1 -第1学年2組算数科学習指導案 指導者 1 単元名「のこりはいくつ ちがいはいくつ」 2 単元設定の理由 教材観 本単元は、1位数と1位数の減法の計算の仕方を考えその計算が確実にできるようになること をねらいとしている。また、具体的な事柄について減法が用いられる場合とその意味を理解し、 式で表したり読んだりすることを学習する。本単元で取り扱う減法は、はじめの数量の大きさか ら取り去ったり減少したりしたときの残りの大きさを求める場合(求残 、あるものの数のうち、) 注目する要素以外の要素の数を求める場合(求部分 、二つの数の差を求める場合(求差)で、ど) の場合も同じように減法の式に表せることを学習する。 減法は 子どもたちにとって初めて学習するものであり 本単元の学習において 半具体物 数、 、 、 ( ) 、 、 図ブロック の操作や動作化を通して具体的に減法の意味を理解していくことは 加法と同様に これからの加法や減法の計算の基礎となる重要な学習であり、大変意義深いものである。 児童観 本学級の児童は、約56%が1単位時間の学習過程において 「自分で考えるとき」が楽しいと、 感じており、授業中も意欲的に発表しようとする姿も見られる。しかし、まだ自分の考えを分か りやすく表現する力は不十分であるため、具体物を操作したり、図に描いたりすることなど教師 の支援が必要である。 これまでの学習では、1対 1 対応の仕方やそれを基にしたものの数の大小を比較する問題、数 字の半具体物への置き換えはよくできている。しかし、10までの数の合成・分解の問題につい て誤答が多く、10までの数の構成の理解が不十分である。 ( ) ( ) 。 本単元の 1位数 - 1位数 の計算問題に正確に答えることができた児童は16%である 前単元で学習した「ふえたりへったり」のエレベーターごっこを通して、へるという感覚は身に 付けつつあるものの、ひき算の式に結びつけることはできていない。 指導観 指導にあたっては、子どもたちが意欲的に学習に取り組めるようにするために 「さんすうがえ、 るのなつやすみ」という単元を設定し、夏に関係の深いものを問題に取り上げる。また、学習計 画を記した「夏休みへのパスポート」を準備し、意欲の持続化を図る。単元を通して、ひき算が 、 (「 」 用いられる場面を具体的にイメージできるようにするために ひき算になるキーワード へると 「のこりは 「ちがいは」など)を整理して提示するとともに、数図ブロックを減らしたり数を比」 べたりする操作活動を多く取り入れる。 「つかむ」段階では、ひき算(求残)の場面を理解させるために、数図ブロックの操作活動を多 く取り入れる。減った数だけ数図ブロックを取り去るという操作を通して 「ひく」ことの意味を理解させる。そして、数図ブロックの操作と結びつ 、 、 けてひき算の式に表せるように式の意味 読み方について繰り返し指導し 定着を図る。 「つくる」段階では、求部分、求差についても同様にひき算が用いられることに気づかせ、数図 ブロックの操作を通して立式して答えを求めさせていく。求差の場面に入 る前には、被減数が10以内のひき算の計算カードを使わせ、カードによ る練習やゲーム的要素を取り入れた学習を設定し、習熟を図らせた上で求 差に取り組ませていく。 「つかう」段階では、ひき算を適用する場を広げるためにお話づくりをしながら立式、求答させ ひき算についての理解を深める学習場面を設定する。 本時指導にあたって 着眼1 着眼2 、 「 」 、 ウォーミングアップで 「フラッシュカ ○つけ法 を自力解決の場面に位置づけ ード」を活用し (1位数)-(1位数)、 次の2点の考えを中心に子どもの考えを見取 のひき算の計算問題に答える活動と2枚 り集団解決におけるもととなるようにする。 の「数字カード」を提示し、大きい方の 数を答える活動を取り入れる。 ※最初の数に後からきた数だけ1対1対応 この活動を行うことで、本時学習への させ、1対1対応した部分を最初の数か 意欲を喚起させるとともに自力解決場面 ら取り去っているか。 での 大きいほうから小さいほうをひく「 」 ※最初の数から後からきた数だけ取り去 という思考を意識づけ、ちがいを求める っているか。 場面の理解に生かす。 3 本時の学習 5校時 於1年2組教室 (1)本時のねらい 数図ブロックを操作し、ちがいを求める場面を理解できる。 (2)準備 ○児童・・・数図ブロック ○教師・・・フラッシュカード、既習の学習内容の掲示物、場面図、数図ブロック、ワーク シート、発表ボード
2 -(3)本時の展開(第6時) 学習活動 教師の支援 評価 過 程 つ 1 ウォーミングアップで ○ひき算のフラッシュカードを使って前時ま か 既習学習を想起し本時学習 でのひき算の学習を想起させるとともに、数 む につなげる。 の大きさ比べをさせることにより本時の自力 解決場面につながるようにする。 2 学習問題を把握し、め ○学習課題を把握できるように、場面図を準 、 、 あてをつかむ。 備しておき 分かったことを話し合わせた後 動作化を取り入れ、イメージ化を図る。 みどりのかえるが5ひ きいます。 ○どちらのかえるが多いか考えさせ、かえる あとからあかいかえる の数のちがいに着目できるようにする。 が3びききて、あくし ゅしました。 めあて みどりのかえるがなんびきおおいか、かんがえよう。 見 3 見通しをもつ。どのよ ○解決の見通しをもたせるために 「2種類、 通 うに数図ブロックを使っ のかえるが来た」ことや「手をつないだ」こ す たらよいか話し合う。 とをおさえ、数図ブロックをどのように置い てどう動かしたらよいかを考えさせる。 ・はじめに5こだす。 ・よこにならべる。 ・あとからきたかえるをした にならべる。 考 4 数図ブロックを操作し ○数図ブロックの置き方が分からない児童へ え て数のちがいを考える。 の手助けとなるよう、場面図の入ったワーク る シートを準備する。 ○机間指導を行い、1対1対応している部分 とちがいの部分を離して、多い数がはっきり わかるように置いている児童の考えのよさを 認めていく。 5 考えた方法を発表し合 ○発表を聞いて、自分の考えと友達の考えを い、ちがいを求める場面 比べさせ、似ているところやちがうところを を理解する。 見つけさせる。 ○多い方から1対1対応した分(少ない方) ●● ●●● を取り去れば、いくつ多いかが分かることに ○ 数 図ブ ロ ック ○○○ 気付かせる。 を 操 作し 、 ちが い を 求め る 場面 ○より早く、簡単にするにはどうしたらよい を 理 解で き る。 ●● ○○○ か発問を行い、後から来た方のブロックは出 (知識・理解)(ブ さなくてもよいことに気付かせる。 ロ ッ ク操 作 ・ワ ークシート) ま 6 本時の学習のまとめを ○これまで学習してきた求残の場面と同じ操 と する。 作であることからひき算になることに気づか め せる。 る まとめ 、 。 おおいほうからすくないほうをとると どれだけおおいかわかる 7 チャレンジ問題をす ○問題場面を把握できるように、場面図の入 る。 ったワークシートを準備しておく。 ○数図ブロックを操作させ、答えを求めさせ る。 8 自己評価をし、本時の ○本時の学習を振り返り、次時の学習への意 学習をふりかえる。 欲をもつことができるようにするために、ワ ークシートに自己評価欄を設けておく。 ●● ●●● ○○○ ●●●●● ○○○