Hokkaido University of Education
Title
科学論文の文章構成を生かす論理的文章の指導 ―「『である』ことと
『する』こと」を例に「論理国語」とICT機器活用の実践課題に挑む
――
Author(s) 青山, 昌弘
Citation 国語論集, 19: 160‑172 Issue Date 2022‑03
URL http://s‑ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/12175
Rights
科 学 論 文 の 文 章 構 成 を 生 か す 論 理 的 文 章 の 指 導
― ―
「 『 で あ る 』 こ と と 『 す る
』 こ と 」 を 例 に 「 論 理 国 語
」 と I C T 機 器 活 用 の 実 践 課 題 に 挑 む ― ―
青 山 昌 弘 一、 は じめ に 私 はこ れ まで 工 業 高 校 や SS H指 定 の高 校 な どで 指 導 を 経 験 し てき た。 小 論 文
(論 理 的 文 章
)の 添 削 指 導
、課 題 研 究 での 実 験
・ポ ス ター 制 作 の指 導 な どを 通 して 抱 いて きた 思 いが あ る。 それ は、 義 務 教 育 段 階 から 論 文 の読 み方 や 書 き 方 の指 導 を 段 階 的 にし てい く こ とが でき れば
、ど れほ ど生 徒 に有 益 だろ う かと いう もの であ る。 近 年
、大 学 生 への 書 くこ との 指 導 を充 実 さ せよ うと 取 り組 んで い る大 学 が増 加 して いる
。大 学 の初 年 次 教 育 でレ ポー ト作 成 や 論 述
(ア カデ ミッ ク・ ライ ティ ング
)、 プレ ゼン テー ショ ン等 の指 導
・支 援 が 実 施 さ れて いる
。こ の取 り 組 みの 背 景 の一 つに
、大 学 入 学 時 の学 生 に書 く 力 に大 きな 課 題 があ るか ら だと いわ れ てい る。 この 原 因 の一 つに 高 校 の国 語 の学 習 指 導 が挙 げら れる
(注 1)
。 理 系 学 部 では
、長 ら く
、入 学 後
、論 文 作 成 の技 術 を 徹 底 して 学 ばせ るカ リキ ュラ ムが 続 いて きた
。木 下 是雄
『 理 系の 作文 技 術
』( 中公 新書
)が 版 を重 ねて 読 まれ 続 けて いる のは
、好 例で あ る。 高 等 学 校 国 語 科 の新 科 目 と して 設 けら れ た「 論 理 国 語
」で は、
「 学 術 的な 学習 の基 礎 に関 する 事 柄 につ いて 書 かれ た短 い論 文
」と い う 記 述 があ り、 高 校 生 に学 術 論 文 の指 導 が明 記 さ れ た。 この 指 導 に焦 点 を 当 てる こと によ り
、私 は、 現 況 の国 語 科 の指 導 を打 開 でき る可 能 性 があ ると 捉 え た。 生 徒 一 人 一 人 に生 き 抜く 力 を育 成 でき る国 語 科 の授 業 開発 を試 みた い。 この よう な研 究 背 景 と研 究 動 機 から
、本 稿 は、 高 等 学 校 国 語 科 の新 科 目「 論 理 国 語
」( 第 二 学 年及 び第 三 学 年 での 履 修
)の 授 業 を、
『 精 選 現 代 文 B 改 訂 版
』( 筑 摩 書 房
)所 収 の丸 山 真 男『
「 であ る」 こ とと
「す る」 こと
』を 教 材と して 用い て述 べて いく
。 二、 語 句の 説明 で 終始 して い た評 論の 指 導 教師 の説 明
(文 章 に用 いら れる 語 句 や 文 の解 説
)が 長 く なれ ばな るほ ど
、生 徒 は文 章 を理 解 でき ない
。評 論の 形 式 段落 や 意 味 段 落
、 ある いは 小 見 出 しご と に内 容 を確 認 す る発 問 を 繰 り返 して も
、同 様 であ る。 この よう な指 導 を繰 り返 せば
、生 徒 は授 業 で学 んだ 文章 の要 旨 も分 から ない
。評 論 で何 を 学 べば 良い のか も分 から ない
。何 を 身に
付 けれ ば良
いか 分 から ない
。こ の結 果
、生 徒 は国 語 嫌 いに なる
。 教 師 は生 徒 に事 細 かく 丁 寧 に学 習 指 導 を した にも かか わ らず
、な ぜ生 徒 が評 論 の内 容 を理 解 でき てい な いの かと いう 事 態 に陥 る。 そ の内 実 は、 結 局 のと ころ
、語 句 の説 明 に終 始 して いる 授 業 のみ 展 開 して いる ので ある
。 私 は、 この よう な評 論 の指 導 の背 景 には
、大 きく 次 の三 点 があ る と捉 え てい る。 第 一 に、 教 師 が論 理 的 文 章 と 文 学 的 文 章 の特 質 の 違 いを 十 分 に理 解 して 指 導 して いな いこ とで ある
。第 二 に、 学 習 指 導 に当 てる 授 業 時 間 数 が長 す ぎ るこ と であ る。 第 三 に、 教 科 書 に 掲 載 さ れ てい る 評 論
(論 理 的 文 章
)を 優 れ た文 章 だ と捉 え てい る
(思 い込 んで いる
)こ と であ る。 論 理 的 文 章 は事 実 の文 章 と言 って よい
。読 者 は、 筆 者 が記 述 した 内 容 を正 確 に読 み 取 る。 文 学 的 文 章 は日 常 の言 葉 で書 かれ たも の であ る。 読者 は描 写 から 自 分 自 身 で情 景 をイ メー ジす る。 この こと が理 解 でき てい ない 授 業 が少 な から ず ある と いう のが 現 状 であ ろう
(注 2)
。 授 業 時 間 がか かり 過 ぎ るこ とは
、教 師 が生 徒 への 学習 活 動 を多 く 取 り入 れ て過 ぎ てい るか
、あ るい は先 に述 べた 教 師 の説 明 が長 す ぎ るの であ ろう
と、 私 は捉 えて いる
。教 師 自 身 が論 理 的 文 章 で何 を指 導 の中 心 に据 え るか が明 確 でな いの であ る。 いく ら時 間 をか けて 熱 心 に評 論 を 指 導 して も
、学 習 が単 調 であ れば 生 徒 は退 屈 にな る。 熱 心と は聞 こえ はよ いが
、生 徒 の読 むこ と・ 書 く こと への 理 解 が不 十
分で あ る。 論理 的 文 章 は事 実 が最 も 大 事 であ り、 事 実 を正 確 に伝 える ため に、 先 人 たち は科 学 論 文 で文 章 構 成 を 分 かり や す く述 べて 発 信 し てき た。 論 文 を 書 いて
、他 者 に少 しで も明 快 に伝 える 努 力 を続 けて 来た
。国 語 とい う 教 科は 言葉 その も のを 教 える
。科 学 論 文 を書 くと いう 営 為 は、
「 言 葉 は生 き物 と 同 じよ うに 絶 えず 変 化 し、 不 完 全 な もの であ るが
、少 しで も相 手 に分 かり や す く伝 える 努 力 を す る」 と いう 国 語の 指 導に 見 事に 合 致す る。 他方
、高 等 学 校 の教 科 書
(現 代 文 分 野
)に 掲 載 さ れて いる 評 論 を 見 ると
、内 実 はそ れと は逆 であ る。 ほと んど が人 文 社 会 科学 系 の学 問 内 容の 文 章に 偏 って いる
(注 3)
。文 章 構 成も 統 一 さ れて はお ら ず、 筆 者 の自 由 な思 考 の過 程 を 文 章 とし て表 した と いっ てよ い。 比 喩 も 用 いて いる
。こ れで は、 生 徒 が文 章 を読 む のに 苦労 す るの は当 然の こ とで あ る。 一 読 明 瞭 が望 まし いと 指 導 を しつ つ、 学 ば せる 文 章 が難 解 であ る実 態 に目 を向 ける 必 要が ある
。た だし
、生 涯を 通 じて 人 文 社 会 科 学 系 の文 章 を多 く読 んで いく とい う 現 実 があ るの も 事 実 で ある
。こ のこ とを 踏 まえ た学 習 指 導を 構築 して いく 必 要 があ る。 言葉 の本 質 から 見 れば
、完 璧な 文 章 など 存 在 しな いの であ る。 そ う では ある が、 特 に自 然 科 学 系 の学 問
(医 学
、科 学
、電 気 電 子工 学 など
)で は、 実 験 方 法 や 研 究 結 果 を 正 確 に書 き表 そう と 論 文 の書 き方 を構 築 して き た。 現 在
、医 学 部 や 工 学 部 の学 生
、あ るい は若 手 研 究 者 等 に向 けて
、論 文 執 筆 の方 法 を 教 授 す る現 実 があ
る。 確 か
科 学 論 文 の 文 章 構 成 を 生 か す 論 理 的 文 章 の 指 導
― ―
「 『 で あ る 』 こ と と 『 す る
』 こ と 」 を 例 に 「 論 理 国 語
」 と I C T 機 器 活 用 の 実 践 課 題 に 挑 む ― ―
青 山 昌 弘 一、 は じめ に 私 はこ れ まで 工 業 高 校 や SS H指 定 の高 校 な どで 指 導 を 経 験 し てき た。 小 論 文
(論 理 的 文 章
)の 添 削 指 導
、課 題 研 究 での 実 験
・ポ ス ター 制 作 の指 導 な どを 通 して 抱 いて きた 思 いが あ る。 それ は、 義 務 教 育 段 階 から 論 文 の読 み方 や 書 き 方 の指 導 を 段 階 的 にし てい く こ とが でき れば
、ど れほ ど生 徒 に有 益 だろ う かと いう もの であ る。 近 年
、大 学 生 への 書 くこ との 指 導 を充 実 さ せよ うと 取 り組 んで い る大 学 が増 加 して いる
。大 学 の初 年 次 教 育 でレ ポー ト作 成 や 論 述
(ア カデ ミッ ク・ ライ ティ ング
)、 プレ ゼン テー ショ ン等 の指 導
・支 援 が 実 施 さ れて いる
。こ の取 り 組 みの 背 景 の一 つに
、大 学 入 学 時 の学 生 に書 く 力 に大 きな 課 題 があ るか ら だと いわ れ てい る。 この 原 因 の一 つに 高 校 の国 語 の学 習 指 導 が挙 げら れる
(注 1)
。 理 系 学 部 では
、長 ら く
、入 学 後
、論 文 作 成 の技 術 を 徹 底 して 学 ばせ るカ リキ ュラ ムが 続 いて きた
。木 下 是雄
『 理 系の 作文 技 術
』( 中公 新書
)が 版 を重 ねて 読 まれ 続 けて いる のは
、好 例で あ る。 高 等 学 校 国 語 科 の新 科 目 と して 設 けら れ た「 論 理 国 語
」で は、
「 学 術 的な 学習 の基 礎 に関 する 事 柄 につ いて 書 かれ た短 い論 文
」と い う 記 述 があ り、 高 校 生 に学 術 論 文 の指 導 が明 記 さ れ た。 この 指 導 に焦 点 を 当 てる こと によ り
、私 は、 現 況 の国 語 科 の指 導 を打 開 でき る可 能 性 があ ると 捉 え た。 生 徒 一 人 一 人 に生 き 抜く 力 を育 成 でき る国 語 科 の授 業 開発 を試 みた い。 この よう な研 究 背 景 と研 究 動 機 から
、本 稿 は、 高 等 学 校 国 語 科 の新 科 目「 論 理 国 語
」( 第 二 学 年及 び第 三 学 年 での 履 修
)の 授 業 を、
『 精 選 現 代 文 B 改 訂 版
』( 筑 摩 書 房
)所 収 の丸 山 真 男『
「 であ る」 こ とと
「す る」 こと
』を 教 材と して 用い て述 べて いく
。 二、 語 句の 説明 で 終始 して い た評 論の 指 導 教師 の説 明
(文 章 に用 いら れる 語 句 や 文 の解 説
)が 長 く なれ ばな るほ ど
、生 徒 は文 章 を理 解 でき ない
。評 論の 形 式 段落 や 意 味 段 落
、 ある いは 小 見 出 しご と に内 容 を確 認 す る発 問 を 繰 り返 して も
、同 様 であ る。 この よう な指 導 を繰 り返 せば
、生 徒 は授 業 で学 んだ 文章 の要 旨 も分 から ない
。評 論 で何 を 学 べば 良い のか も分 から ない
。何 を 身に
付 けれ ば良
いか 分 から ない
。こ の結 果
、生 徒 は国 語 嫌 いに なる
。 教 師 は生 徒 に事 細 かく 丁 寧 に学 習 指 導 を した にも かか わ らず
、な ぜ生 徒 が評 論 の内 容 を理 解 でき てい な いの かと いう 事 態 に陥 る。 そ の内 実 は、 結 局 のと ころ
、語 句 の説 明 に終 始 して いる 授 業 のみ 展 開 して いる ので ある
。 私 は、 この よう な評 論 の指 導 の背 景 には
、大 きく 次 の三 点 があ る と捉 え てい る。 第 一 に、 教 師 が論 理 的 文 章 と 文 学 的 文 章 の特 質 の 違 いを 十 分 に理 解 して 指 導 して いな いこ とで ある
。第 二 に、 学 習 指 導 に当 てる 授 業 時 間 数 が長 す ぎ るこ と であ る。 第 三 に、 教 科 書 に 掲 載 さ れ てい る 評 論
(論 理 的 文 章
)を 優 れ た文 章 だ と捉 え てい る
(思 い込 んで いる
)こ と であ る。 論 理 的 文 章 は事 実 の文 章 と言 って よい
。読 者 は、 筆 者 が記 述 した 内 容 を正 確 に読 み 取 る。 文 学 的 文 章 は日 常 の言 葉 で書 かれ たも の であ る。 読者 は描 写 から 自 分 自 身 で情 景 をイ メー ジす る。 この こと が理 解 でき てい ない 授 業 が少 な から ず ある と いう のが 現 状 であ ろう
(注 2)
。 授 業 時 間 がか かり 過 ぎ るこ とは
、教 師 が生 徒 への 学習 活 動 を多 く 取 り入 れ て過 ぎ てい るか
、あ るい は先 に述 べた 教 師 の説 明 が長 す ぎ るの であ ろう
と、 私 は捉 えて いる
。教 師 自 身 が論 理 的 文 章 で何 を指 導 の中 心 に据 え るか が明 確 でな いの であ る。 いく ら時 間 をか けて 熱 心 に評 論 を 指 導 して も
、学 習 が単 調 であ れば 生 徒 は退 屈 にな る。 熱 心と は聞 こえ はよ いが
、生 徒 の読 むこ と・ 書 く こと への 理 解 が不 十
分で あ る。 論理 的 文 章 は事 実 が最 も 大 事 であ り、 事 実 を正 確 に伝 える ため に、 先 人 たち は科 学 論 文 で文 章 構 成 を 分 かり や す く述 べて 発 信 し てき た。 論 文 を 書 いて
、他 者 に少 しで も明 快 に伝 える 努 力 を続 けて 来た
。国 語 とい う 教 科は 言葉 その も のを 教 える
。科 学 論 文 を書 くと いう 営 為 は、
「 言 葉 は生 き物 と 同 じよ うに 絶 えず 変 化 し、 不 完 全 な もの であ るが
、少 しで も相 手 に分 かり や す く伝 える 努 力 を す る」 と いう 国 語の 指 導に 見 事に 合 致す る。 他方
、高 等 学 校 の教 科 書
(現 代 文 分 野
)に 掲 載 さ れて いる 評 論 を 見 ると
、内 実 はそ れと は逆 であ る。 ほと んど が人 文 社 会 科学 系 の学 問 内 容の 文 章に 偏 って いる
(注 3)
。文 章 構 成も 統 一 さ れて はお ら ず、 筆 者 の自 由 な思 考 の過 程 を 文 章 とし て表 した と いっ てよ い。 比 喩 も 用 いて いる
。こ れで は、 生 徒 が文 章 を読 む のに 苦労 す るの は当 然の こ とで あ る。 一 読 明 瞭 が望 まし いと 指 導 を しつ つ、 学 ば せる 文 章 が難 解 であ る実 態 に目 を向 ける 必 要が ある
。た だし
、生 涯を 通 じて 人 文 社 会 科 学 系 の文 章 を多 く読 んで いく とい う 現 実 があ るの も 事 実 で ある
。こ のこ とを 踏 まえ た学 習 指 導を 構築 して いく 必 要 があ る。 言葉 の本 質 から 見 れば
、完 璧な 文 章 など 存 在 しな いの であ る。 そ う では ある が、 特 に自 然 科 学 系 の学 問
(医 学
、科 学
、電 気 電 子工 学 など
)で は、 実 験 方 法 や 研 究 結 果 を 正 確 に書 き表 そう と 論 文 の書 き方 を構 築 して き た。 現 在
、医 学 部 や 工 学 部 の学 生
、あ るい は若 手 研 究 者 等 に向 けて
、論 文 執 筆 の方 法 を 教 授 す る現 実 があ
る。 確 か
に、 学 問 分野 によ って
、論 文 の細 部 の指 導 や 専 門 的 な知 識 等 はあ る。 だが
、私 は高 等 学 校 卒 業 まで に生 徒 に論 理 的 文 章 の読 み方 と小 論 文 を書 く力 など 能 力 が身 につ いて いれ ば、 どれ ほど 学 問 研 究 がよ り 進 むだ ろう か、 社 会 に出 て役 立 つだ ろう と思 わ ず には いら れ なか っ た。 三、 新 科目
「論 理 国語
」に お ける 論文 指 導の 登場 新 学 習 指 導要 領 高 等 学校 国 語 科 は、 論 理 的 文 章と 文学 的 文 章 とを 明 確 に分 けて
、そ れぞ れの 文 章の 違 いや 特 質 を十 分に 踏 まえ て 指導 す る。 この こと は科 目 編成 から 明 らか であ る。 この 点 から 見 る だけ でも
、従 来 の評 論 指導 を 脱却 でき る。 さ ら に、 新学 習 指 導 要領 高 等 学 校国 語 科 の解 説「 論 理 国 語」 に 示さ れた 指 導 事項 には
、「 文 章 の種 類を 踏 まえ る」 こと が記 さ れて いる
。「 文 章の 内容 や 構 成 など を捉 えた り要 旨 を把 握 した りす る際 に、 その 前 提 とし て、 評 論 や 説明
、論 説、 学 術論 文 など の文 章の 種 類 によ って
、書 かれ る目 的と 対象
、表 現方 法 など が異 なる こと を踏 まえ るこ とを 指し てい る」 とい う もの であ る。 論 理 的 文 章 をさ らに 細 分化 し、 文 章 の種 類 を生 徒が はっ き りと 意 識 して 捉 えさ せる こと を求 めて いる
。 そし て、
「 文 章 の種 類 を踏 まえ る」 こと のな かに
、学 術 論文 が明 記 され てい る。 新 学 習指 導 要 領 高等 学 校 国 語科 の解 説「 第2 章 国語 科の 各 科目
」
「 第3 節 論理 国 語
」
「 B読 むこ と
」の 言 語 活 動と して
、
「 ウ 学 術 的な 学 習 の基 礎 に関 す る事 柄に つい て書 かれ た短 い論 文 を読 み, 自 分 の考 えを 論述 した り発 表 した りす る活 動
。」 と明 記 さ れて いる
。「 学 術的 な学 習 の基 礎 に関 す る事 柄 につ いて 書 かれ た短 い 論 文」 とい う語 に学 術 論 文 が該 当 す る。 この 言 語活 動 に対 して 解 説 では
、次 のよ う に説 明 が付 与 さ れて いる
。そ れは
、「 学 術 的 な学 習 の 基 礎に 関 す る事 柄 につ いて かか れた 短 い論 文 とは
、例 え ば、 専 門 的 な学 習 の入 門者 向 けに 書 かれ た概 説書 や 新 書 の文 章
、ま た論 文の 要 旨な どを 指 す
。指 導 に当 たっ ては
、こ れら の文 章を 読ん だ内 容 を 基 に、 自 分の 考え につ いて 新 たな 視 点 から 検 証 して 再構 築 す る場 面 を適 切 に設 定 す るこ とが 重要 であ る。
」と いう も ので ある
。 後述 す るよ う に、 この 解説 に見 ら れる よう な学 術論 文 の捉 え方 から すれ ば、 現 行 教科 書 に所 収 さ れて いる
「『 であ る』 こと と『 す る』
」は
、こ の指 導に 適 して いる
。 実践 す るに 当 たり
、ポ イン トと なる のは
「 自ら の考 えに つい て新 た な視 点か ら検 証
」す るた めに
、ど のよ う な指 導を 段 階的 に組 み 込ん でい くか であ る。 四、 論 理的 文章 を 読み 書く た めの 指導 と はど の よう なも の か 笠木 雅 史 は「 学 術 的 資 料の 読 み方 と まと め方 を知 る」 と題 して
、
「 全 体 の主 目 的が 何 かを 把握 す るこ とに 加 えて
、各 部 分
(章
、説
、パ ラグ ラフ
)が ど のよ う な目 的
(副 次 的 目的
)を 持 って 書か れて いる の かを 把握 しな けれ ばい け ませ ん」 と 述べ てい る( 注4
)。 大
学 入 学 後、 学 術 論文 を読 んで レポ ー トを 書 くこ とや プレ ゼン テ ーシ ョン をす る活 動 など があ る。 大 学 生 自身 が専 攻分 野 にか かわ ら ず、 自 力 で論 文 を理 解 して
、自 ら の意 見 を発 信す る力 は必 須 であ る。 これ は大 学卒 業 後 も、 読む 文 章 は異 なる が、 求 めら れる 力 であ る。 笠 井 の指 摘 は、 本 文全 体 の要 約 と要 約 に至 るま での 段落 に何 が 書か れて いる かを 読 み取
るの だと いう 点で
、大 学 生 が自 力 で論 文 を 読み 解い て要 旨 を まと める 方 法を 明 示し てい る。 ほぼ す べて の学 術 論文 を 読む こと に適 用 でき そう であ る。 ただ し、 一 人 でと いう 前 提 でな らば よい が、 この 方 法を 高 等学 校 の現 代 文 分野 の授 業 で取 り入 れる のは 困 難 を伴 う
。 仮 に、 この 方 法 を「
『 であ る』 こと と『 す る』
」に 用 いた とす る。 小 見 出し ごと に何 が言
いた いか とい う読 解 を進 める
。そ の際
、教 師 の発 問を 通 して 全 体に 考 えさ せる 指 導 やグ ルー プ活 動 で、 の書 かれ てい る内 容 や 目 的を 生徒 主 体 で取 り 組ま せる
。段 落 ごと に担 当 す る箇 所を 決 めて
、ク ラス 全 体 で発 表 さ せる と いう 取 り組 み方 もあ ろう
。 だが
、文 章 全 体 にお ける 各 段 落と のつ なが りを 意 識 さ せる 指 導 が 困難 とな る。 授業 を 長引 かせ 単 調 にさ せる
。さ らに 言え ば、 授 業 中で 教 師 の指 導
・支 援 がど の程 度必 要 なの かも 分 かり 難い
。 この 他 に、 向 山 型要 約 指 導 とし て、 坂 本 佳 朗 は、
「 猫 は後 悔す る か」
(野 矢 茂樹
)を 用 いて
「評 論 のシ ンプ ルな 教 え方
」を 実 践 して いる
(注 5)
。二 時 間で 当 該 教 材の 学 習指 導 を完 了 して いる
。教 材 は一
〇
ペー ジあ る。 特 筆 す べき は音 読 の重 視 であ る。 範 読
、教 師 と生 徒 で 交 代読
み、 隣 同士 で交 代 読み
、指 名 なし 音 読 とい う 一 連 の学 習 を 徹 底し てい る点 は、 生 徒 の文 章 理 解を 大い に助 け る指 導 であ る。 こ の音 読 指 導の 後
、「 この 中 で、 大 事 な文 に線 を引 き なさ い。
」と 指 示 を出 して いる
。結 論に 当 たる 箇 所 の読 み取 り であ る。 要 約を さ せる こと を踏 まえ て、 で全 文 を読 み通 した
。 多く の授 業時 間 数 をか ける こと と教 師 の説 明 中 心の 授 業か らの 脱 却か ら転 換 して いる
。筆 者 の主 張 を短 時 間 で捉 え させ る方 法は 生 徒を 飽き さ せな い。 ただ し、 文 章 を読 む上
での 注 意 す べき 表 現や 記 述は 何か
、ま た他 の論 理 的 文 章を 読む 上で のポ イン トを 生 徒 に身 に付 けさ せる こと が望 まれ よう
。 市毛 勝 雄 は自 然 科学 論 文 を基 にし た「 はじ め・ なか
・ま と め・ む す び」 の小 論 文 指導 を 開発 した
(注 6)
。私 は生 徒 に小 論文 を書 く指 導 の際
、市 毛 の指 導 方 法を 取り 入 れて き た。 市毛 の研 究 は、 主 に小 学 校・ 中 学校
(義 務 教 育 段 階) を対 象 とし ては いる が、 現 在 の高 校 生 に小 論 文 を書 く指 導を する 時 にお いて も極 めて 有 効 であ る。 この 指 導を さ らに 深 化 さ せる 実 践 研 究も 見ら れる
(注 7)
。 科学 論 文 の文 章 構成 を 生徒 に国 語 科 授 業 で明 示 す る。 問 題 は何 か( はじ め)
、複 数の 具体 例 の記 述
(な か)
、複 数 の具 体例 から 共 通 し て言 え るこ とは 何 か( まと め)
、一 般 化 した 主 張は 何 か( むす び) を、
「『 であ る』 こと と『 す る』 こと
」を 論 理 的 文章 の教 材 とし て生 徒 に学 ばせ るこ とを 提 案 する
。
に、 学 問 分野 によ って
、論 文 の細 部 の指 導 や 専 門 的 な知 識 等 はあ る。 だが
、私 は高 等 学 校 卒 業 まで に生 徒 に論 理 的 文 章 の読 み方 と小 論 文 を書 く力 など 能 力 が身 につ いて いれ ば、 どれ ほど 学 問 研 究 がよ り 進 むだ ろう か、 社 会 に出 て役 立 つだ ろう と思 わ ず には いら れ なか っ た。 三、 新 科目
「論 理 国語
」に お ける 論文 指 導の 登場 新 学 習 指 導要 領 高 等 学校 国 語 科 は、 論 理 的 文 章と 文学 的 文 章 とを 明 確 に分 けて
、そ れぞ れの 文 章の 違 いや 特 質 を十 分に 踏 まえ て 指導 す る。 この こと は科 目 編成 から 明 らか であ る。 この 点 から 見 る だけ でも
、従 来 の評 論 指導 を 脱却 でき る。 さ ら に、 新学 習 指 導 要領 高 等 学 校国 語 科 の解 説「 論 理 国 語」 に 示さ れた 指 導 事項 には
、「 文 章 の種 類を 踏 まえ る」 こと が記 さ れて いる
。「 文 章の 内容 や 構 成 など を捉 えた り要 旨 を把 握 した りす る際 に、 その 前 提 とし て、 評 論 や 説明
、論 説、 学 術論 文 など の文 章の 種 類 によ って
、書 かれ る目 的と 対象
、表 現方 法 など が異 なる こと を踏 まえ るこ とを 指し てい る」 とい う もの であ る。 論 理 的 文 章 をさ らに 細 分化 し、 文 章 の種 類 を生 徒が はっ き りと 意 識 して 捉 えさ せる こと を求 めて いる
。 そし て、
「 文 章 の種 類 を踏 まえ る」 こと のな かに
、学 術 論文 が明 記 され てい る。 新 学 習指 導 要 領 高等 学 校 国 語科 の解 説「 第2 章 国語 科の 各 科目
」
「 第3 節 論理 国 語
」
「 B読 むこ と
」の 言 語 活 動と して
、
「 ウ 学 術 的な 学 習 の基 礎 に関 す る事 柄に つい て書 かれ た短 い論 文 を読 み, 自 分 の考 えを 論述 した り発 表 した りす る活 動
。」 と明 記 さ れて いる
。「 学 術的 な学 習 の基 礎 に関 す る事 柄 につ いて 書 かれ た短 い 論 文」 とい う語 に学 術 論 文 が該 当 す る。 この 言 語活 動 に対 して 解 説 では
、次 のよ う に説 明 が付 与 さ れて いる
。そ れは
、「 学 術 的 な学 習 の 基 礎に 関 す る事 柄 につ いて かか れた 短 い論 文 とは
、例 え ば、 専 門 的 な学 習 の入 門者 向 けに 書 かれ た概 説書 や 新 書 の文 章
、ま た論 文の 要 旨な どを 指 す
。指 導 に当 たっ ては
、こ れら の文 章を 読ん だ内 容 を 基 に、 自 分の 考え につ いて 新 たな 視 点 から 検 証 して 再構 築 す る場 面 を適 切 に設 定 す るこ とが 重要 であ る。
」と いう も ので ある
。 後述 す るよ う に、 この 解説 に見 ら れる よう な学 術論 文 の捉 え方 から すれ ば、 現 行 教科 書 に所 収 さ れて いる
「『 であ る』 こと と『 す る』
」は
、こ の指 導に 適 して いる
。 実践 す るに 当 たり
、ポ イン トと なる のは
「 自ら の考 えに つい て新 た な視 点か ら検 証
」す るた めに
、ど のよ う な指 導を 段 階的 に組 み 込ん でい くか であ る。 四、 論 理的 文章 を 読み 書く た めの 指導 と はど の よう なも の か 笠木 雅 史 は「 学 術 的 資 料の 読 み方 と まと め方 を知 る」 と題 して
、
「 全 体 の主 目 的が 何 かを 把握 す るこ とに 加 えて
、各 部 分
(章
、説
、パ ラグ ラフ
)が ど のよ う な目 的
(副 次 的 目的
)を 持 って 書か れて いる の かを 把握 しな けれ ばい け ませ ん」 と 述べ てい る( 注4
)。 大
学 入 学 後、 学 術 論文 を読 んで レポ ー トを 書 くこ とや プレ ゼン テ ーシ ョン をす る活 動 など があ る。 大 学 生 自身 が専 攻分 野 にか かわ ら ず、 自 力 で論 文 を理 解 して
、自 ら の意 見 を発 信す る力 は必 須 であ る。 これ は大 学卒 業 後 も、 読む 文 章 は異 なる が、 求 めら れる 力 であ る。 笠 井 の指 摘 は、 本 文全 体 の要 約 と要 約 に至 るま での 段落 に何 が 書か れて いる かを 読 み取
るの だと いう 点で
、大 学 生 が自 力 で論 文 を 読み 解い て要 旨 を まと める 方 法を 明 示し てい る。 ほぼ す べて の学 術 論文 を 読む こと に適 用 でき そう であ る。 ただ し、 一 人 でと いう 前 提 でな らば よい が、 この 方 法を 高 等学 校 の現 代 文 分野 の授 業 で取 り入 れる のは 困 難 を伴 う
。 仮 に、 この 方 法 を「
『 であ る』 こと と『 す る』
」に 用 いた とす る。 小 見 出し ごと に何 が言
いた いか とい う読 解 を進 める
。そ の際
、教 師 の発 問を 通 して 全 体に 考 えさ せる 指 導 やグ ルー プ活 動 で、 の書 かれ てい る内 容 や 目 的を 生徒 主 体 で取 り 組ま せる
。段 落 ごと に担 当 す る箇 所を 決 めて
、ク ラス 全 体 で発 表 さ せる と いう 取 り組 み方 もあ ろう
。 だが
、文 章 全 体 にお ける 各 段 落と のつ なが りを 意 識 さ せる 指 導 が 困難 とな る。 授業 を 長引 かせ 単 調 にさ せる
。さ らに 言え ば、 授 業 中で 教 師 の指 導
・支 援 がど の程 度必 要 なの かも 分 かり 難い
。 この 他 に、 向 山 型要 約 指 導 とし て、 坂 本 佳 朗 は、
「 猫 は後 悔す る か」
(野 矢 茂樹
)を 用 いて
「評 論 のシ ンプ ルな 教 え方
」を 実 践 して いる
(注 5)
。二 時 間で 当 該 教 材の 学 習指 導 を完 了 して いる
。教 材 は一
〇
ペー ジあ る。 特 筆 す べき は音 読 の重 視 であ る。 範 読
、教 師 と生 徒 で 交 代読
み、 隣 同士 で交 代 読み
、指 名 なし 音 読 とい う 一 連 の学 習 を 徹 底し てい る点 は、 生 徒 の文 章 理 解を 大い に助 け る指 導 であ る。 こ の音 読 指 導の 後
、「 この 中 で、 大 事 な文 に線 を引 き なさ い。
」と 指 示 を出 して いる
。結 論に 当 たる 箇 所 の読 み取 り であ る。 要 約を さ せる こと を踏 まえ て、 で全 文 を読 み通 した
。 多く の授 業時 間 数 をか ける こと と教 師 の説 明 中 心の 授 業か らの 脱 却か ら転 換 して いる
。筆 者 の主 張 を短 時 間 で捉 え させ る方 法は 生 徒を 飽き さ せな い。 ただ し、 文 章 を読 む上
での 注 意 す べき 表 現や 記 述は 何か
、ま た他 の論 理 的 文 章を 読む 上で のポ イン トを 生 徒 に身 に付 けさ せる こと が望 まれ よう
。 市毛 勝 雄 は自 然 科学 論 文 を基 にし た「 はじ め・ なか
・ま と め・ む す び」 の小 論 文 指導 を 開発 した
(注 6)
。私 は生 徒 に小 論文 を書 く指 導 の際
、市 毛 の指 導 方 法を 取り 入 れて き た。 市毛 の研 究 は、 主 に小 学 校・ 中 学校
(義 務 教 育 段 階) を対 象 とし ては いる が、 現 在 の高 校 生 に小 論 文 を書 く指 導を する 時 にお いて も極 めて 有 効 であ る。 この 指 導を さ らに 深 化 さ せる 実 践 研 究も 見ら れる
(注 7)
。 科学 論 文 の文 章 構成 を 生徒 に国 語 科 授 業 で明 示 す る。 問 題 は何 か( はじ め)
、複 数の 具体 例 の記 述
(な か)
、複 数 の具 体例 から 共 通 し て言 え るこ とは 何 か( まと め)
、一 般 化 した 主 張は 何 か( むす び) を、
「『 であ る』 こと と『 す る』 こと
」を 論 理 的 文章 の教 材 とし て生 徒 に学 ばせ るこ とを 提 案 する
。
五、 学 習指 導計 画 と主 な学 習 内容 勤 務 校 での 現 代 文B は一 週 間に 二 時間 で設 けら れて いる
。一 つの 文章 を 扱う 時 間 が長 くな るほ ど、 生徒 は退 屈 にな る。 本稿 で示 す 学習 指 導 計 画は 五 時間 完 了 で組 んだ
。文 章 の読 み取 り自 体 は四 時 間で 終 える
。実 質 二 週 間で 完 了 でき る。 第 五 時 間 目の 授 業は
、生 徒 がパ フォ ー マン ス課 題に 取 り組 む ため のも ので あ る。 パフ ォー マン ス課 題 は、
「『 はな はだ しく 非 近 代 であ り なが ら
、他 の面 では また おそ ろし く過 近 代 的で もあ る現 代 日 本 の問 題
』に つい て具 体 例 を挙 げて
、そ の問 題 を 解決 す るに はど う した ら よい かを 三〇
〇 字 で述 べる
」と いう もの であ る。 なお
、こ の課 題 につ い ては
、二 年 生 担当 の国 語 科 で作 成し たも ので
、後 日 提 出す るよ う 指 示 した
。 実 際 の授 業 にお ける 主 な学 習 内 容は 以 下の 通り であ る。 なお
、 以下 に示 す内 容 は、 私 はパ ワー ポイ ント 資 料 を作 成 した
。各 クラ ス にあ るプ ロジ ェク ター を用
いて スク リー ン( 黒 板 に貼 り付
け、 大 きさ は黒 板 半面 ほど であ る) に映 す。
【 第 1時 間 目】
◎ 単 元 全 体の 学 習の 流 れを 示 す。
◎ 筆 者 につ いて 知 る
丸山
眞男
(ま るや ま まさ お
)
1914
年
(大 正3 年)3 月22 日 - 1996
年
(平 成8 年)8 月15 日 日本 の政 治 学 者
、思 想 史 家。 東京 大 学 名 誉教 授
、日 本 学 士 院会 員
。 専攻 は日 本 政 治 思想 史
。 新 字 体 で丸 山 真 男 とも 表 記 さ れる
。 丸 山 の学 問 は「 丸山 政 治 学
」
「丸 山 思 想 史学
」と 呼 ばれ る。
◎ 文 章 の特 質 を学 ぶ1
「 であ る」 こと と「 す る」 こと は、 ど のよ う に書 かれ たも のか
? 一 九 五 八 年十 月「 岩 波 文 化 講演 会
」の 丸山 本 人 によ る講 演
⇩講
演 を記 録 す る
⇩加
筆
(場 合 によ って は、 補 注 や 修 正な ど) をし て文 章 にす る
⇩①
学 術 雑 誌の 論文 に掲 載す る
(常 体で 執 筆 するor
敬体 で執 筆 する
)
② 専 門 書 や新 書 など に掲 載 す る
(常 体で 執 筆 するor
敬体 で執 筆 する
)
「 であ る」 こと と「 す る」 こと の場 合 講 演 体 に復 元 して 新 書で 出 版
(敬 体
+ 新書
)
◎ 文 章の 特 質を 学ぶ 2 科
学 論 文の 文 章構 成 を学 び、 筆 者 の論 証 を捉 える
。 科 学 論 文の 文 章構 成
① 題 名と 著者 名
② 抄 録( 研 究の あら まし
・要 旨
)
③ 緒 言( まえ がき
)
④ 研 究方 法
⑤ 研 究結 果
⑥ 考 察
⑦ 総 括
⑧ 結 論
⑨ 謝 辞
⑩ 文 献
※ 緒 言( まえ がき
)が
「問 題 は何 か」
、研 究 方 法
・研 究 結果 が
「 複 数 の具 体 例 の記 述」
、複 数 の具 体 例 から
、総 括 が「 共 通 して 言 える こと を 述 べる
」、 結 論 が「 筆 者 の考 え
」で あ り、 これ らを 読 み取 ると
、評 論 の文 章 が理 解 しや す くな ると 説 明 する
。
◎ 本 文 を通 読 す る 教 科 書 の本 文 を通 読 する
。( 教 師 と生 徒に よる 一 文 交代 読 み)
◎ 4人 組 もし くは 3人 組 のグ ルー プに さ せる
。
(こ れ以 降
、授 業 では
、こ のグ ルー プで の活 動 が主 とな る。
)
◎ 本 文 全 体を A3 用 紙 2枚 に印 刷 した もの を生 徒に 配 布 する
。
◎小 見 出 しに 番号 を付 けさ せる
。
(本 実 践で は次 に示 した 1か ら 7の 番 号 とな る。
) 1権 利の 上 にね むる 者 2近 代に おけ る制 度 の考 え方 3業 績本 位 とい う 意味 4日 本の 急 激な
「 近 代化
」 5「 す る」 価 値 と「 であ る」 価 値 との 倒 錯 6学 問や 芸 術 にお ける 価 値 の意 味 7価 値倒 錯 を再 転 倒 す るた めに
◎形 式 段 落 に1 から 番 号 を付 けさ せる
。
(本 実 践で は全 部 で十 九段 落 とな る。
)
◎次 回 の予 告
。
(プ リン トを 基 に授 業 を進 める こと
)
(授 業 で示 した パワ ー ポイ ント 資 料は ロイ ロノ ー トで 送 る。
)
(必 ず 確認 す るよ う 伝 える
。)
【 第 2時 間 目
】
◎筆 者 の論 証 を捉 える 1
〇1 権利 の上 にね むる 者に つい て
・
「日 々 自 由 にな ろう とす るこ とに よっ て、 はじ めて 自 由 であ りう る。
」を 四 角 で囲 む。
・こ のこ と を述 べる ため の2 つの 具体 例 に波 線 を引 く。
五、 学 習指 導計 画 と主 な学 習 内容 勤 務 校 での 現 代 文B は一 週 間に 二 時間 で設 けら れて いる
。一 つの 文章 を 扱う 時 間 が長 くな るほ ど、 生徒 は退 屈 にな る。 本稿 で示 す 学習 指 導 計 画は 五 時間 完 了 で組 んだ
。文 章 の読 み取 り自 体 は四 時 間で 終 える
。実 質 二 週 間で 完 了 でき る。 第 五 時 間 目の 授 業は
、生 徒 がパ フォ ー マン ス課 題に 取 り組 む ため のも ので あ る。 パフ ォー マン ス課 題 は、
「『 はな はだ しく 非 近 代 であ り なが ら
、他 の面 では また おそ ろし く過 近 代 的で もあ る現 代 日 本 の問 題
』に つい て具 体 例 を挙 げて
、そ の問 題 を 解決 す るに はど う した ら よい かを 三〇
〇 字 で述 べる
」と いう もの であ る。 なお
、こ の課 題 につ い ては
、二 年 生 担当 の国 語 科 で作 成し たも ので
、後 日 提 出す るよ う 指 示 した
。 実 際 の授 業 にお ける 主 な学 習 内 容は 以 下の 通り であ る。 なお
、 以下 に示 す内 容 は、 私 はパ ワー ポイ ント 資 料 を作 成 した
。各 クラ ス にあ るプ ロジ ェク ター を用
いて スク リー ン( 黒 板 に貼 り付
け、 大 きさ は黒 板 半面 ほど であ る) に映 す。
【 第 1時 間 目】
◎ 単 元 全 体の 学 習の 流 れを 示 す。
◎ 筆 者 につ いて 知 る
丸山
眞男
(ま るや ま まさ お
)
1914
年
(大 正3 年)3 月22 日 - 1996
年
(平 成8 年)8 月15 日 日本 の政 治 学 者
、思 想 史 家。 東京 大 学 名 誉教 授
、日 本 学 士 院会 員
。 専攻 は日 本 政 治 思想 史
。 新 字 体 で丸 山 真 男 とも 表 記 さ れる
。 丸 山 の学 問 は「 丸山 政 治 学
」
「丸 山 思 想 史学
」と 呼 ばれ る。
◎ 文 章 の特 質 を学 ぶ1
「 であ る」 こと と「 す る」 こと は、 ど のよ う に書 かれ たも のか
? 一 九 五 八 年十 月「 岩 波 文 化 講演 会
」の 丸山 本 人 によ る講 演
⇩講
演 を記 録 す る
⇩加
筆
(場 合 によ って は、 補 注 や 修 正な ど) をし て文 章 にす る
⇩①
学 術 雑 誌の 論文 に掲 載す る
(常 体で 執 筆 するor
敬体 で執 筆 する
)
② 専 門 書 や新 書 など に掲 載 す る
(常 体で 執 筆 するor
敬体 で執 筆 する
)
「 であ る」 こと と「 す る」 こと の場 合 講 演 体 に復 元 して 新 書で 出 版
(敬 体
+ 新書
)
◎ 文 章の 特 質を 学ぶ 2 科
学 論 文の 文 章構 成 を学 び、 筆 者 の論 証 を捉 える
。 科 学 論 文の 文 章構 成
① 題 名と 著者 名
② 抄 録( 研 究の あら まし
・要 旨
)
③ 緒 言( まえ がき
)
④ 研 究方 法
⑤ 研 究結 果
⑥ 考 察
⑦ 総 括
⑧ 結 論
⑨ 謝 辞
⑩ 文 献
※ 緒 言( まえ がき
)が
「問 題 は何 か」
、研 究 方 法
・研 究 結果 が
「 複 数 の具 体 例 の記 述」
、複 数 の具 体 例 から
、総 括 が「 共 通 して 言 える こと を 述 べる
」、 結 論 が「 筆 者 の考 え
」で あ り、 これ らを 読 み取 ると
、評 論 の文 章 が理 解 しや す くな ると 説 明 する
。
◎ 本 文 を通 読 す る 教 科 書 の本 文 を通 読 する
。( 教 師 と生 徒に よる 一 文 交代 読 み)
◎ 4人 組 もし くは 3人 組 のグ ルー プに さ せる
。
(こ れ以 降
、授 業 では
、こ のグ ルー プで の活 動 が主 とな る。
)
◎ 本 文 全 体を A3 用 紙 2枚 に印 刷 した もの を生 徒に 配 布 する
。
◎小 見 出 しに 番号 を付 けさ せる
。
(本 実 践で は次 に示 した 1か ら 7の 番 号 とな る。
) 1権 利の 上 にね むる 者 2近 代に おけ る制 度 の考 え方 3業 績本 位 とい う 意味 4日 本の 急 激な
「 近 代化
」 5「 す る」 価 値 と「 であ る」 価 値 との 倒 錯 6学 問や 芸 術 にお ける 価 値 の意 味 7価 値倒 錯 を再 転 倒 す るた めに
◎形 式 段 落 に1 から 番 号 を付 けさ せる
。
(本 実 践で は全 部 で十 九段 落 とな る。
)
◎次 回 の予 告
。
(プ リン トを 基 に授 業 を進 める こと
)
(授 業 で示 した パワ ー ポイ ント 資 料は ロイ ロノ ー トで 送 る。
)
(必 ず 確認 す るよ う 伝 える
。)
【 第 2時 間 目
】
◎筆 者 の論 証 を捉 える 1
〇1 権利 の上 にね むる 者に つい て
・
「日 々 自 由 にな ろう とす るこ とに よっ て、 はじ めて 自 由 であ りう る。
」を 四 角 で囲 む。
・こ のこ と を述 べる ため の2 つの 具体 例 に波 線 を引 く。
(字 数を 指 定し て探 さ せる
。以 下も 同 じ。
) 答 え 学 生 時 代 に末 弘 厳 太郎 先 生 から 民 法の 講義 を きい たと き「 時 効」 とい う制 度 につ いて
(請 求す る行 為に よっ て~ 債 権 を喪 失 する
) 日 本 国 憲 法の 第 十二 条
(
「 国 民 はい まや
~ 起 こる ぞ。
」と いう 警告
)
・プ リン トに 具 体例 とメ モさ せる
。以 下
、同 じよ う に波 線 の箇 所 は 具体 例 とメ モさ せる
。
・机 間指 導 を徹 底 す る。 記 述 した も のや 生 徒 の考 えを 褒 める 姿 勢で 臨 む。 以下 す べて の活 動 も同 じで ある
。
〇 2近 代 にお ける 制度 の考 え方
につ いて
・1 権 利 の上 にね むる 者「 日 々 自 由に なろ うと する こと によ って
、 はじ めて 自 由 であ りう る」 を、 より 詳 しく 説明 して いる 段落 を指 摘 させ る。
(4 段 落 が該 当 す る。
)四 角 で囲 み、
「 日 々 自 由に なろ うと
…
」と 線 で結 ぶ。
・こ の例 とし て2 つの 具 体 例を 探し 波 線を 引 く。
(答 え… 民主 主 義
、近 代 精 神
)
・こ の2 つの 例 によ って
、筆 者 がさ らに 考 えを 述 べて よう とし てい る こと は何 か。 問 題 とし てい るこ とは 何 か捉 える
。丸 で囲 ませ る。
(答 え… 現代 日 本 の問 題 を、 反省 す る手 がか り)
〇3 業績 本 位 とい う意 味 につ いて
・
「『 であ る』 論 理 から
『 す る』 論理 への 推 移
」を 四 角 で囲 ま せる
。
(
「日 々 自 由 にな ろう とす るこ とに よっ て、 はじ めて 自 由 であ りう る。
」の 言い 換 え。 この 2つ を線 で結 ぶ。
)
・日 本 の問 題と して さら に具 体 例 を指 摘 する
。 答え…
武 士
(身 分
)、 課 長( 仕 事と いう 側 面 につ いて の上 下 関 係)
・こ れら の具 体 例 から
、筆 者 は、 日 本 の場 合
、ど のよ う なこ とが 言 える と述 べて いる か。 丸 で囲 む。 答 え…
「 身分
」的 だと 判 断 して いる
◎次 回 の予 告
。
(授 業 で示 した パワ ー ポイ ント 資 料は ロイ ロノ ー トで 送 る。 必 ず 確 認 する よう 伝 える
。)
【 第 3時 間 目
】
◎筆 者 の論 証 を捉 える 2
〇4 日本 の急 激 な「 近 代化
」に つい て
・福 沢 諭吉 が維 新 のこ ろ幼 児の ため に書 き与 えた
『 日々 のを しえ
』 の一 節 を通 して
、「 現 代日 本 の問 題
」を
、ど う 見 てい るか
? 2つ 傍 線 を引 く。
(こ の箇 所に
「引 用
」と 書 き 込ま せる
。)
・集 団 によ って
「 す る」 価値 の浸 潤 の程 度 はさ まざ ま
・多 少 とも ノイ ロー ゼ症 状 を呈 して いる こと
〇5
「 す る」 価 値と
「 であ る」 価 値 との 倒 錯
・こ の小 見出 しを 四角 で囲 ませ る。
・こ の小 見出 しの 具 体例 は何 か。 波 線 を引 かせ る。
(答 え… 大都 市 の消 費 文 化
)
※ 住 居
、宿 屋
、「 休 日」 や「 閑 暇
」、 レジ ャー など も その さ らに 具体 化し たも ので ある こと を説 明す る。
〇 6学 問 や 芸 術 にお ける 価 値 の意 味
・ア ンド レ・ ジー クフ リー ド『 現 代
』の 箇 所 に「 引 用」 とメ モさ せる
。
・こ の引 用に より
、「 であ る」 こと と「 する
」こ との 具 体 例 を二 つに 波線 を 引か せる
。
(答 え… 学問 や 芸 術
、政 治 や 経済
)
〇 7価 値 倒 錯 を再 転 倒す るた めに
・筆 者は 日 本の 場合
、ど う する こと がい いと 述べ てい るの か。2 つ指 摘さ せる
。( 二 重 の四 角 で囲 む。
)
(答 え…
「 深 く内 に蓄 えら れた も のへ の確 信に 支 えら れて こそ
、文 化の 立 場か す る政 治 への 発言 と行 動 が本 当 に生 きて くる ので はな い でし ょう か」 およ び「 現 代日 本 の知 的 世 界 に切 実 に不 足 し、 も っと も 要求 さ れる のは
、ラ ディ カル
(根 底的
)な 精 神的 貴 族 主 義が 民 主主 義と 内面 的 に結 びつ く こと では ない かと
」)
◎ 次 回 の予 告
(授 業 で示 した パワ ー ポイ ント 資 料は ロイ ロノ ー トで 送 る。 必 ず 確 認 する よう 伝 える
。)
【 第 4時 間 目
】
◎筆 者 の論 証 を捉 える 3
・前 時 まで の本 文 を チェ ック した 箇 所 を確 かめ る。
◎文 章 構 成 表に 整 理す る。
・以 下 の文 章構 成 表 に整 理 す る。
(生 徒 には プリ ント で配 布す る。
・ ) 文 章 構成 表 には
、チ ェッ クし た本 文 の該 当 箇所 を 視写 さ せる
。
・
「は じめ
」の 箇 所 は丸 で囲 んだ と ころ
、「 なか
」は 波 線 を引
いた とこ ろ、
「ま と め」 は四 角 で囲 んだ とこ ろ、
「 むす び」 は二 重 四 角 で囲 んだ とこ ろと 説 明 す る。
【
】内 は、 論 理 的 文 章( 小 論文
)の 構 成
。
(
)内 は、 科 学 論 文 の文 章 構成 の名 称 を指 す
。
〇文 章 構 成 表( この 下段 に該 当箇 所 を書 き込 ませ る。
) はじ
【 め 導 入
、あ ら まし
、問 題 の所 在
】
(科 学 論文 の緒 言
) なか
【 複 数 の具 体例 の提 示
】
(科 学 論文 の研 究 方 法
・研 究 結果
)
(字 数を 指 定し て探 さ せる
。以 下も 同 じ。
) 答 え 学 生 時 代 に末 弘 厳 太郎 先 生 から 民 法の 講義 を きい たと き「 時 効」 とい う制 度 につ いて
(請 求す る行 為に よっ て~ 債 権 を喪 失 する
) 日 本 国 憲 法の 第 十二 条
(
「 国 民 はい まや
~ 起 こる ぞ。
」と いう 警告
)
・プ リン トに 具 体例 とメ モさ せる
。以 下
、同 じよ う に波 線 の箇 所 は 具体 例 とメ モさ せる
。
・机 間指 導 を徹 底 す る。 記 述 した も のや 生 徒 の考 えを 褒 める 姿 勢で 臨 む。 以下 す べて の活 動 も同 じで ある
。
〇 2近 代 にお ける 制度 の考 え方
につ いて
・1 権 利 の上 にね むる 者「 日 々 自 由に なろ うと する こと によ って
、 はじ めて 自 由 であ りう る」 を、 より 詳 しく 説明 して いる 段落 を指 摘 させ る。
(4 段 落 が該 当 す る。
)四 角 で囲 み、
「 日 々 自 由に なろ うと
…
」と 線 で結 ぶ。
・こ の例 とし て2 つの 具 体 例を 探し 波 線を 引 く。
(答 え… 民主 主 義
、近 代 精 神
)
・こ の2 つの 例 によ って
、筆 者 がさ らに 考 えを 述 べて よう とし てい る こと は何 か。 問 題 とし てい るこ とは 何 か捉 える
。丸 で囲 ませ る。
(答 え… 現代 日 本 の問 題 を、 反省 す る手 がか り)
〇3 業績 本 位 とい う意 味 につ いて
・
「『 であ る』 論 理 から
『 す る』 論理 への 推 移
」を 四 角 で囲 ま せる
。
(
「日 々 自 由 にな ろう とす るこ とに よっ て、 はじ めて 自 由 であ りう る。
」の 言い 換 え。 この 2つ を線 で結 ぶ。
)
・日 本 の問 題と して さら に具 体 例 を指 摘 する
。 答え…
武 士
(身 分
)、 課 長( 仕 事と いう 側 面 につ いて の上 下 関 係)
・こ れら の具 体 例 から
、筆 者 は、 日 本 の場 合
、ど のよ う なこ とが 言 える と述 べて いる か。 丸 で囲 む。 答 え…
「 身分
」的 だと 判 断 して いる
◎次 回 の予 告
。
(授 業 で示 した パワ ー ポイ ント 資 料は ロイ ロノ ー トで 送 る。 必 ず 確 認 する よう 伝 える
。)
【 第 3時 間 目
】
◎筆 者 の論 証 を捉 える 2
〇4 日本 の急 激 な「 近 代化
」に つい て
・福 沢 諭吉 が維 新 のこ ろ幼 児の ため に書 き与 えた
『 日々 のを しえ
』 の一 節 を通 して
、「 現 代日 本 の問 題
」を
、ど う 見 てい るか
? 2つ 傍 線 を引 く。
(こ の箇 所に
「引 用
」と 書 き 込ま せる
。)
・集 団 によ って
「 す る」 価値 の浸 潤 の程 度 はさ まざ ま
・多 少 とも ノイ ロー ゼ症 状 を呈 して いる こと
〇5
「 す る」 価 値と
「 であ る」 価 値 との 倒 錯
・こ の小 見出 しを 四角 で囲 ませ る。
・こ の小 見出 しの 具 体例 は何 か。 波 線 を引 かせ る。
(答 え… 大都 市 の消 費 文 化
)
※ 住 居
、宿 屋
、「 休 日」 や「 閑 暇
」、 レジ ャー など も その さ らに 具体 化し たも ので ある こと を説 明す る。
〇 6学 問 や 芸 術 にお ける 価 値 の意 味
・ア ンド レ・ ジー クフ リー ド『 現 代
』の 箇 所 に「 引 用」 とメ モさ せる
。
・こ の引 用に より
、「 であ る」 こと と「 する
」こ との 具 体 例 を二 つに 波線 を 引か せる
。
(答 え… 学問 や 芸 術
、政 治 や 経済
)
〇 7価 値 倒 錯 を再 転 倒す るた めに
・筆 者は 日 本の 場合
、ど う する こと がい いと 述べ てい るの か。2 つ指 摘さ せる
。( 二 重 の四 角 で囲 む。
)
(答 え…
「 深 く内 に蓄 えら れた も のへ の確 信に 支 えら れて こそ
、文 化の 立 場か す る政 治 への 発言 と行 動 が本 当 に生 きて くる ので はな い でし ょう か」 およ び「 現 代日 本 の知 的 世 界 に切 実 に不 足 し、 も っと も 要求 さ れる のは
、ラ ディ カル
(根 底的
)な 精 神的 貴 族 主 義が 民 主主 義と 内面 的 に結 びつ く こと では ない かと
」)
◎ 次 回 の予 告
(授 業 で示 した パワ ー ポイ ント 資 料は ロイ ロノ ー トで 送 る。 必 ず 確 認 する よう 伝 える
。)
【 第 4時 間 目
】
◎筆 者 の論 証 を捉 える 3
・前 時 まで の本 文 を チェ ック した 箇 所 を確 かめ る。
◎文 章 構 成 表に 整 理す る。
・以 下 の文 章構 成 表 に整 理 す る。
(生 徒 には プリ ント で配 布す る。
・ ) 文 章 構成 表 には
、チ ェッ クし た本 文 の該 当 箇所 を 視写 さ せる
。
・
「は じめ
」の 箇 所 は丸 で囲 んだ と ころ
、「 なか
」は 波 線 を引
いた とこ ろ、
「ま と め」 は四 角 で囲 んだ とこ ろ、
「 むす び」 は二 重 四 角 で囲 んだ とこ ろと 説 明 す る。
【
】内 は、 論 理 的 文 章( 小 論文
)の 構 成
。
(
)内 は、 科 学 論 文 の文 章 構成 の名 称 を指 す
。
〇文 章 構 成 表( この 下段 に該 当箇 所 を書 き込 ませ る。
) はじ
【 め 導 入
、あ ら まし
、問 題 の所 在
】
(科 学 論文 の緒 言
) なか
【 複 数 の具 体例 の提 示
】
(科 学 論文 の研 究 方 法
・研 究 結果
)