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特集「ディペンダブルなシステムの構築・運用・管理技術」の編集にあたって

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Academic year: 2021

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(1)情報処理学会論文誌. Vol.53 No.3 937 (Mar. 2012). 特集「ディペンダブルなシステムの構築・運用・管理技術」 の編集にあたって 西村 浩二1,a). 本特集号は「インターネットと運用技術(IOT)研究会」 が中心となって企画,編集を行ったものである.. SNS の活用や計画停電への対応など,多くの研究課題が明 らかとなったが,今回の特集号では時間的な制約もあり,. コンピュータの高性能化やネットワークの高速化は,ネッ. 残念ながらその真に迫ることは叶わなかった.引き続き本. トワークサービスの多様化や高機能化を実現した.さらに. 研究会の重要な研究テーマの 1 つに位置付け,今回の震災. 近年の仮想化技術の進展は,大規模かつダイナミックな計. から得られた貴重な知見をもとに,本研究分野を推進,発. 算資源を提供する商用クラウドサービスへと発展し,その. 展させることで,これから本格化する復興の一助となるこ. 効率性や柔軟性から注目を集めている.その一方で,重要. とを目標としたい.. 情報の取扱いや情報漏洩対策,システム障害時の対応や移. 最後に,本特集号を企画する機会を与えていただいた学. 行のしやすさなど,セキュリティ面や運用面での信頼性,. 会各位に感謝する.また本特集号に関心を寄せ,優れた論. すなわちディペンダビリティの課題も指摘されている.こ. 文を投稿していただいた著者の方々に感謝する.ご多忙の. れに対し,組織内にクラウドを構築するプライベートクラ. 中,手間も時間もかかる指導的査読にご協力いただいた査. ウドも登場しているが,コスト面を含めた総合的な視点か. 読者各位,論文査読の過程で貴重な助言をいただいた編集. らの従来のシステム構築,運用手法に対する優位性は必ず. 委員会委員各位,シンポジウムの準備で多忙な中,編集作. しも明確とはなっていない.そこで本特集号では,“シス. 業をサポートをしていただいた副編集委員長,ならびに不. テム” を広義にとらえ,ディペンダブルなシステムの構築・. 慣れな編集作業をスケジュール通りに進めるためご尽力い. 運用・管理に関する研究論文を一括して掲載し,本研究分. ただいた学会事務局に感謝する.. 野の発展と推進,ネットワークサービスの高度化と展開に 寄与することを目的とした. 本特集号には 19 編の論文が投稿され,22 名からなる特 集号編集委員会により査読を行った.本特集号では,本研 究会の前身である「分散システム/インターネット運用技術 (DSM)研究会」の特集号に対する考え方「システムの構 築・運用・管理における様々な創意工夫を研究分野として. 「ディペンダブルなシステムの構築・運用・管理技術」特集 号編集委員会. • 編集長 西村 浩二(広島大学). • 副編集長 宮下 健輔(京都女子大学). とらえ,その研究活動の成果をまとめること」を受け継ぎ, これまでと同様に指導的査読を徹底し,また論文誌ジャー. • 編集委員(五十音順). ナル編集委員会作成の「べからず集」を本格的に活用する. 石島 悌(大阪府産業技術研究所) ,一井信吾(東京大. など,できるだけ丁寧に査読を行うことを心がけた.その. 学) ,上原哲太郎(総務省) ,河合栄治(情報通信研究. 結果,最終的に 7 編の論文を採録するに至った.. 機構) ,計 宇生(国立情報学研究所) ,齊藤明紀(鳥. 本特集号の募集期間中,2011 年 3 月 11 日には東日本大. 取環境大学) ,佐藤 聡(筑波大学) ,敷田幹文(北陸. 震災が発生した.この未曾有の震災により亡くなられた. 先端科学技術大学院大学),地引昌弘(情報通信研究. 方々,1 年が経過した今もなお甚大な被害に苦しむ方々に. 機構) ,萩原洋一(東京農工大学) ,長谷川輝之(株式. は,心より哀悼の意と復興への祈りを捧げたい.本特集号. 会社 KDDI 研究所) ,林 治尚(兵庫県立大学) ,久長. のテーマは,今回のような非常時において “システム” は. 穣(山口大学) ,前田香織(広島市立大学) ,桝田秀夫. どうあるべきか,どうあって欲しいかを問うものであった.. (京都工芸繊維大学) ,武藏泰雄(熊本大学) ,山井成良. 1. a). (岡山大学) ,山之上卓(鹿児島大学) ,吉田和幸(大分 広島大学情報メディア教育研究センター Information Media Center, Hiroshima University, Higashihiroshima, Hiroshima 739–8511, Japan [email protected]. c 2012 Information Processing Society of Japan . 大学),渡辺健次(佐賀大学). 937.

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