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Academic year: 2021

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あすなろ学級 生活単元学習指導案

指導者 1 単元 電車にのって公園へ行こう 2 指導観 ○ 本学級には、○年生男子(A 児)、○年生男子(C 児)、○年生女子(D 児)、○年生女子(B 児)の 4名が在籍している。本学級の子ども達は、交通機関を利用して出かけたり、公共施設を利用したり する経験があまりなく、生活の場が家庭や学校に限られている。また、書くことに関しては学習課題 が大きく異なるため、一人一人の学習段階や興味関心に応じた課題解決ができるように学習内容を組 織してきた。これまでに「さつまいもパーティーをしよう」の学習では、子どもの実態に応じて書く 部分を分担してスイートポテトのレシピを作り、そのレシピを実際に活用してスイートポテト作りを する経験をしてきた。このことで、友達と協力して一つのレシピを作り上げた喜びや、書いたものを 実際の生活の中で活用する良さを感じ取ってきた。そこで、家庭や学校以外の場所にも少しずつ目を 向けはじめ、書くことにより表現する喜びを味わうことができるようになるこの時期に本単元を取り 入れる。そして、交通機関や公共施設の利用の仕方やマナーを学び、経験したことを交流学級の友達 や先生に伝えるためのあすなろ学級新聞を書くことができるようにする。このことは、生活経験を広 げ、社会生活に必要な知識や技能を身につけさせるとともに、経験したことを報告する文章や、観察 したことを記録する文章を進んで書こうとする態度を育てる上からも意義深い。 【本単元に関する主な子どもの実態】 A児(○年男児) B児(○年女児) C児(○年男児) D児(○年女児) 学 習 面 ○ 見通しが 持てれ ば 積 極的に学 習に取 り 組むことができる。 ○ 見たり聞 いたり し た ことを簡 単な文 で 書くことができる。 ○平仮名、片仮名のほ と んどを書 くこと が できる。 ○与えられた課題に対 しては取り組むが、自 分から進んで学習する ことが難しい。 ○簡単な語句や短い文 を教師と一緒に書くこ とができる。 ○誤字・脱字が見られ る。 ○課題に対して一生懸 命取り組もうとする。 ○生活の中で経験した り 思 っ た り し た こ と を、文に書くことがで きる。 ○平仮名、片仮名を丁 寧 に 書 く こ と が で き る。 ○興味や関心があるこ とには進んで取り組む ことができる。 ○生活の中で経験した ことを、文に書くこと ができる。 ○つなぎ言葉を正しく 使って書くことが難し い。 生 活 面 ○ 自分の考 えを相 手 に はっきり と伝え る ことができる。 ○ 苦手な課 題に対 し て 取り組も うとし な いことがある。 ○限られた身近な人と のコミュニケーション が取れる。 ○一人で出かけたり買 い物をしたりすること が難しい。 ○友達と元気に遊ぶこ とができる。 ○問いかけに対してう まく応答できないとき がある。 ○一方的な会話になる ことがある。 ○みんなの頑張りを認 めたり、困っている友 達に声をかけたりする ことができる。 ○ 電 車に 乗っ た 経験 がない。 ○電車に乗った経験が 一度だけある。 ○電車に乗った経験が 2,3回ある。 ○電車に乗った経験が ない。 ○ 本単元に関しては、1 学期に夏野菜を育て、その生長の様子を観察カードに記録したり、観察カー ドをもとに生長の様子を家族に知らせる手紙を書いたりする学習をしてきている。また、2学期には、 友達と役割分担してスイートポテトのレシピを作り、それを活用して実際に調理する経験を積んでき た。これらの学習を通し、書くことの必要性を実感し、それぞれの学習課題や興味関心に応じた条件 設定(相手、書く事柄、書く分量、書き方など)の中で、書くことを楽しむことができるようになっ てきている。また、実際に経験したことと言葉を結びつけて、日常生活に生きて働く言葉として身に つけてきている。本単元では、これらの上に立って、電車に乗って公園に出かけ、経験したことを交 流学級の友達や先生に伝えるためのあすなろ学級新聞を書くことができるようにする。このことは、 生活語彙を増やし、社会生活に必要な知識や技能を身につけるとともに、相手や目的にそってよりよ く表現する学習へと発展していく。 ○ 本単元の指導にあたっては、電車に乗って公園へ出かけ、そこで経験したことを書いて友達や先生

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に知らせることができるようにする。そのためには、まず、みんなで電車に乗って公園に行ったこと をあすなろ学級新聞にまとめるという学習計画を立て、活動の見通しをもたせる。次に、切符の買い 方や電車の安全な待ち方等を教室内で疑似体験させることを通して、電車の利用の仕方を理解させ、 安全な活動ができるようにする。また、目的地となる○○○中央公園の写真を見ながら、公園の利用 の仕方を話し合わせ、ルールやマナーを守って行動することができるようにする。そして、実際に電 車に乗って公園に出かけ、校外での活動を思い切り楽しませ、このことを友達や先生に伝えたいとい う意欲をもたせる。最後に、その時の様子を体験カードに書き、それをもとに順序を整理したり構成 を考えたりして、みんなで一つの学級新聞を作ることができるようにする。特に、本時指導にあたっ ては、各自が分担した部分をそれぞれの学習課題に応じて正しく書き、それを貼り合わせて一つのあ すなろ学級新聞を作ることができるようにする。そのために、まず、それまでの活動を学習の流れ図 や写真で想起させ、本時学習のめあてをつかませる。次に、自分が分担して書く部分や気をつける点 を個人のめあてとして確認させ、見通しをもたせる。そして、前時に書いた体験カードやDVDから、 電車に乗って公園へ行った時の様子を思い出させ、順序を整理したり構成を考えたりして、各自のめ あてに沿って書かせる。さらに、各自が書いたものを紹介しながら貼り合わせ、一枚のあすなろ学級 新聞を完成させる。最後に、まとめる段階では、あすなろ学級新聞の良い点や不十分な点を話し合わ せ、交流学級の友達や先生にもっとわかりやすく知らせたいという意欲をもたせ、次時の学習へとつ ないでいく。 3 目標 (1)交通機関や公共施設でのマナーを守って校外活動を楽しみ、経験したことを意欲的に友 達や先生に知らせようとする態度を育てる。 (2)電車に乗って公園にでかけた時の様子を思い出しながら体験カードに書き、その体験カードを もとに順序を整理したり構成を考えたりすることができるようにする。 (3)交通機関や公共施設の利用の仕方を理解させるとともに、各自の学習課題に応じた語・文・文 章で、経験したことを正しく書くことができるようにする。 4 計画(11時間) (1)学習計画を立て、活動の見通しを持たせる。……… 1 時間 (2)電車の乗り方について調べさせ、切符の買い方や車内でのマナーを理解させる。……… 2 時間 (3)○○○中央公園について調べさせ、目的地や公共施設利用の仕方を理解させる。……… 2 時間 (4)交通機関や公共施設を利用させ、ルールやマナーを守り、校外での活動を楽しませる。 3 時間 (5)電車に乗って公園へ行ったことを学級新聞にし、友達や先生に知らせる。……… 3 時間 ・経験したことを体験カードに書き、学級新聞の構成を考える。………① ・体験カードをもとに分担された部分を書き、協力して学級新聞を作る。……①(本時) ・学級新聞を読み返し、より正しく明確なものへとつくりかえる。………① 5 主眼 A児(○年男児) B児(○年女児) C児(○年男児) D児(○年女児) ○自分のめあてに沿って進んで新聞を書くことが できる。 ○役割分担したところを意欲的に書くことが できる。 ○電車に乗ったときの様 子や気持ちを文に書くこ とができる。 ○タクシーに乗ったこ とをワークシートをも とにして書くことがで きる。 ○駅で切符を買って 電車に乗るまでの様 子や気持ちを文に書 くことができる。 ○公園で遊んだ様子 を思い出し、そのとき の様子や気持ちを文 に書くことができる。 ○主語、述語が整った文 を書くことができる。 ○平仮名や片仮名を正 し く 使 う こ と が で き る。 ○つなぎ言葉を使い、順序立てて書くことがで きる。 6 準備 体験カード、前時までの活動の写真、学習の流れ図、ワークシート(B児用)、 「文を書くときに気をつけること」、つなぎ言葉カード、DVD

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7 本時の過程 段階 学習活動(★支援) つ か む 見 通 す つ く る 深 め る ま と め る A児(○年男児) B児(○年女児) C児(○年男児) D児(○年女児) 1 前時学習を想起し、みんなのめあてを確認する。 ★学習の流れ図をもとに、本時学習のめあてを確認させる。 みんなの力をあわせて、あすなろ学級新聞を作ろう。 2 各自が分担して書く部分と個人のめあてを確認し、活動の内容や方法を見通す。 ★写真やDVD、体験カードをもとに、各自が分担する部分を確認させる。 ★体験カードと前時までに学習した「文を書くときに気をつけること」をもとに、個人のめ あてに沿って文を書くことを確認させる。 【個人のめあて】 電車に乗ったときの 様子や気持ちが分か る文を書こう。 タクシーに乗ったと きの文を書こう。 つなぎ言葉を4つ使 って、駅での様子や気 持ちを文で書こう。 つなぎ言葉を4つ使 って、公園での様子や 気持ちを文で書こう。 3 写真や体験カードをもとに、順序を整理したり構成を考えたりしながら、各自が分担した 部分を正しく書く。 ○写真や体験カードをもとに、「したこと、見たこと、思ったこと」を話し合う。 ★写真や体験カードを見比べさせ、文の順序や構成を考えさせる。 ○役割分担したところを自分のめあてに沿って書いていく。言語活動1【整理活動】 条件設定(◇書く場面、◆書く事柄、◎書き方) ◇電車に乗ったこと について ◆様子や気持ち ◎主語、述語を正し く使って ◇ タ ク シ ー に乗 っ た ことについて ◆様子 ◎ ワ ー ク シ ート を 使 って ◇駅について ◆様子や気持ち ◎つなぎの言葉を4 つ使って ◇公園について ◆様子や気持ち ◎つなぎ言葉を4つ 使って ★意欲的に文作りができるように、体験カー ドを見せ、「見たこと、したこと、思ったこと はどんなことか」と声かけしていく。 ★つなぎ言葉カードをヒントとして用意して おき、適切なつなぎ言葉を選んで書くことが できるようにする。 ★体験カードを並べながら順序を整理させ る。 ★「文を書くときに気をつけること」を意識 させ、正しく書かせる。 ★自信のない文字は、平仮名、片仮名表で確 認させ、正しい文字が書けるようにする。 ★「めあて」に沿っ て最後まであきらめ ずに文作りができた ときは称賛し、書く ことに自信を持たせ る。 ★書くことへの抵抗 を減らすために穴埋 め式のワークシート を用意しておき、それ をもとに文を書かせ る。 ○自分のめあてに沿って書けたかどうかを見直す。 ★個人のめあて表に沿って、シールを貼りながら確かめさせる。 4 各自が書いた文を発表して貼り合わせ、みんなで一つの学級新聞にする。 ★発表の仕方や聞き方のよいところを褒め、集中を促す。 5 本時学習を振り返る。言語活動2【まとめ活動】 ○貼り合わせて出来た新聞のよいところや不十分な点を話し合う。 ★次時は、学級新聞を見直して完成させることを知らせ、わかりやすく伝えたいという意欲 を持たせる。

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8 単元計画(11時間) 段 階 配 時 学 習 活 動 具体的支援 つ か む 見 通 す つ く る 深 め る ・ ま と め る ① ② ② ③ ③ 1 学習計画を立てる。 ○みんなで電車に乗って公園へ行き、公園で遊び たいという思いや願いをもとに学習計画を立てる ○体験したことを交流学級の友達や先生に知らせ るために役割分担して学級新聞を作る。 電車に乗って公園へ行こう。 2 電車の乗り方について調べる。 ○切符の買い方について調べる。 ・JR○○駅からJR○○○駅までの往復運賃 を調べ、お金を用意する。 ・券売機での運賃の購入の仕方について調べ、購 入の仕方を練習する。 ○電車内でのマナーについて調べる。 ・他の乗客に迷惑にならないように、大きな声 を出したりはしゃいだりしない。 ・危険がないように、きちんと座席に座る。 3 公園の利用の仕方について調べる。 ○安全な歩行ができるように交通ルールを守るこ とを知らせる。 ○○○○中央公園にはどんな施設があるか調べる ・滑り台などの遊具施設、公衆トイレ ○公共施設の利用の仕方について話し合う。 ・みんなで使うものはみんなで大切に使う。 4 電車に乗って、公園へ行く。 ○前時学習を生かして、自分で切符を購入し、電 車に乗る。 ・券売機の前に並ぶ。 ・行き先までの運賃を券売機に入れる。 の行き ・行き先のボタンを押して切符を受け取る。 ・電車の中ではマナーを守る。 ○公園では、施設を大切に使いながら、友達や 先生と楽しく遊ぶ。 ○帰りは、行きと同じようにしてJR○○まで の切符を買い、電車に乗って帰る。 5 電車に乗って公園へ行って遊んだことを学級新 聞にし、交流学級の友達や先生に知らせる。 ○電車に乗って公園へ行って遊んだことを体験カ ードに記録していく。 ・体験して気づいたことや感じたことを話し合う ○体験カードをもとに、役割分担して学級新聞を 書く。 ・役割分担して書いた文をみんなで合わせて一 つの学級新聞にする。 ・できた学級新聞を見直し、完成させる。 ・交流学級に新聞を配る。 ○電車の写真や○○○中央公園の写真を 提示し、みんなで電車に乗り、いろいろ な遊具がある○○○中央公園に行って遊 びたいという思いや願いをもとに単元の めあてを設定する。 ○みんなで役割分担して活動したよさを 想起させるために、生活単元「さつまい もパーティーをしよう」で役割分担して 作ったレシピを提示し、役割分担による 学級新聞作りに意欲を持たせる。 ○切符の購入の仕方が具体的にイメージ できるように、○○駅や○○○駅の写真 や券売機の模型を用意する。 ○当日スムーズに乗車券が購入できるよ うに繰り返し練習させる。 ○マナーカードを使って、電車内でのマ ナーについて考えさせる。 ○見通しを持った活動ができるように、 施設の写真を用意する。 ○マナーカードを使って、公共施設の利 用の仕方を考えさせる。 ○○○○駅と公園までは安全に歩行でき るように交通ルールを守ることを指導す る。 ○学校から駅までの移動手段は、安全面、 学習時間との関連を考慮し、タクシーを 利用する。 ○安全に電車に乗れるように、ホームで は白線の内側に並んで待つことを守らせ る。 ○電車内ではマナーが守れているか意識 させるために声かけをする。 ○電車の中にはどんなものがあるか、ど んな様子かなど声かけし、電車内の様子 に気付かせる。 ○体験したことを想起し易いように写真 を用意しておく。写真に小見出しをつけ てやり、見たことカード、したことカー ド、聞いたことカード、思ったことカー ドの付箋を用意して体験カードを作成し 学級新聞作りに生かせるようにする。 ○正しい文字が書けるように平仮名表や 片仮名表を手元に置いておく。 ○体験カードを手元に置き、体験カード を見ながら書かせる。 ○みんなで役割分担して学級新聞を作っ た活動を振り返らせることで、めあてに そって友達と活動したよさを実感させる

参照

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