法 令 ・ 諸 手 続 き に み る 近 世 村 落 の 生 活
開沼正
) 1 ( は じ め に
明治以降︑日本は国を挙げて西洋文化の摂取に取り組み︑
その結果として現在では普段の服装から国の制度まで︑西洋
文化の影響を受けていないものはないと思われるほどであ
る︒確かに目に見える部分の多くは変化している︒しかしそ
の反面︑生活形態をはじめとして︑行動様式︑発想方法︑そ
して価値観など︑あまり変わっていないと思われる部分もか
なりある︒
我々は現在︑二〇世紀後半の日本社会の中で生きている︒
そしてその社会のもつ文化から制度まで︑ひとつひとつの具
体例をみれば︑戦後に生まれたものもあるし︑戦前からのも
のもある︒もちろん近世からのものもある︒外国に起源をも
つものも少なくない︒社会とは︑そうした個別事象について
は変化や断絶があったとしても︑全体としては連綿と続いて
いく﹁撚り糸﹂のようなものといえる︒それゆえ何をもって﹁歴史の断絶﹂と捉え︑時代を区分するのかについては議論
の余地が大きい︒国の制度によって時代を区分する場合が多
いが︑これとて︑政治史に偏りすぎているという批判もある︒
そんな中で近世の社会は︑今日まで続く生活習慣の多くが その淵源を見いだせる時代といわれる︒たとえば夫婦が家族
とともに一つの家で生活をするという家族形態ができあがっ
たのは近世である︒また﹁和食﹂の代表的なメニューである
握り鮨やてんぷらも近世に起源をもっているし︑現代に着ら
れる﹁和服﹂の原型も元禄期に求められるという(辻達也﹃江
戸時代を考える﹄中公新書)︒ある集団の意志を決定するプロ
セスも︑現代につながるものは︑この時代に成立したと言わ
れている︒
ところが近世に対する我々のイメージは︑時代劇で描かれ
るところの﹁悪い御代官様が貧しい百姓をいじめて︑これま
た悪い商人から賄賂をとって私腹を肥やす﹂というのが一般
的ではないだろうか︒これはつまるところ政治家と企業が結
託して庶民を苦しめるという現代日本の社会構造を︑江戸時
代を舞台にして風刺したものだが︑こうしたドラマによって
我々の江戸時代観は大きな影響を受けているのではないかと
思われる︒近世社会に汚職がなかったわけではないが︑お定
まりの場面があれだけ執拗に放映されると強烈なイメージと
なってしまう︒﹁ウソも百回言えばホントになる﹂のである︒
しかしイメージだけで物事を判断するのは学問的とは言え
ない︒いや﹁学問的﹂どころか社会的常識をも大きく踏み外
しかねない︒事実確認を怠ったり︑ある予断に基づいて作ら
れたマスコミ報道にどれほど多くの人が傷つけられたかしれ
ない︒イメージだけによる判断はそれほど危険である︒
歴史の書物を読むにしても︑その原則は同じである︒それ
らの書物は既に何らかの学説に基づいて書かれている︒しか
しその書物がどのような学説に基づいて書かれたものか︑あ
るいはその学説がどのような資料に基づいて導き出されたの
かについては一般に関心が低い︒つまり歴史の事実確認を怠
り︑ある書物に書いてある事柄や学説をそのまま信じてしま
うことにもなりかねないのである︒そこで当時の資料を直接
読むという作業が必要になってくる︒
本稿は近世の村方に残されている法令やさまざまな届けを
集め︑資料の原文と簡単な解説を加えた演習教材として作成
した︒演習の中ではこれらの資料を読みすすめながら︑近世
社会に対する一般的なイメージをひとつひとつ検証してい
く︒近世から現代まで連続するものが多いとはいっても︑時
代劇に典型的に見られるこれらのイメージは果たして本当の
近世の姿なのだろうか︑という疑問に自分なりの答が見つか
れば幸いである︒
なお本稿が使用した資料の作成された地域はさまざまであ
るが︑演習における統一感をだすために︑資料の主な舞台と
なる地名は本学の所在地および周辺の地名をお借りした︒便
宜上﹁武蔵国多摩郡丹木村﹂などとしてある場合でも︑元々
の資料は近世に実在した本丹木村︑中丹木村とは何ら関係の
ないことをつけ加えておく︒ また語句の解説には主に﹃国史大事典﹄を参照させていた
だいたが︑引用するにあたっては加筆したり削除したりして
いる︒筆者の浅学のゆえに︑加筆・削除が適切に行われなか
った場合にはその責任はすべて筆者に帰するとともに︑ひと
えにご指摘を乞う次第である︒
一 ︑ 五 人 組 お よ び 五 人 組 帳
近世の五人組とは村内の家々を一組五戸前後に組み合わ
せ︑年貢納入や治安維持の責任を各組に連帯で負わせた末端
の行政単位である︒五人組制度が始まったのは元和から寛永
にかけてと思われるが︑詳細は明らかになっていない︒寛永
一〇年代には全国の幕府領や譜代大名領で広まりを見せる︒
五人組編成の目的について︑従来はキリシタン宗門の禁圧と
浪人取り締まりのためとされてきたが︑近年では幕府が年貢
納入を確保するために︑年貢負担の責任を連帯制にしたと考
えられるようになっている︒
﹁五人組帳﹂は農民の守るべき事柄を記した﹁前書﹂部分と︑
それらを遵守する旨を誓約した組合員の連名・連印部分から
成っている︒前書部分は一種の法令集であり︑名主が定期的
に村民に読み聞かせたり︑あるいは寺子屋の教材として用い
られたりして︑その浸透が図られた︒条文数は十数箇条のも
のから百箇条を越えるものまであり︑内容も地域により時代
により様々である︒毎年二通作成され︑一通は領主に提出し︑
一通は村役人が保存した︒(吉川弘文館﹃国史大辞典﹄(以下﹃国
史﹄とだけ記す)第五巻﹁五人組﹂︑﹁五人組帳﹂)
間 鋪 事
附 縦 初 之 も の 二 も 証 文 取 引 可 申 事
︻資料1︼(表 紙 ) 天 保 十 三 年
武 蔵 国 多 摩 郡 丹 木 村 五 人 組 改 帳 寅 三 月 吉 日 ︑ 御 支 配 人 添 役 衆 中 惣 而 御 家 中 之 衆 迄 名 主 百 姓 二 対 依 枯 贔
屓 御 座 候 歎 又 者 少 茂 非 分 成 儀 御 座 候 ハ ・ 無 遠 慮 可 申 上 事
︑ 諸 役 入 用 之 儀 毎 年 一 村 江 入 用 帳 弐 冊 宛 御 支 配 人 6 相 印 被
成 御 渡 候 間 諸 役 入 用 之 品 々 当 座 明 細 二 附 置 名 主 年 寄 百 姓
印 形 い た し 名 主 方 江 壱 冊 百 姓 方 江 壱 冊 差 置 年 限 り 二 勘 定 極 た が ひ 二 無 出 入 様 二 可 仕 事
(3)
一︑
差 上 申 一 札 之 事
兼 而 被 仰 出 候 通 大 小 之 百 姓 五 人 組 を 極 置 何 事 二 よ ら す
五 人 組 之 内 二 而 御 法 度 相 背 候 儀 ハ 不 及 申 上 悪 事 仕 候 者 有 之 候 ハ ・ 其 組 6 早 速 可 申 上 候 若 隠 置 脇 6 申 出 候 ハ ・ 其 も
の ニ ハ 品 二 寄 御 褒 美 被 下 五 人 組 之 者 名 主 と も 二 曲 事 二 可 被 仰 付 旨 奉 畏 候 悪 事 仕 候 者 申 上 候 ハ ・ 自 然 同 類 親 類 縁
者 杯 後 日 二 あ た を な す へ き と 気 遣 二 存 候 ハ ・ 隠 密 二 御 注
進 可 申 上 候 由 是 又 奉 畏 候 諸 事 致 吟 味 聞 出 次 第 御 注 進 可 申 上 候 な ら ひ 二 脇 百 姓 家 抱 前 地 店 之 者 共 二 五 人 組 を 極 判 形
取 置 可 申 候 若 五 人 組 二 は つ れ 申 候 も の 御 座 候 ハ ・ 名 主 組 頭 曲 事 可 被
仰 付 候 事
︑御年貢之儀一件者不及申惣而金銀米銭手形なしこ取引仕
︑ 名 主 百 姓 印 形 之 儀 自 分 二 而 替 申 問 敷 候 若 取 落 候 歎 又 者 替
候 ハ て 者 不 叶 儀 候 ハ ・ 名 主 者 改 候 印 鑑 差 出 御 役 所 江 訴 御 帳 二 付 年 寄 井 百 姓 者 名 主 二 為 見 候 而 名 主 方 二 而 帳 付 其 印
形 用 可 申 候 井 印 形 仕 候 儀 其 身 差 合 不 罷 出 節 者 親 子 兄 弟 之
外 む さ と 判 を 預 ケ 遣 申 間 鋪 候 事
︑ 堤 川 除 井 堀 御 普 請 仕 候 人 足 賃 銀 井 御 扶 持 方 杯 被 下 候 通 当
座 二 小 百 姓 江 割 渡 帳 面 江 印 形 取 置 可 申 候 惣 而 御 公 儀 様 6 被 下 候 賃 銀 御 扶 持 方 之 儀 諸 色 納 物 之 替 り 継 合 勘 定 仕 間
鋪 事
︑ 御 年 貢 皆 済 不 仕 巳 前 他 所 江 米 出 し 申 間 敷 候 若 能 米 を 売 替
悪 米 を 御 年 貢 二 納 申 候 ハ ・ 当 人 者 不 及 申 名 主 五 人 組 ま で
何 様 之 曲 事 二 も 可 被 仰 付 候 井 御 年 貢 御 蔵 入 い た し 候 刻
何 分 粉 米 無 之 様 二 致 シ 米 持 縄 俵 持 迄 諸 事 御 定 之 通 入 念 郷 蔵 二 詰 置 御 差 図 次 第 納 可 申 候 勿 論 御 蔵 入 之 時 分 御 支 配 人
6 被 成 御 渡 候 庭 帳 二 附 置 納 主 銘 々 判 形 致 置 可 申 候 事
︑ 御 年 貢 穀 物 升 取 之 儀 郷 中 相 談 二 而 御 法 度 之 こ と く 升 目 之 か ね ヲ 払 斗 立 三 斗 七 升 入 二 納 可 申 候 江 戸 御 蔵 江 納 候 儀 村
中 相 談 仕 才 料 を 附 一 村 限 二 納 可 申 候 船 二 而 越 候 ハ ・ 縦 大
郷 二 候 共 一 艘 二 積 申 間 敷 候 隣 郷 と 寄 合 積 合 相 廻 し 可 申 候 若 路 次 二 而 御 米 紛 失 申 候 歎 如 何 様 之 事 二 而 減 米 立 申 候 共
百 姓 共 弁 可 申 候 勿 論 余 り 米 御 座 候 ハ ・ 百 姓 納 之 俵 数 を 以 銘 々 割 取 可 申 候 若 余 り 米 有 之 節 渡 切 こ い た し 請 取 候 者 之
徳 用 い た し 候 儀 堅 無 用 可 仕 候 事
︑御年貢御割付惣百姓寄合拝見仕其年々之損毛引方共明鏡
二割をいたし則御割之裏二惣百姓判形可仕候自己名主壱
人二而割をいたし候ハ・当座二可申上事
︑ 年 々 御 年 貢 納 割 仕 候 節 名 主 年 寄 惣 百 姓 寄 合 御 割 付 之 表 を
以 勘 定 相 違 無 之 様 割 を い た し 勿 論 反 歩 米 永 之 員 数 委 細 二
記 し 名 主 方 6 皆 済 手 形 押 切 判 形 い た し 百 姓 方 江 銘 々 相 渡 可 申 候 事
︑ 郷 中 二 有 之 郷 蔵 二 御 米 詰 置 候 内 郷 中 之 も の 預 り 昼 夜 番 仕
候 上 者 盗 人 又 者 御 米 ふ け 候 歎 不 依 何 事 損 米 御 座 候 共 急 度 弁 差 上 可 申 候 井 御 用 之 置 米 郷 蔵 6 出 申 候 節 御 急 二 候 共 名 主 壱 人 二 而 郷 蔵 戸 前 封 を 切 自 由 二 取 出 し 申 問 敷 候 組 頭 年 寄 百 姓 立 会 封 を 切 御 用 之 員 数 取 出 し 勿 論 右 之 者 共 立 会 相
封 い た し 置 可 申 候 自 然 郷 蔵 近 所 二 火 事 出 来 申 候 ハ ・ 村 中 者 不 及 申 隣 郷 迄 男 女 二 よ ら す 欠 付 郷 蔵 を 防 可 申 候 尤 難 相
防 趣 二 候 ハ ・ 早 速 御 米 取 出 し 可 申 候 若 御 米 致 焼 失 候 ハ ・
御 吟 味 之 上 弁 納 可 被 仰 付 候 事
︑ 御 支 配 人 井 添 役 衆 惣 而 御 家 中 之 衆 中 下 々 迄 何 二 而 茂 音 物 一 切 仕 問 敷 候 若 音 物 之 儀 二 付 金 銀 米 銭 者 不 及 申 二 よ ら す
名 主 方 6 百 姓 共 江 割 掛 出 し 申 候 共 一 切 出 し 申 間 鋪 候 達 而 出 し 候 得 と 申 候 ハ ・ 其 段 書 付 御 役 所 之 筒 江 上 ケ 可 申 候 若
内 証 二 而 音 物 い た し 脇 6 相 知 レ 候 ハ ・ 何 様 之 曲 事 二 も 可
被 仰 付 候 事 附 惣 而 御 役 人 中 6 郷 中 借 し 物 借 り 物 押 売 押 買 又 ハ む た ひ 成 義 御 座 候 ハ ・ 是 又 早 速 書 付 御 筒 江 上 ケ 可 申 候 事
︑ 御 用 二 付 御 支 配 人 添 役 衆 其 外 御 家 中 衆 郷 中 江 御 越 候 節 内
使 井 賄 之 儀 所 二 有 之 軽 野 菜 薪 油 を 出 し 其 外 何 二 而 も 一 切
出 不 申 馳 走 ケ 間 敷 儀 堅 仕 間 敷 候 事
︑ 在 々 所 々 悪 党 も の 有 之 時 分 者 鳴 を 立 可 申 候 其 時 者 先 々 之
村 々 6 も 出 合 召 か ら め 候 も の 御 褒 美 可 被 下 候 由 得 其 意 奉 畏 候 若 郷 中 二 而 不 出 合 者 者 曲 事 可 被 仰 付 候 郷 中 江 不 審
成 者 参 候 鰍 悪 党 も の 堂 社 山 林 二 か ら ま り 居 ヲ 見 出 し 候
ハ ・ 名 主 井 郷 中 之 も の 相 談 之 上 捕 取 候 而 御 注 進 可 申 上 候
(5}
然 上 者 品 二 寄 江 戸 江 召 連 候 刻 旅 路 二 而 入 用 御 奉 行 所 江 罷 出 候 迄 諸 事 入 用 百 姓 不 致 迷 惑 様 従
御 公 儀 様 可 被 下 之 由 奉 得 其 意 候 自 然 捕 申 儀 不 罷 成 候 ハ ・ 何 方 迄 茂 相 し た ひ 落 着 所 江 断 之 か ら め 捕 候 様 二 可 仕 候 若
見 逃 し 聞 の か し 欠 落 為 致 候 ハ ・ 後 日 御 聞 出 候 と も 急 度 御 答 可 被 遊 旨 是 亦 奉 畏 候 井 百 姓 ハ 不 及 申 出 家 山 伏 行 人 虚 無
僧 鉦 た た き 稼 多 乞 食 非 人 等 盗 人 之 宿 を 仕 又 者 同 類 も 可 有
之 間 常 々 詮 義 い た し 怪 敷 儀 も 有 之 候 ハ ・ 可 申 上 候 事
︑ 在 々 所 々 名 主 百 姓 之 所 江 盗 人 入 候 ハ ・ 雑 物 委 細 こ 書 付 早 速 注 進 可 申 上 候 縦 雑 物 不 盗 取 候 共 其 所 申 上 御 帳 二 付 可 申
候 勿 論 無 心 元 も の 有 之 候 ハ ・ 親 類 縁 者 好 身 之 者 二 候 共 無 遠 慮 可 申 上 候 事
︑ 盗 人 之 届 又 者 被 盗 候 雑 物 見 出 し 其 届 有 之 候 ハ ・ 名 主 五 人 組 立 会 詮 儀 仕 可 申 上 候 縦 如 何 様 之 軽 も の 申 来 候 共 疎 略 仕
間 敷 候 若 致 油 断 其 盗 人 欠 落 為 致 候 歎 断 之 雑 物 紛 失 い た し 候 ハ ・ 其 者 者 不 申 及 名 主 五 人 組 曲 事 可 被 仰 付 候 事
︑ 致 欠 落 候 者 有 之 ハ 早 速 可 注 進 候 且 又 男 女 二 よ ら す 欠 落 者 郷 中 江 参 候 ハ ・ 押 置 早 速 可 申 上 候 猶 以 先 々 6 構 有 之 由 届
有 之 者 者 早 速 寄 合 詮 義 致 し 申 上 得 下 知 可 申 候 惣 而 怪 敷 者 者 不 及 申 壱 人 も の に 一 夜 之 宿 も 借 申 間 敷 候 親 類 縁 者 好 身
之 も の 他 所 6 浪 人 致 し 参 り 候 ハ ・ 何 之 障 茂 な く 不 苦 も の 者 名 主 井 年 寄 五 人 組 寄 合 致 穿 墾 髄 成 証 文 手 形 取 之 差 出 可 申 候 事
︑ 行 衛 不 知 者 一 夜 之 宿 茂 不 可 仕 之 旨 前 々 被 仰 出 候 通 堅 可
相 守 惣 而 人 宿 之 儀 何 者 二 不 限 往 来 手 形 見 届 若 往 来 手 形 不 致 所 持 者 者 國 所 委 細 聞 届 怪 敷 様 子 茂 無 之 候 者 五 人 組 江 相 断 候 上 可 為 致 一 宿 縦 親 類 縁 者 た り と も 逗 留 致 候 ハ ・ 其 訳
名 主 五 人 組 江 相 断 髄 成 者 に て 無 拠 訳 有 之 為 致 逗 留 不 叶 子
細 有 之 は 名 主 年 寄 之 可 任 了 簡 壱 人 旅 人 二 而 往 来 手 形 所 持 致 さ る 者 二 宿 貸 申 間 敷 事
︑ 手 負 之 者 他 所 6 参 り 候 儀 者 不 及 申 郷 中 二 而 手 負 候 も の 有
之 候 ハ ・ 当 座 二 可 申 上 候 井 郷 中 二 而 行 倒 相 果 候 者 有 之 候
ハ ・ 是 又 御 訴 可 申 上 候 勿 論 行 倒 相 煩 候 者 有 之 候 ハ ・ 乞 食 非 人 二 不 限 其 も の 名 井 親 類 国 所 宿 等 承 り 届 看 病 い た し 置
早 速 御 訴 可 申 上 候 尤 相 果 候 共 其 旨 早 々 可 申 上 事
︑何ものこよらす人をあやめ立退候者有之節所之者井隣郷
之もの共出合留置早速御注進可申上候若切払逃候ハ・
先々之郷中6も出合何方迄も付したひ落着所江渡し可申
候理不尽二打殺し申問敷候事
︑ 田 畑 壱 歩 之 所 も 荒 し 申 間 敷 候 若 作 り 面 之 所 余 り 候 ハ ・ 毎 年 正 月 中 二 可 申 上 候 無 其 儀 荒 し 申 候 ハ ・ 根 取 之 通 り 御 年
貢 差 上 可 申 候 其 上 曲 事 二 可 被 仰 付 候 但 壱 人 身 之 百 姓 煩
二 無 紛 耕 作 不 罷 成 候 節 者 五 人 組 者 不 及 申 一 村 之 も の 共 寄
合 田 畑 仕 付 収 納 仕 候 様 相 互 二 助 合 可 申 事
︑ 田 畑 永 代 売 買 之 義 兼 而 御 法 度 被
買 一 切 仕 間 敷 候 事 仰 付 候 通 堅 相 守 永 代 売
︑ 田 地 屋 敷 年 季 を 定 質 物 二 入 金 銀 預 り 候 ハ ・ 名 主 五 人 組 加 判 之 証 文 取 之 所 持 可 申 候 勿 論 年 季 者 拾 ケ 年 を 限 り 永 年 季
二 書 入 申 間 敷 候 田 地 質 物 差 入 候 儀 双 方 合 点 い た し 候 而 可 将 明 儀 を 名 主 五 人 組 私 曲 を 構 証 文 二 加 判 不 仕 相 滞 迷 惑 仕
候 ハ ・ 其 段 可 申 上 候 名 主 五 人 組 無 加 判 相 対 二 而 証 文 仕 候 ハ ・ 双 方 曲 事 二 可 被 仰 付 候 事
︑ 小 百 姓 退 転 い た し 候 跡 之 田 地 を 持 添 二 致 候 事 御 法 度 之 旨
年 来 被 仰 付 候 通 奉 得 其 意 候 前 々 6 百 姓 壱 軒 分 之 跡 者 死
失 致 し 候 共 百 姓 を 仕 付 壱 軒 之 跡 を 立 可 申 候 郷 中 之 計 ら ひ 二 不 相 成 候 ハ ・ 家 屋 敷 田 地 共 二 書 立 訴 之 御 差 図 ヲ 受 可 申
候 無 其 儀 家 を こ わ し 取 或 者 四 壁 之 竹 木 を 切 差 或 者 其 も の 之 田 地 持 添 こ い た し 一 軒 分 之 百 姓 跡 を 潰 し 候 ハ ・ 何 様 之
曲 事 二 も 可 被 仰 付 候 相 背 申 も の 御 座 候 ハ ・ 五 人 組 之 内
よ り 早 速 可 申 上 候 事
一︑古畑二多葉粉作り申間鋪候事
︑ 御 朱 印 御 伝 馬 井 人 足 之 義 少 茂 無 滞 急 度 相 立 可 申 候 惣 而 馬
継 之 宿 々 者 従 御 公 儀 様 諸 事 被 仰 付 候 御 法 度 之 趣 相 守 御 定 之 人 馬 退 転 無 之 様 仲 間 二 而 吟 味 仕 人 馬 無 遅 滞 相 立 可 申 候 往 還 之 衆 昼 夜 二 不 限 泊 之 節 或 者 旅 篭 或 者 木 銭 二 而 茂
宿 借 し 候 上 ハ 少 茂 手 支 不 申 候 様 走 廻 り 駄 賃 木 銭 御 定 之 外
増 銭 取 申 間 敷 候 勿 論 往 還 之 衆 江 馬 士 共 慮 外 不 仕 候 様 常 々 可 申 附 事 附 御 家 中 衆 御 用 二 而 在 々 御 通 之 節 御 役 人 衆 之 手 形 を 以
人 馬 相 立 可 申 候 無 其 義 自 分 之 断 二 而 者 壱 疋 壱 人 も 立 申
間 敷 候 事
︑ 御 公 儀 様 御 用 之 儀 何 方 6 申 来 候 共 宿 々 者 不 及 申 何 れ 之
村 々 二 而 茂 た と ひ 刻 付 無 之 候 共 遅 滞 仕 問 敷 候 勿 論 急 之 配
府 杯 先 々 江 遅 々 相 届 日 付 刻 付 違 ひ 候 ハ ・ 持 送 り 之 者 ハ 不
及 申 名 主 年 寄 百 姓 曲 事 可 被 仰 付 事
︑ 所 々 御 立 山 二 而 竹 木 伐 取 申 間 敷 旨 被 仰 渡 奉 畏 候 若 相 背 狽
之 も の 有 之 候 ハ ・ 其 も の ハ 不 及 申 名 主 年 寄 百 姓 迄 何 様 之
曲 事 こ も 可 被 仰 付 候 惣 而 郷 中 二 有 来 古 木 な ら ひ 二 従
御 公 儀 様 被 仰 付 候 苗 木 等 二 至 迄 伐 取 申 候 ハ ・ 御 詮 議 之 上 何 様 之 曲 事 こ も 可 被 仰 付 候 事
︑ 自 分 之 居 山 林 又 者 四 壁 之 内 二 而 も 大 木 我 儘 二 伐 取 申 問 敷
候 自 然 伐 候 ハ 而 不 叶 儀 有 之 候 ハ ・ 其 品 申 上 御 差 図 ヲ 受 伐 可 申 候 勿 論 小 木 二 而 も 狼 二 伐 荒 し 申 間 敷 候 事
︑ 村 々 請 取 二 而 作 来 候 道 橋 毎 度 御 触 無 之 候 而 も 入 念 作 可 申
C 7
候 就 中 従 御 公 儀 様 御 掛 被 成 候 板 橋 大 小 と も 塵 芥 無 之 様 常 々 掃 除 可 仕 候 若 道 橋 麓 末 成 所 者 其 請 取 場 所 之 名 主 百 姓
可 被 遊 御 答 事
︑ 溜 井 者 不 及 申 或 者 用 水 堀 土 手 惣 而 水 御 溜 置 候 場 所 切 落 掛
引 自 分 二 仕 問 敷 候 若 水 落 候 ハ 而 不 叶 所 者 御 訴 申 上 得 御 差 図 水 落 候 而 跡 丈 夫 二 築 留 可 申 候 事
︑ 落 杁 掛 杁 前 々 之 こ と く 受 取 之 村 々 6 萱 芝 土 俵 無 油 断 寄 置
自 然 出 水 之 節 杁 戸 前 立 明 念 ヲ 入 可 仕 候 不 念 い た し 押 き ら せ 候 欺 戸 立 明 延 引 致 し 耕 作 損 毛 為 致 候 ハ ・ 郷 中 何 様 之 曲
事 こ も 可 被 仰 付 候 且 又 落 井 堀 掛 ケ 井 堀 江 受 さ せ す 或 者 魚 を か へ 取 候 連 井 堀 を 築 留 用 水 之 障 二 成 候 儀 致 候 ハ ・ 曲
事 可 被 仰 付 候 事
︑
付候事
掛 ケ 井 堀 落 井 堀 井 通 を せ は め 田 畑 を 仕 出 し 作 毛 仕 付 申 候
ハ ・ 当 人 者 不 及 申 名 主 五 人 組 迄 何 様 之 曲 事 二 も 可 被 仰
︑ 博 突 之 儀 堅 御 法 度 二 被 仰 付 奉 畏 候 其 外 何 二 而 茂 賭 之 諸
勝 負 一 切 仕 間 敷 候 若 相 背 候 者 有 之 候 ハ ・ 当 人 者 不 及 申 宿
井 名 主 年 寄 五 人 組 迄 何 様 之 曲 事 二 も 可 被 仰 付 候 事
︑村中火事出来申候ハ・郷中之者火消道具を持欠付精を出
し消可申候若不出合もの有之候ハ・御穿馨之上曲事二可
被 仰 付 候 事
︑ 地 借 店 借 出 店 衆 前 地 之 者 差 置 候 ハ ・ 入 念 請 人 を 立 証 文 を
取 差 置 可 申 候 無 其 儀 差 置 候 も の 悪 事 仕 候 ハ ・ 地 主 家 主 之
儀 者 不 及 申 五 人 組 共 曲 事 可 被 仰 付 候 事
︑男女奉公人之請二狼二立申間敷候若立候ハ而不叶子細候
ハ・其者之国所親類等参り届下請を取請人二立可申候無
下請狸二相立候ハ・何様之曲事二も可被仰付候事
︑ 諸 浪 人 抱 置 候 儀 親 類 縁 者 又 ハ 答 さ る も の こ 候 ハ ・ 其 品 名 主 年 寄 五 人 組 江 申 聞 合 点 之 上 証 人 を 立 手 形 取 之 早 速 可 申
上 御 役 所 御 帳 二 付 差 置 可 申 候 勿 論 他 所 江 宿 替 申 候 ハ ・ 其
段 申 上 御 帳 を 消 可 申 候 無 其 儀 宿 仕 候 ハ ・ 何 様 之 曲 事 こ も 可 被 仰 付 候 事
︑ 御 鷹 場 二 而 鷹 遣 候 衆 有 之 候 ハ ・ 相 改 何 方 迄 も 附 し た ひ 宿 聞 届 御 鳥 見 衆 江 御 注 進 仕 勿 論 其 訳 早 速 可 申 上 候 縦 御 餌 差
衆 二 候 共 御 法 度 之 鳥 を 取 被 申 候 ハ ・ 留 置 御 注 進 可 申 上 候 事
︑在々ともに遊女之類御法度被仰付候通堅相守差置申間
敷候若相背もの有之候ハ・見出し聞出し早速可申上由奉
畏候自然隠置脇6露顕仕候ハ・其ものハ不及申家主五人
組とも何様之曲事こも可被仰付候事
(8)
︑ 緒 紬 之 尺 者 壱 反 二 付 大 工 か ね こ 而 長 三 丈 四 尺 幅 壱 尺 四 寸
二 可 仕 候 布 木 綿 者 壱 反 二 付 長 三 丈 四 尺 幅 壱 尺 三 寸 二 可 仕
候 右 寸 尺 6 不 足 二 織 出 し 申 問 敷 事
︑ き り し た ん 宗 門 御 制 禁 之 儀 御 高 札 之 面 急 度 相 守 可 申 候 自
然 不 審 成 す ・ め い た し 候 僧 俗 有 之 候 ハ ・ 郷 中 之 儀 者 不 及 申 他 所 6 参 候 共 搦 置 可 申 上 候 若 隠 置 申 候 ハ ・ 郷 中 之 も の
不 残 曲 事 可 被 仰 付 候 常 々 被 仰 付 候 御 法 度 之 趣 無 油 断 吟 味 可 仕 候 惣 而 宗 門 之 儀 店 借 出 店 衆 前 地 之 者 召 仕 等 迄 寺
請 状 を 取 置 入 念 吟 味 可 仕 事
一︑
耕 作 商 売 も 不 致 又 者 遠 国 江 切 々 罷 越 候 者 井 博 変 其 外 賭 之
諸 勝 負 を 好 不 似 合 衣 類 着 し 不 審 多 も の 於 有 之 者 早 速 可 申 上 候 若 隠 置 彼 も の 悪 事 を な し 脇 6 顕 二 お ゐ て ハ 其 者 共 親
子 兄 弟 之 儀 者 不 及 申 上 名 主 五 人 組 迄 御 穿 墾 之 上 科 之 軽 重
二 随 ひ 御 各 可 被 仰 付 候 惣 而 一 夜 泊 り 二 他 所 江 相 越 候 と も 其 行 所 井 用 事 之 子 細 名 主 五 人 組 江 相 断 可 罷 越 事
附 盗 人 之 訴 人 二 者 其 同 類 参 後 日 二 あ た を な す 二 付 気 遣 致 し 不 罷 出 候 由 其 聞 江 向 後 者 御 役 所 之 筒 江 密 之 書 附 可
差 上 候 あ た を 不 成 様 可 被 仰 付 旨 奉 畏 候 事
︑在々物騒ケ敷節者詰り能所々番屋を建置夜番をいたし其
郷中ハ勿論隣郷6盗人見出し声を立るこおひてハ早速出
合捕置候様二名主百姓申合常々心掛ケ油断仕間敷事 ︑此以前6鉄鉋御免之所者格別其外在々所々こおゐて鉄鉋
不可所持自然相背無益之殺生致し昼夜を不限山野二住も
の於有之ハ可申出候たとへ同類たりといふとも其科を免
し御褒美可被下候隠し置他所6顕二おゐてハ御穿繋之上
曲事二可被仰付事
︑ 在 々 所 々 二 お ゐ て 馬 盗 人 有 之 間 不 限 昼 夜 不 審 成 者 馬 ヲ 牽
通 二 付 而 者 其 落 着 所 迄 村 次 二 送 り 届 其 住 所 之 名 主 五 人 組 江 髄 二 申 断 其 断 御 訴 可 申 上 事
附 髄 成 口 入 な く し て 馬 売 買 仕 間 鋪 事
︑ 名 主 百 姓 田 畑 持 候 大 積 り 名 主 弐 拾 石 以 上 百 姓 拾 石 以 上 夫 よ り 内 持 候 者 者 石 高 狼 二 分 ケ 申 間 敷 旨 被 仰 渡 奉 畏 候 若
相 背 申 候 ハ ・ 何 様 之 曲 事 こ も 可 被 仰 付 候 事
︑ 御 朱 印 之 寺 社 領 田 畑 屋 敷 質 物 二 書 入 候 共 取 申 問 鋪 候 縦 証
文 髄 二 有 之 候 油 も 御 朱 印 之 寺 社 領 田 畑 屋 敷 者 外 江 取 候 儀 難 成 問 質 物 二 一 切 取 申 間 鋪 候 此 段 相 守 可 申 旨 被 仰 渡 奉
畏 候 若 相 背 申 候 ハ ・ 如 何 様 之 曲 事 こ も 可 被 仰 付 候 事
︑耕作常々精出し作之間者男女ともに相応之稼いたし可申
候若作二不精二而徒二暮し候もの於有之者五人組之内二
而互二吟味いたし異見可申候不用者有之候ハ・名主方江
早々相断弥名主為申聞其上二而も承引不致候ハ・御役所
江 可 申 上 候 若 隠 し 置 候 ハ ・ 名 主 年 寄 五 人 組 と も 曲 事 可 被 仰 付 事
︑ 祭 礼 法 事 弥 軽 可 執 行 之 惣 而 寺 社 山 伏 法 衣 装 束 等 万 端 軽 可
仕 事 ︑ 百 姓 井 子 供 初 諸 親 類 之 内 軽 侍 奉 公 二 出 其 後 在 所 江 引 込 候
而 も 其 儘 刀 差 候 儀 仕 問 敷 候 旨 被 仰 渡 奉 畏 候 在 所 江 帰 り 罷 在 候 節 者 屋 敷 方 6 少 々 之 合 力 取 候 共 刀 差 申 間 敷 候 若
密 々 二 刀 差 申 候 ハ ・ 曲 事 可 被 仰 付 候 事
︑ 町 人 舞 之 猿 楽 者 縦 難 為 御 扶 持 人 帯 刀 不 申 旨 被
候 事 仰 渡 奉 畏 ︑ 有 来 之 外 新 規 二 在 々 二 而 小 き ほ こ ら 或 者 仏 像 建 立 堅 仕 問
鋪 旨 被 仰 渡 奉 畏 候 事
(9)
︑ 百 姓 町 人 衣 服 絹 紬 木 綿 麻 布 此 内 を 以 分 限 二 応 し 妻 子 共 二
着 用 此 外 無 用 二 可 仕 旨 被 仰 渡 奉 畏 候 事
附 惣 而 下 女 布 木 綿 着 之 帯 同 前 之 事
︑ 御 用 達 候 諸 町 人 挑 燈 或 者 通 箱 長 持 等 二 御 紋 付 来 候 儀 相 止
メ 御 用 と 申 字 を 書 付 御 紋 を 付 間 敷 旨 被 仰 付 候 間 在 々 二 而 も 其 旨 可 相 心 得 旨 奉 畏 候 事 ︑ 百 姓 共 井 子 供 耕 作 不 精 二 い た し 遊 事 二 懸 り 不 似 合 風 俗 を
学 び 候 儀 堅 仕 問 敷 旨 被 仰 渡 奉 畏 候 事
︑ 関 東 筋 川 船 之 儀 川 船 御 役 所 二 而 極 印 請 候 筈 之 処 極 印 請 後
れ 候 船 有 之 不 届 二 候 間 弥 以 川 船 之 分 極 印 受 可 申 旨 被 仰
渡 奉 畏 候 若 極 印 不 請 船 有 之 候 ハ ・ 持 主 井 名 主 年 寄 と も 曲 事 二 可 被 仰 付 候 事
︑ 諸 事 拝 借 仕 候 者 自 分 之 手 廻 し こ 商 人 又 者 武 士 方 出 家 二 不
限 方 々 江 借 置 候 手 形 拝 借 金 或 者 上 納 金 之 由 書 入 之 候 右 之 通 文 言 書 入 申 間 敷 候 若 上 納 拝 借 金 之 由 書 入 脇 6 取 置 候 手
形 有 之 候 ハ ・ 曲 事 可 被 仰 付 旨 奉 畏 候 事
︑ 質 地 取 候 も の 年 貢 不 出 之 質 地 二 遣 置 候 無 田 地 之 者 方 よ り
年 貢 役 等 勤 候 も の 有 之 由 相 聞 不 届 之 至 り 候 右 之 趣 急 度 可 相 守 旨 被 仰 付 奉 畏 候 事 ︑ 人 売 買 之 儀 堅 御 法 度 之 旨 被 仰 渡 奉 畏 候 事
一︑
在 々 江 役 人 之 由 申 偽 り 俳 徊 い た し ね た り ケ 間 敷 儀 申 者 有 之 候 ハ ・ 押 置 早 速 御 注 進 可 申 上 候 若 隠 置 候 ハ ・ 名 主 年 寄
曲 事 二 可 被 仰 付 候 事
︑在々二而質屋古着屋とも之儀質物取候ハ・置主証人吟味
いたし印形為致質物取可申候若し吟味不致盗もの質物二