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(1)

- 1 -

厚生労働科学研究費補助金  医療機器開発推進研究事業 総括研究報告書

結紮を必要としない微細縫合糸の開発に関する前臨床試験

( H25- 医療機器 - 一般 -002 )

研究代表者: 小野  稔      東京大学医学部附属病院  心臓外科  教授

冠動脈バイパス手術(CABG)は、虚血性心疾患に対する治療として重要な位置を占めており、

本邦では年間約 2 万例行われている。本邦では、胸部正中切開での人工心肺を使用しない心拍 動下CABGが主流であるが、欧米では小切開下手術やロボット手術なども実施されている。し かし冠動脈やグラフト血管は小口径で、血管吻合には高度の技術を要するため、小切開下狭小ス ペースや内視鏡下でCABGを行うのは困難を極める。低侵襲手術の利点としては、手術侵襲を 軽減し日常生活への早期復帰を促進することが挙げられる。しかしながら技術的制約のために CABG では低侵襲手術が定着しにくい。われわれは、狭小スペースや内視鏡下での小口径血管 吻合を簡便にする目的で、新しい冠動脈末梢側吻合用デバイスを開発した。

  我々が開発したデバイスは、市販のポリプロピレン糸の自由端に小さなステンレス製の固定具 を圧着した単純な構造をしている。最大の利点は結紮を要さないことであり、連続吻合の後に固 定具に設けられた溝に糸を滑り込ませて、持針器で固定具をつまむと溝が圧着されて糸が固定さ れる。結節縫合のみならず、吻合の一部または全周にわたる連続縫合も可能で、結紮が困難 な心嚢深部における吻合、さらには内視鏡やロボット補助下の吻合も容易にする可能性を 有している。

  本研究では、デバイスの有効性、安全性をブタ冠動脈バイパスモデルによる長期埋め込み実験 より評価した。8頭の家畜ブタ(急性実験)および14頭のミニブタ(慢性実験)を用いた。全 身麻酔下に開胸し、剥離した左右内胸動脈をそれぞれ、左前下行枝および右冠動脈に心拍動下で 吻合した。家畜ブタ8頭のうち、6頭はデバイスを用いて、2頭は従来の縫合糸を用いて吻合し た。吻合時間およびグラフト血流量を計測し、術直後に血管造影によって吻合部を評価した。

14頭のミニブタのうち11頭はデバイスを用いて、3頭は通常縫合糸を用いて吻合した。1ヵ月、

3ヶ月、6ヵ月に安楽死させ、吻合部の病理評価を行った。吻合時間、吻合後の血液流量につい てデバイス群、コントロール群に有意差を認めなかった。遠隔期の開存率は両群ともに100%で あり、吻合部狭窄も見られなかった。病理評価では、デバイス周囲に細胞浸潤、線維増生、内膜 肥厚などの炎症像が見られこれらは術後1ヵ月にピークを迎え、3ヶ月、6ヵ月の経過でこれら の炎症反応は沈静化していた。両群間に炎症の程度差は見られず、デバイスによる血管損傷など の組織侵襲性も見られなかった。

(2)

A.研究目的 冠動脈

や心筋梗塞、虚血性心筋症などの虚血性心 疾患に対する積極的血行再建療法として、

経皮的冠動脈形成術(

な位置を占めており、本邦では年間 件の手術(

が行わ 1960

Cleveland Clinic

る。当時は人工心肺を使用して心停止下に 冠動脈吻合

ら小口径血管を縫合糸によって連続縫合し 糸を結紮するという手技の基本部分は現代 でも変わっていない。その後、人工心肺に よる脳血管障害や腎機能障害、出血などの 合併症発生を背景に、

肺を用いない 始め[3]

スタビライザーや する

維持するコロナリーシャントチューブなど の技術が開発され、より定着した術式とな っ て き た 。 現 在 本 邦 に お い て 約

CABG

一方他の外科領域と同様、心臓外科にお いても

念が導入され、胸骨正中切開を行わない MIDCAB

Coronary Artery Bypass

切開のみで冠動脈バイパス手術を行う)が 開発され、

の効果が謳われるようになった

②に

.研究目的

冠動脈バイパス手術(

や心筋梗塞、虚血性心筋症などの虚血性心 疾患に対する積極的血行再建療法として、

経皮的冠動脈形成術(

な位置を占めており、本邦では年間 件の手術(2010

が行われている。

1960 年 代 に Dr. Favaloro Cleveland Clinic

る。当時は人工心肺を使用して心停止下に 冠動脈吻合が行われていたが、この時代か ら小口径血管を縫合糸によって連続縫合し 糸を結紮するという手技の基本部分は現代 でも変わっていない。その後、人工心肺に よる脳血管障害や腎機能障害、出血などの 合併症発生を背景に、

肺を用いないoff

[3]、心臓の拍動による動きを制御する スタビライザーや

するCO2ブロワー、吻合中に冠動脈血流を 維持するコロナリーシャントチューブなど の技術が開発され、より定着した術式とな っ て き た 。 現 在 本 邦 に お い て 約

CABGがoff-pump

一方他の外科領域と同様、心臓外科にお いても 1990 年代中頃から低侵襲手術の概 念が導入され、胸骨正中切開を行わない MIDCAB(Minimally Invasive Direct Coronary Artery Bypass

切開のみで冠動脈バイパス手術を行う)が 開発され、ICU滞

の効果が謳われるようになった

②にMIDCABでの開胸創を示す。

バイパス手術(CABG

や心筋梗塞、虚血性心筋症などの虚血性心 疾患に対する積極的血行再建療法として、

経皮的冠動脈形成術(PCI)と並んで重要 な位置を占めており、本邦では年間

2010年、Isolated CABG れている。CABG の歴史は浅く、

Dr. Favaloro

Cleveland Clinicで行われたのが最初であ る。当時は人工心肺を使用して心停止下に 行われていたが、この時代か ら小口径血管を縫合糸によって連続縫合し 糸を結紮するという手技の基本部分は現代 でも変わっていない。その後、人工心肺に よる脳血管障害や腎機能障害、出血などの 合併症発生を背景に、1990年代より人工心

off-pump CABG

、心臓の拍動による動きを制御する スタビライザーや、吻合時に無血野を確保 ブロワー、吻合中に冠動脈血流を 維持するコロナリーシャントチューブなど の技術が開発され、より定着した術式とな っ て き た 。 現 在 本 邦 に お い て 約

pumpで行われている。

一方他の外科領域と同様、心臓外科にお 年代中頃から低侵襲手術の概 念が導入され、胸骨正中切開を行わない Minimally Invasive Direct Coronary Artery Bypass:左前側胸部の小 切開のみで冠動脈バイパス手術を行う)が 滞在期間や入院期間の短縮 の効果が謳われるようになった

での開胸創を示す。

CABG)は狭心症 や心筋梗塞、虚血性心筋症などの虚血性心 疾患に対する積極的血行再建療法として、

)と並んで重要 な位置を占めており、本邦では年間15,521 Isolated CABGのみ)

の歴史は浅く、

Dr. Favaloro ら に よ っ て で行われたのが最初であ る。当時は人工心肺を使用して心停止下に 行われていたが、この時代か ら小口径血管を縫合糸によって連続縫合し 糸を結紮するという手技の基本部分は現代 でも変わっていない。その後、人工心肺に よる脳血管障害や腎機能障害、出血などの 年代より人工心 pump CABG が報告され

、心臓の拍動による動きを制御する

、吻合時に無血野を確保 ブロワー、吻合中に冠動脈血流を 維持するコロナリーシャントチューブなど の技術が開発され、より定着した術式とな っ て き た 。 現 在 本 邦 に お い て 約 60%

で行われている。

一方他の外科領域と同様、心臓外科にお 年代中頃から低侵襲手術の概 念が導入され、胸骨正中切開を行わない Minimally Invasive Direct

:左前側胸部の小 切開のみで冠動脈バイパス手術を行う)が 在期間や入院期間の短縮 の効果が謳われるようになった[4]。図①、

での開胸創を示す。

- 2 -

)は狭心症 や心筋梗塞、虚血性心筋症などの虚血性心 疾患に対する積極的血行再建療法として、

)と並んで重要 15,521 のみ)

の歴史は浅く、

ら に よ っ て で行われたのが最初であ る。当時は人工心肺を使用して心停止下に 行われていたが、この時代か ら小口径血管を縫合糸によって連続縫合し 糸を結紮するという手技の基本部分は現代 でも変わっていない。その後、人工心肺に よる脳血管障害や腎機能障害、出血などの 年代より人工心 が報告され

、心臓の拍動による動きを制御する

、吻合時に無血野を確保 ブロワー、吻合中に冠動脈血流を 維持するコロナリーシャントチューブなど の技術が開発され、より定着した術式とな 60%の

一方他の外科領域と同様、心臓外科にお 年代中頃から低侵襲手術の概 念が導入され、胸骨正中切開を行わない Minimally Invasive Direct

:左前側胸部の小 切開のみで冠動脈バイパス手術を行う)が 在期間や入院期間の短縮

。図①、

図① 様子

図②

しかし 可能カ所

は非常に限られた症例に行われるに過ぎな い。

低侵襲手術の概念

れてきたものが、いわゆるロボット手術で ある。現在、消化器外科や泌尿器科 科 で は

Sunnyvale, CA, USA で使用されている。

初心臓手術の低侵襲化を目指して開発が進 められたものである

図①  MIDCAB 様子

図②  MICAB

しかし MIDCAB 可能カ所が限定され

は非常に限られた症例に行われるに過ぎな い。

低侵襲手術の概念

れてきたものが、いわゆるロボット手術で ある。現在、消化器外科や泌尿器科

で は da Vinci Sunnyvale, CA, USA で使用されている。

初心臓手術の低侵襲化を目指して開発が進 められたものである

MIDCAB での開胸創と吻合準備の

MICABでの術後創部

MIDCAB は術野 が限定される欠点があり

は非常に限られた症例に行われるに過ぎな

低侵襲手術の概念をさらに追及して生ま れてきたものが、いわゆるロボット手術で ある。現在、消化器外科や泌尿器科

da Vinci®(Intuitive Surgical, Sunnyvale, CA, USA)システムが広く世界 で使用されている。da Vinci

初心臓手術の低侵襲化を目指して開発が進 められたものであるが、冠動脈手術におい での開胸創と吻合準備の

での術後創部

術野の制限から吻合 欠点があり、現在で は非常に限られた症例に行われるに過ぎな

をさらに追及して生ま れてきたものが、いわゆるロボット手術で ある。現在、消化器外科や泌尿器科、婦人 Intuitive Surgical, システムが広く世界 a Vinci®システムは当 初心臓手術の低侵襲化を目指して開発が進 が、冠動脈手術におい での開胸創と吻合準備の

の制限から吻合

、現在で は非常に限られた症例に行われるに過ぎな

をさらに追及して生ま れてきたものが、いわゆるロボット手術で

、婦人 Intuitive Surgical, システムが広く世界

システムは当 初心臓手術の低侵襲化を目指して開発が進 が、冠動脈手術におい

(3)

てロボット手術を応用するための障壁はい くつか指摘されている。その最も大きな理 由として挙げられているのは前述の連続吻 合とそれに続く結紮が非常に難しいという ことである。

も da Vinci®

に研究目的で使用した例はみられるがごく 一部であり、汎用さ

da Vinci®

図③ 

これまで冠動脈吻合をより簡便にする目 的で、縫合糸を用いない種々の吻合用デバ イスが開発されてきた。末梢側吻合用に 種々の生体糊や生体接着剤が開発されたが、

完全な止血が困難である点や組織に過度 の癒着を起こす可能性が示唆され実用化に は至らなかった。

管吻合を容易にする目的で、

はU Clip MN, USA

有用性についての臨床試験の成績を報告し た。U Clip

臓手術(

たが価格が高く、一般の開胸下の

てロボット手術を応用するための障壁はい くつか指摘されている。その最も大きな理 由として挙げられているのは前述の連続吻 合とそれに続く結紮が非常に難しいという ことである。世界的にみても

da Vinci®システムを冠動脈バイパス術 に研究目的で使用した例はみられるがごく 一部であり、汎用さ

da Vinci®システムを図③に示す。

  daVinci®システム

これまで冠動脈吻合をより簡便にする目 的で、縫合糸を用いない種々の吻合用デバ イスが開発されてきた。末梢側吻合用に 種々の生体糊や生体接着剤が開発されたが、

完全な止血が困難である点や組織に過度 の癒着を起こす可能性が示唆され実用化に は至らなかった。

管吻合を容易にする目的で、

U Clip®(Medtronic, Inc. Mineeapolis, MN, USA)を使用した

有用性についての臨床試験の成績を報告し U Clip®はその後ロボット補助下の心 臓手術(CABGや僧帽弁手術)に応用され

価格が高く、一般の開胸下の

てロボット手術を応用するための障壁はい くつか指摘されている。その最も大きな理 由として挙げられているのは前述の連続吻 合とそれに続く結紮が非常に難しいという

世界的にみても

システムを冠動脈バイパス術 に研究目的で使用した例はみられるがごく 一部であり、汎用されているとは言い難い。

システムを図③に示す。

システム

これまで冠動脈吻合をより簡便にする目 的で、縫合糸を用いない種々の吻合用デバ イスが開発されてきた。末梢側吻合用に 種々の生体糊や生体接着剤が開発されたが、

完全な止血が困難である点や組織に過度 の癒着を起こす可能性が示唆され実用化に は至らなかった。ロボット手術における血 管吻合を容易にする目的で、

Medtronic, Inc. Mineeapolis, を使用したCABG

有用性についての臨床試験の成績を報告し はその後ロボット補助下の心 や僧帽弁手術)に応用され 価格が高く、一般の開胸下の

てロボット手術を応用するための障壁はい くつか指摘されている。その最も大きな理 由として挙げられているのは前述の連続吻 合とそれに続く結紮が非常に難しいという 世界的にみても本邦において システムを冠動脈バイパス術 に研究目的で使用した例はみられるがごく れているとは言い難い。

システムを図③に示す。

これまで冠動脈吻合をより簡便にする目 的で、縫合糸を用いない種々の吻合用デバ イスが開発されてきた。末梢側吻合用に 種々の生体糊や生体接着剤が開発されたが、

完全な止血が困難である点や組織に過度 の癒着を起こす可能性が示唆され実用化に ロボット手術における血 管吻合を容易にする目的で、2002年小野ら Medtronic, Inc. Mineeapolis,

CABGの安全性と 有用性についての臨床試験の成績を報告し はその後ロボット補助下の心 や僧帽弁手術)に応用され 価格が高く、一般の開胸下のCABG

- 3 - てロボット手術を応用するための障壁はい くつか指摘されている。その最も大きな理 由として挙げられているのは前述の連続吻 合とそれに続く結紮が非常に難しいという において システムを冠動脈バイパス術 に研究目的で使用した例はみられるがごく れているとは言い難い。

これまで冠動脈吻合をより簡便にする目 的で、縫合糸を用いない種々の吻合用デバ イスが開発されてきた。末梢側吻合用に 種々の生体糊や生体接着剤が開発されたが、

完全な止血が困難である点や組織に過度 の癒着を起こす可能性が示唆され実用化に ロボット手術における血 年小野ら Medtronic, Inc. Mineeapolis,

の安全性と 有用性についての臨床試験の成績を報告し はその後ロボット補助下の心 や僧帽弁手術)に応用され CABGで

は連続縫合と比較した優位性がなく、

鏡下小切開下手術やロボット

られた術式でしか有効性が発揮できないと いう短所を有

退を余儀なくされている シ ス テ ム は

Redwood City, CA,USA にその構造を示す。

カッターとステンレス製 切開と結節吻合を

時 に 完 遂 す る こ と が で き 、 オ フ ポ ン プ CABG

しかし価格が高価であることから使用して いる施設は

図④

は連続縫合と比較した優位性がなく、

鏡下小切開下手術やロボット

られた術式でしか有効性が発揮できないと いう短所を有しており

退を余儀なくされている シ ス テ ム は

Redwood City, CA,USA にその構造を示す。

カッターとステンレス製 切開と結節吻合を

時 に 完 遂 す る こ と が で き 、 オ フ ポ ン プ CABGにも使用可能なシステムである しかし価格が高価であることから使用して いる施設は世界的にも

図④  C-Port

は連続縫合と比較した優位性がなく、

鏡下小切開下手術やロボット

られた術式でしか有効性が発揮できないと しており 2010

退を余儀なくされている。現在使用できる シ ス テ ム は C-Port®(

Redwood City, CA,USA)のみである。

にその構造を示す。C-Port カッターとステンレス製staple 切開と結節吻合をワンアクションで 時 に 完 遂 す る こ と が で き 、 オ フ ポ ン プ

にも使用可能なシステムである しかし価格が高価であることから使用して

世界的にもごく少数である。

は連続縫合と比較した優位性がなく、

鏡下小切開下手術やロボット手術という限 られた術式でしか有効性が発揮できないと 2010 年には市場撤

。現在使用できる

(Cardica, Inc., のみである。

Port®は内蔵された stapleで冠状動脈 ワンアクションでほぼ同 時 に 完 遂 す る こ と が で き 、 オ フ ポ ン プ

にも使用可能なシステムである しかし価格が高価であることから使用して

ごく少数である。

は連続縫合と比較した優位性がなく、内視 手術という限 られた術式でしか有効性が発揮できないと 年には市場撤

。現在使用できる Cardica, Inc., のみである。図④

は内蔵された で冠状動脈 ほぼ同 時 に 完 遂 す る こ と が で き 、 オ フ ポ ン プ

にも使用可能なシステムである[10-13]。 しかし価格が高価であることから使用して

ごく少数である。

(4)

このような背景

梢側吻合用の半自動吻合デバイスを開発し た。この研究では動物への長期埋め込み実 験を行い、デバイスの有効性、安全性を評 価することが目的である。

B. 研究方法   1.

  私は当大学工学部及びオリンパス株式会 社(Tokyo, Japan

用の半自動吻合デバイスを開発した。図 に示すように、市販されている

8-0 polypropylene

ス製の固定器具を圧着した単純な構造であ る。固定器具部分は生体適合性に優れた SUS316L

レーザー加工により製作されている。高さ 0.9mm

の形状をしており、通常の連続吻合の後に、

縫合糸固定器具に掘られた溝に通した状態 で溝を持針器でつまんでつまむことにより 溝がつぶされ、糸と器具が固定されるとい う原理である。図

連続吻合の後、前述の方法で糸と器具を固 定し余分な糸を切ることで吻合が完了する。

例えば

結紮する手技がこの単純な操作により省略 される。深部術野の場合、手が入り辛いた め 7-

視鏡術野であればノットプッシャーなどを 使用して、毎回結紮のために縫合糸を術野 スペースから出す必要があるため、結紮が 省略できることは吻合操作全体にとって大 きなメリッ

このような背景を踏まえ、我々

梢側吻合用の半自動吻合デバイスを開発し た。この研究では動物への長期埋め込み実 験を行い、デバイスの有効性、安全性を評 価することが目的である。

研究方法

1.デバイスデザイ

私は当大学工学部及びオリンパス株式会 Tokyo, Japan

用の半自動吻合デバイスを開発した。図 示すように、市販されている

polypropylene

ス製の固定器具を圧着した単純な構造であ る。固定器具部分は生体適合性に優れた

SUS316Lステンレスを使用しており、

レーザー加工により製作されている。高さ 0.9mm、横幅0.5mm

の形状をしており、通常の連続吻合の後に、

縫合糸固定器具に掘られた溝に通した状態 溝を持針器でつまんでつまむことにより 溝がつぶされ、糸と器具が固定されるとい う原理である。図

連続吻合の後、前述の方法で糸と器具を固 定し余分な糸を切ることで吻合が完了する。

例えば7-0の糸であれば通常

結紮する手技がこの単純な操作により省略 される。深部術野の場合、手が入り辛いた -8 回もの結紮操作は困難であるし、内 視鏡術野であればノットプッシャーなどを 使用して、毎回結紮のために縫合糸を術野 スペースから出す必要があるため、結紮が 省略できることは吻合操作全体にとって大 きなメリットであると考えられる。

を踏まえ、我々

梢側吻合用の半自動吻合デバイスを開発し た。この研究では動物への長期埋め込み実 験を行い、デバイスの有効性、安全性を評 価することが目的である。

デバイスデザイン

私は当大学工学部及びオリンパス株式会 Tokyo, Japan)と共同で冠動脈末梢側 用の半自動吻合デバイスを開発した。図

示すように、市販されている

polypropylene 糸の自由端にステンレ ス製の固定器具を圧着した単純な構造であ る。固定器具部分は生体適合性に優れた

ステンレスを使用しており、

レーザー加工により製作されている。高さ 0.5mm、奥行

の形状をしており、通常の連続吻合の後に、

縫合糸固定器具に掘られた溝に通した状態 溝を持針器でつまんでつまむことにより 溝がつぶされ、糸と器具が固定されるとい う原理である。図⑤b-dに示すように従来の 連続吻合の後、前述の方法で糸と器具を固 定し余分な糸を切ることで吻合が完了する。

の糸であれば通常

結紮する手技がこの単純な操作により省略 される。深部術野の場合、手が入り辛いた 回もの結紮操作は困難であるし、内 視鏡術野であればノットプッシャーなどを 使用して、毎回結紮のために縫合糸を術野 スペースから出す必要があるため、結紮が 省略できることは吻合操作全体にとって大

トであると考えられる。

を踏まえ、我々は冠動脈末 梢側吻合用の半自動吻合デバイスを開発し た。この研究では動物への長期埋め込み実 験を行い、デバイスの有効性、安全性を評

私は当大学工学部及びオリンパス株式会

)と共同で冠動脈末梢側 用の半自動吻合デバイスを開発した。図

示すように、市販されている 7-0 または 糸の自由端にステンレ ス製の固定器具を圧着した単純な構造であ る。固定器具部分は生体適合性に優れた ステンレスを使用しており、YAG レーザー加工により製作されている。高さ

、奥行0.5mmの錨型 の形状をしており、通常の連続吻合の後に、

縫合糸固定器具に掘られた溝に通した状態 溝を持針器でつまんでつまむことにより 溝がつぶされ、糸と器具が固定されるとい に示すように従来の 連続吻合の後、前述の方法で糸と器具を固 定し余分な糸を切ることで吻合が完了する。

の糸であれば通常7回から8 結紮する手技がこの単純な操作により省略 される。深部術野の場合、手が入り辛いた 回もの結紮操作は困難であるし、内 視鏡術野であればノットプッシャーなどを 使用して、毎回結紮のために縫合糸を術野 スペースから出す必要があるため、結紮が 省略できることは吻合操作全体にとって大

トであると考えられる。

- 4 - は冠動脈末 梢側吻合用の半自動吻合デバイスを開発し た。この研究では動物への長期埋め込み実 験を行い、デバイスの有効性、安全性を評

私は当大学工学部及びオリンパス株式会

)と共同で冠動脈末梢側 用の半自動吻合デバイスを開発した。図⑤a または 糸の自由端にステンレ ス製の固定器具を圧着した単純な構造であ る。固定器具部分は生体適合性に優れた YAG レーザー加工により製作されている。高さ の錨型 の形状をしており、通常の連続吻合の後に、

縫合糸固定器具に掘られた溝に通した状態 溝を持針器でつまんでつまむことにより 溝がつぶされ、糸と器具が固定されるとい に示すように従来の 連続吻合の後、前述の方法で糸と器具を固 定し余分な糸を切ることで吻合が完了する。

8回 結紮する手技がこの単純な操作により省略 される。深部術野の場合、手が入り辛いた 回もの結紮操作は困難であるし、内 視鏡術野であればノットプッシャーなどを 使用して、毎回結紮のために縫合糸を術野 スペースから出す必要があるため、結紮が 省略できることは吻合操作全体にとって大

図⑤ 方法

⑤  開発した吻合デバイスの構造と使用 方法

開発した吻合デバイスの構造と使用 開発した吻合デバイスの構造と使用

a

開発した吻合デバイスの構造と使用

b

c

d

(5)

デバイスを構成する各部について説明を 加える。ステンレス部分は

う医療用ステンレスを原材料にしており、

CAD( しYAG

設計の詳細を図

図⑥ 

SUS316L

外科用ネジ、冠動脈ステントなどに使用さ れており生体に対する安全性が実証されて いる。開発した企業内で施行した生体反応 実験(図

合性を示した。

図⑦ SUS316L

また、ステンレス部分と糸との接合部の 試験材料:生体適合性ステンレス(

1.コロニー形成阻害試験:

細胞毒性なし

2.感作性試験(モルモット) 皮膚反応なし

3.皮内反応試験(ウサギ) 紅斑・浮腫・出血・壊死なし

デバイスを構成する各部について説明を 加える。ステンレス部分は

う医療用ステンレスを原材料にしており、

CAD(computer aided design

YAGレーザーで切り出したものである。

設計の詳細を図⑥

  ステンレス部分の設計図

SUS316L はすでにボディピアスや整形

外科用ネジ、冠動脈ステントなどに使用さ れており生体に対する安全性が実証されて いる。開発した企業内で施行した生体反応 実験(図⑦)でも、いずれも優れた生体適 合性を示した。

⑦  日本食品分析センターで行われた SUS316Lの生体反応実験

また、ステンレス部分と糸との接合部の 試験材料:生体適合性ステンレス(

コロニー形成阻害試験:

細胞毒性なし

感作性試験(モルモット) 皮膚反応なし

皮内反応試験(ウサギ) 紅斑・浮腫・出血・壊死なし

デバイスを構成する各部について説明を 加える。ステンレス部分は

う医療用ステンレスを原材料にしており、

computer aided design

レーザーで切り出したものである。

⑥に示す。

ステンレス部分の設計図

はすでにボディピアスや整形 外科用ネジ、冠動脈ステントなどに使用さ れており生体に対する安全性が実証されて いる。開発した企業内で施行した生体反応

)でも、いずれも優れた生体適

日本食品分析センターで行われた の生体反応実験

また、ステンレス部分と糸との接合部の 試験材料:生体適合性ステンレス(

コロニー形成阻害試験:

感作性試験(モルモット)

皮内反応試験(ウサギ) 紅斑・浮腫・出血・壊死なし

デバイスを構成する各部について説明を 加える。ステンレス部分は SUS316L とい う医療用ステンレスを原材料にしており、

computer aided design)により設計 レーザーで切り出したものである。

ステンレス部分の設計図

はすでにボディピアスや整形 外科用ネジ、冠動脈ステントなどに使用さ れており生体に対する安全性が実証されて いる。開発した企業内で施行した生体反応

)でも、いずれも優れた生体適

日本食品分析センターで行われた

また、ステンレス部分と糸との接合部の 試験材料:生体適合性ステンレス(SUS316L)

紅斑・浮腫・出血・壊死なし

- 5 - デバイスを構成する各部について説明を

とい う医療用ステンレスを原材料にしており、

)により設計 レーザーで切り出したものである。

はすでにボディピアスや整形 外科用ネジ、冠動脈ステントなどに使用さ れており生体に対する安全性が実証されて いる。開発した企業内で施行した生体反応

)でも、いずれも優れた生体適

日本食品分析センターで行われた

また、ステンレス部分と糸との接合部の

強度試験についても企業内で行われた(図

⑧)。糸とステンレス部分の接続部は

(図

張 り 実 験 を 行 い 、 polypropylene1 とが示された。

図⑧

イスの強度実験

デバイスの用いられる糸は通常の冠動脈 吻 合 に 使 用 さ れ る

polypropylene

程度の(冠動脈のような)小口径血管を吻 合するのに適した太さである。長さは としており、通常の糸(

かなり短いが、これは、①徒手的な結紮を 要さないこと、②狭小スペースでの糸の取 り回しがしやすいこと、③内視鏡カメラで 全長が観察できることを考慮してこの長さ とした。

試験材料:縫合デバイス本体引っ張り試験 a.

b.

(Reference:

強度試験についても企業内で行われた(図

)。糸とステンレス部分の接続部は

(図⑧aとb)あり、それぞれについて引っ

張 り 実 験 を 行 い 、 polypropylene1 とが示された。

⑧  オリンパス株式会社で行われたデバ イスの強度実験

デバイスの用いられる糸は通常の冠動脈 吻 合 に 使 用 さ れ る

polypropylene

程度の(冠動脈のような)小口径血管を吻 合するのに適した太さである。長さは としており、通常の糸(

かなり短いが、これは、①徒手的な結紮を 要さないこと、②狭小スペースでの糸の取 り回しがしやすいこと、③内視鏡カメラで 全長が観察できることを考慮してこの長さ とした。

試験材料:縫合デバイス本体引っ張り試験 a.デバイスと 7‑

強度  b.縫合糸カシメ部(

強度  (Reference: 7‑

a b

 

強度試験についても企業内で行われた(図

)。糸とステンレス部分の接続部は

)あり、それぞれについて引っ 張 り 実 験 を 行 い 、reference

polypropylene1糸と同程度の強度があるこ とが示された。

オリンパス株式会社で行われたデバ イスの強度実験

デバイスの用いられる糸は通常の冠動脈 吻 合 に 使 用 さ れ る 7

polypropylene糸である。これは

程度の(冠動脈のような)小口径血管を吻 合するのに適した太さである。長さは としており、通常の糸(45

かなり短いが、これは、①徒手的な結紮を 要さないこと、②狭小スペースでの糸の取 り回しがしやすいこと、③内視鏡カメラで 全長が観察できることを考慮してこの長さ

試験材料:縫合デバイス本体引っ張り試験

‑0 縫合糸接続部(

  1.008 N  縫合糸カシメ部(n = 10)

  1.531 N 

‑0 縫合糸破断強度規格:

a

 

強度試験についても企業内で行われた(図

)。糸とステンレス部分の接続部は2

)あり、それぞれについて引っ reference と な る 糸と同程度の強度があるこ

オリンパス株式会社で行われたデバ

デバイスの用いられる糸は通常の冠動脈 7-0 ま た は 糸である。これは1.5-2.0mm 程度の(冠動脈のような)小口径血管を吻 合するのに適した太さである。長さは

45〜60cm)と比べ かなり短いが、これは、①徒手的な結紮を 要さないこと、②狭小スペースでの糸の取 り回しがしやすいこと、③内視鏡カメラで 全長が観察できることを考慮してこの長さ

試験材料:縫合デバイス本体引っ張り試験 縫合糸接続部(n = 10) 

) 

縫合糸破断強度規格:1.08 強度試験についても企業内で行われた(図

2ヵ所

)あり、それぞれについて引っ と な る 7-0 糸と同程度の強度があるこ

オリンパス株式会社で行われたデバ

デバイスの用いられる糸は通常の冠動脈 ま た は 8-0

2.0mm 程度の(冠動脈のような)小口径血管を吻 合するのに適した太さである。長さは20cm

)と比べ かなり短いが、これは、①徒手的な結紮を 要さないこと、②狭小スペースでの糸の取 り回しがしやすいこと、③内視鏡カメラで 全長が観察できることを考慮してこの長さ

d 試験材料:縫合デバイス本体引っ張り試験 

 

1.08 N) 

(6)

- 6 - 2.動物実験

ブタをキシラジン 80mg、ミダゾラム 15mg(アステラス製薬株式会社、Tokyo, Japan)・アトロピン0.5mg(テルモ株式会 社、Tokyo, Japan)の筋注により麻酔導入 し、気管内挿管下にイソフルラン 0.5%〜

1.0%(アッヴィ合同会社、Tokyo, Japan)

の吸入を行い、麻酔を維持した。胸骨正中 切開による開胸後、両側の内胸動脈を約 15cm程度剥離し有茎動脈graftとした。ヘ

パリン10000単位を耳介に確保した静脈ル

ートより静注し吻合に備えた。心拍動下に 左 内 胸 動 脈 を 左 冠 動 脈 前 下 行 枝 に

(LITA-LAD)、右内胸動脈を右冠動脈に

(RITA-RCA)に吻合した。(図⑨)

  吻合手技

  吻合に際して、目的の血管を検索後、オ クトパススタビライザー®(日本メドトロ ニック株式会社、Tokyo, Japan)を心表面 に吸着させ拍動を制御した。まず15番メス を用いて心外膜を剥離し、冠動脈表面を露 出。吻合部の中枢側にretract O tapeをか

けそれをsnare することで冠動脈血流をコ

ントロールした。冠動脈を切開し内腔に冠 動脈径に合わせ1.75mmから2.25mmのコ ロナリーシャント(日本メドトロニック株 式会社、Tokyo, Japan)を挿入した。吻合 は、最初にグラフト側外→内、冠動脈側内

→外の運針でヒール側3針のパラシュート 吻合を行い、その後は術者の反対側から時 計回りに連続吻合を行い最後に術者側のヒ ール側で糸を固定(C 群では結紮)して吻 合手技を終了した。吻合終了後、冠動脈は 吻合部の中枢側で結紮した。

  実験は急性期実験と慢性期実験に分けて 行った。急性期実験では8頭の三元豚(埼

玉 実 験 動 物 株 式 会 社 、Saitama, Japan,

25kg〜30kg、オス)を用いて行い、8頭中

6 頭は開発したデバイスを用いて吻合を行 い(AD群)、残りの2頭については従来の 吻合糸(7-0 Prolene® ETHICON, Jhonson

& Jhonoson, Tokyo, Japan)を用いた(AC 群)。下記の項目について評価を行った。

① 吻合時間

吻合開始から止血の得られるまでの時間と 定義し各吻合で測定した。

② 血液流量

吻合終了直後に VeriQ(日本ビー・エック ス・アイ、Tokyo, Japan)を用いて graft 血流を測定した。

③ 血管造影検査

右大腿動脈よりシースを留置し選択的に左 右頸動脈にカテーテルを挿入してC-arm X ray systemを用いて吻合部を水平方向から 観 察 し た 。 血 管 造 影 剤 と し て Iomeprol (Iomeron®, Eisai, Tokyo, Japan)を注入して吻 合部狭窄の有無を FitzGibbon Criteria[13]

により評価した。FitzGibbon Criteriaを下 表に示す。

慢性期実験ではブタの成長を加味し 14 頭のクラウンミニブタ(ジャパンファーム、

Kagoshima, Japan, 25-30kg、オス)を用 いて同様のバイパス手術を行った。14頭の

FitzGibbon Criteria 

• A: stenosis under 50%

• B: stenosis upper 50%

• C: occlusion

(7)

うち

(CD 合糸(

また

1頭は手術後

し吻合部を切除して下記の評価を行った。

同様に 頭は 群のうち 評価を行った。

急性期実験と同様の方法で各観察期間にお いて血管造影検査を行った。

 各観察期間において、ブタを安楽死後、

吻合部を切り出し 定 し た 。

Hematoxylin び

を行い次のような項目を評価した。

内膜肥厚:吻合部の内膜肥厚の最も厚 い場所で厚さを測定。切片の切断角度 によって厚みが一定しないため、測定 後内胸動脈の厚みとの比を算出した。

 線

周囲の線維増生の有無を観察しもっと も厚い場所で厚さを測定した。

 細胞浸潤:高倍率視野(×

て、デバイスの周囲で最も炎症細胞浸 潤の多い

粒球、マクロファージの数を数え上げ 2

  各観察期間の間、通常の餌とともにブタ に 100mg/day

与えた。

うち 11 頭はデバイスを用いて吻合を行い CD群)、残りの

合糸(7-0Prolene®

またCD群のうち

頭は手術後 1 ヵ月で再度全身麻酔を導入 し吻合部を切除して下記の評価を行った。

同様にCD群のうち 頭は3か月後に、

群のうち1頭は 評価を行った。

血管造影検査

急性期実験と同様の方法で各観察期間にお いて血管造影検査を行った。

病理学的検査

各観察期間において、ブタを安楽死後、

吻合部を切り出し 定 し た 。5 Hematoxylin び Elastica

を行い次のような項目を評価した。

内膜肥厚:吻合部の内膜肥厚の最も厚 い場所で厚さを測定。切片の切断角度 によって厚みが一定しないため、測定 後内胸動脈の厚みとの比を算出した。

線維増生:デバイス(

周囲の線維増生の有無を観察しもっと も厚い場所で厚さを測定した。

細胞浸潤:高倍率視野(×

て、デバイスの周囲で最も炎症細胞浸 潤の多い 2か所を選び、リンパ球、顆 粒球、マクロファージの数を数え上げ 2か所の平均値を算出し評価した。

各観察期間の間、通常の餌とともにブタ

100mg/day のアスピリンを経口摂取で

与えた。

頭はデバイスを用いて吻合を行い 群)、残りの3頭については従来の吻

0Prolene®)を用いた(

群のうち5頭および

ヵ月で再度全身麻酔を導入 し吻合部を切除して下記の評価を行った。

群のうち4頭と か月後に、CD 群のうち

頭は6か月後の各期間で同様の

血管造影検査

急性期実験と同様の方法で各観察期間にお いて血管造影検査を行った。

病理学的検査

各観察期間において、ブタを安楽死後、

吻合部を切り出し10%ホルマリンで固 5μm の 切 片 を 作 製 し Hematoxylin-eosin (HE

Elastica-van-Gieson

を行い次のような項目を評価した。

内膜肥厚:吻合部の内膜肥厚の最も厚 い場所で厚さを測定。切片の切断角度 によって厚みが一定しないため、測定 後内胸動脈の厚みとの比を算出した。

維増生:デバイス(CC

周囲の線維増生の有無を観察しもっと も厚い場所で厚さを測定した。

細胞浸潤:高倍率視野(×

て、デバイスの周囲で最も炎症細胞浸 か所を選び、リンパ球、顆 粒球、マクロファージの数を数え上げ

か所の平均値を算出し評価した。

各観察期間の間、通常の餌とともにブタ のアスピリンを経口摂取で 頭はデバイスを用いて吻合を行い 頭については従来の吻

)を用いた(CC 群)。 頭およびCC群のうち ヵ月で再度全身麻酔を導入 し吻合部を切除して下記の評価を行った。

頭とCC群のうち 群のうち 2 頭と か月後の各期間で同様の

急性期実験と同様の方法で各観察期間にお いて血管造影検査を行った。

各観察期間において、ブタを安楽死後、

ホルマリンで固 の 切 片 を 作 製 し HE)染色およ Gieson(EVG)染色 を行い次のような項目を評価した。

内膜肥厚:吻合部の内膜肥厚の最も厚 い場所で厚さを測定。切片の切断角度 によって厚みが一定しないため、測定 後内胸動脈の厚みとの比を算出した。

CC群では吻合糸)

周囲の線維増生の有無を観察しもっと も厚い場所で厚さを測定した。

細胞浸潤:高倍率視野(×40)におい て、デバイスの周囲で最も炎症細胞浸 か所を選び、リンパ球、顆 粒球、マクロファージの数を数え上げ

か所の平均値を算出し評価した。

各観察期間の間、通常の餌とともにブタ のアスピリンを経口摂取で

- 7 - 頭はデバイスを用いて吻合を行い

頭については従来の吻 群)。 群のうち ヵ月で再度全身麻酔を導入 し吻合部を切除して下記の評価を行った。

群のうち1 頭とCC か月後の各期間で同様の

急性期実験と同様の方法で各観察期間にお

各観察期間において、ブタを安楽死後、

ホルマリンで固 の 切 片 を 作 製 し

)染色およ

)染色 を行い次のような項目を評価した。

内膜肥厚:吻合部の内膜肥厚の最も厚 い場所で厚さを測定。切片の切断角度 によって厚みが一定しないため、測定 後内胸動脈の厚みとの比を算出した。

群では吻合糸)

周囲の線維増生の有無を観察しもっと

)におい て、デバイスの周囲で最も炎症細胞浸 か所を選び、リンパ球、顆 粒球、マクロファージの数を数え上げ

か所の平均値を算出し評価した。

各観察期間の間、通常の餌とともにブタ のアスピリンを経口摂取で

図⑨ バイパス(

‐右冠動脈バイパス(

間、血液流量、吻合部の内膜増生、線維増 生、炎症細胞数を

各サンプルから平均値±標準誤差(

値 を 出 力 し た 。 平 均 値 の 差 の 検 定 に は Student

p<0.05

C.

1.

  図 device 群(

図⑨に示すように左内胸動脈‐左前下行枝 バイパス(LITA

‐右冠動脈バイパス(

図⑨  ブタ冠動脈バイパスモデルの写 真とシェーマ

また、統計学的処理については、吻合時 間、血液流量、吻合部の内膜増生、線維増 生、炎症細胞数を

各サンプルから平均値±標準誤差(

値 を 出 力 し た 。 平 均 値 の 差 の 検 定 に は Student のt 検定を

p<0.05を有意差ありと判定した。

実験結果

吻合時間

図⑩にすべての吻合の平均吻合時間を device 使用群(

群(AC 群、CC LITA-LAD

に示すように左内胸動脈‐左前下行枝 LITA-LAD)および右内胸動脈

‐右冠動脈バイパス(RITA

ブタ冠動脈バイパスモデルの写 真とシェーマ

た、統計学的処理については、吻合時 間、血液流量、吻合部の内膜増生、線維増 生、炎症細胞数をMicrosoft Excel

各サンプルから平均値±標準誤差(

値 を 出 力 し た 。 平 均 値 の 差 の 検 定 に は 検定をSPSS

を有意差ありと判定した。

にすべての吻合の平均吻合時間を 使用群(AD 群、CD

CC 群)ごとにまとめた。

LAD吻合

 

RITA-RCA

に示すように左内胸動脈‐左前下行枝

)および右内胸動脈 RITA-RCA)を行 ブタ冠動脈バイパスモデルの写

た、統計学的処理については、吻合時 間、血液流量、吻合部の内膜増生、線維増 Microsoft Excelに入力し 各サンプルから平均値±標準誤差(SE 値 を 出 力 し た 。 平 均 値 の 差 の 検 定 に は

SPSSを用いて行い、

を有意差ありと判定した。

にすべての吻合の平均吻合時間を CD 群)、control 群)ごとにまとめた。

RCA吻合

 

に示すように左内胸動脈‐左前下行枝

)および右内胸動脈

)を行 ブタ冠動脈バイパスモデルの写

た、統計学的処理については、吻合時 間、血液流量、吻合部の内膜増生、線維増 に入力し SE)の 値 を 出 力 し た 。 平 均 値 の 差 の 検 定 に は を用いて行い、

にすべての吻合の平均吻合時間を control 群)ごとにまとめた。

(8)

LITA

(p=0.10 かった。

図⑩ 

デバイス群の 分、コントロール群の

±0.9 21.3±

吻合:

間に有意差を認めなかった。

2. Graft 図⑪

べての吻合で拡張

冠動脈吻合として十分な血流量が確認され た。また、

用した群(

を使用した群(

血 流 に 有 意 差 は 認 め ら れ な か っ た 。 RITA

血流量は有意に多かった。

0 5 10 15 20 25 30

[min]

LITA-LAD 吻 合 (

p=0.10)吻合とも両群に有意差を認めな かった。

  吻合時間

デバイス群のLITA 分、コントロール群の

0.9分、デバイス群の

±0.9分、コントロール群の 吻合:26.2±2.2

間に有意差を認めなかった。

Graft血流

⑪に吻合直後の べての吻合で拡張

冠動脈吻合として十分な血流量が確認され た。また、LITA

用した群(AD群+

を使用した群(AC

血 流 に 有 意 差 は 認 め ら れ な か っ た 。

RITA-RCAバイパスではデバイス群の方が

血流量は有意に多かった。

LITA-LAD

suture

p=0.08

[min]

吻 合 (p=0.08

)吻合とも両群に有意差を認めな

LITA-LAD 分、コントロール群のLITA-

分、デバイス群のRITA 分、コントロール群の

2.2分であった。各吻合で両群 間に有意差を認めなかった。

に吻合直後の graft 血流を示す。す べての吻合で拡張期潅流パターンが得られ 冠動脈吻合として十分な血流量が確認され

LITA-LAD吻合にデバイスを使

群+CD群)と従来の吻合法 AC群+CC群)の間で 血 流 に 有 意 差 は 認 め ら れ な か っ た 。

バイパスではデバイス群の方が 血流量は有意に多かった。

LITA-LAD RITA-RCA

suture time

p=0.10

p=0.08)、RITA-RCA

)吻合とも両群に有意差を認めな

LAD吻合:19.9±

-LAD吻合:16.6 RITA-RCA吻合:

分、コントロール群のRITA-RCA 分であった。各吻合で両群 間に有意差を認めなかった。

血流を示す。す 期潅流パターンが得られ 冠動脈吻合として十分な血流量が確認され 吻合にデバイスを使 群)と従来の吻合法 群)の間でgraft 血 流 に 有 意 差 は 認 め ら れ な か っ た 。 バイパスではデバイス群の方が

RITA-RCA

time

device control p=0.10

- 8 - RCA

)吻合とも両群に有意差を認めな

±1.5 16.6 吻合:

RCA 分であった。各吻合で両群

血流を示す。す 期潅流パターンが得られ 冠動脈吻合として十分な血流量が確認され 吻合にデバイスを使 群)と従来の吻合法 graft 血 流 に 有 意 差 は 認 め ら れ な か っ た 。 バイパスではデバイス群の方が

図⑪

デバイス群の 2.9ml/min.

吻合:

RITA

ト ロ ー ル 群 の 4.9ml/min.

3.

  図

ステンレス製のデバイスが吻合部付近に写 っており(矢印)、吻合部近位の冠動脈は結 紮されている。図

分類によって判定した結果を示している。

急性期モデルの びAC

たがその他の吻合はすべて

であった。デバイス群、コントロール群 FitzGibb

90%

device

control 0 10 20 30 40 50 60

[ml/min]

⑪  グラフト血流

デバイス群の

2.9ml/min.、コントロール群の 吻合:35.6±13.2ml/min.

RITA-RCA 吻合:

ト ロ ー ル 群 の

4.9ml/min.、であった。

血管造影 図⑫に術後1

ステンレス製のデバイスが吻合部付近に写 っており(矢印)、吻合部近位の冠動脈は結 紮されている。図

分類によって判定した結果を示している。

急性期モデルの AC群で1例ずつ

たがその他の吻合はすべて

であった。デバイス群、コントロール群 FitzGibbon A

90%で両群とも良好な開存率を示した。

0 10 20 30 40 50 60

LITA-LAD p=0.54

[ml/min]

グラフト血流

デバイス群の LITA-LAD

、コントロール群の 13.2ml/min.

吻合:46.2±3.6ml/min.

ト ロ ー ル 群 の RITA-RCA

、であった。

1ヵ月での血管造影を示す。

ステンレス製のデバイスが吻合部付近に写 っており(矢印)、吻合部近位の冠動脈は結 紮されている。図⑬に各吻合部

分類によって判定した結果を示している。

急性期モデルのRITA-RCA 例ずつFitzGibbon B たがその他の吻合はすべて

であった。デバイス群、コントロール群 on A の割合はそれぞれ

で両群とも良好な開存率を示した。

LITA-LAD RITA-RCA

graft flow

p=0.04

LAD 吻合:26.6

、コントロール群のLITA 13.2ml/min.、デバイス群の

3.6ml/min.、コン RCA 吻 合 :31.4

ヵ月での血管造影を示す。

ステンレス製のデバイスが吻合部付近に写 っており(矢印)、吻合部近位の冠動脈は結 に各吻合部FitzGibbon 分類によって判定した結果を示している。

RCA吻合がAD FitzGibbon Bが見られ たがその他の吻合はすべて FitzGibbon A であった。デバイス群、コントロール群

の割合はそれぞれ 97.1%

で両群とも良好な開存率を示した。

RITA-RCA

graft flow

device control p=0.04

26.6± LITA-LAD

、デバイス群の

、コン 31.4±

ヵ月での血管造影を示す。

ステンレス製のデバイスが吻合部付近に写 っており(矢印)、吻合部近位の冠動脈は結 FitzGibbon 分類によって判定した結果を示している。

AD群及 が見られ FitzGibbon A であった。デバイス群、コントロール群 97.1%、

で両群とも良好な開存率を示した。

device control

(9)

   

Device

Control

Total

LITA

図⑫ 

図⑬ 

LITA-LAD Device 6/6

Control 2/2

otal 8/8

3mo LITA-LAD RITA

4/4

1/1

5/5

  術後1ヵ月の

  各吻合部の

Acute LAD RITA-

6/6 5/6

2/2 1/2

8/8 8/6

RITA-RCA LITA

4/4 2/2

1/1 1/1

5/5 3/3

ヵ月のRITA-RCA

各吻合部のFitzGibbon

-RCA LITA-LAD

5/6 5/5

1/2 1/1

8/6 6/6

6mo LITA-LAD RITA

2/2 2/2

1/1 1/1

3/3 3/3

吻合部

RCA吻合部

FitzGibbon分類

1mo LAD RITA-RCA

5/5 5/5

1/1 1/1

6/6 6/6

  RITA-RCA  

2/2 33/34 97.1%

1/1 9/10 90.0%

3/3 42/44 95.5%

吻合部

- 9 - 吻合部

RCA

33/34 97.1%

9/10 90.0%

42/44 95.5%

4.

  吻合部周囲には数種の炎症細胞浸潤が認 められた。代表的な所見を図

合糸の周囲には赤色の線維増生が見られて おり異物に対する炎症反応を反映している。

Hematoxylin device

ァージに代表される炎症細胞の浸潤が見ら れている。

の各観察期間における、

維増生、

クロファージ数、を比較した。

部は

差は示せないものの両群とも時間経過とと もに徐々に炎症反応が沈静していく様子が 分かる。

図⑭ 染色

弾性線維の濃い内胸動脈と、弾性線維の 薄い冠動脈の境界に糸(矢印)が見られて おり吻合線であることが分かる、吻合部付

病理所見

吻合部周囲には数種の炎症細胞浸潤が認 められた。代表的な所見を図

合糸の周囲には赤色の線維増生が見られて おり異物に対する炎症反応を反映している。

Hematoxylin-eosin device 周囲にはンパ球

ァージに代表される炎症細胞の浸潤が見ら れている。図⑯

の各観察期間における、

維増生、c)リンパ球数、

クロファージ数、を比較した。

部は sample 数が少ないため統計学的有意

差は示せないものの両群とも時間経過とと もに徐々に炎症反応が沈静していく様子が 分かる。

⑭  術後1ヵ月の 染色  ×2)

弾性線維の濃い内胸動脈と、弾性線維の 薄い冠動脈の境界に糸(矢印)が見られて おり吻合線であることが分かる、吻合部付 吻合部周囲には数種の炎症細胞浸潤が認 められた。代表的な所見を図

合糸の周囲には赤色の線維増生が見られて おり異物に対する炎症反応を反映している。

eosin 染色標本

周囲にはンパ球、顆粒球、マクロフ ァージに代表される炎症細胞の浸潤が見ら

⑯a〜eにCD の各観察期間における、a)

リンパ球数、d)顆粒球数、

クロファージ数、を比較した。

数が少ないため統計学的有意 差は示せないものの両群とも時間経過とと もに徐々に炎症反応が沈静していく様子が

ヵ月のLITA

弾性線維の濃い内胸動脈と、弾性線維の 薄い冠動脈の境界に糸(矢印)が見られて おり吻合線であることが分かる、吻合部付 吻合部周囲には数種の炎症細胞浸潤が認 められた。代表的な所見を図⑭に示す。吻 合糸の周囲には赤色の線維増生が見られて おり異物に対する炎症反応を反映している。

染色標本(図⑮)

、顆粒球、マクロフ ァージに代表される炎症細胞の浸潤が見ら

CD群およびCC a) 内膜肥厚、

)顆粒球数、

クロファージ数、を比較した。CC群の吻合 数が少ないため統計学的有意 差は示せないものの両群とも時間経過とと もに徐々に炎症反応が沈静していく様子が

LITA-LAD吻合(

弾性線維の濃い内胸動脈と、弾性線維の 薄い冠動脈の境界に糸(矢印)が見られて おり吻合線であることが分かる、吻合部付 吻合部周囲には数種の炎症細胞浸潤が認 に示す。吻 合糸の周囲には赤色の線維増生が見られて おり異物に対する炎症反応を反映している。

)では

、顆粒球、マクロフ ァージに代表される炎症細胞の浸潤が見ら CC群 内膜肥厚、b) 線

)顆粒球数、e) マ 群の吻合 数が少ないため統計学的有意 差は示せないものの両群とも時間経過とと もに徐々に炎症反応が沈静していく様子が

吻合(EVG

弾性線維の濃い内胸動脈と、弾性線維の 薄い冠動脈の境界に糸(矢印)が見られて おり吻合線であることが分かる、吻合部付

(10)

近の血管内膜はヒール側を優位に内膜増生 が見られている。吻合糸の周囲には赤色の 線維増生が見られている。

図⑮  部(HE

デバイスの周囲には線維増生や細胞浸潤が 認められる。炎症細胞はリンパ球、マクロ ファージ、顆粒球が目立つ。

図⑯- CD

合部の数はそれぞれ

近の血管内膜はヒール側を優位に内膜増生 が見られている。吻合糸の周囲には赤色の 線維増生が見られている。

  デバイスを用いた術後 HE、×40)

デバイスの周囲には線維増生や細胞浸潤が 認められる。炎症細胞はリンパ球、マクロ ファージ、顆粒球が目立つ。

-a  内膜増生 CD群およびCC 合部の数はそれぞれ

近の血管内膜はヒール側を優位に内膜増生 が見られている。吻合糸の周囲には赤色の 線維増生が見られている。

デバイスを用いた術後

デバイスの周囲には線維増生や細胞浸潤が 認められる。炎症細胞はリンパ球、マクロ ファージ、顆粒球が目立つ。

内膜増生の推移

CC群の内膜増生の推移。吻 合部の数はそれぞれn=で記載。内胸動脈の 近の血管内膜はヒール側を優位に内膜増生 が見られている。吻合糸の周囲には赤色の

デバイスを用いた術後1ヵ月の吻合

デバイスの周囲には線維増生や細胞浸潤が 認められる。炎症細胞はリンパ球、マクロ ファージ、顆粒球が目立つ。

群の内膜増生の推移。吻 で記載。内胸動脈の

- 10 - 近の血管内膜はヒール側を優位に内膜増生 が見られている。吻合糸の周囲には赤色の

ヵ月の吻合

デバイスの周囲には線維増生や細胞浸潤が 認められる。炎症細胞はリンパ球、マクロ

群の内膜増生の推移。吻 で記載。内胸動脈の

弾性板の厚みに対する 率で表示。

後は かった。

図⑯

デバイスまたは吻合糸周囲の最大の線維 増生の厚みを計測。術後

の線維増生が著明で

あるが、サンプル数が少ないため統計的有 意差は検定できない。

0.5 1.5 2.5 3.5 4.5

弾性板の厚みに対する 率で表示。CD

後は1ヶ月後に比べ有意な減少とはならな かった。

図⑯-b  線維増生

デバイスまたは吻合糸周囲の最大の線維 増生の厚みを計測。術後

の線維増生が著明で

あるが、サンプル数が少ないため統計的有 意差は検定できない。

2.9 1.8

0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 4.5 5

1mo

intimal hyperplasia

n=10n=2

弾性板の厚みに対する内膜増生の厚みを比 CD 群での時間経過では

ヶ月後に比べ有意な減少とはならな

線維増生の推移

デバイスまたは吻合糸周囲の最大の線維 増生の厚みを計測。術後1

の線維増生が著明でCD群より多い傾向が あるが、サンプル数が少ないため統計的有 意差は検定できない。

2.9

1.9 4.1

2.7

3mo 6mo

intimal hyperplasia

n=8n=2 n=4

内膜増生の厚みを比 群での時間経過では 6 ヶ月後に比べ有意な減少とはならな

デバイスまたは吻合糸周囲の最大の線維 1ヵ月後のCC 群より多い傾向が あるが、サンプル数が少ないため統計的有

1.9 2.7

6mo

intimal hyperplasia

device control

n=4n=2

内膜増生の厚みを比 6 か月 ヶ月後に比べ有意な減少とはならな

デバイスまたは吻合糸周囲の最大の線維 CC群 群より多い傾向が あるが、サンプル数が少ないため統計的有

device control

(11)

図⑯- CD

少する傾向がみられたがリンパ球数の変化 に有意差はみられなかった。

0 50 100 150 200 250 300 350

[μm]

-c リンパ球数の推移 CD群では 6ヵ月後は

少する傾向がみられたがリンパ球数の変化 に有意差はみられなかった。

51.5 79.6 321.5

0 50 100 150 200 250 300 350

1mo 3mo [μm]

n=10 n=2

n=8

リンパ球数の推移

ヵ月後は1ヶ月後に比べ減 少する傾向がみられたがリンパ球数の変化 に有意差はみられなかった。

79.6 81.3 141.0

70.5 3mo 6mo

fibrosis

n=8 n=2 n=4 n=2

ヶ月後に比べ減 少する傾向がみられたがリンパ球数の変化 に有意差はみられなかった。

70.5

device control

n=2

- 11 - ヶ月後に比べ減 少する傾向がみられたがリンパ球数の変化

  図⑯

CD

有意に顆粒球数が減少していた。

device control

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50

0 5 10 15 20 25 30 35

図⑯-d  顆粒球数の推移 CD群では6

有意に顆粒球数が減少していた。

26.1 35.8

0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50

1mo

21.4

4.3 2.4 0

5 10 15 20 25 30 35

1mo

granulocyte

顆粒球数の推移 6ヵ月後は1 有意に顆粒球数が減少していた。

21.7

19.9 18.5

21.5

3mo 6mo

lymphocyte

2.4 5.0 3.8 3mo 6mo

granulocyte

1ヶ月後にくらべ 有意に顆粒球数が減少していた。

19.9 21.5

6mo

lymphocyte

device control

0.5 6mo

granulocyte

device control ヶ月後にくらべ

device control

device control

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