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A Study of English Language Education in Xinjiang Uyghur Autonomous Region of China: Focusing on the Future Curriculum and Teaching Materials for Uyghur Students

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Academic year: 2021

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A Study of English Language Education in氾njiangUyghur Autonomous Region of China:

Focusing on the Future Curriculum and Teaching Materials for Uyghur Students

教 科 ・ 領 域 教 育 専 攻 言 語 系 コ ー ス ( 英 語 ) 指 導 教 員 伊 東 治 己 1.はじめに 中国新彊ウイグ、ル自治区は、さまざまな 民族が居住する。多民族、多言語、多文化 の地域であり、その民族の中で、漢民族、 回族は中国語を使用し、他の民族は自分の 言語と文字を所有している。1955年からこ のような環境下において新語ウイグル自治 区には多種の教育モードが現れてきた。現 在、漢民族の教育と少数民族の教育が別々 に存在する視線型教育制度となっている。 ウイグル人を対象とした学校教育(小学校 から高等学校)は、児童および生徒の中国 語能力のレベルに応じて、四つの学校教育 が併存している。 第一は、 EthnicSchoolで、中国語が話 せないウイグル人を対象としたウイグル教 育。ウイグル人児童・生徒を対象に高校卒 業時までウイグ、ル語つまり自民族語で教育 を行っている。つまり、通常の教科をウイ グノレ語で学習している。第二言語としての 中国語教育は小学校 1年生から開始され る。義務教育において英語教育は行われて いない。中国語が話せないウイグル人生徒 は大学に入学してから英語教育を受けるこ とになる。大学の授業は中国語で行われる。 第二は、 B出ngual Sch

1で、ある程 度中国語を話すことができるウイグノレ人児 リ シ ャ ラ イ チ ト エ ス ン 童・生徒を対象としている。中国語である 第二言語の獲得、母語と第二言語を用いた 教科教育が行われている。母語と第二言語 という二つの言語の能力を育成することが 教育の目的である。週 2回のウイグル語と ウイグル文化の授業のみ、ウイグノレ語で、行 われ、他の授業は、中国語で行われている。 高校 1年次から外国語としての英語教育が 実施されているが、ウイグル人生徒に適し た耕才が現在は存在せず、漢民族生徒用の 中学校用教材を使用している。 第三は、 ChineseSchoolで、中国語を話 すことができ、かっ書くことができるウイ グ、ル人児童・生徒を対象としている。この 学校は基本的に漢民族の学校であり、生徒 の約95%は漢民族である。通常の教科を中 国語で学ぶため、中国語を話すことができ、 かっ書くことができるワイグ、ルのみが入学 できる。小学校3年次から大都市では一年 次から外国語としての英語教育が行われて し、る。 第四は、氾njiangClasses (新彊以外の 高校)で、EthnicSchool、B出ngualSchool、 Chinese Schoolに在籍しているウイグル 人児童・生徒の中から成績が優秀な児童・ 生徒を選出し、新彊以外の都市の高校にお いて4年間教育される。初めの 1年間は英

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-221-語と中国語を教育され、後の3年間は通常 の教科を中国語で教育される。入学の年か ら外国語としての英語教育が開始される。 ただし、漢民族生徒が 10年間で学ぶ内容 を4年間で学習しなければならなし九 本研究では、このようなウイグル人を対 象とした英語教育の現状を踏まえたうえで、 Bilingual Schoolで実施されている高校段 階からの英語教育に焦点をあてる。そこで は、漢民族生徒を対象とした中学校用英語 教科書がそのまま使われている。よって、 必ずしもウイグノレ人生徒のニーズに即した 教科書となっていない。実施にあたっては、 カリキュラムと教材について多くにの問題 点が指摘されている。現在、ウイグル人の ための統一英語教育カリキュラムは存在し ない。そこで本研究では、中国の統一英語 教育カリキュラムと耕オを分析して、ウイ グル人生徒に適した英語教育カリキュラム およひ漢語耕オ(教科書)について考察し、 中国新語ウイグル自治区英語教育カリキュ ラムおよび教材に改善を提言したい。 2. 論文の概要 第一章では研究の背景と目的を述べた 後、第二章では、まず、中国の教育制度の 成立過程を簡単な紹介した後で、中国全体 的の民族について述べ、次に、新彊ウイグ ノレ自治区の小、中、高校、大学、大学入学 試験、大学院の制度について述べた。第三 章は、まず、英語の影鶴包囲、使用人数など を通じて、現在、英語が世界の中で共通語と なっている状況を確認した。続いて、 15年前 から、ウイグル人が英語を学習している原因 を述べ、さらに、新彊ウイグルの英語教育の 歴史、英語教育の現状など述べた。第四章で は、まず、新謹で今使っている新ヰ書とカリ キュラムの分析をした後で、カリキュラム と教材に関する問題点として以下の点を指 摘した。カリキュラムの問題点としては、 次の点が指摘できる。英語の授業が開始時 期一致しないので、民族教育では大学から、 パイリンガノレ教育では高校段階から、漢民 族教育では、小学校ーや三年生から英語教 育が開始されていた。従って、民族教育、 パイリンガル教育、漢民族教育の学生の到 達目標レベルが違う。耕才の問題はとして は、1)漢民族向きの文化の紹介はあるが、 ウイグノレ人の文化が紹介されていない、 2) 宗教に対する配慮がない、 3)ウイグ〉レ人 生徒が漢民族の中学生用英語教科書を使用 しているということは、発達段階のレベル に適していないなどの点が考えられる。第 五章では、研究のまとめを行うとともにカ リキュラムと耕オに改善を提言した。最後 で、今後の課題を提示した。 3.今後の課題 今回の研究には以下のような限界がある。 カリキュラムと教科書問題を論ずる中で、 語葉、文法の量が生徒の状況と適応してい るかどうかを証明するまでには至らなかっ た点である。さらに、今回は、パイリンガ ル教育に焦点をあて、英語教育カリキュラ ムと教科書を提言した。民族教育の英語教 育カリキュラムと教科書の問題については、 十分な考査ができなかった。最後に、今回 の研究を通して得られた結果を、学校でど のように活用できるかどうか確認すること もできなかった。民族教育の生徒のために も、理想的なカリキュラムと教材のあり方 を提言したい。

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