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金属アーチファクト低減CT画像を用いたHybrid小線源治療の経験

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Academic year: 2021

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検討し CKで再照射を行った. CKは病変に対し辺縁線量 31 Gy/5 割で計画した.【結 果】 GTVの最大線量は 56 Gyで脊髄の最大線量は 5.2 Gy,食道線量の中央値は 3.9 Gyであった.CK後 4か月で腫瘍は軽度縮小を認めた.ま た,CK後すみやかに血痰の改善と Hbの上昇を認めた.急 性期有害事象は認めなかった.【結 語】 本症例ではリ スク臓器の線量を低減することで照射野内気管再発への再 照射が安全に実施可能であった.すみやかに症状の改善を 認め,照射野内再発に対する対症療法として CKが有効で あった症例を報告した. 7. 期非小細胞肺癌に対する治療戦略の解析 工藤 滋弘,齊藤 吉弘,牛島 弘毅 大久保 悠,楮本 智子 (埼玉県立がんセンター 放射線治療科) 大西 真弘,齋藤 淳一,渋谷 圭 (群馬大医・附属病院・放射線科) 栗本 太嗣,酒井 洋 (埼玉県立がんセンター 呼吸器内科) 秋山 博彦,木下 裕康,浦本 秀隆 (埼玉県立がんセンター 胸部外科) 【目 的】 III期非小細胞肺癌に対して当院では CRTあ るいは CRT+手術を行っている.これまでの治療方法と成 績,有害事象について解析する.【結 果】 対象は 2006 年から 2013年に根治的 CRTを施行した III期非小細胞肺 癌の 180例であり,うち 35例では CRT後に手術を施行さ れた.臨床病期は IIIA期が 85例,IIIB期が 95例であった. 観察期間は中央値で 63.2か月 (17.0-115.2月),3年/5年の 全生存率が全症例で 48.8/35.7%, うち CRTのみが 41.9/ 27.5%で手術も行った群では 77.0/67.9%だった.放射線肺 臓炎は Grade 3以上が 11例 (6.1%)であった.【結 語】 CRTの治療成績および晩期有害事象について報告し,今後 の治療方針について検討する.

一般演題 技術・看護>

15:05―16:00 座長:幅野 陽二(群馬大医・附属病院・放射線部) 今井 裕子(群馬大医・附属病院・北病棟 6階) 8.学外における医学物理教育を受けながらの精度管理の 実践 篠原 彩花 (館林厚生病院・医療技術室) 小野田 唯,根岸 利 , 井 卓朗 (館林厚生病院・中央放射線室) 永田 和也,池田 一 (館林厚生病院・放射線治療科) 深田 恭平 (群馬大院・医・腫瘍放射線学) 川嶋 基敬 (群馬大・重粒子線医学研究センター) 【背景・目的】 昨年 6月より群馬大学の医学物理士によっ て週 1日来院頂き,当院における放射線治療の精度検証及 び,IMRTのコミッショニングのための医学物理教育を受 けた.【方 法】 訪問日に前週の測定内容の確認と評価 を行った後,さらに必要な項目について議論を行った.測 定は,AAPM TG-142や IMRT物理技術ガイドライン等を 参 にした.【結 果】 治療計画装置や照射装置等に 関するデータを再確認し,詳細な項目まで精度管理を図る ことができた.最終的な IMRTのコミッショニング精度の 評価は,テストプランの検証 5例をもって行い,上記ガイ ドラインを満たす精度が担保できた.【結 語】 群馬大 学の医学物理士の助力により,実際の臨床に則った精度管 理を実践することができた.さらに,当院の治療スタッフ の協力を得て,確認及び検証作業に専念した結果,昨年 9 月に,治療装置稼働より 1年 4か月後 (コミッショニング 期間 3か月)で IMRT運用開始が可能となった. 9.金属アーチファクト低減 CT画像を用いた Hybrid小線 源治療の経験 宮澤 真,尾崎 大輔,幅野 陽二 星野 佳彦,須藤 高行 (群馬大医・附属病院・放射線部) 村田 和俊,野田 真永 (群馬大院・医・腫瘍放射線学) 【目 的】 大 骨頭置換術後の患者に対して, 診断 CT (Aquilion ONE)による金属アーチファクト低減アルゴリ ズム用いた CT画像 (SEMAR画像)を治療計画に 用し た Hybrid小線源治療を経験した.その有用性について報 告する.【方 法】 ①人口関節を模擬した自作骨盤ファ ントムを作成した.同室 CT画像と SEMAR画像を得た.2 種類の画像のアプリケータ長を測定した.②放射線腫瘍医 2名により,2種類の画像からそれぞれ HR-CTV,直腸,膀 胱の輪郭抽出を行った.【結 果】 ① 2種類の画像間に よるアプリケータ描出について差は認めなかった.②背側 ―305―

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の膀胱辺縁や外子宮口等は通常 CT画像よりも SEMAR 画像の方が明 確 に 描 出 さ れ た.【ま と め】 金 属 アーチ ファクトが生じる症例に対し,SEMAR画像による治療計 画で正確な臓器の輪郭描出が可能となり有用であった. 10.子宮頚癌化学放射線治療の治療完遂を支える看護 小林 真彩,福田 淳子,菊地真由美 (群馬県立がんセンター 4階東病棟) 安藤 謙,江原 威 (群馬県立がんセンター 放射線科) 【目 的】 子宮頚癌に対し化学放射線治療 (CCRT)を受 ける患者において,治療完遂のために有益な看護について 検討する.【方法・対象】 当センターで子宮頚癌に対して CCRTを施行した患者 1名について,診療記録・看護記録 から,治療経過・有害事象・看護の展開・患者の言動を抽出 し,治療完遂に有益だった看護について 察した.【結 果】 結果 CCRT開始当初は重篤な有害事象は出現せず, 患者は今後起こり得る有害事象や対応について看護師に質 問していた.治療が進むにつれ抗癌剤によると思われる薬 疹や放射線治療による下痢が出現し,患者からは排 状況 に関する症状の解釈や内服調節について悩む言動がみられ た.看護師の助言の後,排 状況に応じた内服薬の調整が 可能となった.退院時には看護師が退院指導パンフレット を 用して晩期有害事象について説明を行い,不安な言動 無く退院した.【結 論】 CCRTを完遂させるためには 治療時期に応じた排 コントロール自立への介入が有用と えられた. 11.重粒子線治療を受ける頭頸部腫瘍患者の口腔ケアに関 する現状と看護介入 中村 真美,小此木みなみ,瀬沼麻衣子 岡田 未来,今井 裕子 (群馬大医・附属病院・北6階病棟) 【目 的】 重粒子線治療を受ける頭頸部腫瘍患者の口内症 状と口腔ケアの現状を把握し必要な看護援助の示唆を得 る.【対象・方法】 2010年 3月から 2015年 3月まで入院 で頭頸部腫瘍に対し重粒子線治療を行った 40例.診療録 と口腔ケア記録をもとに口腔ケアの実際と看護介入につい て 察した.【結 果】 治療中盤までは 39名が含嗽液の 変 や軟膏を追加しながら独力で口腔ケアを継続できてい た.治療終盤に口腔粘膜炎は G2であったが疼痛の増強あ り清掃困難となった患者が 1名いた.鎮痛剤の 用,生食 含嗽の 用,部 的にケアするなど看護介入し口腔ケアの 継続ができた.【結 語】 患者の口腔ケアに対する意識 は高くほぼ全例でセルフケアを継続できた.看護師の毎日 の観察は口腔ケアの継続につなげることができたと えら れる.

特別講演

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16:00―17:00 座長:齋藤 淳一(群馬大院・医・腫瘍放射線学) 肺癌に対する手術療法の最先端 浦本 秀隆(埼玉県がんセンター 胸部外科) ―306― 第 53回群馬放射線腫瘍研究会抄録集

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