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茂久(教育学部心理学研究室)
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はじめに 国立大学協会においては、国立大学における 教員養成が如何にあるべきかについての制度的 問題や教員養成のカリキュラム等について検討 し、数度にわたる調査研究を行ってきた。それ らの成果は、その都度総会において協議し、国 の文教政策にたいして提言を行ってきた。 先般の教員免許法の大改正にともなう課程認 定に際して、戦後の教員養成に関する制度的な 特徴である開放制が崩される兆しが見え、続い て大学設置基準の大綱化によって教員養成学部 における教職教育が危機的な状況に立たされよ うとしている。本来、戦後の大学における教員 養成は、 4年制大学において広い視野をもった 教職教育を求めるものであり、一般教育は、教 員の資質を高める役割を果たしてきた。しかし ながら、設置基準の大綱化は、一般教育を軽視 する機運を助長し、専門教育による技術教育優 先の傾向へと傾斜させることは否定できない。 また、大学における教員養成を巡る現実の学校 合本調査の原案は、国立大学協会教員養成制度特別 委員会(委員長蓮見音彦東学大学長)の小委員会 のメンバー(横須賀蕪宮教大教授、椎名i
前 吉 千 葉大教授、篠崎弘名大教授、山田昇奈良女大教授、 金谷茂愛媛大教授、岡本洋三鹿児島大教授、関 口茂久滋賀大教授)によって作成されたものであ る。アンケートの集計プログラムは、岡本洋三教授 が作成したものを利用した。また、データの打ち込 みと自由記述の入力については、教育学研究科学校 教育専攻の坂幸江さんの協力を得た。 教育においても、偏差値教育とか管理教育と呼 ばれるような制度的な状況の中で、教育問題は、 ますます深刻化の度合いを深めている。 教員教養制度特別委員会(以下特別委員会と する)においては、このような現状は、これか らの大学・学部における教員養成を困難にする ばかりでなく、将来教員になろうと希望してい る学生に「教職離れ現象J
を助長するものであ ろうと警告した。昨年11月の国立大学協会総会 においては、特別委員会からの報告として、 「新しい制度的諸条件の下における教員養成の 改善充実の諸方策」を引き続き検討するために、 ①会員大学における教員就職状況等の調査、② 一般学部と教育学部のそれぞれにおける教員養 成を巡る問題状況の調査、③教育委員会におけ る教員需要の実態とこれに対する対応の調査を 行うことが承認された。これらの調査と並行し て、特別委員会の学長が所属する教育学部の学 生に対する「教職意識調査」が本年1月に実施 され、本年6月に開催された総会において、そ の中間報告がなされたのである。 教育学部学生の教職意識調査を実施する意図 は、教育系大学・学部を志願する学生がどのよ うな動機で入学してきたか、学生が学ぶ学部教 育には、教職諸科学の知識を十分に満足させて いるか等の意識調査を実施し、その結果から、 将来教員になろうとする学生の意欲を維持し続 けるには、どのような政策を提言しなければな らないかを考える資料を得るところにある。こ の調査研究に関する全国立大学の結果は、本年 11月の総会までに公表する準備を進めていると ころであるが、本学教育学部の学生も調査対象24 実践センタ一紀要 創 刊 号 1993 となったので、滋賀大学教育学部の学生につい て、集計結果の一部を報告することにした。そ の理由は、学生の教職意識調査の回答の中には、 われわれが現在教授会において学部のカリキュ ラムを検討し、教員養成学部としての基本方針 を決定しようとしている時に、学生の率直な意 見や感想、を知る必要があるであろうと考えたか らである。本調査は、本学部の一部の学生が抱 いている教員養成に関する意識であって、これ をもって一般化することは避けなければならな いであろう。しかしながら、今学生が教職につ いてどのような考えを抱いているか、学生が教 育学部に何を期待しているかを知ることは、こ れからの討議に際して重要な資料を提供するで あろうと考えられる。 本論文においては、調査結果を統計的に推計 することよりも学生の生々しい声をできるだけ 多くの教官が知ることにより、教育学部の改革 にプラスに反映することができることを目的と して作成した。 本調査の実施に当たっては、椿都生夫教育 学部長はじめ調査の実施に協力していただいた 教官各位と関係する事務職員に感謝するととも に、調査に回答してくれた多数の学生諸君の協 力に敬意を表するものである。 担泊。r 1990年度 袋 幽lnn1rnー
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千人 を対象にして実施され、本学部の調査対象の学 生も 1回生から4回生までを含む学生数300人 程度が選ばれた。そこで、本論文においては、 調査対象が無作為標本でないことと標本数が少 ないことから、結果の統計的な分析は省き、学 部学生の教職意識の傾向を見るための整理にと どめることにした。設問17に用意した自由記述 は、 7割以上の学生が記述し、そこには学生の 率直な意見や感想が述べられているので、内容 別に分けて全文を記載することにした。 調査の方法 (1)調査項目は、学生の教職意識を知るために、 教育学部を志願した動機から在学中の学部 教育への満足度等を基本として作成され、 16項目の質問紙と自由記述l聞からなって いる。質問紙の属性としては、性別、学年 と所属課程とし、教職意識に関する設問に は、進学決定時期、学部志望の強さ、併願 受験校の種類と志望動機に関する項目、学 部への満足度とその対象とに関する項目を 設けた。教職志望の設問には、入学時と現 在の教職志望の意識を質問項目とした。さ らに、教育実習の経験の有無が教職観、卒 業後の教員希望に肯定的・否定的影響を与 えるかについての設問を設けた。自由記述 は、教育系大学・学部や教員という職業に ついて感じたことを記述するように求め た。 (2) 調査の実施は、 1993年1月中に講義や演習今学生は教育学部に何を求めているか 25 中に担当教官より質問紙が配布され、学生 が自記することによって回答させた。回収 された質問紙は、国立大学協会事務局にお いて整理し、小委員会のメンバーが分担し て整理した。本論文において参考にした滋 賀大学教育学部の資料は、筆者の責任にお いて分析した。 (3)本学部の調査対象は、総数291名であり、 課程別の学生数は、幼稚園教員養成課程が 12名(男子1名、女子 11名)、小学校教員 養成課程が176名(男子62名、女子 114名)、 中学校教員養成課程が55名(男子23名、女 子32名)、養護学校教員養成課程が28名(男 子 8名、女子20名)と情報科学課程が16名 (男子 7名、女子 9名)である。これらの 学生は、 1、2回生が全体の約58%を占め、 残りが
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回生以上であり、各課程の学 生数が情報科学課程以外は、それぞれの課 程の学生定員数であり、男女比も学部構成 の男女比に近い割合である。 結果と考察 l.学生の中には教職を希望する学生が多くい る 本学部を志願した学生の中には、男女とも約 表1.学生が教育学部を受験しようと決心した時 期には男子学生と女子学生との間に差異が ある(数値は%) 高校 高校 ,て巳tρt二五H土τ人台 高校 入学以前 入学後 決定時 卒業後 男子 10.9 19.8 43.6 24.8 女子 11.6 27.9 53.7 6.8 表2.学部志望動機の強い学生は大学生活に満足感 をもっているが、乗り気でなく不本意に入学 した学生は不満感がある (数値は%) たいへん まあ やや たいへん 満足 満足 不 満 不 満 強い希望 29.8 53.6 l3.1 3.6 多少の希望 9.4 66.7 22.2 1.7 乗り気でない 9.1 53.0 34.8 3.0 不本意 17.4 39.1 26.1 17.4 50%の学生が入試センター試験の成績によって 志望校を決定している者がいるが、表1に示し たように、高校在学前ないしは在学中に教育学 部へ進学することを決定している学生が男子に 30.7%、女子に 39.5%いる。これらの学生は、 表2を見てもわかるように、本学部に強い希望 で入学した学生だけでなく、しぶしぶ入学した り不本意に選択した学生がいる。その割合は、 男子の方 (37.6%)が女子 (24.2%) より高く、 「乗り気でないJ
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不本意」希望で選択した学 生は、女子の方 (3l.6%)が男子 (28.7%) よ り多い。この事実は、入学した学生の中には3
割程度の学生に潜在的な問題をかかえているこ とを暗示している。2
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学生は講義等に不満をもっている 本学部に入学した学生たちは、入学後の大学 生活にとなの程度の満足感を抱いているか、その 満fE感がいかなる対象にたいしてであるかにつ いて見ると、表 2に示したよう、本学部に志望 した動機の強い学生は、大学生活にある程度満 足しているが、志望の動機の低い学生は、大学 生活に不満を抱いていることがわかる。 表 3.学生の多くは講義や演習に不満を抱いている (数値は%、無回答を除く) たいへん まあ やや たいへん 満足 満足 不 満 不 満 講義演習等 23.9 16.7 47.0 45.5 施設設備 4.3 3.6 16.7 9.1 友人関係 23.9 44.0 1.5 9.1 教官 4.3 3.6 1.5 0.0 課外活動 10.9 6.5 3.0 0.0 その他 4.3 7.7 12.1 0.0 それでは、学生がどのような対象にたいして、 満足感を抱いたり不満感を抱いているか見る と、非常に注目すべき傾向があることが分かる。 表 3は、学生の多くが講義等や友人関係に満足 しているけれども、同時に不満に感じている対 象の高いのが講義や演習であることを示してい る。この点に関しては、学生が講義や演習にた いして、どのような不満を抱いているかを知る ためには、別表の自由記述の内容をみると分か26 実践センタ一紀要 創 刊 号 1993 る。 3.教育実習は教職意識を変える 教育学部の学生は、入学当初から教職科目を 受講しながら自分の教職意識を形成して行くこ とができる。それと同時に、 3回生までに実施 する教育実習前の「事前指導」においても、初 めて教室の児童に接する機会を体験することが できる。 学生が抱いている教職希望の強さは、一回生 から四回生になるにつれて、それぞれ50.0%、 62.3%、65.9%、48.4%となっている。このよ うな傾向は、ある程度予想していたけれども、 4回生になると半数以下の学生しか教織を希望 していないという背景には、教員の需要度が 減っていることや採用試験への不安感があるで あろうが、それだけではなく、学部教育に何ら かの問題があるのではないだろうかということ が考えられる(別表を参照されたい)。 表 4には、下回生と上回生とに分けて、自分 が将来教員になるとして、どのような面に教織 を希望しているかを示した。この表から、下回 生の学生は、教員になるのには教職に魅力を感 じている者が多く、上回生の学生は、自分が教 員になる適性があるということを抱いているこ とカfわかる。 表4.下回生は教犠に魅力を感じているが、上 回生になると教職への舷力と教員への適 性を抱くようになるがある (数値は無回 答者を除く%) 下回生 上回生 教職に魅力を感じる 44.4 23.3 教員の待遇がいい 1.2 5.0 教員に向いている 3.0 44.2 地元に就職できる 4.1 4.2 その他 3.6 16.7 一、二回生の学生が抱く教職希望には、事前 指導の時間に児童と接する機会が重要な働きを もっている。ところが、三回生において体験す る教育実習は、自分が本当に教員に向いている か、教職に魅力を感じているけれども採用試験 に受かるであろうかという期待と不安が交差し た状態におかれる。下回生の時期に抱いていた 教職希望を上回生になっても維持し続けること は、学生一人一人にとってたいへんな意見決定 なのである。 4.学生は自由で多様な教育計画を期待してい る 学生からの自由記述は、自記した内容から以 下に示したように分類して記載した。個々の記 述には、文章表現上問題もあろうが、重要なこ とは、学生の声に率直に耳を傾けることである と考え、文章を改変しないで再現することにし た。それぞれに分類した内容には、重複するも のも含まれているが、学生の意見や感想には、 われわれ教官が将来の教育学部のあり方を考え る際に参考になるものが多い。なお、自由記述 の内容に付記している番号は、無記名回答用紙 の整理番号である。 学生の自由記述の内平等を読んで分かること は、学生が教員養成学部としての教育計画にた いして多くの意見を抱いていること、講義等に 関して注文が多いことに気づく。中には、学部 教育全般に関する記述や滋賀大学の将来計岡に 関する記述もあり、友人関係において、教育学 部の学生として意識を自己批判的に書いている 学生もいる。自由記述の内容をまとめることは 難しいが、教員養成学部としての教育計画の基 本は、今大学が社会から求められている「自由 で多様なニーズ」に応える方向のようである。 別 表 自由記述の内容
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カリキユラムや講義等に対する学生の意見 001教育の方法論を知っていても実践できる教師が 少ない。心理学関係の講義が少ないためか、自 らを大人の一員としてふるまおうとする。子供 の目線で話し合える教師でなければ、尊敬は受 けられない。子供を本当に理解して(その潜在 的能)J等も)やれる究谷な精神と知性の持ち主 (アニメ、i
受商、ファミコン等をまじめに子供 たちと話せる位の知性の寛谷さは必要)でない なら、教師などやるべきでない。狭量な人物に 教えてもらう子供の方が可哀相だ。 026一応教職関係の授業(発達と学習、教育の歴史 など)や教材研究などの授業はあるけれど、そ今 学 生は教育学部に何を求めているか 27
口鶴等へ
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圃敏1111 四就臆 意 感 習 の の占
央
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育 学 困 層 教 大 見 敏 想 ・ 圃 図 図2.本学部の学生の設問「自由配述」に回答した 割合は、全国立教育系大学・学部の平均を上 回っている (66.7%)。男子学生の75%、女子 学生の 70%が嫌々な観点から自分の意見や感 想を書いている。学生の自由記述には、講義 等にかなりの期待をもっていると同時に厳し い見方をしていること、教聡について真面固 な考えをいだいていること、そして滋賀大学 や教員養成学部としての教育学部にたいして、 学生なりの厳しい見方をしている面を知るこ とができる。 れぞれ半期や一年くらいしかないので、この程 度で教員になってしまって (なれると仮定して) きちんと児童や生徒に正しい事を教えられるの か少し不安です。また知識だけなら勉強すれば 教えられるかもしれないけど、たくさんいる児 童にそれ以外のもっと大切なこと(自分が今ま でにいろいろな人からうけとってきたすばらし い経験)を少しでも与えることができるのだろ うか、という点が大変不安です。 049専門の授業で教綬は専門分野しか教えられない ので、教師になったとき特定の分野しかわから ないと思う。もう少し全体的に広〈浅く学ぶべ きではないか。教科専門が中学主体になってい る。 063学部ではあきらめの雰囲気が強いと思う。特に 小学校課程では、様々なことを浅くこなさねば ならないため、何となくクリアすれば、それが 一番嫌だ。これは私の所属する大学の特徴かも しれないが、ひどく封建的であると感じる。そ んな考え方で様々な子供たちに柔軟に対応でき るのだろうか、不安である。 085教員というのはまだ現場に出たことがないので よくわからないが、なってみたいものの一つで す。学部講義は、教員になる気のない人にとっ てはつまらないと思う。 087今の自分のままでは教師になれない。もっとい ろんな知識が必要であるし、勉強しなくてはな らないと感じる。もっと専門性が必要であると 思う。 088学部の講義で自分の研究室について言えば、実 践的なものが少なすぎると思う。このような内 容の講義を 4年間受けて教師になっても、実際 現場で何ができるのだろうと疑問に思う。最近 やたら教師が学校で事件を引き起こすという ニュースを耳にするが、その原因のーっとして 大学での指導不足が挙げられると思う。 095各教科の授業時間数が少ないと思う。小学と中 学の教科専門を教えてほしい。 103教職関係の授業が難しい。小学専門の講義をき ちんとやるべきだ。 107講義をきけばきくほど教員の大変さ、難しさが 判ってくる。 115教貝養成大学・学部以外の人が教師になる場合、 どのような勉強を大学の中でしているのかなぁ と思ったことがある。 121講義をもっと魅h
的なものにしてほしい。 131教只長成大学なのに、教員になってからのこと をやっていないような気がする。教坦に立った ときどうするかなど、教育実習以外に月一回小・ 中学校へ行って、研究授業をやるなどといった ような実践的な長成もやってほしい。 136実際に教育の現場に立った時、今受けている講 義がどのくらい役立つか、疑問に思うことがあ る。 141私の場合は「障害J
に対する知識を持ちたいの でここに来ている。だから何も将来教師になら ねばならないといった部分にはとらわれていな U、
。
143実際にうけている講義は、自分の関心があるも のとないものにはっきりとわかれ、ないものに 関しては講義もおもしろくないと感じるものが 多い。実際に子どもに接することがぬ番勉強に なると思う。教員という職業に大変関心がある が、現在、大変難しい道でもあるようにおもう。 自分にとって最高の職業というのが教員である。 147子どもと接することが苦手ということもあって、 教員になるつもりは今のところない。教育学部 は、授業が多すぎるように思う。教育学部は、 「教員になるためのもの」という考えを改めて、 「教員になりやすいJ
あるいは「教貝になるこ とができる j というようにしていくべきだと思 7。
152教員という職業にっこうかなと思っている。し かし、現場の先生方の話や講義をきくなかで、 はたして、自分に向いているのかと不安にもな る。実習をうけないかぎり何とも言えないが、 その時の結果いかんでは、教員をあきらめ、 一 般企業なり、官公庁なりに就職することも考え ている。 158 もっと教育の現場で仕事をされている先生に講28 実践センタ一紀要 創 刊 号 1993 義をしてもらいたいです。今の状況をもっと知 りたいです。職業としてとらえる教員には、以 前は、「教師の自己満足の世界にすぎないのでは ないか」と、矛盾も感じていたけれど、今は、 自分のために、自分を伸ばす職業としても意義 がある職業だと考えています。 163教員は教えるだけでなく、進路指導、生徒指導 などもしなければならないので、大変な職業だ と思う。 166色々と授業内容が理論的なものが多くやっかい。 理学部で講義しているのではないかと疑いたく なる。ここは教育学部だ。 174学部に関しては、必要なことをもっと行なって ほしい、必要でないことはやめてほしい(無駄 が多い)。 175難しい、単位が多すぎる。 182教員養成学部に望んで入学しましたが、何か知 識や理論のことばかりで、本当に大切だと思う ことにまだ触れられていない気がしています。 185講義・演習など授業をうける中で、実際に自分 が体験したり、実践をともなうもの(教育実習 など)から得るものは大きいと思う。また教員は、 非常にやりがいがある職業だと思う。 199もう少し、全体の講義が体系的であるといいな あと思います。情報課程は教員養成学部には必 要ないように思う。あっても中途半端なように 思う。 202教員養成大学ではあるが、もう少し、自分の専 門分野をもっと幅広く、勉強できるような授業 組み立てになってほしい。児童心理と脊心に分 かれているのに、小学校課程の専門性がない。 212実際教育実習に行き、教員の大変さや、現場の 状況を知ることができてよかったと思うが、大 学のなかの講義が、現場で役立つと恩えるもの は数少ないのではないかと考えている。もっと 実際現場で役立つ授業や、情報のわかる授業を してもらいたい。教員という仕事は、とてもや りがいのある仕事だと考えている。 239大学在学時にもっと、現場の状況が身近に感じ られるような授業や講義が必要と思う。 260教員という職業は他の職と比べて、たいへん特 殊であると思います。その意味において、現在 の大学のカリキュラムで即対応できるのかとい うと、僕はそれは無理ではないかと4年間学ん できて感じました。もっと実際の教育現場に即 した講義を設定するべきではないでしょうか。 さしでがましいかもしれませんが、僕個人、 4 年間この大学にいてそう感じました。 261講義などに、教員という職業に実践的なものを 多くしてほしい。 264教育学部=教員という考え方は嫌いである。単 位取得に余裕がないことに不満を感じる。 265大学の講義で学ぶ内容と教員として必要な知識 があまりにも関係なさそうな気がします。もっ と教職関係の講義を聞きたい。 268カリキュラムカfわりあい自由なところはよいと 思う。教員採用数が減っている今、免許を取得 できる以外の魅力が必要だと思う。 274講義を受けていて時々感じることがある。“それ は理想にすぎない"、“実際の役に立つだろうか" と…。少々失礼な言い方かもしれないが、教官 が教職のことについて知らなすぎるのではない だろうか。教育実習に行く前は“絶対に教師に なる"と言っていながら、実習後、その想、いを 断念した人を私は何人も知っている。個人的な 向き不向きもあるだろうが、もっと教職のこと に関する講義があればこういうどんでん返しが 少しは減るのでは…と思う。 279学部について、教員養成に関する授業をもっと 充実させるべき。 1回生のうちから、やらなけ ればならないことを増やすか、自覚をもたせる 何かが欲しかった。 292 (いたしかたないことであるが)学内に、教育 に対しての情熱がある学生が少ない気がしてな らないのは残念である。又、「このような人が
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と疑問符をつけたくなるような人が教師になっ たり、実際に教鞭を振るっているのは、はなは だはらだたしいものを感じます。(実際自分のこ とはどうなのかは、別としてですが)又、教育 系の大学でありながら、教官遼に教育系の大学 出身者が少ないのもいただけない。まして、教 官の口から「教師よりも他の臓の方が云々」と いう話を聞くだけでおかしなことだと思ってし まうし、教師になるための勉強と専門の勉強と のギャップが激しすぎると思います。実際の専 門とした学聞が(特に)小学校教員にどのよう なメリットがあるのか、不可思議である。(メリッ トを考えて勉強するわけではありませんが)そ の他、教員養成大学として様々考えていたこと があまりにも違いすぎた感があります。(想像し ていたことと全く違っていた)ただ教員という 職業については、非常に魅力を感じます。これ は幼い頃からずっと持ちつづけている感想です。 教師になるなら、教員養成大学以外の学部から の方がいいんじゃないかなと思います。1
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教職像・教員の将来性等についての感想 005教員採用試験以外の進路をとる場合(採用され ない場合を考えても)、他の企業、公務員などに なるための授業あるいは資格などをもつことが できないので不安に感じることが多い。 006家庭に帰ってからも仕事がつきまとい、その割今学生は教育学部に何を求めているか 29 担 40 調 団 強い希望 争少の稀望 集り気なし 不本意 図3.多くの学生が教育学部を志願して入学してい るが、3割の学生は志願していなかった。 りには収入が少ないのではないかと恩う。 010教師の免許をとるためだけだったら、他の学部 でも可能だが、やはり其の教師になるためには 教育学部が一番良いと思う。プロの教師になる ために教育学部にいることを誇りに思っている。 017教員という職業は地味かもしれないけれど、と ても奥が深くて、すばらしい職業であると思う。 もっと、教育について学んでゆきたい。 020教育学部をででも、実際、教員になる人が滅っ てきているのは、 一生続けていくのには満足で きない仕事だからではないだろうか。また、待 遇も良いわけではないレ・・かといって官公庁も いいとは言えないけど、いろいろな分野で仕事 ができそうなので私はいいと思う。 022教員になるということは、先生のしていたこと でこれってイヤだ!と思うことをしなくてはい けない、ということ。それならイヤと思ったこ とをしなければいい、といわれそうだけれど、 そんなことは絶対にムリ。教育の世-界では、み んなとちがうことをするとのけ者にされるし。 あと自分のしたい分野を集中してできないのが ものすごく不満。 031ある程度の学力や試験対策をやれば教師になれ てしまう。すなわち性格上どんな欠点があろう と教員になれてしまう。自分も教師になれてし まう、という所がこわい。こわいというのは、 子供の一時期の将来を負ってしまうからだ。 039生徒数も減少しているし、だんだんと教貝にな るのが難しくなっていることも不安に思う。 042もともと向いている職業とは思っていなかった けど、実習して改めてできないと思った。 046最近採用人数が滅っており教員になるのもなか なか大変であるが、すごくやりがいのある職業 だと思っている。 056多くの人間と日々接することができるので魅力 のある職業だが、反面多くの人の一時期に多く の影響を与えることを考えると大変な職業だと 思う。今は教員を目指すことに、そういう面に 不安を感じ教員になるかならないか悩んでいる。 057教員という職業に対しては次世代を支えていく 子どもたちに正しい知識を与えていく大切な職 業であると思う。しかし、これから教員を目指 そうとしている学生の学習態度(授業 ・テスト 時など)がいい加減なのにびっくり している。 こんなことをしている人たちが将来子どもたち を教育する立場にたってよいのだろうかと疑問 を感じている。 129教員になれるだろうか… 132今子どもの人数がなくなっているので、教員に はなりにくいと思う。また、小学校まで受験の 波が近づいてきているので、難しいとも思う。 135教員養成大学・学部では、周りの学生の多くが 将来教師になるので、将来についてわりと現実 的に感じることができる。しかし最近では、こ のような環境の中では視野が狭いので(教師と いう仕事に理想をもったままで)教師になるこ とはよくないのではないかと考えるようになっ た。(もっと他の世界も知るべきだ、という意味 で) 172教員という職業は、本来はやりがいのあるすば らしい職業だと思います。しかし、今の世の中 の状態を見ると、教員という職業は、責任の重 すぎる職業に感じます。
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就職・採用説験等に対する意見 046最近採用人数が減っており教貝になるのもなか なか大変であるが、すごくやりがいのある職業 だと思っている。 084毎年教師の採用が減ってきているので自分では 不安があったりもするけれども、採用が減って いるからこそ、いい加減な気持ちで大学生活を 送ってはいけないと思う。 091教員という職業には魅力があるように思われて きたが、採用試験がかなり難ししまず通らな いであろうと親戚や周囲から言われ、悲しく思 10 128教員採用試験がめんどうで、待遇も悪いように 恩える。給料が安い、夢がないような…。 162今、世間では教師という職はあまり好まれてい ないのではないだろうか。収入の面や、数々の 教育の場での問題点、そしてこれから大きな問 題となるであろう、児童数の滅少など。子ども が少なくなればそれだけ新規採用は当然少なく なるわけで…。しかも他の企業のように待遇を よくして入社してもらいやすくできるようなも のでもない。好きだからできる、やりたいから、 給料が安くても、仕事が激務であってもたえら れるのではないでしょうか。しかし、そういう 人々が今現在そんなにいると思うことは望めな いのではないでしょうか。でも私は教えること30 実践センタ一紀要 創 刊 号 1993 たいへん不;荷 まあ満足 たいへん不満 図
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男子学生 (上)も女子学生(下)も多くは大 学生活に満足しているが、学生の中には不満 を抱いている。 の楽しさを知っている人間であります。 171今は、採用試験のことで頭がいっぱいである。 採用試験では、地元大学:有利とよく言われるが、 僕の場合は、九州とi
関西であるから難しく、不 利だと思う。事実、情報は入ってこないし、大 学のある関西には、知り合いもいない。どちら で試験を受けようか、迷っている。 200教貝採用試験で合格した人が必ずしも教師にむ いているとは思えない。確かに頭がいいにこし たことはないが、教師というのは、それだけで はないと思う。 204採用試験に合格しでも 4月から教員として働く ことができない人がいることに疑問を感じる。 また、いくら遅くまで仕事をしても残業手当が つかないというのも納得できない。 207 1t,(近、教職状況が恋化しているが、就戦活動で 企業を希望している人が「とりあえず教員が安 全パイなので占応うけておこう」と希望する人 がいるらしい。教師という職業価値というもの を、もう少し考えてほしい。 208とりあえず、教育課程に入学したというのは、 現在の大学:入試制度の難しさなどを考慮すると、 仕方がないとは思うが、とりあえず教職につく、 という人は、できるだけなくしてもらいたい。 子どもに影響を大きく与えるこの仕事は、それ ほど重要なものであると思うからだ。教員採用 試験も、そのあたりを考えて、単に試験の点の よいものを採用するだけでなく、あらゆる面か らの教職に向く人々を選考して頂きたい。 209まず思うことは、教員に採用されるのが、人数 的に少なく、自分が思っている程度の教員にな りたいと思う気持ちでは、なれないんだという ことが分かった。教員という職業については、 これから実習などでもっと実感できると恩うが、 現在の小・中学校の受験状況などをみて厳しい ものだと思っている。 211採用試験対策講座みたいな講義があれ1;[...(他 の私大ではあるときいています)。討論形式の授 業だと、学生も学ぶ意欲がわくのではないかと 思います。 242最近採用がむずかしくなってきたといわれます。 またそれに加えて、不況などで公務員をめざす 人がふえてきていますが、教育学部が、他の学 部から流用してくる人に比べて、有利なところ が今の時点で少なく思えるのが不安です。 265大学の講義で学ぶ内容と教員として必要な知識 があまりにも関係なさそうな気がします。もっ と現場の空気にふれる機会を多く持てたらと思 う。教員になる過程があまりにも荒すぎる。単 に一時的な採用試験をパスしただけで次の年か ら教国に立てるというのもおかしい気がする。 269教員養成大学としての採用試験に対応する講義 がもっと多かったら勉強しやすいと思います。 286入学した当時、全然教員になる気持ちがなかっ たわけではないが、教育実習に行って気持ちが はっきりした。教員採用試験が多少難しくなっ てもやはり安易な気持ちで教員を志望している 人がまだ多いと思う。│
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教育実習に関する感想 008教育学部は、教育実習があるから、それまでに 必要な単位をとらなくてはいけないから大変だ と思う。 025観察実習や講義などから、教師と生徒との交わ り方などを学:び、教師の工夫しだいで、授業や クラスが良くも悪くもなるんだな…と興味を党 えた。 090先輩の教育実習をみにいったり、現場のお話を きく機会がふえ、たいへんな職業だと思い、入 学以前ほど「ぜひ教師にリという思、いはなく今学生は教育学部に何を求めているか 31 掴
固
臆力を感E
自 肺 つE
'Eしい 自f置を失う 特に在し 図5.教育実習の経験は、学生の教職意訟をぐらつ かせている。 同 咽 崎 調 崎 調 調 10 匙力 待遇 係用紙厳 適性 したい勉強 モ の 他 図6.男子学生の多くは、魅力を感じて教職を希望 しているが、自分の教員適性に欠けているこ とを知って教聴を希望しない学生もいる。 副 司 曲 抽 輔 調 調 10 魅力 適性 したい勉強 モのl色 図7.女子学生の大部分は、魅力を感じて教験を希 望しているが、教聡を希望しない学生は教員 適性がないと思っている。 なったというのカf正直なところだ。 181教育実習でえた感動が何より、この大学にきて よかったと感じることである。 184教育実習が、進路を決定する上で大きな転機に なると思う。 233実習に行って教師という仕事のやりがいやすば らしさを感じたが、同時にその責任の重さ (人 を育てるという意味の)を感じた。自分にそれ を背負うことができるのかを考えると、このま ま教員になることに不安をおぼえる。 235教育学部は、先生になる、ならないにかかわらず、 よかったと思う。教育実習もいいと思う。 236教締は、やりがいのある職業であるが、大変難 しく苦労も多い職業であるということを教育実 習にいって、よりいっそう感じた。 251実習に行き、教員という職業に対して、 難しさ とやりがいを両方とも感じるようになりました。 不安はありますが、がんばろうと今は思ってい ます。 275教員養成課程には、教育実習という他の学部に はないものがあります。これは、教師とはなん だろうと改めて考えたり、真剣に人と向き合え る良い機会だったと思います。また今後教員に なるにしろ、ならないにしろ良い経験だったと 思います。実際に教育実習を経験して、教員も 悪くないと思いましたが、学校や教員を取りま く問題を考えると、なかなか教員になろうとい う決断がつきませんでした。学校という社会は 一種独特の世界であり、 閉鎖性を感じる部分が あります。いろいろ考えた結果、学校以外の社 会を経験し、視野がもっと広がればと教員以外 の道をとりました。こう考えられるのも、この 学部だったからだと患います。 276結果的に教職にはつかないこととなったが、入 学当時は全く教只になる気はなかったのに、教 育実習や講義を通して教職にも興味をもち、進 路選択の際、ずいぶん悩んだ。教職に魅力は感 じるが待遇がさらに良くなればと思う。│
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大学・教育学部に対する意見 024教員益成大学・学部は古い、頭がかたい! 030教員は、未来に限りない可能性のある子供達を 指導していける魅力的な職業だと思う。またそ のように特殊な人材を育てる教員益成課程は、 学校がある限り必要であるだろう。しかし私と しては、 他の人の可能性を伸ばすことよりもま ず、自分の可能性を伸ばしたいこと、訟のやり たいことは教員ではやりにくいことから教員を 志望するつもりはない。幅広く勉強していく中 で教員への勉強もあっていいと思うだけで、べ つに教員にならない学生があっても良いのでは ないか。 034他にもっと魅力をかんじるものがある。魅力が ないわけで、はない。 047今通っている大学は、教育学部しかないのでもっ と他のことを勉強している人との交流がなくお もしろくない。伺性ある人が少ない。 156大学で遅刻やカンニングを平気でやってきた者 が、教員になって生徒に注意するのは矛盾して いると思うし、「遅刻はいけない」とか「カンニ ングするな j という資格はないと思う。 197うちの大学は人数も少ないせいか、他の国立大 学とはえらい違いがあって、まったく大学らし くない。これは生徒にも問題があるし、大学の 設備等の問題も見られる。やっぱり経済学部と32 実践センタ一紀要 創 刊 号 1993 の合併が必要ではないかと恩われる。 202教員養成大学ではあるが、もう少し、自分の専 門分野をもっと幅広く、勉強できるような授業 組み立てになってほしい。 221一般科目が必修なのに、あまり興味を引くもの がないし、種類が少ない。 249大学でカンニングや遅刻をするものが教員にな る資格があるのかつ 264教育学部=教員という考えは嫌いである。単位 取得に余裕がないことに不満を感じる。 284この大学は、こじんまりとしているため、視野 がせまくなりがち。将来教員になる人ほど、もっ と視野が広くなれるような、何かがあったらい いのに・・・。 285初めから教師になるつもりでない人も教員養成 大学に入って来て欲しい。幅のある人間関係を えるにはそうした方カfよい。いろんな人カfいて 身につくものは大きいと思う。特に単科大学は そういった傾向があるので門を広げなければな らない。 291教員養成大学で学習するのは、教師になるなら ないは別として、学習して価値のあるものだと 考えています。
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職業としての教職性についての感想 011教員という職業はたいへん魅力のある職業だと 思う。その教員になるために勉強するところで ある教育学部は、かなり重要な学部であると恩つ
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015たいへん難しい職業であると思う。しかしその 分、やりがいのある職業ではないかと思う。 016教師という職業はすばらしいと思う。しかしこ の職業は子どもたちの人格形成などに深いかか わりを持っている。教員に向いている性格とい うものがあると思うo 向いていない人が教員に なり、子どもへの影響力をもつのは、子どもに とって不幸であるように思う。教員は大事であ る。それ故に向いた人がなるべきである。教員 に向いてない人でも、他に向いている職業は必 ずある。それになればよいと思う。 019教員という職業には大変魅力を感じる。だから 今教員養成大学に所属しているのだが、自分が 今本当に教員への道を進んでいるかどうか自信 がない。 021今の子供の数や教員の現状から考えると教員に なるのはむつかしいけど、私は、是非、是非、 教師になりたいと思う。 028教員という職業は、人間が相手ということだか ら、他の職業とは違い大変魅力のあるものだと 思う。それだけむずかしいものであるとも思う けれど、この職業ならば自分も人間的に成長し ていけるのではと思う。また、教師を育てる大 学ならば非常に重要なものであると思う。勉強 の面だけでなく、人間成長の場ということをつ よく意識したものであることを望んでいる。 032教員の中でも、障害児教育の学校の教員を希望 しているのは普通の教員よりもやりがいのある 職業であると考えているからである。 033教育の勉強特に教育の難しさがよくわかり、教 員への可能性があると恩う。 035中学生は子供と大人の中間で、むつかしい時期 なのでとても不安はあるが、そういう中学生と ふれあうことに魅力を感じます。 043まだこの大学に入って1年目だからかもしれな いが、教師になりたいとは強く思っているけれ ども、まだまだわからないことが多くてけっこ う不安である。あとの3年間でその不安をやわ らげ、教育に関する知識が増えたらいいなと恩 います。 044教員は大変そうだけど、やりがいのある仕事だ と思う。 051とてもやってみたいと思う職業 061子供の教育とは人格を形成する上でもっとも必 要なことであり、その成長の方向性は、教師の 教育の指導性に関わってくるといっても過言で はない。だからこそ、教師というのはもっとも 重要な職務であり、責任重大ではあるが、生き がい・やりがいのある仕事だろうと思う。 070今、教員の募集人員が減少しているということ で、教員養成大学への希望も減っているときく が、私は人間の成長(人間形成 その子の一生 を左右しかねない)を手助けするという意味で もすばらしい職業であると思っている。 071小さいころからの夢なので、努力してなろうと 思います。 072子どもを育てることは難しいが、しかしやりが いのある仕事であると思う。子どもの可能性を 伸ばし育てることが将来の社会をよりよくする ことにも通じ、大きな社会的役割を担っている と思う。 073残業手当もなく、お金の商では多くはのぞめな いが、他の企業でOLなどをして暮らすより、 いろいろとやりがいのある職業だと思う。 074現段階では教師になりたいと思っているが、向 いていなかったり教師のセンスがないときは、 たとえそれが夢でも私はやめるつもりです。 076教師とは大変な仕事だと思うが、普からなりた い職業であったので。しかし今は、他の職につ いても考えている。 079教員という職業は、人間的にまだ出来ていない 子どもを自分が作り上げていけるという点でと てもやりがいがあると思います。けれどもその今学生は教育学部に何を求めているか 33 反面、様々な問題があり大変な職業でもあると 思います。 080教貝とは患っていたより奥の深い職業である。 082給料のわりには大変そうだ。やりがいのある仕 事の一つだと思う。 083教員という職業にはたいへん魅力を感じている。 子どもを指導していける職業なんてざらにはな いし、自分自身クラブの顧問となって、自分の もっているものをすべて教え子にたくせること が夢であるし、そうなれれば幸せである。 093子どもを相手にする職業なので、とてもやりが いのある仕事だと思う。 097教師は魅力ある仕事だと思う。 105子どもと接していられる教員という職業に魅力 を感じる。 116教員という仕事には、たいへん魅力を感じる。 だが本当に自分に向いているのかどうか自信が ない。 120やりカfいがある。 122子どもの人数が減っていく中で、大変職につく のに苦労する気がする。 124人聞が相手だから、職業としておもしろい。 128やりがいのある職業だと思う。 146教員はとても魅力的な職業だと思う。 149教員は学校という狭い中で生活、活動すること が多いので、考え方や社会への自が狭くなりが ちだと思うので、もっと社会に日を向けるよう になれば良いと思う。 153すばらしいと思う。 157最近、教師も色々と問題を起こしていて、教師 という職業に疑問を感じることもあるけれど、 昔から教師になりたいという夢は変わらないし、 自分にも向いていると思うので、教育学部に来 たことも良かったと思っている。 167子どもに生き方などを指導すること、そして子 どもの生き方を自分自身が大きく左右するとい うことについては大きな責任を感じつつ魅力を 感じる。しかし待遇の悪さという点から決心が できないという結果になっている。 168教えるという立場に立ち、そして子供の成長過 程の一部分のパックアップができるというすば らしいことができるので、ぜひともなりたいと 思う。 172教員という戦業は、本来はやりがいのあるすば らしい職業だと思います。しかし、今の世の中 の状態を見ると、教員と言う職業は、責任の重 すぎる職業に感じます。 173知的な仕事ではないかと思います。 176がんばっていこうと思う。 177教育自体にはとても関心ぷかい。 178それなりにょいと思う。 179子どもの個性を伸ばす教育という理想と、 受験 勉強という現実の聞に立たされたとても厳しい 職業であると思う。 180人間的にしっかりしていなければならないと 思っている。また責任のある仕事だと思う。 183教師という職業は確かにしんどいけれども、と てもやりがいのある職業であると思います。実 習で感じたことですが、自分が努力すれば、そ れ以上のものを子どもたちはかえしてくれます。 自分自身も育っとてもいい職業だと思います。 反面、責任重大だし、視野が狭いような気もし ます。 188教職に関しては非常に魅力を感じるが、同時に とても難しい、大変な仕事であると思います。 自分の能力を考えると、今、 一般企業をとるか どうか迷っている。 195教員は給料は安いけれど休みが多いのが魅力で ある。 196教師はしんどい仕事だと思うが、会社で事務な ど毎日同じ仕事をしているより、やりがいがあ ると恩う。仕事の相手が人間であるということ だけでも、毎日どんなことがおこるかわからな いし、いろんな体験ができるので、楽しいとか んじられるであろう。 205教師という職業よりも、子どもに対して正直に 魅力を感じてはいるけれど、いざ職業を選択と いう場になるとまだはっきりしない、迷ってい る段階にある。職業に対する魅力とか、自分の 向き不向きの問題ではないのだけれど、他にも してみたいことがあるというか、中途半端に教 員になよりはいっそならない方がいいようにも 思えてしまう。 212実際教育実習に行き、教員の大変さや、現場の 状況を知るとができてよかったと思うが、大学 のなかの講義が、現場で役立つと思えるものは 数少ないのではないかと考えている。もっと実 際現場で役立つ授業や、情報のわかる授業をし てもらいたい。教員という仕事は、とてもやり がいのある仕事だと考えている。 215自分の指導により、子供がよくもわるくもなる。 だから、すごく、やりがいのある職業であると 感じる。 224人聞を教育を通してっくりあげていく、重要で やりがいのある職業だと思う。 232生きた人間を相手にする、魅力的な仕事。 240子どもを教育するというのは、大変やりがいの あることであると思う。 244教員という職業には魅力はあるが、待遇があま り良くないように思える。 247教員はやりがいのある職業だと思う。 250教員というのは、その人間性がとわれる職業だ
34 実践センタ一紀要 創 刊 号 1993 と感じる。(勉強も大切だが)。 252教育現場に立たないとわからないかもしれない が、何らかの変化が必婆だと思う。 254私は教師という職業に魅)Jを感じます。なるの にもとても難しいけど、ずっとなりたいと思う けど、ずっと続けたいと思うかというとそうで もない。 255教員というのはとてもやりがいのある職業だと 思うのですが、とても難しいものだと思います。 何より教える子どもたちに対しての責任が色々 な意味で重いと思います。決して間違ったこと を教えてはならないと思うし、子どもたちが筒 違ったことをすれば注意もしなくてはなりませ ん。私はその“責任"へのプレッシャーに耐え られないのではないかと思っているので、教員 になることへはためらいがあります。 259教貝という職業は大変ではあるがその分やりが いのある仕事だと思っている。 271教師の職業というのは、対人なので、難しい面 もあるが、やりがいのある職業だと思う。 282教師はすばらしい職業だと思います。 289教員という職業はとても魅)]的だとは思うけれ ど、 40何人もの生徒の一生の一部に大きくかか わると思うと不安もある。どちらにしても、軽 い気持ちでこなしていけるような職業ではない と思う。 むすびに代えて 学生の教職意識の実態を分析し、学生の自由 な意見と感想、を読んで、、教員養成学部としての 教育学部について、私見を述べることにする。 最初に、本学部の学生の中には、自分が教職 を学び将来教員になろうという意欲のある学生 と教育学部へ進学したことに不満を抱き将来教 員以外の職にっこうとする学生がいることを認 識することができる。これらの学生の中には潜 在的に問題をかかえている学生が
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割近くいる ことは、現在の入試制度と大学側の応募者確保 と定員充足の行政的な結果によるのであって、 学生の側の教職志望に差異があることだけによ るものではない。 教職志望をもって入学してくる学生や在学中 に自分なりの教職観を得ょうとする学生にとっ て、学部教育は、どのようにして応え、そして 高めることができるか。学生が教員になるなら ないとに関係なく、特色ある学部教育を行うこ とが、教員養成学部としての発展の可能性を もっているように思う。いろいろのことが勉強 できる学部、児童生徒に接触する方法や技術を 学び、その機会がある学部、将来教員以外の道 を選んでも人間に関わる勉強をすることができ る学部、学生の意見や感想の中には、これから の学部の姿が描かれているように思う。 次に、現在の教員養成を主とする教育学部に おいては、教職を希望する学生が全員教員にな ることを制度的に保障するところではない。そ れが、大学の努力だけでは、実現することが難 しいからではなく、教育学部において教職教育 を学んだ学生が、他学部で学んだ学生と同じ程 度に優れた社会人となることが、大学教育であ るからである。しかしながら、学部教育として は、教職を希望する学生をできるだけ多く確実 に教員になることができるように努力する必要 がある。この点は、われわれ教官一人一人が自 覚しなければならない時代になったように思わ れる。以前は、教授会において、大学の教官が 学生の就職を世話する必要がないと公言する教 官もいたが、これからの時代は、そのような態 度でいるようでは学生が集まらない学部になっ てしまうように思われる。大学もまた、社会の 一部であり、これからの教育学部は、優れた学 生をより多く確実に教育界や産業界に送り出す 努力を惜しんではならない時代となったように 思う。 最後に、学生の中には、教育学部に入学した ことを乗り気でなく不本意であっても、学生は 自分なりに大学生活をいかにエンジョイするか を考えている者が多い。学生の大学生活のほと んどは、講義を受講することであり、演習で学 ぶことである。教育学部に入学した学生は、 一 回生から一般教育と教職教育とを同時に学び、 その後各自が専攻する専門教育を学ぶことによ り、教育専門職としての自覚を形成しようと努 力している。このことが、学生の多くが学部に おける講義や演習の中身が、実社会に通用する ような知識と技術を習得することができるよう にして欲しいと希望している点であろう。この ような希望にたいして、学生の希望が間違って いるとか、本質的でないと反論するだけでは、 学生を教育することにはならないように思う。今学生は教育学部に何を求めているか