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第 6 章 微分法と積分法

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Academic year: 2021

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赤阪正純(http://inupri.web.fc2.com) 4STEPの考え方(数学b)

6

章 微分法と積分法

7 不定積分

☆この章のポイント☆

微分してf(x)になる関数をf(x)の不定積 (または原始関数)といい,

Z

f(x)dx

と表します.f(x) の不定積分を求めること を,『f(x)(x )積分する』といいます.

f(x)は積分される関数なので,被積分関数と もよばれます.

f(x)の不定積分はたくさんあって,そのうち 1つをF(x)とすれば,

Z

f(x)dx=F(x) +C

となります(Cを積分定数という)

積分計算のミスを減らすポイントは,f(x) 積分してF(x) +Cを求めた後に,F(x) +C を微分して,確かにf(x)に戻っているかを常 に確認することです.

460 上のポイントに従って,微分するとその関数 になるものを見つけるだけ.積分定数C 忘れないように.

461 461と同じですが,違うところは,被積分関 (つまり中身の関数)が積の形になってい るので,いったん展開してから積分せねばな らないということです.(2)(4)tの関数 tで積分していることも意識しよう.ここ でも, 積分定数Cを忘れないように.

462 一 見 ,ム ツ カ シ そ う に か い て ま す が ,や る こ と は 460 461と 同 じ で す .(1) F(0) = 1という条件があるのはなぜだか 分かりますか.これがあるから積分定数C が決定するのです.

463 y=f(x)のグラフの接線の傾きの変化の様 子がf0(x)でした.

つまり,(1)f0(x) = 3x2+ 2(2)は,

f0(x) = 6x2+ax¡1 であると言っている

のです.それぞれを積分すればf(x)が出て きます.ここでも、積分定数Cを忘れない ように.通る点の条件から,積分定数Ca の値が決定します.

個人的には,この問題はちょっと困ります.

数学が苦手な人をより混乱させるからです.

微分の復習になりますが,f0(x)は接線の傾 きのことではありません.あくまでも傾きの 変化の様子を表す関数(いわゆる導関数) あって,x=aにおける接線の傾きがf0(a) なのです.

この問題では,y=f(x)上の各点(x; y) における接線の傾きがf0(x)」となってます が,この文自体は全く問題ないんですが,関 数の変数としてもxyと,曲線上の点の座 標としてのxyを区別せずに書いているた め,混乱と誤解を招きかねません.注意しま しょう.

464 f(x) 2 次関数と指定されているので,

f(x) = ax2+bx+c (a Ë 0)とでもお くと,

F(x) = Z

(ax2+bx+c)dx

です.右辺を積分計算します(ここでも、積 分定数Cを忘れないように).あとは,これ が,xf(x)¡2x3+ 3x2,つまり,x(ax2+ bx+c)¡2x3+ 3x2 に式として一致する わけですから,x についての恒等式と考え て係数比較すれば良いのです.残りの条件 f(1) = 0もお忘れなく.

465 463同様に初心者を混乱させる問題ですね.

困ったものです.

f0(x) =x2+ 2x¡2より積分すればf(x) が出てきますが,ここでも積分定数 Cが登 場します.これを決定せねばなりません.ど こでも良いから通る 1点を見つければよい のですが,問題の状況から判断して,接点を 考えるのは自然なことでしょう.接点の座標 を求めよう.接線がy = ¡3x+ 1なので f0(x) = ¡3となるx を求めれば良いです ね.y座標も分かりそうです.よって積分定 Cも決定し,f(x)が求まります.

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