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平成 23 年から平成 24 年にかけて、土地関係法 制度に関して、さまざまな法律が制定又は改正さ れた。これらのめまぐるしい動きは、専門家でも これを総覧的に把握することはなかなか難しいと 思われる。これらの改正には、おおよそ三つの流 れがある。第一に、東日本大震災に端を発した一 連の法律の制定や改正であり、第二に、新成長戦 略等の政策課題に対処するための法律の制定・改 正であり、第三に、地方分権化という課題に対処
する法律改正である。
これらの最近の動向の特徴は、一口に言って、
一つ一つの改正が質及び量の両面で内容がきわめ てドラスティックであるとともに、その内容が従 来にないような格段の複雑さを伴っていることで ある。例えば、地方分権化に係る法律改正では、
第一次で 42 本の法律、第二次で 207 本の法律の改 正等が行われている等である。これに加えて、こ れらの法律制定や改正が、同じ法律について並行 的に行われており、全体としてみると、制度改正 の全容を理解することが簡単にはできなくなって
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いることである。
本稿では、これらの膨大な法律改正のうち、土 地不動産関係法制度に係る行政法に係る部分で、
かつ、主として国土交通行政に係るものを中心に 取り上げて、その一端を整理し、紹介するととも に、若干の解説を試みるものである。内容があま りにも多く、かつ、複雑であるため、全貌に迫る にはいささか能力不足の感がある。このため、幅 広くかつ複雑な法律体系の理解につき、内容的に 誤解や誤謬等があるかもしれない。お気づきの点 があれば、ご指摘をいただきたいと考える次第で ある。
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平成 23 年 12 月 14 日公布・同年 12 月 26 日施行
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平成 23 年3月 11 日の東人本大震災は、三陸沖 を震源としたマグニチュード 9.0 の地震により、
死者行方不明者約 19,000 名、建物の全壊・半壊数 約 354,000 戸の大きな被害をもたらした。これは、
明治以来の震災の死者・行方不明者の被害として は、1923 年9月の関東大震災の約 142,000 人や 1896 年の明治三陸地震津波の約 22,000 人に次い で大きな震災被害である。
このような大規模な地震災害からの復興を図る ため、復興の基本理念などを定める法律として、
東日本大震災復興基本法が2011年6月20日に可決、
成立し、同月24日に公布施行された。
この東日本大震災復興基本法は、①復興につい ての基本理念を定めること、②東日本大震災から の復興のための資金の確保、復興特別区域制度の 整備その他の基本となる事項を定めること、③東 日本大震災復興対策本部の設置及び復興�の設 置に関する基本方針を定めること等により、「東日 本大震災からの復興の円滑かつ迅速な推進と活力
ある日本の再生を図ること」を目的として制定さ れたものである(同法§1)。
この基本法第 10 条の規定に基づき、及び同法第 3条等の規定に基づく「東日本大震災からの復興 の基本方針」(東日本復興対策本部決定)に基づき、
この「復興特別区域」に係る制度等を定める東日 本大震災復興特別区域法が制定された。
この法律は、平成 23 年 12 月 14 日に公布され、
同年 12 月 26 日に公布された「東日本大震災復興 特別区域法の施行期日を定める政令により、同日 に施行された。また、同法施行令、同法施行規則 等の関係法令も、同時に公布施行された。さらに、
同法第3条の規定に基づく、「復興特別区域基本 方針」は、平成 24 年1月6日に閣議決定された。
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(1)法律の概要
この法律の概要は次の通りである。
この法律は、第1に閣議で復興特別区域基本方 針を定める。第2に、これに即して災害を受けた 地方公共団体が単独又は共同で復興推進計画を 作成し、内閣総理大臣の認定を受け、この計画に 基づく事業につき、規制の特例、課税の特例等を 受ける。第3に、被災関連市町村が単独又は共同 で復興整備計画を作成し、復興整備協議会におけ る協議等を経て、事業に必要な許可の特例の適用 を受ける。第4に、災害を受けた地方公共団体は、
単独又は共同で復興交付金事業計画を作成し、内 閣総理大臣に提出することにより、国は復興交付 金を交付することができること等の措置が定めら れた。なお、「復興特別区域」とは、上記第2の 復興推進計画、上記第3の復興整備計画及び上記 第4の復興交付金事業計画の区域をいうものと されている(法§2②)。
(2)法律のあらまし 1.復興特別区域基本方針
政府は、東日本大震災復興基本法の基本理念に のっとり、かつ、東日本大震災復興基本方針に基 づき、復興特別区域につき、閣議で一定の事項を
定めた復興特別区域基本方針を定めなければなら ない。 (§3)
��復興推進計画 (�)内容
東日本大震災の被災地域等につき、その地域の 市町村(全部又は一部が災害救助法の適用又はこ れに準ずる区域の市町村。以下「特定市町村」)は 単独又は共同で、次の事項を定めた復興推進計画 を作成し、内閣総理大臣の認定を受けることがで きる。①復興推進計画の区域、②復興推進計画の 目標、③目標達成のための取組内容、④復興産業 集積区域、復興居住区域又は復興特定区域(社会福 祉、環境保全その他の分野の地域の課題解決の取 組を推進すべき区域)、⑤復興推進事業の内容及び 実施主体、⑥特別の措置の内容、⑦その他必要な 事項。(§4①及び②)
(�)手続
復興推進計画に関し、認定の基準及び処理期間、
復興推進事業を実施しようとする者による認定申 請の提案、特定市町村による新たな規制の特例措 置等の提案等、都府県の区域ごとの国と地方の協 議会及び特定地方公共団体の設置する復興推進協 議会の設置並びにその協議が整った事項につき構 成員の尊重義務等の手続を規定。(§2③から§13 まで)
(�)規制の特例措置
認定を受けた復興推進計画に対して、規制の特 例措置として、建築基準法の特例(復興建築物整備 事業等につき、用途制限の緩和、特別用途地区に よる用途制限の緩和につき大臣承認の不要化等)、
農地法の特例(食料供給等施設整備事業につき、農 地転用、農用地区域の変更及び林地開発許可等の 手続の一部不要化)、工場立地法等の特例(復興産 業集積区域における工場等の緑地及び環境施設の 面積の割合を条例で規定可能)、政令等で規定され た規制の特例(政省令で規定された規制につき、政 省令による規制の特例措置及び政省令で規定され た地方公共団体の事務につき、条例で規制の特例 措置を、それぞれ規定可能)等を規定。(§14 から
§36 まで) (�)課税の特例
認定を受けた推進計画に定められた復興事業を 実施する指定事業者が、復興産業集積区域内で事 業用の施設等として取得、建設等をする建物等、
復興居住区域内で取得又は建設する被災者向け賃 貸住宅等につき、東日本大震災の被災者等に係る 国税関係法律の臨時特例に関する法律の定めると ころにより、課税の特例(特別償却等)があること を規定。(§37 から§42 まで)
(�)その他の措置
認定を受けた推進計画に基づき行われる地方税 の課税免除又は不均一課税に伴う減収額の特別交 付税の算定基礎への参入、復興特別区支援貸付事 業を行う金融機関への利子補給金の支給、国の補 助事業等により取得した地方公共団体の財産の目 的外使用等の承認手続の不要化等を規定。(§43 か ら§45 まで)
��復興整備計画 (�)復興整備計画の内容
東日本大震災の被災地域で、被害により土地利 用の状況が相当程度変化した地域で、地域の円滑 かつ迅速な復興を図るための事業を実施する必要 がある地域の市町村(以下「被災関連市町村」とい う。)は、単独又は共同で、次の事項を定めた地域 の整備に関する計画を作成することができる。① 区域、②目標、③土地利用方針、④市街地開発事 業(都市計画法§4⑦)、都市施設の整備に関する事 業(同法§11①各号)、復興一体事業、集団移転促 進事業、津波防護施設の整備に関する事業等を内 容とする復興整備事業の実施主体、区域等、⑤整 備計画の期間等。(§46)
(�)作成の手続
復興整備計画とその実施等につき協議をするた めに、被災関連市町村の長及び被災関連都道府県 の知事等(必要に応じ国土交通大臣等の事業の所 管大臣等を加える)により構成される復興整備協 議会を置く。また、復興整備計画の作成につき、
住民の意見を反映するため必要な措置、作成後の
公表等を規定。(§47)
(�)特例 復興整備計画に記載された事項につい て特例を規定
① 土地利用基本計画の変更、都市計画区域の指 定、都市計画決定等に係る特例(§4�) 被災関連市町村等は、協議会での協議及び必要 な者の同意等並びに必要な公告縦覧の手続等を経 て、復興整備計画に復興整備事業の実施に関連し て行う土地利用基本計画の変更、都市計画区域の 指定等、都市計画の決定等の事項について、これ らの変更等に係る計画事項を記載できる。それが 記載された復興整備計画が公表された場合、その 公表の日にこれらの土地利用基本計画の変更、都 市計画区域の指定、都市計画の決定等があったも のとみなすこと等を規定。(上のほか、農業振興地 域、農用地利用計画及び地域森林計画の変更、保 安林の指定又は解除等も復興整備計画に記載する ことができ、同様の取り扱いとなる)
② 復興事業等に係る許認可等の特例(§49) 被災関連市町村等は、協議会における協議等や 必要な者の同意の取得等の手続を経て、復興整備 事業の実施につき、土地利用方針又は復興整備事 業に係る事項に開発許可(都市計画法§29①又は
②)、市街化調整区域における建築許可(同法§43
①)、農地の転用の許可(農地法§4)等に関する事 項を記載できる。それが記載された復興整備計画 が公表されたときは、その公表の日にその事項に つき当該許認可等があったものとみなすこと(§
50)等を規定。(その他、農地の転用のための権利 移動の許可、都市計画事業の認可又は承認、農振 法の開発行為の許可、森林法の開発許可等も記載 可能)
③ 土地区画整理事業等の特例 東日本大震災による被害により土地利用の状況 が相当程度変化した地域等の地域内の市街化調整 区域を施行地区に含む土地区画整理事業又は復興 一体事業を、復興整備計画に記載できる。記載さ れた土地区画整理事業は市街化調整区域において 施行することができることを規定。(§51)
�その他の特例
土地改良事業、集団移転促進事業、住宅地区改 良事業、地籍調査事業等につき、一定の手続を行 って、復興整備計画に記載された事項の特例を規 定。(§52 から§56 まで)
(�)復興一体事業
復興整備計画に記載された復興一体事業※につ き、被災市町村等は事業計画を定めて、知事に適 当である旨の認定を受けることができ、その認定 を土地区画整理事業の事業計画の認可とみなす等 の特例を規定(§57)。また、津波による再度災害 の防止等のための復興一体事業の事業計画では、
津波復興住宅等建設区を定めることができ、住宅 又は公益的施設の宅地の所有者で換地にこれらの 施設を建設しようとするものは、津波復興住宅等 建設区に換地を定める旨申出をすることができ る。 (§62)
※東日本大震災による被害により土地利用の状況 が相当程度変化した地域等につき、土地区画整理 事業、農業用用排水施設等の新設等及び客土、暗 渠排水等の農用地の改良等のため必要な事業を一 体として行う事業
(�)復興整備計画の実施に係る特�の措置
①建築等の届出
被災関連市町村は復興整備事業の実施区域の全 部又は一部の区域を届出対象区域として指定でき る。この区域内における土地の区画形質の変更、
建築物その他工作物の新築等につき、着手の 30 日 前までに一定の事項の届出義務を規定。また、こ の届出が復興整備事業の実施に支障となる恐れが ある場合につき、設計の変更等の必要な措置を勧 告できる。(§64)
②不動産登記法の特例
復興整備事業(土地収用法等の規定により告示 された事業に限る。)を実施する者の筆界特定登記 官(不動産登記法§125)に対し、筆界特定の申請を 可能とすることを規定。(§73)
③その他
復興整備事業のための立入等、資料の提出その
他の協力、環境影響評価法の特例、都市再生機構 の委託による事業実施等の特例を規定。(§65 から
§72 まで及び§74 から§76 まで)
��復興交付金事業計画 (�)作成等
特定市町村等は、単独で又は共同で、東日本大 震災により、相当数の住宅等の施設の滅失毀損等 著しい被害を受けた地域の円滑かつ迅速な復興の ために必要な事業に関する次の事項を定めた計画 (復興交付金事業計画)を作成することができるこ とを規定。①区域、②目標、③ 土地区画整理事業、
集団移転事業、道路の新設等、公営住宅の整備等 であって、地域の復興のために実施する必要があ る事業、④これらと一体となって効果を増大する ため必要な事業、⑤計画期間等(§77)
(�)復興交付金
復興交付金を復興交付金事業計画に基づく事業 等の実施に充てようとするときは、内閣総理大臣 に当該復興交付金事業計画を提出しなければなら ない。国は、特定市町村等に対して、提出された 計画に基づく事業の実施等の経費に充てるため予 算の範囲内で交付金を交付することができる。(§
78) 5��則等
復興特別区域のうち地価が急激に上昇するおそ れがあると認められる区域につき、監視区域の指 定、住宅金融支援機構の資金の貸付け等につき特 別の配慮等を規定(§84 から§93 まで)
6�その他
施行期日、施行後5年以内の施行状況の検討等 を規定(附則)
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平成 23 年 12 月 14 日公布 平成 23 年 12 月 27 日施行
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平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖 地震は、我が国の観測史上最大のマグニチュード 九.〇という巨大な地震と津波により、広域にわ たって大規模な被害が発生するという未曾有の災 害となった。また、東海・東南海・南海地震など 津波による大規模な被害の発生が懸念される地震 の発生が高い確率で予想されており、東北地方太 平洋沖地震の津波による被災地以外の地域におい ても津波による災害に強い地域づくりを早急に進 めることが求められている。
このような背景の中、平成23年6月には津波対 策に関する基本法ともいうべき「津波対策の推進 に関する法律」(平成23年法律第77号)が成立し、
多数の人命を奪った東日本大震災の惨禍を二度と 繰り返すことのないよう、津波に関する基本的認 識が示されるとともに、津波に関する防災上必要 な教育及び訓練の実施、津波からの迅速かつ円滑 な避難を確保するための措置、津波対策のための 施設の整備、津波対策に配慮したまちづくりの推 進等により、津波対策は総合的かつ効果的に推進 されなければならないこととされた。
一方、これまで津波対策については、一定頻度 の津波レベルを想定して主に海岸堤防等のハード を中心とした対策が行われてきたが、東北地方太 平洋沖地震の経験を踏まえ、このような低頻度で はあるが大規模かつ広範囲にわたる被害をもたら す津波に対しては、国がその責務として津波防災 及び減災の考え方や津波防災対策の基本的な方向 性や枠組みを示すとともに、都道府県及び市町村 が、津波による災害の防止・軽減の効果が高く、
将来にわたって安心して暮らすことのできる安全 な地域づくり(以下「津波防災地域づくり」とい う。)を、地域の実情等に応じて具体的に進める 必要がある。
以上のような状況を受けて、平成23年12月に津 波による災害から国民の生命、身体及び財産の保 護を図ることを目的として、津波防災地域づくり に関する法律が制定された。
この法律は、東日本大震災により甚大な被害を
受けた地域の復興にあたっては、将来を見据えた 津波災害に強い地域づくりを推進する必要があり、
また、将来起こりうる津波災害の防止・軽減のた め、全国で活用可能な一般的な制度を創設する必 要があることを背景にして、ハード・ソフトの施 策を組み合わせた「多重防御」による「津波防災 地域づくり」を推進することを基本としている。
津波防災地域づくりに関する法律は、平成23年 12月14日に公布され、同法附則に基づく津波防災 地域づくりに関する法律の施行期日を定める政令 (同年12月26日公布)により、同年12月27日に施行 された。また、この法律の規定に基づく「津波防 災地域づくりに関する法律施行令」も、同年12月 26日公布され、法律の施行の日から施行された。
また、この法律と同時に、「津波防災地域づく りに関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に 関する法律」も制定され、本法の施行に伴い、関 連する法律の規定の改正が行われた。この法律も、
津波防災地域づくりに関する法律と同日に公布さ れ、同法の施行の日(すなわち、平成23年12月27日) から施行された。
なお、本法律第三条基づき、国土交通大臣が定 める基本指針は、平成23年12月27日に「津波防災 地域づくりの推進に関する基本的な指針」と題し て定められ、公表された。
㧞㧚ᴺᓞߩⷐ (�)法律の概要
この法律の概要は次の通りである。①国土交通 大臣が、津波防災地域づくりの基本方針を定める。
②これに基づき、都道府県は、津波浸水想定の設 定等を行う。③市町村は、これを踏まえて、推進 計画を作成する。これを受けて、④この推進計画 区域において、土地区画整理事業の特例等が適用 される。⑤都市施設の都市計画の一つとして、一 団地の津波防災拠点市街地形成施設の都市計画が 創設され、津波が発生してもまちづくりの拠点と して維持すべき区域として整備される。また、⑥ 知事が津波防護施設を新設し、その管理等を行う (管理は市町村長も行うことができる)。⑦津波災
害警戒区域が設けられ、警戒態勢や避難施設の整 備が進められるとともに、特に著しい危害が生ず るおそれのある区域につき津波災害特別警戒区域 が設けられ、これにより開発行為や建築行為を規 制する。
(�)法律のあらまし
� 目的(�1)
津波による災害を防止し、又は軽減する効果が 高く、将来にわたって安心して暮らすことのでき る安全な地域の整備、利用及び保全(以下「津波 防災地域づくり」という。)を総合的に推進する ことにより、津波による災害から国民の生命、身 体及び財産の保護を図るための措置等について定 め、もって公共の福祉の確保及び地域社会の健全 な発展に寄与することを目的とする。
� 定義 (�2)
津波防護施設、公共施設、公益施設、特定業務 施設、一団地の津波防災拠点市街地形成施設等に つき、定義規定を置く。
� 基本指針等(�3)
国土交通大臣による津波防災地域づくりの推進に 関する基本的な指針(以下「基本指針」という。)
の策定・公表等の規定を置くとともに、国及び地 方公共団体の責務等の規定を置く。
� 津波浸水想定の設定等(�6から��まで)
都道府県による地形、地質、土地利用等に関す る必要な基礎調査と津波浸水想定(津波があった 場合に想定される浸水の区域及び水深をいう。以 下同じ。)の設定・公表等を規定。
� 推進計画の作成等(�1�から�11まで)
市町村は、単独で又は共同で、津波防災地域づ くりを総合的に推進するための推進計画を作成で きる規定及びこのための協議会の組織に関する規 定を置く。
� 推進計画区域における特別の措置(�12から
�16まで)
推進計画区域内の土地区画整理事業に関する特 例(津波防災住宅等建設区の設定等)、津波からの 避難に資する建築物の容積率の特例、集団移転促 進事業に関する特例の規定を置く。
� 一団地の津波防災拠点市街地形成施設(§17) 都市計画に一団地の津波防災拠点市街地形成施 設を定めることができること及びその際の策定基 準等についての規定を置く。
� 津波防護施設等(§18から§52まで)
津波防護施設につき、都道府県知事が新設、改 良その他の管理を行うこと及び一定の場合に市町 村長が管理することを規定するとともに、津波防 護施設区域の指定、津波防護施設区域内の土地に ついて、占用の許可及び工作物の新設等の許可等 を規定。また、施設が他の効用を兼ねる場合の管 理方法、浸水想定区域における津波による人的災 害を防止し、又は軽減するために有用な施設を指 定津波防護施設として指定すること、指定された 指定津波防護施設の改築又は除却等を行う場合の 知事への届出等について、規定を置く。
� 津波災害警戒区域(§53から§71まで)
�津波災害警戒区域の指定
津波が発生した場合には住民等の生命又は身体 に危害が生ずるおそれがあると認められる土地の 区域等につき、都道府県知事が津波災害警戒区域
(以下「警戒区域」という。)を指定できる。(§
53)
②市町村地域防災計画に定めるべき事項等 警戒区域の指定があったときは、市町村防災会 議の策定の係る市町村地域防災計画において、人 的災害を生ずるおそれがある津波に関する情報の 伝達に関する事項、避難施設及び避難経路に関す る事項等について定めること、当該津波に関する 情報の伝達方法、避難施設、避難経路等の周知の ための印刷物の配布その他の必要な措置を講じな ければならない。(§54及び§55)
�指定避難施設
ア. 市町村長は警戒区域内に存する施設であっ て基準に適合するものにつき指定避難施設として 指定することができること、イ.指定された指定避 難施設の管理者による廃止、改築等の重要な変更 につき、市町村長への届出義務、ウ.警戒区域内の 基準に適合する施設の避難用部分につき管理協定 の締結による市町村自らの管理の実施、エ.地下街 等、社会福祉施設、学校、医療施設等防災上の配 慮を要する一定の施設の所有者等に対して、津波 発生時の避難の確保のために必要な措置に関する 計画(避難確保計画)の作成・報告義務等を課す こと等を規定。(§56から§71まで)
1� 津波災害特別警戒区域(§72から§91まで)
�津波災害特別警戒区域の指定
都道府県知事は、警戒区域のうち、津波が発生 した場合には住民等の生命又は身体に著しい危害 が生ずるおそれがあると認められる土地の区域等 で、一定の開発行為及び一定の建築物の建築又は 用途の変更の制限をすべき土地の区域を津波災害 特別警戒区域(以下「特別警戒区域」という。)
として指定することができる。(§72)
②開発行為及び建築行為の制限等
特別警戒区域内において、一定の開発行為で予 定の建築物の用途が制限用途であるもの(特定開 発行為)又は制限用途の建築物の建築(特定建築行 為)をしようとする者について、都道府県知事等の 許可を受けなければならない。これらの場合の制 限用途とは、高齢者、障害者、乳幼児等の特に防 災上の配慮を要する者が利用する社会福祉施設、
学校及び医療施設その他市町村の条例で定める津 波発生時に迅速な避難を確保できないおそれが大 きい用途であることを規定。(§73から§81))
11 �則等
�監視区域の指定その他
都道府県知事又は指定都市の長は、推進計画区 域のうち、地価が急激に上昇し、又は上昇するお それがある等の区域を国土利用計画法の規定によ り監視区域として指定するよう努めることを規 定。(§94)その他所要の規定を置く。
②この法律は、一部の規定を除き、公布の日から 起算して二月を超えない範囲内において政令で定 める日から施行することを規定(附則)
12 津波防災地域づくりに関する法律の施行に�
う関係法律の��等に関する法律の�要
�建築基準法の一部改�
津波防災地域づくりに関する法律による開発行 為の許可を受けなければならない場合の擁壁は、
建築基準法の確認検査等を要しないことを規定 (§2)。
②土地収用法の一部改�
津波防護施設に関する事業を土地収用法の土地 を収用し、又は使用することができる事業とする ことを規定(§3)。
�都市計画法の一部改�
都市施設に一団地の津波防災拠点市街地形成施 設を追加及び津波災害特別警戒区域内の開発行為 の許可に関し、特定開発行為に対応した技術的基 準及び手続の特例を規定。(§6)
�景観法の一�改正
津波防護施設を特定公共施設として位置付け、
景観計画に景観重要公共施設である津波防護施設 の整備に関する事項及びその占用許可等の基準を 定められることとすることを規定。(§7)
�その�
水防法等の所要の法律の改正(§1)、施行期日 (津波防災地域づくりに関する法律の施行の日、附 則)等を規定。
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平成 24 年4月6日公布・同年7月1日施行
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東日本大震災の際に、管理者の異なる様々な施 設が集積する大都市の交通結節点周辺等のエリア らおいて、避難者・帰宅困難者等により、大きな 混乱が発生した。また、今後、首都直下地震等の 大規模な地震が発生した場合には、建物損壊、交 通機関のマヒ等により、甚大な人的・物的被害が 生ずると想定されている。このために、官民の連 携したハード・ソフトの両面にわたる都市の安全 確保が必要である。これらの状況を背景にして、
都市の防災に関する機能を確保する都市再生安全 確保計画制度の創設等を内容とする都市再生特別 措置法が改正された。
なお、過去の都市再生特別措置法の制定及び改正 の経緯等については、本稿のⅢのBを参照されたい。
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(1)改正の�要
この改正は、大規模な地震が発生した場合にお ける都市再生緊急整備地域内の滞在者等の安全の 確保を図るため、都市再生緊急整備協議会による 都市再生安全確保計画の作成、都市再生安全確保 施設に関する協定制度の創設等の所要の措置を講 じたものである。
(2)改正のあらまし 1�目的の改正
この法律の目的において、都市の再生を図り、併 せて都市の防災に関する機能を確保することを 明示した。(§1) 従来法律の目的の条文には、
「都市の防災に関する機能」が書かれていなかっ
たため、これを明文化したものである。
2�都市再生緊急整備協議会による都市再生安全 確保計画の作成
①計画の作成主�
都市再生緊急整備協議会(以下「協議会」とい う。)は、都市開発事業等を通じて、大規模な地 震が発生した場合における滞在者等の安全の確 保を図るための計画(以下「都市再生安全確保計 画」という。)を作成することができる。(§19の 13①)
②計画の内容
都市再生安全確保計画には、大規模な地震が発 生した場合の滞在者等の安全の確保を図るため に必要な退避経路、退避施設、備蓄倉庫等の施設
(以下「都市再生安全確保施設」という。)の整 備に関する事業等を記載する。(§19の13②)
��都市再生安全確保計画に係る特�
①認定等に係る��の特�
協議会は、都市再生安全確保計画に一定の認定 等(建築確認など)を要する建築物の建築等に関 する事項を記載しようとするときは、認定等権者 (建築主事等)の同意を得ることができることと し、当該都市再生安全確保計画が公表されたとき は、これらの認定等(建築確認など)があったもの とみなす。(§19の15、§19の16)
②容積率の特�
都市再生安全確保計画に記載された事項に係 る一定の都市再生安全確保施設の床面積は、容積 率の算定の基礎となる延べ面積に算入しない。
(§19の17)
�都市公園の占用の許可の特�
協議会が公園管理者の同意を得て都市公園に 設ける一定の都市再生安全確保施設の整備に関 する事業に関する事項を記載した都市再生安全 確保計画が公表された後、2年以内に当該都市再 生安全確保施設の占用の許可の申請があった場 合は、当該公園管理者は、その占用の許可をする。
(§19の18)
�都市再生安全確保施設に関する協定制度の創 設
ⅰ退避経路施設協定及び退避施設協定 土地所 有者等は、その全員の合意により、都市再生安全 確保計画に記載された事項に係る退避経路の整 備若しくは管理に関する協定(退避経路協定)又 は退避施設の整備若しくは管理に関する協定(退 避施設協定)を、市町村長の認可を受けて締結す
ることができる。当該認可の公告があった後にお いて土地所有者等となった者に対してもその効 力がある。(§45の13、§45の14)
ⅱ備蓄倉庫の管理協定 地方公共団体は、都市再 生安全確保計画に記載された事項に係る備蓄倉 庫を自ら管理する必要があるときは、当該備蓄倉 庫の所有者等との間において管理協定を締結し、
当該備蓄倉庫の管理を行うことができる。当該管 理協定の公告があった後において当該備蓄倉庫 の所有者等となった者に対してもその効力があ る。(§45の15から§45の20)
4�施行�日等
この法律は、公布の日(平成24年4月6日)から起 算して三月を超えない範囲内において政令で定 める日(平成24年7月1日)から施行された。
(平成24年2月7日国土交通省資料等による。)
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平成 23 年6月 29 日公布・平成 23 年8月1日施行
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新成長戦略を実現するための政策課題解決の突 破口として、国際競争力の強化、地域の活性化の ための包括的かつ先駆的なチャレンジに対し、規 制の特例措置、税制・財政・金融上の支援措置な どにより総合的に支援することが求められる。こ れを実現する方法として、「総合特区制度」を実現 する「総合特別区域法」が制定された。
総合特区制度は、地域の包括的・戦略的なチャ レンジを、オーダーメードで総合的に支援しよう とするもので、具体的には、地域の責任ある戦略、
民間の知恵と資金、国の施策の「選択と集中」の 観点を最大限活かすため、規制の特例措置及び税 制・財政・金融上の支援措置等を総合的な政策パ ッケージとして実施するものである。
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(1)法律の概要
概要は次の通りである。
全国的な展開に踏み切れない規制の特例を区域 限定で実施すること及び地方公共団体の事務に関 し国の政省令で定めている事項を条例で定められ ること等をこの総合特別区域法で規定するもので ある。
(2)法律のあら�し 1 � 目
的等
(1)目的
この法律は、産業の国際競争力の強化及 び地域の活性化に関する施策を総合的 かつ集中的に推進することにより、我が 国の経済社会の活力の向上及び持続的 発展を図るため、その基本理念、政府に よる総合特別区域基本方針の策定及び 総合特別区域の指定、地方公共団体によ る国際戦略総合特別区域計画及び地域 活性化総合特別区域計画の作成並びに その内閣総理大臣による認定、当該認定 を受けたこれらの計画に基づく事業に 対する特別の措置、総合特別区域推進本 部の設置等について定め、もって国民経 済の発展及び国民生活の向上に寄与す ることを目的とする (§1)
(2)定義
この「総合特別区域」とは、「国際戦略 総合特別区域」及び「地域活性化総合特 別区域」をいう。(§2①)
2 � 総 合 特 別 区 域 基 本方針
(1) 総合特別区域基本方針
政府は、総合特別区域における産業の 国際競争力の強化及び地域の活性化に 関する施策の総合的かつ集中的な推進 を図るための基本的な方針(以下「総合 特別区域基本方針」という。)を定めな ければならない。(§7①)
(2)総合特別区域基本方針の内�
同方針には、総合特別区域における産 業の国際競争力の強化及び地域の活性 化の推進に関し、①意義及び目標に関す
る事項、②政府が実施すべき施策に関す る基本的な方針、③国際戦略総合特別区 域の指定及び地域活性化総合特別区域 の指定に関する基本的な事項、④国際戦 略総合特別区域計画の認定及び地域活 性化総合特別区域計画の認定に関する 基本的な事項、⑤政府が講ずべき措置に ついての計画等を定める。(§7②) 3 � 国
際 戦 略 総 合 特 別区域
(1) 国際戦略総合特別区域及び国際競 争力強化方針
内閣総理大臣は、地方公共団体の申請 に基づき、当該地方公共団体の区域であ って、総合特別区域基本方針等に適合す るものについて、国際戦略総合特別区域 として指定し、併せて産業の国際競争力 の強化に関する方針(国際競争力強化方 針)を定めることができることとされ た。また、指定の申請をしようとする地 方公共団体等は新たな規制の特例措置 等を提案できること、実施する事業等に 関し必要な協議を行うため国と地方と の協議会を区域ごとに組織できる規定 も設けられた(§8 から§11 まで) (2) 国際戦略総合特別区域計画 (1)の指定を受けた地方公共団体は、
特定国際戦略事業の内容及び実施主体 等を定めた国際戦略総合特別区域計画 を作成して、内閣総理大臣の認定を申請 すること、内閣総理大臣は一定の基準に 適合すると認めるときは、関係行政機関 の長の同意を得て、3カ月以内に認定に 関する処分をするものとすることとさ れた。(§12、§13)
(3)特例措置
国際戦略総合特別区域計画として認 定を受けた場合につき、通訳案内士法、
建築基準法、工場立地法等及び政令等に よる規制の特例措置並びに地方公共団 体の事務に関する規制についての条例
による特例措置等が規定された。(§20 から§25 まで) また、課税の特例、国 際戦略総合特区支援利子補給金の支給 に係る規定等の特別の措置に関する規 定が置かれた。(§26 から§30 まで)
� � 国 際 戦 略 特 別 区 域 に か か る 建 築 基 準 法 の 特 例措置
3の(3)のうちの建築基準法の特例措 置は、次の通りである。
①国際戦略総合特別区域の指定を受け た地方公共団体が、国際戦略建築物整備 事業※1を定めた国際戦略総合特別区計 画について内閣総理大臣の認定を受け たときは、建築物の用途の制限(同法§
48)について、特定行政庁が国際戦略総 合特別区計画の基本方針に適合すると 認めて許可した場合等については適用 除外とすること。(§22)
②国際戦略総合特別区域の指定を受け た地方公共団体が、特別用途地区国際戦 略建築物整備事業※2を定めた国際戦略 総合特別区計画について内閣総理大臣 の認定を受けたときは、当該認定を、特 別用途地区内において用途の制限を緩 和する条例につき必要な国土交通大臣 による承認 (建築基準法§49②)とみな すこと。(§23)
※1国際戦略総合特別区域における産 業の国際競争力を図るために必要な建 築物の整備を促進する事業をいう。(§
22①)
※2国際戦略総合特別区域内の特別用 途地区において、用途地域における建築 物の用途の制限(建築基準法§48①~
⑫)を緩和することにより、産業の国際 競争力の強化を図るため必要な建築物 の建築を促進する事業をいう。(§23①)
� � 地 域 活 性 化 総 合 特 別 区
(1) 地域活性化総合特別区域及び地域 活性化方針
内閣総理大臣は、地方公共団体が行う申 請に基づき、当該地方公共団体の区域内
域 の区域であって、総合特別区域基本方針 等に適合するものについて、地域活性化 総合特別区域として指定することがで き、この場合併せて当該指定に係る地域 活性化総合特別区域における地域の活 性化に関する方針(「地域活性化方針」)
を定めることとされた。また、指定の申 請をしようとする地方公共団体等は新 たな規制の特例措置等を提案できるこ と、実施する事業等に関し必要な協議を 行うため国と地方との協議会を区域ご とに組織できること等とされた。(§31 から§34 まで)
(2) 地域活性化総合特別区域計画 指定された地方公共団体は、特定地域 活性化事業の内容及び実施主体等を定 めた地域活性化総合特別区域計画を作 成して、内閣総理大臣の認定を申請する こと、内閣総理大臣は一定の基準に適合 すると認めるときは、関係行政機関の長 の同意を経て、3カ月以内に認定に関す る処分をするものとする。(§35、§36) (3) 特例措置等
地域活性化総合特別区域計画として 認定を受けた場合につき、通訳案内士 法、建築基準法、酒税法、老人福祉法、
河川法及び電気事業法、政令等による規 制の特例措置並びに地方公共団体の事 務に関する規制についての条例による 特例措置等が規定された。(§43 から§
53 まで) また、課税の特例、国際戦略 総合特区支援利子補給金の支給に係る 規定等の特別の措置に関する規定が置 かれた。(§26 から§30 まで)
6 � 地 域 活 性 化 総 合 特 別 区 域 に お
5の(3)のうちの建築基準法の特例措 置は、次の通りである。
①地域活性化総合特別区域の指定を受 けた地方公共団体が、地域活性化建築物 整備事業※1を定めた地域活性化総合特
け る 建 築 基 準 法 の 特 例措置
別区計画について内閣総理大臣の認定 を受けたときは、建築物の用途の制限 (同法§48)について、特定行政庁が当該 地域活性化総合計画の基本方針に適合 すると認めて許可した場合等について は適用除外とする。(§44)
②地域活性化総合特別区域の指定を受 けた地方公共団体が、特別用途地区地域 活性化建築物整備事業※2を定めた地域 活性化総合特別区計画について内閣総 理大臣の認定を受けたときは、当該認定 を、特別用途地区内において用途の制限 を緩和する条例につき必要な国土交通 大臣による承認 (建築基準法§49②)と みなすこと。
※1 地域活性化総合特別区域における地 域の活性化を図るために必要な建築物 の整備を促進する事業をいう。(§44①)
※2地域活性化総合特別区域内の特別 用途地区において、用途地域における建 築物の用途の制限(建築基準法§48①~
⑫)を緩和することにより、地域の活性 化を図るため必要な建築物の建築を促 進する事業をいう。(§23①)
� � 総 合 特 別 区 域 推 進本部
総合特別区域における産業の国際競争 力の強化及び地域の活性化に関する施 策を総合的かつ集中的に推進するため、
内閣に、総合特別区域推進本部(以下「本 部」という。)を置く。
8 � 施 行 � 日 等
①この法律は、公布の日から起算して2 月を超えない範囲内において政令で定 める日から施行することとされた。(附 則§1)(注平成23年6月29日公布、平成 23年8月1日施行)
②政府は、この法律の施行後五年以内 に、この法律の施行の状況について検討 を加え、その結果に基づいて必要な措置 を講ずることとされた。(附則第二条関 係)
③関係行政機関の長が発する訓令又は 通達のうち国際戦略総合特別区域及び
地域活性化総合特別区域に関するもの については、この法律の規定に準じて、
必要な措置を講ずることとされたた。
(附則§3)
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平成 23 年4月 27 日公布・同年7月 25 日施行 (都市再生整備計画等に係る部分は同年 10 月 20 日施行)
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(�)都市再生特別措置法の制定
都市再生特別措置法は、近年における急速な情 報化、国際化、少子高齢化等の社会経済情勢の変 化に我が国の都市が十分に対応できていないため、
これらの情勢の変化に対応した都市機能の高度化 及び都市の居住環境の向上(これらを「都市の再 生」という。)を図るべく、平成14年に制定された ものである。
この法律に、①都市の再生の推進に関する基本 方針等の策定、②都市再生緊急整備地域における 民間都市再生事業計画の認定及び都市計画の特例 並びに③都市再生整備計画に基づく事業等に充て るための交付金の交付等の特別の措置を講じるな どの規定を置いた。これらを通じて、社会経済構 造の転換を円滑化し、国民経済の健全な発展及び 国民生活の向上に寄与することを目的としたもの である。
(�)平成 19 年改正
その後、平成19年に、民間都市再生事業計画の 認定申請期限の延長(平成24年3月31日まで5年 間延長)を行うとともに、地域の実情に応じたまち づくりを推進することを目的として、①都市再生 整備推進法人の指定制度の創設、②市町村都市再 生整備協議会の創設等の改正が行われ、さらに、
平成21年には、地域住民・企業等の民間が主体と
なったまちづくり活動や公共的な空間の適切な整 備管理を促進するとともに地域の活性化を目的と して、①都市再生歩行者経路協定等の創設、②都 市再生整備計画の記載事項の追加、③都市再生整 備推進法人の都市計画の提案制度及び業務の追加 (公共施設等の整備等)等の改正が行われた。
(3)平成23年改正(本�改正)
その後、平成22年6月18日に「新成長戦略」が 閣議決定された。同戦略では、①「魅力向上のた めの拠点整備を戦略的に進め、世界、アジアのヒ ト・モノの交流の拠点を目指す必要がある。」さ れており、これにより、民間都市開発プロジェク トを強力に推進し、都市の国際競争力を強化する ことが求められる。また、②「官だけでなく、市 民、NPO、企業などが積極的に公共的な財・サ ービスの提供主体となり、教育や子育て、まちづ くり、介護や福祉などの身近な分野において、共 助の精神で活動する「新しい公共」を支援する。」
とされており、これにより、まちづくりへの民間 主体の参画を促し、都市の魅力を向上させること が求められている。
本平成 23 年の改正法は、このような状況を背景 に、官民の連携を通じて、都市の国際競争力及び 魅力を高めた都市の再生の推進を図るため、民間 都市再生事業計画の申請期間の延長を行うととも に、様々な特例を設けて街づくりを推進する特定 都市再生緊急整備地域制度の創設、都市開発事業 の一層の促進を図るための新たな金融支援制度の 創設、都市の再生に貢献する工作物に係る道路占 用許可基準の特例制度の創設等の所要の措置を講
ずるものである。
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(�)改正の概要
今回の都市の再生に係る制度の改正の概要をま とめると、次の4つの点があげられる。
�一に、従来平成 24 年3月 31 日までであった 民間都市再生事業計画の国土交通大臣に対する認 定の申請期限を、5年間延長し、平成 29 年3月
31 日までとすること、
第二に、民間事業者による民間都市再生整備事 業(大臣認定を受けた優良な都市開発プロジェク ト)に対する新たな金融支援を行うため、民間都市 開発推進機構が行っている都市再生整備事業支援 業務及び国土交通大臣の認定を受けた民間都市再 生事業計画(認定計画)に基づき認定を受けた事業 者(認定事業者)が行う公共施設の整備に対する無 利子貸付に必要な資金の調達のための政府保証を 行うこととすること、
第三に、「都市の国際競争力の強化」を図るた めに、従来の「都市再生緊急整備地域」において、
都市の国際競争力の強化を図る上で特に有効な一 定の地域を政令で「特定都市再生緊急整備地域」
として指定し、官民連携した協議会による整備計 画の策定及びこの整備計画に基づく特例措置(許 認可等のワンストップ化、都市計画決定の迅速化 等)、民間都市再生整備事業の認定の迅速化、道路 の上空等の利用のための規制緩和等を行うこと、
第四に、「都市の魅力の向上」を図るため、に ぎわい・交流の創出のためのオープンカフェ、広 告板等の占用などにつき道路占用許可の特例、に ぎわい・交流の創出のための土地所有者等により 締結される都市利便増進協定(にぎわい・交流の創 出のための広場等につき地域住民が自主的管理を 行う協定)の制度の創設、まちづくりの情報・ノウ ハウを持つ都市再生整備推進法人の制度の拡充 (対象の拡大、都市再生整備計画の提案権の付与) 等を行うことである。
(�)改正のあらまし
今回の法律の改正のあらましは、次の表の通り である。
� 特定都市再生緊急整備地域の創設
「特定都市再生緊急整備地域」とは、都市再生 緊急整備地域のうち、都市開発事業等の円滑かつ 迅速な施行を通じて緊急かつ重点的に市街地の整 備を推進することが都市の国際競争力の強化を図 る上で特に有効な地域として政令で定める地域を いうこととし、この政令の立案の基準を都市再生
基本方針に定める等の規定が設けられた。(第二 条及び第一四条関係)
� 都市再生緊急整備協議会制度の��し ①都市再生緊急整備地域ごとに置かれる都市再 生緊急整備協議会(以下「協議会」という。)が 行う事項として、特定都市再生緊急整備地域にお ける整備計画の作成等を追加すること、②協議会 に都市再生緊急整備地域において都市開発事業を 施行する民間事業者等を加えることができるこ と、③都市再生緊急整備地域で一定の都市開発事 業を施行する民間事業者は、協議会が組織されて いないときは協議会の組織化を要請できるととも に、協議会が組織されているときは自己を協議会 の構成員として加えることを申し出ることができ ること等とされた。(第一九条第一項から第四項 まで関係)
� 特定都市再生緊急整備地域に係る整備計画の 作成とその効�
(�)整備計画の作成 特定都市再生緊急整備地域 の指定がある都市再生緊急整備地域に設けられて いる協議会は、都市開発事業、公共公益施設の整 備事業等を内容とする整備計画を作成することが できること、この整備計画の策定、公表、変更等 の手続等及び事業の実施主体の義務等について規 定された。(第一九条の二及び第一九条の三関係)
(�) 整備計画に従った都市計画の案の作成等 整備計画に都市開発事業等の実施のために必要な 都市計画等が定められた場合は、都市計画決定権 者はこれに従った都市計画の案の作成等を行わな ければならないこと、整備計画に下水を熱源とす る熱供給施設の整備等に関する事項が定められた 場合は、この事業を実施する者は、公共下水道管 理者の許可を受けて、排水施設から下水を取水す ることができること等とされた。(第一九条の二
④から⑦、第一九条の四から第一九条の七関係)
(�)開発行為の許可等の特例 整備計画に、開発 行為に関する事項、個人施行の土地区画整理事業 に関する事項、都市再生事業に関する事項又は個 人施行の市街地再開発事業に関する事項が記載さ れ、この記載された整備計画が公表されたときは、
それぞれ事業等に必要な許認可があったものとみ なす特例が設けられた。(第一九条の八から第一九 条の十一関係)
(�)支障となる都市計画の変更の特例等 整備計 画の内容の実現に支障となる都市計画の変更の特 例等が設けられた。 (第一九条の十二及び
��民間都市再生事業計画の認定に関する処理期 間の特例及び都市再生事業等の推進
特定都市再生緊急整備地域に係る民間都市再生 事業計画の認定に関する処理期間の特例が設けら れた。(第二十二条関係)。都市再生事業等の施行 の費用のための資金の貸付けによる支援及び資金 の借入等の債務についての政府の保証契約等に関 して規定が置かれた。(第二九条及び第七一条並 びに第八〇条関係)
��道路の上空等における建築物等の建築又は建 設
特定都市再生緊急整備地域において、道路の上 空又は路面下において建築物の建築等を行うこと が適切であると認められるときは、都市計画に定 められた区域内の道路のうち建築物等の敷地とし て併せて利用すべき区域を都市再生特別地区の都 市計画で定めることができることとされた。この 場合、建築基準法上、建築物の敷地が接していな ければならない道路等として取り扱わないこと、
建築物のうち都市計画の内容等に適合し、かつ、
特定行政庁が支障がないと認めるものについて は、道路内の建築制限に係る規制を適用しないこ ととされた。(第三六条の二~第三六条の五関係)
6�道路の占用の許可基準の特例
都市の再生に貢献する等の施設として都市再生 整備計画に記載された施設等の道路の占用につい て、道路の敷地外に余地がないためにやむを得な いものであるとの基準にかかわらず、道路の占用 の許可を与えることができることとされた。(第 六二条関係)
7�都市利便増進協定制�の�設
都市再生整備計画の区域のうち、都市利便増進 施設の一体的な管理等が必要となると認められる 区域内の土地所有者等又は都市再生整備推進法人 は、都市利便増進協定を締結し、市町村長の認定 を申請することができることとされた。(第七二 条の三関係)
��市町村都市再生整備協議会制�及び都市再生 整備推進法人に係る制�の��等
(1)市町村都市再生整備協議会に民間事業者を追 加 市町村等は、市町村都市再生整備協議会に、
一定の民間事業者を加えることができることとさ れた。(第四六条の二関係)
(�)都市再生整備推進法人の都市再整備計画の作 成等の提案及び指定対象の追加等 都市再生整備 推進法人は、市町村に対し、都市再生整備計画の
作成等を提案できること、まちづくりの推進を図 る活動を行うことを目的とする一定の会社を都市 再生整備推進法人の指定の対象として追加するこ と、都市再生整備推進法人が業務を行うことがで きる区域を従前の都市再生整備計画の区域から都 市の再生に必要な公共公益施設の整備等を重点的 に実施すべき土地の区域とすること等とされた。
(第七三条及び第七四条関係)
��民間都市再生事業計画の認定の申請期限の延 長及び施行期日
(1)申請期限延長 民間都市再生事業計画の認定 の申請を行うことができる期限が、平成24年3月31 日から平成29年3月31日に延長された。(附則第 三条関係)
(�)施行期日 この法律は、公布の日から起算し て三月を超えない範囲内において政令で定める日 から施行することとされた。ただし、都市再生整 備計画等に係る改正規定については、公布の日か ら起算して六月を超えない範囲内において政令で 定める日から施行することとされた。
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平成 23 年6月1日公布・同年 11 月 30 日施行
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民間資金等の活用による公共施設等の整備等 の促進に関する法律は、民間の活力を公共施設の 整備又は管理等に活かし、低コストで質の高い行 政 サ ー ビ ス を 提 供 し よ う と す る い わ ゆ る PFI(Private 民間の Finance 資金が Initiative 主導する)方式を定めた法律であり、「民間の資金、
経営能力及び技術的能力を活用した公共施設等の 整備等の促進を図るための措置を講ずること等に より、効率的かつ効果的に社会資本を整備すると ともに、国民に対する低廉かつ良好なサービスの 提供を確保し、もって国民経済の健全な発展に寄 与することを目的」として、平成 11 年7月 30 日 に公布された。
平成 22 年6月 18 日に閣議決定された新成長戦 略において、この PFI 事業規模について、2020 年
までの 11 年間で少なくとも従来の事業規模の二 倍の約 10 兆円以上の拡大を目指すこと、この実現 のため、コンセッション方式(サービス内容、施設 の利用料金を民間事業者が決定、公共施設を運営 する権利を取得することもできる)の導入等、制度 の拡充を 2010 年度に実施することとされた。本改 正は、この方針に基づき行われたものである。
この背景としては、国・地方ともに厳しい財政 状況の中で、公共サービスは従来以上に民間を含 め様々な担い手により効率的に供給される必要で あること、その一環として、社会資本の整備・更 新においても、民間の資金や創意工夫を最大限活 用することが必要であること、あわせて、民間の 事業機会を創出することによって我が国の成長に 寄与することが可能となること等であるとされる。
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(�)改正の�要(新�比較)
改正点について、従前と改正後を比較すると次 の項目となる。
項目 従前 改正後
�対�施 設の拡大
インフラ(道路、
空港等)、庁舎、
病院等
賃貸住宅、船舶・
航空機・人工衛星 等を追加
�民間事 業者によ る提案制 度の導入
国・地方公共団体 の主導によりPFI 事業を計画
民間事業者もPFI 事業を計画し、行 政に対して提案 できる
�コンセ ッション 方式の導 入
施設の利用料金は 国・地方公共団体 が決定(国・地方 公共団体と民間事 業者の間で運営方 法について契約で 締結)
サービス内容・施 設の利用料金を 民間事業者が決 定(民間事業者は 公共施設を運営 する権利を取得 することができ る)
�民間事業者�の公務員の派遣等についての配慮
�民間資金等活用事業推進会議の創設(会長�内 閣総理大臣)
(�) 改正のあらまし
これらの項目について、改正内容の要点をまと めると次のようになる。
�定� 公共施設等として、賃貸住宅並びに船 舶、航空機等の輸送施設及び人工衛星
(これらの施設の運行に必要な施設 を含む。)が追加された。(§2)
�基本方 針等
内閣総理大臣は、基本方針の案につき 閣議の決定を求めなければならない ものとし、決定があったときは、基本 方針を公表する。(§4)
�実施方 針の策定 の提案
ⅰ特定事業を実施しようとする民間 事業者は、公共施設等の管理者等に対 し、当該特定事業に係る実施方針を定 めることを提案することができる。
ⅱ提案を受けた公共施設等の管理者 等は、当該提案について検討を加え、
その結果を当該民間事業者に通知し なければならない。(§5の2)
�実施方 針の策定 の見通し 等の公表
公共施設等の管理者等は、当該年度の 実施方針の策定の見通し及び事業契 約の内容を公表しなければならない。
(§10の2)
�公共施 設等運営 権
公共施設等の管理者等は、選定事業者 に公共施設等運営権を設定すること ができることとされ、これに伴う規定 の整備がなされた。(§10の3から§
10の16)
�職員の 派遣等に ついての 配慮
国及び地方公共団体は、特定事業の円 滑かつ効率的な遂行を図るため必要 があると認めるときは、職員の派遣そ の他の適当と認める人的援助につい て必要な配慮を加えるよう努めるも のとする。(§18の2)
�民間資 金等活用 事業推進 会議
内閣府に、特別の機関として、内閣総 理大臣を会長とする民間資金等活用 事業推進会議を設置し、基本方針の案 を作成すること、関係行政機関相互の 調整をすること等の事務をつかさど る。(§20の2、§20の3)
�施行�
日その他
この法律は、一部の規定を除き、公布 の日から起算して6月を超えない範 囲内において政令で定める日から施
行することとされた。その他所要の改 正が行われた。(附則)
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この法律は、第一次及び第二次の同名の二つ のものがある。「第一次」は、平成 23 年5月 2日に公布された法律第 37 号であり、地方公 共団体に二つある法定受託事務と自治事務の うちの自治事務に対する義務付けや枠付けの 見直し、条例制定権の拡大等を内容とするもの である。「第二次」は、平成 23 年8月 30 日に 公布された法律第 105 号であり、都道府県から 市町村への権限の移譲及び義務付け・枠づけの 見直しと条例制定権の拡大等を内容とするも のである。
この二つの法律の制定の背景は次の通りで ある。平成 18 年 12 月 15 日に、国民がゆとり と豊かさを実感し、安心して暮らすことのでき る社会の実現を目指し、地方分権改革を総合的 かつ計画的に推進するため、地方分権改革推進 法が成立した。同法は、地方分権改革の推進に ついて、その基本理念や国と地方双方の責務、
施策の基本的な事項を定め、必要な体制を整備 するものであり、同法に基づき、国と地方の役 割分担や国の関与の在り方について見直しを 行い、これに応じた税源配分等の財政上の措置 の在り方について検討を進めるとともに、地方 公共団体の行政体制の整備及び確立を図るも のである。
その仕組みとしては、同法に基づき設置され た地方分権改革推進委員会が内閣総理大臣に 勧告を行い、これを具体的な指針として、政府 において講ずべき必要な法制上又は財政上の 措置等を定めた「地方分権改革推進計画」を閣
議決定するものである。具体的には、地方分権 改革推進委員会は、平成 19 年4月に発足して 以降、22 年3月末に地方分権改革推進法が効力 を失うまでの3年間に、4つの勧告と2つの意 見をそれぞれ時の内閣総理大臣あてに提出し ている。このうちの第三次勧告(平成 21 年 10 月7日)を受けて、地方公共団体から要望のあ った事項を中心に、平成 21 年 12 月 15 日に地 方分権改革推進計画を閣議決定し(第一次見直 し)、これを踏まえて上の第一次の法律が制定 され、また、それ以外の事項について見直した 結果に基づき、平成 22 年6月 22 日に地域主権 戦略大綱を閣議決定し(第二次見直し)、これを 踏まえて上の第二次の法律が制定されたもの である。 (内閣府地方分権改革 HP 等による)
なお、第一次の法律は、平成 23 年5月2日に 公布され、同日に施行された。ただし、政省令等 の整備が必要なものは平成 23 年8月2日に、地方 自治体の条例や体制整備が必要なものは平成 24 年4月1日に、それぞれ施行された。
また、第二次の法律は、平成 23 年8月 30 日に 公布され、同日に施行された。ただし、政省令等 の整備が必要なものは平成 23 年 11 月 30 日に、地 方自治体の条例や体制整備が必要なものは平成 24 年4月1日に、それぞれ施行された。
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第一次の法律は、地方自治体の自主性を強化し、
自由度の拡大を図るため、義務付け・枠づけを見 直し、ⅰ施設・公物設置管理の基準、ⅱ協議、同 意、許可・認可・承認、ⅲ計画等の策定及びその 手続等について、41 本の法律の改正と改正に伴う 内閣府の所掌事務に係る内閣法の改正を行うもの である。
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