一般国道230号
定 山 渓
じょうざんけい拡幅
再評価原案準備書説明資料
平成27年度
北海道開発局
資料2-6(1)目 次 1.事業の概要 ··· 1 2.事業の必要性等 ··· 5 (1)事業を巡る社会情勢等の変化 (2)事業の投資効果 (3)事業の整備効果 3.事業進捗の見込み ··· 19 4.関係する地方公共団体等の意見 ··· 20 5.対応方針(案) ··· 21
1.事業の概要
(1)目的 一般国道230号は、札幌市を起点とし、せたな町へ至る 延長約150kmの幹線道路です。 このうち、定山渓拡幅は札幌市内中心部と道内屈指の観光地 である定山渓や洞爺湖を結ぶ区間に位置している当該区間の 慢性的な交通混雑を緩和し、都市部の交通円滑化を図ることを 目的とした延長2.8km の4車線拡幅事業です。■位置図
■事業概要図
(2)計画の概要 ① 起点 ‥‥ 終点 ‥‥ ② 計画延長 ‥‥ ③ 幅員 ‥‥ ④ 構造規格 ‥‥ ⑤ 設計速度 ‥‥ ⑥ 車線 ‥‥ ⑦ 事業主体 ‥‥北海道開発局 ■横断図 4車線 ‥‥北海道ほっかいどう札幌さっぽろ市 南みなみ区定 山 渓じょうざんけい温泉おんせん ‥‥北海道ほっかいどう札幌さっぽろ市 南みなみ区定 山 渓じょうざんけい ‥‥2.8km ‥‥27.25m ‥‥3種1級 ‥‥60km/h ‥‥4車線 ‥‥北海道開発局 (単位:m) 温泉 おんせん 東 ひがし 1丁目 (単位:m)
4
(3)経緯
平成23年度 事業化
2.事業の必要性等
(1)事業を巡る社会情勢等の変化
[周辺道路の整備] ・平成26年2月 [その他] ・平成23年7月 ・平成26年4月 平成 26 年 4 月 一般国道5号 倶知安余市道路 (共和~余市間) 事業化2.事業の必要性等
(1)事業を巡る社会情勢等の変化
] 月 小金湯拡幅 部分開通 ・平成23年7月 「札幌シ-ニックバイウェイ藻岩山麓・ 定山渓ルート」として登録 ・平成26年4月 倶知安余市道路(共和~余市間 平成 23 札幌 藻岩山麓 平成 26 年 2 月 一般国道 230 号小金湯拡幅 部分開通 写真:札幌開発建設部 写真:札幌開発建設部 「札幌シ-ニックバイウェイ藻岩山麓・ 定山渓ルート」として登録 共和~余市間) 事業化 23 年 7 月登録 札幌シーニックバイウェイ 藻岩山麓・定山渓ルート 写真:札幌開発建設部6
(2)事業の投資効果
1)全体事業費の変更 平成23年度の事業化以降、現時点において、事業費の 変更を要する新たな事象が確認されておらず、全体事業費 に変更はありません。 引き続きコスト縮減に取り組んでいきます。 全体事業費 (H22新規事業採択時 評価) 全体事業費 (H27再評価) 増減額 125億円 125億円 0億円2)費用便益分析 費用便益分析の結果(事業全体) 全体事業費 計画交通量 (台/日) 車線数 125億円 ~14,300 11,300 4 ①費用 事 業 費 維持管理費 合 計 基 準 年 平成27年度 単 純 合 計 116億円 23億円 140億円 基準年における 現在価値(C) 106億円 8.5億円 114億円 注)事業費の単純合計値は全体事業費から消費税相当額等を控除した値である。 ②便益 走行時間 短縮便益 走行経費 減少便益 交通事故 減少便益 合 計 基 準 年 平成27年度 単 年 便 益 (初年度便益) 8.0億円 1.3億円 0.28億円 9.6億円 基準年における 現在価値(B) 135億円 23億円 4.6億円 162億円 ③結果 費用便益比(B/C) 1.4 注)費用及び便益の合計は、表示桁数の関係で計算値と一致しないことがある。 ④感度分析 変動要因 基準値 変動ケース 費用便益比(B/C) 交通量 ~14,300 11,300 ±10% 1.2~2.0 事業費 116億円 ±10% 1.3~1.5 事業期間 9年 ±1年 1.4~1.5 ※便益の算定については、「将来交通需要推計手法の改善について【中間とりまとめ】」に
8 費用便益分析の結果(残事業) ①費用 事 業 費 維持管理費 合 計 基 準 年 平成27年度 単 純 合 計 104億円 23億円 127億円 基準年における 現在価値(C) 92億円 8.5億円 101億円 ②便益 走行時間 短縮便益 走行経費 減少便益 交通事故 減少便益 合 計 基 準 年 平成27年度 単 年 便 益 (初年度便益) 8.0億円 1.3億円 0.28億円 9.6億円 基準年における 現在価値(B) 135億円 23億円 4.6億円 162億円 ③結果 費用便益比(B/C) 1.6 注)費用及び便益の合計は、表示桁数の関係で計算値と一致しないことがある。 ④感度分析(残事業を対象) 変動要因 基準値 変動ケース 費用便益比(B/C) 交通量 ~14,300 11,300 ±10% 1.4~2.2 事業費 104億円 ±10% 1.5~1.8 事業期間 4年 ±1年 1.6~1.6 ※便益の算定については、「将来交通需要推計手法の改善について【中間とりまとめ】」に 示された第二段階の改善を反映している。
(3)事業の整備効果
当該路線は、札幌市から、定山渓や洞爺湖など主要な観光地 を経由し、道南方面に至る幹線道路であり、道央圏と道南圏を 最短で連絡する重要な路線です。 当該事業区間は、特に観光交通が多く、秋の観光シーズンに は、最大12.1kmにも及ぶ渋滞が発生(H26)するなど、 観光、物流、医療等に影響を与えており、大きな課題となって います。 当該道路の整備により、走行環境が向上し、交通混雑の緩和 が期待されます。 交通混雑の緩和が期待されます。 ■当該区間周辺の混雑状況 ※秋期H26.10.19(上り、下り) 資料:札幌開発建設部 最大渋滞長 秋期 5,000m 通過時間 26 分 速度 11.5km/h 至 中 山 峠 至 札 幌 市 街 230 最大渋滞長 秋期 12,100m 通過時間 80 分 速度 9.1km/h 定山渓拡幅 L=2.8km 【渋滞状況写真(定山渓交差点)】 ■地域の声(H27.6 定山渓まちづくり センター職員) ・観光期は交通量が多く、外勤時は渋滞 に巻き込まれないように、通常より早 めに出発しております。混雑が解消さ れ、安定した走行が可能になるために (H26.10) 凡 例 主要渋滞箇所: (H26.10)当該路線は、宿泊施設15軒、収容人員8,300名、 客数約150万人(過去5年間平均 「定山渓温泉」と札幌市中心部を結ぶ重要な路線です。また、 外国人宿泊者数が年々増加し、 山麓・定山渓ルートとして登録されるなど、観光ルートとして の重要性が一層高まっていますが、当該事業区間は、秋の観光 シーズンには渋滞が発生し、バスの定時運行が困難になるなど、 大きな課題となっています。 当該道路の整備により、交通混雑が緩和され、主要な観光地 への利便性向上が期待されます。 150.6 140.7 150.4 157.1 151.8 3.0 2.3 5.1 8.1 130 140 150 160 H22 H23 H24 H25 H26 定山渓観光入込客数 外国人宿泊客数 (万人) (%) 主要な観光地への利便性向上が期待されます。 ■当該事業区間周辺の主要な観光地 ■地域の声(H27.6 (社)定山渓観光協会職員) ・近年では海外観光客が増加している。 ・紅葉時期に観光協会で「紅葉かっぱバス」という周遊バス(定山渓観光案内所→月見橋→定山渓 大橋→アイヌ文化交流センター→八剣山 所)を運行していますが、渋滞のため最大60分遅れが発生しました。 ・以前より4車線整備が進み走行しやすくなっており、観光期の混雑解消のためにも早期の4車線 化を期待しています。 資料:札幌市HP (H26) 至 中 山 峠 定山渓温泉 豊平峡温泉 230 【定山渓地域の観光入込客数と 外国人宿泊者数 定山渓拡幅 L=2.8km 10 当該路線は、宿泊施設15軒、収容人員8,300名、 過去5年間平均)を超える道内屈指の観 「定山渓温泉」と札幌市中心部を結ぶ重要な路線です。また、 外国人宿泊者数が年々増加し、札幌シ-ニックバイウェイ藻岩 山麓・定山渓ルートとして登録されるなど、観光ルートとして の重要性が一層高まっていますが、当該事業区間は、秋の観光 シーズンには渋滞が発生し、バスの定時運行が困難になるなど、 大きな課題となっています。 当該道路の整備により、交通混雑が緩和され、主要な観光地 への利便性向上が期待されます。 0 5 10 15 (%) 主要な観光地への利便性向上が期待されます。 主要な観光地 (社)定山渓観光協会職員) ・近年では海外観光客が増加している。 ・紅葉時期に観光協会で「紅葉かっぱバス」という周遊バス(定山渓観光案内所→月見橋→定山渓 大橋→アイヌ文化交流センター→八剣山(物産販売) →錦橋→時雨橋→紅葉橋→定山渓観光案内 所)を運行していますが、渋滞のため最大60分遅れが発生しました。 ・以前より4車線整備が進み走行しやすくなっており、観光期の混雑解消のためにも早期の4車線 写真:定山渓観光協会HP 写真:札幌開発建設部 定山渓 至 札幌市街 【渋滞に巻 小金湯温泉 230 外国人宿泊者数】 紅葉カッパバス 資料:シーニックバイウェイ北海道 当該路線は、宿泊施設15軒、収容人員8,300名、入込 道内屈指の観光地 「定山渓温泉」と札幌市中心部を結ぶ重要な路線です。また、 札幌シ-ニックバイウェイ藻岩 山麓・定山渓ルートとして登録されるなど、観光ルートとして の重要性が一層高まっていますが、当該事業区間は、秋の観光 シーズンには渋滞が発生し、バスの定時運行が困難になるなど、 当該道路の整備により、交通混雑が緩和され、主要な観光地 ・紅葉時期に観光協会で「紅葉かっぱバス」という周遊バス(定山渓観光案内所→月見橋→定山渓 →錦橋→時雨橋→紅葉橋→定山渓観光案内 ・以前より4車線整備が進み走行しやすくなっており、観光期の混雑解消のためにも早期の4車線 写真:札幌開発建設部 巻き込まれる観光バス】 (H25.10) シーニックバイウェイ北海道 HP 資料:定山渓観光協会HP
■JAとうや湖の札幌方面への 胆振地域では、ばれいしょ、いちご、 生産されており、札幌市方面へは当該路線を利用し輸送されて います。特に、いちごは、札幌市中央卸売市場 の約3割を占めてい 安定走行ができず商品の品質低下が懸念される 高い輸送ルートの確保が課題と 当該道路の整備により、 豊浦いちご(約25 ます。 農産品の流通利便性向上 JAとうや湖<主力農産品輸送> (一般国道 230 号→札幌市方面) ばれいしょ 約 250 回/年(800t) いちご 約 180 回/年(25t) 長いも 約 250 回/年(350t) ※JA とうや湖ヒアリング結果より 資料:札幌市中央卸売市場 HP(H26) ■地域の声(H27.6 物流出荷事業者職員) ・行楽時期の混雑が課題であり されます。 ・安定した搬送が可能になるためにも 【札幌市中央卸売市場における いちごの取扱量シェア】 胆振 34% 後志 18% 空知 14% 桧山 13% 日高 12% 石狩 9% 北海道産 取扱量 107t (H26) 約 JAとうや湖の札幌方面への農産品の出荷ルート では、ばれいしょ、いちご、長いもなどの農産品が 生産されており、札幌市方面へは当該路線を利用し輸送されて いちごは、札幌市中央卸売市場における ていますが、当該事業区間の交通混雑 安定走行ができず商品の品質低下が懸念されるなど 高い輸送ルートの確保が課題となっています。 整備により、安定性の高い輸送ルートが確保され、 25トン/年)の流通利便性向上が 農産品の流通利便性向上が期待されます。 物流出荷事業者職員) 課題であり、安定した走行ができず速度の急変により商品の品質低下が懸念 が可能になるためにも、早期の4車線化を期待しています。 いちごの取扱量シェア】 約3割 などの農産品が 生産されており、札幌市方面へは当該路線を利用し輸送されて における取扱量 混雑により、 など、安定性の 安定性の高い輸送ルートが確保され、 利便性向上が期待され 商品の品質低下が懸念
■胆振方面から札幌方面への水産 <水産品の流通利便性向上> 胆振地域では、活 札幌市方面へは当該路線を利用し輸送されています。特に、ホ タテ貝は、札幌市中央卸売市場における取扱量の約 ていますが、当該事業区間の交通混雑により到着時刻に遅れな いように出発時刻を早めるなど安定性の高い輸送ルートの確保 が課題となっています。 当該道路の整備により、安定性の高い輸送ルートが確保され、 胆振地域と札幌市間を輸送される水産品( トン/年)の流通利便性向上が期待されます。 ■地域の声(H27.6 物流事業者職員) ・一般国道 230 号の定山渓市街部は、秋の観光時期などは混雑し ており、市場への到着時間が遅れる可能性があります。そのため、 出発時刻を早めるなどの対応を行うことから、ドライバーの負担 が発生します。 ・安定した輸送時間で搬送できるために、早期の4車線化を期待 しています。 【札幌中央卸売市場における ホタテの取扱量シェア】 資料:札幌市中央卸売市場 HP(H26) 胆 振 55% 網 走 14% 石 狩 13% 上 川 10% 渡 島 7% その他 1% 北海道産 取扱量 552t (H26) 約6 12 胆振方面から札幌方面への水産品の出荷ルート <水産品の流通利便性向上> 活ホタテ貝などの水産品が生産されており、 札幌市方面へは当該路線を利用し輸送されています。特に、ホ タテ貝は、札幌市中央卸売市場における取扱量の約 ていますが、当該事業区間の交通混雑により到着時刻に遅れな いように出発時刻を早めるなど安定性の高い輸送ルートの確保 が課題となっています。 当該道路の整備により、安定性の高い輸送ルートが確保され、 胆振地域と札幌市間を輸送される水産品(活ホタテ貝:約 トン/年)の流通利便性向上が期待されます。 <水産品輸送> (一般国道 230 号→札幌市方面 活ホタテ貝 約 100 回/年 ※ヒアリング結果より(2社合計) 物流事業者職員) 号の定山渓市街部は、秋の観光時期などは混雑し ており、市場への到着時間が遅れる可能性があります。そのため、 出発時刻を早めるなどの対応を行うことから、ドライバーの負担 安定した輸送時間で搬送できるために、早期の4車線化を期待 約6割 などの水産品が生産されており、 札幌市方面へは当該路線を利用し輸送されています。特に、ホ タテ貝は、札幌市中央卸売市場における取扱量の約6割を占め ていますが、当該事業区間の交通混雑により到着時刻に遅れな いように出発時刻を早めるなど安定性の高い輸送ルートの確保 当該道路の整備により、安定性の高い輸送ルートが確保され、 ホタテ貝:約25 札幌市方面) 年(25t)
定山渓地区では、 渓全体の魅力を高める「定山渓観光魅力アップ構想」 おり、その魅力を高める観光資源の一部として、 らの森」が平成28年開園予定されるなど の魅力度アップや地域の 当該道路の整備により、安全・快適な道路空間が確保され、 地域プロジェクトと一体となって、地域活性化の推進が期待さ れます。 地域プロジェクトと一体となり地域活性化が期待されます。 ■「小金湯さくらの森」事業の概要 【小金湯さくらの森完成予想図 ■地域の声(H27.6 (社)定山渓観光協会職員) ・小金湯さくらの森の開園は観光 に期待しています。 ・開園以降は「紅葉かっぱバス」 、観光客や市民のニーズに対応しながら定山 渓全体の魅力を高める「定山渓観光魅力アップ構想」 その魅力を高める観光資源の一部として、「小金湯さく らの森」が平成28年開園予定されるなど、四季を通じた 地域の活性化が期待されます。 当該道路の整備により、安全・快適な道路空間が確保され、 地域プロジェクトと一体となって、地域活性化の推進が期待さ 地域プロジェクトと一体となり地域活性化が期待されます。 「小金湯さくらの森」事業の概要 小金湯さくらの森完成予想図】 資料:札幌市 (社)定山渓観光協会職員) は観光客増加や定山渓周辺の周遊ルートの一部を形成するこ 「紅葉かっぱバス」の立寄り候補箇所として検討しています。 や市民のニーズに対応しながら定山 渓全体の魅力を高める「定山渓観光魅力アップ構想」を掲げて 「小金湯さく 四季を通じた地域 当該道路の整備により、安全・快適な道路空間が確保され、 地域プロジェクトと一体となって、地域活性化の推進が期待さ 地域プロジェクトと一体となり地域活性化が期待されます。 札幌市 HP(H26) を形成することから非常
当該事業区間では、 札幌市中心部への搬送 なっていますが、混雑時の無理な追い越しによるドライバーの 負担があるなど安定した走行の確保が課題となって 当該道路の整備により、 速達性及び確実性の 定性向上が期待されます。 救急搬送の安定性向上が期待されます。 ■定山渓出張所から札幌市への救急搬送 ■地域の声(H27.6 札幌市役所消防局消防署南消防署定山渓出張所職員 ・救急搬送では2車線の区間では低速車が前方にいると、追い越しの際に反対車線に進路を移動するた め危険を感じ、ドライバーの負担になることがあります。 ・安定した走行を確保するためにも、 (H24.5) 写真:札幌開発建設部 【渋滞に巻き込まれる救急車】 写真:札幌開発建設部 定山渓出張所 定山渓出張所からの 救急搬送件数 450 件(H26) 14 当該事業区間では、定山渓地区から第三次医療機関 搬送ルートの一部(平成26年45 混雑時の無理な追い越しによるドライバーの 安定した走行の確保が課題となって 当該道路の整備により、定山渓出張所から札幌市 性の高い搬送ルートが確保され、救急搬送の安 向上が期待されます。 救急搬送の安定性向上が期待されます。 札幌市への救急搬送状況 札幌市役所消防局消防署南消防署定山渓出張所職員) ・救急搬送では2車線の区間では低速車が前方にいると、追い越しの際に反対車線に進路を移動するた め危険を感じ、ドライバーの負担になることがあります。 ・安定した走行を確保するためにも、早期の4車線化を期待しています。 資料:救急患者搬送資料 ( 消防年報 札幌開発建設部 写真:札幌開発建設部 【市立札幌病院(高次医療施設)】 札幌開発建設部 資料 【豊平峡 までの移動時間の時間短縮】 66 67 68 69 70 (分) 454 0 100 200 300 400 500(件) (定山渓出張所から札幌市) 市立札幌病院 など第3次医療機関 (札幌市内4機関) からの 救急搬送件数 ) 230 337 5 453 機関を有する 450件)と 混雑時の無理な追い越しによるドライバーの 安定した走行の確保が課題となっています。 札幌市中心部への 高い搬送ルートが確保され、救急搬送の安 ・救急搬送では2車線の区間では低速車が前方にいると、追い越しの際に反対車線に進路を移動するた 資料:救急患者搬送資料(H25) (札幌開発建設部調べ) 消防年報(H24,H25,H26) 資料:救急車プローブ(H26) (札幌開発建設部調べ) 豊平峡温泉から斗南病院 までの移動時間の時間短縮】 69.2 67.6 整備前 整備後 (分) 454 438 428 450 H23 H24 H25 H26 【救急搬送件数】 (定山渓出張所から札幌市) 市立札幌病院 など第3次医療機関 (札幌市内4機関)
<広域救急搬送の安定性向上> 羊蹄山ろく地域の救急搬送先は、第二次医療機関である倶知 安厚生病院がありますが、重度の傷病患者が発生した場合には、 第三次医療機関を有する 件数は過去5年間平均で約 の負担など安定性した走行の確保が課題となっております 当該道路の整備により、羊蹄山ろく地域から札幌市中心部へ の速達性及び確実性の高い搬送ルートが確保され、救急搬送の 安定性向上が期待されます。 羊蹄山ろく地域 ■羊蹄山ろく地域7町村から 資料:救急患者搬送資料(H26) (小樽開発建設部調べ) 5 (H24.5) 【渋滞に巻き込まれる救急車】 【羊蹄山ろく地域の救急搬送件数の推移 313 281 326 247 309 0 100 200 300 400 H22 H23 H24 H25 H26 (件) <広域救急搬送の安定性向上> 羊蹄山ろく地域の救急搬送先は、第二次医療機関である倶知 安厚生病院がありますが、重度の傷病患者が発生した場合には、 を有する札幌市へ救急搬送しており、救急搬送 件数は過去5年間平均で約300件あり、急加速による患者へ など安定性した走行の確保が課題となっております 当該道路の整備により、羊蹄山ろく地域から札幌市中心部へ の速達性及び確実性の高い搬送ルートが確保され、救急搬送の 安定性向上が期待されます。 羊蹄山ろく地域7町村から 300 羊蹄山ろく地域 7 町村 7町村から札幌市への救急搬送状況 ■地域の声(H27.8 羊蹄山ろく消防組合喜茂別支署職員) ・救急搬送では2車線の区間では低速車が前方にいると、追い越 しの際の急加速のため、防振ベッドがバウンドしてしまい、患 者様に負担をかけてしまう事があります。 ・安定した走行を確保するためにも、早期の4車線化を期待して います。 資料:救急患者搬送資料 (小樽開発建設部調べ 230 276 337 453 の救急搬送件数の推移】 H26 羊蹄山ろく地域の救急搬送先は、第二次医療機関である倶知 安厚生病院がありますが、重度の傷病患者が発生した場合には、 札幌市へ救急搬送しており、救急搬送 急加速による患者へ など安定性した走行の確保が課題となっております。 当該道路の整備により、羊蹄山ろく地域から札幌市中心部へ の速達性及び確実性の高い搬送ルートが確保され、救急搬送の 羊蹄山ろく地域7町村から 札幌市への救急搬送件数 300 件(過去 5 年平均) 羊蹄山ろく消防組合喜茂別支署職員) ・救急搬送では2車線の区間では低速車が前方にいると、追い越 防振ベッドがバウンドしてしまい、患 事があります。 早期の4車線化を期待して 写真:札幌開発建設部 :救急患者搬送資料(H26) 小樽開発建設部調べ) 230 市立札幌病院 など第3次医療機関 (札幌市内4機関)
16 当該事業区間では、死傷事故が過去4年間(平成22~25 年度)で17件発生し、平均死傷事故率が38.2件/億台kmと、 北海道における国道の平均死傷事故率28.5件/億台kmを上回 っているなど事故多発区間となっています。また、交通混雑に 起因する追突事故が、特に多く全体の約5割を占めています。 当該道路の整備により、走行環境が向上し、道路交通の安全 性向上が期待されます。 0 5 10 15 20 未開通時 (H11-14) 部分開通時 (H22-25) 追突 正面衝突 その他 16件 5件 (件) 追突 47% 正面衝突 17% 人身事故 18% その他 18% 死傷事故 件数17件 (H22-25) 【類型別死傷事故割合】 ■当該区間の死傷事故発生箇所 ■地域の声(H27.6 バス事業所職員) ・冬期は車道幅が狭くなり、大型車のすれ違いが困難であり、ミラーが接触するなどの事故も発 生します。接触事故が解消されるためにも早期の 4 車線化を期待します。 道路交通の安全性向上が期待されます。 資料:ITARDA データ(H22-H25) 追突事故が 全体の約5割 を占める 【隣接4車線拡幅済区間(小金湯拡幅) の事故件数の変化】 資料:ITARDA データ 部分開通時:H25 時点で開通している区間 4 車 線 整 備 に よ り 死 傷 事 故 が約7割減少 230
当該事業周辺地域 っており、沿線住民 南方面への観光目的で利用され ー場へのバス路線が運行されるなど、当該事業区間周辺では多 方面から路線バスに対する需要が見られます (最大124便/日)。 しかし、秋期観光ピーク時などの より、大きなダイヤの乱れが発生し ダイヤの確保が求められています 当該道路の整備により され、バスの利便性向上が バスの利便性向上が期待されます。 ■観光シーズンにおける速度低下状況 資料: ■地域の声(H27.6 バス事業所職員) ・当該区間を利用する路線バスは、渋滞時には ます。また、渋滞の影響で、営業所全体におけるダイヤが乱れ、 利用者から苦情を受けたりなど ■当該事業区間周辺の路線バス運行状況 札幌市都心部~ 札幌国際スキー場間 12便/日(冬期間) 札幌市内~ 洞爺湖温泉間 8便/日 230 393 1km 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 周辺地域では、路線バスが唯一の公共交通機関とな 沿線住民の日常利用と、定山渓温泉の観光客 観光目的で利用されています。特に、冬期間 ー場へのバス路線が運行されるなど、当該事業区間周辺では多 方面から路線バスに対する需要が見られます 。 秋期観光ピーク時などの当該事業区間の交通 大きなダイヤの乱れが発生し、通常運行時と同等の 求められています。 の整備により、路線バスの確実性及び安定性が の利便性向上が期待されます。 バスの利便性向上が期待されます。 当該事業区間 路線バスは 1 日最大 ■観光シーズンにおける速度低下状況 資料:民間プローブデータ(札幌開発建設部調べ) H26.10.19 観光期 H26.10.1 通常期 バス事業所職員) ・当該区間を利用する路線バスは、渋滞時には通常時よりも60分多く走行時間が ます。また、渋滞の影響で、営業所全体におけるダイヤが乱れ、ドライバーの負担が増加したり、 利用者から苦情を受けたりなどの影響が及んでしまうことがあります。 路線バス運行状況 札幌市都心部~ 定山渓温泉間 98便/日 新千歳空港~ 札幌国際スキー場間 4便/日(冬期間) 資料:バス時刻表 36 【渋滞 1km あたりの所要時間 2車線 4車線 0.0 2.0 4.0 6.0 8.0 通常期 観光期 定 山 渓 営 林 署 定 山 渓 車 庫 前 定 山 渓 神 社 前 白 糸 の 滝 つ つ じ 谷 百 松 橋 一 の 沢 小 金 湯 八 剣 山 登 山 口 豊 滝 小 学 校 4車線整備区間に進 時間差が小さくなる 路線バスが唯一の公共交通機関とな 観光客及び道 ています。特に、冬期間はスキ ー場へのバス路線が運行されるなど、当該事業区間周辺では多 当該事業区間の交通混雑に 通常運行時と同等のバス 確実性及び安定性が確保 当該事業区間を通過する 日最大 124 便運行 通常時よりも60分多く走行時間がかかる場合もあり ドライバーの負担が増加したり、 新千歳空港~ 定山渓温泉間 2便/日 新千歳空港~ 札幌国際スキー場間 日(冬期間) 資料:バス時刻表(夏:H27.4 冬:H26) 337 写真:札幌開発建設部 渋滞に巻き込まれるバス】 (H25.8) 進むにつれ さくなる
18 CO2排出量は、整備なしでは、4,084,242(t-C O2/年)ですが、当該道路の整備により、4,082,356 (t-CO2/年)となり、整備されない場合に比べ、 1,886(t-CO2/年)の削減が見込まれます。 自動車からのCO2排出量の削減が見込まれます。 CO2削減量 1,886t-CO2/年 森林換算 約178ha (札幌ドーム約32個分に相当) ※対象地域: 石狩振興局、後志総合振興局、胆振総合振興局 ※平成 42 年将来交通量推計を基に算出 ※森林のCO2吸収量は10.6t-CO2/ha・年として試算 出典:『土地利用、土地利用変化及び林業に関するグッド・プラクティス・ガイダンス(優良手法指針)』 ※札幌ドーム面積は建築面積5.5haを使用し換算
3.事業進捗の見込み
当該事業は、平成23 償及び工事に着手し、 (H27年5月)で、用地進捗率 ています。 引き続き、早期開通に向けて事業を進めます。 用地進捗率 事業進捗率 ※用地進捗率及び事業進捗率は、平成27 ※( )内の用地進捗率は用地補償費投入ベース(平成23.事業進捗の見込み
平成23年度に事業化、平成25年度に 着手し、平成27年度札幌市における事業計画 月)で、用地進捗率2%、事業進捗率 引き続き、早期開通に向けて事業を進めます。 2%(5%) 7% ※用地進捗率及び事業進捗率は、平成27年度札幌市における事業計画(H2 )内の用地進捗率は用地補償費投入ベース(平成26年度末時点) 年度に用地補 における事業計画 %、事業進捗率7%となっ における事業計画(H27年5月)ベース20
4.関係する地方公共団体等の意見
地方公共団体やそれらで構成する団体が、事業促進の要望を 行っています。 期成会等名称 会長等 主な構成メンバー 要望内容 北 海 道 石 狩 地 方 開 発 促 進期成会 千歳市長 千歳市、北広島市、 新篠津村、江別市、 札幌市、恵庭市、 石狩市、当別町 札幌圏への人口集中化に伴う 物資流通量の増加や通勤圏の拡 大により、都心部及び幹線道路の 交通混雑が進行しております。 地域における住民生活の利便 性の拡大や産業・観光振興など地 域の活性化を促進し、道央圏にお ける各都市・空港・港湾の拠点機 能の強化を図るため、一般国道2 30号の整備促進を要望します。 札幌市 札幌市長 札幌市 本市では、多中心核都市構造の 形成や道央都市圏の均衡ある発 展を支えるため、公共交通機関を 軸とした交通体系の確立、適切な 自動車交通の実現、広域的な交通 ネットワークの充実を目指して おります。 つきましては、持続可能となる 高度な都市交通機能の阻害要因 である慢性的な都市内渋滞の対 策として一般国道230号定山 渓拡幅の整備促進を要望します。5.対応方針(案)
定山渓拡幅は、交通混雑の緩和、交通事故の低減による道路 交通の定時性、安全性の向上を図り、物流効率化の支援や円滑 なモビリティの確保に寄与する事業と考えられます。 以上のことを勘案すれば、事業の必要性、重要性は変化なく、 費用対効果等の投資効果も確保されているため、事業継続とし ます。 項目 細目 内容 事業全体 残事業 費用便益比(B/C) 3便益によるB/C ・走行時間短縮 ・走行経費減少 ・交通事故減少 B/C=1.4 B/C=1.6 地域の特殊性を 考慮した便益の検討 救急医療の改善効果 B=9.4億円(※) B=9.4億円(※) 余裕時間の短縮による効果 B=20億円(※) B=20億円(※) 事業の整備効果 活力 交通混雑の緩和 ・走行環境が向上し、交通混雑の緩和が期待される。 主要な観光地への利便性向上 ・交通混雑が緩和され、主要な観光地への利便性向上が期待される。 農産品の流通利便性向上 ・安定性の高い輸送ルートが確保され、札幌市への農産品(イチゴ:約25トン/年) の流通利便性向上が期待される。 水産品の流通利便性向上 ・安定性の高い輸送ルートが確保され、札幌市への水産品(ホタテ貝:約25トン/ 年)の流通利便性向上が期待される。 地域プロジェクトと一体となり 地域活性化 ・安全・快適な道路空間が確保され、地域プロジェクトと一体となって、地域活性化の 推進が期待される。 暮らし 救急搬送の安定性向上 ・速達性及び安定性の高い搬送ルートが確保され、定山渓から高次医療施設までの 救急搬送の安定性向上が期待される。 広域救急搬送の安定性向上 ・速達性及び安定性の高い搬送ルートが確保され、後志方面から高次医療施設まで の救急搬送の安定性向上が期待される。 バスの利便性向上 ・路線バスの確実性及び安定性が確保され、バスの利便性向上が期待される。 安全 走行環境の安全性向上 ・走行環境が向上し、道路交通の安全性向上が期待される。環境 CO2 排出量の削減 ・自動車からの CO2 排出量 1,886(t-CO2/年)の削減が見込まれます。
事業進捗の見込み 事業の進捗状況 ・平成27年度札幌市における事業計画で、用地進捗率2%、事業進捗率7%。