1 国立競技場の運営及びスポーツの普及・振興に関する業務 国立競技場
国立霞ヶ丘競技場・国立代々木競技場
国立霞ヶ丘競技場及び国立代々木競技場は、ナショナル
スタジアムとして、国際的、全国的な各種スポーツ大会等
に対して、高水準な施設・設備を備えた競技施設を提供す
ることにより、
「トップレベルの競技者等の活動の場」
、広
く国民の「みるスポーツの場」として、スポーツの普及・
振興に寄与している。
また、生涯スポーツ社会の実現に向けて、スポーツ施設
(テニス場、室内水泳場、トレーニングセンター等)を広
く団体や個人に公開するとともに、各種スポーツ教室を開
催するなど、誰もがスポーツに親しめる環境づくりを行っ
ている。
さらに、国立スポーツ科学センターと連携し、国際競技
力向上のための研究・支援事業を行う際の実験・実証の場
として施設を活用している。
2 国際競技力向上のための研究・支援業務 国立スポーツ科学センター
ナショナルトレーニングセンター
国立スポーツ科学センター(以下「JISS」という。)
は、我が国のスポーツの国際競技力向上に向けた、ス
ポーツ科学・医学・情報分野の研究と支援の中枢機関
として、スポーツ振興基本計画(平成 18 年 9 月 21 日
文部科学省告示第 135 号)に示された「国際競技大会
で活躍できる競技者の育成・強化」という政策目標の
達成に向けて、財団法人日本オリンピック委員会(以下
「JOC」
という。)、中央競技団体(以下「NF」
という。)、
関係機関等と連携して調査・研究を推進するとともに、
その成果を踏まえて、我が国のトップレベルの競技者
及びチーム、指導者等の国際競技力向上を支援する業
務を行っている。
平成 20 年 1 月 21 日に開所したナショナルトレーニ
ングセンター(以下「NTC」という。)は、我が国に
おけるトップレベル競技者の国際競技力の総合的な向
上を図るトレーニング施設として、競技別の専用練習
場及び宿泊施設等からなり、競技者が同一の活動拠点
で集中的・継続的に強化活動を行うことが可能である。
両施設が隣接している利点を活かし、選手やNFが
NTCとJISSのスポーツ医科学・情報サポートを
効果的に利活用できるよう、一体的な管理・運営業務
を行っている。
国立スポーツ科学センター
ナショナルトレーニングセンター
屋内トレーニングセンター
3 スポーツ振興のための助成業務 スポーツ振興事業部
スポーツ振興事業部は、
「スポーツ振興基本計画」に基づ
くスポーツ振興施策の一環として、我が国のスポーツの国
際競技力の向上、地域におけるスポーツ環境の整備充実と
いったスポーツの普及・振興を図るため、政府出資金(250
億円)と民間からの寄附金(約 44 億円)との合計額(約
294 億円)を原資とした「スポーツ振興基金」の運用益と
「スポーツ振興くじ(愛称 toto<トト>)
」の収益等により、
スポーツ振興のための助成業務を行っている。
4 スポーツ振興投票業務 スポーツ振興事業部
スポーツ振興事業部は、スポーツ振興のために必要な資
金を得るため、
「スポーツ振興投票の実施等に関する法律
(平成 10 年法律第 63 号)
」に基づき、スポーツ振興投票の
対象となる試合の指定、スポーツ振興投票券の発売、試合
結果に基づく当せん金の確定及び当せん金の払戻業務等を
行っている。
5 災害共済給付業務及び健康安全普及業務 健康安全部・支所
健康安全部及び支所は、学校教育の円滑な実施に資する
ため、学校の管理下における児童生徒等の災害に対して災
害共済給付(医療費、障害見舞金又は死亡見舞金の支給)
を行うとともに、事故災害を未然に防止するという観点か
ら学校安全(安全教育、安全管理)の普及に関する業務及
びその他の学校における児童生徒等の健康の保持増進に関
する調査研究並びに資料の収集及び提供に関する業務を行
っている。
健康安全業務イメージ
スポーツ振興基金
シンボルマーク toto ロゴマーク
BIGロゴマーク BIG1000ロゴマーク
2 組織
センターにおいては、さきの「特殊法人等整理合
理化計画」による指摘以前から、国立競技場におけ
る現業部門の積極的な外部委託の推進や 47 都道府県
に設置する支部組織の再編の検討など、自ら組織の
改革・改善に向けて取り組んできた。
中期計画においても、
「社会的ニーズの変化に応じ
て、業務執行が効果的・効率的に行えるよう、責任
と役割分担を明確化した機能的で柔軟な組織体制の
整備及び業務内容・業務量に応じた定員配置を行う
とともに、継続的に組織の在り方の見直しを進める」
との方針を掲げ、具体策として、①国立競技場にお
ける管理運営業務の外部委託の推進及び学校給食用
物資供給業務の廃止に合わせて、組織のスリム化を
図る。②各都道府県に設置している支部組織を再編
し、スケールメリットを活かした組織・業務運営体
制の構築を行い、業務の効率化・体系化を図る。③
スポーツ振興基金及びスポーツ振興投票による助成
事業を一体的な組織運営のもとに推進するために組
織統合を行うことを定め、機能的で柔軟な組織体制
の整備に向けて着実に進めているところである。
平成 15 年 4 月
(特殊法人)
平成 15 年 10 月
(独立行政法人) 平成 16 年 4 月 平成 17 年 4 月 平成 19 年 4 月 平成 20 年 4 月
総務部 総務部 総務部 総務部 総務部 総務部
経理部 財務部 財務部 財務部 財務部 財務部
国立霞ヶ丘競技場 国立霞ヶ丘競技場 国立霞ヶ丘競技場 国立競技場 国立競技場 国立競技場
国立代々木競技場 国立代々木競技場 国立代々木競技場 国立スポーツ
科学センター
国立スポーツ
科学センター
国立スポーツ
科学センター
国立スポーツ
科学センター
国立スポーツ
科学センター
国立スポーツ
科学センター
ナショナルトレーニングセンター
中核拠点施設(仮称)
ナショナル
トレーニングセンター
スポーツ振興基金部 スポーツ振興基金部 スポーツ振興事業部 スポーツ振興事業部 スポーツ振興事業部 スポーツ振興事業部
スポーツ振興投票部 スポーツ振興投票部
学校安全部 健康安全部 健康安全部 健康安全部 健康安全部 健康安全部
学校給食部
監査室 監査室 監査室 監査室 監査室 監査室
47 都道府県支部 47 都道府県支部 47 都道府県支部 6 支所 6 支所 6 支所
北海道支部
青森県支部
∼
鹿児島県支部
沖縄県支部
北海道支部
青森県支部
∼
鹿児島県支部
沖縄県支部
北海道支部
青森県支部
∼
鹿児島県支部
沖縄県支部
仙台支所
東京支所
名古屋支所
大阪支所
広島支所
福岡支所
仙台支所
東京支所
名古屋支所
大阪支所
広島支所
福岡支所
仙台支所
東京支所
名古屋支所
大阪支所
広島支所
福岡支所
センター組織の変遷
3 役員の状況
法人の運営全般に責任を有する理事長の下、業務
の現状及び法人の課題を的確に把握し、法人の設立
目的(任務・役割)及び中期目標の達成にふさわし
い明確な経営戦略を持ち、また、リーダーシップを
発揮した業務運営を行うため、「組織運営規則」に、
理事長、理事、監事で構成する役員会の設置を明文
化し、「役員会運営規程」に基づき、毎月定期的に
開催する役員会において、センターの組織及び業務
運営に関する重要事項について審議・決定するとと
もに、各事業部門間の連携を密にし、全センター的
な運営体制により事業運営に当たってきた。
さらに、理事長等による業務運営全般にわたる業
務改善ヒアリングの実施等により、法人としての課
題を抽出し、自主的・自律的に業務の改善・改革に
取り組んできた。
なお、監事は、業務の合理的かつ効率的な運営及
び会計経理の適正の確保を目的として、定期的に監
事監査を実施し、理事長に対して監査報告等を行う
など、必要な業務を果たしてきた。
役 職
氏 名
任 期
理事長
小 野 清 子
平成 19 年 10 月 1 日∼平成 23 年 9 月 30 日
理事(総務・企画調整・財務担当)
上 杉 道 世
平成 19 年 10 月 1 日∼平成 21 年 9 月 30 日
理事(国立競技場・JISS・N
TC業務担当)
髙 谷 充 之
平成 19 年 10 月 1 日∼平成 21 年 9 月 30 日
理事(スポーツ振興基金・スポー
ツ振興投票等業務担当)
高 杉 重 夫
平成 19 年 10 月 1 日∼平成 21 年 9 月 30 日
理事(健康安全業務担当)
上 村 直
平成 19 年 10 月 1 日∼平成 21 年 9 月 30 日
監事
南 川 義 昭
平成 19 年 10 月 1 日∼平成 21 年 9 月 30 日
監事(非常勤)
梅 村 清 弘
平成 19 年 10 月 1 日∼平成 21 年 9 月 30 日
役員の状況(平成 20 年 4 月 1 日現在)
4 職員の状況
中期目標期間中、業務運営の効率化、外部委託の
拡充、執務体制の見直し等により、定員削減計画に
沿った職員数の削減や組織及び人員配置の見直し等
を行い、中期計画の達成に向けた弾力的な組織管理
により、平成 19 年度末における常勤職員数について
は、331 人となった。
※図中の数値は、各年度期初の人数(平成 19 年度を除く)。
常勤職員数の推移
419
417
400
366
351
349
331
429
14
15
15
16
17
18
19初 19末
(年度)
(単位:人)
5 資本金
資本金 226,140,426,578 円(平成20年3月31日現在)
センターの資本金は、全額国から出資されたもの
であり、そのうち、土地、建物等の現物出資相当分
が約 2,011 億 40 百万円、スポーツ振興基金に充当す
る現金出資相当分が 250 億円である。
(単位:百万円)
区分 出資額 資本金
独立行政法人日本スポーツ振興センター設立時 195,356 195,356
追加出資(NTC 屋外トレーニング施設)H19.3.15 8,598 203,954
追加出資(NTC 屋内トレーニング施設等)H20.3.31 22,186 226,140
計画的な職員数の削減等
業務運営の効率化
外部委託の拡充
執務体制の見直し等
特殊法人 独立行政法人
資本金の推移
Ⅲ 平成 19 年度の取組
センターは、中期計画に定めた目標を着実に達成するため、自主性、自律性を発揮し、すべて
の実施事項に目的意識を持ち、業務運営の効率化及び国民に提供するサービスその他の業務の質
の向上に努めるとともに、「我が国のスポーツの振興」及び「児童生徒等の健康の保持増進」を
図るという法人の目的(任務・役割)の達成に向けて、次のような業務に取り組んできた。
1 国立競技場の運営及びスポーツの普及・振興に関する業務 国立競技場
U R L http://www.naash.go.jp/kokuritu/ ・ http://www.naash.go.jp/yoyogi/
(1)スポーツ施設及び附属施設の運営
国立競技場は、
「国際競技力の向上」及び「生涯
スポーツ社会の実現」を重要課題としている「ス
ポーツ振興基本計画」の趣旨に沿って、高水準な
施設条件を維持した上で、アマチュアスポーツか
らプロスポーツまで幅広く施設提供を行うことに
より、
「トップレベルの競技者等の活動の場」とし
て競技力の向上に寄与するとともに、
「みるスポー
ツの場」を提供することにより、我が国のスポー
ツの振興に大きな役割を果たした。
また、併設のスポーツ博物館・図書館において
は、我が国のスポーツの歴史と文化に対する理解
と普及のために、資料の収集・保存・公開を行っ
た。
(2)JISSの実験・実証の場としての連携
JISSが実施する、国際競技力向上のための
研究・支援事業を行う際の実験・実証の場として、
具体的な利用計画に基づき、スポーツ施設を活用
したJISSとの連携事業を推進した。
(3)各種スポーツ教室の開催等によるスポーツの普
及・振興
スポーツの普及・振興を図るため、次の事業を
行った。
① 水泳教室、テニス教室
② 財団法人日本体育施設協会との共催による各
種指導者養成事業
③ 広報誌『国立競技場』の発行
④ スポーツ施設管理運営に関する調査研究
⑤ スポーツターフ調査・普及事業
⑥ スポーツ文化調査研究事業
2008 北京オリンピックハンドボール競技アジア予選(再戦)
(国立代々木競技場第一体育館)
スタジアム見学会2007
(国立霞ヶ丘競技場陸上競技場)
水泳教室
(国立代々木競技場室内水泳場)
2 国際競技力向上のための研究・支援業務 国立スポーツ科学センター(JISS)
ナショナルトレーニングセンター(NTC)
U R L http://www.jiss.naash.go.jp/ ・ http://www.ntc.naash.go.jp/
(1)研究・支援事業及びスポーツ施設等の運営
JISSは、
「スポーツ振興基本計画」に示され
た「国際競技大会で活躍できる競技者の育成・強
化」という政策目標の達成を支援するため、NF、
関係機関等と連携して、研究を推進するとともに、
その成果を踏まえて、トップレベルの競技者等へ
の支援を行うため、次の 6 つの事業を実施した。
① トータルスポーツクリニック(TSC)事業
ア TSC事業チェックサービス(TSC チェック)
競技者の心身の状態を、メディカル、フィッ
トネス、スキル、メンタル及び栄養の 5 つのカ
テゴリーから定期的に検査・測定を行い、得ら
れたデータを専門スタッフが評価・診断し、国
際競技力向上に役立つデータの提供やアドバイ
スを行った。
イ TSC事業サポートサービス(TSC サポート)
NFの要請に応じ、プロジェクトチームを編
成して、より実践的・専門的な検査・測定を行
い、我が国トップレベルの競技者及びチームが
行う強化活動に対して、計画的・総合的・継続
的な支援を行った。
② スポーツ医・科学研究事業
スポーツ科学・医学・情報の各機能が統合され
たJISSの特徴を活かすとともに国内外の研究
者や研究機関、NF等と連携しながら、国際競技
力向上に有用となる知見や方策を生み出すための
調査・研究を行った。研究成果は、NFに提供し
て強化活動に役立てるとともに、スポーツ医・科
学研究の発展を目的とした学会やスポーツ関係者
を対象とした講習会等で発表した。
③ スポーツ診療事業
競技者のスポーツ外傷・障害及び疾病に対し、
競技スポーツに通じたスポーツドクターやアスレ
ティックトレーナー等の専門スタッフが診療、リ
ハビリテーションを行うことにより、競技者のコ
ンディションを良好な状態に維持・回復させ、オ
リンピック競技大会をはじめとする国際競技大会
において最高の競技力を発揮できるように支援し
た。また、外部医療機関との連携、NFのスポー
ツドクターとのネットワークによるサポート体制
を構築した。
④ スポーツ情報サービス事業
国内外のスポーツ関係機関とのネットワークを
活用して、国際競技力向上に役立つ各種のスポー
ツ情報を収集・分析・蓄積し、競技者・コーチ等
に提供した。また、情報技術(IT)の強化・育成
活動への応用を促進し、我が国のスポーツ情報の
中枢機関として、国際競技力の向上をスポーツ情
報と IT の側面から支援した。
⑤ スポーツアカデミー支援事業
NFが実施する各種研修事業に対して、講師と
して研究員や専門スタッフを派遣し、指導現場と
研究体制が一体となった研修事業等の開催を支援
した。
⑥ サービス事業
最新のトレーニング機器や映像設備が整ったト
レーニング施設をNFへ提供するとともに、低酸
素設備の整った合宿室や栄養価を考えた食事の提
供を行い、NFが行う強化活動を支援した。
なお、利用状況に応じてNFの利用に支障のな
い範囲で、一般利用者に対しても一部のトレーニ
ング施設、研修施設などの貸出しを行った。
(2)国立競技場との連携
国際競技力向上のための研究・支援事業を行う
際の実験・実証の場として国立競技場を活用する
とともに、NFからの依頼により、国立競技場の
各施設で行われる国際大会等の映像撮影、ゲーム
分析を実施する際に、国立競技場と連携して事業
を推進した。
(3)NTCの供用を開始するための準備及び運営
文部科学省等関係機関との連携の下、供用を開
始するための準備を行い、平成 20 年 1 月から全面
供用(屋内トレーニングセンター、屋内テニスコ
ート及び宿泊施設(アスリートヴィレッジ))を開
始した。(陸上トレーニング場は、平成 19 年 1 月
から供用開始)
JISSとNTCの両施設が隣接している利点
を活かし、選手やNFがNTCとJISSのスポ
ーツ医科学・情報サポートを効果的に利活用でき
るよう、一体的な管理・運営業務を行っている。
ナショナルトレーニングセンター
屋内トレーニングセンター
3 スポーツ振興のための助成業務 スポーツ振興事業部
U R L http://www.naash.go.jp/sinko/ ・ http://www.naash.go.jp/kikin/
(1)スポーツ振興基金助成
スポーツ振興基金(約 294 億円)の運用益を基
に、各スポーツ団体等が実施するスポーツ活動等
に対して必要な資金援助を行った。
長引く経済不況により、これまで数多くのトッ
プアスリートを輩出してきた企業のスポーツから
の撤退が相次いでいる状況などから、従来にも増
して我が国のスポーツの振興に果たす役割が大き
くなっている。
① スポーツ団体選手強化活動助成
スポーツ団体が競技水準の向上を図るため、各
競技の強化拠点等で計画的かつ継続的に行う国内
合宿、海外合宿、チーム派遣及びチーム招待の選
手強化活動に対して助成を行った。
② スポーツ団体大会開催助成
スポーツ団体が国内で行う国際的又は全国的規
模のスポーツの競技会、研究集会又は講習会の開
催に対して助成を行った。
③ 選手・指導者スポーツ活動助成
JOCからの推薦に基づき認定された優秀な選
手・指導者が、安んじてスポーツ活動に専念でき
るように、自ら行う日常のスポーツ活動及び海外
留学等海外における自己研さん活動への援助並び
に将来に向けて必要な知識や能力を育成するため
に受ける学校教育等への費用に対して助成を行っ
た。
(2)競技強化支援事業助成
「ニッポン復活プロジェクト」の一環として、
平成 15 年度から、国からの交付金を受け、これを
財源として、競技強化支援事業助成金の交付を行
った。
① スポーツ団体重点競技強化活動助成
スポーツ団体が、オリンピック競技大会でメダ
ル獲得の期待の高い競技種目及び重点的に強化す
ることによりメダル獲得が期待できる競技種目に
ついて、重点的・計画的に行う選手強化活動に対
して助成を行った。
② スポーツ団体トップリーグ運営助成
スポーツ団体が行う、チーム単位で競う国内に
おけるスポーツの最高峰のリーグの運営に対して
助成を行った。
(3)スポーツ振興くじ助成
「スポーツ振興基本計画」、「スポーツ振興投票
の収益による助成の基本方針(平成 13 年 11 月文
部科学大臣決定)」及び「スポーツ振興投票収益配
分基準等審議委員会の審議のまとめ(平成 13 年 11
月)」を踏まえて作成した「スポーツ振興くじ助成
金交付要綱」に基づき、スポーツ振興くじ toto の
販売により得られた資金を基に、地方公共団体や
スポーツ団体が行うスポーツの振興のための事業
に対して助成を行った。
① 総合型地域スポーツクラブ活動助成
総合型地域スポーツクラブの創設・活動を援助
するとともに、広域スポーツセンターの指導者派
遣等の事業に対して助成を行った。
② スポーツ団体が行う将来性を有する選手の発掘
及び育成強化助成
JOCと連携して「競技者育成プログラム」を
作成したスポーツ団体が、そのプログラムに基づ
いて行う将来性を有するジュニア選手の発掘・育
成のための事業に対して助成を行った。
③ スポーツ団体スポーツ活動助成
スポーツ団体が行うアンチドーピング活動、ス
ポーツ団体の組織基盤強化のための事業に対して
助成を行った。
競技者育成プログラム Step-3(Step-4 出場選手選考会)
の練習風景(財)日本ソフトテニス連盟
(将来性を有する選手の発掘及び育成強化事業)
(4)財源の確保
① スポーツ振興基金助成
スポーツ振興基金の安定的な運用を行うととも
に、スポーツ振興基金への民間からの寄附金の増
加に努めた。
② スポーツ振興くじ助成
「スポーツ振興投票の実施等に関する法律(平
成 10 年法律第 63 号)」に基づき、スポーツ振興投
票の対象となる試合の指定、スポーツ振興投票券
の発売、試合結果に基づく当せん金の確定及び当
せん金の払戻業務等を行うことにより、財源の確
保を図った。
4 スポーツ振興投票業務 スポーツ振興事業部
U R L http://www.naash.go.jp/toto/
(1)スポーツ振興くじの販売
平成 10 年 5 月に「スポーツ振興投票の実施等に
関する法律」が公布、同年 11 月に施行され、セン
ターが、スポーツ振興くじの実施主体になるとと
もに、その収益を地方公共団体やスポーツ団体に
配分する役割を担うこととなった。
2006 年シーズン(平成 18 年)からは、売上拡大
のために一層効率的かつ機動的な取組ができるよ
う、事業運営を金融機関委託方式からセンター直
接運営方式に改めた。
(2)スポーツ振興くじの収益の使途
売上金のうち、当せん払戻金及び必要経費を除
いたものが収益となり、収益のうち 3 分の 2 はス
ポーツ振興を目的とする事業の資金として、3 分の
1 は国庫に納付され、青少年の健全育成、教育・文
化の振興、自然環境の保全、スポーツの国際交流
等に充てられる。
なお、収益の使途に関しては、国会への報告等、
情報公開を行っている。
スポーツ振興くじの収益の使途
平成 12 年 10 月・静岡県でテスト販売
平成 13 年 3 月・全国販売開始
平成 15 年 3 月
8 月
・「totoGOAL」販売開始(H17 年 5 月
まで)
・ローソンでの販売開始(会員限定)
平成 16 年 3 月・最高当せん金を 1 億円から 2 億円に引き
上げ
(キャリーオーバー発生時)
・ファミリーマートでの販売開始(会員限
定)
平成 17 年 5 月
8 月
9 月
・「totoGOAL3」販売開始
・オールランダムくじ販売開始
・インターネット販売開始
・携帯電話用ウェブサイト販売開始
平成 18 年 2 月
3 月
7 月
9 月
11 月
・第 2 期販売開始(センター直接運営方式)
・指定試合当日まで販売期間延長
・「mini toto」販売開始
・コンビニエンスストアでの一般販売開始
・第 201 回「toto」で最高当せん金 2 億円が
誕生
・予想がいらない新しい購入方法「楽当」
開始
・日本初最高 6 億円(キャリーオーバー発
生時)くじ「BIG」販売開始
・第 256 回「BIG」で初の 1 等誕生(当せ
ん金 5 億 8415 万 6640 円)
平成 19 年 2 月
6 月
・「mini BIG」販売開始
・第 286 回「BIG」で初の日本のくじ史上
最高当せん金 6 億円誕生(1 等)
平成 20 年 2 月・「BIG1000」販売開始
スポーツ振興くじの変遷
区分 予想系くじ 非予想系くじ
名称 toto
(トト) mini toto (ミニトト) (トトゴールスリー)totoGOAL3 (トトゴールツー)totoGOAL2 (ビッグ) BIG (ビッグセン) BIG1000 (ミニビッグ) mini BIG
ロゴマーク
投票方法
J クラブ同士の指定された各試合の 90
分間での結果について、ホームチームの勝
ち = 「 1 」 、 そ の 他 ( 引 き 分 け ・ 延 長 )=
「0」、負け=「2」の 3 択で予想
J クラブ同士の指定された各試合(各
チーム)の 90 分間での得点数につい
て、0 点、1 点、2 点、3 点以上の 4 択
で予想
J クラブ同士の指定された各試合の 90 分間での結果
について、ホームチームの勝ち=「1」、その他(引き分け・延
長)=「0」、負け=「2」の 3 択でコンピュータが選択
対象試合数 13 試合 5 試合 3 試合(6 チーム)2 試合(4 チーム) 14 試合 11 試合 9 試合
一口単価 100 円 300 円 200 円
当せん金の
上限
最高 1 億円
(キャリーオーバー時は最高 2 億円)
最高 3 億円
(キャリーオーバー時
は最高 6 億円)
最高 2 億円
(キャリーオーバー時は最高 4 億円)
当せんの
種類
1 等…すべて的中
2 等…1 試合はずれ
3 等…2 試合はずれ 1 等…すべて的中
1 等…全チーム的中
2 等…1 チームはずれ 1 等…全チーム的中
1 等…すべて的中
2 等…1 試合はずれ
3 等…2 試合はずれ
4 等…3 試合はずれ
1 等…すべて的中
2 等…1 試合はずれ
3 等…2 試合はずれ
当せん金の
配分割合
1 等…70%
2 等…15%
3 等…15% 1 等…100%
1 等…60%
2 等…40% 1 等…100%
1等…80%
2等…10%
3 等…5%
4 等…5%
1等…60%
2等…15%
3等…15%
4等…10%
1 等…50%
2 等…20%
3 等…30%
1等当せん金
2007年シーズン平均 約 2,100 万円 約 1.4 万円 約 17 万円 約 3 万円 約 4億1,000万円 約 100 万円
スポーツ振興くじの種類と概要
本部事務所に係る管理運営費のうち、消耗品等については、購入及び在庫管理を一元化することにより
経費を節減するとともに、文書の電子化、ペーパーレス化を推進し、平成19年度の用紙代を平成14年
度に比較して、10%程度削減する。
③ 印刷製本等の経費の節減
印刷製本及び配布に係る経費については、紙媒体での提供手段の見直しを行い、イントラネットの掲示
板等への情報掲載を推進し、経費の節減を図る。
④ 定期購読物等の購入経費の節減
定期購読物等については、共同利用や必要性の見直しを行うとともに、購入経費の節減を図る。
⑤ 一般競争入札の推進等
汎用品の活用や一般競争入札のより一層の積極的な導入により、調達価格の削減を図る。
■年度計画における目標設定の考え方
中期計画に定めた一般管理費及び人件費の節減目標
を達成するため、平成 19 年度においては、平成 14 年
度に比較し、総額で 13%以上の削減を図る。
また、その他の事業費(災害共済給付勘定・免責特
約勘定・投票勘定の事業、ナショナルトレーニングセ
ンター中核拠点施設(仮称)に係る業務を除く。
)につ
いても、業務の質の低下を来さないよう留意しつつ効
率化を進め、対前年度比 2%以上の削減を図る。
■業務実績
1 一般管理費等の節減の状況
一般管理費については、本部事務所に係る光熱給
水費、消耗品をはじめとする全般的な経費節減や調
達方法の見直し等により、平成 14 年度に比較して、
3.0%の減となった。一方、人件費については、中期
目標期間中の定員削減計画に沿った常勤職員数の削
減により、平成 14 年度に比較して、22.0%の節減と
なった。これにより、一般管理費及び人件費の総額
で、年度計画に定めた目標値(13%)を上回る 19.9%
の削減となった。
また、
「行政改革の重要方針」
(平成 17 年 12 月 24
日閣議決定)を踏まえて策定した中期計画に基づき、
総人件費改革の取組を進めるとともに、国家公務員
の給与構造改革を踏まえた給与体系の見直しを進め
た。
事業費については、平成 18 年度に引き続き、光熱
給水費の節減や設備保守等の調達方法の見直し等全
般的な事業費の節減に努めたが、国立競技場及びJ
ISSにおいて、利用者の安全確保や利便性向上を
図るための改修工事を行なう必要が生じたことから
事業費が増加し、平成 18 年度と比較して、総額でほ
ぼ同水準(0.0%)となった。
なお、削減の実施に当たっては、業務の質・サー
ビスの低下が生じないよう留意しつつ行った。
(1)一般管理費及び人件費の削減
① 一般管理費及び人件費の効率化の達成率
(目標:平成 14 年度比 13%以上削減)△19.9%
((4,263,858−5,324,797)÷5,324,797)×100
② 一般管理費及び人件費の削減状況
区分 平成 14 年度
(千円)(A)
平成 19 年度
(千円)(B)
増減率(%)
((B-A)÷A)
×100
一般管理費 591,202 573,712 △3.0
給与 4,232,820 3,191,555 △24.6
退職金 500,775 498,591 △0.4
人件
費
小計 4,733,595 3,690,146 △22.0
合計 5,324,797 4,263,858 △19.9
※1 平成 14 年度は、特殊法人時の予算額(節約後)である。
※2 給与には法定福利費を含む。
③ 一般管理費及び人件費の削減等要因
一般管理費については、投票勘定の各経費を計
画予算に比較して全体的に約 2 百万円削減し、一
般勘定においては本部事務所の光熱給水費、消耗
品をはじめ、徹底した削減策により経費を削減し、
一般管理費合計では、約 17 百万円(3.0%)の減
となった。
人件費のうち給与については、常勤職員数の計
画的な削減により、約 1,041 百万円の削減となっ
た。また、退職金については、定年退職者 13 人、
自己都合退職者 7 人の合計 20 人が退職し、結果的
には平成 14 年度とほぼ同程度
(約 2 百万円の削減)
となった。
これらにより、人件費合計で、約 1,043 百万円
(22.0%)の削減となった。
以上の要因により、一般管理費及び人件費の総
額で、平成 14 年度に比較して、約 1,061 百万円
(19.9%)の削減となった。
5,325
4,264
3,500
4,000
4,500
5,000
5,500
平成14年度 平成19年度
一般管理及び人件費の削減状況
△19.9%
(百万円)
(2)事業費の削減
① 事業費の効率化の達成率
(目標:平成 18 年度比 2%以上削減)0.0%
((4,813,910−4,812,320)÷4,812,320)×100
② 事業費の削減状況
区分 平成 18 年度
(千円)(A)
平成 19 年度
(千円)(B)
増減率(%)
((B−A)÷
A)×100
国立競技場運営費 801,386 1,176,979 46.9
国 立 ス ポ ー ツ 科 学
センター運営費 1,830,795 1,977,028 8.0
ス ポ ー ツ 振 興 基 金
事業費 1,109,351 1,014,483 △8.6
ス ポ ー ツ 及 び 健 康
教育普及事業費 1,070,788 645,420 △39.7
合計 4,812,320 4,813,910 0.0
※スポーツ及び健康教育普及事業費には、児童生徒等健
康保持増進事業積立金を財源とした事業による経費
を含む。
③ 事業費の増減要因
ア 国立競技場運営費
利用者の安全確保や利便性向上を図るための
改修工事費が増加した。
イ 国立スポーツ科学センター運営費
利用者の安全確保や利便性向上を図るための
改修工事費が増加した。
ウ スポーツ振興基金事業費
事業の重点化、効率化を図り事業費を削減し
た。
エ スポーツ及び健康教育普及事業費
健康教育情報ライブラリーのうち、災害共済
給付システムの機能追加に要する経費が減少し
た。
4,812 4,814
3,500
4,000
4,500
5,000
平成18年度 平成19年度
事業費の削減状況
(3)一般管理費等の節減方策
① 本部事務所に係る光熱給水費の節減策
本部事務所に係る光熱給水費の節減については、
情報化の推進によりOA機器が増加する中、職員
一人ひとりが節約を心がけ、節減策を徹底できた
ことにより、目標を上回る節減(8.92%)となっ
た。
ア 光熱給水費の節減(目標:平成 14 年度
比 5%以上の節減)△8.92%
((12,139−13,328)÷13,328)×100
区分 平成 14 年度
(千円)(A)
平成 19 年度
(千円)(B)
増減率(%)
((B-A)÷A)
×100
光熱給水費 13,328 12,139 △8.92
イ 光熱給水費の節減策
ⅰ 休憩時間中の室内消灯及びOA機器の電源
OFFの励行、エレベーター利用の自粛
ⅱ 冷暖房設備の温度設定(原則夏季 28℃、冬
季 22℃)及び稼働時間の調整(原則 18 時終了)
ⅲ 節水(給湯、給水)の励行
② 本部事務所に係る用紙代
ア 用紙代の削減(目標:平成 14 年度比 10%程度
の削減)△15.23%
((1,158−1,366)÷1,366)×100
区分 平成 14 年度
(千円)(A)
平成 19 年度
(千円)(B)
増減率(%)
((B−A)÷A)
×100
用紙代 1,366 1,158 △15.23
イ 用紙代の削減策
ⅰ 事務連絡等の電子メールの活用
ⅱ ミスコピーの防止及び両面印刷の徹底
ⅲ コピー用紙の一括調達の徹底
③ 文書の電子化・ペーパーレス化
ア グループウェア各種機能(掲示板、スケジュ
ール管理、ファイル管理、設備予約等)の活用
イ センターの全規程及び関係法令をデータベー
ス化し、
「例規集データベース」として共有
ウ 文書管理システム及び財務会計システムの活
用
④ 印刷製本及び配布に係る経費の節減策
配布物等の提供については、必要部数をあらか
じめ把握し、余分な部数を抑えるよう努めるとと
もに、ホームページの活用など広報手段の見直し
を図った。
⑤ 定期購読物等の購入経費の節減策
ア 定期刊行物及び法規集の共同利用を図るとと
もに、その必要性について見直しを図ることに
より、節減を図った。
ⅰ 一部廃止及び部数の削減を行った。
(△2 件
4 千円)
平成 19 年度は、
定期刊行物の見直しにより、
3 件 17 千円の削減を図ったが、新たに業務上
必要となる定期刊行物(1 件 21 千円)が生じた
ため、件数では 2 件の削減となり、金額では 4
千円の増となった。
⑥ 汎用品の活用及び一般競争入札の積極的な導入
ア パソコン用メディア(フロッピーディスク、C
D-ROM、MO等)などの消耗品等は、汎用品
を調達した。
0.0%
(百万円)
イ 調達案件のうち、一般競争入札の占める割合
67.23%
随意契約について点検・見直しを行い、真に
やむを得ないものを除き、一般競争入札等に移
行することとした。
区分
一般競争
入札によ
る案件数
(件)(A)
競争契約
に係る案
件数
(件)(B)
一般競争入
札の占める
割合(%)
(A÷B)×100
平成 15 年度 77 103 74.76
平成 16 年度 64 85 75.29
平成 17 年度 69 121 57.02
平成 18 年度 95 215 44.19
平成 19 年度 160 238 67.23
※平成 18 年度及び平成 19 年度は、独立行政法人整理
合理化計画の一環として策定した随意契約見直し計
画に基づいて算出しているため、平成 17 年度までの
計上方法とは異っている。
⑦ 本部事務所における通信運搬に係る経費の節減
スポーツ振興投票業務の直接運営化(平成 18 年 2
月)により、お客様等からのセンターへの問い合わ
せ等の件数が増えており、特に、平成 19 年度初回
の「BIG」販売以降、平成 19 年 5 月から 6 月にか
けて、BIG のキャリーオーバー告知を中心とした広
告宣伝活動等により、テレビや新聞で注目を集め
たため、一時的に電話の利用が増加したが、IP 電
話の利用促進や県外電話割引サービスの導入など
継続的に経費の節減に努めたことにより、平成 14
年度に比較して、1.55%の節減となった。
ア 本部事務所における通信運搬に係る経費の節
減状況(△1.55%)
((3,881−3,942)÷3,942)×100
区分 平成 14 年度
(千円)(A)
平成 19 年度
(千円) (B)
増減率(%)
((B-A)÷A)
×100
電話代 3,942 3,881 △1.55
⑧ 人件費
業務運営の効率化、合理化に向けた組織体制や
人員配置の見直し及び実施事務、事業のシステム
化の推進により、中期目標期間中の削減計画に沿
った常勤職員の削減と長期的視点に立った人員の
採用を行った。
・常勤職員数の削減状況
期初 349 人→期末 331 人(△18 人)
平成20年4月1日付け採用者2人 退職者1人
(平成20年度期初:332人)
(4)予算の柔軟な執行等
制度的に可能な範囲で、予算の柔軟な執行等に
より、重点的な配分を行うなど効率的な事業執行
に努めた。
① 利用者サービス向上のため、国立代々木競技場
の第二食堂及び第一・第二体育館内売店改修工事、
西が丘サッカー場改修工事等を実施するとともに、
本部事務所及び職員宿舎改修工事等を行うなど施
設維持のため、予算執行計画を適宜見直し、円滑
な業務実施が行えるよう、柔軟な予算の執行に努
めた。
② 業務運営の効率化に当たっては、引き続き、業
務の質・サービスの低下を招かないよう留意しつ
つ、県外電話割引サービス等新しいサービスの導
入、一括調達や汎用品の活用、電子媒体によるペ
ーパーレス化、両面印刷の徹底等、より一層の経
費の節減に努めた。
③ 一般管理費、人件費とも平成 14 年度予算額を基
点となる額とし、節減効果の大きい効率化項目を
定め、その項目の節減額及び全体としての節減額
を定期的に集計分析し、必要に応じ諸改善策を講
じた。
■中期計画等における目標の達成状況
一般管理費及び人件費については、平成 14 年度予算
額に比較し、総額で 19.9%減となり、年度計画に掲げ
た目標値(13%)を上回った。
一般管理費のうち、本部事務所の光熱給水費に関し
ては、情報化推進に伴いOA機器が増加する中、節減
策の実施により、平成 14 年度に比較して 8.92%の減、
用紙代に関しても一括購入及び再生紙利用並びに両面
印刷の徹底により 15.23%の減となり、一般管理費総額
においても、平成 14 年度予算額に比較し、3.0%の減
となった。人件費については、定員削減計画に沿った
常勤職員数の削減を行ったことから、人件費総額で
22.0%の減を達成した。
事業費については、平成 18 年度に引き続き、光熱給
水費の節減や設備保守等の調達方法の見直し等全般的
な事業費の削減に努めたが、国立競技場及びJISS
の各施設において、利用者の安全確保や利便性向上を
図るための改修が必要となったことから、役員会にお
いて予算執行計画を変更し改修工事を実施した。この
ため、事業費が増加し、平成 18 年度予算額に比較して
も総額でほぼ同水準(0.0%)となり、中期計画に掲げ
た目標値(2%)を達成することができなかった。
なお、全般的な経費の削減の実施に当たっては、業
務の質・サービスの低下が生じないように留意しつつ
行った。
以上のような取組により、一般管理費及び人件費に
ついては年度計画を十分に履行し、中期計画に掲げた
目標を達成したが、事業費については可能な限り経費
の削減に努めたものの、年度計画及び中期計画に掲げ
た目標を達成することができなかった。