笑うエピキュリアン ―林達夫における「政治」の 問題
著者 熊谷 英人
雑誌名 明治学院大学法律科学研究所年報 = Annual Report of Institute for Legal Research
巻 32
ページ 37‑37
発行年 2016‑07‑31
URL http://hdl.handle.net/10723/2787
37 笑うエピキュリアン――林達夫における「政治」の問題
笑うエピキュリアン
――林達夫における「政治」の問題
熊 谷 英 人
着任してはじめて報告を務めた定例研究会では、「笑うエピキュリアン――林達夫における「政 治」の問題」について報告した。多くの同僚の先生方がお見えになり、大変盛況な会となった。
お忙しいなかをお越しいただいたみなさまには、この場を借りて、深謝したい。
報告内容の詳細については、『法学研究』(100号、2016年1月)に拙論「笑うエピキュリアン――
林達夫における「政治」」を掲載したので、そちらをご参照いただきたい。報告内容は、近代日 本の思想史家、林達夫の「政治」観をめぐる考察である。総力戦と冷戦の時代を生きた思想家と して、林はいかに「政治」という営為にたいして原理的な批判を展開したのか。その際に道しる べとなったのが、ヘレニズム期の思想家エピクロスであったというのが、拙論および原報告の主 旨である。