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(2) I-B185. 3.実験結果と考察 3.実験結果と考察 Photo.1 は供試体 HO90 及び HY90 の崩壊後の状況を示す。 Fig.2 は、縦軸に実験桁の作用曲げモーメント M を、横軸に回転角θを、 それぞれ塑性モーメント Mp およびその時の回転角θp で無次元化して示 したモーメント-回転角曲線である。図から、ホモジニアス桁は最大モーメ ント到達後、急に耐力を低下させているのに対し、ハイブリッド桁は最大 モーメント到達後も、最大モーメントを一定保持しているのがわかる。塑 性変形能という点からみると、今回の実験においてはハイブリッド桁の方 が有利な結果であった。ホモジニアス桁に比べてハイブリッド桁の方が最 大モーメント後も変形能を確保できた原因として、ウェブ材に軟鋼(SM400 材)を用いたことにより、鋼桁全体としての靱性が増していると考えられる。 次にハイブリッド桁のウェブ幅厚比の違いによる回転容量を検討するた め、Fig.3 に示すように曲げモーメント-回転角曲線を作成した。図中の縦 軸および横軸は Fig.2 と同様である。また、Fig.3 より求められた有効塑性 モーメント時の塑性回転角Θは、LRFD2)の示すウェブ幅厚比制限値付近の 供試体 HY90 においても、示方書によって必要とされている塑性回転容量 (0.063rads)を得ることができた。このことから、フランジに SM570Q 材、 ウェブに SM400 材を用いた場合のハイブリッド桁に対しても、非弾性設計 法が適用できるものと思われる。本実験に用いたホモジニアス桁に対して. Photo.1. (幅厚比 90 タイプ) タイプ). 1.2. 1. 1. 0.8. 0.8. M/Mp. M/Mp. は、今後さらに検討を加えていく必要があると思われる。. 1.2. 0.6 HO90. 0.4 0.2. HY90. Mpe-line(HO90). Mpe-line(HY90). 最大モーメント. フランジ局部座 屈. 0 0. 1. 2. 3. 4. 0.6 0.4 0.2. HY60. Mpe-line(HY60). HY80. Mpe-line(HY80). HY90. Mpe-line(HY90). 0 5. 0. 1. θ/θp. Fig.2. 座屈後供試体. 2. 3. 4. 5. θ/θp. M/MpM/Mp-θ/θp 曲線(幅厚比 90 タイプ). Fig.3. M/MpM/Mp-θ/θp 曲線(HY 曲線(HY タイプ). 4.あとがき 4.あとがき 本実験は高張力鋼を用いたホモジニアス桁およびハイブリッド桁を制作し、モーメント-塑性回転角特性に 着目して、曲げ実験を行ったものである。今後はこの結果をもとに FEM 解析をおこない、高張力鋼を用い た I 形断面桁の非弾性設計への適用性について、さらに深く検討を加えていくつもりである。 <参考文献> 参考文献> 1) AASHTO:Guide Specification(1986) 2) AASHTO:LRFD Bridge Design Specifications.(1998). 3) Michel A. Grubb,.and Phillips S. Carskaddon :. Autostress Design of Highway Bridges,. Phase3:Initial Moment-Rotation Tests, AISC Project 188, 97-H-045(019-4), April 18.1979. -371-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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