世 論 調 査 報 告 書
平成23年度
国語に関する世論調査
〔平成24年2月調査〕
文化庁文化部国語課
目 次
Ⅰ 調査の概要 ··· 1
Ⅱ 調査結果の概要 1.言葉の使い方に対する意識 ··· 3
2.ほかの人の言葉遣いが気になるか ··· 5
3.言葉遣いの心掛け ··· 7
4.日本人の日本語能力 ··· 10
5.向上させたい日本語能力 ··· 15
6.情報媒体の多様化による言語生活への影響 ··· 22
7.初対面の人と話をすることについて ··· 25
8.言葉による配慮(人と話すとき) ··· 32
9.敬語を使う程度 ··· 37
10.敬語を使うことに関しての考え ··· 39
11.敬語を使うとき ··· 44
12.前置きの表現 ··· 47
13.周囲への配慮 ··· 52
14.気配りの決まり文句 ··· 59
15.句読点等の使い方に関して困っていること ··· 62
16.符号の使い方についての考え ··· 65
17.異字同訓の漢字の使い分け ··· 67
18.異字同訓の漢字の使い分けについての考え ··· 71
19.ふだんの言い方 ··· 73
20.印刷文字と手書き文字の字形の違い ··· 79
21.漢字の読み方 ··· 82
22.言葉の意味 ··· 89
23.慣用句の認識と使用 ··· 96
Ⅲ 調査票 ··· 103
Ⅳ 標本抽出方法 ··· 117
Ⅴ 集計表 ··· 121
Ⅰ 調 査 の 概 要
調 査 の 概 要
1.調 査 の 目 的 現在の社会状況の変化に伴う日本人の国語意識の現状について調査を行い,国語施 策の立案に資するとともに,国民の国語に関する興味・関心を喚起する。
2.調 査 項 目 (1)言葉の使い方に対する意識
(2)日本人の日本語能力についての意識
(3)言葉によるコミュニケーションについての意識
(4)句読点等の使い方についての意識
(5)異字同訓の漢字の使い分けについての意識
(6)印刷文字と手書き文字の字形の違いについての意識
(7)慣用句や言葉の意味についての意識
3.調 査 対 象 (1)母 集 団 全国 16 歳以上の男女個人
(2)標 本 数 3,000 人
(3)抽出方法 層化2段無作為抽出法 4.調 査 時 期 平成24年2月18日~3月4日
5.調 査 方 法 調査員による面接聴取法 6.調査実施機関 一般社団法人 中 央 調 査 社
7.回 収 結 果 (1)調査対象総数 (100.0%)3,474(正規対象 3,000,予備対象 474)
(2)有効回収数(率)(59.6%)2,069(正規対象 1,720,予備対象 349)
<予備対象の使用>
1地点に3対象(東京都,神奈川県,埼玉県,千葉県,愛知県,大阪府につ いては5対象)の予備対象を抽出し,正規対象の調査が不能(転居,長期不在,
一時不在,住所不明,拒否等によって調査ができないこと)の場合に,拒否を 除いて,予備対象を使用した。
(1)
〔本報告書を読む際の注意〕
1.百分比は回答者(n)を 100%として算出し,小数点第2位を四捨五入したため百分比の合計が 100%にならない場合がある(「n」は各問いの回答者数を示す)。
2.1回答者が二つ以上の回答をすることができる質問(調査票では「M.A. 」(Multiple Answers の略)と表示)では,回答率の合計が 100%を超えることがある。
3.〔回答票〕という表示は,回答の選択肢を列挙したリスト(回答票)を対象者に示して,その中 から回答を選ばせる質問であることを示す。
4.「付問」は,前問で特定の回答をした一部の回答者に対してのみ続けて行った質問である(調査 票では「SQ」(Sub-Question の略)と表示)。
5.図表等に「-」と表示してあるのは,回答者がいなかった場合である。なお, 「0.0」と表示して あるのは,回答者が1人以上いるが,百分比の小数点第2位を四捨五入した結果, 「0.0」となった ものである。
6.本調査で用いた都市規模区分は次のとおりである。
大 都 市(東京都区部,政令指定都市)
中 都 市(人口 10 万人以上の市)
小 都 市(人口 10 万人未満の市)
町 村
7.本調査で用いた地域ブロック区分は次のとおりである。
北海道―――北海道
東 北―――青森県,岩手県,宮城県,秋田県,山形県,福島県
関 東―――茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県 北 陸―――新潟県,富山県,石川県,福井県
中 部―――山梨県,長野県,岐阜県,静岡県,愛知県,三重県 近 畿―――滋賀県,京都府,大阪府,兵庫県,奈良県,和歌山県 中 国―――鳥取県,島根県,岡山県,広島県,山口県
四 国―――徳島県,香川県,愛媛県,高知県
九 州―――福岡県,佐賀県,長崎県,大分県,熊本県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県 8.調査結果の誤差の計算は,2段抽出法による標準偏差の計算式(信頼度 95%)
n
P(1-P)
N-1 n 2 N
2
で計算できる。
上記の式について,N=母集団数 n=実回収数 P=回答率 である。
なお, ≒ 1 N-1
N-n で計算できる。
(2)
Ⅱ 調 査 結 果 の 概 要
1.言葉の使い方に対する意識
問 1〔回答票〕あなたは,ふだん,あなた自身の言葉の使い方について,どの程度気を使って いますか。この中から選んでください。
(%) 9.8 68.1 19.3 2.7 0.1 (n=2,069)
分から ない 非常に気を
使っている
全く気を 使っていない ある程度気を
使っている
気を 使って
いる
(計)
気を 使って いない
(計)
77.9 21.9 余り気を
使っていない
平成16年度調査結果
(n=2,179) 【9.5】 【61.0】 【25.0】 【4.3】 【0.1】 【70.6】 【29.3】
平成9年度調査結果
(n=2,190) 【7.9】 【59.4】 【29.4】 【3.3】 【0.1】 【67.3】 【32.6】
ふだん,自分自身の言葉の使い方について,どの程度気を使っているかを尋ねた。
「非常に気を使っている」が 9.8%,「ある程度気を使っている」が 68.1%で,両方を合わせた「気 を使っている(計)」は 77.9%となっている。一方, 「全く気を使っていない」が 2.7%, 「余り気を使っ ていない」が 19.3%で,これらを合わせた「気を使っていない(計) 」は 21.9%となっている。
平成 9 年度,平成 16 年度に行った過去 2 回の調査結果と比較すると, 「気を使っている(計)」は増加 傾向にあり, 「気を使っていない(計)」は減少傾向にある。
地域ブロック別に見ると, 「気を使っている(計)」の割合は,北海道(84.2%)と関東(82.6%)で 8 割強となっている。
性別に見ると,「気を使っている(計)」(男性 75.2%,女性 80.4%)の割合は,女性の方が高い。
性・年齢別に見ると,「気を使っている(計)」の割合は,男女とも 50 代以下では 8 割台となってい
るが,男女の 60 歳以上では 6 割台半ばから 7 割強となっている(図 1 参照)。
図 1 言葉の使い方に対する意識(地域ブロック別,性別,性・年齢別)
(2,069) 77.9 21.9
( 95) 84.2 15.8
( 158) 75.3 24.7
( 645) 82.6 17.2
( 96) 70.8 29.2
( 314) 73.2 26.4
( 310) 75.5 24.5
( 136) 76.5 23.5
( 65) 73.8 24.6
( 250) 78.4 21.6
( 992) 75.2 24.7
(1,077) 80.4 19.4
男 性 ・ 16 ~ 19 歳 ( 44) 84.1 15.9
20 ~ 29 歳 ( 82) 80.5 19.5
30 ~ 39 歳 ( 106) 86.8 13.2
40 ~ 49 歳 ( 151) 82.1 17.9
50 ~ 59 歳 ( 175) 82.3 17.7
60 歳 以 上 ( 434) 65.2 34.6
女 性 ・ 16 ~ 19 歳 ( 34) 82.4 17.6
20 ~ 29 歳 ( 93) 81.7 18.3
30 ~ 39 歳 ( 153) 85.6 13.7
40 ~ 49 歳 ( 190) 88.4 11.6
50 ~ 59 歳 ( 186) 84.9 15.1
60 歳 以 上 ( 421) 72.4 27.3
女 性
北 陸
中 部
近 畿
中 国
総 数
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
〔 性 ・ 年 齢 〕
〔 性 〕
北 海 道
東 北
関 東
四 国
九 州
男 性
9.8
12.2 8.3
9.6 11.6 8.1
8.4
10.9 8.7
9.1 13.4
15.1 11.9 11.4
8.6
8.4 9.1 10.5
68.1
78.9 69.6
70.4 62.5
63.7 63.9 68.4 69.2
70.0
64.3 71.7
75.0 67.1
71.7 70.2 70.9 56.2
76.5 73.1 81.0 80.0 75.8 62.0
21.5 17.3
13.1 11.6 12.4 23.8 4.6
4.6 5.7 5.3
9.0 5.9
19.3
13.7 20.9
15.3 24.0
23.6 21.6
21.3 24.6
18.0
13.6 17.1
12.3 15.9 13.7 30.4
14.7 17.2
2.7
2.1 3.8
1.9 5.2
2.9 2.9 2.2 -
3.6
3.2 2.1
2.3 2.4 0.9 2.0 4.0 4.1 2.9
1.1 0.7 - 2.7 3.6
0.1
- - 0.2
- 0.3
- - 1.5 -
0.1 0.2
- - - - - 0.2
- - 0.7
- - 0.2 n (%)
気を 使って
いる
(計)
気を 使って いない
(計)
分から ない 非常に気を
使っている
全く気を 使っていない ある程度気を
使っている
余り気を
使っていない
2.ほかの人の言葉遣いが気になるか
問 2〔回答票〕あなたは,ふだん,ほかの人の言葉遣いなどが気になりますか。それとも,気に なりませんか。この中から選んでください。
(%) 14.8 60.9 21.3 2.9 0.1 (n=2,069)
分から ない 非常に
気になる
全く気に ならない ある程度
気になる
気に なる
(計)
気に ならない
(計)
75.7 24.2 余り気に
ならない
平成19年度調査結果
(n=1,975) 【14.4】 【56.6】 【23.2】 【5.6】 【0.2】 【71.0】 【28.9】
ふだん,ほかの人の言葉遣いなどが気になるかどうかを尋ねた。
「非常に気になる」が 14.8%,「ある程度気になる」が 60.9%で,両方を合わせた「気になる(計)」
は 75.7%となっている。一方, 「全く気にならない」が 2.9%, 「余り気にならない」が 21.3%で,これ らを合わせた「気にならない(計) 」は 24.2%となっている。
平成 19 年度調査結果と比較すると, 「気になる(計)」は 5 ポイント増加し, 「気にならない(計)」は 5 ポイント減少している。
地域ブロック別に見ると,「気になる(計)」の割合は,関東(79.7%)で約 8 割となっている。
性別に見ると,「気になる(計)」(男性 73.1%,女性 78.2%)の割合は,女性の方が高い。
性・年齢別に見ると, 「気になる(計)」の割合は,男性の 30~50 代と女性の 20~50 代で 7 割台後半 から 8 割台前半となっているが,男女の 16~19 歳では 6 割台前半となっている。
言葉の使い方に対する意識別に見ると, 「気になる(計)」の割合は,言葉の使い方に「気を使ってい
る(計)」(84.7%)と答えた人の方が,「気を使っていない(計)」(44.1%)と答えた人より高くなっ
ている(図 2 参照)。
図 2 ほかの人の言葉遣いが気になるか
(地域ブロック別,性別,性・年齢別,言葉の使い方に対する意識別)
(2,069) 75.7 24.2
( 95) 77.9 22.1
( 158) 70.3 29.7
( 645) 79.7 20.0
( 96) 70.8 29.2
( 314) 72.3 27.7
( 310) 76.1 23.9
( 136) 73.5 26.5
( 65) 75.4 24.6
( 250) 75.2 24.8
( 992) 73.1 26.8
(1,077) 78.2 21.7
男 性 ・ 16 ~ 19 歳 ( 44) 61.4 38.6
20 ~ 29 歳 ( 82) 68.3 31.7
30 ~ 39 歳 ( 106) 82.1 17.9
40 ~ 49 歳 ( 151) 79.5 20.5
50 ~ 59 歳 ( 175) 78.3 21.7
60 歳 以 上 ( 434) 68.7 31.1
女 性 ・ 16 ~ 19 歳 ( 34) 64.7 35.3
20 ~ 29 歳 ( 93) 76.3 23.7
30 ~ 39 歳 ( 153) 83.7 16.3
40 ~ 49 歳 ( 190) 85.3 14.2
50 ~ 59 歳 ( 186) 82.8 17.2
60 歳 以 上 ( 421) 72.4 27.6
(1,612) 84.7 15.2
( 454) 44.1 55.9
総 数
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
〔 性 ・ 年 齢 〕
〔 性 〕
北 海 道
東 北
関 東
四 国
九 州
男 性
北 陸
中 部
近 畿
中 国
気を使っている(計)
気を使っていない(計)
女 性
〔言葉の使い方に対する意識〕
14.8
14.7 15.8 16.3 11.5 10.5
19.4 14.7 7.7
13.6
15.9 13.8
13.6 29.3 17.9 14.6
16.0
17.2 7.8
14.7 12.4
15.7
17.9
60.9
63.2 54.4
63.4 59.4 61.8
56.8 58.8 67.7
61.6
57.2 64.3
47.7 39.0
64.2 64.9 62.3 55.1 52.9
59.1 75.8
70.5 70.4 56.8
66.8 40.1
23.5 19.2
15.7 14.2 15.6 23.0
14.2 46.3
4.0 13.6 11.8
21.3
17.9 23.4
17.1 25.0
25.5 21.9 23.5
24.6 22.4
38.6 30.5
17.9 19.9 19.4 24.9 26.5
22.6
9.7 1.0 2.9
4.2 6.3
2.9 4.2
2.2 1.9 2.9 - 2.4
3.3 2.5
- 1.2
- 0.7 2.3 6.2 8.8
1.1 0.7 - 1.6 4.5
0.1 - 0.1
- -
0.3 - - - -
- -
0.1 0.1
- - -
- - 0.2 -
- - 0.5
- - n (%)
分から ない
気に ならない
(計)
気に なる
(計)
非常に 気になる
全く気に ならない ある程度
気になる
余り気に
ならない
3.言葉遣いの心掛け
問 3〔回答票〕あなたが日頃言葉遣いで心掛けていることはどんなことですか。この中から幾つでも 挙げてください。
相手や場面に応じて敬語を使う 自分が言われて嫌なことは人には 言わない
汚い言葉や下品な表現は使わない
誰に対しても自分から挨拶する できるだけ分かりやすい平易な言葉 を使う
他人の話の腰を折らない 自分の能力や持ち物などを自慢 しない
一応相手の考えを認めた上で,反論 する
大勢で話すときは,話題が適切かどう か,みんなが話に加わり発言の機会に 偏りがないかなどに気を配る
自分の話し方の癖を(説教調,愚痴っ ぽい,早口など)できるだけ矯正しよ うとしている
その他
言葉遣いについて特に心掛けている ことはない
分からない
(%)
0.2【0.5】
3.6【4.1】
0.6【0.5】
22.1【13.2】
31.2【20.4】
35.5【24.2】
37.6【25.7】
40.9【33.6】
43.6【30.9】
51.8【35.4】
69.8【68.1】
44.3【36.3】
73.5【58.0】
0 20 40 60 80
(n=2,069)
【 】内は平成13年度調査結果 (n=2,192)
日頃言葉遣いで心掛けていることを尋ねた(選択肢の中から幾つでも回答)。
「相手や場面に応じて敬語を使う」が 73.5%で最も高く,次いで「自分が言われて嫌なことは人には
言わない」(69.8%)が続いている。以下, 「汚い言葉や下品な表現は使わない」(51.8%),「誰に対し
ても自分から挨拶する」 (44.3%), 「できるだけ分かりやすい平易な言葉を使う」 (43.6%), 「他人の話
の腰を折らない」 (40.9%), 「自分の能力や持ち物などを自慢しない」 (37.6%), 「一応相手の考えを認
めた上で,反論する」(35.5%),「大勢で話すときは,話題が適切かどうか,みんなが話に加わり発言
の機会に偏りがないかなどに気を配る」(31.2%),「自分の話し方の癖を(説教調,愚痴っぽい,早口 など)できるだけ矯正しようとしている」(22.1%)となっている。
平成 13 年度調査結果と比較すると, 「自分が言われて嫌なことは人には言わない」以外の具体的な項 目の割合は7~16 ポイントの増加となっている。増加が大きいのは, 「相手や場面に応じて敬語を使う」
「汚い言葉や下品な表現は使わない」で,いずれも 16 ポイント増加している。
地域ブロック別に見ると,「相手や場面に応じて敬語を使う」は関東(76.6%),近畿(77.1%),九 州(75.6%)で 7 割台後半となっているが,東北(57.6%)では 6 割弱となっている。「自分が言われ て嫌なことは人には言わない」は九州(75.2%)で他の地域より高く 7 割台半ばとなっている。「自分 の能力や持ち物などを自慢しない」は中国(47.8%),九州(44.4%)で 4 割台となっているが,北海 道(31.6%) ,中部(29.9%),近畿(31.9%)で 3 割前後となっている。
性別に見ると,「自分が言われて嫌なことは人には言わない」(男性 62.5%,女性 76.6%), 「汚い言 葉や下品な表現は使わない」 (男性 44.7%,女性 58.4%), 「誰に対しても自分から挨拶する」 (男性 38.7%,
女性 49.5%) , 「自分の能力や持ち物などを自慢しない」 (男性 33.6%,女性 41.2%) , 「自分の話し方の 癖を(説教調,愚痴っぽい,早口など)できるだけ矯正しようとしている」 (男性 18.9%,女性 25.1%)
は女性の方が高く,「他人の話の腰を折らない」 (男性 43.9%,女性 38.2%),「一応相手の考えを認め た上で,反論する」(男性 37.7%,女性 33.4%)は男性の方が高くなっている。
性・年齢別に見ると,「相手や場面に応じて敬語を使う」は男性の 50 代以下と女性の 40 代以下で 8 割台となっているが,男女の 60 歳以上では約 6 割となっている。 「自分が言われて嫌なことは人には言 わない」は女性の全ての年代で 7 割を超え,40 代で最も高く 8 割台半ばとなっている。「汚い言葉や下 品な表現は使わない」は女性の 20 代以上,「自分の能力や持ち物などを自慢しない」は女性の 30~50 代で,それぞれ他の年代に比べ高くなっている。「できるだけ分かりやすい平易な言葉を使う」は男性 の 30 代と 50 代で他の年代より高く 5 割台となっているが,男性の 30 代ではこのほか, 「他人の話の腰 を折らない」 「一応相手の考えを認めた上で,反論する」も他の年代より高く 5 割台となっている。
言葉の使い方に対する意識別に見ると,全ての具体的な項目の割合は,言葉の使い方に「気を使って いる(計)」と回答した人の方が「気を使っていない(計) 」と回答した人よりも 10 ポイント以上高く なっている。中でも「相手や場面に応じて敬語を使う」の割合は,言葉の使い方に「気を使っている(計) 」 と回答した人の方が「気を使っていない(計) 」と回答した人よりも 22 ポイント高くなっている。
ほかの人の言葉遣いについて別に見ると,全ての具体的な項目の割合は,ほかの人の言葉遣いが「気 になる(計) 」と回答した人の方が「気にならない(計)」と回答した人よりも高くなっている。中でも
「相手や場面に応じて敬語を使う」の割合は,ほかの人の言葉遣いが「気になる(計)」と回答した人
の方が「気にならない(計)」と回答した人よりも 22 ポイント高くなっている(表 1 参照)。
表1 言葉遣いの心掛 け(地域ブロック別,性別,性・年齢別 ,言葉の使い方に対する意識別,ほかの人 の言葉遣いについて別) n 相手 や場面 に応 じて敬 語を 使う
自分が言 わ れて嫌な こ とは人に は 言わない
汚い言葉や 下品な表現 は使わない
誰に対して も自分から 挨拶する
で きるだけ 分 かりやす い 平易な言 葉 を使う
他人 の話の 腰を 折らな い
自分の能 力 や持ち物 な どを自慢 し ない
一応相手の 考えを認め た上で,反 論する
大勢で話す ときは,話 題が適切か どうか,み んなが話に 加わり発言 の機会に偏 りがないか などに気を 配る 2,0 69 73.5 69.8 51.8 44.3 43 .6 40.9 37.6 35.5 31.2 95 73.7 65.3 52.6 43.2 36 .8 42.1 31.6 35.8 33.7 1 58 57.6 68.4 54.4 43.7 41 .1 44.9 38.6 34.8 24.1 6 45 76.6 72.1 51.6 45.9 45 .6 42.0 40.0 37.8 36.3 96 70.8 64.6 57.3 43.8 38 .5 42.7 36.5 30.2 34.4 3 14 72.6 69.4 48.7 43.3 41 .1 36.9 29.9 34.7 28.0 3 10 77.1 66.8 49.7 40.3 45 .2 38.1 31.9 34.2 29.4 1 36 72.1 66.2 58.1 44.1 43 .4 42.6 47.8 35.3 30.9 65 67.7 69.2 47.7 44.6 44 .6 32.3 36.9 24.6 18.5 2 50 75.6 75.2 52.4 47.6 45 .6 44.0 44.4 37.2 30.4 9 92 73.1 62.5 44.7 38.7 45 .6 43.9 33.6 37.7 30.3 1,0 77 73.9 76.6 58.4 49.5 41 .8 38.2 41.2 33.4 32.0 男 性 ・ 16 ~ 19 歳 44 88.6 47.7 34.1 36.4 34 .1 36.4 36.4 34.1 27.3 20 ~ 29 歳 82 80.5 65.9 35.4 34.1 42 .7 40.2 28.0 40.2 36.6 30 ~ 39 歳 1 06 89.6 67.9 49.1 34.0 50 .9 51.9 39.6 50.0 41.5 40 ~ 49 歳 1 51 82.8 70.2 36.4 40.4 39 .7 43.7 36.4 39.7 31.1 50 ~ 59 歳 1 75 80.0 64.6 50.9 44.6 55 .4 47.4 36.0 40.6 33.7 60 歳 以 上 4 34 59.9 58.5 46.8 38.0 44 .0 41.9 30.9 32.7 25.1 女 性 ・ 16 ~ 19 歳 34 85.3 70.6 44.1 32.4 29 .4 17.6 20.6 11.8 29.4 20 ~ 29 歳 93 86.0 77.4 58.1 41.9 31 .2 28.0 32.3 31.2 29.0 30 ~ 39 歳 1 53 86.3 78.4 56.2 49.0 34 .0 38.6 49.0 32.7 30.1 40 ~ 49 歳 1 90 88.4 84.2 58.9 48.4 36 .3 36.3 45.8 32.6 40.5 50 ~ 59 歳 1 86 73.7 80.6 58.6 54.8 46 .8 38.2 45.7 43.5 33.9 60 歳 以 上 4 21 59.4 71.0 60.1 50.8 48 .2 42.8 38.0 31.8 29.0 1,6 12 78.3 73.6 55.6 46.7 46 .3 43.4 40.8 38.5 34.2 4 54 56.8 56.8 38.5 35.9 34 .1 32.2 26.4 24.9 20.7 1,5 67 78.7 73.6 55.2 46.5 46 .4 42.6 39.3 39.0 34.5 5 00 57.2 58.2 41.2 37.4 35 .0 35.6 32.2 24.6 21.0
〔ほか の人 の言 葉遣い につ いて〕 気 を使っ てい ない (計) 気 を使っ てい る (計) 〔言葉 の使 い方 に対す る意 識〕 気 に な る ( 計) 気 になら ない (計 )
関東 北陸 男性 女性 〔 性 ・年 齢〕
中部 近畿 中国 四国 九州 〔性 〕
総数 〔地 域ブ ロッ ク〕 北海 道 東北
(% ) 自分 の 話 し 方の 癖 を (説 教 調 , 愚痴 っ ぽ い, 早 口 な ど) で き る だけ 矯 正 し よう と し て いる
言葉 遣いに つい て特に 心掛 けてい るこ とはな い 22 .1 3.6 17 .9 2.1 24 .7 4.4 25 .0 3.7 20 .8 5.2 20 .7 3.8 19 .7 2.6 20 .6 3.7 12 .3 6.2 23 .2 2.8 18 .9 3.9 25 .1 3.2 20 .5 2.3 20 .7 1.2 31 .1 - 15 .9 2.0 18 .3 2.3 16 .6 6.9 14 .7 - 33 .3 2.2 26 .8 - 31 .6 - 24 .2 3.2 20 .9 6.4 24 .9 1.1 12 .1 12.3 24 .8 1.2 13 .6 11.0
4.日本人の日本語能力
問 4〔回答票〕最近,日本人の日本語能力が低下しているという意見がありますが,このことに ついてあなたはそう思いますか,それともそうは思いませんか。
(n=2,069)
(1) 読む力はどうですか
(2) 書く力はどうですか
(3) 話す力はどうですか
(4) 聞く力はどうですか
(%)
13.2 36.8 20.2
19.5
58.2
50.2
50.5
48.8
16.6
23.9 8.9
33.1 1.8 3.2 1.0 1.3
3.1 2.9 3.1 3.7 分から 非常に低下して ない
いると思う
変わって いないと 思う やや低下して
いると思う
むしろ向上し ていると思う
低下して いると思う
(計)
【17.6】 【51.2】 【25.4】 【1.4】 【4.4】 【68.8】
78.4
【37.5】 【50.6】 【7.7】 【0.6】 【3.6】 【88.1】
【16.7】 【42.5】 【33.1】 【3.9】 【3.9】 【59.2】
【14.2】 【42.8】 【35.9】【2.9】 【4.2】 【57.0】
87.0
69.9
62.1
【 】内は平成13年度調査結果 (n=2,192)
最近,日本人の日本語能力が低下しているという意見があるが, 「読む力」 「書く力」 「話す力」 「聞く 力」の四つの分野の日本語能力についてどう思うかを尋ねた。
「非常に低下していると思う」の割合は, 「書く力」が 36.8%で最も高く,次いで「読む力」 (20.2%),
「話す力」(19.5%)が約 2 割,「聞く力」が 13.2%となっている。これに「やや低下していると思う」
を合わせた「低下していると思う(計)」の割合は 4 分野とも 6 割を超えており, 「書く力」が 87.0%,
「読む力」が 78.4%, 「話す力」が 69.9%, 「聞く力」が 62.1%となっている。一方, 「むしろ向上して いると思う」の割合は最も高い「話す力」でも 3.2%である。また, 「変わっていないと思う」の割合は
「聞く力」が 33.1%,「話す力」が 23.9%,「読む力」が 16.6%,「書く力」が 8.9%である。
平成 13 年度調査結果と比較すると, 「低下していると思う(計)」の割合は, 「書く力」では余り変化 が見られないが「読む力」は 10 ポイント, 「話す力」は 11 ポイント, 「聞く力」は 5 ポイント増加して いる。
以下,四つの分野の日本語能力について,地域ブロック別,性別,性・年齢別,言葉の使い方に対す
る意識別,ほかの人の言葉遣いについて別,に見ていく。
(1) 読む力はどうですか
地域ブロック別に見ると, 「低下していると思う(計)」は全ての地域で 7 割を超えるが,中でも関東
(82.0%)と近畿(81.6%)で 8 割強となっている。「変わっていないと思う」は北海道(25.3%)と 中国(23.5%)で他の地域より高くなっている。
性別に見ると,「変わっていないと思う」(男性 19.4%,女性 14.1%)は男性の方が高い。
性・年齢別に見ると, 「低下していると思う(計)」は女性の 50 代で 9 割近い。一方,男性の 30 代以 下では 6 割台となり,これらの年代では「変わっていないと思う」が 2 割台後半から 3 割台前半となっ ている。
言葉の使い方に対する意識別に見ると, 「低下していると思う(計)」は,言葉の使い方に「気を使っ ている(計) 」と答えた人の方が,「気を使っていない(計) 」と答えた人より高くなっている。
ほかの人の言葉遣いについて別に見ると, 「低下していると思う(計)」は,ほかの人の言葉遣いが「気 になる(計)」と答えた人の方が,「気にならない(計)」と答えた人より高くなっている(図 3 参照)。
図 3 日本人の日本語能力 (1) 読む力はどうですか(地域ブロック別,性別,性・年齢別,
言葉の使い方に対する意識別,ほかの人の言葉遣いについて別)
(2,069) 78.4
( 95) 72.6
( 158) 72.2
( 645) 82.0
( 96) 79.2
( 314) 79.6
( 310) 81.6
( 136) 71.3
( 65) 73.8
( 250) 74.4
( 992) 77.2
(1,077) 79.5
男 性 ・ 16 ~ 19 歳 ( 44) 63.6
20 ~ 29 歳 ( 82) 65.9
30 ~ 39 歳 ( 106) 69.8
40 ~ 49 歳 ( 151) 80.8
50 ~ 59 歳 ( 175) 82.9
60 歳 以 上 ( 434) 79.0
女 性 ・ 16 ~ 19 歳 ( 34) 85.3
20 ~ 29 歳 ( 93) 80.6
30 ~ 39 歳 ( 153) 80.4
40 ~ 49 歳 ( 190) 77.4
50 ~ 59 歳 ( 186) 88.2
60 歳 以 上 ( 421) 75.5
(1,612) 80.8
( 454) 70.3
(1,567) 82.3
( 500) 66.4
〔ほかの人の言葉遣いについて〕
気 に な る (計)
気にならない(計)
総 数
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
〔 性 ・ 年 齢 〕
〔 性 〕
北 海 道
東 北
関 東
四 国
九 州
男 性
北 陸
中 部
近 畿
中 国
気を使っている(計)
気を使っていない(計)
女 性
〔言葉の使い方に対する意識〕
20.2
10.5 15.2
22.5 15.6
20.1 26.8 19.1 18.5 16.0
21.5 19.0
13.6 20.7 16.0
17.9 26.9
15.1 11.1
21.6 19.4
22.3
22.5 12.3
22.5 13.0
58.2
62.1 57.0
59.5 63.5
59.6 54.8 52.2
55.4 58.4
55.7 60.4
50.0 45.1 53.8
62.9 56.0 56.2 76.5
65.6 69.3
55.8 68.8 53.2
58.4 57.9
59.7 53.4
19.4 14.1
15.7 19.5
9.7 13.3
15.0 22.2
14.1 24.6 7.2 22.8
8.8
16.6
25.3 20.9
14.7 17.7 15.3
15.2 23.5 18.5 14.4
31.8 29.3
26.4 19.2 13.7 16.8
8.8 15.1
1.8 1.1 2.2
1.0 1.3
1.1 1.9
1.2 - 0.6
1.6 0.7
- 2.4
0.9 1.6
2.3 2.4 2.8 - 1.1 0.2
- 1.1 0.7 1.1 0.5 2.9
2.6 3.2 5.3 3.7
1.1 5.1
2.0 3.1 4.5
1.6 4.4
7.7 8.8
2.5 4.8
2.3 2.4 0.9 - 2.3 3.9 5.9 3.2 3.3 2.1 1.6 8.3
n
(%)分から ない 非常に低下して
いると思う
変わって いないと思う やや低下して
いると思う
むしろ向上して いると思う
低下して いると思う
(計)
(2) 書く力はどうですか
地域ブロック別に見ると,「低下していると思う(計)」は中国(91.2%)で 9 割強となっているが,
東北(77.8%)で 8 割弱となっている。「変わっていないと思う」は北海道(17.9%)で他の地域より 高い。
性別に見ると,男女で余り差は見られない。
性・年齢別に見ると, 「低下していると思う(計) 」は男女とも 40~50 代で 9 割台前半となっている。
一方,男性の 16~19 歳では約 6 割で,「変わっていないと思う」が 3 割台半ばとなっている。
言葉の使い方に対する意識別に見ると, 「低下していると思う(計)」は,言葉の使い方に「気を使っ ている(計) 」と答えた人の方が,「気を使っていない(計) 」と答えた人より高くなっている。
ほかの人の言葉遣いについて別に見ると, 「低下していると思う(計)」は,ほかの人の言葉遣いが「気 になる(計)」と答えた人の方が,「気にならない(計)」と答えた人より高くなっている(図 4 参照)。
図 4 日本人の日本語能力 (2) 書く力はどうですか(地域ブロック別,性別,性・年齢別,
言葉の使い方に対する意識別,ほかの人の言葉遣いについて別)
(2,069) 87.0
( 95) 82.1
( 158) 77.8
( 645) 88.1
( 96) 85.4
( 314) 87.6
( 310) 89.4
( 136) 91.2
( 65) 84.6
( 250) 86.8
( 992) 87.0
(1,077) 86.9
男 性 ・ 16 ~ 19 歳 ( 44) 59.1
20 ~ 29 歳 ( 82) 85.4
30 ~ 39 歳 ( 106) 89.6
40 ~ 49 歳 ( 151) 92.7
50 ~ 59 歳 ( 175) 94.3
60 歳 以 上 ( 434) 84.6
女 性 ・ 16 ~ 19 歳 ( 34) 82.4
20 ~ 29 歳 ( 93) 83.9
30 ~ 39 歳 ( 153) 86.9
40 ~ 49 歳 ( 190) 93.2
50 ~ 59 歳 ( 186) 93.5
60 歳 以 上 ( 421) 82.2
(1,612) 89.7
( 454) 77.8
(1,567) 90.3
( 500) 76.6
〔ほかの人の言葉遣いについて〕
気 に な る (計)
気にならない(計)
総 数
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
〔 性 ・ 年 齢 〕
〔 性 〕
北 海 道
東 北
関 東
四 国
九 州
男 性
北 陸
中 部
近 畿
中 国
気を使っている(計)
気を使っていない(計)
女 性
〔言葉の使い方に対する意識〕
36.8
29.5 31.0
38.6 32.3
39.2 39.0 36.0
36.9 34.8
37.4 36.2
13.6 30.5
40.6 43.7
46.9
33.3 39.9 38.9 43.5 31.8
40.5 23.8
41.0 23.6
50.2
52.6 46.8
49.5 53.1
48.4 50.3 55.1 47.7 52.0
49.6 50.7
45.5
54.9 49.1
49.0 47.4 50.2 55.9
50.5 47.1
54.2 50.0 50.4
49.2 54.0
49.3 53.0
10.3 7.7
9.2
7.8
7.2 14.8
7.0 15.2 34.3
26.5
5.3 3.8 8.9
17.9 13.9
8.7 8.3
8.3 8.4 5.1 10.8
6.4
34.1 12.2
7.5 6.6 4.6 11.8
17.6 14.0
2.0 0.7 2.4
0.6 1.0
- 1.9
1.2 - 0.6 1.0 1.5
-
1.2 0.7 1.3
2.3 1.2 1.9 0.7
- 0.5 - - 2.0 0.5 0.5 2.1
6.2 2.0 2.5 5.1 3.1
- 6.3 2.0 6.3 3.5
1.3 2.2 4.6 5.6
2.0 4.1
4.5 1.2 0.9 - 1.1 3.2 - 2.2 2.0 1.1 2.2 7.8
n
(%)分から ない 非常に低下して
いると思う
やや低下して いると思う
むしろ向上して いると思う
低下して いると思う
(計)
変わって いないと思う
(3) 話す力はどうですか
地域ブロック別に見ると, 「低下していると思う(計)」は東北(62.0%)と四国(61.5%)を除く地 域では 7 割前後となっている。
性別に見ると, 「低下していると思う(計)」 (男性 66.8%,女性 72.8%)は女性の方が高く, 「変わっ ていないと思う」(男性 27.4%,女性 20.7%)は男性の方が高い。
性・年齢別に見ると,「低下していると思う(計)」は女性の 30~50 代で 8 割前後となっているが,
男性の 16~19 歳及び男女の 60 歳以上で 6 割台前半となっている。
言葉の使い方に対する意識別に見ると, 「低下していると思う(計)」は,言葉の使い方に「気を使っ ている(計) 」と答えた人の方が,「気を使っていない(計) 」と答えた人より高くなっている。
ほかの人の言葉遣いについて別に見ると, 「低下していると思う(計)」は,ほかの人の言葉遣いが「気 になる(計)」と答えた人の方が,「気にならない(計)」と答えた人より高くなっている(図 5 参照)。
図 5 日本人の日本語能力 (3) 話す力はどうですか(地域ブロック別,性別,性・年齢別,
言葉の使い方に対する意識別,ほかの人の言葉遣いについて別)
(2,069) 69.9
( 95) 72.6
( 158) 62.0
( 645) 71.8
( 96) 74.0
( 314) 71.0
( 310) 69.4
( 136) 69.9
( 65) 61.5
( 250) 69.2
( 992) 66.8
(1,077) 72.8
男 性 ・ 16 ~ 19 歳 ( 44) 63.6
20 ~ 29 歳 ( 82) 72.0
30 ~ 39 歳 ( 106) 67.9
40 ~ 49 歳 ( 151) 71.5
50 ~ 59 歳 ( 175) 72.6
60 歳 以 上 ( 434) 62.0
女 性 ・ 16 ~ 19 歳 ( 34) 70.6
20 ~ 29 歳 ( 93) 73.1
30 ~ 39 歳 ( 153) 79.7
40 ~ 49 歳 ( 190) 78.9
50 ~ 59 歳 ( 186) 80.6
60 歳 以 上 ( 421) 64.1
(1,612) 73.3
( 454) 58.4
(1,567) 74.2
( 500) 56.6
気を使っている(計)
気を使っていない(計)
女 性
〔言葉の使い方に対する意識〕
四 国
九 州
男 性
北 陸
中 部
近 畿
中 国
〔ほかの人の言葉遣いについて〕
気 に な る (計)
気にならない(計)
総 数
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
〔 性 ・ 年 齢 〕
〔 性 〕
北 海 道
東 北
関 東
19.5
17.9 17.7 20.6 16.7
22.9 18.4
24.3 16.9 14.4
19.8 19.2
9.1 20.7 19.8 26.5 18.9
23.7 17.6
24.2 17.2 17.1
21.5 12.3
22.0 11.6
50.5
54.7 44.3
51.2 57.3
48.1 51.0
45.6 44.6
54.8
47.1 53.6
54.5 51.2 48.1
45.0 53.7 43.3
47.1 49.5 62.1 54.7 63.4 47.0
51.8 46.0
52.3 45.0
27.4 20.7
17.0 17.4
25.4
21.3 32.8
21.0 33.2 18.7
23.5
14.5 23.9
22.1 24.1
22.6 22.9 24.5 26.8 24.3 32.3
21.6
31.8 24.4 28.3
27.2 22.9 29.3
20.6 24.7
4.4 2.9 4.4
2.9 3.2
3.2 8.2
3.4 - 1.0
2.3 4.4 3.1 4.4
3.1 3.3
- 1.2 3.8 0.7 2.9 4.6 2.9
1.1 2.0 3.2 3.2 4.5
5.8 1.9 2.4 4.4 2.9
2.1 5.7
2.2 3.1 3.5
1.6 1.5 3.1 4.8
2.6 3.2
4.5 2.4
- 0.7 1.7 4.1 5.9 1.1 1.3 0.5 1.6 5.9
n
(%)分から ない 非常に低下して
いると思う
変わって いないと思う やや低下して
いると思う
むしろ向上して いると思う
低下して いると思う
(計)
(4) 聞く力はどうですか
地域ブロック別に見ると, 「低下していると思う(計)」は北陸(66.7%)で 6 割台後半となっている が,四国(53.8%)で 5 割台前半となっている。
性別に見ると, 「低下していると思う(計)」 (男性 59.6%,女性 64.3%)は女性の方が高く, 「変わっ ていないと思う」(男性 35.8%,女性 30.5%)は男性の方が高い。
性・年齢別に見ると, 「低下していると思う(計)」は女性の 40~50 代で 7 割強となっている。一方,
男性の 16~19 歳では 3 割台半ばで,「変わっていないと思う」が 5 割となっている。
言葉の使い方に対する意識別に見ると, 「低下していると思う(計)」は,言葉の使い方に「気を使っ ている(計) 」と答えた人の方が,「気を使っていない(計) 」と答えた人より高くなっている。
ほかの人の言葉遣いについて別に見ると, 「低下していると思う(計)」は,ほかの人の言葉遣いが「気 になる(計)」と答えた人の方が,「気にならない(計)」と答えた人より高くなっている(図 6 参照)。
図 6 日本人の日本語能力 (4) 聞く力はどうですか(地域ブロック別,性別,性・年齢別,
言葉の使い方に対する意識別,ほかの人の言葉遣いについて別)
(2,069) 62.1
( 95) 57.9
( 158) 60.1
( 645) 62.5
( 96) 66.7
( 314) 59.2
( 310) 64.2
( 136) 63.2
( 65) 53.8
( 250) 64.4
( 992) 59.6
(1,077) 64.3
男 性 ・ 16 ~ 19 歳 ( 44) 36.4
20 ~ 29 歳 ( 82) 56.1
30 ~ 39 歳 ( 106) 63.2
40 ~ 49 歳 ( 151) 58.9
50 ~ 59 歳 ( 175) 67.4
60 歳 以 上 ( 434) 58.8
女 性 ・ 16 ~ 19 歳 ( 34) 55.9
20 ~ 29 歳 ( 93) 58.1
30 ~ 39 歳 ( 153) 68.6
40 ~ 49 歳 ( 190) 71.6
50 ~ 59 歳 ( 186) 72.0
60 歳 以 上 ( 421) 58.2
(1,612) 65.8
( 454) 48.9
(1,567) 66.4
( 500) 48.6
〔ほかの人の言葉遣いについて〕
気 に な る (計)
気にならない(計)
総 数
〔 地 域 ブ ロ ッ ク 〕
〔 性 ・ 年 齢 〕
〔 性 〕
北 海 道
東 北
関 東
四 国
九 州
男 性
北 陸
中 部
近 畿
中 国
気を使っている(計)
気を使っていない(計)
女 性
〔言葉の使い方に対する意識〕
13.2
6.3 10.8
13.2 7.3
16.9 13.2
18.4 13.8 12.4
11.9 14.5
6.8 9.8 9.4 13.9 12.0
16.1 15.0 18.9 10.8
14.3
15.1 6.6
15.6 6.0
48.8
51.6 49.4
49.3 59.4
42.4 51.0 44.9 40.0
52.0
47.7 49.9
29.5 46.3
53.8 45.0 55.4 46.1 50.0
41.9 53.6
52.6 61.3 43.9
50.7 42.3
50.8 42.6
35.8 30.5
28.8 26.8
32.5
30.1 43.6
29.8 43.4 12.7
5.9
25.3 33.1
35.8 33.5
33.2 29.2 36.3
32.9 31.6 41.5
27.6
50.0 41.5
35.8 41.1
27.4 34.8 41.2 38.7
1.8 1.8 2.6
1.6 1.8
3.2 1.3 2.3 2.1 0.6 1.6 2.2
-
2.0 1.9 1.7 9.1
1.2 - - 3.4 1.8
- - 1.3 1.1 0.5 3.1
6.2 2.0 2.5 4.8 3.1
3.2 5.1 2.0
2.1 3.8 1.3 2.9
4.6 6.0
2.7 3.4
4.5 1.2 0.9 - 1.7 4.6
2.9 3.2 1.3 0.5 2.2 6.2
n
(%)分から ない 非常に低下して
いると思う
変わって いないと思う やや低下して
いると思う
むしろ向上して いると思う
低下して いると思う
(計)