長崎市外海の石積集落景観 整備活用計画
長崎市外海の石積集落景観整備活用計画
目次
序 章 計画策定にあたって
... １ １．計画の目的２．整備活用計画の位置づけ ３．整備活用計画の範囲 ４．整備活用計画の構成
第１章 重要文化的景観の価値
... 5 １．文化的景観の価値２．文化的景観の地区区分 ３．視点場
3.1 視点場の考え方
3.2 単位景観を中心とした視点場 3.3 視点場の利用の考え方
第２章 現状と課題
... 20 1．保存に関する現状と課題2．整備活用に関する現状と課題
3．観光活用・地域振興に関する現状と課題 4．地域の将来像と指標の考え方
5．整備活用計画の支援の考え方
第３章 重要文化的景観の保存のための計画
... 27 1．保存に関する実施方針2．保存に関する課題に対する取り組み
2.1 重要文化的景観の現状変更等の取扱基準に関する 詳細な取り決め
2.1.1 届出対象行為（文化財保護法、景観法、 及びその他法令）
2.1.2 保存基準（規制レベル）の考え方 2.2 届出事項に対する検討のフロー
第４章 重要文化的景観の整備のための計画
... 34 1. 整備活用の実施方針2. 整備活用計画 2.1 公共事業整備指針 2.1.1 実施フロー
2.1.2 公共事業整備の考え方 2.2 修景計画
2.2.1 視点場分析による修景の考え方 2.2.2 修景計画範囲
2.2.3 修景計画事例 2.4 修理・復元整備計画 2.4.1 石積み修理の考え方
2.4.2 重要構成要素の修理・復元整備計画
第５章 観光整備・地域振興計画
... 55 1．実施方針2．観光整備計画 2.1 観光ルート計画 2.2 施設整備計画 2.2.1 公共駐車場 2.2.2 公共トイレ 2.2.3 公共サイン 2.2.4 施設整備計画事例 2.2.5 観光拠点施設計画 2.3 全体整備計画 3．地域振興計画
3.1 地域振興計画の進め方 3.2 地域振興プロジェクト
第６章 モニタリング計画
... 85 1. モニタリングの基準の考え方2. モニタリングの項目と評価指標 3. モニタリングの調査報告
第７章 重要文化的景観の保全・整備・活用
の推進に向けて
... 881. 推進体制の整備
序章 計 策定 あ
1
序 章 計画策定にあたって
１．計画の目的
成
「4
「01「
重
1重 日
長崎市外海
石積集落景観
文化財保護法第
1」4 条
規定
要文化的景観
選定
国選定
要文化的景観
長崎市外海
石積集落景観
出津川
流域
隘
地形
営
近世
く畑作を中心
生業
集落景観
あ
加工
や
い結晶片岩を主
地質
特徴
集落
石垣
石築地
石塀
石壁
結晶片岩
数多く
石積
構造物
在
貴
あ
地域
特
土地利用形態を示
文
化的景観
世界遺産を目指
長崎
教会群
キ
ト教関連遺産
構成資産
含
出津
教会堂や旧出津救助院
一体
特
集落景観を
く
い
本計
う
長崎
価値を発信
文化的景観を
地域
守
高
次世代
承
いく
具体的
将来
向け
望
い文化的景観を保存
整備
活用
を目的
策定
あ
２．整備活用計画の位置づけ
本計
長崎市外海
石積集落景観
を構成
価値を保存
承
いく
を目的
成
「4
1
策定
長崎市外海
石積集落景観
保存計
方針等
基
い
要
文化的景観
価値を高
く
将来像及び保存
整備
活用
基本方針
保存
運用
手
石積
修理や修景
計
来訪者
受け入
機能
確保や地域
く
具体的
方策
を示
あ
計
策定
あ
長崎市第四次総合計
を具体化
個別計
一
位
置
け
特
関連性
高い
長崎市景観計
長崎市地域市
村建設計
長崎市観光戦略
長崎市農業振興計
関連計
連携を
序-1 整備活用計画の位置づけ
【文化的景観】
【上位計画】
長崎市第四次総合計画（平成 23 年度∼平成 32 年度）
∼平和、交流、産業などを通した長崎ならではの価値の発信∼
■「活力に満ち、発展し続ける
まち」をめざします ■「住む人が誇り、だれもが訪れたいまち」をめざします
【まちづくりの方針】
【景観・まちなみ】
景観、まちなみ、自然を活 かし、まちの質を高めます
【観光】
観光交流で賑わいを 創出します
【歴史・文化】
歴史・文化遺産を守り、 活かし、伝えます
【生業】
農林業に新しい活力を 生み出します
【関連計画】
長崎市景観計 年
長崎市地域市 村建設計 年 長崎市外海地域振興計 年 長崎市観光戦略 8 年
長崎市観光戦略アク ョンプ ン 観光地づくり実施計 年 長崎の教会群 キ ト教関連遺産 長崎市アク ョンプ ン 年 長崎市農業振興計 年
保存計画(H24.1)
※重要文化的景観選定(H24.9.19)
整備活用計画(H26.3)
保存計画に基づいて方針等を具体化
序章 計 策定 あ
３．整備活用計画の範囲
本計
対象範
国選定
要文化的景観
長崎市外海
石積集落景観
区域
あ
長崎市
東出津
西出津
全域及び新牧
一部
構成
面積
456.1しa
序章 計 策定 あ
3
４．整備活用計画の構成
今回
整備活用計
現状
分析
地域全体
将来像を定
そ
必要
保存
整備
観光
地域振興
いう３
視点
具体的
計
を定
い
第
1
章
外海
文
化的景観
価値
い
述
今後
計
策定
要
ポイント
視点場を特定
い
2
章
今後計
を策定
あ
現状
課題を計
整理
３
計
導入
い
3
章以降
規制や手
運用
詳細
保存内容を示
保存計
修景や修理
実際
工事個
や方策を伴う
整備計
観光
新
施設
整備や
地域振興
わ
プロ
ェ
ト
提案
示
観光整備
地域振興計
分け
具体的
計
を示
い
そ
計
を維持
いく
く
6
章
モニタ
ン
計
を示
7
章
推進
体制
推進事業及び
ュ
い
記載
い
以下
そ
全体構成を示
【第 3 章以降】具体的な計画】
■実施方針 １．施設整備計画
（駐車場・トイレ・サイン） ２．観光拠点施設計画
３．地域振興プロジェクト ■実施方針
１．公共事業整備指針 ２．修景計画
３．修理・復元整備計画 ■実施方針
１．現状変更等の取扱基準の 取り決め
２．石積みの保存基準設定 ３．届出事項の検討フロー
【第 3 章】保存計画
【第 4 章】整備計画
○保存に関する現状と課題
届出行為の取り決め、石積みの保護基準設定、支援体制の整備
○整備活用に関する現状と課題
景観阻害要因の修景、構造物の色彩・デザインの調和、石積み・ネリベイ建物の修理基準の立案
○観光活用・地域振興に関する現状と課題 ・来訪者の増加した場合の対応
・文化的景観を活かした地域活性化（体験・ブランド化 など）
【第 2 章】現状と課題
【地域の将来像】
石積みの良好な景観形成をすすめながら、交流の拡大による地域活性化をめざす維持保存の将来像
持続可能な石積み集落景観の 保存と維持のしくみづくり
整備活用の将来像
石積みと段畑から構成される 外海の風景の再生
地域振興の将来像
外海の景観の魅力を地域外の 人々とも共有し、交流を深める
【第 1 章】重要文化的景観「長崎市外海の石積集落景観」の価値
観光活用の将来像
点在する集落を訪れて知る外 海の歴史と石積み文化の体験
【第 5 章】観光整備・地域振興計画
【第 6 章】モニタリング計画
【
第 7 章】保全・整備・活用の推進に向けて
価値の保存 整備 活用の評価
体制、推進事業及び ケ ュ
序章 計 策定 あ
