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09/10年度 PCサーバ国内出荷量調査報告(2010年6月)

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(1)

09/10年度 PCサーバ国内出荷調査リリース

PRESS RELEASE (報道関係者各位)

2010年

年6月 月10日

ノークリサーチ(本社〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1 東京芸術センター1705:代表伊嶋謙ニ03-5244-6691

URL:http//www.norkresearch.co.jp)では2009年度の国内PCサーバの出荷状況を調査した。2010年度の予測も併せて調

査、報告している。

<2009年度 PCサーバ市場のポイント>

■09年度 PCサーバ市場は、「2年連続マイナス成長」も市場好転の兆し見える。

-台数は前年比5.8%ダウンで、504,306台

-金額市場は前年比7.4%ダウンで、2,606億円

■進むサーバの統合・集約でラック型が全体市場の約半数を占める。ブレード型は伸びる。

■ NEC がトップシェア維持。猛追の富士通は HP に肉薄。 3 強時代へ。

■ 2010 年度は景気回復を背景に、穏やかな増勢傾向で、 52 万台市場へ。

09/10 年度 年度 年度 年度        PC サーバ サーバ サーバ サーバ国内出荷調査報告 国内出荷調査報告 国内出荷調査報告 国内出荷調査報告

Nork Research Co.,Ltd 1

◇対象期間 :(2009年度実績)2009年4月~2010年3月

(2010年度予測)2010年4月~2011年3月

◇対象メーカ :電子情報技術産業協会(JEITA) 自主統計参加及び未参加メーカ

日本電気、富士通、デル、日本IBM、日本HP、日立製作所、東芝、三菱電機など

◇対象機種 :電子情報技術産業協会(JEITA)定義に準ずる

◇調査方法 :当該メーカに対する直接取材及び弊社データベースによる分析

◇調査時期 :2010年5月~6月 [2009年度出荷状況]

-09年度 PCサーバ市場は、「2年連続マイナス成長」も市場好転の兆し見える。-

09年度上期は225,671台と前年比84.2%の大幅な減少となったが、下期は盛り返して104.1%となり、09

年度全体では94.2%で、マイナス成長だが504,306台とかろうじて50万台を維持した。

景況の悪化は08年度から引き続いており、PCサーバ市場に2年連続マイナス成長をもたらした。その結果企 業の規模や業種に関わらずIT投資を減速させた。ただし一部ITサービスなどのネット系企業のサーバ需要は堅 調で、数年間高成長を維持している。また09年度下期は医療分野、金融業などでの需要は比較的堅調だった。

さらに09年末から年度末にかけては、文教市場の特需に加え、製造業などの大企業需要が戻り始め、下期は前 年比で4.1%プラスに転じた。

金額市場では、出荷台数の減少で、前年比92.6%で2,606億円となっているが、全体的には低価格化は下げ 止まりで、単価は上昇傾向にある。ラック型、高機能サーバに需要の中心が移ってきている。

フォームファクターではタワー型が191,814台と前年比96.6%で、全体の38.0%となった。ラック型は

246,678台で前年比97.7%とほぼ横ばいだが、全体のウェイトでも48.9%とほぼ半数を占めた。ブレード型

は65,814台で6.8%の成長率で順調に伸びた。ブレード型は全サーバ市場の13.1%を占めている。ただし統合

・集約などのデータセンタへの大量需要はラック型が主流になっているため、ブレード型のPCサーバ全体の割

合は比較的穏やかに高めている。

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09/10年度 PCサーバ国内出荷調査リリース

国内PCサーバ総出荷台数推移(00年度~10年度)

 

出荷台数 前年期比 出荷台数 前年期比 出荷台数 前年比

00年度実績 122,100 120.3% 163,500 143.3% 285,600 132.5%

01年度実績 149,000 122.0% 181,300 110.9% 330,300 115.7%

02年度実績 142,600 95.7% 167,500 92.4% 310,100 93.9%

03年度実績 165,600 116.1% 202,500 120.9% 368,100 118.7%

04年度実績 203,800 123.1% 240,100 118.6% 443,900 120.6%

05年度実績 239,100 117.3% 280,800 117.0% 519,900 117.1%

06年度実績 270,120 113.0% 280,100 99.8% 550,220 105.8%

07

年度実績

256,700 95.0% 293,630 104.8% 550,330 100.0%

08年度実績 267,900 104.4% 267,587 91.1% 535,487 97.3%

09年度実績 225,671 84.2% 278,635 104.1% 504,306 94.2%

10年度予測 235,700 104.4% 285,900 102.6% 521,600 103.4%

合計

上期 下期

国内PCサーバ市場推移 (出荷台数ベース)

122,100

149,000

163,500

181,300

285,600

330,300

0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000

00年度実績 01年度実績

(台)

上期 出荷台数 下期 出荷台数

Nork Research Co.,Ltd 2

142,600

165,600

203,800

239,100

270,120

256,700

267,900

225,671

167,500

202,500

240,100

280,800

280,100

293,630

267,587

278,635 310,100

368,100

443,900

519,900

550,220

550,330

535,487

504,306

235,700 285,900 521,600

02年度実績 03年度実績 04年度実績 05

年度実績

06年度実績 07

年度実績

08年度実績 09

年度実績

10年度予測

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09/10年度 PCサーバ国内出荷調査リリース

[2009年度メーカシェア]

- NECがトップシェア維持。猛追の富士通はHPに肉薄。3強時代へ。-

NECは前年比93.2%と若干のマイナスで、シェアを0.2ポイント下げたが26.8%で1位を保った。市場に合

わせた豊富な製品投入と、官公庁・自治体、文教市場から流通業の大手案件やITサービス業向けのデータセン タ需要、そして医療関係などの動きの良い特定業界向けに幅広いチャネルで拡販し、09年度も高い実績を残し た。

2番手のHPは前年比89.6%で前年を大きく下回った。ラック型、ブレード型はトップシェアであるが、全体

シェアでは23.0%で、NECに対して3.8ポイント差をつけられた。

富士通は前年比124.7%で唯一大幅にプラスになった。シェア19.6%で、デルを抜いて3位に浮上した。全 社一丸となったPCサーバの販売体制、支援策の強化と製品の品揃えと低価格化などが奏功した。

4位以下では、デルが富士通に抜かれ4番手、13.7%のシェアだ。停滞する中堅・中小企業需要の不振が実績

に表れている。また目立った大口案件も無かったこともあり、前年比77.6%と大きく下回った。IBMは8.3%

のシェアで4番手。超大手企業のIT投資停滞の影響を色濃く受けて、前年比81.8%と大きく下回った。日立は 前年比95.7%と横ばいだったが、シェアは4.3%と低い。ブレードを中心に据えた大手企業への直販主体の展 開のため、台数実績では上位メーカに大きく離されている。

09年度のPCサーバ市場戦力マップはNEC、HP、富士通の上位3社で約7割の市場占有となり、3強時代を迎

えている。

5.5%

4.3%4.3%

09年度 年度 年度 年度 PCサーバメーカシェア サーバメーカシェア サーバメーカシェア サーバメーカシェア 日立

日立 日立 日立 日本 日本 日本

日本IBM IBM IBM IBM

NEC NEC NEC NEC その

その その その他 他 他 他

Nork Research Co.,Ltd 3

26.8%

19.0%

21.2%

11.1%

10.4%

6.1%

5.5%

26.8%

23.0%

19.6%

13.7%

8.3%

外円 外円 外円 外円: : : :台数 台数 台数 台数

504,306台

台 台 台

内円 内円 内円 内円: : : :金額 金額 金額 金額

2,606億

億 億円 億 円 円 円 デル デル

デル デル

富士通 富士通 富士通 富士通

日本 日本 日本 日本HP HP HP HP

NEC

NEC

NEC

NEC

(4)

09/10年度 PCサーバ国内出荷調査リリース

[2010年度の市場展望]

- 2010年度は景気回復を背景に、穏やかな増勢傾向で52万台市場へ。-

2010年度は09年度を若干上回る52万台程度の市場まで回復することが予想される。

PCサーバ市場が好転する根拠となるのは次の3点。

1.コスト削減や新サービス提供に向けたサーバ統合・集約やデータセンタ活用による需要拡大 2.

景気の底打ち感によるIT投資凍結の一部解除の機運

3.06年以前導入サーバのリプレース需要の期待

特にサーバ統合・集約化、仮想化、SaaS、クラウドなどの新たなITテクノロジがPCサーバ市場に大きな 影響を与え始めている。ユーザ側での所有、利用含めたサーバの位置づけとITサービス提供側の変化を考慮 する必要がある。特にデータセンタなどのインフラ側へのサーバ導入が今後はさらに増加することが予想さ れる。

新規導入というより、すでに導入しているサーバの更新あるいは統合・集約のための高機能サーバの導入 が中心になりつつある。部門や用途別にばらばらにサーバを導入するような、かつてのような急激な導入増 加の可能性は低い。

PCサーバ台数市場のピークは06、07年度の55万台とみると、2010年度が一時的に増勢に転じたとして

も、今後のPCサーバ市場の成長は緩やかなものになると思われる。利用と集約・統合、高機能化の進化は、

PCサーバ市場の構成を変容させる要素になる。まさに2010年はその分水嶺にあたる重要な時期となる。

PCサーバの形状別構成比(出荷台数ベース)

50.4%

45.5%

45.4%

51.5% 3.0%

4.2%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

03年度実績 04年度実績

Nork Research Co.,Ltd 4

当調査データに関するお問い合わせ

株式会社 ノークリサーチ 担当:伊嶋謙二

東京都足立区千住1-4-1東京芸術センター1705

TEL 03-5244-6691 FAX 03-5244-6692 [email protected] www.norkresearch.co.jp 50.4%

49.3%

50.1%

43.0%

41.3%

38.0%

45.4%

45.0%

42.3%

47.4%

47.1%

48.9%

7.6%

9.6%

11.5%

13.1%

35.1% 51.3%

4.2%

5.7%

13.5%

04年度実績 05年度実績 06年度実績 07年度実績 08年度実績 09年度実績 10年度予測

タワー ラック ブレード

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