• 検索結果がありません。

宇宙地球科学1 2013/04/30

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "宇宙地球科学1 2013/04/30"

Copied!
18
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

宇宙地球科学 1 2013/04/30

林田 清

http://wwwxray.ess.sci.osaka-u.ac.jp/~hayasida/

の下の“授業”に資料あり

CLE

にも同じ資料を置く予定

(2)

宿題 (2013/4/23; 次回授業 4/30 まで )

地球の公転軌道の位置の単位面積に太陽からや ってくる光のエネルギー(フラックス)は

1.4kW/m 2

である。太陽と地球の距離を

1

5

千万

km

として、

太陽の絶対光度を

J/s

の単位で求めよ。また太陽 の質量

2.0x10 30 kg

1

割が核融合反応の燃料と して使用されると仮定して、太陽の寿命を概算せ よ。核融合反応の質量

-

エネルギー変換効率は

0.7%

とする。

4/30

の授業時間中に提出すること。

A4orB5

の1枚、名前と学生番号をかくこと

*)

ここで、太陽の絶対光度とは、太陽の表面全体から単位 時間あたり放射されるエネルギーの総量をさしています

(3)

宿題前半 (2013/4/23; 4/30 授業まで )

地球の公転軌道の位置の単位面積に太陽からやってくる光の エネルギー(フラックス)は

1.4kW/m

2である。太陽と地球の距離

1

5

千万

km

として、太陽の絶対光度を

J/s

の単位で求めよ。

解答例: 太陽を中心として半径

d=1

5

千万

km

の球の 表面積は

4 π d 2 =2.83x10 23 m 2

1m 2

あたり、

1

秒あたり

1.4kJ

のエネルギーが通過するわけだから、太陽から単

位時間あたりに出ている光のエネルギーは

1.4x10 3 x2.83x10 23

=4.0x10 26 J/s

1.4x10 3 x2.8x10 23 =3.9x10 26 J/s

でも

OK

(4)

宿題後半

(2013/4/23; 4/30

授業まで

)

また太陽の質量2.0x1030

kgの1割が核融合反応の燃料として

使用されると仮定して、太陽の寿命を概算せよ。核融合反応の 質量

-

エネルギー変換効率は

0.7%

とする。

解答例

: 2.0x10 30 kg

の質量1割の

0.7%

がエネルギーに 変換されるとすると、放出されるエネルギーの総量は

2.0x10 30 x0.1x0.007x(3.0x10 8 ) 2 =1.26x10 44 J

単位時間あたりの放出エネルギーは

4.0x10 26 J/s

寿命は

1.26x10 44 /4.0x10 26 =3.15x10 17 s

。1年は

3.15x10 7 s

なので、

1.0x10 10 y

。すなわち

100

億年。

(5)

核融合反応

 1kg

H

あたり

6.3x10

14

J (

水素の燃焼の

450

万倍のエネルギー)

核融合反応がエネルギー源であれば、太陽の寿命は

1000

億年

より詳しい計算では約100億年

表面付近の組成

H70%,He28%

中心付近の組成(推定)H

35%

、He

63%

原子核同士はクーロン力の反発により一般には融合しない。

太陽中心部の密度150g/cc,温度1500万度の状態では核融合現象がおきる。

1 4

1 1

4

1 4

2

4 2

( ) 1.0079( ) ( ) 4.0026( )

( ) 0.0005

4 ( ) ( ) 2 ( ) 0.0280 H He e

H m H amu

m He amu

m e

m m H m He m e mc

+

+

+

→ +

=

=

=

∆ = − − =

の質量

質量欠損

に相当するエネルギーを発熱する(cは光速)

amu

:原子質量単位

1amu=1.66x10

-27

kg

エネルギーと質量の等価原理

+

1

H

陽子

+ +

4

He

中性子

(6)

原子核の結合エネルギー

http://mext-atm.jst.go.jp/atomica/owa/fig?opt=1&term_no=08-01-03-13&fig_path=/images/08/08-01-03-13/02.gif より

(7)

元素の存在量とその起源

宇宙初期につくられたのは、ほ ぼ水素とヘリウム(少量の

Li,Be)

だけ

 α

過程:星の内部で

He

の原子核 がいくつか集合した原子核がつ くられていく反応

 r

過程:(超新星爆発の際に)

Fe

の光分解反応で生じた中性子

Fe

等の元素が吸収してどん どん重い元素になっていく反応

http://www.chem.sci.toho-

u.ac.jp/labopage/ichem/takahasi/elements/ele ment_table.html#cosmic

より (東邦大学理学部)

人間の体が炭素などからなるのは何を意味するか?

地球上にウランなど元素が存在するのは何を意味するか?

(8)

地球、人体の元素組成(重量比)

http://itl.chem.ufl.edu/2045/lectures/lec_1.htmlより

(9)

恒星のスペクトル型

裳華房 宇宙スペクトル博物館

http://www.shokabo.co.jp/sp_opt/star/list/csp.htm

より

温度高い 青白い

温度低い 赤い

(10)

Hertzsprung-Russel diagram (HR

図)

http://observe.arc.nasa.gov/nasa/space/

stellardeath/stellardeath_1ai2.html

より

http://imagine.gsfc.nasa.gov/docs/teache

rs/lifecycles/LC_main_p8.html

より

主系列星

白色矮星

巨星 超巨星

絶対等級

温度

スペクトル型

絶対光度

(11)

黒体輻射

2 5

4

6

( )

8 1

exp( / ) 1

( )

2.89 10 ( deg)

λ

π

λ λ

λ

σ σ

λ

= −

=

= × 

peak

B T hc

ch k T k

B T T

T nm

プランク関数

はボルツマン定数

について積分した強度

はステファン・ボルツ マン定数

ウィーンの変位則

温度が高いほど波長が短い

温度が高いほど光の強度が強い 黒体輻射のスペクトル

10-10 10-6 10-2 102 106 1010 1014

10-2 10-1 100 101 102 103 104 105 黒体輻射

T=30K T=300K T=3000K T=30000K

波長(µm)

(12)

恒星の寿命(主系列にとどまっている時間)

中心部で水素

->

ヘリウムへの核融合反応が継続している状態~主 系列星

質量が大きい星ほど寿命が短い。

質量

/

光度が寿命の目安

大質量星は中心温度が高い。 核反応の極端な温度依存性が高い光 度をつくっている。

質量

(M

)

中心温

(10

7

K)

絶対光

(L

)

寿命

(10

8

y)

表面温

(10

3

K)

中心密

(g/cm

3

)

半径

(R

)

10 3.1 4700 0.3 24 9.0 3.8

1 1.5 1 100 5.8 87 1

0.5 0.9 0.037 1800 3.8 85 0.4

教養のための天文講義、米山忠興著(丸善)

(13)

HR 図 星の進化

星の進化の 時間スケー ルを反映す る。

HR

図上 で混んでい るところに は滞在時間 が長い。

http://www.mhhe.com/physsci/astronomy/arny/instructor/graphics/ch13/1317.htmlより Explorations an Introduction to Astronomy Thomas T. Arny

Copyright ©2001 The McGraw-Hill Companies

(14)

赤色巨星後の進化

小質量星

(

太陽程度)と大質量星

(

例:

15

の太陽質量)の

HR

図上での進化

白色矮星になる 超新星爆発を起こす

http://www.mhhe.com/physsci/astronomy/arny/in

structor/graphics/ch13/1317.htmlより Explorations an Introduction to Astronomy Thomas T. Arny Copyright ©2001 The McGraw-Hill Companies

(15)

星の一生

http://galaxy.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/cd-rom/star/evolve/evolve+.htm

福江純氏作成

左から

Ehta Carina, SN1987A, Ring Nebula

提供STScI/NASA

(16)

星の進化のシミュレーション

(

アニメで紹介)

太陽

 http://rainman.astro.uiuc.edu/ddr/stellar/beginner .html

Sun (Evolution Tracks On)

太陽の

1-8

倍の質量の星

 http://rainman.astro.uiuc.edu/ddr/stellar/beginner .html

One to Eight Solar Mass (Tracks On)

太陽の

15

倍の質量の星

 http://rainman.astro.uiuc.edu/ddr/stellar/beginner .html

High Mass Star Death - Supernova

http://rainman.astro.uiuc.edu/ddr/stellar/index.html

より

(17)

恒星中心の核融合反応

(恒星内部での元素合成)

上表は教養のための天文学講義(米山著、丸善より)

どの元素合成まで起こるかは中心部の到達温度による。

太陽程度の質量の場合は

C,O

まで。それより重い元素はで きない。

より重い星では

Fe

までつくられる。(原子核の結合エネル ギーは

Fe

で最大)。 恒星内部での元素合成の到達点

たまねぎ状構造

原料 主な反応 主な生成

温度(K)

1H(陽子p) pp-chain, CNO-cycle

4He 107

2x107

4He (α粒子) 3α→12C

12C+α16O

12C

16O

108

12C 12C+12C→20Ne+α 20Ne 7x108

20Ne 20Ne+α→24Mg 24Mg 2x109

16O 16O+16O28Si+α 28Si 2x109

24Mg,28Si - 56Ni,56Fe 4x109

56Ni 56Ni+e-56Co

56Co+e-56Fe

56Fe -

(18)

元素の存在量とその起源

宇宙初期につくられたのは、ほ ぼ水素とヘリウム(少量の

Li,Be)

だけ

 α

過程:星の内部で

He

の原子核 がいくつか集合した原子核がつ くられていく反応

 r

過程:(超新星爆発の際に)

Fe

の光分解反応で生じた中性子

Fe

等の元素が吸収してどん どん重い元素になっていく反応

http://www.chem.sci.toho-

u.ac.jp/labopage/ichem/takahasi/elements/ele ment_table.html#cosmic

より (東邦大学理学部)

人間の体が炭素などからなるのは何を意味するか?

地球上にウランなど元素が存在するのは何を意味するか?

参照

関連したドキュメント

※ 硬化時 間につ いては 使用材 料によ って異 なるの で使用 材料の 特性を 十分熟 知する こと

最後に要望ですが、A 会員と B 会員は基本的にニーズが違うと思います。特に B 会 員は学童クラブと言われているところだと思うので、時間は

これはつまり十進法ではなく、一進法を用いて自然数を表記するということである。とは いえ数が大きくなると見にくくなるので、.. 0, 1,

子どもの学習従事時間を Fig.1 に示した。BL 期には学習への注意喚起が 2 回あり,強 化子があっても学習従事時間が 30

 映画「Time Sick」は主人公の高校生ら が、子どものころに比べ、時間があっという間

○齋藤第一部会長 もう一度確認なのですが、現存の施設は 1 時間当たり 60t の処理能力と いう理解でよろしいですよね。. 〇事業者