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雑誌名

井上円了センター年報

12

発行年

2003-07-20

URL

http://id.nii.ac.jp/1060/00002748/

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

(2)

井土円了センター

Annua/ ReP・σφ屍〃・〃e Enror・Cenler V・1・12

東洋大学

(3)

∩Oコ[0コ︻u・ ︵炸L円rと清沢満之の共同研究﹀井上円rの真︷小哲学の一考−察  ー活の精神復興をめさして樋口章信⋮・⋮・・⋮⋮・⋮・.・3 ハ井L円了と清沢満之の共同研究﹀炸ヒ円了と清沢満之  ー二人のエリートの関係とその資料 ,二浦節夫・⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮37 井ヒ円了の生涯と思想をめぐって 田村晃祐−⋮,・,・⋮⋮,71 井ヒ哲次郎﹁印度哲学史﹂草稿と井ヒ円rの﹃外道哲学﹄ 清水乞−・・⋮・ 井L圓了の破邪論二則1鵜飼徹定と芥川龍之介 吉田公平⋮⋮⋮   の 哲学から宗教までの円了解 森川滝太郎・・⋮⋮⋮⋮⋮⋮⋮田 日本の哲学教育史︵下の一︶ 柴田隆行⋮⋮⋮⋮・⋮−の ﹃天則﹄における道徳論議の研究︵ニー教育勅語発布直後の反応レ蓮徳論議 第四期研究員の研究報告⋮・・⋮・⋮⋮⋮・・螂 第五期研究員の紹介⋮・・⋮⋮・⋮・鋤 センター日珪沁⋮・・⋮⋮・・⋮・⋮⋮31        資料室レファレンス・資料貸出等記録・⋮⋮⋮・⋮⋮⋮刀 収集資料一覧⋮・⋮⋮⋮⋮・・⋮・㌘       ノ 企業の倫理的意思決定と円了の倫理学 斎藤弘行・⋮・・⋮・⋮⋮⋮・⋮3把        r −99 高瀬幸恵− 199

(4)

井上円了センター年報

Annual Report of Inoue Enryo Center

VoL 12

(5)

第四期研究員の研究報告

 第四期研究員の、二〇〇〇年四月から〇三年三月ま での研究報告を掲載した。﹃井上円了センター年報﹄ については、第一〇号から第一二号︵本号︶までに掲 載したものである。﹃井上円了センター年報﹄以外に 発表したもので、研究概要が寄せられたものについて は、それも記載した。 三浦節夫︵専任研究員︶   ﹃ショートヒストリー 東洋大学﹄東洋大学、二   〇〇〇年六月    既刊の﹃東洋大学百年史﹄をもとに、東洋大学の    起源である明治二〇年の哲学館の創立から平成一  二年までの歴史を、この間のいくつかの事象をと  りあげて叙述した。 「『 トの夜の月﹄のような評論家﹂﹃高嶋米峰﹄ピ ーマンハウス、二〇〇〇年六月  戦前において社会評論家として活躍した高嶋米峰  について、その特質を生涯と評論内容から分析し  た。 ﹁井上円了と妖怪学の誕生﹂﹃井上円了選集﹄第二 一巻、東洋大学、二〇〇一年五月︵﹁井上円了の妖 怪学﹂と題して﹃井上円了センター年報﹄第一〇号、 二〇〇一年七月に加筆、再録︶  井上円了が創唱した妖怪学について、不思議研究  をきっかけとする研究の足跡をまとめた。 ﹁井上円了と哲学堂公園一〇〇年﹂﹃井上円了セン ター年報﹄第一一号、二〇〇二年七月 ﹁井上円了と清沢満之﹂﹃清沢満之全集﹄第三巻 ︹月報三︺、岩波書店、二〇〇三年一月  日本近代仏教において歴史的な役割を果たした井  上円了と清沢満之の関係を、二人の行動を中心に 213 第四期研究員の研究報告

(6)

   まとめた。   ﹁井上円了と清沢満之﹂﹁井上円了センター年報﹄   第 二号、二〇〇三年七月 荻原国宏︵兼担研究員・工学部教授︶   弓δ乞ぎ○ξ江≦げ日江oコo︹日庄巴σq巴⑦已昆隅   ゜り∋①=ぴq讐ooOo口日ぴq﹂﹃巴o≦−甘△已8匹くま日江o戸   勺叶0600匹日σqo。9夢oや庄]09日①江Oo巴ひo艮隅①コoo   oコ ロo≦−一コム已6①△ ﹀両ぴ﹁昌一〇≧ー ウ]< NOOO\   [已8∋o\ω乞#Noユ①コα\﹂Φ占N﹂已ロoNO8    ラジアルゲートの小開度で発生する自励振動につ    いて理論解析を行い、その発生限界を明確にした    論文。   ﹁総説﹃水門扉︵ゲート︶の振動﹄﹂﹃ダム技術﹄   Zo]Φ◎]三子NO8    ゲートに発生した振動現象のレビューを行った論    文。   ﹁Oo甘﹃∋①江o白各。D☆葺日勾①合巴oq讐Φ已口△2   0℃⑦日江oコ 日o①むり¢﹁⑦匹 σぺ 己△oo 一日①σqo°力﹂ ﹃=ぺ貸○<芭o白NO880宮o巴O①Oo﹁﹄○巨ぼ言暮P qGo>、﹀已ぴq⊆ωけc。山亡NOOO  実地のゲート︵ラジアル︶の現地測定により、支  柱の変位を画像解析によって行った論文。 ﹁巻頭言﹃日本の技術は大丈夫なのか﹄﹂﹃切﹀↓○ 佐藤鉄工技術誌﹄Oo9亘①でNOOO  大学の基礎教育のレベル低下と学生の学習意欲の  低下が今後の日本技術の著しい低下をもたらす事  を指摘した論文。 ﹁間×O⑱ユ∋o巳巴﹁①゜り巳⇔oコ゜り①一い①×ひ詳而△≦亘﹁巴︷○コ ○︷冨合巴ぬ巴o﹂﹃一N夢Ooコσq苫゜D乙・o︹﹀□︺]︾出男﹄ ed①コoqズOぎ↓7巴庁コ臼Zo<①∋亘O﹁一ω山釦トoOOO  ラジアルゲートに発生する自励振動の解析を行っ  たもの。 ﹁↑一目=∩Oコユ︷江O昌O︹合むり訂づOOO︹︹O﹁OΦ∩①コ9﹁①口△ ︹O[①江Oコ OO口[O﹁ hO﹁ ω⑦=−①×∩︷[①工 く≡叶①江Oコ O︹ 日合巴σq①9﹂﹃=ぺ貸o℃○≦①﹁日日o昌①乞]≦≡①コー コごヨ匡ぺαδOo≦Φ﹁d一﹄寸﹂已口o一〇。一ト⊃O呂  ゲート︵ラジアル︶の自励振動発生機構の理論解 214

(7)

 析と実験結果についてまとめた論文。 「一 uゴOO叶①江O①一﹀’コ①一▽ω︷白DO白=ぺ△﹁O−匹▽コ①︹ゴ一∩℃﹁60力− m已﹁O 一コ [古① 一コけ①︼吟0 6り吟﹁=○け已﹁Φω O︷ ① △①∋ 已コユ①﹁ {一 Z≦  ①コα O①﹁[プρ已①ズ①﹂ ﹃づ∼①[①﹁℃O≦O﹁ ×︼一﹄ >oり○ウ“]已一ペ一CNOO﹂  ダム取水構造物に水の流れがあるときに地震を受   けたときの問題の理論解析。 ﹁元①<︷O乞 O白 吟ゴΦ O﹃○σ一巾∋⑦ O︹ ﹁⊆ひぴ①﹁ む力⑦①一 一コ 庁一 ミqー−O﹁Oωω已﹁①Oq①[①﹂ ﹃綱①[Φ﹃OO≦O﹁×︼︼﹄ ﹀’0力ひブ ︺已一ぺ﹂ONOO一   高圧ローラーゲートの止水機構の問題とその解決   方法をまとめた論文。 ﹁]つ匡Φ○﹁①巳∩①一﹂〆コ①一﹃oカ一Q力Oコ=司臼可O−匹ペコ①∋一〇〇﹁①切・ ω已﹁O一コ一コ[①オΦ切[﹁已Oけ已﹁Φω○︹△①日已コ匹O﹁︹一〇≦①コ巳 ①①﹁[ゴρ⊆餌ア①﹂ ﹃一巨コ問○○コぴq﹁而白扮防××一×﹄ しn㊦℃[㊦コ㌣ げO﹁].Φ℃NOO﹂   ダム取水構造物の地震時の挙動について解析した   論文。 「]v日津 OO白△一江O白 O︷ <−OO吟○匡 OプOOO日⑦OOづ O︷ ﹁已ぴσ而﹁江①ヨ①口匹ひOコけ﹁O=一〇〇q[プO⊆Oooけ﹁O①日乞①⇔①﹁ o力゚﹁︹①60けO亘Φ⇔プO∩○コoり叶①昌[一㊦<O一﹂ ﹃0り町∋OOω︷已日 ]﹀=カ﹄ oo︹勺Φ吟O﹁ωぴ已﹁ぴqw忌①ぺNq⊃1﹂已コOドNOON   ラバーダムに生ずるく占09ゴ現象の理論的解析と   上流水位の維持機能をまとめた論文。 ﹁<一げ﹁①江Oコ O﹁oq①︻㊦ oDけ﹁已0[⊆﹁6ω ︵ウ一〇≦ ⋮50已∩m△ <︷亘﹁①江OO︶﹂ ﹃一コ<=O△ ︼いΦO︷已﹁① 一白 一]りQo﹄ ﹄①5°Nぷ

N8N

  スラバヤ工科大学で講演した﹁ゲート構造物の振   動﹂についてまとめたもの。 「『 宴Wアルゲートの振動と対策﹄調査研究報告書 ︵その3︶﹂﹃水門鉄管﹄ZO°N一どNOONΦ   ラジアルゲートの振動解析のまとめ。 「『 宴Wアルゲートの振動と対策﹄調査研究報告書 ︵その4︶﹂﹃水門鉄管﹄之oふ一ゲ営Oト。°⑦   ラジアルゲートの振動解析のまとめ。 ﹁↓﹁①一コ一コσqoのkω[O日︹O﹁Ω①吟OOOO﹁①[○﹁亘くひO﹁﹁ΦO− 215 第va期研究員の研究報告

(8)

江O白ウ①臼O房Oコごコω9ひ一ΦひOコ巳三〇コ゜力o︷男①庄巴

○讐o≦亘8江8﹂﹃=茸﹁o≦28NO8﹄ごぞNΦ−

﹀已ぴq已゜。けNNOOト⊃勺o﹁=①コ鼻ご白n>  東京電力のダム統合管理所におけるダム管理技術  者の訓練プログラムの紹介をしたもの。 コ∋買o<o∋①日○二口訂オ①Qn口ξ9毒︷o﹁Oo耳8〒 =コoq夢o↓烏ひ§口ひ①﹁﹁一&σペヨoo巳﹂﹃ロ且﹁o ≦°力︷8NOON﹄言εト。口−﹀已ぽq已゜D[ぷNOON℃o﹁巳自鼻 ⊂Gn>  ダムの洪水期後に流入した濁質物質の除去手法に  ついて解明したまとめ。 ﹁oりζヨ∋①qO︹日㊦菩Φ8日①口①8夢oむD烏合8 呂匹§αΦ﹃夢oぴq﹁o§ユ〇二〇σqO8﹂﹃﹀勺O]﹀=男 ひ8讐o°。ω﹄NOOぷ﹀⊆σq°Φ−⇔  干潟の表面において生じている現象解明の基本事  項をまとめたもの。 ﹁忌o<①∋o艮o︷耳置ぴq①豆2耳≦①穗﹁巳○弍⊆己隅 巳oO匹8コ合江oコ﹂﹃コ﹃°力叶]暮o日①亘○コ巴ひo忌6︹   6g①oコQD8ξo︷ウo已白匹讐︷o口ω﹄之○<°一下N⇔   NOOPひo=oσQooり冨江oP↓Φ×①Pご∪り﹀    洪水時に鉄道橋脚が振動をする現象について解明    した論文。 桶谷秀昭︵兼任研究員・名誉教授︶   ﹁悲劇人の風貌︵二︶﹂﹃サティア﹄第三八号、井   上円了記念学術センター、二〇〇〇年四月   ﹁悲劇人の風貌︵三︶﹂﹃サティア﹄第三八号、同   前、二〇〇〇年七月 ﹁悲劇人の風貌︵四︶﹂﹃サティア﹄ 前、二〇〇〇年一〇月 ﹁悲劇人の風貌︵五︶﹂﹃サティア﹄ 前、二〇〇一年四月 ﹁悲劇人の風貌︵六︶﹂﹃サティア﹄ 前、二〇〇一年七月 ﹁悲劇人の風貌︵七︶﹂﹃サティア﹄ 前、二〇〇一年一〇月 「『V異抄﹄と現代﹂﹃アンジャリ﹄ 第四〇号、同 第四二号、同 第四三号、同 第四四号、同 創刊号、親驚 216

(9)

 仏教センター︵真宗大谷派︶、二〇〇一年四月    鈴木大拙﹃浄土系思想論﹄から多くの示唆を得て、    ﹁歎異抄﹂における親鷺の︿信﹀の窮局相を論じた    もの。   ﹁精神・霊性・自由﹂﹃鈴木大拙全集﹄第一七巻︹月   報︺、岩波書店、二〇〇一年二月    鈴木大拙の﹃日本的霊性﹄について論じた文章。   ﹁井上圓了とその時代︵報告︶﹂﹃井上円了センタ   ー年報﹄第一〇号、二〇〇一年七月   ﹁井上円了とその時代﹂﹃井上円了センター年報﹄   第一一号、二〇〇二年七月   ﹁近代精神における信の発生事情﹄﹃清沢満之全   集﹄第七巻︹月報︺、岩波書店、二〇〇三年五月    清沢満之の︿精神主義﹀を浄土真宗の︿信﹀との    関連で論じた文章。 神作光一︵兼任研究昌二名誉教授︶   ﹁百人一首の文化史﹂︵一︶∼︵十一︶﹁短歌現代﹄   第二六巻第五号∼第二七巻第三号、短歌新聞社、 二〇〇二年五月∼二〇〇三年三月  第一回目の五月号は、﹁はじめにーかるたの暗諦  ー﹂、﹁女性仮託の歌︵その一︶﹂について論及し  た。第二回目の六月号以降は、﹁女性仮託の歌︵そ  の二︶﹂、﹁同︵その三︶﹂、﹁同︵その四︶﹂、﹁同︵そ  の五︶﹂、﹁もじり百人一首ー狂歌への影響ー︵その  一︶﹂、﹁同︵その二︶﹂、﹁同︵その三︶﹂、﹁同︵その  四︶﹂、﹁同︵その五︶﹂、﹁同︵その六︶﹂、﹁同︵その  七︶﹂と、一一回にわたって連載した。要点として  は、百人一首の中には﹁女性仮託の歌﹂が五首存  在すること、平安朝の﹃曽祢好忠集﹄の中には三  五首もの﹁女性仮託の歌﹂が存することを吟味し  た。その上で、もじり百人一首、つまり狂歌への  百人一首の影響をつぶさに検討した。因みに、こ  の連載は、平成一五年四月号以降も継続中である。 ﹁資料紹介﹃平和百人一首和英対訳﹄の二冊につ

いて﹂﹃市川市ユネスコ協会一〇周年記念事業

﹁平和の大使﹂メッセージ作品集﹄、市川市ユネ スコ協会、二〇〇二年九月  ︵A︶東洋大学図書館蔵の﹃平和百人一首・和英対  訳﹄︵一九四九年二月﹁平和の鐘楼建立会﹂発行︶、 217 第四期研究員の研究報告

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︵B︶架蔵本の﹃平和百人一首・和英対訳﹄︵↓九五 〇年=月﹁平和の鐘楼建立会﹂発行︶、上記の二 つの資料につき、異種百人一首の検討という立場 から、具体例を挙げつつ簡潔に資料紹介をした。 小池喜明︵兼担研究員・文学部教授︶ 「『 O河物語﹄考﹂﹃東洋大学文学部紀要﹄ 集、二〇〇一年三月 第五四 元和堰武による武断政治から文治政治への変質に ともない、戦国武士たちの多くはみずからの存在 理由について懐疑的たらざるを得なくなった。武 闘派旗本の少なからざる者たちが、派手な服装と 野放図な行動様式により、体制への異和感を表明 した。いわゆる傾奇者である。本稿は、大久保彦 左衛門﹃三河物語﹄の中に、かれらの心理と倫理 を探り、彦左衛門を傾奇者の↓原初形態として位 置づけた。 ﹁武士の商法﹂﹃サティア﹄ 上円了記念学術センター、 第四八号、東洋大学井 二〇〇二年一〇月 武士における経済と倫理の相関︵というよりは無 相関︶を問題とするもので、年来の武士道研究の ]環である。経済︵商売︶と関わらぬが故に倫理 たり得た武士道は、武士たちが経済との関わりを 余儀なくされる幕末から明治初期の社会状況下、 武士の家禄喪失と共に骨抜きにされてゆく。尚、 本稿は二〇〇二年度日本倫理学会﹁経済と倫理﹂ シンポジウムにおける発表草稿である。 ﹁開国の論理﹂﹃東洋大学文学部紀要﹄ 二〇〇三年三月 第五六集、 開国問題の本質は、ハリスの要求する﹁勝手交易﹂ ︵自由貿易︶への対応にあった。開国への幕府の逡 巡は、交易の利潤の独占が諸藩や商人の交易参入 により侵されることへの危惧に起因する。かくて は、交易の独占権を失った幕府の崩壊は、開国の 必然的結果と言ってよい。本稿は﹃大日本古文書﹄ 所収の幕閣・諸侯の意見書に材を得てこれを論証し た。 斎藤弘行︵兼担研究員・経営学部教授︶   ﹁リーダーシップの信頼性と非基準化問題﹂﹃経営   研究所論集﹄第二四号、東洋大学経営研究所、二   〇〇一年二月 リーダーシップは、信頼性をもととすることにつ き論じる。それは基準化できないものである。情 218

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 況の理論にも通じる。リーダーシップ論の進化で  ある。 ﹁経営組織における責任性﹂﹃東洋大学大学院紀 要﹄第三七集、二〇〇一年三月  経営組織︵論︶において、責任の問題は語りつく  されているように見える。しかし、ルーマンの文  献を見るとかなり問題が残っていることがわかる。  そこでは責任と責任性の区別、責任のもとをなす  公式性の虚構などをあばき出す。新しい責任論で  ある。 ﹁経営組織論における信頼性の意味﹂﹃経営論集﹄

第五二号、東洋大学経営学部、二〇〇〇年二月

 信頼性の言葉をめぐる経営学および組織論のなか  での検討。用語の利用事情についてのべる。 ﹁経営組織論における責任﹂﹃経営論集﹄第五三 号、同前、二〇〇一年三月  ルーマンの組織論における﹁責任﹂の理解を深め  る。経営学にも応用できることを発見する。 ﹁企業の倫理性質と円了思考﹂﹃井上円了センター 年報﹄第一〇号、二〇〇一年七月 ﹁マネジメントおよび組織論の本質についての再 検討﹂﹃東洋大学大学院紀要﹄第三八集、二〇〇 二年二月  今日、マネジメントと組織論についての本質論を  やらなくなった。技術的、統計的課題が支配して  いる。これにたいして、学問論として、この二つ  のジャンルを語る試みをした。経営哲学や企業文  化の領域を含めることになる。

﹁IT化およびITビジネスの社会・文化的考察﹂

﹃経営研究所論集﹄第二五号、同前、二〇〇二年 二月  ITについての技術的著述は多くあるが、ここで  はその文化的側面についてふれる。ITは、人間  の側での意図的反作用︵とくに信頼をこわすこと︶  によって機能しなくなる現象を語る。 ﹁リーダーシップのカリスマ性﹂﹃経営論集﹄第五 五号、同前、二〇〇二年三月  リーダーシップにはカリスマ性がある、またはな  くてはならないと論じることは、今日、タブーと  なっている。しかし本質的に、カリスマ性のない 219 第四期研究員の研究報告

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リーダーは存在しない。あらゆる問題が非人間的、 科学的に処理できないことを論じる。 ﹁組織における信頼性のタイプ﹂ 六号、同前、二〇〇二年三月 ﹃経営論集﹄第五 ひとくちに信頼性といっても、それをただワンパ ターンに説明しただけでははっきりしない。とく に経営組織のなかでどのような意味をもつかがは っきりしない。そのため、信頼性を四つのタイプ に区分して明確化をはかる。 ﹁マネジメントにおける関連思考と円了の目的行 為﹂﹃井上円了センター年報﹄第一一号、二〇〇 二年七月 ﹁企業文化研究のための枠組﹂﹃経営研究所論集﹄ 第二六号、同前、二〇〇三年三月 企業文化についての研究成果は多くあるが、その なかでとくに、ドイツ語圏のなかの論文をとりあ げる。それは機能的およびシステム的思考を超え たところに研究の本質があることを示す。よりシ ンボル的傾向のなかにある。 ﹁経営経済学における人間像﹂﹃経営論集﹄第五八 号、同前、二〇〇三年三月 ドイツ経営経済学における人間の取扱いについて 検討する。経営経済学における三つの傾向をもと にして、どのような人間タイプとしてあげられる かを設定する。ドイツ語圏の文献を中心とする。 ﹁経営組織論における信頼性と不信感の問題点﹂ ﹃経営論集﹄第六〇号、同前、二〇〇三年三月  経営組織論では種々なテクニカル・タームを採用す  るが、信頼性について言及する余地はこれまで少  なかった。さらにその反対語としての不信感もほ  とんど扱われていない。この不備を補ったことに  なる。 ﹁ルーマンの有用なる非合理性﹂﹃東洋大学大学院 紀要﹄第三九集、二〇〇三年三月 ルーマンの組織論における﹁有用なる非合理性﹂ について検討する。この概念の有用なことを証明 する。これまで経営学で反対している非合理性は、 実は必要なことであるとする。 ﹁経営学における人間像﹂ 同前、二〇〇三年三月 ﹃経営論集﹄第五九号、 220

(13)

経営学はマネジメント論と経営経済学との混合と すれば、そこにおいて人間はどのように認識され るか、どのような地位にあるかを考察する。それ はさらに経営組織論やリーダーシップ論、経営哲 学の基礎となる。 ﹁企業の倫理的意思決定と円了の倫理学﹂﹃井上円 了センター年報﹄第一二号、二〇〇三年七月 柴田隆行︵兼担研究員・社会学部教授︶ ﹁oゴ①8n冨ユ゜り江oむりo﹁日①ゴ芭o蔓oh喜=○白・8ゴ累日 ]e昌﹂﹃ヨo舞9\≡﹀ヒO一、已≡]さ≡⇔≧≡=︰ =○否、一、○×ーω﹀=﹀\こ﹂O⊥合NOOO 日本の近代哲学史の特徴は、哲学研究がとりわけ 哲学史研究として行われた点にあること、その理 由は、日本の哲学研究がほとんど学校︵大学や私 塾など︶の中で営まれたことにあることを指摘し た。 ﹁世界史は自由の意識の発展過程か﹂﹃へーゲルを 学ぶ人のために﹄世界思想社、二〇〇一年一月 いわゆる歴史哲学というものがどのようにして成 立したか、へーゲルの場合には何が考えられたか、  そして、現在、歴史哲学という学問そのものの存  在が疑われている状況の中で、へーゲルの歴史哲  学が持つ意味は何かを明らかにした。 ﹁日本の哲学教育史︵上︶﹂﹃井上円了センター年 報﹄第一〇号、二〇〇一年七月 ﹁フォイエルバッハと啓蒙﹂﹃季報唯物論研究﹄第 七八号、季報唯物論研究刊行会、二〇〇一年一一 月 啓蒙とは、理性によって人間の無知蒙昧を啓くこ とだとしても、その理性そのものの権限は何によ って成り立っているか。カントはそれを理性批判 によって明らかにしたが、そのカント的批判理性 さえもが疑われている状況を暴き出したのがフォ イエルバッハであった。 ﹁哲学の旅へ﹂﹃サティア﹄第四五号、井上円了記 念学術センター、二〇〇二形]月 ﹁日本の哲学教育史︵中︶﹂﹃井上円了センター年

報﹄第=号、二〇〇二年七月

﹁宗教批判と政治批判﹂﹃情況﹄第三期第三巻第七 221 第四期研究員の研究報{‘、

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号、情況出版社、二〇〇二年八月  ﹁ドイツにおける宗教の批判は終わった﹂とマルク  スはかつてその﹁へーゲル法哲学批判序説﹂で書  いたが、その後も﹁自由﹂や﹁平等﹂といったこ  とがらを宗教的題目としてしか理解していない政  治家や革命家が続出する情況を批判して、フォイ  エルバッハは、そもそも宗教批判とは何かを明ら  かにした。 ﹁イデオロギーと観念論﹂﹃哲学雑誌﹄第一一七巻 第一八九号、有斐閣、二〇〇二年↓○月  イデオロギーという概念を哲学思想に内在して研  究する必要が再度生じていること。歴史的に探っ  てみると、﹁ドイツ観念論﹂という言葉は﹁ドイ  ツ・イデオロギー﹂という言葉を使ったマルクスと  エンゲルスに遡りうること。そうであるならば、  イデアリスムス︵観念論︶とイデオロギーの違い  はどこにあるのか。このことについて研究した。 ﹃フォイエルバッハは哲学史の再構築に寄与しう るか﹄︵日本学術振興会科学研究費基盤研究︵c︶︵2︶ 研究成果報告書︶、二〇〇三年二月  哲学史を、哲学説の集大成や哲学者列伝ではなく、    一つの体系性をもった歴史として描こうとしたの    は、一八世紀末から一九世紀前半にかけてのドイ    ツの哲学者たちであったが、へーゲルによってそ    の完成を見たあと、解体の一途をたどっている。    その中にあって、フォイエルバッハは﹁論争の哲    学史﹂を解釈学的に構築しようとしたのではない    かと考えられる。   ﹁日本の哲学教育史︵下の一︶﹂﹃井上円了センタ   ー年報﹄第一二号、二〇〇三年七月 清水乞︵兼担研究員・文学部教授︶

  ﹁井上哲次郎﹁印度哲学史﹂草稿と井上円了の

  ﹃外道哲学﹄﹂﹃井上円了選集﹄第二二巻、東洋大   学、二〇〇三年三月︵﹃井上円了・外道哲学﹄柏書   房、二〇〇三年四月、および﹃井上円了センター年   報﹄第↓二号、二〇〇三年七月に再録︶    今西順吉によって初めて学界に紹介された井上哲    次郎﹁印度哲学史﹂草稿と井上円了﹃外道哲学﹄    の比較研究。両者の構成と引用した漢訳経論及び    中国・日本の仏教文献の類似に着目して、各節毎に    比較することが主な目的。論文構成は六節よりな 222

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   るが、一、井上哲次郎と井上円了各々の著作意図、    二、両書の性格の相違、を明らかにした。﹁印度哲    学史﹂草稿は東洋哲学史の一部をなすものである    が体系的ではなく、事例研究的である。﹃外道哲    学﹄は仏教哲学系統論の序論として、全体の体系    の中に有機的に位置付けられている。論調は両者    は類似しているが、ヨーロッパの成果を紹介する    井上哲次郎と井上円了とは、著作は相違する。 末次弘︵兼担研究員・文学部教授︶   ﹁﹃嘔吐﹄論﹂﹃東洋大学大学院紀要﹄第三七集、   二〇〇一年三月    サルトルの小説作品﹃嘔吐﹄の分析・解読をとおし    て、サルトル哲学の積極性とその限界を探究した。   ﹁サルトルにおける他者論﹂﹃東洋大学文学部紀   要﹄第五四集、二〇〇↓年三月    サルトルの哲学的主著﹃存在と無﹄における他者    論について論じた。   ﹁﹀買oOo°。ユ〇一.o﹃冨コ冨江oo⑰q呂舎巴而匹①.ば己−   ε而。.△o≦巴゜・已一弓o房已呂﹂﹃卑①℃oω8﹁日①亘く①ω   口o一①Ooコ織o冨08巴乙。而∋oユ①日o﹄駿河台出版社、   二〇〇二年二月    和辻哲郎の﹃倫理学﹄において全体として目ざさ    れているものについての論及。   ﹃サルトル哲学とは何か﹄理想社、二〇〇二年三   月    一連のサルトル哲学研究をまとめた。   ﹁サルトル哲学における無の問題﹂﹃東洋大学文学   部紀要﹄第五五集、二〇〇二年三月    サルトルの哲学的主著﹃存在と無﹄における無の    概念を分析し、問題点を摘出する。   ﹁ソクラテスについて﹂﹃井上円了センター年報﹄   第一一号、二〇〇二年七月 高橋直美︵兼担研究員・国際地域学部講師︶   ﹁井上圓了と妖怪学の現在﹂﹃井上円了センター年   報﹄第一〇号、二〇〇一年七月   ﹁井上円了と清沢満之﹂﹃井上円了センター年報﹄

  第=号、二〇〇一年七月

瀧田夏樹︵兼任研究員・名誉教授︶ 223 第四期研究員の研究報告

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﹁ゲーテ﹃ヘルマンとドロテーア﹄の魅力﹂﹃東洋 大学紀要 言語と文化﹄創刊号、二〇〇一年三月 フランス革命からナポレオン戦争に発展した十八 世紀末の戦乱期、この激動を隣国ドイツ人がどう 受けとめたか。ゲーテの叙事詩を高橋健二の名訳 によって紹介しつつ、難民の少女と木訥な田舎の 青年を主人公にすえ、これを六歩格︵ヘクサーメ ター︶というゆったりとした日常性のリズムによ って田園詩風に語り切った作者の知恵、古典主義 の本質を検討した。 ﹁ドイツ表現主義と日本文学﹂﹃日本文学文化﹄改 巻第一号、東洋大学日本文学文化学会、二〇〇一 年六月 大正後半から昭和初期にかけて、日本の芸術・文学 にきわめて大きな跡をのこしたドイツ表現主義の 軌跡を紹介したもの。川端康成、横光利一らの新 感覚派にはじまるモダニズム運動は、常識性をう ち破るそのゆき方から、戦争や軍国主義をまつま でもなく、十数年で終憶するが、その根本のはげ しい実験性をともなう表現の試みは、現代の文学・ 芸術の根底に脈々と生き続けていることを述べる ︵前年度、 もの︶。 同学会の秋季大会での講演を掲載した ﹁文学的美意識と﹃日本﹄︵六︶﹂﹃井上円了センタ i年報﹄第一〇号、二〇〇一年七月 ﹃川端康成と三島由紀夫をめぐる一=章﹄風間書 房、二〇〇二年一月 二人の昭和後期を代表する文豪が世代を異にしつ つ、いかに自分の作風に従って時代と向き合い、 そして時代に殉じていったかを、作品を正確に読 み直すことによって考察しようとしたもの。日本 モダニズムを通過した川端と、大きく見て古典主 義に執した三島の交流と友情を扱った︵﹃井上円了 センター年報﹄に連載したものを主軸にして単行 本化したもの。なお、同年七月、同趣旨を﹁川端 康成と三島由紀夫﹂として学祖祭記念講演会で講 演︶。 ﹁ハワイ鼎談の成立﹂﹃サティア﹄第四六号、井上 円了記念学術センター、二〇〇二年四月 田村晃祐︵兼担研究員・文学部教授︶ ﹁円了の﹃中﹄と満之の﹃中﹄﹂﹃井上円了センタ 224

(17)

  1年報﹄第一〇号、二〇〇一年七月   ﹁井上円了の生涯と思想﹂﹃井上円了選集﹄第二二  巻、東洋大学、二〇〇三年三月、︵﹃井上円了・外道   哲学﹄柏書房、二〇〇三年四月に再録。﹃井上円了セ   ンター年報﹄第一二号、二〇〇三年七月に﹁井上円了   の生涯と思想をめぐって﹂と題して加筆・再録︶ 森川滝太郎︵兼担研究員・工学部教授︶   ﹁哲学から宗教までの円了解﹂﹃井上円了センター   年報﹄第一二号、二〇〇三年七月 吉田公平︵兼担研究員・文学部教授︶   ﹃陽明学が問いかけるもの﹄ペリカン社、二〇〇   〇年五月    陽明学が現代社会に問いかけている原理を宣言し    たもの。陽明学に関係する諸篇をも併載した。   ﹃論語﹄たちばな出版、二〇〇〇年七月    ﹃論語﹄全文を朱子の﹃論語集註﹄に基づいて現代    語訳したもの。   ﹁徐愛と伝習録﹂﹃中国文人の思考と表現﹄汲古書 院、二〇〇〇年七月  王陽明の愛弟子である徐愛の伝記と思想を﹃伝習  録﹄編集と併せて論究した。 ﹁幸田露伴の﹃努力論﹄と陽明学﹂﹃季刊日本思想 史﹄第五七号、ペリカン社、二〇〇〇年一二月  明治の文豪幸田露伴の漢学の特色を、その﹃努力  論﹄と﹃運命﹄を併せ説いて、陽明学との関連性  を論究したもの。 ﹁真理のことば 資源としての中国哲学﹂﹃サティ ア﹄第四一号、井上円了記念学術センター、二〇 〇一年一月 ﹁王陽明の﹃朱子晩年定論﹄について﹂﹃東洋大学 中国哲学文学科紀要﹄第九号、二〇〇一年三月  王陽明の﹃朱子晩年定論﹄に編集された朱子の書  簡を原の﹃朱子文集﹄所収のものと比較し、王陽  明の編集作業の経緯を明らかにし、﹃朱子晩年定  論﹄の特色を解き明かした。 ﹁柴田甚五郎旧蔵日本陽明学関係書について﹂﹃井 上円了センター年報﹄第一〇号、二〇〇一年七月 225 第四期研究員の研究報告

(18)

﹁新儒教における公私観念﹂﹃二一世紀の地球と人 類に貢献する東洋思想﹄将来世代国際財団、二〇 〇一年八月  朱子学、陽明学における公と私の観念を整理して、  特色と問題点を指摘したもの。 ﹁二十一世紀における新儒教研究﹂﹃日本思想史 学﹄第三三号、日本思想史学会、二〇〇一年九月  日本思想史における新儒教の研究において、問題  点を指摘して、将来の課題を明示したもの。 ﹁朱子の﹃四書章句集註﹄のテキスト問題につい て﹂﹃東洋大学中国学会会報﹄第八号、二〇〇一 年一〇月  朱子の﹃四書章句集註﹄のテキスト問題を丁寧に  解析したもの。 「『 _語集註﹄の中の孔子﹂﹃東洋大学中国学会会 報﹄第八号、二〇〇一年一〇月  朱子の﹃四書集註﹄の中の﹃論語集註﹄の中で、  孔子がいかに位置づけられているかを明らかにし  たもの。 ﹁王陽明の﹃大学古本序﹄について﹂﹃東洋大学中 国学会会報﹄第九号、二〇〇二年一〇月  王陽明の﹁大学古本序﹂が書きかえられた経緯と、  それを促した哲学的な理由を﹃大学﹄八条目、三  綱領に即して考察した。書きかえの前後で文面は  変わるものの基本的思考は一貫し、後期になって  心学の構造が強化されたことを解きあかし、旧来  の理解が不備であることを明らかにした。 ﹁王陽明の立志説について﹂﹃東洋大学中国学会会 報﹄第九号、二〇〇二年一〇月  王陽明の﹁示弟立志説﹂を読み解いて、立志説は  いかなる生き方をしようとするのかを覚悟するこ  とであることを解き明かした。 ﹁季彰山の﹃説理会編﹄について﹂﹃漢意︵からこ ころ︶とは何か﹄、東方書店、二〇〇一年一二月  王陽明の講友、季彰山の﹃説理会編﹄を紹介して、  そこにみられる季彰山の陽明学理解の特色を明ら  かにした。 ﹁井上圓了の﹃大正菜根諦﹄について﹂﹃井上円了

センター年報﹄第=号、二〇〇二年七月

226

(19)

﹁井上圓了と詔勅﹂﹃サティア﹄第四九号、井上円 了記念学術センター、二〇〇三年一月 ﹁王陽明﹃親民堂記﹄考﹂﹃東洋大学中国哲学文学 科紀要﹄第一一号、二〇〇三年三月  王陽明の﹁親民堂記﹂を丁寧に解き明かして、親  民堂記が南元善の発問に由来して執筆したこと。  当時の士大夫読書人の関心と王陽明の良知心学の  ﹃大学﹄親民の解釈とがひびきあった理由を考察  した。 ﹁カウンセラーとしての中江藤樹﹂﹃大東文化大学 漢学会誌﹄第四二号、二〇〇三年三月 中江藤樹の心性論を朱子・王陽明・劉念台と比較し て明らかにした上で、その人間観を基礎にしたカ ウンセリングが中江藤樹の本領であることを明ら かにした。 ﹁王陽明の﹃大学問﹄について﹂﹃東洋学研究﹄第 四〇号、東洋大学東洋学研究所、二〇〇三年三月 王陽明の﹃大学問﹄全文を朱子の﹃大学章句﹄と 比較しながら、その特色を解き明かした。現代日 本語に訳しながら、思惟の特色をみ、王陽明・朱子 の思考の限界をも考察した。 ﹁井上圓了の破邪論二則﹂﹃井上円了センター年 報﹄第一二号、二〇〇三年七月 227 第四期研究員の研究報告

(20)

第五期研究員の紹介︵二・・三年四月−二・・六年一二月︶

専任・兼担・兼任研究員の所属および研究課題

専任研究員

三浦節夫︵専任研究員︶ ﹁転換期と人間ー井上円了と清沢満之を中心に﹂ 兼担研究員︵五十音順︶ 小池喜明︵文学部史学科︶﹁幕末転換期の士道ー井上円了と越後長岡藩﹂ 柴田隆行︵社会学部社会文化システム学科︶﹁日本の哲学教育の応用範囲について﹂ 末次 弘︵文学部哲学科︶﹁井上円了とその時代﹂ 高橋直美︵国際地域学部国際地域学科︶﹁井上円了とその時代ー妖怪学研究﹂ 宮内敦夫︵国際地域学部国際地域学科︶﹁井上円了の教育理念﹂の英訳 森川滝太郎︵工学部電気電子工学科︶﹁事績が示す井上円了の意図﹂ 山崎甲一︵文学部日本文学文化学科︶﹁井上円了とその時代﹂ 吉田公平︵文学部中国哲学文学科︶﹁井上円了と明治・大正の漢学界﹂ 229 第五期研究員の紹介

(21)

兼任研究員︵五十音順︶ 桶谷秀昭︵東洋大学名誉教授︶ 神作光一︵東洋大学名誉教授︶ 島田茂樹︵文学部印度哲学科︶ 清水乞︵東洋大学名誉教授︶ 高木宏夫︵東洋大学名誉教授︶ 瀧田夏樹︵東洋大学名誉教授︶ ﹁井上圓了とその時代﹂ ﹁東洋大学ゆかりの歌人たちの研究﹂ ﹁井上円了とその時代﹂ ﹁後期著作にみる井上円了ー修身教会運動を中心として﹂ ﹁井上円了とその時代﹂ ﹁井上円了の世界旅行記考察﹂ 230

(22)

センター日誌

主な活動記録

平成M年度

4・1 文学部新入生への﹁学祖井上円了について﹂     講演︵所長・専任研究員︶

555 54 44

22  17  10     9  20     18  17 センター会議︵第1回︶ 全国大学史資料協議会東日本部会幹事会︵慶 雁義塾大学︶ ﹃サティア﹄第46号発行

展示会﹁東洋大学の文人の系譜ー小説家編

ー﹂︵白山校舎 5月24日まで︶ 新潟県越路小学校来校︵修学旅行︶ 講師派遣事業実行委員会 全国大学史資料協議会東日本部会幹事会・総 7 1

6 6 6

26 24 12

6 6

11 6 5 27 7 13 7 11 会︵明治大学︶

展示会﹁東洋大学の文人の系譜ー小説家編

ー﹂︵板倉校舎 6月10日まで︶ 学祖祭︵東京都中野区蓮華寺︶

展示会﹁東洋大学の文人の系譜ー小説家編

ー﹂︵朝霞校舎 6月25日まで︶ センター会議︵第2回︶ 運営委員会︵通算30回︶

展示会﹁東洋大学の文人の系譜ー小説家編

ー﹂︵川越校舎 7月9日まで︶

井上円了記念学術センター事務室が廃止さ

れ、エクステンション部エクステンション課 に事務統合される 全国大学史資料協議会東日本部会幹事会.研 究部会︵板橋区公文書館︶ 平成14年度学祖祭記念講演会﹁川端康成と三 島由紀夫﹂︵講師︰瀧田夏樹 東洋大学名誉

教授・井上円了記念学術センター兼任研究

231 センター日誌

(23)

7・18

7 7

22 20

9・24

9・25

10 10 16 2 10 10 22 20 員︶ プロムナード・ギャラリー﹁日本最初のヒマ ラヤ踏破者 東洋大学出身の河口慧海﹂︵9 月23日まで︶ ﹃サティア﹄第47号発行 所長︵歴代︶懇談会 ﹃井上円了センター年報﹄第H号発行 プロムナード・ギャラリー﹁東洋大学出身の 5人の歌人たち﹂︵1月20日まで︶ 講師派遣事業の移管︵来年度より︶に関する 生涯学習センターとの引き継ぎに関する会議 センター会議︵第3回︶ 全国大学史資料協議会幹事会・全国総会・研 究会︵北海道大学、北海道立文書館 10月18 日まで︶ ﹃サティア﹄第48号発行 平成14年度﹃井上円了の教育理念﹄読後感想 文コンクール・井上円了の教育理念から未来

111110

29223

12

E3

12

E7

12 E10 を考える小論文コンクール選考委員会︵第1 回︶ センター会議︵第4回︶ 哲学堂祭︵東京都中野区哲学堂公園︶ 平成14年度﹃井上円了の教育理念﹄読後感想 文コンクール・井上円了の教育理念から未来 を考える小論文コンクール選考委員会︵第2 回︶ 平成14年度﹃井上円了の教育理念﹄読後感想 文コンクール・井上円了の教育理念から未来 を考える小論文コンクール実行委員会 東洋大学井上円了記念学術センター・大谷大 学真宗総合研究所共同研究会︵第5回︶﹁井 上円了と清沢満之﹂

報告︰三浦節夫﹁井上円了と﹃新仏教﹄運

動﹂・一楽真﹁﹃精神界﹄をめぐって﹂︵東洋 大学箱根保養所 12月8日まで︶ 全国大学史資料協議会東日本部会幹事会・研 232

(24)

1・20

1・30

32

1420

3・15

3 3

27 20 究部会︵日本銀行アーカイヴ︶ センター会議︵第五回︶ ﹃サティア﹄第49号発行︵本号をもって終刊 となる︶ プロムナード・ギャラリー﹁東洋大学附属図 書館所蔵・貴重書の紹介﹂︵3月31日まで︶ 全国大学史資料協議会東日本部会幹事会・研 究部会︵慶雁義塾大学︶

第5期研究員に関する審査会

運営委員会︵通算31回︶ 理念プロジェクト検討会議︵第1回︶ 研究室、エクステンション課が東洋大学別館 から完成した5号館︵井上記念館︶へ移転 ﹃井上円了選集﹄第22巻発行 全国大学史資料協議会東日本部会幹事会・研 究部会︵国文学研究資料館︶ ※﹁東洋大学の社会貢献﹂講師派遣事業については、 別表参照。

学校行事・講演会

学祖祭記念講演会 講師

主場日

催所時

学祖祭 講師

主場日

催所時

瀧田夏樹︵東洋大学名誉教授・井上円了記念学 術センター兼任研究員︶ ﹁川端康成と三島由紀夫﹂

平成14年7月13日︵土︶午後1時∼2時50分

東洋大学朝霞校舎︵却番教室︶ 井上円了記念学術センター 新田幸治︵井上円了記念学術センター所長・文 学部教授︶ ﹁哲学堂における漢詩﹂ 平成14年6月6日︵木︶午前H時10分∼11時30分 蓮華寺︵東京都中野区︶ 学校法人 東洋大学 233 センター日誌

(25)

哲学堂祭 講師 長島 隆︵文学部教授︶

   ﹁甦るカントー現代の課題とカントの哲学的

   意義﹂

日時 平成14年H月2日︵土︶午前H時∼H時30分

場所 哲学堂公園︵東京都中野区︶ 主催 学校法人 東洋大学

刊行物

・﹃井上円了センター年報﹄第H号 ・機関誌﹃サティア﹄第46∼49号 ・﹃井上円了選集﹄第22巻 ・﹃井上円了の教育理念﹄改訂第6版 ・﹃ショートヒストリー 東洋大学﹄改訂第2版第1  刷 ・﹃平成14年度﹁井上円了の教育理念﹂読後感想文コ  ンクール・井上円了の教育理念から未来を考える小  論文コンクール入賞作品集﹄ ・﹃井上円了・外道哲学  漢訳経典によるインド哲 学研究﹄︵井上円了記念学術センター編、柏書房発 行︶ 234

(26)

平成﹂四年度﹁東洋大学の社会貢献﹂講師派遣事業報告書

一、経過

 この事業は、平成=年度に実施されたコ一〇年目の御礼﹂講師派遣事業をもとに、新たに第一次三か年事

業として立案されたものである。  これを受けて当センターは、平成一二年度から﹁東洋大学の社会貢献﹂と位置づけ、地域・組織・人づくりの

支援活動として立案し、各年度の報告書にまとめられているように実施された。平成一四年度は、その第三年

度、第一次三か年事業の最終年度となる。  平成一四年度の派遣基準は次のとおり。 ω 派遣対象団体を教育委員会、高等学校︵公・私立︶および四キャンパスと附属高等学校に関係する市区町村   の小・中学校とした。 口 講師派遣数を一〇〇件とした。 ③ 派遣期間を六月一日から一二月二〇日までとした。 ω 一教員の派遣数を原則として三回までとした。 ⑤ 趣意書・講演テーマ一覧を派遣対象団体のすべてに配布した。 ⑥ ホームページを活用した。  平成一四年一月には、専任教員・名誉教授に講演テーマのアンケート調査を実施し、 二〇七名︵総数の三七・六 235 センター日誌

(27)

%︶の教員から一般社会人向け五二三テーマ、高校講演向け四六四テーマ、計九八七テーマの回答を得ることが できた。この提出されたテーマについては、申込と同時に講師が選定されるシステムとした。  四月に入って、理事長・学長の文書を記載した趣意書と講演テーマを全国一〇、四一三カ所の派遣対象団体に 発送したところ、派遣申込みが五月上旬から届き始めた。  派遣申込みはホームページに関するものを除いて、七月三日で一〇三件に達し、そのうち二件は日程等が調整 不可能となってしまったが、実質、目標派遣件数の一〇〇件を超したため、同日を持って受付を終了した︵後 程、先方の都合により二件が中止となり、九九件の実施となった︶。 236

二、講師派遣の実際

 申込み内訳をみると、社会教育が五二件、学校教育が四七件であった。今年度は目標件数を一〇〇件としたた め、締切り後に申込みのあった高等学校、教育委員会などについては、電話ならびに文書にて締め切った旨の説 明を行い、了承願った。  六月二七日の﹁三重県立四日市工業高等学校﹂から、一二月一八日の﹁千葉県立山武高等学校﹂まで、九九件 の講師派遣を行った。  申込み状況については︿別表︰平成一四年度講師派遣開催一覧﹀を参照されたいが、要約して記しておきた い。 ︹団体別︺  教育委員会      三九件︵三九・四%︶

(28)

社会教育団体  高等学校︵生徒対象︶ 学校関係︵高校教職。貝、 ︹地方別︺ 北海道・東北地方 関東地方 中部地方 近畿地方 中国・四国地方 九州・沖縄地方 一三件︵=二・一%︶ 二一件︵二 ・二%︶ PTA、同窓会、小中学校など︶ 二〇件︵二〇・八%︶ 二九件︵二九・八%︶ 二六件︵二五・七%︶ 七件︵六・九%︶ 九件︵八・九%︶ 八件︵七・九%︶ 二六件︵二六・三%︶ 申込みのあったテーマで三件以上の依頼があったものは、次のとおりである。 ・﹁今、子ども、親、教師にもとめられるもの﹂ ・﹁﹃生き方﹄﹃生きる力を育む﹄教育の在り方﹂ ・﹁子どもの問題は、結局は大人の問題﹂ ・﹁日本の子どもの学力を考える﹂ ・﹁人権の歴史と今日的課題﹂ ・﹁高校生ってなんだ﹂ 今年度は、

三三三三三四

件 件 件 件 件 件 研修会・講演会・学習会などの参加者が三〇名以上のところに講師を派遣することを原則とした。 237 センター日誌

(29)

概ね参加者の実数は予定数に対して若干の増減が見られる程度であった。  申込み時の参加予定者は一五、八三二人、、↓ヵ所平均では一五七人の参加者となっている。  講師は五五人を派遣した。学部別の教員数は、文学部が一〇名、経済学部が三名、経営学部が三名、法学部が 四名、社会学部が一五名、工学部が六名、国際地域学部が六名、名誉教授が七名、井上円了記念学術センターか ら一名となっている。  派遣実施後の結果は、講師となった教員と講演会の主催者のそれぞれの側から報告書が作成されている。講師 と主催者の両方の報告書の中から、この事業への評価を述べたものを紹介しておきたい。

︻社会教育分野ー教育委員会等1︼

一、

J催目的

 ・高齢者が明るく健康的な生活が送れるように、講座での学習を通してふれあいや生きがいのある生活に役立   てる。  .市内六〇歳以上の方を対象に、ふれあいを通して新しい知識を身につけ、共に健康で豊かな生活をする一助   とする。  ・豊かな人間性・社会性の酒養のために開催する。  ・変化の激しい社会にあって、住民が生涯の各期にわたる学習を通じて、自己の充実・啓発や生活の向上を図   る。  ・同和問題の正しい認識を深めると共に人権意識の高揚を図る。 238

(30)

二、主催者からの報告書  ・現在の地球環境の状況、さまざまな環境悪化の原因などを高齢者の多い受講者に対して分かりやすくお話い   ただき好評でした。  ・教育界の今後の話題についての話があり、有意義な講演会となった。  ・先生が研究しているマイクロ波を利用した食品の通風乾燥の観点から食品の安全性についての話は、大変興   味深かった。  ・各国のユーモアの実例を数多く披露され、会場は爆笑の渦に。とくに、﹁国家を制するより家庭を制すること   のほうが、難しい、小泉首相のように!﹂では、思わず会場から拍手が出るほどでした。  ・忘れかけていた、あるいは自信を失いかけていた教師にとって大切なものや心構えなどを再認識することが   でき、今後の学校教育に生かしていきたい。 三、講師からの報告書  ・地方の環境を生かした余暇利用の話は、大変興味があったように感じられた。  ・講演内容についての反応が強く、講演終了後も質問が続出し、大変活気のある聴衆でした。  ・首都圏とはまったく異なる教育環境に大変驚かされた。地方での講演は、都会では見えないもうひとつの顔   が学べる利点があることが分かった。感謝したい。  ・専門的な難解な話ではなくてよかったといわれた。聴講者をみて、雰囲気作りをするのも講演者の役目であ   ると思った。 四、派遣事業に対する評価 239 センター日誌

(31)

ω 主催者の報告書  ・当日全員に配布した﹃井上円了の教育理念﹄は、とても好評でした。  ・社会貢献事業として長年に亘り広く当事業を行われているとのことであり、大変貴重な事業と思っており   ます。  ・井上円了博士の建学の精神に則り、社会貢献講師派遣事業を行ってこられた学術センターに深く敬意を表   します。  ・円了先生の精神を継承された貴大学の社会貢献事業は、すばらしいものであって、機会があれば新たなテ   ーマでお願いしたい。  ・貴大学が主催する社会貢献講師派遣事業は、とてもユニークな活動です。機会があれば再度利用させてい   ただきたい。 ② 講師からの報告書  ・講師派遣事業に対して大変感謝しているとのことだった。  ・生涯学習関連の高齢者学級、成人大学などの各種講座に講師として要請される機会は増加するだろう。  ・板橋区と東洋大学が将来もっと緊密になって協力してほしいと要請された。  ・講演会終了後の懇親会にも参加し、さまざまな方々と意見交換することができ、貴重な体験となった。 ︻学校教育分野ー高等学校等ー︼ 一、

J催目的

240

(32)

︵生徒・講演︶ ・大学や社会人の講師によるお話を通じて知的世界を学び、実社会での生き方や将来への参考にする。 ・現代に生きる若者の実像を多面的に見つめることで、生徒が各自の生きる意味や意義、目的を見つめ直すき  っかけとしたい。 ・個々の生徒に対してより明確な進路目標設定の一助となり、今後、豊かな人生形成のヒントを与えたい。 ・生徒は言葉によるコミュニケーションをさけ、メールを介して感情のやり取りをしているので、コミュニケ  ーションを基本とした人間関係の確立を目指したい。 ︵教職員・研修︶ ・学校をよりよく理解してもらい、学校を地域から支援してもらうためのシステムづくりおよび学校と保護者  のパートーナーシップの確立を狙う。 ・教職員の豊かな心や人間性の酒養など、社会の変化に対応した教育観を養い、本校生徒との心の教育の推進  を図る。 ・これからの学校図書館のあり方について研修する。 ︵連絡協議会等研修︶ ・今日的課題として﹁生きる力﹂を育むことが叫ばれているが、その﹁生きる力﹂を育むためにどう対応して  いけばいいか。 ・完全学校週五日制となり、その対応をどう考えどう取り組んでいったらよいか。 ・多様な社会の変化の中にあっても、社会的常識を持ち、いっそうの教養を深め豊かな人間性を養う。 241 センター一日誌

(33)

 ︵PTA・講演︶

 .PTA活動の柱の一つとして、毎年、各分野の専門家を講師に迎えて生涯学習の一助としている。  ・子育て支援に資するため、家庭への啓発、情報提供を図る。 二、主催者からの報告書 −特に生徒への講演・授業に対してー  ・受講者参加型の活気ある講義でした。  ・易しい表現を用いての説明でした。学ぶことへの意欲の大切さ、それに対する厳しい姿勢を知ることができ   ました。  ・分かりやすくお話をしていただき、うなずきながら話を聞く参加者の姿が目立ちました。講師の人柄ややさ   しい語り口に会場は始終和やかな雰囲気に包まれていました。  ・﹁うつくしい言葉を話そう﹂と締めくくっていただいた点は、学校においても指導しなければならないこと   であり感謝申し上げたい。  .内容は、複雑な公式などが続出し、高校一年の生徒にとって理解できない高度のものであったが、生徒たち   に学問の奥深さを知らせるよい機会となった。 三、講師からの報告書 ー特に生徒への講演・授業に対してー  .咳払いひとつないきちんとした態度での聴講姿勢であった。  .一年生なので物理学はまだ勉強していないということ、大学における講義はどのようなものかを体験させた   いということであった。  ・随時に質問をしながら生徒と一緒に考える形で話を進めた。 242

(34)

 ・生徒の躾や服装も聴講態度もすこぶるよく、この高校に対して好印象を抱いた。 四、派遣事業に対する評価  ω 主催者からの報告書   ・大学の現場でご活躍中の先生の声を生で聞くという機会を手にすることはなかなかできません。貴学の    ﹁講師派遣事業﹂の存在に深く感謝申し上げます。   ・図書の寄贈や井上円了記念学術センターの先生方のご助言を通して、その教育理念に触れさせていただき    ました。   ・井上円了先生の遺志を継いで全国を行脚するという東洋大学の理念とそれを実践している講師の先生に    は、頭が下がる思いがした。   ・一回だけしか応募できないのは残念です。費用をお支払いしてでも行える方策があるとありがたいと感じ    ました。  ② 講師からの報告書   ・ただテーマに沿った話ではなく、内容や言葉遣いなどにも注意しないと、せっかくの機会が一〇〇%生か    せないのではないか、と思いました。   ・校長および担当の先生から﹁東洋大学の社会貢献﹂に対して心より感謝したいとのことでした。

  ・創立者の活動や講師派遣事業についての紹介が印象的だったようで、事前郵送した本はすべて配布され

   た。 243 センター日誌

(35)

巫譲口累

H  楡  團  喜 灘 麟 斗 ー 4 酬  雲

ヨ蜘・麺ゆ

=に゜OO°Nぺ︵升︶ 川剛緬昌田ロ司H米訓綱梓剤 べ×﹀ー勢くプ吋薄瑚 酢繭碗汁雲 醸璃梓顎・訓署 ==6や゜O口︵齢︶ 尊淑緬旨哨珊剛鵬帖薄 ぴ悟↑“㌃H注θ注対 粛増 泊蕪 済味顎・蝉賄 ==°Oべ゜宗︵H︶ 樽書瓶叫海耳ぱ醐蹴加︾ 認醐θWτロ桝S湖申濫粛 丑畑 闘巳 洋︾梓嬰・蝉賄 =一合Oふ宗︵廿︶ ︸口緬淋書司H洲≡÷梓薄 苺桝 薗N 洋︾梓書・薄満 工一︽°Oや゜巳︵暑︶ 淵油緬国剛蘇訓囎糠剤 ↑餅寸ヰ什住㎝佃牒 卍戯蹄十主 H梓当・蝉随 ==°OS一q⊃︵θ︶十繍緬十淵温粛測綱梓薄 口耕θ申吋ひS桃辻餅故沖か 剛鼎 畑淋 沖梓顎・9薄満 =一ヂOべ゜NO︵廿︶濡材緬昌認細酬眼梓薄 需︵譲︶計巾喜碇叫汁δ甲臼汁蝦ぱ臼什 跡籏  勘 画蒲荏嬉味嬰・蝉賄 エ=°OSN一︵□︶団剛緬旨升桝訓囎梓薄 河  淋⇒ H梓関・薄熊 工=°Oべ゜ぱ︵呉︶ 共蔚嵐雌麺党ヨ蝉醐蹴加︾ 弾汁寸S雌▽⊂什湖滋醒醐 剛暑 緬劃 洋︾帖嬰・蝉藻 ==°Oべ゜田︵斗︶ 創三緬商圏耳蝉瑚嚇油︾ 十吋悟S田融舜〆諮旬舜汁﹀θ巫醐 丑睡 間同 洋︾特嬰・薄商 =忘6べ゜宗︵齢︶ 十吋ひS嚥さ米誉θ♪ 荊田 温淋 洋︾梓嬰・薄満 コ忘6ざNや︵臣︶ 画蓮緬己吐蝉司柵談翠 申戊ひθ識磁吋↑US 函田 畑湖 齢唾蝉随 ==°OS8︵迦︶≒蔚嵐荊共継酬梓薄 ⇒轍荊蹄斤訓蔀洋︾ 汁塙 培間 醸睡梓関・業熊 コ=°Oぺ゜ωO︵×︶ 劃帥緬議餉剖ヨヨ茸営訓琳麺︾皿口葛薔達滴議惑鰍︾ 叫田 煎蕪 H帖関・蝉満 244

(36)

遜譲口頚

悟 蕎 囚 薪 翼 荊 斗 ー 4 酬  晋

翌両・岨⑪

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(41)

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資料室レZレンス・資料貸出等記録

二〇〇二年四月∼〇三年三月

︻二〇〇二年度︼ 年月日 依頼者︵所属等︶ 02 E4・4 東洋大学甫水会 4・15 4・15 近藤亮︵東京都足立区在 住︶ 香港歴史博物館 種 類 資料調査 資料提供 資料調査 4・19 岩崎和夫事務所﹁在る﹂ 資料貸出 5・14 本学広報課 資料貸出          内      容 青森県古牧温泉内の渋沢文化会館に展示されている井上円了書軸の意 味と、それを揮毫した背景について調査。 戦時下における学徒出身学徒兵に関する資料として、﹃図録 東洋大 学一〇〇年﹄を提供。 東洋大学への清末中国人留学生、もしくは一九四九年以前の中華民国 中国人留学生に関する資料について調査。 ﹁西田幾多郎記念館﹂︵石川県事業︶における館内展示上映作品﹁西田 幾多郎の生涯﹂制作のための資料として、井上円了の肖像および井上 円了の著作﹃哲学一夕話﹄の写真二点を貸し出し。 ﹃東洋大学報﹄掲載のための資料として、麟祥院内の哲学館仮教場と 251 資料室レファレンK・資料R出等記録

参照

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6-4 LIFEの画面がInternet Exproler(IE)で開かれるが、Edgeで利用したい 6-5 Windows 7でLIFEを利用したい..

4/6~12 4/13~19 4/20~26 4/27~5/3 5/4~10 5/11~17 5/18~24 5/25~31 平日 昼 平日 夜. 土日 昼

1998 年奈良県出身。5

中学生 高校生 若年者 中高年 高齢者 0~5歳 6~15歳 16~18歳 19~39歳 40~65歳

3 学位の授与に関する事項 4 教育及び研究に関する事項 5 学部学科課程に関する事項 6 学生の入学及び卒業に関する事項 7