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小・中学校教員の健康問題に関する研究(その3) : 健康に対する注意度に関連する要因について

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Academic year: 2021

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(1)Title. 小・中学校教員の健康問題に関する研究(その3) : 健康に対する注意 度に関連する要因について. Author(s). 山本, 道隆; 川上, 幸三. Citation. 北海道教育大学紀要. 第一部. C, 教育科学編, 37(1): 183-194. Issue Date. 1986-10. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/5014. Rights. Hokkaido University of Education.

(2)      . (その3). 小・中学校教員の健康問題に関する研究. −− 健康に対する注意度に関連する要因について −−. 山. 本. 道. 1. 隆 J=. 上. 幸. コ. は じ め に. 教員の健康問題を検討する基礎資料を得ることを目的とし, 質問紙による配票調査を実施した, 2 )にお 1 }では 教員の健康状態 健康観 健康意識等を中心と した報告を行い (その2) (その1) , , , , いては, 健康・体力の維持増進のための実践事項, 就寝時刻並びに睡眠時間, 食生活における留意 事項, 運動・スポーツ実践の有無と ・その理由, 喫煙習慣並 びに飲酒習慣等につ いての報告を 行った. 本稿においては, 自分自身の健康について注意をしている者は, 他にどのような要因に関連がみ ら れ る か に つ い て 報 告 す る.. =. 研究方法. 函館市内の小学校45校中28(62 ,8%) 校 (無作為抽出による) に ,2%) 校, 中学校26校中14(53 おける教員を対象とし質問紙による配票調査を実施, 有効回答者数は小学校教員687名, 中学校教員354名計1 ,2%)名, 校種別によ る性別, ,041(回答率85 年齢別構成についての詳細は (その1) 表1調査対象者の通りである, 調査期間は昭和59年7月 2 日 ∼21日. 調査票からの結果の集計・整理は, Tf敷JAC CARD SELECTOR620型 (MARKCARD 式) を使用 した,. なお, 本稿において次の項目について報告する, ・年齢別, 性別にみた健康に対する注意度について ・肥満度と健康に対する注意度について ・既往症の有無と健康に対する注意度につ .いて ・病気・ケ ガの有無と健康に対する注意度について ・健康の自己評価と健康に対する注意度について ・就寝時刻・睡眠時間と健康に対する注意度について ・喫煙習慣・飲酒習慣と健康に対する注意度について ・日常生活での関心事と健康に対する注意度について ・健康・体力維持増進のための実践事項と健康に対する注意度について ・運動・スポーツの実践と健康に女寸する注意度について 183.

(3)    . 山本 道隆・川上. 幸三. ・食生活における留意事項と健康に対する注意度について. 皿. 結果と考察. 年齢別, 性別にみた健康に対する注意度についてまとめたのが表1である, 表1 年齢別, 性別にみた健康に対する注意度 細心の注意. ある程度の 注 意. あまり注意 していない. 全く注意し ていない. 無 回. 答. 代. 1 (3 ) ,5. 15( 1 5 ) ,7. 1 1( 3 7 ) ,9. ) 2(6.9. 0(. 0 ). 29. 30. 代. 1 (0 ) .8. 4 4( 35 ) ,5. 代. 26 (7 ) .8. 8 1(2 4 ) .4. 1(0 ) .8 3(0 ) .9. 1(0.8). 40. 77( 62 ) ,1 2 6 6 21( ) ,6. 124. 1(0,3). 332. 50. 代. 1 1 30( ) .7. 187( 7 8 ) ,0. 35( 13 ) .7. 3(1 ) ,2. ) 1(0,4. 256. 58 (7 ) .8. 5 00( 6 7 ) ,5. 1 3 ). 71(2 ,1. 9(1 ) ,2. ) 3(0.4. 741. 20 男. 計. 計. 0 1 f=9 巧 −45 55 ,5 ,d , P<0. ′ 女. 20. ℃ f. 2(2 ) ,9. 46( 66 ) .7. 21(3 0 ) ,4. 0( 0 ). 0( 0 ). 6 9. 30. 代. 3 (4 ) .5. 47( 70 ) ,1. 17( 2 5 ) ,4. 0( 0 ). 0( 0 ). 6 7. 40 −. 代. 5 (6 ) i .3. 5 6( 0 7 ) .9. 13( 1 6 ) .5. ) 3(3.8. 79. 50. 代. 12( 14 ) .1. 63( 7 4 ) ,1. 11 ) 10( ,8. 2(2 )・ ,5 0( 0 ). 0( 0 ). 5 .8. 22(7 ) .3. 2 12( 7O ) ,7. 2 O 61( ) ,3. 2(〇 ) ,7. 3(1 ) ,〇. 30 0. 計. 、. f=9 05 1 4=2 ,773 ,d , P<0. 性差 崎 = 1 05 f=3 .710 ,d , P>0,. 年齢別にみる ,男女ともに健康に対する注意の度合が異なる. 健康に対 して注意してい,る (細 ,と, とする) の割合が, 年齢とともに増加し, 心の注意, ある程度の注意) 群 (以下 「注意している群」 , (あまり注意 していない, 全く注意していない) 群 (以下 「注意して 健康に対して注意 していない, るにつれて減少していく傾向にある, いない群」 とする) の割合が, 年齢が高く な, 男女の性別による有意な差はみられない. )によれば 「健康そのものについて は 全体で8割 (789%) 「健康 づく り振興財団」 の調査3 . , , に近い人が程度の差はあるものの 『気をつけている」 と考えており, 健康に留意しない人は2割程 度しかいない,」 と している, 「注意している群」 は男性が75 ,3%, 女性78 ,0%であり, 今回の調査 える 結果においてもほ ぼ同様な傾向であるとい , 図1において, 桂法による肥満度指数により判定した肥満 度と健康に対する注意度との関連につ い て 示 す.. 男女ともに,「太りす ぎ・太りぎみ」,「標準」 ,「やせ」 である者において 「注意している群」と 「注 意していない群」 に有意な差はみられない. 男性において 「標準」 である者は, 他の 「太りすぎ」 ・である者に比べ, 「注 , 「やせ」 , 「太りぎみ」 意している群」 の割合がやや高くなっ ているが, 逆に女性においては 「標準」 である者の 「注意し ている群」 の割合が低くな っている, 男性における 「太りすぎ」 ,7%,73 ,7% ,「太りぎみ」 である者の 「注意している群」 はそれぞれ69 と 低 く な っ て い る, 184.

(4)      .  . 小・中学校教員の健康問題に関する研究. (その3). 50. (%). 太りすぎ. ’ 89 1− 1. 太りきみ. n=163. 標. n− 433. 男 準. 1−’ 52 1 ヱ &ニ1α 963, dfニ ニ6, P> ○・05 .. 太りすぎ. n− 32 n= 52. 標. 準. 1=180 1 1 1= 30. ヱ菩=. 醐 細心の注意. 8・546, df=6, P > o・05. 圏 ぁる程度の注意. □ 注意し か ない 図1 肥満度と健康に対する注意度との関連 健康に対しての注意が必要であると思われる肥満傾向にある者が, 逆に低い値を示していること は改善されなけれ ばならない点である, 既往症の有無と健康に対する注意度との関連についてまとめたものが表2である, 表・ 2 既往症の有無と健康に対する注意度との関連. 字謹奏し. 無 回 答. 宣 言 豪語 喜 憂電竪 琴 墓 ≦ ¥ ≧ ≧83 男圭 三喜. %葛. 細心の注意. 計. .58(78 .). 謡 程度の. 5 O0( 6 7 ) ,5. き郭 孫. 3 17 1(2 ) ,.. 9(1 ) ,2. ) 3(O,4. 計. 争 繋 ‐ 1 74. ÷6 f = = ニー, P〈〇・ O5 巧− − ,422 ,d. 計. 22(7 ) ,3. 2 12( 0 7 ) .7. 6 1(2 ) 0 .3. 2(0,7). 3 (1 ) ,0. 300. 6 ○5 ヱ8= 5 ,73 , dドニ1 , P<○.. 既往症がある者で 「注意している群」 の割合は, 男性78 ・9%である, これは既往症 ,3%, 女性83 ) より 7 % 女性 7 3 3 % のない者の 「注意している群」 の割合(男性71 . , , , 男女ともに有意に高く なっ て い る,. 健康に対して全く注意していない者は, 既往症の有無にかかわらず男女ともに少ないものの, 健 185.

(5)        . 山本. 道隆・川上. 幸三. 康に対してあまり注意していな い者の割合が, 既往症の無い者に少し高い. 「病気になって健康の有難さを知る」 前に疾病の予防, 健康・体力の維持増進を常日頃から積極 的に行うことが望まれる. 図2において, 現在病気あるいはケ ガにより治療のために通院している者とそうでない者との健 康に対する注意度との関連について示す. 病気あるいはケ ガにより通院している者のうち 「注意している群」 は男性190(84 .5%) 名, 女 性76(89 4 . %)名と高い値となっ ており, そうでない者の 「注意している群」 は, 男性365(71 ,7%) ・ 名, 女 性150 (74 ,3%) 名 と な っ て い る,. 病気あるいはケ ガにより通院 している者は, そうでない者よりも, 「注意している群」 の割合が 有意な差をもっ て高くな っている, 病気あるいはケガをすることによって, 自分自身の身体に対する注意を, より一段と強くするの で あ ろ う か. , Z ま. 、 い し. あ. る. 男. ,. ・. 50. ,. ,. ,. (学. ,. i ・ ・ . ・ ‐ ・ ・ ・ . . . ‐ . ・ ‐ . . ・ . . ・ . . . ・ . . . . ・ , . . ・ ・ ・ . . ・ . . . ・ , ・ . . , ・ . . . . ・ . . . . ・ . . . . ・ . . . . . . .. ÷「. 1=509 1 n=225. ヱ 企=35・782, df= る P く 〇.O1. 女. Z し、 ま い な 融妾 … i … … … i … ※ … … … i … i … i き き …綴ま ま . ま … ま ま義 あ. る. 1 1; 85. ゴ ビ& コ。・383, df=2, P 〈 0.…. 園 細心の注意. 圏 ある程度の注意. □ 注意し か ない 図2 病気・ケガの有無と健康に対する注意度との関連 既往症のある者より, 病気あるいはケガによる通院をしている者は 「注意している群」 の割合が より高くなっ ていることにより, より直接的な健康問題にかかわっ ている者が多いと思われる, 次に図3において,自分自身の健康状態の自己評価と健康に対する注意度との関連について示す, 男性において は, 自分自身の健康状態を 「非常 に不健康」 である と自己評価した者は健康に対し て 「細心の注意」 をしている割合が高く, 次に 「非常に健康」 であると自己評価 した順になってい る,. 自分の健康に対して 「細心の注意」 , 「ある程度の注意」 , 「注意していない」 者の割合は, 自分の 健康状態の自己評価の違いによって男性においては差がみられるが, 女性においては有意な .差はみ ら れ な い,. 男女ともに, 健康状態の自己評価において 「まあまあ健康」 であると した者, 「非常に不健康」 であると した者において 「注意 していない群」 の割合が高くなっているのは気にかかるところであ る,. 図4は就寝時刻別にみた健康に対する注意度を示したものである. 前報 (その2) で述 べた様に, 男性では10時台における就寝者 (52 .が最も多く, 女性では ,6%) 186.

(6)      . 小・中学校教員の健康問題に関する研究. (その3) (%). 50. 非常に健康. n− 39. まあまあ健 康. ニ455 nニ. あま り健康 で な い. n−223. 非常に不健康. n= 17. 男. ヱ書=45.447, df=6, P < ○・01. 非常に 健康 まあまあ 健康. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . : . : ・ : . . . . : ・ : ・ : . . . ; : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . ・ ・ , , : : : : : : : : : : : : : : : : : : ・ ・ : : : : ・ : : : : : ・ : : ・ : ・ : ・ ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. n一 12. : : : : : : : : : . : : : : : ・ . . . . ・ . : : : : : . : . . . ・ ・ : . . : : . : ・ ・ : : ・ : : : : : ・ : : : : : : ・ : , : : : : : ・ ・ ・ , ・ , ・ ・ ・ .. n−208. 女. n= 72. あま り健康で な い. ′ n= 3. … : … : … :※: : : : … : … : … … … … : … : … :※: … … : … : … : … : … : : : : … : … : … … … : … : … 美嚢: : 非常に 不健康 だ ヱ書 =10.771, df=6, P > ○・○5. 圏 ある程度の注意. 圃 細心の注意. □ 注意し か ない 図3 健康の自己評価と健康に対する注意度との関連 (%). 50. n− 50. 10:00前 lo:00{}11:00. 柵390 n−. 11:00^Yi2:oo. n−176. 男. n一121. 12:00以 降 zg=1 499, df= 10:00前 −11:00 lo:00{. P 〈 0・05. … … … … … … i … … … … …縦滋… 縦鞭燕…. n−. : : : ; : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : . : . : . : . : ・ : ・ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. 女. 9. n− 59. −12:oo 11:00【. nニ157. 12:00以 降. n一 70. コ ヒ企= 3.419 , df=6, P > 0.o5 .. 園 細心の注意. 園 ある程度の 灘. []注意していない 図4 就寝時刻と健康に対する注意度との関連 187.

(7)    . 幸三. 山本 道隆・川上. 11時台における就寝者 (52 .3%) が最も多くな っている. 男性において は 「注意しいる群」 ほど早い時刻に就寝する傾向があり, 「注意していな い群」 は 夜おそく就寝している傾向がうかがえる. これは, 健康・体力の維持増進のための実践事項としてほ ぼ半数 (49 ,4%) が 「睡眠・休養」 を あ げて お り, こ の こ と が 関 連 して い る 様 に 思 わ れ る.. 次に就寝時刻と関連の深 い睡眠時間と健康の注意度との関連を図5 に 示 す. 50. (%). M IO n一. 男. 6 時間 ∼. n− 91. 7 時間∼. =345 n;. 8 時間 ∼. =246 n‐ n柵 43 ヱ書 =11,903, df=8, P > ○・05. 女. 6. 時間未満. 1一 14 1. 6. 時間∼. n− 80. 7. 時間∼. n−150. 8. 時間∼. n= 42. 9 時間以 上. n= ヱ. 園 細心の注意. 9. = 2.887, df=8, P > ○,o5. 圏 ある程度の注意. □ 注意していない 図5 睡眠時間と健康に対する注意度との関連 男性では, 7時間以上9時間未満の睡眠時間をと っ ている者 は591(80 .4%) 名, 女性では, 6 時間以上8時間未満の睡眠時間をとっ ている者 は295(78 % ) 名 とな 0 っ ている,,これは, NHK , } 4 放送世論調査所 が全国の16歳以上の国民3 ,600名を対象と して実施 した健康についての世論調査 よりおおむね良好であると思われる. 6時間未満の睡眠しかとっていない者は男女とも少ないものの, 男性においては 「注意している 群」 の割合が高い一方で女性においては 「注意している群」 の割合が低くなっ ている, これは就寝時刻のところで述べた様に, 健康・体力の維持増進のための実践事項として 「睡眠・ 休養」 をあげる男性が多いことと関連があると思われる. 図 6 において喫煙習慣と健康に対する注意度の関連について示す, 0(7 男 性 では, 喫煙者 は413(55 .9%) 名, 女性においては2 .0%) 名となっ ており, 前述 した 188.

(8)    . 健康問題に関する研究 小・中学校教員の・. (その3) (%). 50. 喫煙者. n一163. 男 喫煙経験者. n−162. 喫煙者. n−413. 非. ヱ. 非. ニ4, P < o =43・919, dfニ ‐… n=254. 喫煙者. ・. 女 喫煙経 験者. n= 17 n− 20. ヱ 於ニ10,419, df=4, P < ○.05. 喫煙経験者:過去に喫煙経験があり、 現在喫煙していない者. 璽 細心の注意. 圏 ぁる程度の注意. □ 注意し か ない 図6 喫煙習慣と健康に対する注意度との関連 5 ) NHK 放送世論調査所 が実施した健康につ いての世論調 査結果 による男性67%, 女性13%よりど ちらも低い値を示している, “ 喫煙経験者とは過去に喫煙経験がある者 が, 現在喫煙していない者を示していて, いわゆる た ばこ離れ” をした者が男性において162(21 ,0%) 名 ,9%) 名あり, これは男性の非喫煙者163(22 とほぼ同数である. このようないわゆる “たばこ離れ” の傾向は望ま しいものである が, 反面, 男性における喫煙者 のうちで 「注意していない群」 は120(29 ,1%) 名であり, 有意に高く なっている, 喫煙率として は全国平均を下回っているものの, 喫煙あるいは健康に対する考え方等の児童・生 徒に対する 直接的, 間接的影響を考えるとまだま だ十分な値であるとは言い難い. 女性において は, 喫煙者自体少数であるが非喫煙者, 喫煙経験者に比べて, 健康に対して 「ある 程度の注意」 をしている者の割合は多く なっている, 次に喫煙習慣と関連 ある飲酒習慣と健康に対する注意度との関連を図7 に示 す. 男性における飲酒習慣は大別して 「ほとんど飲まない」,「週1∼2回飲む, 週3∼4回飲む」 ,「ほ 度の比率を占めている とんど毎日飲む」 の3群で同程 . 女性において は, 「ほとんど飲まない」253(84 ,3%) 名が回答している. 」 の割合は, 他と比べて有意に高く 注意していない群 む 者の 」 「 男性における 「ほとんど毎日飲 (その2) ですでに述べ た様に 「飲酒による害」 に対する注意が特 に必要である, 男性における喫煙者と同様に 「ほとんど毎日飲む」 者における 「注意しない群」 の割合が有意に 高くな っているの は喫煙習慣と飲酒習慣との関連の現れであると思われる. 現在の 生活における関心のある事項と健康に対する注意度との関連についてまとめたものが表3 であ る.. 日常 生活での関心事 として 「自分の健康や病気」 をあげる者 (男性52 ,7%) は, 男 ,2%, 女性51 189.

(9)    . 山本. 道隆・川上. 幸三 50. (%). ほとんど飲まな い. n=208. 週 /∼J 日 飲 む. n=i40. 男 週j ∼学 日飲む ほ とんど毎日飲む. n=145 ’ ・ : : : : : : :#: : : : : : : : ・ : ・ : ・ ・ : : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ ; 〈 ・ : ・ : ・ ; : : : : : : : : : : : : :. n=241. 土者ニニ42・301, df=6, P <○・01. … : … : … :※: … : … : … : … : … : : : : : : … … … … … … :※: … : … : … … … : : … : … : … : … … … : :. ほ とん ど 飲ま な い. 女. 週 / ∼J. , ・ , ・ . . ・ . ・ ・ . ・ ・ . ・ . ・ . . ・ ・ ・ . . . . ・ , ・ . ・ ・ , ・ ・ . ・ . ・ . ・ ・ . ・ ・ . . ・ . ・ ・ ・ . . ・ ・ . ・ . ・ , ・ . . . . ・ . . . ・ . ・ ・. n= 29. 日 飲む. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 週 3 ∼字 日 飲む : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : , : : : : : : : : : : : : : : : :. ほとんど毎日飲む. nニ253. : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ : ・ ・ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. 土吾ニ ニ 1,297, df=4, P > ○.05. 園 細心の注意. 圏 ぁる程度の注意. □ 注意していない 図7 飲酒習慣と健康に対する注意度との関連 . ,. 表3 日常生活での関心事と健康に対する注意度との関連 注意している 注意していない 学校の仕事. 3 94( 7 0 ) ,6. 132( 7 3 ) ,3. 家庭や子ども. 3 30( 5 ) 9 ,1. 4 98(5 ) ,4. 12 1( 5 I ) ,7. 21( 3 3 ) .3. 自分の趣味. 126( 2 2 ) .6. 48(2 6 ) ,7. 収入,経済. 155( 2 7 ) ,8. 60( 3 3 ) .3. 自分の将来. 3 4 62 7( ) .2. 43( 2 3 ) .9. 自分の健康や病気. 185 (79 ) .1 89 (38 ) ,0 291 (52 2 ,). 65 (27 ) .8. 16 39 ( ) .7. 102 (43 ) .6. 有意差検定. 55 (87 ) .3. 24 (38 ) .1 61 (33 ) ,9. ※※. ※※. 17 (27 ) .0. 11 (17 ) .5. ※※. 29 (46 ) ,0. マイホームや土地. 40(7 ) .2 15 (6 ) ,4. 15(8,3) , 1(1 ) ,6. 対外的な仕事. 45(8,1) 12 (5 ) ,1. 24 (13 ) ,3. 3(4 ) ,8. ※. n=. 9.

(10)      . 小・中学校教員の健康問題に関する研究. (その3). 女ともに 「注意している群」 の割合が有意に高くなっている. 日常生活での関心事として,「学校の仕事」をあげた者は「注意している群」 ,「注意していない群」 , 男女にかかわらず70∼90%と高い値を示している, 男性において 「自分の将来」 と回答した者の 「注意している群」 は347(62 ,2%) 名であり有意 に高く な っ て い る,. 日 ごろ, 健康・体力維持増進のために特に心がけて実践していること (以下 「健康 づくり」 とす る) を, 健康に対する注意度の関連からまとめたものが表4である. 表4 健康・体力維持増進の実践と健康に対する注意度との関連 の関連 注意している 注意していない. 有意差検定. 食事.栄養. 2 4 8 68( ) .0. 4 62(3 ). ,4. ※※. ) 22 (34 .9. ※※. 睡眠,休養. 3 00( 53 ) .8. 6 3 ) 65( ,1. ※※. 3 5 ) 1 97( .3. 4 1 ) 74( .1. ※※. 4 3 ) 192( ,4. 2 4 1( 2 ) .8. ※※. ) 19 (30 ,2. ※. 170 (30 ) ,5 32 (13 ) ,7. ) 71 (39 ,4 7 (11 ) .1. ※. 早期検診. 18(2 1 ) 1 ,2. 3 ) 24(1 ,3. 酒,煙草の節制. 0 ) 1 12(2 ,1. I4 ) 2 6( .4. 1 2 1. ) 7 ( ,7 23 (9 ) ,8 1 2 7 1( 7 .). I6 ) 29( ,1 ) 4(6 ,3 11(6,1). 健康食品の摂取. 27(4 ) .8 21 (9 ) ,0. 5(2 ) ,8 3(4 ) ,8. 保健卿使用. ≧ 銘≦差違. 8 “≧. 特に何もしていない. 10(1 ) ,8. 17(9,4). 154 (65 ) .8. 106 (45 ) ,3. ストレス解消. 82 (35 ) ,0. 規則正しい生活 、. 建ー∼m 愈眺 ・げ 人ホ ノの天 賦. ) 85 (36 ,3. 早寝,早起き 定期的検診. 計. 器. 106 (45 ) ,3. 繋. ,2 5( ) .1. 2 (0 ) .9. 蔓. ) 25 (39 ,7. 19 (30 ) ,2. ) 10 (15 .9. ※ ※※. 1( ) .1 ,6. ) 11 (17 ,5. 1 8 0 63. ※. ※※ ※※. 鵬5. ※※ 1%有意水準 重複回答 5%有意水準 (無回答6名) ※. 「食事・栄養」 において は男女ともに 「注意している群」(男性48 ,8%) が 「注意 .0%, 女性65 して いな い 群」 より 多く な っ て い る,. 「健康 づくり」 のための実践事項として 「睡眠・休養」 は男性の 「注意している群」 に多くみら れる.. 「規則正しい生活」 をすることは, 男女ともに 「注意している群」●が 「注意していない群」 より 実行している項目である. 「健康 づく り」 のために 「運動・スポーツの実践」 をしている者は, 男性の 「注意している群」 に多くみられ, 女性においては「注意している群」32(13 ,1%) ,7%)名,「注意していない群」7(11 191.

(11)    . 山本 道隆・川上. 幸三. 名と 「健康づくり」 のために 「運動・スポーツの実践」 を行なっ ている者は両群ともに低率になっ て い る,. 「健康 づくり」 のために 「保健薬の使用」 をあげた者は, 女性のうち 「注意している群」 におい 2 0( 8 て ,5%) 名であり, 「注意していない群」 0 (0%) 名と対照的な値をなしている, 男女ともに 「注意 している群」 と 「注意していない群」 に有意な差がみられた項目として 「早期 検診」 の実施があ げられる, 「定期的検診」 の実施においては両群の 間で男性のみに有意な差がみ ら れ た,. 「健康づくり」 のために 「特に何もしていない」 者は 「注意していない群」 が 「注意している群」 より有意な差をもって上 回る値を示している, 「健康 づくり」 のためには種々の実践並びに留意事項が考えられるが自分の健康状態 体力等を , 考慮に入れた各個人に適した実践が望まれる. 運動・スポーツの実践と健康に対する注意度との関連をまとめたものが表5 である. 表5. 細心の注意. ある程度の 注意. あまり注意し 全く注意し. 26(7 ) .8 32(7 9 .). 2 2 1( 6 6 ) .0 2 78( 6 8 8 .). 83( 24 ) ,7. 無 回・ 答. 0( 0 ). 1( 5 0 ) ,0. 計. 58 (7 ) ,8. 5 0O( 6 7 ) ,5. 実践している 男. 運動・ス ポー ツ の実践と 健康 に対する注意度と の関連. 実践していない. して い な い. て いな い. 無 回. 答. 計. 0( 0 ). 335. 2(0 ) ,5 1( 5 0 ) ,0. 404. 0( 0 ). 5(1 ) ,5 4(1 0 .) 0( 0 ). 1 23 7・( ) ,1. 9(1 ) ・2. 3(O,4). 741. 1 88(2 ) ,8. . 崎ゴ ー f ニ 1, P>○. 05 ー .133 ,d. 実践している 女. 実践していない 無 回 計. 答. 5(5 ) ,1 17(8 4 ,). 76 75( ) .6 137( 67 8 ) .. 16( 1 6 ) .3 45(2 2 3 .). 1(1 ) .0 1(0 5 ,). 1(1 ) .0 2(1 0 .). 202. 0( 0 ). 0( 0 ). 0( 0 ). 0( 0 ). 0( 0 ). 0. 22 (7 ) ・3. 2 12( 7 O ) .7. 6 1( 2 0 ) ,3. 2(0 ) .7. 3(0,4). 300. 98. fニー, P>○, 4ニ ー 3 05 ,35 ,d. 「運動・スポーツを実践している」 者と 「運動 スポーツを実践していない」 者との間に 「注意 している群」 と 「注意していない群」 の有意な差は男女ともにみられなかっ た, 前述の 「健康づくり」 においても少し述べた様に, 全体的に女性の運動・スポーツの実践率が低 い, 「注意している群」 のうち, 「実践していない」 者151名にな っている. 自覚症状による健康状態において 「肩や首すじのこり」 を訴える女性が多くみ られたが, 運動不 足もその一因と考えられる. 自分に合っ た運動・スポーツも生活の中へ積極的にとりいれる姿勢が 望まれる, 食生活において日ごろ注意している事項と健康に対する注意度との関連についてまとめたものが 表 6 で あ る,. 「食 べす ぎない」 , 「塩分の取り過ぎ」 を食生活 での注意事項としてあげた者は, 男女ともに 「注 意している群」 と 「注意していない群」 の間に有意な差がみられた. 「イ ンスタン ト食品の摂取制限」 , 「食品添加物食品の摂取制限」 を食生活での注意事項としてあ げた者は, 女性に高率である. 食生活において 「特に何も注意していない」 とする者は, 「健康 づくり」 における 「特に何・ もし ていない」 と同様に, 「注意していない群」 において有意に多くみられる項目である. 192.

(12)    . 小・中学校教員の健康問題に関する研究. (その3). 表6 食生活の留意事項と健康に対する注意との関連 注意している 注意していない. 有意差検定. 7 6 (4 2 ) ,2 33 ( 52 ) ,4. 2 80( 5 0 ) ,2 1 10( 4 7 ) ,0 2 4 9 3 75( ,) 91( 38 ) .9 3 2 20( 9 ) ,4 9 4( 4 0 ) ,2. 4 98 (5 ) ,4 30 1 9( ) ,2 ) 5 0 (2 7 ,8 8( 12 ) ,7. ※※ ※※. 1 8 9( 3 3 ) ,9 8( 3 3 ) 7 ,3. 3 6 (2 0 ) ,0 12 ( 19 ) ,0. ※※ ※. 22( 2 1 ) インスタント食品の 1 .9 4 4 1 04( ) 摂取制限 取制限 ,4 82( 1 4 ) ,7 果物を多く取る 43( 1 8 ) ,4. 3 3( 1 8 ) ,3 2 5 (3 9 ) ,7. 4( 1 8 5 ) ,1 4 1( 1 7 ) ,5 05( 18 8 1 .) 2(0 ) ,9 1 9 61( 0 ,) 1 35( 5 ) ,0. 22 ( 12 ) .2 1 1( 17 ) ,5. 52(9 ) .3 4( 2 1 0 ) .3. 4 (7 ) 1 ,8 4 (6 ) ,3. 51(9 ) ,1 2 0(8 ) .5 4(4 3 2 ,) 28( 12 ) .0. 1 1 (6 ) ,1 3 (4 ) ,8. 30(5 ) ,4 13(5 ) ,6 0 17(3 ,) 3(1 ) .3. 10 (5 ) ,6 4 (6 ) ,3. 野菜を多く取る 好き嫌いしない 食べ過 ぎない 塩分の取り過 ぎ. 糖分の取り過 ぎ 酒の飲み過 ぎ 牛乳を多く飲む 動物性脂肪分の取 り過 ぎ 肉類をひかえる. 食品添加物食品摂 取制限 コーヒーの飲み過 ぎ. 特になし. 1 2 5( 3 ) ,9 9( 14 ) .3. 4( 1 3 2 ) .3 0( 0 ) 10 19 ( ) .6 4 (6 ) ,3. 5(2 ) .8 7( 1 1 ) ,1. 25( 1 3 ) .9 5 10 (1 ) .9. 558. 180. 2 34. 63. ※※ ※※ 1035. ※※ 1%有意水準 重複回答. 5%有意水準 (無回答6名). )が児童.生徒に多くみられる時代であり 食事の量や質だけでなく, 形態や様式に関する問題6 , 食生活全体についての配慮も必要とされている,. y. ま. と. め. 北海道函館市立の小・中学校教員1 ,041名を対象に, 健康に関連すると思われる要因について質 問紙調 査を実施した. その結果, 健康に対する注意度と関連する要因についてまとめた, ・年齢が高くなるにつ れて健康に対して注意している者が増加する, ・既往症のある者は, そうでない者よりも健康に対して注意しいる. ・病気・ケガによる通院 (治療中) している者は, そうでない者よりも健康に対して注意している. ・自分の健康状態を非常に不健康であるとする男性 は, 健康に対して細心の注意をしている. 193.

(13)  . 山本 道隆・川上. 幸三. ・健康に対して注意している者は早い時刻 に就寝する傾向がみられる. ・男性の喫煙者, ほとんど毎 日飲酒する者は, そうでない者よりも健康に対して注意している者の 割合が低い. ・自分の健康や病気について日常生活における関心がある者は, 健康に対して注意している. ・健康・体力づくりに心がけて健康に注意している者は, 食事・栄養に気を配り, 規則正しい生活 や早期検診を心がけている. そのうち男性は, 睡眠・休養や運動・スポーツをすることにも心が け て い る,. ・健康に対して注意をしている者は, 食生活では食べ過ぎること, 塩分の取り過ぎることに対して 注 意 し て い る.. 参考 (引用) 文献 1) 山本道隆・川上幸三:小・中学校教員の健康問題に関する研究 (その1) , −−健康状態・健康観・健康 意識について−−, 北海道教育大学紀要 (第一部 C) O L V 3 6 N 0 1 , , , , 1985年9月 , 2) 川上幸三・山本道隆 j 、・中学校教員の健康問題に関する研究 (その2) ÷÷ 健康・体力 づくりの実践. −−, 北海道教育大学紀要 (第一部C),. VOL ,36, N0,1, 1985 年 9 月. 3) 健康づく り振興財団:昭和55年度健康づく りに関する意識調査報告書 16一17頁, 1980年 4) NHK 放送世論調査所:日本人の健康観 44頁, 198 1年, 日本放送出版協会 5) NHK 放送世論調査所:日本人の健康観 7 3一74頁, 198 1年, 日本放送出版協会 6) 足立己幸, NHK 「おはよう広場」 班:なぜひとりで食べるの 1 , 984年 日本放送出版協会. 付. 記. 本研究のため調査に協力 していただいた函館市内の小・中学校の諸先生方に対し深く謝意を表し ま す, 山 本 道 隆 (本 学 講 師 ・ 函 館 分 校) 川 上 幸 三 (本 学 教 授 ・ 函 館 分 校). 194.

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