(東京女医大霜第26巻第5号頁249−266昭和31年5月)
腹腔内注入法による実験的CO中毒の研究
久留米大学医学部衛生学、環境衛生学教室(主任安倍弘毅教授)石
イシ 川 カワ恒
ツネ(受付 昭和31年3月10日)
1 緒 論CO中毒の動物実験を行う際,動物に或条件下
で一定濃度のCOを一定時間吸入させるには常に 動物CO吸入装置を要する,装置につv・て従来よ り種々工夫発表されているが1)∼5),何れも如何な る場所にても簡便に行い得るとゆう訳けにはいか ない。動物をCO中毒せしめるのに呼吸器よりの 吸入法以外の中毒法として山崎,松本氏6)及び秋 田氏7)の動物背部皮下注入法による慢性中毒を見 るのみであるが,注入CO量に相当の制限あるを まぬがれない∩ 私}ま:先に,マウスに一定濃度のCOを吸入せし め,その中毒症状の実験成績を報告した8)がCO に対するマウスの感受性に個体差が著しかったの で,相当のガス容量を持ち吸収能二大なる腹腔内に純COガスを注入したところ外観上比較的一定
した中毒症状を呈した。本法は特殊の吸入装置を要せナ注入操作簡便でCOを腹腔内から結合せし
めつつ動物に種々操作を加へ得る等のCO実験に 利点多V・と考えられたので,マウスとウサギを用 /O CO腹腔内注入後のCO中毒症状,生体内血色 素のCO結合,解離,一血色素量,血.球の変動,残 留ガス等について観察した。 第・・一kntマウスにおける腹腔内注入法によるCO中毒の実験的研究
第in章 マウスのCO腹腔内注入量についで
マウス腹睦内のCO注入実験に際し注入の量的
関係を知るため予備実験的に種k’量の純COを腹 腔内に注入した。対照として無処置群及び空気注 入群を置く。第一飾 実験方法
使用CO: 濃硫酸を加温しこれに蟻酸を滴下して発生したCO を30%苛性加里溶液申を通過せしめCO,を除いた純 COを用いた。 CO注入方法: %注射針をつけ接続部をパラフィンで封じた5∼10 cc注射器にCOを吸引し,マウス側腹部をよく消毒し た後穿刺し静かにCOを注入す,抜針後は穿刺創にコ ・ヂオンを塗布しガスの洩れを防いだ。対照群の空気 注入法も同様で清浄外気を住入した。 ガス注入量: GOは2,3,4,5,6,7,8ccの各群,空気は5,8cc 群とした。 使用マウス: 新鮮成熟両性マウスを用い,一一回COに曝露したも のは以後再び実験に用いない。 採血法: マウスを固定板に固定し腋窩動脈を切断し噴出血を 可及的迅速に採取し実験に供す。 諸検査項巨及び方法: 性,体重(実験直前測定),死亡時間(ガス注入終了 後より呼吸停止迄の時閲を秒時計にて測定す),ガス 残量(死亡例は死直後に,生存例は注入24時聞目に腹 腔内より注射器で出来る丈け残留ガスを吸引し大休の 量を測定した),残ガスcore性(腹腔より可及的残留 ガスを吸引したら,予め準備した正常マウス10倍稀釈 血0.1ccを同じ注射器内に吸引し,そのまま血液とガ スをよく接触せしめビロタンニン酸法9)∼11)にてCO の有無を検した),血液Hb%(死亡例は死直後,生存 例はガス注入24時間目に検査す,ザーリー血色素計で 0.5%塩酸溶液を用う),血液CO−Hb%(死亡例は死 直後,生存例はガス注入24時潤目に検査す,血中CO Tune ISHIKAWA : Studies on the experimental CO−poisonirig caused by the intra−abdominal COadministration.
第一表 マウスのCO腹腔内注入量について
・・量・cc・1倒履』1・・1・・残量・㏄・:藤・・矧郵済多ll.・・一…%・塵時画
空 気 注豚
無 処 置 群 5s
9
{? 19.0 i 2i.o 1 21.5 1 群 1E
68 78 64 o oo1
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Qゑ5.1. i’5ioV i 22.o l Z2rg 21.0 1 .2,3.o 1 2αoト E;.16 1 ,b.b’ i 2ig:8 、6訓 16っi 17.5 1s.O l i7.//” 1’ ’酬
O.8 0 1.0 1.6 1.6 0.8 2.7 1.5 1.3 i 0 0 0 0 0 0 6’s
o o 3.4 0.8 0 2.5 2.4 3.6 3.0 66 70 72 70 72 62 72 63 65 0 0 0 1 24艮寺…i削後o陣 気
1」
1 o o o /42時聞後l!元 気
概 、惜 帯 柵 70 e,7 1 73 ... 1. 70 65 1 『『… 99 1 64 i 73 1 忌引. eb 1 鑓 86 」 ,,.1 6’一s一’oi
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o o 50.4 3時間32分0 生 存
0 生 存
55 6時聞頻死 55 6fi寺「罰頻死2時間30分
59 4時間12分 0 4,0 g3 l eg 1 51 51 群1 8
71 s
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8 18.0 16.0 17.5 17.0 17.0 16.0 3.8 I I 4.3 1 5.0 ! 21,一”V 39旨 4.0 1’ 柵 l i 柵 柵 s2 1 88 8s’」 l L 62 58 658
p.9
柵 惜 十什 85 83 75 os 61 63 4時聞55分 2時聞14分4時間7分
6時間 3時間52分5時間5分
4時間39分 4時間16分 の定量法は種々有るが12)∼22),特別な装置を要せず簡 便で信頼度の高いピmタンニン酸法9)10)を採用した)。第二節実験成績
第一表の如く体重14.5∼269の新鮮マウスを用い空気注入群及びCO注入群とす。空気は8ccに
及ぶも外回上の変化なく,COは5cc以上となる
と死に至るものあり,死亡時間は注入後2時間14 分∼6時間で死直後の」血液CO−Hb%は48∼65%, 鷺=56.53%(60.3?≧m≧52.74%)であった(Ct ・: 0.e5αは特記せぬ限1)全て0.05なり),一血液Hb% は無処置群玄=70%「(87.9]≧m≧52.09%),空1気 注入群愛=66.89%(67.4e≧m≧66.38%), CO 4cc 一.T 20ro 一以下注入午睡=68.78%(70.74≧m≧66.82%),5cc 三一L注入群文=83。41%(87。87≧m≧78.95%)な り,.血液Hb%の無処蹴群と空気注入群の差はF =496>Fo=0.13にて有意の差なく,空気注入群 と5cc以上注入群はF =4.38<F・=13・10、で有意 の差を認めた。
CO4cc以下注入群では?4時間目に腹腔内ガス
残量を証明し得なかった。第二表の如くマウスに CO5 cc注入したもののうち生存例につき24時間後腹腔内残留ガスのCO定性を行ったとごろCO
を証明し得す,残留ガスの分析は行わなかったが CO以外のものに変化したのは確実である。 第二表 腹腔内残留ガスのCO定性(注入24時間目)i,CO一管1番副性ガス薩(cc臓ガスC・定性
i i 5 cc 1 2 3 4 5 6 ’T一’{1 DJ (1)8
9
9一 1.0 1.0 1.e 1.5 1.0 1.5一 1
第三節 小 括1)体重14.5∼269の新鮮マウス腹腔内にCO
を注入するとCO中毒を起し得る。注入量5cc以
⊥となれば致死するものあり,4cc以下は生存し た。 2)死直後の血液CO−Hb%は玄=56.53%(6032 ≧m≧52.74%) であった03) CO5cc以上注入群で死直後の並!液Hb%
は空気5cc以上注入群に比し有意の差をもつて上 昇した。4)マウスにCO5cc注入したもののうち生存
例につき24時間後に残留する腹腔内ガスにCOを 証明し得なかった。 第=:章 マウスのCO腹腔内注入:後の中毒発 現,消槌の外観酌状態 第一節 実験方法 体重16gの新鮮マウス3匹に,致死に対し安全と思 われる(第一童,第三節,1)より)CO3ccを腹腔内 注入し外観上の中毒症状を時間的に観察す,この時マ ウスの環境温度は約20QCに保つた。 第二節 実験成績第三表の如くCO3cc注入後外観上症状初発は
1∼L5分で眼瞼縁やや潮紅し,次で尾,耳,鼻, 口,眼球潮紅す。3∼5分置元気消失し次第に運 動不活澱となり45分目にはぐったりとし呼吸数減 少し潮紅著明,歩行不能で中毒最高状態と思われ る。1時聞を経過するとやや元気恢復し歩行も次 第三表 CO3cc腹腔内注入によるマウスCO中毒の時問的症状経過観察.壁 聞 ・・6r....一⊥…重…函.t一]i_∴■聖..一.一
・珊同訓や回議 .瞬墾やや潮紅す 1・分・に縢縁や翻す
垣画百川[1蔚セ繰塗一一.一皿..工科遡宛旧[三ll一逼塑亜乏『一こ1■1’
、3 D分.一則糟璽塗墜1一一一...一...」璽塑にi逝騨馳伏す12瑚}こやや茄消失し伏す・分・
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・・「ヌ.冒一
u率・蕨朔孟i諭 .’…. 一一厩(轡型面
呵死亘.一興㌔ττllll墾±亜曖168塵)コ璽著遡瞳1..一
・地目灘鵠撫劃左に同・騰・68〆m血)岬…数I」d7th’・±
分 目i上に同じ(呼吸数154/min)1上に同じ(呼吸数116/min)1上に同じ(呼吸数170/min) 1 . .. I l 4Jr1時間目
更にぐったりす(呼吸数150/min) 更:にぐったりす (呼吸数140/min)・脚5分襟上綱・(呼卿36/m・・)哩職敵鑑評良好
、塒問目上醐じ(呼贈、32/m、。)1瀧翻なれど脚ると走・
[自ら歩行もする 潮紅著明なれど歩行良好 (呼吸数200/min) 触れると走る,潮紅著明上に同じなれど硬に癒訓
なる 一 P,5/ 一一・時間45媚1擁鑑、蕊響
1[上に同じ r 1上に同じ 1・時塑陶・り・脚ると走る「栽潮紅…強・な・
上に同じ 2時間20分目潮紅やや回す融れると朔少し靴劫,触れるとやや
強く走る i捉え難き程度に走る 1i. 上に同じ・時間・・分目1や禰紅,や襖え難
左に同じ 旨左に同じ i L l/ 一一P
ll :3時間目iやや潮紅・動作ほぼ正常
i左に同じ1左胴じ
一]1「3購間9!正常
1正常
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・時間酬正常
・・.條ヤ・則硝平内ガ・なし
Lif.、常 正常,腹腔内ガスなし1正嘗
正常,腹腔内ガスなし 一1 ..[ 1 第に楽となり触れると後肢でける力も強くなる。2時間目頃より潮紅が消回しはじめ3時聞目でほ
ぼ消失し動作も大体正常となる。なお24時聞目に は外観上異常なく腹腔内残留ガス吸引不能であっ デヒ。 第三節 /1\ 括1) CO3ccをマウス復膣内に注入すると外観
上CO中毒症状初発1∼1.5分目であった。 第四表 区 別 性1 1 8
2 , 83 i 8
4 i 8
5 1 S
6 ,1 8 7 S8 1 8
9 ! 810 1 8
11 [ sp12 1 9
2)最高中毒症状は約45分目であった。3)中毒症状の消槌は約3時間目であった。
第三章 マウスのCO腹腔内注入tcよる血液
のCO結合並に解離
致死実験としてマウスにCO7cc(第一編,第
一章,第三節,1)より)腹腔内注入しその死直後と,CO3cc腹腔内注入し外観上中毒最高と思わ
れる45分目(CO結合)及び消槌と思われる3時
CO7cc腹腔内注入による血液のCO結合及び諸検査成績1体 ト ...『一漏一議「で6届(%)屍じ噛;爾
対 照 無 処 置 群重…1ガ・離(cc趣r・雛!
co
7 cc 注 入 群 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 !)s
8
8
8
8
8
8
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15.5 15.0 16.O 16.5 17.5 17.0 21.0 18.0 17.5 17.0 工7.0 16S 18.0 16.0 15.5 17.0 17.0 19.0 17.0 19.0 18.0 19.0 17.5 16.0 3.8 4.3 3.2 2.3 4.0 5.1 4.1 5.5 2.8 6.0 5.0 6.0 柵 柵 柵 柵 柵 十十昏 75 73 70 77 70 71 78 78 64 73 72 72 82 88 76 75 92 114 81 88 87 75 82 76ol
o o o o o o o o o o o 62 58 84 64 53 44 67 55 44 77 65 841
.iy:’lL
6 1時間50分1時間1分
1時間46分 4時間35分 1時間17分 1時間46分生存 す
2時聞15分 3時聞52分 1時聞14分、廟務「
時聞1
一 252 一忌日(CO解離)に諸検査(第一編,第二章参照) をする。
〔A〕致死実験
第一節 実験方法
マウスを無処置対照群とCO 7 cc注入群に分け,性, 体重,ガス残量,残ガス定性,!益エ液のHb%, CO−Hb %,死亡時間を検査した。ガス及び血液検査は死直後 の成績でCO注入法,その他諸検査法は第一篇,第一 章,第一節と同様。第二節 実験成績
体重ユ5∼21gの新鮮マウスを用いた第四表の成績によるとCO7cc注入で12匹中1匹の生存羽あ
り,死亡時閣はCO注入後1∼6時間目薫=162.09 分(228.9ユ≧m≧95.27分)で,死直後の!血液CO− Hb%は貢=64.81%(73,4ユ≧m≧5621%)であっ た。残.ガス定性は陽性。血液Hb%は無処置群藪= 72.91%(74.7(≧m≧71.12%),CO7cc注入群茸= 84.45%(92・ユ3≧m≧76。77%)でCO7cc注入、群のHb%は第一編,第一章の5 cc以上CO注入群成
績の玄=83.41%(87。87≧m≧78.95%)とほぼ同様 の成績で致死時のHb%上昇を見られた。第三節小誌
1)新鮮マウス腹腔内にCO7cc注入すると平
均162.09分目に死亡した。 2)死直後の血液CO−Hb%は愛=64Bl%(73.4! ≧m≧56.21%)であった。 3)並エ液Hb%は死直後で無処置対照群に比し 上昇する。 〔B〕 中毒最高時第一節 実験方法
新鮮マウスを無処置,空気3cc注入, C O 3 cc注入 の3群に分け,空気及びCO3cc注入後45分目に一三 査す,検査項目及び方法は第一編,第一章,第一節と 同じ。 .一 ?一房1. ヒ−喜皿l i 第五表 CO3cc腹腔内注入によるCO中毒最高時の検査成績性.体麹1ガ・腿・cc)瞬が壁性地
(%) lCO−Hb (o%). 無 処 置 群 1 2 3 4 5 6空 11
誓i・
cc 1 3
斐 ・
群 5引
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18.5 17.0 18.0 15.0 13.0 17.0 18.5 [ 18.0 1 14.0 16.O ig.o 1 ’”’j”讐
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1.9 冊 掛 ÷昼80i 0
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85 88 89 89 82 81 80 45 52 51 51 56 52 43第二節 実験成績
三重13∼199の新鮮マウスを用いた第五表によるとCO3cc注入群の.血液CO−Hb%は43∼56%
1:至=50%(54.13≧m≧45.87%)でCOの残ガス定 性陽性。血液のHb%は無処置群歪=77,50%(81.16 ≧m≧73.84%),空気注入群愛=78.「0%(83.42≧ m≧72.98%),CO3cc注入群薫=84.45%(89.10≧ m≧≧80.60%)で無処置群と空気注入群の平均値比 較はF==5.12>Fo =”O.08で有意の差なく,空気注入群とCO注入群とはF=4.84<Fo=10.17で有
意にCO注入群が大である。又CO3cc注入45分
目のHb%は第一編,第一章CO5cc以上注入群
と第三章,〔A〕と大体同値を得た。 第三節 小 括 一 253 一一1)新鮮マウス腹腔内にCO3cc注入し45分目
の血液CO一}一lb%は亘=50.0%(54。13≧m≧85.87 %)である。 2)thL液Hb%は笙気注入による変動はない。 3) CO3cc注入群では注入.45分目に」血液Hb% は上昇す。 〔C〕 中毒消桑退H寺第一節 実験:方法
〔B〕第一節と同様で注入3.時評目に諸検査をす。第二節 実験成績
第六表 CO3cc腹膣内注入によるCO中毒消四時の検査成績区・r置周
1 2 3 4 5 6性 隣
♂ ♂ ♂ ♂ ♀ ♀ 蚕・・1. m.ガ・囎・cc・.1”}lt−S:・.甕島山・・傷・1・翻5%l l 無 処 置 群 21.0 20.0 17.5 17.0 17.0 15.0 70 80 81 88 71 60 空注駆
cc群co
3 cc 注 入 群 1 2 3 4 A68
6’x8
1 2 3 4 5 6 7s
8
s
s/, ?9 s?. L?一 19.0 16.0 16.0 15.0 16.O lg.5 19.0 18.O 18.0 15.e 14.0 1.5 2.4 2.6 2.4 76 80 84 87 iJ, M戟f 1.2 1,412
1.0 1.7 0.6 十 十 十十 柵 十 十 十 77 73 79 96 8Jr 7e 82 ’6一’Igl
o i’ 自 。 lol
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. 9一... 2ig蜘
18,lg 28.0体重14∼219の新鮮マウスを用いた第六表によ
ると∫三夜CO−Hbは:4.8∼32%5ζ=18.70%(28.90≧m≧8.50%)でCOの残ガス定性は陽性。揃L液
Hb%は無処置旧註=75%(85.45≧m≧64.55%), 空気注入群飛=8L75%(89.36≦m≧74.14%), C O3cc注入君羊 又=80.28% (88。28≧m≧7228%) で無処置群とCO注入群の平:均値比較はF=4.84 >Fo = 1.040空気注入.群とCO注入、群とではF==5.12>Fo=0.09で何れも有意の差なくCO3cc注
入45分同に上昇したHb%は3時問目に恢復す。
賃彦三食爺 /J\ ま舌1) 新鮮マウス腹腔内にCO3cc注入し3時間
同の一宙L液CO−Hb%は図=18.7%(289≧m≧8.5%) であった。2) CO3cc注入45分目に上昇した血液Hb%
は注入3時間日には恢復し,無処置群及び空気注
入群と差なし。第週章 家出の総括
1) マウスにCOを腹腔内注入すると.niL液にC O−Hbを証明し得る。2) CO腹腔内注入によるCO中毒の発現,消
偲は外観上比較的個休差少い。大休5cc以上注入
すると死に至るものを生する。3)対照として空気を腹腔内注入すると外観上
及び珀t液Hb%は何等影響を示さない。 4) CO5cc腹:腔内注入24時間目の腹腔内残留ガスにCOを証明し得なかった。
5) CO3cc腹腔内注入すると外観上の中毒初
発1∼1.5分目,:最:高中毒症状45分目,中毒症一三 槌は3時間目である。6) CO7cc腹腔内注入すると12匹中11匹を死
に至らしめ得,死亡二二は平均2時闇42分であっ
た。7) CO5∼8 cc及び7cc腹腔内注入実験のマ
ウス死直後の血液CO−Hb%は44∼84%の間で, 信頼限界は52.74∼73.41%で約20%の開きが有るが致死迄の時潮とCO−Hb%の間には関係無v・様
である。8) CO3cc腹腔内注入45分目の血液HbとC
Oの結合は43∼56%で,前述致死実験の値に比す +一一 @?, Je4 一ると死に対して安全なるCO3cc注入にても短時
間に相当COが吸収される事を知る。3時攣目に
は4・8∼32%でCOの解離に相当個体差あり,即ちCO注入してから時間が経過する程個体差が著し
い09)thL液Hb%は致死直後及びCO3cc注入45
分目の中毒最高時に上昇しCO3cc注入3時間R
の恢復期には大体正常にもどる。 10)以上の実験成績より新鮮成熟マウス腹腔内にCO注入して致死,耐性,急性中毒実験を行い
得る便ありと考えられる。 第:=編 ウサギにおける腹腔内注入法によるCO中毒の実験的研究
第一章 ウサギのC⑰腹腔内注入量:と中毒状 態第一一・節実験方法
使用CO: 第一編,第一章,第一節と同じ。 ガス注入法: ウサギを固定板に固定し第一図の如き簡易ガス注入C
第一図 簡易ガス注入装置 装置を用いた。本装置は置換水を容れた11ビンAと, 上下二つの鐵入口を有するCOを容れたlIビンBと, LLI田佐田式腰椎穿刺針Cと,10 cc注射器Dとより成 る。各接続部分はパラフィンにて封じた。先づE活栓 を閉じAに上から水を満す,BにCOを満しAとB, BとC,CとDを連結する。 Eの活栓を少し開きAの 水を徐々にBへ流しつつCの流通路をBとDの方向に 合せFを開くとCOはDの注射器中に入る, Fを閉じ Cの流通路をDと針の方向に合せDのポンプを押すと 所要COを針先から注出する事が出来る。ウサギ腹腔 内にCOを注入するには最糊数回これをくり返して20 ∼30ccのCOを捨てた後,予め腹部の毛を刈り消毒し たウサギの濟下3∼5cmの点にCを約1.5∼2cmの深 さに穿刺し,活栓FとCの三方コックを前述の如く操 作しつつ所要CO量に達する迄静かに腹腔内注入をく り返す。注入を終れば針を抜去し三口にコ・ヂオンを 塗布し洩れを防ぐ,次いでウサギを固定板より去り飼 育箱で自然の状態として中毒状態を観察す。 使用ウサギ: 体重約2kg前後の新鮮雄性ウサギを一・一一実験に一頭用 い一回COに曝露したウサギは再び笑験に供しない。 採ぼ匡方法= CO−Hb%定量用血液は心臓舞刺により,他の諸検 査の目的には耳の辺縁静脈切創より採血した。この時 一回の採血量0.5cc以内でこの位の採血は以後の実験 に影響ないと思われる25)2’1).s 諸検査項目及び方法: 第一一編,第一章,第一・節と同様。 注入量: ウサギ腹腔内にCOを5く},60,!00,200,370ccと注 入した。対照は空気300,320,350cc注入す。第二節実験成績
第七蓑の如くCO370CCが此のウテギの腹腔:最
大容量であったがウサギを致死せしめ得なかっ
た。空気300∼35Gcc注入しても軽度の呼殿促進
あるのみで外観.上殆んど異常は認められない。CO中毒症状初発は大体3…10分目である。例
えばCO50cc腹腔内注入は3∼5分目に症状発現
し5∼7分で1丘暗怒張,眼球潮紅す,20.5時間目の1血液CO−Hbは0%であった。 CO60cc腹腔内
注入は発現2分目で10分同は血管怒張し眼球と耳
潮紅す1時題目に血液co−Hbは17%で潮紅は軽
度となり2.5時鳥目にほ:外観一ヒ異常なv・がCO−Hbはなお27%証明す。CO100cc腹腔内注入は5分
目より症状発現し24時押目にはCO−Hbは0%,
CO200 cc腹腔内注入はエ0分目よlp症状発現しエ∼L5時間が最高症状で3時聞目には外観上異常な
い。CO370cc腹腔内注入ではユ0分目症状初発し
20分目に呼吸促迫し元気なく30分目で頭部やや不安定,40分目は横臥倦怠,50分目不安状,1時二
目にふらふら歩行し2時鳥目でやや元気恢復す, 3時問目}cは外観上正常に近い。なお370cc注入ウサギの24時聞目に残留ガスを採取しCO定性す
るも陰性であった。ガスの分析は行わな}いがCO 以外のものに変化した事は確実である。 一 20”S 一一・第七表 COのウサギ腹腔内注入量と中毒症状発現経過
区別泓量(c司性陪
問ウサギの外観上症状
50 G・3∼5分
3・一7分10 分
20.5時間 一寸ふらふらする 耳静脈怒張,眼球鮮紅色 やや元気出て摂食す血液CO−HbO%,正常
co
注 60 100 2 分10 分
8
1時間
t20・5時間
♂ 5 分24時間
耳垂れる,呼吸やや促進す 耳潮紅す.耳潮紅齪・血液CO一Hb17%
1外観正常,血液CO−Hb27%
耳静脈怒張潮紅血液CO−HbO%
2eo ?!)10 分
1∼1.5時間3時間
症状発生す 最高症状 正常の如く見ゆ 入 群 370 6・10 分
20 分
30 分
40 分
50 分
1時間
2時間
3時間
4時間
5時聞
24時間
潮紅,やや元気悪し 呼吸促進,うつくまる 頸部やや不安定 横臥,倦怠の如し 閉止,やや不安状 ふらふら歩く,一回飛上る 耳潮紅し垂れる,元気出て来た,頭部安定す 耳潮紅し,片方の耳垂れる,正常に近し 同 墨 型 上 色正常,腹部の膨隆著明,腹腔内の残留ガス採取しCO 定性行うも(一)なり 空 気 注 入 群 300s
24時問
隊留ガ・8cc採財る事醐来ア・
3208
5時間
1獺ガ。45cc採遺する事が出来た
1 350s
2時間
残留ガス20cc採取する事が出来た第三節 小 括
1) ウサギ腹腔内にCO注入すると一im液にCO一一 Hbを証明し得る。2) CO注入可能の最大量370ccを腹腔内注入
したウナギを致死せしめ得なかった。 3)腹腔内空気注入ウナギは外観上変化なV・。4) COを腹腔内に注入したウナギのCO中毒
症状初発は外観上3∼10分目であった。5) ウサギ腹腔内にCOを370cc注入し24時間
目には残留ガスにCOを証明し得なかった。第二章 ウサギのCO腹腔内注入による血液
のCO結合並に解離(時間的経過)
〔A〕60cc注入
第一節実験方法
第二編,第一章,第一節の方法でウサギ腹腔内にC O60gc注入し注入言及び注入後30分,1,2,3,6,10, 30時五目に血液のHb%,赤白血球数, CO−Hb%,白 血球像の検査をした。血球計算はト・・ R」血球計算板を 用い使用ピペットは各一本を終始使用した。その他の 諸検査法及び注意は第ご編,第一章,第一節に同じ。 対照は空気を60cc注入す。第二節実験成績
対照空気60cc注入成績: 第八表の成績を統計的に25)処理すると第九表 の如し。空気注入後時間が経過すれば各時間毎の 諸検査成績に差が表れるか否かを注入前値と比較 すると有意の差を示したものは淋巴球の注入10時 間目の値(Fr10.13<Fo=29.59)のみで,空気 注入が此等の検査項目に影響ない事を知った。 一 256 ・一一第八表 ウサギ腹腔内へ空気60cc注入の時間的諸検査成績
[塑陪体重…時.聞1舳徽万・H・・%・白鰍沢1・・一H・・%)1淋巴球・%・.
1 (!)1600;注入前
降入後30分、
11時間
2時間
13時間
13『..時.固.険二二
「10時間
2 一.i’注入前i
注入後30分:1時間1
2時間l
F3時間;
、6時間
10時間、
28時聞
sg6 1 630 674 1 636 598 i 598 1 585 ! 592 i .Li. 1680 607 605 644 626 662 586 sgs i鎚L
81 1 11000 i so 1 13goo 182 i 13400
1
15600 1
7・gll一翻i
80 1 16200
1 一一一 r. r. 110500 i
79 [i l 旨 ;;1引
1劃
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O
I・ 56酬
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89001
106501
3
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10500i
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i 13 お
1、7。6雁入前「…
注入後30分[
1・時間{
セi2時問i
3痔聞
11・5時間;
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612 , 570 i s76 1i s61 1 575 540 1 599 i eg ) :ll翫
;g1・1・畑
8050 1 9300 9600L
7300 5600 1 8700 i 8500oi
ol
oi
O 1・ o 1, ool
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oi
ii
35.5 i 52.0 66.5 i 77.5 i…
64.0旨 52.5 86.0 41800…注入前3
1注入後30分l
l
1時悶.
ヨ ド ら2時間
♂3時間1
6時聞.
墓瀦1
.....一..一一.一..1 59.3 1 589 i 599 610 1 604 5961
591 601 コi時
1…Tl注入
i.’「一 179 i 7800 I
ii蹴I
il騰
7・1..哩.
第九表 ウサギ腹腔内へ空気60cc注入の時間的諸検査成績
一..…豊二歩.塑塗数一一望1一_二一_卵_.自一.血球 1..
Ol 72.8
61
01 i
ol i
Oi 24.4 /
o! 0旨 63.2 01 63.o ’i数1淋巴球(%)
I
i.“ 1 X一一602.0 目i」 1 616.22ml}i587.7i
卜一・9・・ 8L2)m278.21注入後30分
1 時間
2 時 間
1一一一一一 茸=598.5 638.92m2558.0 兎=623.2 662.52irml}r583.9 X==608.2 6612>一m>一555.2 X=:79.7 81.22m278.2 R==80.0 82.9;≧m⊇≧77ユ X==79.2 80.72m>一77.7 烹=ニ8937113452m26529
13時間
え=599.7 810.2 lt’ m 23892 忌=9912151792m24645
X=11425 16511)m26339 R = 12075181382m26012
xfft.2 ”r”
s’一im.112008101m!79.4 1 185331m13867
蒙==70.9 79.5})m2623 重=40。4 67,5 1}i m 〉一 13.4 ” 257 pr−6 時 間 10 時 間 25∼30H寺 「瑚 X:=593.3 610.41}im2576.2 弐==578.5 620.2 )m ).)一 536.7 宜二598.7 606.3 >T rn }) 591.1 天・=80.6 86.7}irml}i74.6 X = 79.5 80.4>.m}ir 78.5 玄=79.0 79.0=m E. ==:17225 2678‘)・ 2 m 〉. 3661 薫==1230⑪ 17180 2一 m lii 3420 X :== 10400 12512 〉. m t. .sT: 8281 ミ l I l 亙=55.9 64ユ≧m≧47.7 1 ココ ト
湖直一.t.一
P
88.2≧m≧50.5CO60cc注入成績;
第十表の成績を統計的処理すると第十一表の如し。CO注入後各時間毎の諸検査成績は注入前平
均値に比して有意の差を示したものは空気注入の時と同様に淋巴球の10時間目(F=10.13<Fo=
22.7ののみでCO注入が此等検査項目lc影響を示
さなv・。CO−Hb%はCO腹腔内注入30分目に既
に玄二22.75%(3L36≧m≧14.14%)を=示し約10時間同には0%となる。空気注入群の各検査項目別
の時空的変動曲線とCO注入群のそれとの型を比
第十表匿馴酬腫・・馬
1950 ウサギ腹腔内へCO60cc注入の時聞的諸検査成績 5 ’8聞11赤鰍数・万・IHb酌(%ll自雌・・「・・一脇1瞬醗・%1
注 入 前 注入後30分 1 時 間 2 時 間 3 時 間 6 時 問 12 時 聞 24 11,f [阻 68
1700B翻
1 時 2 時 3 時 ・』 U 時 14 時24b時
7 88
18008
1860 聞 聴 聞 間 間 間 注 入 前 注入後30分 1 時 間 2 時 間 3 時「間 6 月寺 間 10 時 IIH 30 「r寺 i昌j 注 入 前 注入後30分 1 時 闘 2 時 間 3目寺…「高1 6 時 間 10 時 間28時 聞
コ7081
728 710 1 689 715 729 i 662 632{ . [ 653 650 553 605 569 632 603 524 574 532 550 435 390 367 303 306 644 609 664 719 621 649 447 sJro 91 ]i 93 i 94 ) 95 i g一,; 1 9s61 87 ] so l I 91 91 91 91 90 88 83 76 6]OO 9100 17700 8.?.OO 6800 i 11700 17600 i98−PP ’m
10500 6100 5700 11300 l I 7900 12900 12000 11800 ;331劃
6歯
腔
65 [ 76 78 80 82 82 84 72 70 9500 10300 10800 7500 12100 11600 14400 10000 9901) lo600 1翻1
1蹴
儲
一・一 258 一一一一 O l 28 24 20 12 4 1 0 ”9.i o 22 23 24 15 5 0 0 0 53.5 16 1 116I l
16旨 1
・1 ・翻
4 1 O i 49.5 「・i 59釦
2 .「’‘一一一一1 1 63.0 ト i 29.5 42.5 1 55.0 j t tttttt ttt 1 54.5 i 29.5 0 25 30 20 20 12 0 54.0 86.0o1
74.0 32.E 45.0 70D第十一表 ウサギ腹腔内へCO60cc注入の時聞的諸検査成績
…時 剛痴癩面下「}lb (0%)
注入制・一644… 一…7
......一..一.」…翌92干隈解012ヨ警12ぞ些『61『.一 注入V雛_1
R_
1時間k=619・2 弐醤842
751.3>.m248ZY 101.2>.m>.67.2 L T m t ttt一’lgirr”..”6ib.1’o“一…一一一ir”i.r=一s//12 814.8>.m}).409.1YL−573.2 1
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τ白..盃.療.一計… 「貢_9200 ., D ix.9.?li=.・ rl} L.667.4
怪鵡≧5531
頃一10575 i 19. 146tL m>一’ 2eO4 i 一 一一 文=9025 3 時 間,時間匡一・・4… 一・2.5
844.82m}343.6 1 105.62in 2’“593 119. 28 )一)t mlJ.L 6122 天=10500 16670>.mtL−4330す6二鰍釧寵晶晶)1
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茎ζ=5G3.7 藍==78.5 765.9)in}).241.5 i’ 109.8>. m},47.1 1玄_12囑.. 1 20050!mk.〉.5400 X=12.5 25.3>.m}.).O Hx=6.2 i X= 47.7 11.5}im},. O.9 1 56.71}i m tLi 3−8.725/v30時1謝 2 X= 503.0 724.4 )., m ). 2si1.s l i 7x=72.7 84.3>.mtL 6Ll $1=10975 13626)一‘m>.8324 o o X==67.5 1 89.51ml.45.4 1 一一.一i 較する為に階差相関法26)を用いrを算出すると高 い相関を示すものはHb%(r=+0.47)と淋巴球 (r=十〇.99)であった。 第三節 小 括 1) 新鮮ウサギ腹腔内に空気60cc注入すると10
時間目に淋巴球が有意的に減少する他は血液Hb
%,赤白血球数に影響なv・。・ 2) 同様にCO60cc注入群にても注入後24∼30 時一目迄の検査成績は空気注入群の揚合の如く10 時間目の淋巴球の減少の他影響ない0 3) ウサギ腹腔内にCO60cc注入後30分目に相当のCO−Hb%を示し(16∼28%)約10時間附近
迄持続する。 4) 空気注入群とCO注入群の時閤的変動はHb %と淋巴球の検査成績に高い正の相関を示した。 〔B〕 200cc注入第一節 実験方法
新鮮ウサギ3頭の体重,血液の赤白血球数,Hb%, CO−HbO/e,淋巴£Go/oを測定し次でCO200 ccを腹腔 内に注入して毎時間血液のCO−Hb%を検査しながら 10時間に及び30時間頃再びCO注入前の諸項目につき 検査す。CO注入法及び諸検査の注意事項は第二編, 第一章,第一節に等しい。第二節 実験成績
第十二表の成績の如くウサギ腹腔内にCO200cc 注入後1時間目より10時間目頃迄」血液のCO−Hb %は約20%前後を持続し外観上最高中毒症状を示 す1∼1.5時間には21∼27%で,クト高上正常となる 3時聞目にもなお25∼27%を示す。又30∼32時間目にも4%を証明した。CO200cc注入前の赤白
.師歴数とHb%は30時間目の物と有意の差は認め られなかった。 赤∫血球 白一血球 Hb % F = 18.51 〉 F , = O.006 F = 18・51 〉 F o = 14・2tg F =18.51 〉 F . =O.081 第三節 小 括1)新鮮ウサギ腹腔内にCO200cc注入すると
注入後約10時間目頃迄血液のCO−Hb%は20%前
後を持続し30∼32時間目にても4%証明した。 2) ウサギにCO200cc腹腔内注入鋒30時闇目 の赤白.血球数,Hb%に変化を示さなかった。 3)外観上最高中毒症状を示す1∼1。5時間に血 液CO−Hb%は21∼27%で,外観丁丁んど正常の 如く見える3時間目にもなお25∼27%有しウサギ がCOに馴れる事を示すものの様である。第三章 ウサギのCO腹腔内注入による血液
のCO結合並に解離(逐日的経過) 第一節 実験:方法 ウサギ腹腔内に毎日一回CO60cc注入し,注入前と 一一@2,59 一第十ご表 CO200ccウサギ腹腔内注入成績
・磁性1樋(・・…時 間抽球数(万)1…%)i白蝋数{・・一H・(%)1寵翻i
9 ) ’6” 10 tt 1840P漏晶
12時間;
1
3時剛
14時間1
i5時間1
16時間
;7時剛
8時聞
i9時間
ロ・時間l
l・・時間{
i32時聞I
I I 1720 619 783
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593 1 60
f
900011 i i71
,7 ll
l 1 i71
1蜘1孔
14000 i 4 i
1 L’VUV 1 一 1
注入司
注入後1時聞lI
2時間
3時間,
1臨
1 6 旨寺 聞 il・時間「
8時問i
9時聞[
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I
32時間
1
602 676 0 21 釜 罫 }z i73 1 11500
1
74 1/ 14300 o[ ?z ’:b
鍋
墨 22 Q2@12鋤
4i
68.5 66・5 88.5 48.011 i81
・86・陸入前1
1注入後1時間l
l・時剛
13時間:
4時剛
5時閲i
i
i6時間
1・時間
8時聞:
19時間i
I・・時聞i
i 30 Eti.i… E琶j i 」 1761 1 ss 1 s620 .
l1
705 ] 84 1 12000
、割1引
劉
1引
lgg 1・ 4 81,5 72.5 注入後1時間目に諸検査を行い1週間に及ぶ。対照は 空気60ccを同様に注入す。注入法及び諸検査項目は 第ご編,第一章,第一節と同じ。第二節実験成績
対照空気60cc注入: 第十三表の如く毎日一回空気注入するも,諸検 査成績に見るべき影響は認められない。CO60cc注入群:
第十四表の成績を統計的に処理すると第十五表の如くである。又CO注入前の各検査成績と毎日
一回CO60cc注入前に検査した各成績との差を検
定すると有意の差を示したものは次の如し。 山並t球数 第3日目 F=10.13<Fo=20.04第4日目 F=10.13くFo=34,78
一一Q60一第十三表 ウサギ腹腔内空気60cc注入逐日的諸検査成績 rT”L”7’i
盛号 性
隣重(9)IB
数1時
副赤守勢、…刎白工数:6ぴ臨舵癩)
1680・日目匠入前、
607 79 8900 o 65.0 1770 [一. i3日口 18502日目i注入前
生酔間
716 642 80 78 13000 22000 o o 61,0 12 ’.‘,Ei注入前1
注入塒剛
638 67一 7 80 80 8500 8330 1880 1840 5 Ei目 1900、日目注入前!55gl
注入1時脚 6041
1注入副.583 1
…...L墨・噸.」.型」
、晒注入飼
…注入1時間1 78 79 8300 8・6CO 7g 1 lo300 i 77 1 gsoo iol
.9−L o[ol
”o’一h o ’ 7s i 1.o,soo 77 1 12600 si.o 1 602 621 630 616 57.5 o o i i i l L一一一.⊥一一..Hb%
白.前1球数第6日目
第3日目
第4日目
第5日目
第6日目
第7日目
第3日目
第5日目
188・ 7日目」
注 入 前l l注入1時聞 F == 10.13〈 F, =’ 17.97 F =10.13〈 p” ,=13.63 F=10.13〈Fe=28.59 F二10.13<Fo=98.28 F=10.13〈Fo=73.72 F=10.13〈Fo=24.15 F =:; 10.13〈 F o =一 11.15 F=10.13〈F,=10.47即ち体重はCO注入の影響なく,血液の赤血球
数,Hb%が逐日差薯しく注入をくり返すに従い
7bo 78 11500 9800 i o e 655 i招
77.0 i ’ ’ P 74.o 1 次第に貧」晦強くなる。白血球数は第3,5日目に煙 加を認めた。各検査項目別霜日変化曲.線で対照控 気注入とCO注入群との型に相似心あるか知る静 め二者間の階差相関係数を算出すると比較的高V 相関値を示したものは赤.血球数(r=十〇.556)て 他は弱い負の相関を得た。血液のCO−Hb%で八 入1時間後の逐日的数値を観察すると10∼54%に 亘り相当に変動が大であった。 第三節 小 括 1) 新鮮ウナギ腹腔内に毎日一回空気60cc酒 第十四表 ウサギ腹腔内CO60cc注入逐日的諸検査成績i屡号L性L9・fi…i… 隆...間門血騰、…%・魚蝋・6−Jfi・(癖巴球・%!
131r・・. L囎塗入.前
70s 1 19008
18602日目 注入前
1注入1時間 ..Lm.一” 一 .. ..rr. 3日目 注 入 前 注入1時間 6−3−2一一P
讐21
91.L塑⊥一.一一⊥一互・・
1890 4日目 注 入 前 注入1時間 535 513 ggJ,“ 60s 1 80 1 10800 89 1 7900 76 1 14300 76 1 7800 0 29 59.0 0 10 73 1 10700 74 1 11100 0 15 82.5 70.5、,。。5油注入前i
注入1時聞1 613 546 68 67 11, 600 11600 0 50 64.5一面薩入翻
1.一一.一..F 49.8 437 62 58糊 訓7・・5
2。。0 7晒:注入前.
I I注入1時間… 1 485 440 58 58 10900 7100 0 5! 66.0 一 le61 ・一一1 ..
l
r’L ・…「・由一侮一久.箭「』.65i.].. IJ・1・6・・2・
ョ入補隠l
i’ F
1540.3目H注入前
L_.__.._滑滑些⊥一t.....料1:淵辮
』1黒総1鋤骨
!効〇一三胆壌−動
/730P2日目
、7。。13日目 、79。!、日目 、73♂,,目l
1800 i 6 日目注入訓
1注入塒剛
注入 前
注入1時間 ト1注入劃
眸子塒賜
「注入前、
魅入塒副
i l翻
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翌r− 519 1 305 ] 76 1 .1,s.一). 7,g 69 ]剣.
6s 16酬
,6’i’鋸
1創
lesoo 1 11800 1 7700 1 .’.J.L−r 11400 .讐四一. i6400 1/ lo600 1 j一.. i4300 1 12100 ] 15300 10000面bl.
11000 1/ 574 i 73 )., 9500 i 306 i 6s ) loooo )2s6 i 6s 1 7soo i
・・ヂ67隔耐
99.LL. L−g’Lop,o一一t/ O] 63.0 150[55.・
541
01
53.0 51 ・1・3.・ 32 1・i49.。
・41 0 16 0 13 64.5 72.08
1 一一一tt ’7tL’“t一’t’t” tt’ 1680 7日目oi
o l 艶ol
i5 i 54”11sJll剛
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[注入1時剛 499 ) 62 ) 11600 468 ii 60 l 11eOO559 651・74・・i
.『三夏」一一』『⊥黒黒1535旨67ド0200i
4831 68i75001
注入前 512
注入1時聞; 441 69 67 9000 7300 6’黶f6516’” li 11 ie 1
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・・訓注入前 ・44}7引・…
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入するも空気注入の影響は体重,赤白1侮.補数,Hb %,淋巴球に認められなかった。 2) 同様にしてCO60cc注入した場合に体重は 変化なく, 白血壬求数は策;3,5日目にやや増力ロを言忍 e一一, 26b.9. 一一第十五表 ウサギ腹腔内CO60cc注入逐F・i的諸検査成績 }II 数 赤1血球数(万) Hb 辰⊇827’ 1 98.92i 266.5
(%)白J」「[L球数CO−Hb(%)体 重(9)
弐=644.7 日 目 749.22m},.5402“ 玄=9200 11725}im26675,,目・・一・・3・・ 八一72・
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又==28.0 え=1780.O sO.9diN一.一. m一〉.s.o 1 204s.8>..m>一1511.2 1 ”...一.1 め,赤.血球数とHb%は逐日的減少著しく注入を くり返すと次第に貧血を強める。 3)CO−Hb%は各測定毎に変動が大であった。 第四章 本編の総括 1) ウサギ腹腔内にCO注入するとウサギ血中 ta C O−Hbを証明し得る。2) ウサギ腹腔内ガス容量最大のCO370cc注
入したが死に至らしめ得す。種々量のCOをウサ
ギ腹腔内に注入すると量により外観上種k’のCO 中毒症状を示すが,症状初発は3∼10分目であっ た。 3)対照として空気を300∼350cc注入したが外 観上軽い呼吸促進を貝たのみであった。4)ウサギにCO370cc腹腔内注入し24時間目
に残留ガスのCO定性を行ったがCOを証明し得
なかった。5)空気60cc注入すると10時間目に淋巴球が
減少する他日白血球数,llb %に影響なく, C O 60cc注入の揚合も同様である。6)CO60cc注入後30分目に相当の血液CO−
Hb%を示し10時間目上迄持続した。7) CO200cc注入すると,注入後に外観上最
高中毒症状を示す1∼1。5時間目に一血液C O−Hbは 21∼27%で,外観上正常の如く見える3時間目に もなお25∼27%であった。これはウサギのCO馴 れの状態と思われる。なお注入後約10時問目頃迄 20%前後を持続し30∼32時問目にも4%証明す。 30時間目に赤白 imJ一求数, Hb%の検査をレたが酒 入前値と差は認めなかった。 8) ウサギ腹腔内に毎日一回CO60cc注入をく り返すと白血球数は第3,5日目にやや増加し,衰血球数,Hb%は逐日的に減少著しい,但しCO
Hb%には規則的なものなし。同様対照として乞 気を用いたが注入の影響は認められなかった。 9) ウサギを用いての腹腔内注入CO中毒実瞳 は慢性中毒の場合に利用し得るが,死に至る程差 激な中毒は行い得ない事を知った。 豆 塞研究の総挺並に考按 産業の発展と共にCO中毒の研究は益ゐ重要老 され研究内容も次第に複熱多岐に亘る。CO中雫 の本態についても従来よ聖子丸論じられているt急性CO中毒は血液HbがCOによる可逆的飽牙
率の差により決定される血液02欠乏とされ2η, 慢性中毒は二次的に癸生した血液Oz不足が組翁 変化,即ち細胞毒として働く事と,変性1血・色素ヲ1 成27)28)が一応今日一般の認める事とな亙㌧又C( 研究の癸展と共にCO曝露及び中絶の両条件の多 遷,個体の諸条件により種々の型の中毒症状を〉 すことも次第に明かにされた29)。 従来の文献を通読するとCO中毒の動物実験V: 殆んど吸入形式によるもので一定条件下,一定n≡ 間,或濃度のCOを動物に吸入させるために吸フ 一268 一装置に種々工夫をこらしている1)∼5)が何れも相当 の設備を要する上に吸入途中で何等かの操作を動
物に与へ様とすればCO吸入を中断しなければな
らす,可及的自然な環境に動物を置V・ての観察は不可能である。又吸入以外の中毒法としてCOの
皮下注入法を試みた…報告6)7)を見たが40又は100cc ウサギ背部皮下に注射をくり返して慢性中毒を起 さしめているがこれ,も注入:量に制限あると思われる。私は相当のガス容量を持つ腹腔内にCO注入
しごれ等の不便を解消し最も簡易にCO中毒の動
物実験が行V・得る事を見出したのである。腹腔内にCO注入するに当り人工気腹の生体に及ぼす影
響に関する研究を通覧すると肺,循環器には影響 少く,影響あるのは肝機能,血液,綱内系,腹膜 である6)50)∼52)。肝機能については人体で普通の人工気腹療法を行うと3∼4ヵ月間に実施の10%に
障碍表れが。)とし,松田氏55)はウサギ腹腔内に塞気70cc注入で障碍表れ継続すると強くなる,碓
井氏54)は腹腔内圧が高まると障碍も強くなると報告している。網倉系機能については02又は空気
注入は掘進しCO2は低下す55),:Ne[S CO,以上 に機能低下しtt 7J6)とする報告あり。.血液の変化に ついて松田氏のは人工気上により一過性アチドー ジスを生すと称し,清水氏51)は気腹2∼3時間後に血中の02軽度減少しCO2増加し1週闇後に
は正常に復すという,更に清水氏58)は気腹により .盾L液の局所移動生じ軸圧L球とHbは注入4時間後に最高10∼15%位増加し,1日以後よりは減少し
7日目にもやや多い,白」重し王求は4日寺犀暫目, 3日同に僅がに多く,白血球像は4時無目に淋巴球軽度
減少し中性嗜好桿状核細胞が増すが1日後にこれ
は逆転し7日目に正常に復すとされる。私の空気
60ccウナギ腹腔内注入も10時間目に淋巴球の減少 を見たが其の他に異常なかった。腹:膜に対して清 水焼5!)は気腹を継続すると継続期間に平行して空 気の吸収が低下し慢性炎症による吸収機能低下で あると報告した。 私の第一編,第一章,第三節,4)のマウス実験 と第二編,第一章,第三節,5)のウサギ実験についてCO注入24時間目に残留した気体にCOが認
められながったが,腹腔内に注入された気体の変 化に対する研究は誠に少V・。人工気胸の場合は59) 肋膜表面の毛細頚t管内Jli1液と注入した空気の開で各ガス圧の差により交換され02,CO2は吸収早
い,一般に気胸内ガス交換は初期に早く,犬に体重1kg当り30∼50 cc注入すると気胸空気成分は
CO2が30分後に7%,02は1日後に10%になる
と称す。腹腔内の海賦岩本氏40)はウナギに300∼500cc何れの気体を注入しても(空気, CO2,
02, N)24時衣錦はCO25∼7%, 026∼8%,
N86∼88%のほぼ一定した組成を示すに至るとあ
る。私のCO注入の場合も注入24時聞耳にCOを
証明し得なかった。この時ガスの定量分析は行わ なかったが恐らくガス交換により24時間目に或る 一定ガス組成に達したものと思われる。叉佐賀氏41)によるとHbと結合したCOは組織によlp酸化
せらるることなしとするから私の実験も同様に腹腔内組織によりCO酸化が行われた結果のガス変
化とは考えられなV・。 私の研究の主たる血液変化を中心に考察を進め ると先ずマウスの死亡時間について林氏42)は1%のCO吸入でCO中毒症状初発は1分6秒5,致
死は38分2秒で死亡時間はマウス運動量と関係深
しとする,新城氏7J)も死亡時間は運動量が関係深 く個休心大なりと述べているが死亡時の血液CO− Hbは大体等しv・値を示す42)事は私の実験でも同 葬農レeあっブで。 国重氏45)は.血.液CO−Hbヵ弐50%以_1’1 で死すとし猿田氏44)は死直前70.2又は65.0%を証 明し私の致死実験64.81%と大体一致する。マウス腹腔内にCO3cc注入するとCO中毒初発1∼
ユ.5分で中毒最高45分目の血液CO−Hbは50%でHb %も上昇す,症状消槌3時間目にはCO−Hb 18!7 0/。で個体差大,Hb%恢復す,叉Hb%は致死直後も上昇す,即ち吸入によるCO中毒の時と同様に
腹腔内にCO注入すると急激に血液中にCO結合
されて個体差少く,解離に時間がかかるので各個体の諸条件の違いにより各動物毎のCO−Hb%の
値に個体差表われたと思われる。致死時と45分目にHb%上昇したのは急激にCO結合した事に対
する防禦作用とも考えられ酉村雨45),StaemmleruParade46)は脾臓が収縮して調節作用を表わす
とし,又これは交感神経,アドレナリンが関与す る47)とも云われる。石津氏48)はアドレナリン注射のみでCO急性中毒と同様に赤血球の増加を見
た。ウサギについての実験成績で私はCOを腹腔
内注入しウサギを致死せしめ得なかったが注入したCOは短時間内に急激に或程度迄吸収され,そ
の後は徐々に吸収される様に思われ,腹膜のガ
一一 @P.64, 一一一一・ス交換が呼吸面よIJは栢当の制約を余儀なくされ ている事を知るが免疫関係とは考えられぬ52)。C Oの吸入によるCO中毒実験成績45)49)とウナギ腹
腔内CO注入の私の成績と比較すると先ず一過性
のものにつきCOのO.15∼0.25%の気体3∼5時
間吸入49)は吸入直後に赤血球増加し5時三野には軽度減少し翌朝正常となる,白血球はCO吸入直
後がら5時間迄僅かに増加し翌朝正常となる,私
のCO60cc腹腔内注入実験は大した変化ない。毎
臼CO吸入成績は45)49)何れも赤血球数増加し,石 津氏50)の白鼠へCO間易欠曝露のみ赤血球の著明滅 少見る,私のCO60cc反ぷく腹腔内注入は白一思琢 数3,5日〔にやや増加し赤1血!球数とHbは逐日的減少著しがったが腹腔内CO60cc注入すると注入
12時「謂目に既に並Lr手iCO−Hb%は0%となるから毎日一何CO注入する事ぽCOの問慰曝露の場合
に相当するのであろう。山崎,松本氏6)と秋田氏5ユ)のCO皮下注射成績と比較するとウサギに隔日C
Q100 cc皮下注射で6)』!i i’液Hbは次第に減少する 点も前述私の実験成績と一・致する。秋田氏52)の4⑪ccCO皮下注射で血液CO−Hbは注射30分目から
3時簡目に最大,12時閤Fiにはα39 vol/%であり私のウサギ腹腔内CO60cc一回注入の時問的経過
成績と大休一致する。 :先に述べた如くノ・、油気腹は肝臓,血液,年内 系,腹膜に影響を与へ,CO中毒の時にも一[IZi.液は 勿論,肝臓5]・1,5−i),身内系48)55)5e)も相当関.与する事が知られているからCOの腹腔内注入法によるC
O巾毒実験成績の検討にぽ細心の注意を要する事 を附記したい。 皿 結 諭人工的にマウス及びウサギ腹腔内にCOを注入
するとCO中毒を生する。
腹腔内に注入するCOの量や注入形式を種・々変 える事1・cより,マウスの聯合は致死実験,急性中 毒実験,耐性試験に適し,ウサギの顔合は慢性中 毒実験に利用し得る。本法は従来の動物CO吸入実験に比し,著しく
方法簡便で叉動物実験手技上利点多いと考える。 (稿を終るに当り御指導,御校閲をいただいた恩師安 借弘毅教授に深い感謝を捧げます。又本研究は文部省 科学研究助成補助金によった事を記し感謝の意を表し ます。) IV 参考:文献 1)阿久津敵,西山雌雄,原野:東京医事新誌,3168, 77 (日工15) 2)神戸照雄:慶応医学,24,189(昭19) 3)新城玄:厚生科学,4,89(昭18) 4)亀井三千雄:名古屋医学会雑誌,51,1143(昭14) 5)磯部思夫=東京医学会雑誌,48,789(昭9) 6)山崎正雄,杉本貫一:東方医学雑誌,18,368(昭 15) 7)秋田清:北海道医学雑誌,19,780(昭16) 8)安信弘毅,山本恒:久留米医学会雑誌,15,13(昭 27) 9)佐々木直亮,大東昭雄:労働科学,28,579(昭27) 10)小松冨三男:満洲医学雑誌,30,775(昭13) 11)秋田清,藤田=郎:犯罪学雑誌,15,161(昭16) 12)秋田 清:北海道医学雑誌,18,72(昭15) 13) 庭火日日 清 :;1ヒ1プ圧}首医学条1卜誌:t 18,781 (日召15〕 14)猿田南海雄:九大房報,12,1(昭13) 1’5) VEtn−Slyke B.D. & N. eiS.1 」. :J. Biol. Cliern.61, 523 (1924) 16)石原房雄:康京医叢誌誌,58,2015(昭16) 17)藤田敏彦,佐武安太郎ご ,上巻、184 (昭28) 18)藤井賢士1生化学実験教.定艶言,99(昭19) 19)亀井蓑:千雄こづ二占領匠学会燦誌,5環,1 14 [’1印部5) 20)大平昌彦跡畠岡医学雑誌,43,7(昭27) 21)大野農郎、沼尻幸吉:鉄鋼労側循坐5、43(昭2劉 22♪秋田 清:北海道窯学雑誌,漁875〔昭[6) 23)実成不農郎;岡1一[.医学会雑誌.55,277(昭13) 24)藤田敏彦,佐武安太郎:三呂墨字箭義,上悉,117 (昭28) 25)増山元三郎:少数例の纏め方と実験計画の立て方 (昭26) 26)森田優三:統計概論(昭27) 27)原島進:産業医学,3,46(昭24) 28)佐賀愛=:慶応医学,19,975(昭14) 29)久保田重孝:労働科学,28,465(昭27う 30)大坪千年;久留米医学会雑誌,1了,14(昭29) 31)清水徹男:結核,28,122(i歪28) 32)横山 博:日本循環器学会雑誌,14,159(昭25) 33)松田文太郎;北海道医学雑誌,25,523(昭25) 34)碓井貫太郎:F.体内科学会雑誌,42,673,721(昭 29) 35)坂田泰正,井村氏宏:東京医事新誌,69,347(昭 27) 36)坂田泰正,井村氏宏:広島医学,6,192(昭28) 37)松田文太郎:医療,3,76(昭24) 38)清水徴男:結核,28,155(昭28) 一一@265 一・
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