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Numer i calanal ys i sofnat ur alc onvec t i onf r om aheat ed pl at ef aci ngdownwar ds

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Academic year: 2021

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(1)

下向き加熱水平面まわ りか らの 自然対流の数値解析

(

1

報:数値解析法の検討)

中 野 昭 裕 *,桃 木 悟 **,茂 地 徹 **

Numer i calanal ys i sofnat ur alc onvec t i onf r om aheat ed pl at ef aci ngdownwar ds

( ls tRepor t :Exami nat i onofnumer i calme t hod)

by

Aki hi r oNak a n0

Sa t or uMomoki * *andTor uShi ge c hi

* *

A nume r i c a lana lys i swa smadeonado wnwa r d‑ f ac i ngpl a t ef ora ir .Bas i ce qua t i onsf orma s s ,

mome nt um a nde ne r g yar edi s c r e t i z e dbyf ini t edi f fe r e nc eme t hodandnume r i c a l l ys ol ve dbyt he HSMACme t hod.Thec omput a t i ondomai ni sdi vi de di nt omanys ub‑ s pac e sanda r r a nge dt oi nve s ‑ t i ga t et hee dgee f fe c toft hepl a t e.I tt ur nsoutf r om t henume r i c a l a na lys i st ha tt hec ont i nua t i ve bounda r yc ondi t i onsa f fe c tve l oc i t yf ie l dandhe att r ans f e r ,andt hatt heve l oc i t y, t e mpe r at ur epr o‑

f

il e sandhe a tt r ans f e ra gr e ewe l lwi t ht ho s eofe xpe r i me nt sofAi har ae tal .bys ui t a bl ear r a nge me nt ofc omput a t i ondomai n.

1.緒言

有限幅の下向き加熱水平面か らの自然対流の水平面 に沿った対流の駆動力は、下向き面で加熱された表面 近 くの流体 と周囲流体 との水平方向の密度差によ り生 じる圧力勾配と考えられる。そのため、下向き加熱水 平面か らの自然対流は、浮力が駆動力となる垂直面か らのそれとは対流の発生機構が異な り、浮力は水平面 に対 して垂直に働 くため、流れの駆動力としての浮力 の効果は水平方向の位置によ り異なってくることが予 想 される。

膜沸騰が発生するような条件下では、容易に安定な 蒸気膜が形成可能であり、熱伝導率の低い蒸気膜が伝 熱面を覆えば、熱伝達は極めて悪 くなるため、伝熱機 器の温度上昇を招き、焼損する恐れもある。このよう な事か ら下向き面か らの伝熱は非常に悪い条件を与え 得るものと考えられる。従って下向き面の伝熱特性を 把握 して伝熱機器の安全を考える上で信頼できる解析 が必要である。

本研究の目的は有限下向き加熱水平面の膜沸騰の基 礎研究のために単相の下向き加熱水平面の自然対流の 解析を行 うことである。この種類の問題については実 験 と理論の両面にわたって研究成果の多い空気を対象 として、数値解析手法の妥当性について検討する。以 下にこれまでの研究例について概説する。

we i s e

(1)

、saunde r s

( 2)

は正方形、長方形加熱板 か ら空気への伝熱実験を行い、温度場を測定 している。

藤井一井村

( 3)

は二次元流れを実現する事 と流れの可視

平成

1 4年 1 0月 25日 受理

*大学院生産科学研究科博士後期課程

**機械 システム工学科

化を行 う目的のために長方形加熱板の両側に垂直板を 立てて、加熱板を傾斜させて平均

Nu

数の変化を測定 している。Ai

ha r aら ( 4)

は薄いガラス板を平板の短辺 と平行にして垂直に立てて配置 し、空気中で下向き面 に沿 う定常準二次元流れを実現させて温度場、速度場 の測定を行い、流れの反転が見 られること、速度場、

温度場共に相似性は見 られないこと、端部周 りを除い ては、si

ng h‑ Bi r ke bak( 5 )

と比較 して局所

Nu

数、最 大速度、温度境界層が比較的よく一致することを示 し ている。Re

s t r e po ‑ Gl i c ks man

(6)は下向き加熱正方形 板の空気への熱伝達について端部の側面を

( i )

平板の 温度 と同じ、(

i i )

周囲温度 と同 じになるよ うに冷臥

( i i i )

断熱、とした場合について実験 を行い、平均

Nu

数は

( i )

の場合が一番高く

( i i i )

が一番低 くなることを 兄い出し、端部の熱的条件が熱伝達に与える影響を明 らかにしている。Hat

f i e l d‑ Edwa r ds ( 7 )

は油、水、空気 中の下向き加熱正方形板、長方形板か らのレーザーホ ログラム干渉装置 (空気での実験のみ)を用いた自然対 流実験か ら、アスペク ト比の違いが伝熱特性に与える 影響を端部の側面の断熱の影響を含めて示 している。

Fa wI Dul l f or c e( 8 ) ( 9)

も同じ頃、レーザーホログラム干 渉装置を使用 して、空気中の下向き加熱正方形板、お よび円板の温度分布を測定 して、平均

Nu

数を求めて いる。

菅原一岐美(10)はきわめて偏平な楕円で水平平面板 を近似 して理論的に解析 している

。St e war t s on ( l l)

は、

水平下向き面加熱 もしくは上向き面冷却について相似 解を得たとしているが、Gillら

( 1 2)

St e war t s on(

ll)

の解析において符号の間違いがあり、彼の解は上向き

(2)

加熱面に関するものであるであることを指摘してお り、

下向き加熱面については相似解は存在しないことが明 らか となっているOその他の研究では、プロフ ィール法 を用いた近似解析等が行われている。境界層近似を施 した運動方程式、エネルギ←方程式を積分法により解 析するとき、境界層厚 さを決定するために有限長 さを 持つ平板あるいは円板の端部にどのような境界条件を 与えるかが重要になって くるoWagne

r ( 1 3)

Le vy ( 14)

が行 った解析を基にして、端部における境界層の厚 さ

O

として下向き面の局所、平均

Nu

数を求めている。

si r l ghら (

1

5

)も端部における境界層の厚 さを

O

として 正方形板、円板、無限長水平ス トリップについて計算 を行 い、Si

ngh‑ Bi r ke bak( 5 )

と山鯨 (

1 6 )

は無限長水平 ストリップについて端部における境界層の厚 さを考慮 した計算 を行 っている。 また、Cl

i f f , or トChapmar ' ( 1 7 )

は下向き面加熱 または上向き面冷却の場合について、

藤井 ら (

1 8)

は熱流束一様の下向き面の場合についてそ れぞれ独 自の方法で、端部における境界層の厚 さを決 定している。その他には、Sc

hul enbe r g( 1 9 ) ( 2 0 )

は低

Pr

数流体 と高

P

r数流体の 自然対流について加熱面が等 温、熱流束一様の場合の無限長 ストリップ と円板の中 心付近の淀み点付近の領域について漸近展開の後、数 値解析を行い相似解、局所

Nu

数を求め、局所

Nu

はさらに、任意

Pr

数流体に適用で きるように相関式 が作成されているo境界層近似を行わず、差分法を用 いた数値解析については

Sur i a l ‑

1

O‑ Yar l g( 2 1 )

が基礎式を 流れ関数 と渦度に変換 して

P

r数が

0. 7 2

1 0

の場合 について上下両面が加熱 された水平平板 まわ りの解析 を行い、Gol

ds t e i l l ‑ I J al l ( 2 2 )

は上向き、下向き加熱水平 板の 自然対流について

P

r数が

0. 7

の場合について流 れ場、温度場、Ⅳ加数 を求めて、平板の端部 を垂直方 向、水平方向に断熱して延伸 した場合の影響を調べて いる。

これ までの実験 ・理論的研究を概観すると、平均 ヌッ セル ト数

Nu

については

Nu‑CR a喜( C

は比例定数) の形で まとめることがで きる。しかしなが ら、研究者 によって Cの値はそれぞれ異なる値が提示 されている。

本研究では、有限下向き面 まわ りの流れ を角まわ り の流れを考慮 して扱 うことにするため、計算領域の大 きさの設定が必要になる。そこで、端部の影響 も考慮 できるように計算慣域の大 きさを変更しなが ら数値解 析を行い、計算領域の大きさの変更によって境界条件 が流れ場、温度場、熱伝達に及ぼす影響を調査 し、最 適な計算領域 を設定す る。

主要記号

g

.重力加速度

恒l / S2]

h :局所熱伝達係数lW

/ m 2 K] ( ‑q

/△T)

p

:rt

j jl Pa ]

P

無次元圧力H

q

:AGL

* l W/ I n2]

r

r :温度

[ K]

△rlT :温度差

[ K] ( ‑' jT w‑jk)

0

無次元温度 H

i

:時間

T

:無次元時間 H

u ,U : I ,

y方向速度成分

匝/ S ] U, V : I,

y方向無次元速度成分H

x , y

:直角座標系

l m]

X,

Y

:無次元直角座標系 H

( 七

温度伝導率

[ m2 / S ] , β

体膨張係数

l l / K】

p

:密度

[ kg/I ll : i]

U

:動粘係数

l r n 2 / S ]

:熱伝導率

[ W/ ( Ⅰ I l ・ K) ] NuL

:局所 ヌ、ソセル ト数

Nu

.平均 ヌ、ソセル ト数

Pr

:プ ラン トル数

R a

:レイリー数

添字

W

:壁面

) :周囲の状態

2.

数値解析

2・1解析モデル

Fi g.

1のように、幅

Lの水平面 を持つ無限長 ストリッ

プを考える。座標系は

Fi g.

1のように取 り、水平方向 に .T軸、鉛直方向に

y

軸を取 る直角座標系 とする。下 向き水平面は一定温度Twに保たれ 、側壁面は断熱 と するO周囲の流体は て忘 であるO流れは y軸に関して 対称である。 よって、右側半分を解析の対象 とする。

解析は無次元化して行い、以下の仮定を用いた。

1.非圧縮性

Ne wt on

流体 とす る。

2.

流体の物性は浮力項の密度を除いて、温度に依存 しないO(

B( ) us s i nc s qAppr o xi

rn

at i on)

2・2

基礎方程式

上記の仮定により、連続の式、運動方程式、エネル ギー方程式は次の ようになる。

芸 +蛋 ‑

o (1)

;

・ u芸 +

‑ 莞 +U(

砦 + 蒜

)

( 2 )

霊 ・u S :・v S ;‑ 鷲 +U( 砦 + 蒜 )

9β(T‑

Tc x , )

(3)

(3)

芸 +u芸 + ‑ α(

+

)

( 4 )

‑L/ 2

0

L/ 2

A #

T wJ y w ru i n s u l a t e d

y

Fi g. 1Phys i c a lmode la ndc oo r di na t es ys t e m 2・3

無次元基礎方程式 と境界条件

上記の基礎方程式 を無次元化すれば、基礎方程式は 以下のよ うになる。

芸 +

‑ o ( 5 )

Ug

・V

一芸

(

芸 + 宗 )

(

6)

U芸

V 芸

一芸 十品 (芸 + S

g )‑( RaPr ,

喜o(7)

芸 +

+

V諾 ‑ 読 (票 + 宗 )(8) ここに、無次元数 は以下のよ うに定めた。

x ‑

芸,

Y‑豊,U‑ 土 uo ,V‑ l uo i ,

T ‑ ,p‑

旦 Po

‑三講

, u o

‑芸(RaP

r)

,to

‑雲 ( R

aP

r )一 号 ,

po

‑p(;

) 2 ( RaPr ) 書 ,pr

,Ra ‑

仝望

O

l

,

/

計算領域 と境界条件 を

Fi g. 2

に示す。角 まわ りの流 れ を考慮 して取 り扱 うため、中心軸 と壁面を除き,自 由流入出境界 として、以下のように設定 した。

X‑ 0, Y w

≦Y

≦Y H

x ‑ 去 ,

o

≦Y yw

X‑X L

,

O ≦Y≦YH 1

2

≦X ≦X

L ,

Y‑0 o≦x≦芸 , Y‑Y ‑

O≦X

≦XL,

Y‑YH

a

X U

‑蒜 芸 ‑ o

U

=

V

=

望 =o

aU

=V

=

㊥=o

U

‑芸 諾 ‑ o

U‑V‑0

,

0

‑ 1

U

‑蛋

‑0

1/

2

XL

T ∂

V

∂ O

U =U = V =

手 =

a

扇 O X 7= 0 = 0

aU8X= V = (∋= 0

U ‑ V ‑ 0,㊨ ‑

1

V

∂ ㊤ ∂V

U =‑ ‑‑

= O

U=‑

= ㊥ = 0

aX a

X l aY

y

Fi g. 2 Co mput a t i ondoma i na ndi t sbounda r y c ondi t i o ns

2・4

熱伝達係数の算出

加熱面の任意の位置での局所

Nu

数は次の様 に定義 され る。

" ul

碕 ‑(

‑Y‑ '9)

ここで、 守‑

‑ A

(凱 =y w ‑一入筈

(

Y=yw

平均

Nu

数は対称性 を考慮 して式

( 9 )

よ り加熱面周 り につ いて以下の様 に求め られ る。

u

N

ul

dxI

2L 2I 喜

N

ul

dX

( 1 0)

本研究では式

( 1 0 )

を用 いて熱伝達の評価 を行 う。

2・5解析手法

計算格子 には不等間隔格子 を用 いてお り,格子幅は 壁面 と境界面近傍で刻み幅を最小にしている。時間刻み

△ T ‑2. 0×1 0 4

、最小刻み幅

x mm

ym m ‑

0. 002

,最大刻み幅

x max

ymax ‑0. 0

1とした.

2・5・1

基礎方程式の差分化

空間差分にはスタッガー ドメッシュを用いた差分法、

時間差分 には陽解法 を用 いた

。Fi g. 3

に差分 に用 いた スタッガー ドメッシュを示す。式

( 6 ) 〜( 8 )

を差分化 し た式 を簡略化 して以下 に示す。

I‑ : I . ・l I∴ ̲ / ・ ' ' IJ‑I

'

l l ,

△7 ‑ △Xt u

v xI 1 ‑ vt T j P t T 1

p t T . l l

△ T △

Y J

V

T

i

7

,

+1

‑T t ? ,

△ 丁 ‑DSENt T ,

+DSFX㌫

( l

l)

+DSFYi T j ( 1 2)

( 1 3 )

nは時間ステップであ り

nは既知で

n+1は未知 とす

oDSFX

告 は、式

( 6 )

の対流項・粘性項 を

、DSFYt T j

は、式

( 7 )

の対流項、粘性項、浮力項 を

、DSENだ j

は、

式 (8)の対流項、拡散項 を離散化 した式 をそれぞれ ま

(4)

t l

i i‑1Jp‑1 Ui, 弓i1‑1L

Vj:i‑i P.A,,メ

一一⑳ ‑I:PL一一

1 , . / i V

ii,i V7,,,J† U ii.lT

v j r +, i

AXi

△ . : し1△ , 7 ̀ Fi g.3 s t a gge r e dn l e S l l

Tnr^V {,rJ{V

とめて表したものであり、詳細な式は付録にて述べる この うち対流項については後述する。

2・5・2対流項の差分化について

対流項には

3

次精度風上差分

( 2

:3)を用いてお り、不 等間隔格子 を使用する場合、Fi

g. 4

を参照 して以下の

ように表 され る。

f 乳 , ( 1 4)

f t , ] ( a p e , い2 , + b

p4,i

J , ] +

cp転+d

p

4,i+

1 , )

(ft,3

≧0)

f

t , ]( 0, m¢i‑i. ]+ b m

4,I,

3 + c T 諭 +

1.

] +d m¢i + 1 2, ])

(fi , J p < 0 ) Fi g

.4を参照して、

4 , t J 2

.J、¢t‑1.3、

4, 叶 1

.]、

4 , i +2 .

Jを

i

点 まわ りについて

Ta yl or

展開して

、 ap〜 dp 、 am 〜

d m

を決定すると以下のようになる

hl p.hl m

ap =

h2m, ( hem ‑hi m) ( hl p + h2m)

わ 。 ‑ 一 一 hl p・h2m

hl m( h2m ‑h上 m) ( hl p + hl m) i l H i l

cp

=

石茄

+

完 一

両 hl m ・

h

2m

d p

am =

hi p( hi p

+

hi m) ( hi p

+

h2m) hl p・h2 p

hi m( hi p + hi m) ( h2 p + hi m) i ! i I ‖

b m ‑ hi m hl p h2 p h2 p.hi m

C Hl=

hi p( h2 p‑hl p) ( hl p+ hi m)

dm ‑ hl p・ hi m

h2p( h2 p‑hi p) ( h2 p + hi m)

( 1 5)

f t , 3( a p e , u12+b p 4 , I , ]1 1 +c p 4 , 日+ d p 転 +1 )

(

fi , 3 1 ≧0 )

ft . 3( am

‑1 + b m bi , ]+c m¢

り+

1 + d m 4

,I

. ] +2)

(ft,.

]< 0 )

ap〜 dp 、am 〜 d

mはY方向についてもFi

g1 4

と同様に してj点まわ りについて求めれば前述の結果 と同じに なるので式の記述については省略するo

¢1

‑ 2 , ] 4, I 1. ]

4,u

4 ,

1.] 4,叶 2

, ]

Fi g.4 Di s c r e t i z a t i o l lpoi nt

2・5・3計算手順

圧力場の解法には

HSMAC法を剛 \

てお り、アルゴ リズムを以下に示す

。 ( 24)( 25)

( l l ) 7 ( 1 2)

を改めて以下のように書 くO

mUI

.

I ;1

‑UtT,

mP

i

? , + 1 ‑ m p

t

n J

l

△ T △ X t u

ml 昔 1‑v

tr

, mP t T L mp t ? , + . l l

△ T △ YJ 1 '

+DSFX ㌫ ( 1 6)

+DSF Y X J( 1 7 )

( 5 )

の左辺 を

D 打1

とすると以下のようになるo

D

1 ‑

U

t

T l △Xt ‑U

t

n

̲

'

1㌔

v

t

㌻ 1‑v △Y ] t r , +

̲

l

l (18)

(18)

D 昔1

が 0になるように

Pt ,

Jを求めるoこ れは

Ne wt o n‑ Ra phs o

m法により解 くことがで きるの で、以下に従 って反復計算を行えば よい。

叫 1 p t T , +1‑mp i T f1‑

(

mD:

3

'l

∂ D u

∂ P u )

1

( 1 9)

‑m p t T , '

1

+∂ p i T1

速度の補正は以下の式に従 って行われ る。

‑・l Ut T 1‑ ‑U t T l ・ ‑ ( S H ) n+1 6P t T l

(20,

‑・l Ut n ‑ ・ l t , ‑

Ut

n

!lH

‑ ( % ) n'1 6 P t T

l(21)

‑+1 v

t

T 1‑

v

t

T l +‑ (a ) n'1 6P t T l ( 22)

‑・l 借 ‑‑鶴 +

‑(

)

n+1 6Pl

,

i , ・

, (23)

(5)

mD昔 1‑

mv t T 1‑m vt r̲1 . m U t 昔 1 ‑m

U

t n 黒 , + ▲ ‥

A X I

A Yj

‑ ( a) n ' 1 △ T 〈 志( 読 + 遺言 )

・& (義 + 鼓

)チ

‑ (a )n'1‑ &

,

(

%

)

n ' 1

‑ (

a

) n ' 1

‑ %

,

‑ (% )

n ' 1

ここで

m

は反復回数を表す。

計算手順の概略を以下に示す。

T

△X

F ̲ 1

△T

A Yf‑I

1.式

( 1 6) , ( 1 7)

1pn+1 ‑ pn

として仮 の速度

lUi昔1

, 1 v i T

lを求める。

2.

( 1 8)

〜式

( 2 3)よ りmDn

+

1 ≦ E

となるまで計 算を繰 り返 して U

n+1 , v n+1,pn +

1を求める。

3.

( 1 3)

Tn +1

が計算 され る。

4.1

に戻 って定常状態になるまで計算を繰 り返す。

3.

結果 と考察

数値解析は大気圧の空気について行い、Ai

ha r aら

( 4)

の実験結果 との比較を中心にして考察を行 う

oPr

数は

0. 7

とした。

緒言でも述べたが、角まわ りの流れ を考慮した数値 解析を行 うためには初めに計算領域を設定する必要が ある。そして、設定 された境界条件が流れなどにどの ような影響を与えるか知る必要がある。そこで準備段 階 として

Fi g. 2

に示す境界条件を基に格子点をX

, Y

方向について変えて

1 h ‑6. 5 6×1 0 7

の場合について 数値解析を行い、定常状態における結果を

Ai har aら

( 4)

の実験結果 と比較した

。X

方向に

89, 1 09 , 1 29, Y

向に

7 4, 94, 11 4, 1 34

の格子点を組み合わせ、計

1 2

通 り の場合について調べた。

ここで、下向き面の温度境界条件の取 り扱いについ て述べる。下向き面は加熱面で

0

‑ 1であるが、本 研究では境界条件に 自由流入出条件があることを考慮 して、計算開始時は ㊤

0として徐 々に温度を上げ て一定回数計算した後に

0 =

1としている.

Fi g. 5

は最 も特徴的な流れ を流れ関数 を用いて表わ したものであ り

、Fi g. 6

Nu

数の計算領域の形状に 対する依存性 を示したものである。Fi

g. 5

2

つの図 に代表 され るように、速度場については境界条件によ る影響が現れてお り、これ らと連動して

Nu

数 も変化 している。この場合、Fi

g. 5

か ら分か るよ うに計算頒

0 5 1 0

0 5 ( b) 1 2 9×7 4 ( a ) 1 0 9×1 3 4

Fi g.5

T

ypi c als t r e am c ha r ac t e r i s t i c s

25

245

3

% 24

235

23

( ≡

4

441791

×××9

9 0)

(U

0 0

1

09

×1 3 4 巨

4

441791

×××

9 9 0) 2 2 り一 1 1 1

1 29 ×

1 3 4

5

9

‑ ̲ I ‑ ‑: 7 ; I 1 1

2

3

4

89 ×

7

4 89

× 9

4 89

×

1

1

4 89 × 134

6000 8000 10000 12000 14000 16000 18000 20000

Numberofgr l ds

Fi g.6 Ef f e c tofgr i dnumbe r sonNus s e l tnumbe r s

80 60

40︻sJuu]n2

0 5 10 15 20 25 30 35

y【mm】

Fi g.7 Ve l oc i t ypr of il e sf or u

0

5 10 15 20 25 30

yl mm]

Fi g・8 Di me ns i onl e s st e mpe r a t ur epr o丘l e s

(6)

域の

X

方向が y 方向より短い場合は

Fi g. 5( a)

の よう な流れが現れ、逆の場合は

Fi g. 5( b)

のよ うになる。Y 方向の領域が X 方向と比べて相対的に狭い勢 合、浮力 による流れ の影響が強 く出ていることか ら境界条件に より重力の影響を受けやす くなると思われ る。そして

Fi g・ 5( a)

の よ うな流れ の形態が現れ るとき、Fi

g. 5( b)

の場 合と比べて

Nu

数は小 さくなることが

Fi g. 6

より 分か る。境界条件の影響 を小 さくするには計算領域を 大 き くとるのが一番良いが、計算時間の制約 を考えた 上で、Fi

g. 5( a)

のよ うな流れ場の場合

Ai har aら ( 4)

実験結果 と良 く合 うことや

Nu

数がほほ一定値 を取 る ことか ら本研究では格子点 を

1 09×1 3 4( Fi g. 6

の場 合 射 こ相 当)として解析 を行 うOなおその内

5 4×2 9

の僕

( Fi g. 2

の斜線部分)は、無限長 ストリップ を表 して お り計算領域外である。

Fi g. 7

1 h ‑6. 5 6×1 0 7

の場合での

Ai ha r a

( 4)

による空気中の下向き加熱水平面か らの 自然対流の速 度場 の測定結果 と本研究に よる格子点

1 09×1 3 4を

用 いた場合の数値解析 の結果 を比較 した ものであ り、

Fi g. 8

は温度場におけるそれ を示 したものである

c

x方 向速度 uの最大速度は水平面の端部に行 く程、実験の 方が大 き くなることを除けば速度分布は良 く一致 して いるOまた、温度場において も全体的に良 く一致 して いると言え るo

Nu

数は

I h

まで割 った比をとると

Nu/ R a 去 ‑0. 65

( R a‑6. 5 6×1 0 7)

であ る.Ai

h

araら

( 4)

の実験に よ ると

0. 66( R a‑ 5. 7 3×1 0 7) 、0. 67( R

a

‑ 8. 1 6×1 0 7)

であ り、良 く一致 していることが分か る。

4.

結論

空気中の有限の幅を持つ下向き加熱面か らの 自然対 流数値解析を行い、流れ場、温度場、熱伝達係数につい て数値解 を得たL,計算領域 を変更 して数値解析 を行 っ た結果 、境界条件 、特に 自由流入出条件が流れ場に変 化を与え、それが伝熱特性に も影響 を及ぼす。このこ とに塞いて計算領域 を検討 した結果、熱伝達 、速度分 布について、Ai

ha ∫ r aら ( 4)

とよく一致 し数値解析の妥 当性が確かめ られ た。次報は蒸気や飽和水などの場合 に実際に適用して数値解析を行い、流れ と伝熱機構に ついて報告す る。

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山晩 第

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( 1 9 95) ,丸 善

付録

DSFX

、DSF

Yr,

、DSEN帯

は以下のよ うに表 され る.

DSFXL 7 ,‑‑FUX㌫ ‑FUYt

Tj十

DIFUt ? , ・ ( 24) DSFYi 7 ,‑‑FVX㌫ ‑FVY罠 ,+DI FV: , 1 ,

‑BU 0㌢ , ( 2 5)

DSEN t 7 ,‑‑FTX㌫ ‑Fry; i ,+DI F r l l i ? j ( 2 6)

(7)

FUX、FUY

は式(6)の左辺の第 2、3項の対流項、FVX、FVYは式(7)の左辺の第 2、3項の対流項、FTX、

FTYは式

(8)の左辺の第2、3項の対流項

、DIFU,DIFVは式

(6)、式(7)の右辺の粘性項、DIFTは式(8) 右辺の拡散項、BUOは式(7)の右辺の浮力項を表している。対流項、粘性項、拡散項は以下のように離散化 され

る。対流項については

2・5・2

項を参照して表記する。

A

l.対流項 (速度場)

・FUXI , I , ‑

1 , ,

f i . , ‑Ut T , h 2 m

△X

i ‑1+ △Xt

= ・ (' ' : / / l I l ・ ・ 上\ ■ hl p ‑ AXt +1

h2 p ‑ △Xt + 1 + △X i +2

・FVYr 3 ‑ V

fu ‑ V t 7 3 h 2 m

△ YJ‑1 +

△Y]

¢u

Vt r , hl m ‑

△Y,

hl p ‑A YJ+1

h2 p ‑A YJ+1 +AY J +2

A2.

対涜項 (温度場)

・FTXL7

,

‑ US ,

・F

U Yt T ,

V 乳

,

vR

‑(

V a n . 1, ,+

Vtn.1

, , ̲1 ) / 2 h2 m

Y

f 12+ △Yf l1 VL ‑( V i r i+畷 ̲ 1 ) / 2 hl m ‑△Y

f

‑1

fi t , ‑VL・( VR‑VL)

・ ・ r: I ,

IFVXt

T

,

色 , ∫

hi p‑ AY f

h2 p ‑ △YJ v+△YJ v +1

UB ‑ ( UL ? ,+ UI T l1 , , )/2 h2 m ‑

△X

t u ‑2 +

△X

t y l1

U T ‑ ( Ui 7 , +1 + U r ̲1, ,+1) / 2 hl m

△X

告 1

f 1 . , ‑UB + ( U T ‑ UB) 爵 hl p= △XL u 毎 ‑V t r ,

・F T Yt 3 ‑ 動 ,

h2 p ‑ △Xt u+△Xt u +1

f 1 , , ‑ ( Ut T j + Ut n ̲1 , , ) / 2 h2 m ‑△Xt u ̲2+△X t u Ml f 8 , ,‑( V i T , 十 Vi 7 , ‑1 ) / 2 h2 m ‑△Y , V ‑2+ △ Yf‑1

= I I : ' I / , l I 〝

\ : I . 日 :

/

hl p

△ X t u

h2 p

△XL u+ △Xi y +1 A3.

浮力項

BU

OtT

j‑ ( R aPr )

く TI H (

T

L ?

,

・1 ‑7㍍)

A4.

粘性項および拡散項

I :I. I: I / (: I ,

I:̲I,

DIFU t

73‑

( Ra P p r r ) 善

DIFVr

]

( R a P p

r

r ) 号

DIFT t T

,‑ (R

a

f

r )

△Xi +1 △Xt

A X L u

I. ' 'Ji l' , l ∴ l ' 'J,

△XF △X 告 1

△Xt

Ti n +1 , ]‑Tt T , Tt T ,:rt n ‑1 , ,

△X㌻ △Xt u ̲1

△Xt

T ‑ , 'I l I: : J r: : , (. I : ,.

△Y J v △Y ] V ‑1

h

i m ‑ AYJ v ll hi p‑ AY f

h2 p

‑AYf+

AYf+1

AYJ

V l T , +1‑V t r , V i r J‑V i T j ‑ 1

A YJ+1 AYJ

△YJ v

T i T] +1‑ Ti T J Tt T J‑r L訂 3 ・ ‑1

△Y J v △Y J v ‑1

AY j

参照

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