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私を育ててくれた仲間と高田と看護短大

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Academic year: 2021

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私を育ててくれた仲間と高田と看護短大

著者

後藤 千鶴

雑誌名

新潟県立看護短期大学紀要

10

ページ

66-66

発行年

2005-03

URL

http://hdl.handle.net/10631/543

(2)

66 新潟県立看護短期大学紀要 第10巻 2α通年12月

私を育ててくれた仲間と高田と看護短大

地域看護学専攻科4期生 後 藤 千 鶴 (旧姓 淡路) 冒頭ですが、ここでちょっと裏話…。神奈川県の短 大卒業後、私は保健師を目指しいくつかの学校を受験 しました。実は、新潟県立看護短大地域看護学専攻科 の合格通知と同時に、千葉県の保健師専門学校の合格 通知も来ていたんです。では、なぜ私が新潟を選んだ のか。理由その1:生まれ故郷である新潟県が恋しく なったため、理由その2:新潟県立看護短大のある上 越市が『全国市町村住みやすい都市第9位』という情 報を聞いたこと、この2点が決め手でした。全国でベ スト10に入るような土地で地域看護学を学べることは 大変素晴らしいことです。高田城の桜が満開に咲く 春、大きな期待と希望を胸に高田の地を踏んだことを 覚えています。 今振り返ると、専攻科での1年間は、様々な学習と 実習を詰め込んだ内容の濃いものでした。なにせ1年 間という短い時間の中で、保健師になるために必要な 知識・技術を学ばなければならなかったのですから。 今まで生きてきた中で、これほど忙しかった1年は あったであろうか、というほどめまぐるしく日々が過 ぎていきました。そんな中で私を支えてくれたのは、 本音でぶつかり合える仲間達と、高田に住む人々の温 かい人柄でした。 1つの町内を1グループで受け持ち、住民と一緒に 健康について考えていく地域実習でしたが、私のいた グループは強烈な個性の持ち主ばかり・・・。ジャンケン 一発でリーダーになった(なってしまった?!)私で したが、この個性の塊達をどうやってまとめていこう か…ジャンケンで負けたグーの手を見つめながら考え たものです。しかし活動が始まってみれば、それぞれ がそれぞれの個性を活かしつつ、なおかつその個性が うまくかみ合って、たくさんのアイデアが浮かび地域 実習を進めていくことができました。また、町内会長 さんをはじめ、たくさんの住民の方々にご協力いただ き、私達の計画した『第1回健康まつり』を無事実施 することができました。町内の皆様の健康に対する前 向きな姿勢と心温まる笑顔は今でも忘れられません。 その後、次年度のとあるグループが私達の計画を引き 継ぎ、町内の方々と協力し合い『第2回健康まつり』 を開催してくれたそうです。 現在私は保健師として、主に人間ドックや健康診断 を受診された方への生活指導や食事・運動指導、メン タルケアなど、トータル的な健康相談や保健指導を 行っています。相談や指導を終えた後「ありがとうご ざいました」と笑顔で言ってもらえた時、地域実習で お世話になった町内の方々の明るい笑顔を思い出すこ とがあります。今の保健師活動の基盤となった高田で の地域実習、かけがえのない仲間を作ることができた 看護短大での1年間、そんな短大が閉学することとな り何だか寂しい気持ちですが、それと同時に修了生の 1人として看護短大を誇りに思います。 今年度、最後の専攻科を修了される皆さん、そして 看護大学の学生の皆さん、それぞれの道があると思い ますが、自分の選んだ道を信じて希望を持って頑張っ てください。応援しています。

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