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2 総合学科のこれまでとこれから

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(1)

rISI(Э

 Nb。 39  23‑3′ 4.2009

総 合学科 の これ まで と これか ら

― 熊本県 立翔 陽高等学校総合学科 の実践か ら一

益 田 亮 英

は じめ に

総 合 学 科 高校 は 平成6年度 全 国 で7校か らス ター トした 、そ の後設 置校 は徐 々に増 加 し、 平成 20年 度 まで に

334校

とな った。設 置 数 は増 加 しつ つ あ る もの の 、そ の伸 び 率 は 平成 17年 度 か らは 5

6%と 落 ち、特 に平成 19年 か ら

20年

に は3%にな って い る。 総 合学 科 設 置 当初 、 文部 科 学 省 は

「総合学科 を設置す る公 立高等学校 が 高等学校 の通学範 囲 に少 な くとも1校整備 され る こ とを 目 標 と して い ます

1。

」 と示 して い る。 通 学 区 に最 低 1校は設 置 し全 て の生徒 が選 択 で き る こ とを 日 指 した 文部 科 学 省 の 目標 か らす る と実現 まで は ほ ど遠 い。

特 に熊 本 県 にお い て は 、平成8年度 に翔 陽 高等学 校 に設 置 され て以 来公 立高校 に総 合 学 科 の設 置 はな され て い な い。 高校 再 編 計画 が提 言 され て 、幾 つ か総 合 学 科 の新設 が取 りざた され て い る が 実施 の め どは立 って い な い。 この よ うな時期 に あ つて 、総 合 学 科 と して翔 陽高校 が どの よ うな 歩 み を して きた か 、そ の実践 を検 証 しな が ら学 校 経 営 的 な視 点 か ら総 合学 科 の今 後 につ い て考 え た い。

生徒 ・職 員の実態

翔 陽高校 の前 身 大 津 産 業 高校 は1学6学

7ク

ラ スの専 門 高校 で あ った。 専 門高校 時 と比較 した とき総 合学 科 で は生徒 の実態 は どの よ うに変 化 した か 、男 女 の害

1合

や 出身 地域 別 の生 徒 数 の 変 化 を見 る。

(:表 1、

2)専

門高校 時 は 工業 系3学

3ク

ラ ス、農 業 系2学

2ク

ラス、家 庭 系 学科

2ク

ラス と男子 系 の学 科 が 多 か った た め に約70%が男子 生 徒 で あ った。 総合 学 科 に な って 商 業 系 列や 普 通 系列 が加 わ った こ と もあ つて 女 了

^生

徒 の害

1合

が多 くな った。 平成 15年 度 は女 子 が

46%近 くを 占め る こ とにな った 、現 在 の ところ男女 比 は6:4で落 ち着 い てい る。

(グ

ラ フ

1)専

門高校 時 も総 合学 科 で も募 集 定員 は 1学

7ク

ラス280名 で変 わ って い ない。

また 、 出身 地 域 別 の生徒 数 を見 る と専 門高校 時 に大 津 町 を含 む菊 池 郡「iFの出身者 が60%を越 え て いた もの が総 合学 科 にな ってそ の害

1合

を 下げ て い る。 特 に地 元 大津 町 の 出身 者 の害

1合

が こ こ数 年徐 々 に減 少 し、 平成6年

23。

0%あ った もの が 、平成20年 度 には

14。

0%にまで低 下 した。 翔 陽 高校 原 田教諭 の大津 町 教 育 講 演 会 資料

(平

成 19年)に よ る と地 元 の大津 高校 、翔 陽 高校 に進 学 し て い る生 徒 は大津 中学 校 、大 津 北 中学 校 の卒 業 生 の40%に過 ぎな い。

熊 本 市 内 に は公 私 立 を含 め多 くの校 種 の高校 が数 多 くあ る 上に 、少 子化 社 会 とな って 高校 入 学 が比較 的容 易 に な った こ と。 更 に大津 町 は熊 本 市へ の通 学 圏 内 に あ り、JRが電化 され るな ど交 通 の便 が整 備 され 通 学 が容 易 にで き る よ うにな つた こ と。 また 、 入試 改革 に よつて普 通 高校 へ の

(2)

24 益

 

 

 

学 区外 か らの受 入れ 枠 が拡 大 され た こ とな どが考 え られ る。 総 合学科創 設 時 に地 元 中学校 か ら懸 念 され た 、「翔 陽 高校 に生徒 が全 県 下 か ら集 ま る よ うに なれ ば入試 の難 易度 が高 ま り、地 元 の生徒 が は じき出 され る事 に な るの で は な いか。」 とい うこ とな ど、 さま ざまな要 因が考 え られ る。

総 合 学 科 の運 営 に は、第 一の特 色 で あ る科 日選 択 制 に対応 す るた め に、施 設設備 の拡 充 は も と よ り職 員t)増や して対応 しな けれ ば な らな い。 平成6年度 の学 科 制 の とき と比 べ る と総 合 学 科 に な って教 諭 が10%の増 、特 に常 勤 、非 常勤講 師 が極 端 に増 えて い るの これ は多 くの科 目を開講 す るた め に は非 常勤 な どに よって対応 せ ざるを得 ない た めで あ る。 単純 に職 員数 で生徒 数 を害

Jっ

み る と。平成6年度 11.8で あ った もの が 平成

20年

度 に は8.8と 、先 生 一人 当た りの生 徒 の数 が 少 な くな って い る。

(グ

ラフ

2)特

に 、平成 14年 度 か ら教頭11人制 、平成 16年 度 か らは養 護 教諭 の二 人制 が導 入 され るな ど職 員配 置 は充実 してい る。

(表 3)

男女 別 生徒 数

(%)

男女 の 比 較

職 員 1人 当たりの生徒数

.…

… …

̲…

…… ……… ……… ―………… …………1

【グラフ

1

生徒数男女の比較】 グラフ

職員一人当た りの生徒数】

出身 地 域 別 生 徒 数

平成6年 平成 10年 度 平成 15年 度 平成 20年 度

588(67.9) 508(60.5) 458(54.3) 484(57.8)

278(32。

1)

331(39.5) 386(45。 7) 354(42。 2)

(%) 平成6年 平成 10年 度 平成 15年 度 平成

20年

大 津 町

199(23.5)

152(18.1) 134(15。 9) 117(14。 0)

菊 池郡 市

(大

津 町 を除 く) 318(37.5) 271(32。 3) 304(36.0) 334(39。 9)

 

94 128(15。 3) 132(15。 6) 134(16。 0)

貪員   冽N 225(26.5) 260(31.0) 243(28.8) 244(29.1)

そ の他 12(1.4) 28(3.3) 31(3.7) 9(1.1)

(3)

総合学科の これ まで とこれか ら

職 員 構 成

25

平成 6年 平成 10年 度 平成 15年 度 平成

20年

 

 

事 務 長

 

50 54 55 55

常 勤講 師

8 9 8

非 常勤 講 師

6 10

実習助 手

10 8 8

養護 教諭

 

 

務 4

3  教 育 課 程 と 実 践

(1)設

置科 目数

翔陽高校 が設置 してい る教科科 目につ いて、総合学科 の完成年度 か ら今 日まで どの よ うに変 わ ったか を教育課程表 か ら見たい。 (表

4)

総 合 学 科 の完 成年 度

(平

成 10年 度)の科 目数 は 127科 目で 、学 習 指 導 要領 の示す 科 目の 中か ら、

系 列 に沿 った科 目を ほぼ100%近 く網 羅 して い た が 、そ の後 、選 択 者 数 、教 員 数 、教 室 な どのハ ー ド面 か ら対応 に は限度 が あ るた め、 生徒 の進 路 の 実現 に応 え られ る範 囲 で科 目の精選 を行 った。

平成 20年 度 に は設 置 科 目数 は減 少 して い る もの の 110科 目を超 えて い る。総 合学 科 に移 行 す る前 の 専 門高校 時 の科 目数 は74(普

22科

目、家 庭 14科 目、農 業 14科 目、 工業

24科

)であ るか ら1.5

倍 近 い科 目数 とな って い る。

設 置 科 目数

系 列 数 平成 10年 度 平成 15年 度 平成 20年 度

普 通 教科 49 48

専 門教 科

 

庭 農

 

 

26

21

22

 

そ の他

△ 口 計

127 116

(そ

の他 の欄 は 「産 業社 会 と人 間」 と 「特 活 」)

(4)

26 益

 

 

 

(2)授業 形 態

(開

講 科 目 と受講 者 数 な ど)

次 に多 くの設 置 科 目の 中か ら、生 徒 が選 択 し、実 際 に どの よ うな科 目が 開講 され 、 どん な形 で 授 業 が展 開 され て い るか 見た い。

(表 5)

開講 科 目数 と受 講 者 数

1年次 は理 科 、芸術 、総 合 選 択 科 目を除 い た ほか は 、 クラス別 授 業 を原 則 と して い るた め に、

ク ラスの 定員40名 に近 い数 の 人数 で授 業 が展 開 され て い る。 開講 科 目数 の変動 は 、生徒 の選 択 の 状 況 に よって毎 年 変 わ る こ とで あ り、仕 方 の な い こ とで あ るが 、2年生 にお い て は1講座 当た り の受講者 が30名以 下 に保 たれ て い る。 3年次 生 につ い て は 、20名前 後 の人 数 で授 業 が展 開 され て お り、生徒 の ニー ズに あ つた授 業 が行 われ て い る。

(グ

ラ フ

3)

グラ フ 3

1講 座 当たりの 受講者 数

‑1年

‑2年

‑2・

3年 合 同

│卜 ‐3年 次

h10 h15 h20

異 学 年 混成 授 業 は生徒 の学 習 希 望 にで き るだ け応 え るた め に、学 習 に グ レー ドを伴 わ ない よ う な科 目につ い て は

2、

3年次 生 を一緒 に して学 習 集 団 を作 って い る。 た だ し、異 学 年 を混成 す る こ とが 目的 で は ない の で展 開可能 な限 りにお い て単独 の学 年 のみ で学習集 団 が構 成 され る よ う努 めてい る。 また必 履 修 科 目で あ つて1年次 に履 修 で きな か った もの が2年 3年次 に な つた1年 の教室 に入 つて履修 す る場 合 もあ る。

少 人数授 業 の展 開 に は、習 熟 度 に よ る集 団分 けが あ るが 、翔 陽 高校 の場 合 は科 目選 択 制 に よ る

45 40 35 30 25 20 15

︲0

平成 10年 度 平成 15年 度 平成

20年

科 目数

(科

)

講座 数

(講

)

1講 当 た り

(人

)

科 目数

(科

)

講 座 数

(講

)

1講 当た り

(人

)

科 目数

(科

)

講座 数

(講

)

1講 当 た り

(人

)

1年 96

38。 7

20 93 33.7 20 92

36。 9

2年 54 130

27.9

39 110

26.8

47 122 28.1 2・ 3

年 合 同

18

23.4 57

14。 4 20。 9

3年 80 138 22.3 70 116 19.8 78 149

22。

2

(5)

総 合学科 の これ まで とこれ か ら 27

集 団分 けの形 を とってい る。 両方 にそれ ぞれ の特 徴 が あ るが 、習 熟 度 別 集 団 に は学 力差 に よ る と ころが強 い た め劣 等感 を抱 く集 団 が発 生 す る こ とは避 け られ ない。 そ の点 科 目選 択 制 の場 合 、 自 分 の意 思 で学 習集 団 に参加 した とい う意識 が強 く満 足 度 も高 い。

教 育課 程 表 に よる と、設 置 科 目数 は総 合 学 科 完 成 年 度 の平成 10年 度 の 127科 目に比 べ て 、平成20 年 度 は 111科 目と減 少 して い るが 、展 開 され て い る講座 数 は3年生 で は 、138か ら149と増 えてお り、

平均 受 講 者 も

22。

2人 と変 わ って い ない。 この こ とは、科 目選択 につ い て のガイ ダンスが充実 して きた結 果 興 味本位 の科 目選 択 か ら、体 系 的 、系統 的 な科 目選 択 へ と生徒 の 姿勢 の変 化 が現 れ た も の と見 られ る。

(3) 「課 題 研 究 」 か ら「総 合 的 な学 習 」

総合 学 科 の設 立 時 にお い て は 、「産 業 社 会 と人 間」、「情 報 に関す る科 目」、「課題 研 究 」が原 則 履 修 科 目

2と

して指 定 され て い た が 、現 行 の学 習 指 導 要 領 か ら学科 設 定科 目は 「産 業 社 会 と人 間」だ け にな った。そ の た め に、「課 題 研 究」が 各専 門教 科 の科 目か ら消 えて「総 合 的 な学 習 」とな った。

学 習 指 導 要領 に、「総 合学 科 にお い て は 、生徒 が興 味 。関心 、進 路 に応 じて設 定 した課題 につ い て 、知識 や 技 能 の深 化 、総 合 化 を図 る学 習 活 動 を含 む こ と

3。

」 とな って い る。「課題 研 究」で は専 門学科 の それ と同 じく、選 択 に よつて学 習 した 内容

(系

列 の専 門的 内容)を更 に深 化 させ て取 り 組 む とい う観 点 か ら教 科 をそれ ぞれ の専 門学 科 に位 置 づ け、教科 ご とに 「課 題 研 究 」 を設 けて い た。 学 習指 導 要領 の改訂 に よつて 「課 題 研 究 」 は 「総 合 的 な学 習 」 に変 わ った。「総 合 的 な学 習 」 に変 わ った こ とに よ り、専 門科 目で な くな り免 許 教 科 に 関係 な く誰 で も担 当で き る よ うにな った。

この こ とは 、教 育課 程 の展 開 が よ り容 易 にな った反 面 、選 択 して学 習 した 内容 を深 め る従 来 の「課 題 研 究 」 と同様 の学 習 をや って い るに もか か わ らず 専 門科 目の履 修 単位 と して カ ウン トす る こ と が で きな くな った とい うマ イ ナ ス面 も生 じて い る。

(4)前期 終 了での卒 業認 定

翔 陽 高校 の教 育課 程 運 用 上 の特 徴 的 な もの は 、 単位 制 の特徴 を生 か した4年次 以 上の生徒 を対 象 に した前 期 終 了時 での卒 業認 定 が あ げ られ る。

3年間 で卒 業 に必 要 な単位 数 に足 りなか った場 合 、4年次以 降 の生徒 に対 して、前 期 終 了時 点 で単位 認 定 を行 い単位 の修 得 を認 め 、卒 業 を認 定 して い る。 この制 度 に よつて これ まで に数 名 の 生 徒 が前 期 終 了で 卒 業 して い る。 単位 の修 得 に 関 して は技 能 審 査 の結果 を基 に 関連 科 目の増 加 単 位 を認 め るだ けで な く、イ ン ター ン シ ップや デ ュアル シ ステ ム な どの体 験 も単位 と して認 定す る1

な ど弾 力的 な教 育課 程 の運 用 が行 われ て い る。

受験者 数の推移

総合 学 科 は 中学 生 の人 気 は高 く、常 に入学倍 率 は高 い。 平成 17年 度 か ら入試 制度 が変 わ り、比 較 が 困難 に な って い るが 、平 成 16年 度 まで の一般 入試 の競 争率 は大 変 高 い。

(表 6)平

成 16年 2

24日

の熊 本 国 日新 聞記 事 に よる と1.80で 熊 商、熊 農 、第 二 につ い で県 立で は3番目に高 く郡 部 の高校 で は抜 群 の トップ で あ る。 ちなみ に この ときの郡 部 で次 に高 い競 争 率 を示 した の は玉名

I

業 の

1.44倍

とな って い る。 また 、 平成 15年 度 にお い て も北 稜 の 1.68に 次 い で 、1.59と 郡 部 で は第

(6)

 

 

 

2位で あ る。 郡 部 の 高校 が軒 並 み 定員割 れ を生 じて い る中で総合 学科 と して の翔 陽高校 の存在 は 大 きい。 入試 改革 が行 われ 平成 17年 度 か ら前後 期 の入試 とな った 、推薦制 の場合 、 中学校 が推薦 条件 の範 囲 内 で受 験 者 を コ ン トロール す るの で極 端 に倍 率 が高 くな る こ とはない が 、前期 入試 に な って誰 で も受 験 が 可能 に な り希 望者 が殺到 す る高校 が現れ るな ど前期入試 の高校別選 抜倍 率 の 差 が激 しくな った。 しか し、募 集 定員 が 1学科 で140名 と絶 対 数 の多 さか ら見 る と希 望者 が2。 34

(平

20年

)と 集 中 して い る こ とは特 筆 す べ き こ とで あ る。

受 験 倍 率 の推 移

平成 10年 度 平成 15年 度 平成

20年

区 分 推 薦 一 般 推 薦 一 般 前 期 後 期

競 争倍 率 2.07 1.85 1.71 1.59

2.34

1.28

募 集 定員 84 196 84 196 140 140

(平

成 17年 度 か ら入試 制 度 の変 更 に よ り前 後期 制 とな って募集 定員 が変 更 され てい る)

学校評価 ア ンケー ト

学校 評 価 ア ン ケー トに よ る と、生 徒 の評価 で は全 体 的 にプ ラス評価 が多 い のが 目立 ち、選択 科 目につ い て は進 路 希 望 に応 えてお り総合 学科 の高校 に来 て よか った と高 い満 足度 を示 してい る。

しか し、 自己の学習 に対 す る取 り組 み へ の評価 が低 く、家庭学 習 の習慣 が で きてい ない。

(表 7、

8)保

護 者 の評価 で は 、学校 経 営 、学 力 向上 へ の取 り組 み 、進 路指 導 、生徒指導 な ど全体 的 に 満 足度 が 高 く評 価 も高 い。 唯 一 マ イ ナ スは家庭 学 習 の習慣 が見 られ ない こ とで あ る。

生徒保 護 者 の 両方 にポイ ン トの低 か った 「先生 方 は学 習 した 内容 が確 実 に身 につ くよ う、分 か らない こ とや 良 くで きな か った事柄 につ いて納 得 す るまで指導 して くれ る」は、生徒 の評価 が

2.3、

「子 どもは、分 か らない事や 良 くで きなか った こ とにつ いて、先生方 は納得す るまで指導 して く れ る と言 って い る。」 は、保護 者 の評 価 が2。 5で あ る。 教職 員 のア ンケー ト項 目 「生徒 一人 一人 の 理 解 度 に合 わせ て教 科指 導 や 実習指 導 の工夫 を行 い、 自分 と して は納得 の行 く教科指 導や 実技指 導 を積 み 重 ね て い る」 で も職 員 の評 価 も2.6と低 い。

生徒 の意識 調 査 の結 果 で は、選 択 科 目が制 限 され て い る と感 じてい る もの は少 な く科 目選 択 シ ステ ム には満 足 して い るが 、先生方 は、学習 した 内容 が確 実 に身 につ くよ う、わか らない こ とや 良 くで きなか った事 柄 につ い て納 得す る まで指 導 して くれ ない とい う不満 を持 ってい る。授 業 の 展 開 につ い て は 、先 生 が 生 徒 の気持 ちに充分応 えてい ない こ とが伺 え る。

学 力 の 向上 を 目指 して 、家 庭 学 習 ア ップ週 間や 宿題 を出す な どさま ざ まな取 り組 み が な され て い るが 、家庭 学 習習慣 の確 立 まで は至 っていな い。

(7)

総 合学科 の これ まで とこれ か ら 29

生 徒 ア ンケー ト

(満

足 度 を4点満 点 と した平均 値

  

学校 評 価 生徒 ア ンケー トか ら抜 粋)

キ ヤ リア教 育への取 り組み と進路状況

望 ま しい職 業観

0勤

労観 の育成 を 目指 して3年間 を通 した キ ャ リア教 育 の充 実 に努 めて い るが 、 1年次 の 「産 業社 会 と人 間」 に よ る進 路 学 習や ガイ ダ ンスか ら始 ま り、2年次 「総 合 的 な学 習 の 時 間」のイ ン ター ンシ ップ を 中心 と した事 前事 後指 導 、そ して、3年次 の 「総 合 的 な学 習 」で は 、 選 択 科 目に よって学 ん だ学 習 の 内容 を更 に深 め、 自 ら課 題 を設 定 して解 決 に努 め る総合研 究へ と 発展 させ て い る。

しか し、 この よ うな キ ャ リア教 育 の流れ が確 立 した の は平成 16年 か らで 、それ までは2年次 生

の科 目選 択 指 導 とイ ンター ンシ ップ に関す る指 導 はホー ムル ー ム時 を中心 に クラス別 あ るい は学 年合 同 ホー ムル ー ム な どの形 で行 われ て いた。

(表 9)

評 価

平成 19年 度 平成

20年

生 徒 の興 味 、 関心 、適 性 、進 路 に応 じて選 べ る選 択 科 目が多 く、

充 実 して い る。 3。

11

3。

0

科 目選 択 は 自分 の将 来 に役 に 立 って い る。

3.06

総 合 学 科 の 高校 に来 て よか った。 2.9

進 路 に 関す る情 報 は生徒 に十 分提 供 され てい るc 2.88 2.8 先 生 方 は 、学 習 した 内容 が確 実 に身 につ くよ う、わ か らない こ と

や 良 くで きな か った事柄 につ い て納 得 す る まで指 導 して くれ るc

2.43 2。 3

保護 者 ア ンケー ト

(満

足度 を4点満 点 と した 平均 値

 

学校 評 価 保護 者 ア ン ケー トか ら抜 粋)

言 平 価

平成 19年 度 平成

20年

本 校 は他 校 に ない特 徴 が あ るの で入 学 させ て よか った。 3.30 3.2

子 どもは学校 に行 くこ とが楽 しい と感 じて い る。 3.17 子 どもは 、 わ か らな い こ とや 良 くで き なか った こ とにつ い て 、先

生 方 は納 得 す るまで指 導 して くれ る と言 つてい る。

2.46

本校 は 一人 一人 の 良 さを伸 ば し進 路 希 望 を達 成 させ るた め積 極 的

に 子 どもの進 路 相 談 に対応 し、的確 なア ドバ イ ス を 与えて くれ る。 3.02 2.9 子 ど もが 日常 生活 で 困 つた 時 に 、 先 生 方 は親 身 にな って考 えて く

れ る。 2.92 2.9

(8)

9

卒業 後 の進 路 状 況 を 見 る と、 平成 10年

3月

の 卒業 生 は総 合 学科 にな る以 前の専 門高校 最 後 の卒 業 生 の状 況 で あ る。 進 学 丼l就職 だ けで比 較 す る と、総 合 学 科 に な って か ら進 学 の害

J合

が 高 くな っ て い る、 しか し最 近 の 県 平均 と比 べ る と進 学 の害

J合

は低 い。

(表 10)翔

陽 高校 は就職 状 況 が 良 い とい う地域 の意識 が強 いの と、近 くに進 学 を 目指 す 普 通 高校 が あ る こ とか ら入学 当初 か ら就職 を 希望す る生徒 が 多 い結 果 だ と思 われ る。

「産業社会 と人 間」 は1学年 主任 を 中心 と した担 任 団 が担 当 し、企業

0上

級 学校 見学 、講 演 、 体験 学 習 、班 別 学 習 、討 論 、 系 列 の ガイ ダ ンス な どの授 業形 態 で キ ャ リア教 育 の基礎 を担 ってい る。

イ ン ター ンシ ップ は2年生 全員 を対 象 と した もの で 平成 12年 度 には じめた。 毎年

7月

は じめの

5日

間 、大 津 町 の企 業 を 中心 に実施 して い る。 第 1次産業 か ら小 売 店 や 、官 庁 、学校 や 医療 関係 な ど幅広 い分 野 で実施 し、進 学 希 望 者 は大学や 専 門学校 で上級 学校 体験 を行 ってい る。

デ ュアル システ ムや イ ン ター ン シ ップ は総合 学 科 だ けが実施 して い る こ とで はな いが 、総 合学 科 で は キ キ リヤ 教 育 の重 要 な柱 と して早 くか ら採 り入れ 実施 して い る。 そ の指 導 体制 も整 い相 当

1年 2年 3年

平 成

15年

まで

科 日 Iン

HR 課 題 研 究

産 業 (2) 特 活 (1) 専門 (2)

内 容

科 ロガイ ダン ス 体験 学 習 講 話 な ど

イ ン ター ン シ ップ の前 後指 導

Fl〕墾」RI旨

)専

課 題 選 択 の探 求 、結 果 の発表 な ど

平 成

16年

か ら

科 目

産 業 社 会 と人間

産 業 (2)

内 容

イ ン ター ン シ ッフ

前 後指 導

イ ン ター ン シ ップ 科 目選択 指 導 な ど

同 上

※ 別 途 デ ュ ア ル シ ステ ム の 導 入

(%)

就 職

そ の 他

専 門学 校 等

平成 10年

3月

26.5 72.4

1。 0

平成 15年

3月

12.9

37.0

40.2 3.2

平 成

20年 3月

14.8 26.1 56.4 2.7

平成 20年

3月

(県

平均)

41.7 25。

2 30.2 2.9

県 平均 は熊 本 統 計 年鑑

(平

成 19年 度)か

(9)

総 合学科 の これ まで とこれ か ら

の成 果 を得 て い る。 新 しい高等 学校 学 習指 導 要領 で は、職 業教 育 に関 して配 慮す る事項 の 中に、

「学校 にお いて は、 キ ャ リア教 育 を推進 す るた めに、地域や学校 の実態 、生徒の特性 、進 路等 を 考 慮 し、地 域 や 産 業 界等 との連 携 を図 り、産 業 現 場 等 にお け る長 期 間 の実習 を取 り入 れ るな どの 就 業 体験 の機 会 を積 極 的 に設 け る と ともに、地域 や 産 業 界等 の 人 々の協 力 を積 極 的 に得 る よ う配 慮 す る もの とす る

5。

」 とぃ ぅ文言 が追加 され た。 現 行 の学 習 指 導 要領 が 実施 され るに 当た り、総 合 学科 の学 科 と して の原 貝J履3科 目の うち、「情 報 に 関す る科 目」・「課題研 究」が科 目「情 報 」・

「総合 的 な学習 」 と して全 て の生徒 へ の必、修 科 日とな った と同様 にそ の成 果 が認 め られ た こ とは 確 か で あ る。 総 合 学 科 は新 学 習 指 導 要 領 の基 準 を先 取 り して実施 して い る とい つて よい。 翔 陽高 校 にお い て は 、平成 19年 ・

20年

度 に 「実践 的 産 業 人育 成推 進 事 業 」 の 県 の指 定 を受 け キ ャ リア教 育 の充 実 に取 り組 ん だ。 この事 業 にお い て は校 外 実習

(デ

ュア ル システ ム)、 校 内実 習 、外 部 講 師 に よる講 義 、全校 的 な講 演 会 、 工場 見学 な ど さま ざまな取 り組 み を実 施 した。

総 合 学 科 の 課 題 と これ か ら

従 来 の学 科 制 の も とで 、あ る学 科 の生徒 は 、実習 の休 み 時 間 に校 内 の売 店 に 買い物 に行 く とき、

実習服 か ら制 服 に着替 えて い た 、理 由は 「実習服 姿 が恥 ず か しい」 と言 うこ とで あ る。 偏 差値 を 基 に した入試 制 度 で生 じた学 科 間 の格 差 が劣 等感 とな り歪 んだ学校 生活 を送 って い た。 総 合 学 科 に な って 、休 み 時 間 に着 替 えて売店 に行 くこ とは な くな った。 実習 服 の ま ま堂 々 と買 い物 す る よ うにな った。 総 合 学 科 で は学 習 分 野 が何 で あ ろ うとも、 自分 の意 思 で選 択 した結 果 には 自負 が あ り、そ の学 問 を学 ぶ た めの服 装 に誇 りを持 ってお り恥 ず か しさは な い。

また 、別 の例 で は 、対外 的 な生徒研 究 発表 会 で 、先 に実施 され た専 門分 野 の生徒 が 、大 会 の雰 囲気や 、発 表 の た めの技 術 的 な ノ ウハ ウを次 に開催 され る専 門 の生徒 た ちに伝 え合 って い た こ と で あ る。 この結 果 この年 の生 徒研 究発 表 大会 で は 、商 業 、家庭 、 工業 、農 業 とい くつ もの分 野 で 優 勝 す る こ とが で きた。 専 門学 科 で は学 科 へ の帰 属感 は強 くな リク ラ スの 団結 は 固 くな るが校 内 の学科 間 で は競 争 心や 対 立 が存在 した。 このた め他 の学 科 の研 究発表 会 な どに興 味や 関心 を示 す こ とな どな か った。 総 合 学科 で は生徒 はホー ムル ー ム とい う生活 集 団 と授 業 を受 け る学 習集 団 を 移 動 しな が ら学校 生活 を送 って い る。 一 人 一 人 が それ ぞれ の価 値観 に よつて科 目を選 択 し学 習 内 容 を決 め 、それ ぞれ の違 った夢 に 向 か つて進 ん で い る こ とが 、互 い の人格 を認 め合 うこ とに な っ て ホー ムル ー ム で の 人 間 関係 に信 頼感 が増 し、 自分 の得 意 分 野 につ い て情 報 交換 が ス ムー ス にで き る よ うに な った。

総 合学 科 の理 念 は 、個性 化 した生 徒 一人 一人 の教 育 ニー ズ に応 え、学 習 意 欲 を高 め進 路 の 実現 を 目指 す こ とで あ る。 翔 陽高校 で は幅 広 い学 習 分 野 を確 保 し、 自由 に科 目選 択 が で き る よ うにす る とい うこ とで は、 これ まで の取 り組 み で充分 な成 果 を上 げて い る。 しか し、科 目選 択 制 は シ ラ バ ス を通 して先 生 と生徒 が学 習 内容 の契約 を結ぶ こ とで あ り、先 生 は シ ラバ スに沿 つた学習 を進 め る義 務 が あ る。 授 業 で は学 習 内容 を理 解 し、 日標 に到 達 す るた めの努 力 を生徒 に求 め る こ とが 必、要 で あ る。 科 目に応 じた 高 い ハ ー ドル を設 定す る こ とが科 目選 択 結 果 へ の満 足度 を高 め、学 習 意 欲 の 向上 に繋 が る と思 われ るcこ の部 分 の契約 が履 行 され て い るか否 か が課題 の一 つ で あ る。

多 くの総 合 学 科 高校 で は科 日選 択 に条件 をつ け、 自由な科 日選 択 が で きな くな って い る傾 向 が あ る、翔 陽 高校 の場 合 、 開設 科 目も多 く、科 目選 択 の ガイ ダ ンス も充分 に行 われ 体 系 的 な学 習 が で

(10)

32

 

 

 

きるよ うな指導がな され てい るた めに、生徒 は科 日選択 の結果 には満 足 している。 (表 7)し か し、科 日選択 はあ くまで も進路希 望の実現 とい う真の成果 を得 るためのスター トであ り、 ゴール ではない学習 内容の充実 に努 めることが よ り大 切である。

学習領域 を確保 し選択授 業 を行 うためにはあ る程度 の規模 が求 め られ るため、総合学科 は施設 設備 の充実等 で コス トが高 くつ くとい う印象 が強 く、財政的に負担 が増 えるとい う心配 が総合学 科設置へ の妨 げになってい る。少 人数 の授業 を展 開す るためには多 くの教室や先生が必、 要 にな る。

現在 の高校 入試志願者数の傾 向を見る と、熊本 市内の高校 に希望が集 中 し、郡部の高校 は軒並み 定員害 1れ か定員すれすれ である。熊本 市の普通科公 立高校 に入学 希望が集 中 してい ることは、郡 部 では進 学希望 がかなわない とい うことの現れ である。反 面、就職 を希望 しなが ら、地域 に

1校

しかない普通高校 に進学 してい る生徒 は多い↑進学のためのカ リキュラムの 下で進学 を 目指す他 の生徒 と一緒 に学習できるはず もない

,生

徒数激減 の結果 、

 1学

年 6ク ラス、

 7ク

ラス規模 だ っ た高校 が現在

1学

2〜

3ク ラス程度 となって存在 している。 この よ うな学校 では空 き教室 も多 い。

 L級

学校進学 を「

1指

す者 、部活動 に集 中 したい者 、 とりあえず は高校卒業 を 目指す者 な ど、

さまざまな生徒 のニー ズに個別 に対応 で きるのが総合学科である。人 口が集 中 し複数 の高校 が設 置で きるよ うな地域 には独 立 した普通高校や 専門高校 があってそれぞれ特徴 を発揮 で きるが、生 徒数が少 ない地 方にあっては、個 々のニーズに応 じた きめ細かな指導がで きる総合学科高校 が効 果的であ る。 専門分野が異な り、学習 に対す る意欲や能 力の程度 も違 うさまざまな人間が生活集 団 を作 り、それ ぞれ が互い を認 め合い、志 を同 じくす るものが集 ま り切磋琢磨す るよ うな学習環 境 作 り、それ が実現 で きるのが総 合学科 である。

総合学科の長所 を生かすた めには、並 々な らぬ職 員の努力が欠かせ ない。科 目選択 のためのガ イ ダン スは もちろんであるが、

3年

間 を通 した きめ細 かなキャ リア教育がな され なけれ ばな らな い。総合学科 の課題 は、その設立趣 旨を生か した展 開のために職 員に負担がかかる とい うことで あ る。生徒の科 目選択 の結果 に満 足感 を与える こと、選択 した科 目の授業内容 に満足感 を与える こ とが大切である。 全国の総合学科 高校 のカ リキュラムを見る と総合学科 の趣 旨に合った選択制 が行われ てい るのだろ うか と疑いた くな るよ うな ところ も少な くない。 あ くまで も総合学科の生 命線 た る科 目選択制 の運用に手抜 きは許 され ない。「総合学科の高校 は先生 に厳 しい学校 であ り、

先生が育つ学校 である。」 といわれ る所以である。

全国総合学科校長協会は総合学科の課題 として 「総合学科の今後のあ り方」 を

8項

目挙 げてい6。

①   多様 で魅 力あ る科 目開設 の推進

②   生徒 一人 ^人 に対応 した進路学習や キャ リア 0カ ウンセ リングの充実

③   きめ細 かい生徒指導や学校への適応指導の充実

④   入学者選抜 の工夫改善

⑤   大学 にお ける入学者選抜 の改善

⑥   地域や産業界 とのパー トナー シ ップの確 寺

^

⑦   総合学科 に関す る理解促進

③   国や設 置者 に よる支援

以 Lの 各項 目と翔 陽高校 の取 り組み を検討 したい。① については、設置科 目数及び開講科 目 0 講座展 開数 で表 され た とお り、充分 の対応 がな され てい る。②、③ について も「産業社会 と人間」

をは じめ と して学年主任 を中心 に学年団 と してチー ムを組んで十分 な指導がな され てい る。④ の

(11)

入試 の工夫では、前期試験 においてデ ィベー トを採 り入れ るな ど特徴的な生徒 の確保 に努 めてい る。⑥ の地域 との連携 は、イ ンター ンシ ップやデ ュアル システムの実施 、 さらには教育懇話会制 度 を実施 して地域 の企業や行政 な どさまざまな立場 か らメンバー を集 め学校経営 に対す る理解 を 深 めてお り、情報 の交換 が充分 に実施 されてい る とい つてい よい。⑦ の総合学科 に関す る理解 は 地元 には行 き届 いているが、県下全体 に理解 され てい るかははなはだ疑間である。 県下に

1校

設 置 され た ままで、通学 で きる範 囲 も限 られ てい るた め進 学先 と して選択 の範 囲外 の地域へ の理解 は進 んでいない。③ の設置者 の熊本 県教育委員会は生徒管理 システムの充実、あるいは多 くの選 択科 目実施 のための人員 の配 置 な どさまざまに配慮 してい るが、複数校 の設置 とい う県民 に身近 な形 での浸透 が図 られていない

.⑤

の 大学 入試 は年 々改善が進み、総合学科の生徒が入学 しやす

くな って きて い る。 これ こ とを全 て ク リア してお

を 見 る限 りにお い て は翔 陽高校 の総 合学 科 は学校 で対応 で き る Lげて い る と言つて よい。

終わ りに

熊 本 県 下 の公 立高 校 の 入学 志願 率 を見 る と、平成

20年

度 後期 選 抜 の場 合 翔 陽 高校 の倍 率 は 1.28 倍 で あ る。 郡 部 の高校 にお い て志願 者 数 が定員 を害

Jり

込 む 中で 中学 生 に対す る人気 は高 い。

翔 陽 高校 の 立地 す る大津 町 は 、熊 本 市 か ら東へ約

20km、

熊 本 市 と阿蘇 山 との ほぼ 中間 に位 置 し、

近 隣 に熊 本 空 港 、九州 自動 車道 の熊 本 イ ン ター 、

 JR豊

肥 本線 、 国道

57号

線 が 走 る。 この 立地 条 件 を受 けて 自動 車 関係 工場 を 中心 に数 多 くの企 業 が進 出 して い る。 町全 体 が 大 変活 発 で 、町 民 一 人 当た りの所 得 も高 く町 は 国 か らの地 方税 交付 金 を受 けて い ない 県 下唯 一 の行 政 団体 で あ る。

生徒 に とつて は交通 の便 が 良 い 、大 変 通 学 しや す い な ど利 便性 の 良 さに加 え、活 力 あ る地 域 か らの教 育活 動 の支援 、学校 の努 力が相 まって 、総 合 学 科 と して これ まで の実績 が評 価 され て い る こ とは 間違 い な い。 翔 陽高校 の 自己評価 にお い て生徒 の学校 に対す る満 足度 は高 い。 これ が 、 い わ ゆ る クチ コ ミとな って 中学 校 の先輩 か ら後輩 へ と受 け継 がれ 高 い志願 率 を維 持 して い る と考 え

られ る。

筑 波 大 学 永 岡順 名 誉 教授 は 「新 しい教 育 へ の的確 な方 向付 け」と題 した コ ラムの 中で 、『 今 要 望 され て い る教 育 改革 が成 功 す るか ど うか 、そ の成 否 は各学校 の 子供 一 人 一人 に対す る普 段 の教 育 指 導や 学 習 活 動 が 、どこまで 子供 に とって 、「よ り望 ま しい

t)の

」と して 具体 化 され 、実現 され て い くか に懸 か って い る。7』 とぃ って い る。総 合学 科 が誕 生 して 15年 、普通 科 や 専 門学 科 に選 択 制 や 単位 制 が導 入 され よ り柔 軟 な教 育課 程 の編 成 や 展 開 が な され る よ うに な って 、総 合 学 科 の独 自 性 が薄 れ 、定 員害

Jれ

に悩 む 学 校 も現 れ て い る。 職 員 全 員 が常 に設 立初 期 の理 念 を意識 し、モ チベ ー シ ョンを維 持 す る ことが必 要 で あ る。

参 考 資料

熊 本 国 日新 聞 平成

16年

2月 21ロ リ

Iた

内 公 ヾ 4治 i校 志願 者 数

H l

(12)

34 益

 

 

 

熊 本 県立翔 陽 高等 学校 平成 10年 度 学校 経 営 案 同

     

平成 15年 度 学 校 経 営 案 同

     

平成20年 度 学校 経 営 案

     

総 合学 科 実践 発 表会 資料 (平 成 18年 12月 15Fヨ )

     

実践 的 産 業 人育成 推 進 事 業研 究 報 告会 資 料 (平 成21年 2月

23日

)

     

教 育懇 話会 資料 (平 成20年 度 )

月刊 高校 教 育2008年

H月

増刊 「高校 改革 の い ま」学 事 出版 月刊 高校 教 育2009年 6月 号

  

1:高

等学 校 教 育 の改革 に関す る推 進 状 況 につ いて

 

平成20年 10月 の 文部科 学 省

2:総

合学 科 関係 資料 (文 部 科学 省初 等 中等 教 育 局職 業教 育 課

 14成12年

3月 )

3:高

等 学 校 学 習 指 導 要領総 則 (第

1章

第 4款 の

6)

4:夏 期 休 業 中の 10日 間集 中のデ ュアル シ ステ ム に よ る体 験 は 、学校 外 学習 に係 る増 加 単位 と して

2単

位 を認 定 (実 践 的産 業 人 育成推 進 事 業研 究 報 告会 資料

 

平成 21年 2月

23日

)

5:高

等 学校 学 習 指 導 要領総 則 (第

1章

5款 4の (3))

6:全

国総 合学 科校 長 協 会ホー ムベ ー ジ (http://sogogakkao jp)

7:内

外 教 育 (時 事 通 信

 2009年

04月

07日

)

参照

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