@2013 ZENRIN CO., LTD. Z13LD第 793 号
地図による小地域分析
(jSTAT MAP)
操作説明書
平成 28 年 3 月
目 次
1 はじめに... 1-1
1.1基本用語説明 ... 1-1 1.1.1 メイン画面構成... 1-1 1.1.2 左画面の構成 ... 1-1 1.1.3 プロット、エリア、グラフ ... 1-2 1.2ツールチップ表示 ... 1-2 1.3地図操作 ... 1-2 1.3.1 GoogleMaps 操作 ... 1-2 1.3.2 地図上からの移動 ... 1-3 1.3.3 背景地図の変更... 1-3 1.3.4 行政界レイヤーの表示 ... 1-4 1.3.5 GoogleMaps での注意 ... 1-5 1.3.6 国土地理院地図の利用について... 1-5 1.4画面操作 ... 1-6 1.5ログアウト ... 1-72 ツールバーの機能 ... 2-1
2.1住所、郵便番号検索欄 ... 2-1 2.1.1 住所検索 ... 2-1 2.1.2 郵便番号検索 ... 2-1 2.1.3 座標値による位置移動 ... 2-1 2.2距離・面積計測 ... 2-2 2.2.1 距離計測 ... 2-2 2.2.2 経路距離 ... 2-3 2.2.3 面積計測 ... 2-3 2.3プロットマウス選択 ... 2-4 2.4プロットプロパティ... 2-5 2.4.1 属性編集 ... 2-5 2.4.2 プロット移動(ポイント移動) ... 2-5 2.4.3 プロット削除 ... 2-6 2.5エリアマウス選択 ... 2-7 2.6エリアプロパティ... 2-7 2.6.1 属性編集 ... 2-7 2.6.2 エリア移動 ... 2-8 2.6.3 エリア削除 ... 2-8 2.7サブ地図... 2-9 2.8最寄駅検索 ... 2-10 2.9表示更新 ... 2-10 2.10利用ディスク容量の表示 ... 2-11 2.11ヘルプ(操作説明書)の表示 ... 2-113 プロット操作 ... 3-1
3.1プロットウィザード ... 3-1 3.1.1 地図クリックによるプロット追加 ... 3-1 3.1.2 プロットアイコンの登録 ... 3-3 3.1.3 ジオコーディングでのプロット登録... 3-5 3.2プロットグループの操作 ... 3-9 3.2.1 プロットグループの表示/非表示 ... 3-9 3.2.2 プロット名称の表示 ... 3-9 3.2.3 プロットグループのレイヤー順序変更 ... 3-103.2.7 プロットグループプロパティ ... 3-15 3.2.8 プロット名称の簡易表示 ... 3-16 3.2.9 プロット名称検索 ... 3-16 3.2.10 プロットデータ一覧からの操作 ... 3-17
4 エリア操作 ... 4-1
4.1エリアウィザード ... 4-1 4.1.1 多角形エリア作成 ... 4-3 4.1.2 フリー円エリア作成 ... 4-4 4.1.3 半径指定円エリア作成 ... 4-5 4.1.4 同心円エリア作成 ... 4-7 4.1.5 同心円エリア一括作成 ... 4-8 4.1.6 ラインバッファエリア作成 ... 4-10 4.1.7 到達圏エリア作成 ... 4-12 4.1.8 到達圏エリア一括登録 ... 4-13 4.1.9 行政界エリア登録 ... 4-14 4.2エリアグループの操作 ... 4-15 4.2.1 エリアグループの表示/非表示 ... 4-15 4.2.2 エリアの名称表示 ... 4-15 4.2.3 エリアグループのレイヤ順序変更 ... 4-16 4.2.4 エリアグループの削除 ... 4-17 4.2.5 エリアデータのシェープファイルインポート ... 4-18 4.2.6 GML 形式データのインポート... 4-19 4.2.7 エリアデータのシェープファイルエクスポート ... 4-22 4.2.8 エリアグループプロパティ ... 4-22 4.2.9 エリア名称検索 ... 4-23 4.2.10 エリアデータ一覧からの操作 ... 4-255 グラフ操作(統計データ) ... 5-1
5.1グラフウィザード... 5-1 5.1.1 集計指標の選択画面での「種類」 ... 5-2 5.1.2 広域での集計 ... 5-3 5.1.3 統計データ(国勢調査、事業所・企業統計調査、経済センサス)のグラフ化 ... 5-4 5.1.4 プロット集計 ... 5-8 5.1.5 プロット属性を利用したグラフ表示 ... 5-10 5.1.6 エリア集計 ... 5-11 5.1.7 エリア属性を利用したグラフ表示 ... 5-13 5.1.8 ユーザデータの登録、集計 ... 5-14 5.1.9 ユーザデータの削除 ... 5-15 5.1.10 エリア単位の集計 ... 5-16 5.1.11 エリア範囲の集計 ... 5-18 5.2グラフの操作 ... 5-19 5.2.1 グラフの表示/非表示 ... 5-19 5.2.2 グラフのデータ値表示 ... 5-19 5.2.3 グラフのレイヤ順序変更... 5-20 5.2.4 グラフ抽出 ... 5-21 5.2.5 グラフ抽出解除 ... 5-24 5.2.6 グラフ集計結果表示 ... 5-25 5.2.7 グラフの削除 ... 5-26 5.2.8 グラフのエクスポート ... 5-26 5.2.9 グラフのインポート(グラフの再現) ... 5-27 5.2.10 グラフプロパティ ... 5-28 5.2.11 グラフの凡例表示 ... 5-34 5.2.12 グラフの凡例編集 ... 5-34 5.2.13 グラフへのジャンプ ... 5-356 レポート作成 ... 6-1
6.1レポートウィザード ... 6-1 6.1.1 シンプルレポート ... 6-2 6.1.2 リッチレポート ... 6-4 6.1.3 リッチレポート標準シートの構成 ... 6-8
7 利用上の注意事項 ... 7-1
7.1統計データについて ... 7-1 7.2各種上限値 ... 7-1 7.3利用者登録による機能の比較 ... 7-28 新機能のご紹介 ... 8-1
1 はじめに
1.1 基本用語説明
1.1.1 メイン画面構成
GIS を起動すると以下のようなメイン画面が表示されます。それぞれ以下の名称となります。 1.1.2 左画面の構成
左画面は、以下の構成になっています。 新規作成ボタン群: プロット、エリア、グラフ、レポートの作成が行えます。 レイヤー名覧ツールバー: レイヤー名覧で反転選択したアイテムの操作を行う事ができます。 レイヤー名覧: 作成済みのレイヤ(グループ)が一覧で表示されます。 データ一覧欄: レイヤー名欄で反転選択したグループ内のデータ一覧表示や検索、 グラフの凡例表示などができます。 データ一覧欄ツールバー: データ一覧欄で反転選択したデータの操作を行う事ができます。 左画面 ツールバー 地図画面 データ表示画面 (普段は隠れています)1.1.3 プロット、エリア、グラフ
jSTAT MAP では、「プロット」、「エリア」、「グラフ」などのデータを作成できます。それぞれの違いは以下のとおり です。 ※ グラフは、ログアウトすると削除され、次回起動時は表示されません。1.2 ツールチップ表示
メイン画面から見える範囲のボタンは、マウスカーソルを一定時間置くことで下図のようなツールチップが表示さ れます。 ※ パネルを畳むボタン( )や、レイヤー名覧のタブなど表示されないボタンもあります。1.3 地図操作
地図の移動操作は、基本的には GoogleMaps と同じとなります。1.3.1 GoogleMaps 操作
地図画面右下にある GoogleMaps の地図操作パネルを利用した地図操作ができます。 プロット (ポイント情報) エリア (面情報) グラフ 人型(ペグマン)を地図上にドラッグすることでストリートビュー表示を することができます。 +-ボタンで縮尺の変更ができます。 カーソルをボタンに置くと… ヒントが表示されます1.3.2 地図上からの移動
地図上を左クリックしたままカーソルを移動することで地図移動ができます。 マウスにホイールが付いている場合は、地図上でホイール操作することで縮尺の変更ができます。 ※ マウスの設定によっては、ホイールで縮尺変更できない場合もあります。1.3.3 背景地図の変更
背景地図を変更することができます。 クリックすると掴む カーソルを動かして 移動します。 現在選択されている背景地図 背景地図の選択 オプションの選択 地図画面の右上を クリックすると 表示したいレイヤー を選択できます。※POI 表示について:
POI 表示の状態では、以下図の様に POI をクリックした場合吹き出しがでます。POI を表示したままプロットやエリア を作成すると、POI が邪魔になり、プロットやエリアの作成作業が行いにくい場合があります。その様な状況では、 POI 表示のチェックをオフにして作業することをお勧めします。 POI 表示オン POI 表示オフ
1.3.4 行政界レイヤーの表示
地図上に行政界(都道府県、市区町村、国勢調査小地域、国勢調査人口集中地区の境界線)レイヤーを追加 することができます。 オプション選択: 背景地図の上に重ねるレイヤーを選択することができます。 以下表はそれぞれの地図とオプションの対応表です。 背景地図 オプションGoogle Map POI 表示 Google 航空写真 45°・ラベル Google Map(地形)・(白黒) なし 地理院地図 色別標高図 行政界の選択方法: 地図画面の右上を クリックすると 表示したいレイヤー を選択できます。
1.3.5 GoogleMaps での注意
本システムでは、GoogleMaps をアプリケーションプログラムで制御しているため、Google 社のサイトでみる一般的 な Google マップとは一部動作が異なる部分があります。 Google マップでは、地図の拡大を続けていると自動でストリートビュー表示に切り替わりますが、本システムで は切り替わりません。 Google マップでは、航空写真がない地域は「~この地域の詳細画像はありません~」が表示されますが、本シ ステムでは画像レベルで拡大されたものが表示されます。 など。 また、API による地図制御であるための制約もあります。例えば、 小学校などの目標物上にプロットを置こうとしたときなど、近辺にマウスカーソルを持っていくと建物情報の吹き しが表示され、その地点をクリックできません。 これはAPIによる地点取得より先に Google 標準の吹き出し処理が作動するため、クリックのイベントが拾えない ためです。 →背景地図選択一覧にある「POI 表示」のチェックをはずし、POI を非表示にしてください。 その他の注意点としては、通常地図と航空地図では測量誤差や航空写真取り込み時の画像処理による補正など の関係上若干のずれがあります。このため、例えば航空写真上で建物の中心にプロットを置き、通常地図に切り 替えるとプロットが建物の中心にないということになります。プロットの位置指定は地図上でお願いします。 斜め画像について Google マップの航空写真モードでの斜め画像表示では以下の制約があります。 背景地図(斜め画像)へのプロットなどのオーバーレイ表示が行えない(表示されない)。 このため、Google マップでは、拡大時に自動で斜め画像へ切り替わりますが、本システムでは自動では切り 替わらないようにしています。1.3.6 国土地理院地図の利用について
地理院地図画像の利用にあたっては、地理院タイル利用規約に従ってご利用下さい。 地理院タイル利用規約 : http://portal.cyberjapan.jp/help/termsofuse.html 地図画像データをダウンロードした上で複製・加工して再配布するような利用のうち、「測量成果の複製」(測 量法第 29 条)または「測量成果の使用」(測量法第 30 条)に該当するような 利用を頂く場合には承認申請が 必要です。以下をご参照下さい。 国土地理院:測量成果の複製・使用: http://www.gsi.go.jp/LAW/2930-index.html その他利用データについて 小縮尺地図(500 万分 1 日本とその周辺)「The bathymetric contours are derived from those contained within the GEBCO Digital Atlas, published by the BODC on behalf of IOC and IHO (2003) (http://www.gebco.net) 海上保安庁許可第222510号(水 路業務法第25条に基づく類似刊行物)」
色別標高図
1.4 画面操作
左画面とメイン地図画面の境界線は、ある程度の幅変更ができます。 ※ 移動できる範囲は決まっているので、極端に左画面を狭くしたり、広くしたりすることはできません。 左画面は、タイトルバーのボタンを押すことで収納することもできます。 ※ 地図画面を大きく使いたい場合などにご利用下さい。1.5 ログアウト
明示的にログアウト操作を行う場合は、ツールバー上の「ログアウト」ボタンを押して下さい。
※ 何も操作しないで2時間を経過すると強制的にログアウトされます(お試し版の場合は何も操作しないで 30 分 経過すると強制的にログアウトされます。)。
2 ツールバーの機能
2.1 住所、郵便番号検索欄
ツールバーの入力欄では、住所の検索、郵便番号の検索、座標値による移動などが行えます。2.1.1 住所検索
ツールバーには、以下のような住所名検索欄があります。 上記欄に「千代田区」と入力することで、候補が表示されます。 ※ 候補が多すぎる場合は、最初にヒットしたもののみが列挙されます。 候補からクリックした住所の位置にジャンプします。2.1.2 郵便番号検索
住所名検索欄に郵便番号を入力することで、郵便番号検索ができます。 ※ 郵便番号の全桁数(7 桁)を入力した場合は、候補を表示せずに直接地図上にジャンプします。 ※ 候補が多すぎる場合は、最初にヒットしたもののみが列挙されます。 候補からクリックした郵便番号の位置にジャンプします。2.1.3 座標値による位置移動
住所名検索欄に「緯度 , 経度」の順序で数値を入力した場合は、直接地図上にジャンプします。 ※ 世界測地系 10 進の緯度経度形式で入力する必要があります。 ※ 精度は GoogleMapsAPI の仕様では、小数点以下6桁となっています。 緯度 経度2.2 距離・面積計測
ツールバー上の「距離・面積計測」ボタンを押すと地図画面左上に以下のような画面が表示されます。2.2.1 距離計測
「距離計測」にチェックを付けた状態で、地図上を次々にクリックすることで距離が表示されます。 描いたラインを取り消す場合は、右クリックメニューから「一点取消し」、「全点取消し」を選択します。 描いたラインを確定する場合は、ダブルクリックするか、右クリックメニューから「確定」をクリックします。 ※ 確定後にラインを引き直す場合は、再度地図上をクリックすることでラインが引き直せます。(確定したライン は破棄されます) 失敗した場合は 右クリック 取り消されます クリック クリック クリック 距離が表示されます。2.2.2 経路距離
「経路距離」とは、2 点間の道路を使った場合の距離を表示します。「経路距離」にチェックを入れ、地図上で始 点と終点をクリックします。 ※ 終点クリック後に変更を行う場合は、再度地図上をクリックすることで始点選択ができます。(確定していた経 路は破棄されます。) ※ 経路検索結果はドラッグ&ドロップで経路変更し再計測できます。 ※2.2.3 面積計測
「面積計測」にチェックを入れ、地図上に多角形を描くことで、おおよその面積計測ができます。 クリック クリック クリック クリック 面積が表示されます。 始点クリック 終点クリック 距離が表示されます。 カーソルを経路上に重ねると、通過点○が されますので、クリックしたまま他の道にカ ーソルを動かし、ドロップすると経路変更が できます。 描いた多角形を取り消す場合は、右クリックメニューから「一点取消し」または「全点取消し」を選択します。 描いたラインを確定する場合は、ダブルクリックするか、右クリックメニューから「確定」をクリックします。 ※ 確定後に多角形を描き直す場合は、再度地図上をクリックすることで描き直せます。(確定した多角形は破棄 されます)
2.3 プロットマウス選択
ツールバー上の「プロットマウス」ボタンを押すと地図上に表示されたプロットを選択して操作することができます。 「プロットマウス」ボタンを押し、地図上のプロットをクリックすると右図のようなプロパティ画面が表示されます。 ※ 右図の「住所」や「収容人員」などは、プロットに属性情報が入っていた場合に表示されます。 地図上のプロットが密集している場所をクリックした場合は、どのプロットを選ぶか選択できる画面が地図画面 中央に表示されます。 失敗した場合は 右クリック プロットが密集している 所をクリックすると… 反転選択して「選択」 ボタンを押します。 地図上のプロットをクリック ボタンを押す2.4 プロットプロパティ
プロットマウス選択や、後述するデータ一覧欄ツールバーにある「プロパティ」ボタンからは、「属性値の編集」、 「プロットの位置移動」、「削除」などを行う「プロパティ表示/編集」画面が表示されます。2.4.1 属性編集
プロット名称、属性情報をリスト部分をクリックすることで編集できます。 ※ Enter で確定できます。2.4.2 プロット移動(ポイント移動)
地図上のプロット位置を修正する場合は、「ポイント移動」ボタンを押して地図上で移動先をクリックすると移動で きます。 ※ 移動先を確定する前に「キャンセル」ボタンを押すと移動の操作を中止することができます。 クリックして編集 移動先をクリック 移動されます2.4.3 プロット削除
2.5 エリアマウス選択
ツールバー上の「エリアマウス」ボタンを押すと地図上に表示されたエリアを選択して操作することができます。 「エリアマウス」をクリックし、地図上のエリアをクリックすると右図のような「プロパティ表示/編集」画面が表示さ れます。 ※ 右図の「電話番号」や「人口」などは、エリアに属性情報が入っていた場合に表示されます。 ・ 地図上のエリアが重なっている場所をクリックした場合は、どのエリアを選ぶか選択できる画面が、地図画面左 上に表示されます。2.6 エリアプロパティ
エリアマウス選択や、後述するデータ一覧欄ツールバーにある「プロパティ」ボタンからは、「属性値の編集」、 「削除」などを行う「プロパティ表示/編集」画面が表示されます。2.6.1 属性編集
・ エリア名称、属性情報をリスト部分をクリックすることで編集できます。 ボタンを押す 地図上のエリアをクリック エリアが重なっている所 をクリックすると… 反転選択して「選択」 ボタンを押します。 クリックして編集2.6.2 エリア移動
地図上のエリア位置を修正する場合は、「エリア移動」ボタンを押して地図上で移動先をクリックすると移動でき ます。2.6.3 エリア削除
プロパティ画面の「削除」ボタンを押すと確認メッセージ後にエリアを削除することができます。 移動先をクリック 移動されます2.7 サブ地図
ツールバー上の「サブ地図」ボタンを押すと地図画面が 2 分割され、現在表示している地図と全く同じものが右 側の地図に表示されます。 + 本機能は、「サブ地図」ボタンを押した時のメイン地図の状態をサブ地図にコピーする機能となっています。用途 としては、例えば 2 つのグラフを比較したい時などに利用します。 ※ 上記は「3 人世帯数」の集計後に「サブ地図」をクリックし、メイン地図の「3 人世帯数」グラフを非表示にした上 で、新たに「1 人世帯数」を集計したイメージとなります。 ※ サブ地図を再度非表示→表示にするとその時メイン地図に表示していた状態がコピーされます。 国勢調査:1 人世帯数 国勢調査:3 人世帯数 左のメイン地図と同じ地図が 右のサブ地図に表示されます。2.8 最寄駅検索
ツールバー上の「最寄駅」ボタンを押すとメイン地図左上に「中心からの最寄駅検索」画面が表示されます。 「中心からの最寄駅」画面には、メイン地図の中心位置の住所名を表示した上で、そこから最も近い順に駅名と 路線名が列挙されます。 ※ 中心から 5000m 以内に駅がない場合は、「半径 5000m 以内に駅はありません」のメッセージが表示されます。 列挙された駅名リストの右にあるジャンプボタンを押すと地図がその場所にジャンプします。 ※ 地図を移動しても最寄駅の再検索は行われません。最寄駅を再検索したい場合は、一旦画面を閉じて、再度 ツールバーの「最寄駅検索」ボタンを押して下さい。2.9 表示更新
ツールバーの「表示更新」アイコンを押すと、地図及び地図上に表示されているプロット、エリア、グラフの表示を 更新します。 起点となる中心点には マーク表示 マーク表示位置の 住所名が表示 中心地点から最も 近い駅から列挙 ボタンを押すと… ジャンプします2.10 利用ディスク容量の表示
ユーザーが保存できるデータ容量には限度があります。以下2箇所において、利用ディスク容量を確認できます (登録ユーザーのみ)。 1.トップ画面のユーザー情報の下 2.ツールバーの「ディスク容量」アイコンを押す2.11 ヘルプ(操作説明書)の表示
・ツールバーの「ヘルプ」アイコンを押すと、別ブラウザでマニュアルが表示されます3 プロット操作
プロットは地図上に置くことができるポイント情報です。自店の位置、会員データの分布状況などを地図上で確 認することができます。また、地図上に置いたプロットを集計することもできます。 プロットは「グループ」を作成した上で、そのグループ内に 1 つ 1 つのポイントを登録する形となります。 プロットの操作は主に左画面で行います。3.1 プロットウィザード
左画面の「プロット」ボタンからプロットの新規作成が行えます。 ※ プロットウィザードでは、地図上を直接クリックしてプロットを登録する「地図クリック」ボタンによる追加と住所 名から緯度経度を割り振ってプロットを登録する「ジオコーディング」ボタンによる追加ができます。 既に緯度経度の付与された CSV ファイルから登録する場合は、後述する「インポート」機能をご利用下さい。3.1.1 地図クリックによるプロット追加
プロットウィザードで「地図クリック」ボタンを押します。 新規にグループを作成する場合は、「新規グループに追加」をチェックし、必要事項を入力して「決定」ボタンを押 して下さい. ※ 新規グループ作成の場合は、「グループ名」の入力と「アイコン選択」は必須です。 ※ 「名称」には、「電話番号」や「売上額」などの属性項目の名称を入力して下さい。 ※ 「型」のプルダウンからは、属性の型を「文字」、「数字」、「URL」で指定することができます。 ※ 属性項目については、「項目追加」ボタンを押すことで項目を追加することができます。 (追加できる項目数に上限はありません。) ※ グループ名称は重複させて登録することができません。名称が重複する場合は、「決定」ボタンを押した際に 以下のエラーメッセージが表示されます。名称を変更して下さい。 ※ 既存グループに対して追加する場合は、以下のように「既存グループに追加」をチェックし、グループを反転選 択し、「決定」ボタンを押して下さい。 チェック 反転選択 チェック 必須 必須 属性項目を追加 プルダウンから属性 の型を指定
「決定」ボタンを押すとウィザードが終了し、メイン地図左上に以下のような画面が表示されます。プロット名を入 力し、地図上でプロットしたい位置をクリックした後に「登録」ボタンを押して下さい。 「登録」ボタンを押した時点で登録されます。引き続きプロット追加の操作を行えるようにメイン地図左上の登録 画面は表示されたままとなります。 ※プロット作成時には、POI 表示をオフにする事をお勧めします。 詳しくは「1.3.3 背景地図の変更」の POI 表示についてをご覧ください。
3.1.2 プロットアイコンの登録
プロットのアイコンを新たに追加するには、プロットウィザードの新規プロットグループ追加画面の「アイコン登録」 ボタンから行います。プロット登録後はプロットプロパティでもアイコンを新規追加することができます。 プロット作成画面 プロットプロパティ画面 名称の入力 地図上クリック 連続して登録ができます。 登録が完了したら「閉じる」 ボタンを押して下さい。 アイコン登録をクリッ クします。 アイコン登録をクリッ クします。※ 登録できる画像ファイルは BMP、GIF、JPG、PNG のみで、画像の大きさは 16×16 である必要があります。 「参照」ボタンから準備した画像ファイルを選択し、「登録」ボタンを押します。 ・ 登録された画像は「アイコン選択」から選べるようになります。 画像を 16×16 にするにはペイント 等で簡単にできます。 サイズ変更をクリックします。 す、 ピクセル チェックをはずします。 16x16 にします。 ペイントを使って 16x16 の画像を作成する方法(例)
3.1.3 ジオコーディングでのプロット登録
2 列目に住所名の入った CSV ファイルから一括でプロット登録する方法となります。例として、以下のようなデー タをジオコーディングによって登録します。 ※ CSV ファイル形式のフォーマットは、上記のように 1 行目がタイトル、2 列目が住所と決まっています。 ※ 以下のように、2行目に文字の場合は「S」、数字の場合は「N」、URL の場合は「U」を記述することで、各項目 の属性の型を指定することができます。 (2行目に指定がない場合は、すべて文字型として取り込まれます。) ※ ジオコーディングでは1回の操作で作成できるプロットの上限を 2,000 件に設定しています。 ※ 作成したプロットは、エクスポートできません。 プロットウィザードで、「ジオコーディング」ボタンを押します。 「参照」ボタンから準備した CSV ファイルを選択して下さい。 学校名,住所,電話番号,生徒数,教員数,URL S,S,S,N,N,U 「アップロードするファイルの選択」画面では .csv 以外のファイルも列挙されますが、必ず.csv を選択して下さ い。 「アップロードする」ボタンを押すとジオコーディングが開始されます。 完了すると取り込んだ結果が表示されます。確認後、グループ名の入力、アイコンの選択を行った上で、「登録 する」ボタンを押して下さい。 ※ 属性は、CSV ファイルに入っていた内容がそのまま登録されますので、設定欄はありません。 ※ 個別のプロット名は、CSV ファイルの 1 列目の属性データが利用されます。 ※ 同一レイヤー内では、名称の重複はできません。 ジオコーディング結果ファイルの「説明」カラムに「名称が重複しています」が記載されます。プロットとしては取 り込まれません。 グループ名 (予めファイル名が記載されます) アイコンの選択 ジオコーディング結果 (ダウンロードは後述)
以下のようにプロットが登録されます。 ■ ジオコーディング結果を参照する場合 ジオコーディングは、CSV ファイル内の 2 列目に書かれている「住所名」から「緯度・経度」を自動的に割り振りま す。住所名が間違っている場合や住所名が古すぎる(または新しすぎる)場合は、アンマッチ又はマッチングレベ ルが7以下となります。 ここでは、ジオコーディング結果の参照方法を記載します。 以下のような CSV ファイルを例とします。 前述のとおりアップロードしたジオコーディングの結果画面は、以下のように表示されます。 結果の右側にある「ジオコーディング結果ファイルのダウンロード」ボタンを押すことで、結果ファイルのダウンロ ードができます。ダウンロードされたファイルは、以下のように記載されています。 登録されました。 あり得ない住所が入っています。 1 件失敗していることが分かります。 マッチングできなかった旨の 記載がされています。 GoogleMaps ジオコーディング API により 緯度経度は小数点以下6桁の精度で付 与されます。
※ジオコーディング結果ファイルにはマッチングの評価結果が表示されています。評価は以下のようになってい ます。 評価 説明(以下範囲まで特定できている。) -1 ジオコーディングに失敗しました 0 不明 1 国 2 都道府県 3 サブリージョン 4 市区町村、郡、大字、字、通称名 5 郵便番号 6 道路・通り名 7 街区符号 8 住居番号 9 建物・ランドマーク ■ 登録できるプロットが無い場合 アンマッチなどの理由によって登録できるプロットが 1 つも無い場合は、以下のような画面が表示されます。 ※ データを取込し直す場合は、一旦プロットウィザードを終了してからやり直して下さい。
3.2 プロットグループの操作
プロットグループ単位の表示/非表示、アイコンの変更、削除などは、左画面の「プロット」、「レイヤー名」から操 作します。 レイヤー名欄上部の「プロット」を押して、レイヤ―名欄にプロットグループが表示されるようにして下さい。3.2.1 プロットグループの表示/非表示
レイヤー名欄では、チェックボックスの ON/OFF によって表示/非表示を切り替えることができます。 チェック状態を変えた後、「表示更新」を押すことで地図上に反映されます。 ※ 非表示にする場合は、チェックを外して「表示更新」ボタンを押します。3.2.2 プロット名称の表示
プロットの名称は、地図上に表示することができます。 レイヤー名欄で、表示させたいプロットグループを反転選択し、レイヤー名のツールバーから [機能] - [名称表 示] をクリックします。 地図上のプロットに名称が表示されます。 名称を非表示にするには、再度、[機能] - [名称表示] をクリックします。 ※ 名称のデザイン等は変更できません。 表示させるグループに チェックを付けます。 クリック 反転選択 クリック クリック 名称が表示されます。3.2.3 プロットグループのレイヤー順序変更
以下のように「店舗」を表すデータと「会員」を表すデータが上下逆になってしまい店舗プロットが見えにくくなるこ とがあります。この様な場合は、上下の順序を入れ替えることで改善できます。 上部に持って行きたいプロットグループを「レイヤー名」で反転選択し、ツールバーの [機能] - [一番上のレイヤ に表示] をクリックします。 以下のように上下関係が変更され、地図上も店舗が上位に表示されます。 ※ エリアやグラフとプロットとの上下関係を変更することはできません。 赤い店舗を表すプロットが、 会員プロットの下に隠れてしまっています。 クリック 会員プロットより 上に表示されました 上位に移動 反転選択 クリック3.2.4 プロットグループ内の範囲検索/集計
プロットデータが無数にある状態で、特定の範囲内で検索したい場合に利用します。例えば、以下のような分布 があったとして西側の会員がどれくらいいるのか調べたい時などに利用します。 レイヤー名欄で、検索対象のグループを反転選択し、ツールバーの [機能] - [プロット範囲検索/集計] をクリッ クします。 メイン地図の左上に、以下のような検索範囲を指定するツールが表示されます。多角形で検索する場合は、「多 角形」ボタンを押します。 以下のような画面が表示されたら、地図上を連続クリックすることで多角形を描くことができます。多角形の確定 はダブルクリックするか、または右クリックメニューから「確定」を選択します。 ※ 多角形描画の基本的な操作は、前述の「面積計測」と同じです。 図形確定後、「検索する」ボタンで検索します。 この付近の会員数や 属性値の合計が知りたい。 反転選択 クリック クリック クリック クリック クリック クリック 検索結果は、メイン地図の下部に以下のように表示されます。 ※ 合計値欄は、文字が含まれている項目は算出されません。 ※ ページめくりが発生する場合でも、検索してヒットした全ての合計値が表示されます(ページ毎の合計値では ありません)。 検索結果を非表示にする場合は、検索結果画面右上の下矢印をクリックして収納します。 ※ 再表示する場合は、収納された部分右端にある上矢印をクリックして下さい。 ※ 新たに範囲検索したり、グラフの集計結果表示(後述)を行った場合は、検索結果は破棄されます。
3.2.5 プロットグループの削除
プロットグループを削除する場合は、レイヤー名欄で、削除対象のグループを反転選択し、ツールバーの [削除] ボタンを押します 以下のような「確認」画面が出ますので、「はい」を押すことで削除できます。 検索対象のグループ名と 検索結果件数が表示されます。 ヒットしたプロット名と 属性値が列挙されます。 件数が多い場合はページ めくりによって表示できます。 数値のみの属性がある場合は、 この部分に合計値が表示されます。 収納されます。 反転選択します 削除ボタンを押します3.2.6 緯度経度リストからのインポート
緯度経度が付与された CSV ファイルからインポートによりプロット登録が行えます。 末尾の 2 列が世界測地系の 10 進経度、緯度の CSV ファイルを準備します。 (GoogleMapsAPI を介さず直接データを取り込みますので、緯度経度値は小数点以下8桁まで取り込まれま す。) ※ 最初の列はプロット名に利用され、2 列目~経度の手前までが属性項目となります。 ※ 以下のように、2行目に文字の場合は「S」、数字の場合は「N」、URL の場合は「U」を記述することで、各項目 の属性の型を指定することができます。 (2行目に指定がない場合は、すべて文字型として取り込まれます。) ※ インポート機能での取り込みは、上限を 1,000 件に設定しています。 レイヤー名のツールバーにある [インポート] ボタンを押します。 ※ インポートでは常に新規グループに登録するため、レイヤー名欄で反転選択する必要はありません(反転選 択しても意味はありません)。 以下のようなインポート画面が表示されますので、「緯度経度リスト」ボタンを押します。 プロット名になります 属性値になります 最後は必ず経度・緯度 会員番号,住所(市区町村),電話番号,購買額,最新来店日,前回来店日,経度,緯度 S,S,S,N,S,S,N,N 「参照」ボタンを押し、準備した CSV ファイルを選択して「アップロードする」ボタンを押します。 取り込まれた結果が表示されます。この時点でプロットは登録されています。 ※ グループ名は、ファイル名が自動的に割り当てられます。 ※ アイコンは、システムの規定アイコン (人型・青)が利用されます。変更する場合は、後述の「プロットグル ーププロパティ」で行います。 地図上にプロットが表示されます。
3.2.7 プロットグループプロパティ
作成したプロットグループのグループ名、アイコンデザイン、属性名を変更したい場合は、プロパティ画面で行い ます。 レイヤー名欄で、対象のグループを反転選択し、ツールバーの [プロパティ] ボタンを押します。 表示された画面で、グループ名、アイコンデザイン、属性名の変更や属性項目の削除及び追加ができます。 削除する場合は、「削除」チェックボックスを ON にします。 変更・削除・追加は、「更新」ボタンを押すことで反映されます。 ※ 上図は、グループ名とアイコンを変更したサンプルとなります。 ※ 属性項目を削除する場合は、「削除」欄をクリックしてチェックをいれます。 ※ 属性項目を追加する場合は、「項目追加」ボタンを押します(追加できる項目数に上限はありません)。 以下のように、変更内容が反映されます。 削除したい項目にチェック 項目を追加する場合3.2.8 プロット名称の簡易表示
プロットの名称は、地図上のポイントデータをクリックすることで、いつでも表示できます。 ※ 吹き出しの右上にある「×」で閉じることができます。3.2.9 プロット名称検索
プロットグループ内の名称で検索を行うことができます。 レイヤー名欄で、検索したいプロットグループを反転選択します。 下部のデータ一覧欄で検索したい文言を入力し、「検索」ボタンを押します。 ※ 検索結果が多い場合は、下部のページめくりで、表示することができます。 ※ 何も入力せずに「検索」ボタンを押すことにより全てのプロットが列挙されます(全検索)。 ※ 「クリア」ボタンを押すことで、データ一覧欄はクリアされ、全てのプロットが列挙されます。 クリック 反転選択3.2.10 プロットデータ一覧からの操作
データ一覧欄のリストから、1 つ 1 つのプロットに対して「削除」、「ジャンプ」、「プロパティ(属性編集)」などを行う ことができます。それぞれデータ一覧欄から反転選択した上で操作します。 ■ 削除する場合 下部のツールバーにある [削除] ボタンを押します。確認画面で「はい」を押すと削除できます。 ■ ジャンプする場合 下部のツールバーにある [ジャンプ] ボタンを押すとその場所にジャンプします。 ※ 上図では、ジャンプ後にマウスでプロットをクリックしてプロット名称の簡易表示を行っています。(ジャンプした 時に自動的に吹き出しが表示されるわけではありません)。 反転選択■ プロパティ編集をする場合
下部のツールバーにある [プロパティ] ボタンを押すとそのプロットのプロパティ画面が表示されます。
4 エリア操作
プロットが“点の情報”であるのに対して、エリアは“面の情報”を扱います。 エリアは「グループ」を作成した上で、そのグループ内に 1 つ 1 つのエリアを登録する形となります。 エリアの操作は主に左画面で行います。4.1 エリアウィザード
左画面の「エリア」ボタンからエリアの新規作成が行えます。 新規にグループを作成する場合は、「新規グループに追加」をチェックし、必要事項を入力して「次へ」ボタンを押 して下さい。 ※ ハッチパターンなどはシステムの既定値が予め設定されています。 ※ 属性名は、「販売店名」や「基本部数」など、属性のタイトルを入力して下さい。 ※ 「型」のプルダウンからは、属性の型を「文字」、「数字」で指定することができます。 ※ 属性項目については、「項目追加」ボタンを押すことで項目を追加することができます。 (追加できる項目数に上限はありません。) ※ グループ名称は重複させて登録することができません。名称が重複する場合は、「次へ」ボタンを押した際に 以下のエラーメッセージが表示されます。名称を変更して下さい。 チェック プルダウンから属性 の型を指定 さらに属性項目を 追加※ 既存グループに対して追加する場合は、以下のように「既存グループに追加」をチェックし、グループを反転選 択した上で、「次へ」ボタンを押して下さい。 エリアの作成方法を選択します。 ※ この先の作成方法は、以下に記述します。 ※ エリア作成時には、POI 表示をオフにする事をお勧めします。 詳しくは「1.3.3 背景地図の変更」の POI 表示についてをご覧ください。 チェック 反転選択
4.1.1 多角形エリア作成
多角形エリアは、線路、幹線道路、川などに沿ってエリアを描くなど、任意の多角形を作成するときに利用しま す。 エリアウィザードで「多角形」ボタンを押します。 メイン地図左上に以下のような画面が表示されます。エリア名称を入力した上で、地図上を連続クリックし、多角 形を描きます。 ※ 8の字を描くような交差した図形は作成できません。 ※ 作成できる多角形の最大面積は、300 K ㎡に設定しています。 描いた頂点を「1 点削除」または「全点削除」する場合は、右クリックメニューから行います。 入力 クリック クリック クリック クリック クリック クリック 右クリック 図形を確定する場合は、ダブルクリック、または右クリックからの「確定」によって行います。図形確定後は、メイ ン地図左上画面の「登録」ボタンでエリア登録ができます。 ※ 「図形キャンセル」を押すと描いた図形が破棄され、新たに図形を描くことが出来ます。 ※ 「登録」ボタンを押した後も引き続きエリア追加の操作が行えるようにメイン地図左上の登録画面は表示され たままとなります。 地図上にはエリア登録後にハッチパターンなどが反映されて表示されます。
4.1.2 フリー円エリア作成
円エリアを目視で描くときに利用できます。半径の距離が決まっている場合は、次の「半径指定円」をご利用下さ い。 エリアウィザードで「円」ボタンのプルダウンにある「フリー円」ボタンを押します。 メイン地図左上に以下のような画面が表示されます。エリア名を入力した上で、地図上をクリックするとその地点 を中心とした円が描けます。 右クリック※ カーソル部分には、「半径○km」といった内容が表示されます。 ※ 作成できる円の最大半径は、10Km に設定しています。 (全ての円について共通です。) ダブルクリック、または右クリックからの「確定」で図形を確定することができます。図形確定後は、「登録」ボタン でエリア登録ができます。 ※ 右クリックメニューから「キャンセル」をクリックすると描いている途中の円をキャンセルすることができます。 ※ 「確定」後は、メイン地図左上の画面から「図形キャンセル」を押すことで、描いた図形を破棄することができま す。
4.1.3 半径指定円エリア作成
予め円の半径が決まっている場合は、「半径指定円」によるエリア作成を行います。 エリアウィザードで「円」ボタンのプルダウンにある「半径指定円」ボタンを押します。 エリア名、半径(km)を入力し、地図上の中心となる場所をクリックします。 カーソルの移動によって 円の大きさが変わります 右クリック クリック 入力※ 半径を入力せずに地図をクリックすると以下のようなメッセージが表示されます。半径を入力してからクリック して下さい。 中心点をクリックするとそれで図形は確定されます。修正したい場合は、再度地図をクリックし、中心位置を修正 して下さい。登録する場合は、「登録」ボタンを押します。 クリック 入力 入力
4.1.4 同心円エリア作成
同じ中心地点から 1 次、2 次、3 次といった同心円を半径指定で描く場合は、「同心円」から作成します。 エリアウィザードで「円」ボタンのプルダウンにある「同心円」ボタンを押します。 メイン地図画面左上に表示される画面にエリア名を入力した上で、同心円の円設定を行います。 ※ 第 1 円、第 2 円、第 3 円、第 4 円、第 5 円間での半径の大小は問いません。小さい順にソートして同心円を作 成します。 地図上をクリックすると円設定でチェックを入れた半径円が描画されます。 図形確定後は、「登録」ボタンでエリア登録ができます。 ※ 「登録」ボタンを押す前に「図形キャンセル」を押すと描いた図形が破棄されます。 入力 描く必要がある円に チェックを入れます 半径指定欄は 直接編集できます。 クリック クリック4.1.5 同心円エリア一括作成
同心円エリア一括登録は、複数の施設などに対して1回の操作で同心円(円)を作成するときに利用します。 エリアウィザードで「円」ボタンのプルダウンにある「同心円(プロットグループ指定)」ボタンを押します。 続いて以下のような画面が表示されます。 円の中心とするプロットグループを「既存プロットグループ一覧」から選択し、 画面右の「円設定」で作成したい同心円を選択します。(半径はクリックすると数字を変更できるようになります) エリア作成範囲で「すべて」又は「画面範囲内のみ」どちらかを選択し、 「同心円一括作成」ボタンを押します。 円の中心にするプロット グループを一覧よりクリッ クして反転させます。 作成する同心円の半 径を選択します。 半径の数字はクリックすると変更 できるようになります。 エリア作成範囲を選択します。 「同心円一括作成」ボタンを押します。4.1.6 ラインバッファエリア作成
線路などの沿線をラインで描き、そのラインから半径 500m 範囲をエリアにする場合などに利用します。 またラインを始点から終点までの道路に沿った経路で描くこともできます。 エリアウィザードで「バッファ」ボタンを押します。 メイン地図画面左上に以下のような画面が表示されます。エリア名と半径(m)を指定し、地図上を連続クリックし てラインを描きます。 描いたラインの「1 点取消し」、「全点取消し」を行う場合は、右クリックメニューから行います。 ダブルクリック、または右クリックメニューから「確定」をすることで、ラインを確定できます。確定後は、地図上に バッファを含んだエリアが表示されますので、問題が無ければ「登録」ボタンを押して登録します。 ※ 「登録」ボタンを押す前に「図形キャンセル」を押すと仮のバッファリングエリアは破棄されます。 ■ 2 点間経路バッファ作成の場合 2 点間の道路に沿ったラインからバッファエリアを作成する場合は、エリア名、半径(m)を入力した上で、「2 点間 バッファ」にチェックを入れます。 クリック クリック クリック 右クリック 仮のバッファエリアが表示されます。 クリック 入力 入力 地図上で始点と終点をクリックすると自動的に経路を求め、バッファエリアを表示します。 描かれた図形で良ければ、「登録」ボタンで登録します。 入力 入力 チェック 始点クリック 終点クリック
4.1.7 到達圏エリア作成
到達圏エリアは、徒歩や車での到達圏可能な範囲をエリアにします。 エリアウィザードで、「到達圏」ボタンを押します。 メイン地図画面左上に以下のような画面が表示されます。エリア名、到達圏種類(徒歩か車)、時速、到達時間 (分)を入力し、地図上の開始ポイントをクリックします。 ※ 自動車での到達圏の場合は、「車」を選択して下さい。 ※ 徒歩・車それぞれ時速を設定することができます。 時速の設定値については上限があります。詳しくは「7.2 各種上限値」をご参照ください。 ※ 探索範囲の上限は、車:30分、徒歩:60分となります。 ※ クリックした地点付近に道路が無いと認識された場合は、エリアが表示されません。 図形を登録する場合は、「登録」ボタンを押します。 ※ 「登録」ボタンを押す前に描かれた図形を破棄して再作成する場合は、「図形キャンセル」を押して下さい。 徒歩 5 分で行ける範囲が 自動的に表示されます。 入力 入力 選択 入力4.1.8 到達圏エリア一括登録
到達圏エリアは、複数の施設などに対して1回の操作で、徒歩/車により到達可能な範囲をエリアとして作成す るときに利用します。 エリアウィザードで「到達圏」ボタンのプルダウンにある「到達圏(プロットグループ指定)」ボタンを押します。 続いて以下のような画面が表示されます。 到達圏の中心となるプロットグループを「既存プロットグループ一覧」から選択し、 画面右の「到達圏設定」で作成したい種類・時速・時間を選択します。(時速・時間には限度があります。) エリア作成範囲で「すべて」又は「画面範囲内のみ」どちらかを選択し、 「到達圏一括作成」ボタンを押します。 (到達圏一括作成では、1回の操作で作成できるエリアの上限を 100 件に設定しています。) 到達圏の中心にするプ ロットグループを一覧よりク リックして反転させま す。 徒歩又は車を選択し、時速と 時間を入力します。 エリア作成範囲を選択します。 「到達圏一括作成」ボタンを押します。4.1.9 行政界エリア登録
平成 22 年国勢調査小地域をエリアとして登録できます。グラフ作成時の集計範囲として利用できます。 エリアウィザードで「行政界」ボタンを押します。 エリアとして作成する小地域を、都道府県・市区町村を指定し選択します。 「行政界エリア一括作成」ボタンクリックでエリアが作成されます。 1回で選択できるのは1市区町村内の小地域 Ctrl キーで複数選択できます。4.2 エリアグループの操作
エリアグループ単位の表示/非表示、グループ名称の変更、削除などは、左画面の「エリア」、「レイヤー名」か ら操作します。 レイヤー名欄上部の「エリア」を押して、レイヤ―名覧にエリアグループが表示されるようにして下さい。4.2.1 エリアグループの表示/非表示
レイヤー名欄では、チェックボックスの ON/OFF によって表示/非表示を切り替えることができます。チェック状 態を変えた後、「表示更新」を押すことで地図上に反映されます。 ※ 非表示にする場合は、チェックを外して「表示更新」ボタンを押します。4.2.2 エリアの名称表示
エリアの名称は、地図上に表示することができます。 レイヤー名欄で、表示させたいエリアグループを反転選択し、レイヤー名のツールバーから [機能] – [名称表示] をクリックします。 表示させるグループに チェックを付けます。 ボタンを押す クリック クリック 反転選択 地図上のエリアに名称が表示されます。 名称を非表示にするには、再度、[機能] - [名称表示] をクリックします。 ※ 名称のデザイン等は変更できません。
4.2.3 エリアグループのレイヤ順序変更
下図のようにエリア名称とその他のエリアが上下逆になってしまい下のレイヤの名称が見えにくくなることがあり ます。この様な場合は、上下の順序を入れ替えることで改善できます。 上部に持って行きたいエリアグループをレイヤー名欄で反転選択し、ツールバーの [機能] - [一番上のレイヤに 表示] をクリックします。 以下のように上下関係が変更され、地図上も店舗が上位に表示されます。 ※ プロットやグラフとエリアとの上下関係を変更することはできません。 背後のエリア名称が、 塗りつぶしたエリアに隠れています。 反転選択 クリック クリック 上に表示されました 上位に移動 名称が表示されます。4.2.4 エリアグループの削除
エリアグループを削除する場合は、レイヤー名欄で、削除対象のグループを反転選択し、ツールバーの [削除] ボタンを押します 以下のような確認画面が出ますので、「はい」を押すことで削除できます。 反転選択します 削除ボタンを押します4.2.5 エリアデータのシェープファイルインポート
他の GIS 等から出力したシェープファイルのエリアデータをインポートすることができます。 インポートできるのはポリゴンのシェープファイルです。ラインデータを含んだシェープファイルをインポ ートした場合は、「ラインデータのインポートはできません」のメッセージが表示され、データは登録され ません。 インポート機能での取り込みは、上限を 1,000 件に設定しています。 インポートは、レイヤー名欄のツールバーにある [インポート] から行います。 ※ インポートでは、常に新規グループに登録するため、レイヤー名欄で反転選択する必要はありません。 表示されるインポート画面で、「シェープファイル」ボタンを押します。 シェープファイルは、「.shp」、「.shx」、「.dbf」の 3 つのファイルを 1 セットで扱います。したがって、以下の画面のと おり、3 つの種類のファイルをそれぞれ指定する必要があります。指定後、「アップロードする」ボタンでアップロ ードします。 ※ 注記にあるとおり、シェープファイルの座標単位は、「世界測地系 10 進の緯度経度」で取り込みます。 ※ 拡張子の違うデータを選択すると左の画面が表示され、ファイル名が揃っていないファイルを選択してアップ ロードすると右のようなエラー画面が表示されます。 アップロード結果が表示されます。 ・ 「名称属性」のドロップダウンリストには、シェープファイルの属性ファイル(.dbf)内に記述されているすべての属性 項目がリストアップされるので、ここからエリアの名称とする属性項目を選択します。 ・ 登録する場合は、「登録する」ボタンを押します。 ※ この画面で「登録する」ボタンを押さずに「閉じる」ボタンを押した場合は、登録はされません。
4.2.6 GML 形式データのインポート
GML 形式データもシェープファイルのエリアデータ同様に GIS に取り込むことができます。 取り込めるデータ測地系は以下のとおりです。 世界測地系平面直角座標系 世界測地系緯度経度 取り込めるデータ種類は以下のとおりです。 ポイントデータ エリアデータ ※ラインデータは取り込めません(例:境界線データなど)。 ※ポイントデータとエリアデータが混在している場合も取り込めません。 インポート機能での取り込みは、上限を 1,000 件に設定しています。 インポートは、レイヤー名欄のツールバーにある [インポート] から行います。 ※ インポートでは、常に新規グループに登録するため、レイヤー名欄で反転選択する必要はありません。 ・ 表示されるインポート画面で、「GML ファイル」ボタンを押します。 ・ GML ファイルは「XML(GML)」、「XSD」の 2 つのファイルを 1 セットで扱います。したがって、以下の画面のとおり、2種類のファイルをそれぞれ指定する必要があります。指定後、「アップロードする」ボタンで取り込みます。 ・ アップロードが完了すると、グループ名・名称属性を設定することができます。設定が完了したら「登録する」を押 します。 ・ 登録が完了すると、以下のような画面が表示され、該当するデータ種類のレイヤー一覧に登録されます。 データはエリアとして登録されます。 グループ名を入力します。 データ欄に表示するエリア名を属性から選択します。
※ 国土地理院 基盤地図情報ダウンロードサービスを利用した場合を例とした操作方法。 ・ XSD ファイルを用意する: ダウンロード形式選択画面で以下より XSD ファイルをダウンロードする必要があります。ダウンロードした ファイルを解凍すると、FGD_GML_Schema.xsd というファイルが入手できます。 ・ XML(GML)ファイルを用意する: ダウンロード形式選択画面で JPGIS(GIS)形式を選択し、地図に取り込みたい地域をダウンロードします。 ・ jSTAT MAP の GML ファイルインポートで GML ファイル(.XML)と XSD ファイルを設定し、アップロードし ます。 ※ AdmBdry などはラインデータである為アップロードできません。 ※ インポート可能なファイルサイズはディス容量制限値と同じとなります。 ※ 取り込み可能件数は最大 1000 件となります。
4.2.7 エリアデータのシェープファイルエクスポート
ユーザーが作成したエリアデータを出力することができます。操作は以下のとおりです。 エクスポートしたいエリアレイヤーを選択すると、エクスポートボタンが有効になるので、これをクリックします。 確認メッセージが表示されます。 エクスポートが完了すると、以下のような画面が表示され、ダウンロードが可能になります。.shx、.shp、.dbf の ファイルが zip 形式で圧縮された形でダウンロードされます。4.2.8 エリアグループプロパティ
作成したエリアグループのグループ名、線種、ハッチパターンなどのデザインを変更したい場合は、プロパティ画 面で行います。 レイヤー名欄で、対象のグループを反転選択し、ツールバーの [プロパティ] ボタンを押します 表示された画面で「グループ名」、「線種」、「ハッチパターン」、「属性名」などの変更や属性の削除ができます。 削除する場合は、「削除」チェックボックスをチェックします。 変更・削除は、「更新」ボタンで反映されます。 反転選択します エクスポートボタン エクスポートしたいエリアレイヤ ーを反転させます。 ダウンロードしたファイル(「エリ アレイヤー名.zip」)に shx、shp、 dbf ファイルが入っています。※ 上図は、グループ名とハッチ色、ハッチパターンを変更したサンプルです。 ※ 属性項目を削除する場合は、「削除」欄をクリックしてチェックをいれます。 ※ 属性項目を追加する場合は、「項目追加」ボタンを押します(追加できる項目数に上限はありません)。 以下のように変更内容が反映されます。
4.2.9 エリア名称検索
エリアグループ内の名称で検索を行うことができます。 レイヤー名欄で、検索したいエリアグループを反転選択します。 下部のデータ一覧欄で検索したい文言を入力し、「検索」ボタンを押します。 反転選択 削除したい項目にチェック 項目を追加する場合※ 検索結果が多い場合は、下部のページめくりで、表示することができます。 ※ 何も入力せずに「検索」ボタンを押すと全てのエリアが列挙されます(全検索)。
4.2.10 エリアデータ一覧からの操作
データ一覧欄のリストから、1 つ 1 つのエリアに対して「削除」、「ジャンプ」、「プロパティ(属性編集)」などを行うこ とができます。それぞれデータ一覧欄から反転選択した上で操作します。 ■ 削除する場合 下部のツールバーにある [削除] ボタンを押します。確認画面で「はい」を押すと削除できます。 ■ ジャンプする場合 下部のツールバーにある [ジャンプ] ボタンを押すとその場所にジャンプします。 ※ ジャンプは、エリアの重心点にジャンプします。 ■ プロパティ編集をする場合 ・ 下部のツールバーにある [プロパティ] ボタンを押すとそのエリアのプロパティ画面が表示されます。 ※ プロパティ画面の操作については、「2.6.1 属性編集」を参照下さい。 反転選択5 グラフ操作(統計データ)
グラフ操作は、国勢調査データ、事業所・企業統計調査データ、経済センサスなどの統計データを界面塗り、棒 グラフなどに色分け表示する機能となります。 統計データ以外でも登録したプロットの数や属性値を小地域、メッシュ単位で集計してグラフ表示すること及び、 作成したエリア内で集計することもできます。 集計結果をエクスポートし、外部ツールで編集した後に、ユーザデータとして取り込むこともできます。 グラフの操作は左画面で行い、データ表示などはメイン地図下部の画面で行います。5.1 グラフウィザード
左画面の「統計データ」ボタンからグラフの新規作成が行えます。 表示されるウィザード画面は、「集計する指標の選択」 → 「集計する単位(一部集計範囲)」という 2 画面で構成 されています。 1 画面目:集計指標の選択 2 画面目:集計単位の選択 H22 国勢調査(小地域) H17 国勢調査(小地域) H12 国勢調査(小地域) H24 経済センサスー活動調査(小地域) H21 経済センサス-基礎調査(小地域) H13 事業所・企業統計調査(小地域) H22 国勢調査(1km メッシュ) H17 国際調査(1km メッシュ) H12 国勢調査(1km メッシュ) H24 経済センサス-活動調査(1km メッシュ) H21 経済センサス-基礎調査(1km メッシュ) H18 事業所・企業統計 (1km メッシュ) H13 事業所・企業統計 (1km メッシュ) H22 国勢調査 (500m メッシュ) H17 国勢調査 (500m メッシュ) H12 国勢調査(500m メッシュ) H24 経済センサス-活動調査(500m メッシュ) H21 経済センサス-基礎調査(500m メッシュ) H18 事業所・企業統計(500m メッシュ) H13 事業所・企業統計(500m メッシュ) H22 国勢調査(250m メッシュ) H17 国勢調査(250m メッシュ) プロット属性集計 プロット属性を利用したグラフ エリア属性集計 エリア属性を利用したグラフ ユーザーデータ(250m メッシュ) ユーザーデータ(500m メッシュ) ユーザーデータ(1km メッシュ) ユーザーデータ(小地域 H12) ユーザーデータ(小地域 H13) ユーザーデータ(小地域 H17) ユーザーデータ(小地域 H21) ユーザーデータ(小地域 H22) ユーザーデータ(小地域 H24) ユーザー統計データ →「5.1.3 統計データ(国勢調査、事業所・企業統 計調査、経済センサス)のグラフ化」(p.5-4) エリアグラフ化関連 メッシュ統計データ プロットグラフ化関連 小地域統計データ →「5.1.3 統計データ(国勢調査、事業所・企業統 計調査、経済センサス)のグラフ化」(p.5-4) →「5.1.4 プロット集計」(p.5-8) →「5.1.8 ユーザデータの登録、集計」(p.5-14) →「5.1.6エリア集計」(p.5-11) エリア集計」(p.5-11)