展示等について検討していくものとする。 ・(市川委員)視点の前にテーマがあるので、ブレると良くない。次回、各委員はテーマと視点をそ れぞれ考えて、委員会に望んで欲しい。 8.副市長閉会挨拶 ・皆様の活発な議論に感謝したい。 ・子供目線、スペースの有効活用など、多岐にわたる思いがあろうかと思う。鵜住居では、防災セ

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ンターでの悲劇、小中学校生徒の避難行動の2つがあるので、それを明確に伝える必要があるが、 釜石全体も踏まえて教訓を伝えることが大事だということだったと思う。 ・今後、テーマなどについても十分な意見交換ができればと思う。3回という限られたなかで、選 択肢の幅を広げられるような資料を提示したいと思うので、検討を深めてもらえればと思う。 9.今後の予定 ・WS 開催等の意見が出されたので、検討して示す。 ・津波伝承施設のレイアウトについては了承を頂いたので、原案を基に設計の作業を進める。 ・展示については、展示監修者の意見を踏まえ、次回、展示内容等を提示していきたい。 ・(鈴木委員)4年間検討を行ってきたので、資料を熟読して来て欲しい。この4年間を簡単には変 えられない。そのうえで知恵を出して内容を深めていきたい。 以上

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第2回 釜石市鵜住居地区津波伝承施設展示運営委員会

議事録

日 時:平成 29 年 12 月 19 日 午後 7 時から 9 時 30 分 場 所:釜石市役所 第 4 庁舎 3 階 第 7 会議室 出席者: 〔釜石市〕森本委員長 佐々木副委員長 市川委員 福成委員 佐藤健委員 鈴木委員 柏﨑委員 山口委員 細江委員 横澤委員 瀬戸委員 〔釜石市〕山崎秀樹副市長、正木隆司総務企画部長、村井大司教育次長、村上純幸生涯学習文 化スポーツ課長、佐々木勝総合政策課長、臼澤渉 震災検証室長 〔事務局〕釜石市総合政策課 千田典信 係長、宮嵜将太 主任、松村明 主任 パシフィックコンサルタンツ㈱ 佐藤勝幸、田中大策、星山宣之、山崎義勝、樋口重明 シーラカンスアンドアソシエイツ 内田大資、㈱乃村工藝社 月井祐貴、志水俊介 配布資料: 【次第】 【資料 1-1】議事録(第 1 回委員会) 【資料 1-2】釜石市鵜住居地区津波伝承施設展示運営委員会の進め方(再確認) 【資料 2-1】鵜住居地区津波伝承施設展示計画(素案) 【資料 2-2】事例紹介:地域参加型の展示・事業活動 3.あいさつ ○森本委員長 ・師走の忙しい中、勉強会から参加いただき感謝申し上げる。 ・前回の委員会での討議事項とその後の進捗について、簡単に振り返りたい。 ・前回の委員会では、展示計画、活動計画、施設配置計画等のハード面について皆様に了解いただ いた。 ・委員会後、展示監修者の方々から展示計画についての助言をいただき、事務局で整理した展示計 画(素案)について、ご意見をいただきたい。 ・次に、この施設を使って実施する事業計画についてご意見をいただきたい。 ○山崎副市長 ・森本委員長からの挨拶にもあったが、前回委員会以降、展示監修者の助言を得ながら、素案を作 成したので、ご意見をいただきたい。 3.説明事項について 事務局より資料 1-1 について説明。 資 料 1-2 釜石市鵜住居地区津波伝承施設 展示運営委員会(第 3 回)資料 平成 30 年 2 月 21 日

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・(事務局)前回委員会での、主要な意見、質問を振り返りたい。 -「鵜住居の子どもたち」というよりも、「釜石の子どもたち」という括りの方が良いのではない か。 -ワークショップを開催できないか。 -施設が狭いのではないか。 -展示は、子供の目線で作って欲しい。 -何故、津波伝承施設を祈りのパークに隣接することにしたのか、という委員の考えを伝えてほ しい。 -情報量を整理しないと伝わらない。記録のゾーンの情報量は絞り込んだ方が良い。 -展示ではなくソフト、プログラムで対応できるものもある。 -インパクトが必要だ。 -子供たちはいずれ語り部になってゆく。総合学習の時間を有効に使えないか。 -防災学習では、「避難三原則」に触れることが必要だ。 ・(事務局)これらに対する市の考え方をまとめた回答を説明する。 -展示の対象であるが、整備基本計画の中で「釜石の子どもたち」を対象とするとしている。た だし、釜石市の避難三原則などの全市的な取り組みを限られたスペースの中で網羅的に取り上 げることは、かえって内容が薄くなる可能性がある。そのため、広域的なテーマはソフトプロ グラムで取り上げていくこととする。 -ワークショップに関しては、本委員会の前に実施した勉強会のような形で今後も実施したい。 -現在、運営に関わる具体的な候補は絞れていない。事業計画を詰めることと並行して運営者を 探すこととする。 ・説明事項及び前回委員会での意見に対する市の考え方については、質問、意見は無し。 4.協議事項について (1)鵜住居地区津波伝承施設展示計画(素案について) ・展示計画(素案)について、事務局より説明。(資料 2-1) ・(委員長)委員の皆様には、「3 つの視点」(=「市民対象、市民目線」、「記憶を風化させない」、「命 の大切さを学ぶ」)から協議していただきたい。まず、資料 2-1・4 頁の基本的な部分、展示スト ーリーの考え方について意見はないか。 ・(細江委員)震災前の釜石の情景、写真等は展示しないのか。 ・(事務局)「地域の記憶のゾーン」展示室 3 において、ソフトプログラムとして取り上げたいと考 えている。震災前後の様子がわかるような展示を考えている。 ・(鈴木委員)この津波伝承施設で鵜住居ばかりが強調されてしまうのは困る。あくまでも釜石市の

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中の施設であって、鵜住居を特別扱いするのは他の地区を無視するようなことにならないか。3 月 11 日の式典などが開催される場合、祈りのパークが会場になるだろう。その際、唐丹などからき た市民がどう思うか。 ・(鈴木委員)また、防災センターの出来事を強調し過ぎない方がよい。訴訟と同じプロセスを辿っ てしまうのではないかと危惧している。特に、防災センターで亡くなった方を貶めることになる のではないか。 ・(鈴木委員)この施設は、子供たちのための施設、展示のはずだが、「津波って何?」という疑問 に答える必要があるのではないか。津波のメカニズムを説明する展示がどこかに必要である。展 示でなくても構わない。 ・(鈴木委員)また、この空間の中で、語り部が話をする場所はどこか。 ・(鈴木委員)八戸以南の三陸沿岸地域では、津波の被害を受けた地域でそれぞれに伝承施設ができ ることだろうが、釜石の特徴は何か。この施設では、釜石の人が歴史的に津波の被害を克服して きたことにも言及してもらいたい。 ・(委員長)鵜住居が強調され過ぎている、という意見だ。 ・(鈴木委員)釜石は全域で酷い被害にあったわけで、鵜住居の被害だけが酷かったという印象を与 えるのが懸念される。 ・(福成委員)釜石の伝承施設であれば、やはり釜石の子供たちが色んな地区で色んな被害があった よということに触れながら、鵜住居地区のことにも触れるようにして欲しい。また、伝承施設に 入った時に「津波って怖い」ということが伝わらねばならないのではないか。 ・(委員長)展示ゾーン 1 の部分、施設に入った時に、釜石市全体のことであったり、津波の怖さで あったりを訴える必要があるという意見だ。 ・(事務局)語り部が語る場所だが、展示室 1 を想定している。 ・(委員長)展示室 2 や 3 でも活動する可能性はある。語り部が行う事業活動の部分でも議論いただ きたい部分だ。 ・(瀬戸委員)「津波が恐ろしい」ということを押し出すことよりも、長年の防災学習としての取り 組み、学校の子供たちがどんな取り組みを行っていたのか、ということの方が大事である。残す べき教訓は何なのかを訴えるべきである。 ・(瀬戸委員)学校の防災教育は鵜住居だけのものではない。鵜住居だけではなく、釜石全体の防災 教育はこうだという紹介が必要なのではないか。防災教育があったから、多くの子供たちが助か ったということを伝えたい。 ・(福成委員)被災していない人でも震災自体は経験しているので、誰しもが語り部として活動でき るような人材育成も行って欲しい。 ・(福成委員)また、10 年後 20 年後を考えると、子供たちが興味を引くようにロボットが来訪した 人に話しかけるようなこともできるといいのではないか。予算の問題はあるが。 ・(横澤委員)展示情報は入れ替えすると聞いているが、展示情報の更新頻度はどのくらいか。 ・(事務局)展示室 1 は常設で、一定期間は固定である。展示室 2、展示室 3 は、企画展示などフレ キシブルに使ってゆくことを前提として想定している。 ・(鈴木委員)常設の一定期間というのはどのくらいの期間を想定しているのか。

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・(鈴木委員)子供たちが避難出来たことは毎年毎年積み上げてきた学校教育の成果だろうし、各地 で避難を成功させた学校の子供たちをそれぞれ自慢したいだろうし、褒めてあげなければいけな いだろう。そういう意味でも鵜住居だけを取り上げるのは疑問がある。 ・(瀬戸委員)鵜住居地区防災センターも、あまり強く押し出すのは良くないだろう。センターの設 立には市民として関わっていたので経緯は良く分かる。言ってはいけないこともあるのかなと思 う。 ・(副委員長)鵜住居の人間として発言する。あまりにも、鵜住居を連呼されるのはどうかと思う。 「鵜住居の子どもたち」というコピーは「釜石の子どもたち」とするのではなかったか。「釜石の 子どもたち」の展示ゾーンだが、2 と 3、光と影を対比させる意図だろうが、実際これはどうかな と思う。空間が狭いから仕方がないとも思うが。 ・(副委員長)実際問題として事実を追求してゆくと、釜石小学校の子供はすごいと思う。よく避難 道路に上がったなと。我々地区の住民は「避難道路に逃げろ」ということは片田先生(片田敏孝。 東京大学情報学環特任教授(元群馬大学教授)。釜石市の防災・危機管理アドバイザー)の防災教 育の前から親に刷り込まれていた。 ・(副委員長)鵜住居に関して言えば、中学生はよく頑張った。小学校は素案に書いてある通り、一 歩間違えれば、という状況だった。「釜石の子どもたち」をクローズアップしてもらいたい。鵜住 居地区防災センターのスペースの方が大きいのでバランスが悪いと思う。 ・(副委員長)しかし、そもそもこの事業、施設の名称が「釜石市鵜住居地区津波伝承施設」となっ ている点に立ち返ると、何をターゲットにして伝えたいのかという部分が問われているのではな いか。焦点がぼやけてもいけない。何を伝えたいかが重要である。 ・(鈴木委員)「鵜住居地区」としているのは前の委員会(震災メモリアルパーク整備基本計画策定 委員会)で決まったことだ。釜石らしさは、語り部の方が来訪者に伝えたいことをきちんと伝え ることではないか。津波伝承施設は彼らの舞台であり、彼らの活動が釜石らしさに繋がるのだと 思う。 ・(鈴木委員)「インパクト」だが、阪神や中越の前例施設を回って思ったのだが、「音と映像」が大 事である。映画館のようなものではなく、小さくてもよいので。 ・(委員長)資料 2-1・4 頁の大枠の確認をしたいのだが、限られたスペースの中で釜石市全体のこ とに触れながら、鵜住居のことに焦点を当てて伝えていくということはいいか。「基本計画」の結 論としての「鵜住居地区津波伝承施設」。これについて意見はあるか。 ・(瀬戸委員)長岡の「きおくみらい(中越地震に関する震災アーカイブセンター)」のようなもの (床の衛星写真とタブレット端末の組み合わせで地区全体の情報を取り出せるもの)は作れない のだろうか。 ・(事務局)予算的な制約がある。 ・(福成委員)「防災センターの出来事」のスペースが大きすぎると思う。このスペースを小さくし

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て、その分、釜石市内各地区の子供たちのことを紹介するべきではないか。防災センターで亡く なった遺族の中には、防災センターに近づきたくない方もまだまだいる。 ・(事務局)この様な計画となった経緯の確認だが、鵜住居地区以外に東部地区に総合的な防災学習 施設をつくるという前提がある。鵜住居地区につくる津波伝承施設は、これに先行してつくるも のだ。二つの施設があるということが前提となっている。 ・(事務局)従って、鵜住居の伝承施設では、常設展示としては鵜住居地区の出来事に絞って整備す るという考えであった。釜石全体のことについては、事業活動として展示室 2、3 で取り扱ってい くものと考えていた。 ・(鈴木委員)「基本構想」、「基本計画」を策定していた頃は裁判など起きていなかった。状況は変 わっている。このことが、先に述べた防災センターで亡くなった方を貶めることになりはしない か、といった意味だ。あの裁判は、原告、被告双方にとって辛いことだ。殊更、展示室で取り上 げるのは残酷ではないか。1,000 年に 1 回の出来事を特別に扱う必要が無いのでは。 ・(山口委員)二度と悲劇を起こさない、という学びにどう繋げるかが大事で、そこが弱いと思う。 学びに繋がらない展示をしてもしょうがないと思う。本当に伝えたいことはなんなのか、亡くな った方の犠牲を次に繋げねば、さらに残念なのではないか。 ・(山口委員)私は映像番組を作っていたので、人に何かを伝える時は、主題をよほど絞り込まねば ならないことはよく認識している。てんでんこで逃げたことが釜石市の共通として大事なことだ ろう。ならば「てんでんこ」紹介は最後ではなく、最初に触れることなのではないか。 ・(山口委員)また、写真パネルや文字が多いので子供たちが飽きてしまうのではないかと思う。場 所をとらずに体験出来るものが展示出来ると子供には興味を持ってもらえるので、子供に想像し てもらえるような、体感できる工夫ができるとよい。 ・(山口委員)また、防災センターの話題を取り上げたくない、という意見だが、そうなのだろうか。 大変な状況だったということを伝えるためには、津波の跡が残っている壁の一部が遺物として残 っていると聞いている。そういうものは展示に使えないのだろうか。 ・(山口委員)また、写真パネルばかりでなく、映像は使えないのか。タブレットなどは子供の方が 慣れているので、導入したらどうか。 ・(委員長)防災センターの展示ゾーンの前にパネルを立てているのも配慮の結果だと聞いている。 今の意見を踏まえながら、監修者にヒアリングを行いたい。 ・(瀬戸委員)先ほどの津波の跡が残る壁の話だが、事実としてここで頭一つ残して死んでいった人 がいたということもあり、十分に配慮して欲しい。 ・(山崎副市長)市のスタンスを申し上げる。鵜住居での出来事をきちんと伝えたいということだ。 二度とあってはならない、しかし、希望を持って行けるような施設を作りたいという考えである。 教訓として得られたことを伝えていくことが目的である。 ・(山崎副市長)遺族の感情に配慮して欲しいという意見だが、避けて通れない部分である。その一 方で子供への防災教育の結果や事実を伝えていくことは必要と考えている。教訓とすべき出来事 が鵜住居地区で起こったということだ。展示の表現が弱いという意見に対しては、プランを改良 していきたい。 ・(鈴木委員)防災センターの出来事のスペースを無くせと言っているわけではない。震災遺構とし

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て防災センターを残さなかった。その代わり祈りのパークを作ることにした。このことは釜石の 総意だろう。子供たちに明るい未来を示すことは大事だ。 ・(鈴木委員)釜石らしさは、地元の語り部の方々の活動によって体験出来ることである。 (2)本施設における望ましい事業活動について ・望ましい事業活動について、事務局より説明。(資料 2−2) ・(柏﨑委員)防災教育がどんなものなのか、市民は知らない方の方が多いので、防災教育が何かを この施設で伝えること、何らかの知見を持って帰ってもらうことができると良いだろう。 ・(柏﨑委員)子供たちがやっているハザードマップ作りを展示物として活用して、毎年更新したり、 総合学習プログラムの中で防災をテーマとした実践が出来る場となれば良い。 ・(委員長)例えば、「安否札(災害時に避難先等を玄関先に貼り出して知らせる札。地域の家庭に 配布されていた。)」のエピソードは子供のアイディアが発端となり、具現化したのは子供たちで ある。さらに、親、学校、周囲へと広まった事例だった。こういうものが伝えられるべきものの 一つだろう。 ・(鈴木委員)当時の小中学生たちがしたことに加えて、大人は何をしたのか。色々な地域の誇りと なる行動があった。発災後に鵜住居で始まった行動が釜石全体に広がったものもある。また、恩 返しをどう形にするか、という観点もある。例えば虎舞、祭り、神輿などがあるだろう。これら は地域おこしにもつながる。 ・(委員長)発災直後からの行動記録を伝えることは大事だ。 ・(鈴木委員)先程の時系列だが、「発災から一週間」に限らなくても良いのではないか。中越の川 口では、発災から現在に至るエピソードを年表みたいに掲示している。あれは、支援を頂いた方 への恩返しの一つの形になっていた。 ・(市川委員)実際に見る、触れるという体験が重要である。「安否札」の話は、九州の方で、「安否 タオル」になっていた。そういうことの紹介も重要である。森本委員長たちが震災前に実践して いた「てんでんこレンジャー」のキャラクターを復活させ、語り部ではないが色んなことを伝え ていくというのも面白い視点だと思う。 ・(市川委員)この震災をきっかけに、備蓄食の状況は随分改善された。こういった事例も紹介され てもいいと思う。また、震災時にトイレが大変だった訳で、今子供たちは避難場所のトイレを考 える活動もしている。 ・(佐藤委員)釜石東中に勤めているが、震災のことで一番多く聞かれるのは、発災時に何故子供た ちはあのような避難行動をとることができたのかということ。この施設を見に来る子供たちや引 率の先生方に、これまでどのような考え方で防災教育・防災学習を行ってきたのかを伝える必要 があり、それを資料として展示することが大事だ。 ・(佐藤委員)先ほど、「てんでんこレンジャー」の話もあったが、今年、本校でユニフォームをリ ニューアルして再度、活動をしようとも考えていて、そういう活動もこの施設とうまく連携でき

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ればいいと思う。 ・(佐藤委員)また、今の生徒は、1 年生が被災当時幼稚園の年長組、2 年生 3 年生が小学校低学年 で、当時の記憶がそんなに残っていない。外部から、生徒たちに震災について話をしてほしいと 言われることもあるが、実際問題難しい。 ・(佐藤委員)ただ、彼らにも震災の時の出来事を伝えたいという気持ちはあるので、地元の子供た ちもこの施設を利用しながら、自分たちの先輩がどのような考え方で行動したかを学べる場所と していければいいと思う。他と違うのは、自分たちの地域の方に自分たちの地域のことを話して もらえることである。 ・(委員長)釜石東中の生徒は、地域のために自分たちができることを考えて行動していると感じる。 ・(市川委員)震災後に震災関連書籍はたくさん出版されている。そうした書籍の紹介、ストック、 閲覧スペースもあった方が良い。 ・(事務局)展示室 3 はそのような用途に使える空間を想定している。 ・(委員長)震災後、高知の須崎では工業高校の生徒が木製の「安否札」を作ってくれた。教訓が伝 わっているひとつの例だろう。 ・(鈴木委員)小千谷の「そなえ館」で独自の防災グッズを開発して、販売していた。防災の手引き のようなものも販売していた。 ・(市川委員)ここを拠点に、震災を学習できるネットワークを作って欲しい。根浜の海岸も見ても らいたい。あそこの松林は昭和 8 年の津波に後に国の施策で植えたものらしい。それが東日本大 震災の津波に耐えて残っている貴重なものであって、もっと紹介して欲しい。 ・(横澤委員)健常者の目線で作られていないか。障害を持たれた方の利用も想定した方が良い。 ・(委員長)犠牲になった障がい者も多いと聞いている。バリアフリーの工夫、可能な範囲で考えて いただきたい。 ・(鈴木委員)スペースさえあれば展示したい情報やモノはある。消防団でなくなった方もいる。ス トーリー性のある構成が必要だろう。語り部の手腕次第でもあるが。 ・(委員長)展示、学習プログラム、ソフト事業で実現していきたい。 ・(委員長)以上、大筋はご承認いただけた。第 3 回はこの施設をどうやって使っていくのか事業計 画などを中心に議論したいと思う。展示に関しては、本日のご意見を監修者に伝え、あとは監修 者の意見を伺って進めるということでよろしいか。 ・(一同)了承。 7.今後の予定

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・次回、第 3 回は 2 月の下旬に設定する。 ・教訓をどのように伝えていくのかということ、何を明確に伝えたいのか、展示手法に課題がある のではないか、という意見は監修者に伝え、内容を詰めていきたいと思う。 ・意見の全てを常設展示で吸収することはできない。それらはソフトプログラム、住民参加の活動 の領域で解決する方向だ。 ・常設展示と企画展示との役割分担を、事業計画の部分を詰めていきたい。 (山崎副市長) ・展示のあり方を再考することが必要と感じた。 ・釜石らしさ、釜石として何を伝えるのかを考えないといけない。 ・「基本計画」を具現化することが課題だと再認識した。 ・勉強会のあり方についても検討する。 以上

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参照

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